JP3989246B2 - 炉内構造物の取付方法 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、原子力発電所の原子炉建屋に収納されている原子炉圧力容器内に炉心シュラウド等の炉内構造物を取付ける炉内構造物の取付方法に係り、特に、炉内構造物の取替時に用いるに適した炉内構造物の取付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、炉内構造物である炉心シュラウド等の取替時には、例えば、特開平8−233972号公報,特開平8−152495号公報や特開平10−132985号公報に記載されているように、旧炉心シュラウドとジェットポンプ等の旧炉内構造物を切断・分解して搬出した後、新規の炉心シュラウドやジェットポンプ等の新炉内構造物をそれぞれ原子炉圧力容器(以下、「RPV」(Reactor Pressure Vessel)と称する)内に個々に搬入し、溶接等により取り付けるようにしている。ここで、シュラウドは2分割または単体で搬入し、ジェットポンプはジェットポンプインレットミキサ,ジェットポンプライザ,ジェットポンプディフューザを単体で搬入している。
また、例えば、特開平6−281776号公報に記載されているように、炉心シュラウドやジェットポンプ等の炉内構造物を一体構造としたものも知られている。
【引用文献1】
特開平8−233972号公報
【引用文献2】
特開平8−152495号公報
【引用文献3】
特開平10−132985号公報
【引用文献4】
特開平6−281776号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、 炉心シュラウドは、出力800Mwe用のもので、重量約40トン,直径約5m,長さ約7mにもなり、大物機器搬入ハッチを通過させて原子炉建屋運転床に搬入するには、大物機器搬入ハッチ寸法に干渉する場合もあり、また、原子炉建屋の天井クレーンの容量不足となる場合もあるため、新規な炉心シュラウドは、特開平8−233972号公報,特開平8−152495号公報や特開平10−132985号公報に記載されているように、分割搬入する必要があり、炉心シュラウドの取替工期が長くなるという問題があった。
また、ジェットポンプは、その構成部品であるジェットポンプインレットミキサ20本,ジェットポンプライザ10本,ジェットポンプディフューザ20本を、それぞれ単体の搬入であったため、作業者が炉内に入っての組立作業となり、炉内遮蔽体を設置する等の対策を行う必要があるため、取替工期が長くなるという問題があった。
即ち、従来の特開平8−233972号公報,特開平8−152495号公報や特開平10−132985号公報に記載されている方式では、炉内構造物の取替工期が長期化して、原子力発電プラントの稼働率が低下するという問題があった。
一方、特開平6−281776号公報に記載されている方法では、炉心シュラウドやジェットポンプ等の炉内構造物を一体構造として、炉内構造物を据え付けるようにしている。しかしながら、特開平6−281776号公報に記載されている炉内構造物は、例えば、同公報の図14に示されているように、炉心シュラウド2の端部に取り付けられたバッフルプレート18の外周端部と、原子炉圧力容器1の間に、ピストンリング55を設けてシールする構造であるため、原子炉圧力容器の構造自体に変更を加える必要がある。従って、既に設置されて稼働している既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替には適用できないという問題があった。
本発明の目的は、既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替工期を短縮して、原子力発電プラントの稼働率を向上できる炉内構造物の取付方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、原子炉圧力容器に溶接固着された旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートが残っている原子炉圧力容器内に、新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールを搬入し、上記旧バッフルプレートに上記新バッフルプレートを固着し、上記旧シュラウドサポートに上記新炉心シュラウドを固着するようにしたものである。
かかる方法により、取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールとした上で原子炉圧力容器内に搬入すると共に、旧バッフルプレートの上に新バッフルプレートを固着するようにしているので、搬入も容易であり、歪み除去のための処理が不要となるため、取替工期を短縮し得るものとなる。
