JP3989580B2 - 写真プリント作成方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真法等によって写真プリントを作成する方法に関し、特に詳細には、多種のサイズのプリントを効率良く作成可能にした写真プリント作成方法に関するものである。
【0002】
また本発明は、上記のような写真プリント作成方法を実施するための装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来より、例えば特表平5−500278号に示されているように、一様帯電させた電子写真感光体を、連続調画像を示す画像信号に基づいて変調した光で露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現像してトナー像を得、次いでこのトナー像を受像シートに転写して電子写真プリントを作成する方法が知られている。この種の電子写真プリント作成方法においては、3色あるいは4色のトナー像を受像シート上に重ねて、カラープリントを作成することも提案されている。
【0004】
またその他に、熱現像感光材料に画像を記録し、この熱現像感光材料と受像シートを重ねて熱現像転写することにより、写真プリントを作成する方法も知られている。
【0005】
ところで、上述のようにして写真プリントを作成する場合、1台の装置で何種類ものサイズのプリントを作成可能としておくのが望ましく、上記特表平5−500278号にもそれを実現する一つの方法が示されている。その方法は、各種プリントサイズよりも大きな定型サイズの受像シートを使用し、該受像シートにプリントサイズに応じたレイアウトで複数画像のトナー像を同時に転写し、その後該シートを各画像毎に切断して小型のプリントを得る、というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上述の方法では、定型サイズの受像シートを全く余すことなく複数画像をレイアウトできるとは限らず、特にプリントサイズが多岐に亘る場合は、受像シートに余白部が生じることが多い。プリント作成に際しては、そのような余白部は切り落とさなければならないので、結果的に受像シートは無駄に消費されることになる。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、1台の装置で何種類ものサイズのプリントを作成可能で、また受像シートの無駄な消費を抑えて、効率良く写真プリントを作成できる方法を提供することを目的とする。
【0008】
また本発明は、そのような方法を実施可能な写真プリント作成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による写真プリント作成方法は、
所定の大きさの像形成領域を有する像形成媒体に画像データに基づいて写真像を形成し、
この写真像を受像シートに転写して写真プリントを作成する方法において、
複数の所定サイズのうちの1つの画像サイズ情報を併せ持つ画像データを、複数画像分まとめて記憶手段に記憶させ、
これらの記憶された画像データの上記画像サイズ情報に基づいて、合計の画像サイズが上記像形成領域に入り得る複数画像の組合わせを選択し、
これらの選択された画像に関する画像データを上記記憶手段から読み出し、
この読み出された画像データに基づいて、上記複数画像の組合わせからなる写真像を形成し、
長尺の受像紙を上記複数の画像の組合わせに基づいて、それらの画像を過不足無く記録し得る所定長さに切断して受像シートを形成し、
この受像シートに上記複数画像の組合わせからなる写真像を転写し、
次いでこの受像シートを各画像毎に切断することを特徴とするものである。
【0010】
なおこの方法において、望ましくは、前述した電子写真法により写真プリントが作成される。その場合の写真プリント作成方法は、一様帯電させた電子写真感光体を、画像データに基づいて変調した光で露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーにより現像して上記写真像としてのトナー像を得、このトナー像を受像シートに転写する、という一連の工程を含むものとなる。
【0011】
またこの方法において、受像シートを一方向に送りながらそこに写真像を転写する際、上記複数画像の組合わせからなる写真像は、この受像シートの送り方向に亘って各画像が並ぶように形成してもよいし、受像シートの送り方向と直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成してもよいし、さらには、受像シートの送り方向および、それと直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成してもよい。
【0012】
上述のように複数画像の組合わせからなる写真像を、受像シートの送り方向および、それと直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成する場合は、受像シートの送り方向および/またはそれと直角な方向に延びる画像境界線が、該受像シートの全幅および/または全長に亘ってほぼ一線に並ぶように形成するのが望ましい。
【0013】
また本発明の写真プリント作成方法においては、受像シートの送り方向先頭部に、該方向に所定長さを有する余白部が形成されるように、受像シートのサイズを設定するとともに写真像の転写を制御するのが望ましい。そのようにする場合は、写真像を転写した後の受像シートを、上記余白部を切り落とすように切断するのが望ましい。
【0014】
さらに本発明の写真プリント作成方法においては、上記複数画像の組合わせからなる写真像を、各画像がほぼ隙間無く接する状態に形成し、この写真像が転写された受像シートを、上記各画像間の境界線とほぼ平行で該境界線を含む帯状部分を除去するように切断して、縁無しのプリントを作成することができる。
【0015】
一方本発明による写真プリント作成装置は、
所定の大きさの像形成領域を有する像形成媒体と、
この像形成媒体に画像データに基づいて形成した写真像を形成する手段と、
この写真像を受像シートに転写する転写手段とを有する写真プリント作成装置において、
複数の所定サイズのうちの1つの画像サイズ情報を併せ持つ画像データの上記画像サイズ情報に基づいて、合計の画像サイズが上記像形成領域に入り得る複数画像の組合わせを選択する制御手段と、
これらの選択された画像に関する画像データを上記写真像形成手段に入力する手段と、
長尺の受像紙を上記複数の画像の組合わせに基づいてそれらの画像を過不足無く記録し得る所定長さに切断して受像シートを形成する受像紙カッタと、
上記複数画像の組合わせからなる写真像が転写された受像シートを、各画像毎に切断するシート切断手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】
この本発明による写真プリント作成装置は、望ましくは、前述した電子写真法により写真プリントを作成するように構成される。その場合の写真プリント作成装置は、
電子写真感光体と、
この電子写真感光体を一様帯電させる帯電手段と、
一様帯電したこの電子写真感光体を画像データに基づいて変調した光で露光して静電潜像を形成する露光手段と、
この静電潜像をトナーにより現像して前記写真像としてのトナー像を得る現像手段と、
このトナー像を受像シートに転写する転写手段とを備えるものとなる。
【0017】
【発明の効果】
本発明の写真プリント作成方法においては、複数画像分まとめて写真像を転写させる受像シートとして定型サイズのものを用いないで、複数画像の組合わせに基づいて受像紙を所定長さに切断して受像シートを形成するようにしているので、受像シートの長さを各画像の組合わせに応じた必要最小限に設定することができる。それにより、受像シートの無駄な消費を抑えて、効率良く写真プリントを作成可能となる。
【0018】
なお、複数画像の組合わせからなる写真像を、受像シートの送り方向および、それと直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成する場合に、受像シートの送り方向および/またはそれと直角な方向に延びる画像境界線が、該受像シートの全幅および/または全長に亘ってほぼ一線に並ぶようにしておけば、受像シートの幅および/または長さ方向の切断は常にその全幅および/または全長に亘って行なえばよいことになり、この切断処理が容易になる。
【0019】
つまり、例えば受像シートの全幅を2分する中心線の右側、左側においてそれぞれ複数画像が受像シート送り方向に並ぶような場合、シート送り方向と直角な方向に延びる画像境界線が上記のように設定されていなければ、受像シートの右半分のみあるいは左半分のみを切断する必要が生じる。受像シートを送りながらこのように切断することに比べれば、受像シートを単にその全幅に亘って切断する処理は非常に容易である。
【0020】
一方、受像シートの送り方向先頭部は、写真像を転写後に電子写真感光体等から剥離する際に傷むことがある。そこで、この受像シートの送り方向先頭部に該方向に所定長さを有する余白部が形成されるように、受像シートのサイズを設定するとともに写真像の転写を制御すれば、受像シートの傷んだ部分に画像が形成されることがなくなる。そしてそのようにする場合、写真像を転写した後に上記余白部を切り落とすように受像シートを切断すれば、得られるプリントは、傷んだシート部分がないものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一つの実施形態による電子写真プリント作成装置を構成するプリンタ本体を示すものであり、また図2はこのプリンタ(図2中では152 で示す)を制御する画像データサービス装置を示している。
【0022】
まず図2を参照して、画像データサービス装置について説明する。図示の通りこの装置は、デジタル画像データを入力するための複数の入力装置からなる入力ユニット134 と、入力ユニット134 によって入力された画像データの加工処理を行なうように構成された本体120 と、加工処理された画像データを出力するための複数の出力装置からなる出力ユニット148 とから構成されている。
【0023】
入力ユニット134 は、各々のデータ記録媒体にアクセスが可能なフロッピーディスク装置 136Aと、光磁気ディスク装置 138Aと、CD−ROMドライブ144 と、メモリカード読取装置 146Aとを含んで構成されている。さらにこの入力ユニット134 は、データ記録媒体156 によらずに通信網を介してデータ入力可能な受信装置 140Aと、ペーパーまたはフィルム上に記録されている画像を読み取るスキャナ142 とを有している。なお受信装置 140Aによる通信は、例えば電話回線を介して相手方にアクセスする通信方法等で実現できる。
【0024】
一方出力ユニット148 は、フロッピーディスク装置 136Bと、光磁気ディスク装置 138Bと、メモリカード書込装置 146Bとを含んで構成されている。出力ユニット148 はさらに、入力ユニット134 の受信装置 140Aと共通する通信網を介してデータ出力可能な送信装置 140Bと、プリンタ152 とを有している。