【0005】
(2)上記(1)において、好ましくは、上記新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールは、上記原子炉圧力容器を収納する原子炉建屋の屋上に設けられた開口部を通して、上記原子炉圧力容器内に搬入するようにしたものである。
かかる方法により、原子炉建屋の屋上の開口部から搬入するようにしているので、従来のようなシュラウドの分割搬入やジェットポンプの構成部品の個別搬入も不要となり、炉内構造物の取替工期を短くすることができる。
【0006】
)上記目的を達成するために、本発明は、原子炉圧力容器に収納された旧炉心シュラウド及び旧ジェットポンプを、旧シュラウドサポート及び旧バッフルプレートから切断して排出し、原子炉圧力容器に溶接固着された旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートが残っている原子炉圧力容器内に、新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールを搬入し、上記旧バッフルプレートに上記新バッフルプレートを固着し、上記旧シュラウドサポートに上記新炉心シュラウドを固着するようにしたものである。
かかる方法により、取替工期を短縮し得るものとなる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替工期を短縮して、原子力発電プラントの稼働率を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図1〜図14を用いて、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法を適用する原子炉圧力容器付近の原子炉建屋の構成について説明する。
【0009】
沸騰水型原子力プラントの原子炉建屋4の内部には、運転床5の下方に原子炉格納容器(以下、「PCV」(Pressure Container Vessel)と称する)3が配置されている。PCV3の内部には、原子炉圧力容器(以下、「RPV」と称する)1が収納されている。RPV1内には、炉内構造物2が配置されている。炉内構造物2は、RPV1内にある構造物であり、炉心シュラウド(以下、「シュラウド」と称する)11と、ジェットポンプ16によって構成されている。シュラウド11は、RPV1内に配置された炉心を取り囲む筒状炉内構造物である。シュラウド11の外周側には、ジェットポンプ16が配置されている。
【0010】
RPV1の上方には、原子炉ウェル6、燃料を貯蔵する燃料プール8、定期検査などの際に取り外した蒸気乾燥機などの炉内構造物を仮置きするための機器プール7が設けられている。また、運転床5上には、燃料を交換するための燃料交換台車9が設けられている。さらに、原子炉建屋4の屋上近くには、天井クレーン10が設けられている。天井クレーン10は、原子炉圧力容器蓋(以下、「RPVトップヘッド」と称する)1aや、炉内構造物2の内、蒸気乾燥機や気水分離器兼シュラウドヘッドなど、定期検査で取り外すものを吊り上げることを主目的にしている。
【0011】
原子炉建屋4の下方には、機器搬入口4aが設けられており、運転床5までの各階には機器ハッチ4bが配置されている。また、原子炉建屋4の上方であって、RPV1の上方には、開口部55が設けられている。開口部55は、取替対象である古い炉内構造物2を搬出したり、新らたに取り付けられる炉内構造物を搬入するのに十分な大きさを有している。開口部55の上には、開閉可能な扉51が設置されている。
次に、図2を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法の対象となるRPVの内部構成について説明する。
シュラウド11は、RPV1の内部の中央に配置され、シュラウドサポートシリンダ12によって支持されている。シュラウドサポートシリンダ12は、バッフルプレート28及びシュラウドサポートレグ13によって、RPV1の底部に支持されている。
【0012】
シュラウド11の内部には、上部に上部炉心支持板である上部格子板14が設けられ、下部に下部炉心支持板である炉心支持板15が設けられている。また、シュラウド11の内側には、制御棒20及び燃料集合体21が設置されている。
【0013】