【0025】
なお、データ記録媒体156 を介して画像データサービス装置を利用するユーザは、出力ユニット148 により画像データが記録されたデータ記録媒体156 を受け取った後、この記録された画像データが示す画像を、例えばユーザ所有のプリント/表示機154 でプリントしたり、表示することができる。
【0026】
次に本体120 の構成について説明する。本体120 には、入力ユニット134 と接続されて、そこから送られてきた画像データの入力インターフェイスを制御する入力部126 が設けられている。この入力部126 には、入力された画像データを一時的に記憶させておくためのデータメモリ128 と、入力部126 とともに後述する他の構成機器を監視・制御して画像データサービス装置全体を制御する制御部122 とが接続されている。制御部122 は、入力ユニット134 の複数の入力装置から入力された画像データのいずれかが入力されるように入力部126 を制御する。なおこの制御部122 は、図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コントローラ等から構成されている。
【0027】
また、制御部122 には画像処理部124 が接続されている。この画像処理部124 は、入力された画像データを複数の画像処理条件の各々に基づいて加工処理するものであって、制御部122 の制御により選択された画像処理条件に基づいて画像データを加工処理する。
【0028】
また上記画像処理部124 には、この画像処理部124 によって加工処理された画像データが示す画像を表示する表示部130 が接続されている。この表示部130 は、例えばCRT表示装置や、液晶表示装置等から構成される。
【0029】
さらに画像処理部124 には、加工処理された画像データの出力インターフェイスを制御する出力部132 が設けられている。この出力部132 は、出力ユニット148 と接続されている。
【0030】
また制御部122 には入力装置125 が接続されており、この入力装置125 により上述した複数の画像処理条件のうちの少なくとも1つが選択されて、制御部122 に通知されるようになっている。そして制御部122 は、オペレータが入力装置125 を介して選択した画像処理条件に基づいて画像データが加工処理されるように、画像処理部124 を制御する。この入力装置125 は、例えばキーボードやタッチパネル等から構成され、上記のような画像処理条件の他に、入力ユニット134 のいずれの入力装置からの画像データを本体120 に入力するか、また出力ユニット148 のいずれの出力装置を介して画像データを出力するかを指定できるようになっている。
【0031】
次に図1を参照して、プリンタ152 について説明する。図示の通りこのプリンタ152 は、長尺の受像紙10を巻回保持する受像紙供給軸11と、この受像紙供給軸11から繰り出された受像紙10を挟持して図中左方に送るニップローラ対12、13、14と、ニップローラ対12および13の間に配設されて受像紙10をその送り方向と直角な方向に切断する受像紙カッタ15とを有している。受像紙10は例えば特開平8−194394号に示される熱軟化層を表面に有するものであり、その先端部は受像紙カッタ15により切断されて1枚の受像シート10Sとなる。
【0032】
また、エンドレスの樹脂ベルト19が、3個の張架ローラ16、17、18に巻き架けて配設されている。中間転写媒体としてのこの樹脂ベルト19は、張架ローラ16および17の間に張架された部分が、受像シート10Sの送り方向に沿って延びる状態に配されている。
【0033】
上記張架ローラ16の上方には、樹脂ベルト19および補助ベルト27を介してこの張架ローラ16に圧接する位置(破線表示位置)と、樹脂ベルト19から離れた位置(実線表示位置)とを選択的に取り得る加熱ローラ20が配されている。一方張架ローラ17の上方には、樹脂ベルト19および補助ベルト27を介してこの張架ローラ17に圧接する位置(破線表示位置)と、樹脂ベルト19から離れた位置(実線表示位置)とを選択的に取り得る排紙ローラ21が配されている。
【0034】
また張架ローラ17および排紙ローラ21の図中左方には、受像シート10Sをその送り方向に裁断する受像シートスリッタ22と、受像シート10Sを挟持して図中左方に送るニップローラ対23、24がこの順に配設されている。そしてニップローラ対23と24との間には、受像シート10Sをその送り方向と直角な方向に切断する受像シートカッタ25が設けられている。さらにニップローラ対24の左方には、作成されたカラープリント10Pを受けるトレイ26が複数設置されている。上記受像シートスリッタ22と受像シートカッタ25、および前述した受像紙カッタ15の駆動は、図2の制御部122 から制御信号を受けるカッタコントローラ60によって制御される。
【0035】
一方、上記張架ローラ16および18の間に張架された樹脂ベルト19に接する状態にして、電子写真感光体ドラム30が配されている。この感光体ドラム30は図示しない駆動手段により、その中心軸回りに図中時計方向に定速回転する。そしてこの感光体ドラム30の周面に沿って、帯電器31、レーザ書込み系32、現像器ターレット33、転写器34およびクリーナ35が配設されている。
【0036】
上記のレーザ書込み系32は、後述のようにして変調されたレーザビーム36を、感光体ドラム30の周面上においてその中心軸と平行な方向に走査(主走査)させる。また感光体ドラム30が上記のように回転することにより、レーザビーム36の副走査がなされる。