シュラウド11とRPV1の間にはジェットポンプ16が設けられている。ジェットポンプ16は、ジェットポンプインレットミキサ(以下、「インレットミキサ」と称する)17と、ジェットポンプライザ(以下、「ライザ」と称する)18と、ジェットポンプディフューザ(以下、「ディフューザ」と称する)19と、計装配管(以下、「センシングライン」と称する)19aとから構成されている。ライザ18は、その一端が再循環入口ノズル26のサーマルスリーブ26aに接続され、他端がインレットミキサ17に接続されている。ディフューザ19は、一端がバッフルプレート28に取り付けられており、他端がインレットミキサ17に接続されている。バッフルプレート28には、ディフューザ19との取付部に、炉水が通過する穴28aがあけられている。センシングライン19aは、各ディフューザ19から1本(乃至2本)ずつが、圧力計測を目的として出ており、ディフューザ群の内側を通り、計装用ノズルで炉外配管と接続される。
【0014】
シュラウド11の上方には、蒸気乾燥機24、気水分離器兼シュラウドヘッド25、ガイドロッド31、給水スパージャー22、炉心スプレイスパージャ23が設けられている。
【0015】
次に、図3を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付作業における搬出前の旧シュラウド11と旧ジェットポンプ16が、RPV1内に据え付けられている状態について説明する。なお、図2と同一符号は、同一部分を示している。
円筒形状のシュラウドサポートシリンダ12は、RPV1の底部に支持されているシュラウドサポートレグ13の上に、溶接等によって固定されている。リング状のバッフルプレート28の内周側は、シュラウドサポートシリンダ12が外周面に、溶接等によって固定され、また、外周側は、RPV1の内周面に溶接等によって固定されている。シュラウド11は、シュラウドサポートシリンダ12の上に、溶接等によって固定されている。
【0016】
シュラウド11とRPV1の間にはジェットポンプ16が設けられている。ジェットポンプ16は、インレットミキサ17と、ライザ18と、ディフューザ19とから構成されている。ジェットポンプ16は、ジェットポンプライザブレース(以下、「ライザブレース」と称する)18aによって、RPV1の内壁に固定されている。ライザ18は、その一端が再循環入口ノズル26のサーマルスリーブ26aに接続され、他端がインレットミキサ17に接続されている。ディフューザ19は、一端がバッフルプレート28に取り付けられており、他端がインレットミキサ17に接続されている。バッフルプレート28には、ディフューザ19との取付部に、炉水が通過する穴28aがあけられている。
【0017】
次に、図4及び図5〜図14を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程について説明する。
【0018】
最初に、図4のステップS100において、RPV1内の旧シュラウド11や旧ジェエットポンプ16等の取替対象の旧炉内構造物が取り出される。シュラウド11は、図3に示したシュラウドサポートシリンダ12との接続部Aにおいて切断され、搬出される。ジェットポンプ16は、ライザブレース18aを取外し、ライザ18と再循環入口26のノズルサーマルスリーブ26aの接合部Bを切断し、ディフューザ19をバッフルプレート28から切り離して搬出される。
なお、旧シュラウド11や旧ジェエットポンプ16等の取替対象の旧炉内構造物は、分解された上で、図1に示した天井クレーン10を用いて、機器ハッチ4b及び機器搬入口4aから搬出される。また、後述するように、分解することなく、大型のまま、開口部55から搬出することも可能である。
次に、図5を用いて、図4のステップS100の工程が終了した状態のRPV1の状態について説明する。
【0019】
図4のステップS100の工程が終了すると、旧シュラウド11や旧ジェエットポンプ16等の炉内構造物が取り出され、RPV1内には、シュラウドサポートシリンダ12、バッフルプレート28、シュラウドサポートレグ13並びにガイドロッドサポートブラケット31a、給水スパージャーサポートブラケット22a、炉心スプレイスパージャサポートブラケット23a等のブラケット類が残されている。
なお、図中A部が、シュラウド11とシュラウドサポートシリンダ12との切断部であり、図中B部が、ライザ18と再循環入口26のノズルサーマルスリーブ26aの切断部である。
すなわち、本実施形態においては、旧炉内構造物(旧シュラウド11及び旧ジェットポンプ16)を排出するに際して、バッフルプレート28やシュラウドサポートシリンダ12やシュラウドサポートレグ13を残すようにしている。バッフルプレート28やシュラウドサポートシリンダ12はRPV1の壁面に直接接続されているため、バッフルプレート28やシュラウドサポートシリンダ12をRPV1から切り離して排出すると、切断によって生じる歪みを除去するための後処理や、新たに、新バッフルプレートや新シュラウドサポートシリンダをRPV1に溶接固定した後、溶接によって生じる応力,歪みを除去するための熱処理が必要となる可能性があるからである。これらの処理を行うと作業時間が長期化するとともに、高放射線量下の作業となるため作業者の被爆量が多くなるのに対して、上述したように、バッフルプレート28やシュラウドサポートシリンダ12を残すようにすることにより、取替作業時間を短縮できるとともに、作業者の被爆量も低減することができる。
【0020】
次に、図4のステップS101において、新ジェットポンプが炉内に設定され易い様に、新ライザと新ディフューザが接合される再循環入口ノズル26とバッフルプレート穴28aの位置を測定し、新ジェットポンプと新シュラウドの組立時の寸法に反映する。
【0021】
次に、ステップS102において、図6に示すように、原子炉建屋4の天井部に設けられた開閉可能な扉51を移動して、開口部55を開口させるとともに、原子炉建屋4の屋外近傍に揚重機50を設置する。
【0022】
次に、図4のステップS103において、ステップS102と並行して、RPV内に残されたブラケットを切断撤去する。すなわち、図5に示したRPV1内に残されたガイドロッドサポートブラケット31a 、給水スパージャーサポートブラケット22a、炉心スプレイスパージャサポートブラケット23a等のブラケット類が、後述する新シュラウドと新ジェットポンプの一体型モジュールを搬入する際に干渉する場合は切断撤去する。
【0023】
次に、ステップS104において、新シュラウドと新ジェットポンプを一体化したモジュールを、図6に示した揚重機を用いて、原子炉建屋4の開口部55を通して、原子炉建屋4内に搬入し、RPV1内に搬入する。
ここで、図7及び図8を用いて、本実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成について説明する。なお、図8は、図7のX部を拡大した状態を示している。
新シュラウドN11の外壁には、図8に示すように、新ライザブレースN18aが取り付けられ、新ライザN18を固定している。新ディフューザN19の下端部は、リング状の新バッフルプレートN29に固着されている。新バッフルプレートN29には、新ディフューザN19との取付部に、炉水が通過する穴があけられている。新ディフューザN19の上端部及び新ライザN18の上端部は、それぞれ、新インレットミキサN17に固定されている。なお、新シュラウドN11の下端部N11Zと、新バッフルプレートN29の内周側の間には、空間部Zが形成されている。センシングライン19aをモジュールの中に組み込んでいく際は、ディフューザに固定する等を行うが、その範囲,取付方法の詳細については、センシングライン19aの施工法によって詳細を決定する。
【0024】
以上の構成によって、新インレットミキサN17と、新ライザN18と、新ディフューザN19とから構成される新ジェットポンプN16は、新バッフルプレートN29とともに、新シュラウドN11と一体化されたモジュールを構成している。
また、新ライザN18の外側には、ベルト40が取り付けられている。新炉心シュラウドN11と新ジェットポンプN16を一体化したモジュールをRPV1に搬入する際にRPV1の内壁に取り付けられているガイドロッドサポートブラケット31a等のブラケット類に干渉する場合、このベルト40を締め付けて新ライザN18を新シュラウドN11側に移動させてブラケット類との干渉を回避して、RPV内に搬入することができる。搬入後、ベルト40を撤去する。
【0025】
なお、ベルト40を用いることによってブラケット類と新たに搬入される一体型モジュールの干渉を回避できる場合は、上述したステップS103並びに後述するステップS106を省略することができる。
次に、図9及び図10を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法における一体型モジュールの搬入状況について説明する。
図9に示すように、原子炉建屋4の上部に設けられた扉51を、矢印M方向に移動して、開口部55を開口させる。新シュラウドN11と新ジェットポンプN16とからなる一体化モジュールを、揚重機50によって吊り上げ、原子炉建屋4の開口部55から原子炉建屋4の内部に搬入する。
図10に示すように、開口部55は、新シュラウドN11と新ジェットポンプN16とからなる一体化モジュールが干渉することなく搬入可能な開口径を有しており、揚重機50を用いて、原子炉建屋4の開口部55から原子炉建屋4の内部に搬入され、RPV1内に設置される。