【0037】
一方現像器ターレット33は、黒のトナーを用いる黒現像器33Kと、イエロートナーを用いるイエロー現像器33Yと、マゼンタトナーを用いるマゼンタ現像器33Mと、シアントナーを用いるシアン現像器33Cとを保持しており、図示しない駆動手段により回転して、これらの現像器のうちの1つを選択的に感光体ドラム30に近接させる。
【0038】
以下、このプリンタ152 の作動について説明する。感光体ドラム30はまず帯電器31によって一様帯電され、その後レーザ書込み系32が発するレーザビーム36により主、副走査されて感光する。このレーザビーム36は、次のようにして変調される。
【0039】
レーザ書込み系32には、図2のデータメモリ128 から制御部122 によって読み出された黒成分濃度を示す画像信号k、イエロー成分濃度を示す画像信号y、マゼンタ成分濃度を示す画像信号mおよびシアン成分濃度を示す画像信号cが順次入力される。
【0040】
画像露光に際してはまず画像信号kが読み出され、この画像信号kがレーザ書込み系32の変調回路(図示せず)に入力される。変調回路は上記画像信号kに基づいてレーザビーム36を、例えば該画像信号kが示す濃度に対応した網点面積率が得られるようにパルス幅変調する。このレーザビーム36は、レーザ書込み系32を構成するポリゴンミラー等の光偏向器(図示せず)に入射し、この光偏向器によって一方向に偏向する。偏向したレーザビーム36は、感光体ドラム30の周面上を前述のように主走査する。そして感光体ドラム30が回転することにより、レーザビーム36の副走査がなされる。
【0041】
感光体ドラム30は帯電器31により一様帯電されており、上述のようにレーザビーム36の主、副走査を受けることによって該感光体ドラム30上に、画像信号kが担持する画像の静電潜像が形成される。静電潜像が形成された感光体ドラム30の部分は、現像器ターレット33と向かい合う位置に進み、そこで現像処理を受ける。このとき現像器ターレット33は黒現像器33Kを感光体ドラム30に近接させる状態に設定されており、そこで上記静電潜像はこの黒現像器33Kにより、黒トナーを用いて現像される。
【0042】
以上のように感光体ドラム30が回転するとき、樹脂ベルト19も該ドラム30と等速で回転する。そして感光体ドラム30に形成された黒トナー像は、転写器34の静電作用により、該ドラム30に近接した樹脂ベルト19の部分に転写する。このとき加熱ローラ20および排紙ローラ21は樹脂ベルト19から離れた位置に設定されており、樹脂ベルト19は黒トナー像を静電的に保持したまま一回転する。
【0043】
感光体ドラム30は黒トナー像の転写後、クリーナ35によってクリ―ニングされ、次に帯電器31によって一様帯電される。また現像器ターレット33は所定角度回転して、イエロー現像器33Yを感光体ドラム30に近接させる状態となる。
【0044】
そして図2に示した制御部122 は、次にデータメモリ128 から画像信号yを読み出し、この画像信号yを所定のタイミングで前記変調回路に入力させる。そこで上記の場合と同様に、画像信号yに基づいて変調されたレーザビーム36が感光体ドラム30の周面上を主、副走査して、該感光体ドラム30上に画像信号yが担持する画像の静電潜像が形成される。そしてこの静電潜像はイエロー現像器33Yにより、イエロートナーを用いて現像される。
【0045】
このようにして現像されたイエロートナー像は、転写器34の静電作用により、感光体ドラム30に近接した樹脂ベルト19の部分に転写する。この際、樹脂ベルト19と感光体ドラム30とが同期回転していることにより、イエロートナー像は黒トナー像の上に位置対応を取って、つまり画像中の同一画素が重なる状態にして転写される。
【0046】
以下同様にして、イエロートナー像の上にマゼンタトナー像およびシアントナー像が順次位置対応を取って重ねられる。このようにして樹脂ベルト19上には、黒、イエロー、マゼンタおよびシアンのトナーからなる連続調のカラートナー像が形成される。
【0047】
一方、上記シアントナー像が樹脂ベルト19に転写されるまでの間に、長尺の受像紙10の先端部が受像紙カッタ15によって切断されて、所定長さの1枚の受像シート10Sが形成される。このようにして受像シート10Sが形成されたときニップローラ対14は停止しており、したがって受像シート10Sはこのニップローラ対14とニップローラ対13との間において、撓んだ状態(図1の破線表示状態)で保持されている。
【0048】
加熱ローラ20は、上記カラートナー像が該加熱ローラ20と張架ローラ16との間を通過する少し前に、補助ベルト27および樹脂ベルト19を介して張架ローラ16に圧接する状態に設定される。またそれとほぼ同時にニップローラ対14が駆動されて、受像シート10Sが補助ベルト27と樹脂ベルト19との間に送り出される。そこで、受像シート10Sが樹脂ベルト19に押圧されるとともに加熱され、該樹脂ベルト19に担持されていたカラートナー像が受像シート10Sに転写される。なおこのとき、受像シート10Sの表面に形成されていた熱軟化層が軟化して、トナーが熱軟化層にめり込むようになる。
【0049】
カラートナー像が転写された受像シート10Sは、樹脂ベルト19の上に載った状態で排紙ローラ21側に搬送されながら、図示しない冷却装置で冷却される。この排紙ローラ21は受像シート10Sがそこに到達する前に、樹脂ベルト19を介して張架ローラ17に圧接する位置に設定される。そこで、この排紙ローラ21と張架ローラ17との間に送られた受像シート10Sは、排紙ローラ21の回転力を受けて樹脂ベルト19から離され、受像シートスリッタ22側に送り出される。
【0050】
受像シート10Sは必要に応じてスリッタ22によってその送り方向に裁断され、ニップローラ対23に到達し、そのまま該ニップローラ対23によって送られる。そして受像シート10Sはカッタ25により、必要に応じてその送り方向と直角な方向に適宜切断され、複数あるいは1枚のカラープリント10Pが作成される。これらのカラープリント10Pは、図1中上下方向に移動する複数のトレイ26のいずれかに、例えば同一サイズ毎や、注文1件分毎にまとめて収容される。
【0051】
以上の説明から明らかなように、1枚の受像シート10Sから複数枚のカラープリント10Pが作成される場合は、画像信号k、y、mおよびcが示す画像は、それぞれが個別にカラープリント10Pにプリントされる複数の画像が並べられた形のものである。つまり、カラープリント10Pの1枚毎に出力される画像の黒成分濃度、イエロー成分濃度、マゼンタ成分濃度およびシアン成分濃度を示す画像信号をそれぞれk’、y’、m’およびc’とすると、画像信号k、y、mおよびcは、このような画像信号k’、y’、m’およびc’が何画像分か合成されてなるものである。
【0052】
以下、このような複数画像の組合わせを設定する点について詳しく説明する。なおこの場合、受像シート10Sはスリッタ22による裁断は受けないものとする。図2のデータメモリ128 には、例えば注文1件分等のように、所定単位の複数画像に関する画像信号が記憶される。このような複数画像のうちの1枚に関する画像信号が上記のk’、y’、m’およびc’であるが、以下ではこの1枚に関する画像信号k’、y’、m’およびc’をまとめて画像信号Dと称する。
【0053】
1枚の画像毎の各画像信号Dには、図2の入力ユニット134 から出力される時点で、プリント仕上がりサイズを示す画像サイズ情報Dsが付加されている。本例においてこのプリント仕上がりサイズは、標準のサイズC(89mm×127 mm)、やや横長のサイズH(89mm×158 mm)および横寸法がサイズCの2倍であるサイズP(89mm×254 mm)の3種類である。そして、例えばカメラによる写真撮影時に撮影サイズが切り替えられる等の理由により、これらの仕上がりサイズは上記所定単位の複数画像において混在し得るものとなっている。
【0054】
またこの場合、受像シート10Sの長さは、樹脂ベルト19の周長(つまりトナー像形成領域の長さ)から制限されて最大425 mmとされている。そして1枚の受像シート10Sにおけるプリント仕上がりサイズの組合わせは、下表に示すNo.1〜No.10 の10通りとされている。
【0055】
【表1】
Figure 0003989580
【0056】
なおこのNo.1〜No.10 のサイズ組合わせにおいて、組合わせ合計枚数が複数となる場合、複数の画像は全て受像シート10Sの送り方向に並べられる。ここで一例として、No.1のサイズ組合わせ状態を図3に示す。この図3において、受像シート10Sの輪郭は実線で示してあり、一点鎖線は組み合わされる複数画像のトナー像形成範囲を、また破線は切断線を示している。
【0057】
サイズ組合わせの選択は、図2の制御部122 によって、図4に示すアルゴリズムに基づいてなされる。この図4中、サイズC、HあるいはPについての枚数判別は、データメモリ128 において読み出されずに残っている各サイズの画像枚数を判別するものであり、また丸囲みの数字は表1のサイズ組合わせNo. を示し、丸囲みのアルファベットは処理フローの移行点を示している。
【0058】
例えば、処理フローがスタートすると、まずデータメモリ128 から読み出されずに残っているサイズCの画像枚数が3枚以上であるか否かが判別され、そうでなければ次に、読み出されずに残っているサイズCの画像枚数が2枚であるか否かが判別され、そうであれば次に、読み出されずに残っているサイズHの画像枚数が0枚であるか否かが判別され、そうでなければNo.1のサイズ組合わせが選択され、次に処理フローはB点に移行する。
【0059】
制御部122 は、上記のようにしてNo.1〜No.10 のサイズ組合わせのうちの1つを選択する毎に、その組合わせに該当するサイズ、枚数分の画像信号Dを例えばネガ番号が若いものから順次読み出し、読み出した画像信号D(前述したように画像信号k’、y’、m’およびc’からなる)を合成して、前述のようにレーザビーム36を変調する画像信号k、y、mおよびcを形成する。なお、サイズC、HおよびPのうちの2つまたは3つが組合わせに入っている場合は、受像シート10Sの先頭側から所定順序(例えばサイズC、H、Pの順)で画像が連なるように、合成の仕方を予め規定しておく。
【0060】
それとともに制御部122 は、選択したサイズ組合わせNo. を示す情報を、図1のカッタコントローラ60に入力する。カッタコントローラ60はこのサイズ組合わせNo. に応じて、受像紙カッタ15および受像シートカッタ25の駆動タイミングを制御する。すなわち、例えばサイズ組合わせNo.1の場合、受像紙カッタ15は受像紙10をその先端から425 mmの位置で切断するように制御され、受像シートカッタ25は受像シート10Sをその先端から8mm、135 mm、137 mm、264 mm、266 mm、424 mmの位置で順次切断するように制御される。
【0061】
なおこの場合、図3に示されている通り、複数画像の組合わせからなるトナー像は、各画像がほぼ隙間無く接する状態に形成されており、そして受像シート10Sは、上記各画像間の境界線とほぼ平行で該境界線を含む帯状部分を除去するように切断されるから、縁無しのプリント10Pが作成されることになる。