なお、ステップS100における旧シュラウド及び旧ジェットポンプの搬出に際して、旧シュラウド及び旧ジェットポンプを分解せず搬出する場合には、ステップS102における屋上開口部の設置及び揚重機の設置工程を、ステップS100の前に実施することにより、原子炉建屋の開口部から旧シュラウド及び旧ジェットポンプを揚重機を用いて搬出するようにすることもできる。
【0026】
次に、ステップS105において、原子炉建屋4の天井部に設けた扉51を移動して、開口部55を閉鎖し、原子炉建屋4の屋外近傍に設置した揚重機50を解体撤去する。
【0027】
次に、ステップS106において、ステップS105と並行に、ステップS103で切断撤去したRPV内のガイドロッドサポートブラケット31a等のブラケット類を溶接し、復旧する。なお、図7において説明したベルト40を用いることにより、新たに搬入される一体型モジュールとブラケット類との干渉を回避できる場合は、ステップS106を省略することができる。
【0028】
次に、ステップS107において、新シュラウドN11とシュラウドサポートシリンダ12を溶接で接続する。
ここで、図11を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドとシュラウドサポートの接続状態について説明する。なお、図5及び図7と同一符号は、同一部分を示している。
【0029】
新シュラウドN11と新ジェットポンプN16を一体化したモジュールは、シュラウドサポートシリンダ12の上に設置され、新シュラウドN11の下端部と、シュラウドサポートシリンダ12の上端部は、接続部Cにおいて溶接され、接続される。
【0030】
次に、ステップS108において、図11に示した新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート28を固着する。
ここで、図12及び図13を用いて、新バッフルプレート29と旧バッフルプレート28の固着状態について説明する。
図12は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドN11と新ジェットポンプN16並びに新バッフルプレートN29が炉内に設定された状態の説明図である。図13は、図12のY部の拡大図である。
図12に示すように、新シュラウドN11は、接続部Cにおいて、シュラウドサポートシリンダ12に溶接により接続されている。また、旧バッフルプレート28の上に新バッフルプレートN29は、設置される。
【0031】
そして、図13に示すように、新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート28を溶接部31において、溶接により固着している。
次に、図14を用いて、本実施形態における新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート29の他の固着方法について説明する。
図14に示すように、新バッフルプレート29と旧バッフルプレート28は、ボルト30によって固着している。
【0032】
次に、ステップS109において、図12に示すように、新ライザN18と再循環入口ノズル26のサーマルスリーブ26aを接続部Dにおいて接続する。新ライザN18と再循環入口ノズル26との位置の微調整は、サーマルスリーブ26aの長手方向に調整代を設けておくことにより対応できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールとした上で、原子炉建屋の屋上の開口部から搬入するようにしているので、従来のようなシュラウドの分割搬入やジェットポンプの構成部品の個別搬入も不要となり、炉内構造物の取替工期を短くすることができる。従って、原子力発電プラントの稼働率を向上することができる。
また、ジェットポンプも一体的に構成された上で炉内に搬入されるため、炉内での組立作業が少ないため、簡素な炉内遮蔽でよく、炉内遮蔽設置・解体の工数が大幅に低減でき、且つ、炉内作業期間を短くできるため、作業者の被ばく線量を半分以下に低減できる。
さらに、特開平6−281776号公報に記載されている方法とは異なり、原子炉圧力容器の構造自体に変更を加える必要がなく、既に設置されて稼働している既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替に適用することができる。
また、旧シュラウドと旧ジェットポンプを切断除去するに当たって、原子炉圧力容器と溶接固定され、圧力バウンダリーを構成するバッフルプレート及びシュラウドサポートレグは残すようにして、旧バッフルプレートの上に新バッフルプレートを固着するようにしているので、歪み除去のための処理や応力,歪み除去のための熱処理が不要となるため、取替工期を短縮することができる。
【0033】
なお、搬入から据付完了までの工期は、従来のシュラウドを2分割して搬入、ジェットポンプを構成部品毎の搬入する方法と比較して、工事期間を約30%の短縮ができる。
次に、図15〜図17を用いて、本発明の第2の実施形態による炉内構造物の取付方法について説明する。
【0034】
本実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程は、図4に示した工程フロー図と同様である。そして、本実施形態においては、1)図4のステップS100において、旧シュラウド及び旧ジェットポンプを切断除去する際に、RPV側に残される構造物の形状が異なるとともに、2)図4のステップS104において、RPV内に搬入される新シュラウドと新ジェットポンプと新バッフルプレートとから一体化されたモジュールの構成が、図7に示したものと異なるものである。
最初に、図15を用いて、図4のステップS100の工程が終了した状態のRPV1の状態について説明する。なお、図5を同一符号は、同一部分を示している。
【0035】
図4のステップS100の工程が終了すると、旧シュラウド11や旧ジェエットポンプ16等の炉内構造物が取り出され、RPV1内には、シュラウドサポートシリンダ12’、バッフルプレート28、シュラウドサポートレグ13並びにガイドロッドサポートブラケット31a、給水スパージャーサポートブラケット22a、炉心スプレイスパージャサポートブラケット23a等のブラケット類が残されている。これらの構造物は取替ないようにしている。
ここで、図5に示した例では、シュラウド11とシュラウドサポートシリンダ12との接続部において切断するようにしていたのに対して、本実施形態においては、シュラウドサポートシリンダ12’の途中の位置,即ち、バッフルプレート28の上端面と同一高さの位置で、シュラウドサポートシリンダ12’を切断するようにしている。図中、A’部がシュラウドサポートシリンダ12’の切断部であり、図中B部が、ライザ18と再循環入口26のノズルサーマルスリーブ26aの切断部である。
次に、図16を用いて、本実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成について説明する。なお、図7を同一符号は、同一部分を示している。
新シュラウドN11’の外壁には、新ライザブレースN18aが取り付けられ、新ライザN18を固定している。新ディフューザN19の下端部は、リング状の新バッフルプレートN29’に固着されている。新バッフルプレートN29’には、新ディフューザN19との取付部に、炉水が通過する穴があけられている。新ディフューザN19の上端部及び新ライザN18の上端部は、それぞれ、新インレットミキサN17に固定されている。
【0036】
なお、図7に示した例では、新シュラウドN11の下端部N11Zと、新バッフルプレートN29の内周側の間には、空間部Zが形成されていたのに対して、本実施形態では、新シュラウドN11’の下端部と、新バッフルプレートN29’の内周側とは溶接により接続されている。従って、新シュラウドN11’と新バッフルプレートN29’の芯出しが容易となっている。また、新ディフューザN19と新バッフルプレートN29の設定が容易となる。
【0037】
以上の構成によって、新インレットミキサN17と、新ライザN18と、新ディフューザN19とから構成される新ジェットポンプN16は、新バッフルプレートN29’とともに、新シュラウドN11’と一体化されたモジュールを構成している。
次に、図17を用いて、新バッフルプレート29と旧バッフルプレート28の固着状態について説明する。
新シュラウドN11は、接続部C’において、シュラウドサポートシリンダ12に溶接により接続されている。また、旧バッフルプレート28の上に新バッフルプレートN29は、設置される。そして、新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート28を溶接部31’において、溶接により固着している。従って、旧ディフューザ28の穴28aと新バッフルプレートN29の穴N29aの設定が容易となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールとした上で、原子炉建屋の屋上の開口部から搬入するようにしているので、従来のようなシュラウドの分割搬入やジェットポンプの構成部品の個別搬入も不要となり、炉内構造物の取替工期を短くすることができる。従って、原子力発電プラントの稼働率を向上することができる。