【0062】
図4に示す処理フローは、データメモリ128 において読み出されずに残っている画像枚数が0(ゼロ)になると、5つある終了点(END)のいずれかに到達し、そこで一連の処理が終了する。
【0063】
以上説明した方法においては、複数画像分まとめてトナー像を転写させる受像シートとして定型サイズのものを用いないで、複数画像の組合わせに基づいて受像紙10を所定長さに切断して受像シート10Sを形成するようにしているので、受像シート10Sの長さを各画像の組合わせに応じた必要最小限に設定することができる。それにより、受像シート10Sの無駄な消費を抑えて、効率良く電子写真プリントを作成可能となる。
【0064】
また受像シート10Sの送り方向先頭部は、カラートナー像を転写後に樹脂ベルト19から剥離する際に傷むことがある。しかし本例では、受像シート10Sの送り方向先頭部に該方向に所定長さを有する余白部を形成し、またトナー像転写後にこの余白部を切り落とすようにしているので、得られたプリント10Pは、傷んだシート部分がないものとなる。
【0065】
なおデータメモリ128 に対しては、前述したように注文1件分毎の画像信号を記憶させる他、受像紙10の消費を抑え、またプリント作成能力を高めるために、複数の注文分の画像信号を記憶させても構わない。そのようにする場合は、プリント作成後に、前述のトレイ26を利用する等により、各注文毎にプリント10Pをソートするのが望ましい。そのようなソート処理は、例えばプリント作成時に記憶された受像シート10S上の画像位置データや、あるいは各プリント10Pの表または裏に記録した非画像データに基づいて行なうことができる。
【0066】
また上記実施形態では、感光体ドラム30に形成されたトナー像を樹脂ベルト19に静電的に転写させているが、この樹脂ベルト19に代えて表面に粘着層を有する中間転写媒体を用い、トナー像を該中間転写媒体に粘着転写させるようにしてもよい。また、感光体ドラム30に形成されたトナー像を直接受像シートに転写させるようにしてもよい。
【0067】
さらに、1枚の受像シート10S上に形成する複数画像のサイズや枚数の組合わせは、上記の実施形態におけるものに限られないことは勿論である。例えば図5に示す例のように、受像シート10Sの送り方向と直角な方向のみに亘って複数画像が並ぶようにしてもよい。なおこの図5においても、受像シート10Sの輪郭を実線で、トナー像形成範囲を一点鎖線で、そして切断線を破線で示している(以下に説明する図6、7および11も同様)。
【0068】
さらには図6および7に示すように、受像シート10Sの送り方向および、それと直角な方向の双方に亘って複数画像が並ぶようにしてもよい。ここで図6の例では、受像シート10Sの送り方向と直角な方向に延びる画像境界線が、該受像シート10Sの全幅に亘って一線に並んでいるのに対し、図7の例においてその方向の画像境界線は、シート幅の半分だけに亘って延びている。図7の例の場合は、受像シート10Sを送りながらその右半分のみあるいは左半分のみを切断する必要がある。それに対して図6の例の場合は、受像シート10Sの幅方向の切断は常にその全幅に亘って行なえばよいので、切断処理は容易なものとなる。図11の例は、受像シート10Sの全幅に亘るサイズと、受像シート10Sの全幅を2分したサイズとが組み合わされたものである。
【0069】
他方、電子写真プリンタも、図1に示したものと異なるタイプのものが適宜選択使用可能であり、例えば図8、9および10に示したものを好適に利用することができる。以下、これらの電子写真プリンタについて説明する。
【0070】
なお図8、9および10において、図1中のものと同等の要素には同番号を付してあり、それらについての重複した説明は省略する。またこれらの図では、カッタ15、25およびスリッタ22の駆動を制御する制御系は省略してある。
【0071】
図8の電子写真プリンタにおいては、樹脂ベルト19上に転写されるトナー像を形成する系が4組設けられている。これらのトナー像形成系は図中右側のものから左側に向って、それぞれ黒現像器33K、イエロー現像器33Y、マゼンタ現像器33M、シアン現像器33Cを備えるものである。そして、各トナー像形成系のレーザ書込み系32には、それぞれ黒成分濃度を示す画像信号k、イエロー成分濃度を示す画像信号y、マゼンタ成分濃度を示す画像信号mおよびシアン成分濃度を示す画像信号cが入力される。
【0072】
この構成においては、樹脂ベルト19が図中反時計方向に回転して、4つの感光体ドラム30に順次接触すると、その上に黒トナー像、イエロートナー像、マゼンタトナー像およびシアントナー像が互いに位置対応を取って次々と転写される。このようにして樹脂ベルト19上には、それが1回転する間にカラートナー像が形成される。このカラートナー像は、前述と同様にして受像シート10Sに転写され、該受像シート10Sが適宜切断されてカラープリント10Pが得られる。
【0073】
なお上記のようなトナー像形成系を採用する場合は、カラートナー像を一旦樹脂ベルト19に転写させることなく、受像シート10Sに直接的に転写させることも容易である。
【0074】
次に図9の電子写真プリンタについて説明する。この電子写真プリンタには、樹脂ベルト19上に転写されるトナー像を形成する系が2組設けられている。これらのトナー像形成系のうち図中右側のものは、黒現像器33Kおよびマゼンタ現像器33Mを保持した現像器ターレット33を備え、図中左側のものは、イエロー現像器33Yおよびシアン現像器33Cを保持した現像器ターレット33を備えている。
【0075】