また、ジェットポンプも一体的に構成された上で炉内に搬入されるため、炉内での組立作業が少ないため、簡素な炉内遮蔽でよく、炉内遮蔽設置・解体の工数が大幅に低減でき、且つ、炉内作業期間を短くできるため、作業者の被ばく線量を半分以下に低減できる。
さらに、原子炉圧力容器の構造自体に変更を加える必要がなく、既に設置されて稼働している既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替に適用することができる。
また、旧シュラウドと旧ジェットポンプを切断除去するに当たって、原子炉圧力容器と溶接固定され、圧力バウンダリーを構成するバッフルプレート及びシュラウドサポートレグは残すようにして、旧バッフルプレートの上に新バッフルプレートを固着するようにしているので、歪み除去のための処理や応力,歪み除去のための熱処理が不要となるため、取替工期を短縮することができる。
次に、図18を用いて、本発明の第3の実施形態による炉内構造物の取付方法について説明する。
【0038】
本実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程は、図4に示した工程フロー図と同様である。そして、本実施形態においては、1)図4のステップS104において、RPV内に搬入される新シュラウドと新ジェットポンプと新バッフルプレートとから一体化されたモジュールの構成が、図7に示したものと異なるものである。
図4のステップS100の工程が終了した状態のRPV1の状態は、図5に示したものと同様である。即ち、シュラウド11とシュラウドサポートシリンダ12との接続部において切断するようにしている。
また、新シュラウドと新ジェットポンプの一体型モジュールの構成は、図16に示したものと同様である。即ち、図16に示したように、新シュラウドN11’の下端部と、新バッフルプレートN29’の内周側とは溶接により接続されている。なお、シュラウドサポートシリンダ12の外径に対して、新シュラウドN11’の内径が、僅かに大きくなっている。
ここで、図18を用いて、新バッフルプレート29と旧バッフルプレート28の固着状態について説明する。
シュラウドサポートシリンダ12の外径R1に対して、新シュラウドN11’の内径R2が、僅かに大きくなっており、新シュラウドN11’の内部にシュラウドサポートシリンダ12の上端部が挿入されるようにして、新シュラウドN11’が設置される。
新シュラウドN11は、接続部C”において、シュラウドサポートシリンダ12に溶接により接続されている。また、旧バッフルプレート28の上に新バッフルプレートN29は、設置される。そして、新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート28を溶接部31’において、溶接により固着している。従って、旧バッフルプレート28と、新シュラウドN11’の設定がさらに容易になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールとした上で、原子炉建屋の屋上の開口部から搬入するようにしているので、従来のようなシュラウドの分割搬入やジェットポンプの構成部品の個別搬入も不要となり、炉内構造物の取替工期を短くすることができる。従って、原子力発電プラントの稼働率を向上することができる。
また、ジェットポンプも一体的に構成された上で炉内に搬入されるため、炉内での組立作業が少ないため、簡素な炉内遮蔽でよく、炉内遮蔽設置・解体の工数が大幅に低減でき、且つ、炉内作業期間を短くできるため、作業者の被ばく線量を半分以下に低減できる。
さらに、原子炉圧力容器の構造自体に変更を加える必要がなく、既に設置されて稼働している既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替に適用することができる。
また、旧シュラウドと旧ジェットポンプを切断除去するに当たって、原子炉圧力容器と溶接固定され、圧力バウンダリーを構成するバッフルプレート及びシュラウドサポートレグは残すようにして、旧バッフルプレートの上に新バッフルプレートを固着するようにしているので、歪み除去のための処理や応力,歪み除去のための熱処理が不要となるため、取替工期を短縮することができる。
次に、図19〜図21を用いて、本発明の第4の実施形態による炉内構造物の取付方法について説明する。
最初に、図19を用いて、本実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程について説明する。