そして、図中右側のトナー像形成系のレーザ書込み系32には、黒成分濃度を示す画像信号kおよびマゼンタ成分濃度を示す画像信号mが入力され、図中左側のトナー像形成系のレーザ書込み系32には、イエロー成分濃度を示す画像信号yおよびシアン成分濃度を示す画像信号cが入力される。
【0076】
この構成においては、樹脂ベルト19がまず1回目に図中反時計方向に回転して、2つの感光体ドラム30に順次接触すると、その上に黒トナー像およびイエロートナー像が互いに位置対応を取って転写される。そして、樹脂ベルト19が2回目に回転して、2つの感光体ドラム30に順次接触すると、上記イエロートナー像の上にマゼンタトナー像およびシアントナー像が順次転写される。
【0077】
このようにして樹脂ベルト19上には、それが2回転する間にカラートナー像が形成される。このカラートナー像は、前述と同様にして受像シート10Sに転写され、該受像シート10Sが適宜切断されてカラープリント10Pが得られる。
【0078】
次に図10の電子写真プリンタについて説明する。この電子写真プリンタは、基本的には図1の電子写真プリンタと同様のものであるが、それに付加する形で、別の受像シート供給系70および80が設けられている。
【0079】
一方の受像シート供給系70は、前記受像紙供給軸11、ニップローラ対12、ニップローラ対13および受像紙カッタ15とそれぞれ同様の受像紙供給軸71、ニップローラ対72、ニップローラ対73および受像紙カッタ75を有するとともに、ニップローラ対73および13の各一方のニップローラに巻き掛けられたエンドレスベルト74を有している。受像紙供給軸71には長尺の受像紙90が巻回保持されており、この受像紙90が受像紙カッタ75により切断されて、1枚の受像シート90Sが形成される。
【0080】
この受像シート供給系70は、受像紙供給軸11に巻回保持されていた受像紙10が使い尽くされたところで駆動開始し、受像シート90Sをニップローラ対13を介してニップローラ対14側に供給する。このようにして受像シート供給系70から受像シート90Sが供給されている間に、受像紙10を巻回保持している新たな受像紙供給軸11がセットされる。そこで、受像紙供給軸71に巻回保持されていた受像紙90が使い尽くされると、今度は上記新たな受像紙供給軸11から受像シート10Sを供給可能となる。
【0081】
なお、受像シート供給系70には、受像紙供給軸11に保持されている受像紙10と幅の異なる受像紙90をセットしておき、それらの受像紙10、90を写真プリントサイズに応じて適宜選択するようにしてもよい。
【0082】
もう1つの受像シート供給系80は、予め定型サイズにカットされた受像シートをそれぞれ集積収納する例えば3個のシートトレイ81と、各シートトレイ81毎に設けられたニップローラ対82と、エンドレスベルト83、84と、前記ニップローラ対13および14によるシート搬送経路の延長上に配されたニップローラ対85と、エンドレスベルト83および84の間を図中上方に送られた定型サイズシートをニップローラ対85側に案内するシートガイド86等から構成されている。
【0083】
以上説明の通り本装置では、3系統の受像シート供給系が設けられているので、それらの受像シート供給系を交互に使用することにより、新たな受像紙10のセットや、あるいは1つの受像シート供給系の故障等のために受像シート供給が中断することを防止できる。
【0084】
なお、図1、図8〜10に示した例のように、受像シートへの像の転写から剥離までの搬送路を直線に形成することで、一般の写真で好まれる厚手の受像シート(JIS P8125−1944によるテーバ・こわさ4gf・cm以上)への像形成を容易に行なうことができる。
【0085】
以上、電子写真法により写真プリントを作成する実施形態について説明したが、本発明はその他、前述した熱現像転写法等により写真プリントを作成する場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電子写真プリント作成装置の一部を示す側面図
【図2】図1の装置の電気的構成を示すブロック図
【図3】受像シートにおける複数画像の配置状態例を示す概略図
【図4】上記複数画像のサイズ組合わせを選択する処理を示すフローチャート
【図5】受像シートにおける複数画像の配置状態例を示す概略図
【図6】受像シートにおける複数画像の配置状態例を示す概略図
【図7】受像シートにおける複数画像の配置状態例を示す概略図
【図8】本発明に用いられる電子写真プリンタの例を示す側面図
【図9】本発明に用いられる電子写真プリンタの別の例を示す側面図
【図10】本発明に用いられる電子写真プリンタのさらに別の例を示す側面図
【図11】受像シートにおける複数画像の配置状態例を示す概略図
【符号の説明】
10、90 長尺の受像紙
10S、90S 受像シート
10P プリント
11 受像紙供給軸
12、13、14、23、24 ニップローラ対
15 受像紙カッタ
16、17、18 張架ローラ
19 樹脂ベルト(中間転写媒体)
20 加熱ローラ
21 排紙ローラ
22 受像シートスリッタ
25 受像シートカッタ
26 トレイ
27 補助ベルト
30 感光体ドラム
31 帯電器
32 レーザ書込み系
33 現像器ターレット
33K 黒現像器
33Y イエロー現像器
33M マゼンタ現像器
33C シアン現像器
34 転写器
35 クリーナ
36 レーザビーム
60 カッタコントローラ
70、80 受像シート供給系
71 受像紙供給軸
72、73、82、85 ニップローラ対
74、83、84 エンドレスベルト
75 受像紙カッタ
81 シートトレイ
86 シートガイド
120 画像データサービス装置本体
122 制御部
128 データメモリ
134 入力ユニット
148 出力ユニット

Claims (12)

  1. 所定の大きさの像形成領域を有する像形成媒体に画像データに基づいて写真像を形成し、
    この写真像を受像シートに転写して写真プリントを作成する方法において、
    複数の所定サイズのうちの1つの画像サイズ情報を併せ持つ画像データを、複数画像分まとめて記憶手段に記憶させ、
    これらの記憶された画像データの前記画像サイズ情報に基づいて、合計の画像サイズが前記像形成領域に入り得る複数画像の組合わせを選択し、
    これらの選択された画像に関する画像データを前記記憶手段から読み出し、
    この読み出された画像データに基づいて、前記複数画像の組合わせからなる写真像を形成し、
    長尺の受像紙を前記複数の画像の組合わせに基づいて、それらの画像を過不足無く記録し得る所定長さに切断して受像シートを形成し、
    この受像シートに前記複数画像の組合わせからなる写真像を転写し、
    次いでこの受像シートを各画像毎に切断することを特徴とする写真プリント作成方法。
  2. 前記受像シートを一方向に送りながらそこに前記写真像を転写し、
    前記複数画像の組合わせからなる写真像を、この受像シートの送り方向に亘って各画像が並ぶように形成することを特徴とする請求項1記載の写真プリント作成方法。
  3. 前記受像シートを一方向に送りながらそこに前記写真像を転写し、
    前記複数画像の組合わせからなる写真像を、この受像シートの送り方向と直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成することを特徴とする請求項1記載の写真プリント作成方法。
  4. 前記受像シートを一方向に送りながらそこに前記写真像を転写し、
    前記複数画像の組合わせからなる写真像を、この受像シートの送り方向および、それと直角な方向に亘って各画像が並ぶように形成することを特徴とする請求項1記載の写真プリント作成方法。
  5. 前記複数画像の組合わせからなる写真像を、受像シートの送り方向と直角な方向に延びる画像境界線が、該受像シートの全幅に亘ってほぼ一線に並ぶように形成することを特徴とする請求項4記載の写真プリント作成方法。
  6. 前記複数画像の組合わせからなる写真像を、受像シートの送り方向に延びる画像境界線が、該受像シートの全長に亘ってほぼ一線に並ぶように形成することを特徴とする請求項4または5記載の写真プリント作成方法。
  7. 前記受像シートの送り方向先頭部に、該方向に所定長さを有する余白部が形成されるように、前記受像シートのサイズを設定するとともに写真像の転写を制御することを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の写真プリント作成方法。
  8. 写真像を転写した後に前記受像シートを、前記余白部を切り落とすように切断することを特徴とする請求項7記載の写真プリント作成方法。
  9. 前記複数画像の組合わせからなる写真像を、各画像がほぼ隙間無く接する状態に形成し、
    この写真像が転写された受像シートを、前記各画像間の境界線とほぼ平行で該境界線を含む帯状部分を除去するように切断して、
    縁無しのプリントを作成することを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の写真プリント作成方法。
  10. 一様帯電させた電子写真感光体を、画像データに基づいて変調した光で露光して静電潜像を形成し、
    この静電潜像をトナーにより現像して前記写真像としてのトナー像を得、
    このトナー像を受像シートに転写して写真プリントを作成することを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の写真プリント作成方法。
  11. 所定の大きさの像形成領域を有する像形成媒体と、
    この像形成媒体に画像データに基づいて形成した写真像を形成する手段と、
    この写真像を受像シートに転写する転写手段とを有する写真プリント作成装置において、
    複数の所定サイズのうちの1つの画像サイズ情報を併せ持つ画像データの前記画像サイズ情報に基づいて、合計の画像サイズが前記像形成領域に入り得る複数画像の組合わせを選択する制御手段と、
    これらの選択された画像に関する画像データを前記写真像形成手段に入力する手段と、
    長尺の受像紙を前記複数の画像の組合わせに基づいて、それらの画像を過不足無く記録し得る所定長さに切断して受像シートを形成する受像紙カッタと、
    前記複数画像の組合わせからなる写真像が転写された受像シートを、各画像毎に切断するシート切断手段とを備えたことを特徴とする写真プリント作成装置。
  12. 電子写真感光体と、
    この電子写真感光体を一様帯電させる帯電手段と、
    一様帯電したこの電子写真感光体を、画像データに基づいて変調した光で露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    この静電潜像をトナーにより現像して前記写真像としてのトナー像を形成する現像手段と、
    このトナー像を受像シートに転写する転写手段とを有することを特徴とする請求項11記載の写真プリント作成装置。
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