本実施形態による作業工程の内、図4に示したものと同一ステップは、同一作業工程を示している。本実施形態においては、図4に示したステップS104,S108に代えて、ステップS204,S205,S206の作業工程を実施するようにしている。
【0039】
最初に、図19のステップS204において、新バッフルプレートと新ディフューザを一体化にしたモジュールを、図9及び図10に示したのと同様に、原子炉建屋4外に設置された揚重機50によって、原子炉建屋4の開口部55を通してRPV内に搬入する。
ここで、図20を用いて、本実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられる新バッフルプレートと新ディフューザシュラウドの一体型モジュールの構成について説明する。
【0040】
新ディフューザN19の下端部は、リング状の新バッフルプレートN29に固着されている。新バッフルプレートN29には、新ディフューザN19との取付部に、炉水が通過する穴があけられている。
【0041】
以上の構成によって、新バッフルプレートN29と新ディフューザN19と一体化されたモジュールを構成している。
次に、図19のステップS205において、新旧バッフルプレートを固着する。即ち、図13に示したように、旧バッフルプレート28の上に新バッフルプレートN29は、設置され、新バッフルプレートN29と旧バッフルプレート28を溶接部31において、溶接により固着する。若しくは、図14に示したように、新バッフルプレート29と旧バッフルプレート28を、ボルト30によって固着する。
【0042】
次に、図19のステップS206において、新シュラウドと新ライザと新インレットミキサを一体にしたモジュールを炉内に搬入する。
ここで、図21を用いて、本実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成について説明する。
新シュラウドN11の外壁には、新ライザブレースN18aが取り付けられ、新ライザN18を固定している。新ライザN18の上端部には、新インレットミキサN17に固定されている。以上の構成によって、新インレットミキサN17と、新ライザN18とから構成される新ジェットポンプは、新シュラウドN11と一体化されたモジュールを構成している。
また、新ライザN18の外側には、ベルト40が取り付けられている。新炉心シュラウドN11と新ジェットポンプを一体化したモジュールをRPV1に搬入する際にRPV1の内壁に取り付けられているガイドロッドサポートブラケット31a等のブラケット類に干渉する場合、このベルト40を締め付けて新ライザN18を新シュラウドN11側に移動させてブラケット類との干渉を回避して、RPV内に搬入することができる。搬入後、ベルト40を撤去する。
【0043】
なお、ベルト40を用いることによってブラケット類と新たに搬入される一体型モジュールの干渉を回避できる場合は、上述したステップS103並びに後述するステップS106を省略することができる。
【0044】
このモジュールを原子炉建屋4外に設置された揚重機50によって、原子炉建屋4の開口部55を通して炉内に搬入する。また、新インレットミキサN17を新シュラウドN11と新ライザN18を一体で炉内に搬入後、取り付けることもできる。
なお、新ディフューザN19と新バッフルプレートN29を一体にしたモジュールと、新シュラウドN11と新ライザN18並びに新インレットミキサN17を一体にしたモジュールを原子炉建屋内4に搬入する際、機器搬入ハッチ寸法に干渉しない場合、又、原子炉建屋の天井クレーン10の容量不足や、天井クレーン10の吊り代不足等が生じない場合は、ステップ102並びにスッテプ105を省略することができる。
また、バッフルプレートを3分割以上することにより、炉内壁ブラケットとの干渉を回避して搬入が可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、取替用の新ディフューザと新バッフルプレートを一体にしたモジュールと、新シュラウドと新ライザ並びに新インレットミキサを一体にしたモジュールを、原子炉建屋の屋上の開口部から搬入するようにしているので、従来のようなシュラウドの分割搬入やジェットポンプの構成部品の個別搬入も不要となり、炉内構造物の取替工期を短くすることができる。従って、原子力発電プラントの稼働率を向上することができる。
また、ジェットポンプも一体的に構成された上で炉内に搬入されるため、炉内での組立作業が少ないため、簡素な炉内遮蔽でよく、炉内遮蔽設置・解体の工数が大幅に低減でき、且つ、炉内作業期間を短くできるため、作業者の被ばく線量を半分以下に低減できる。
さらに、原子炉圧力容器の構造自体に変更を加える必要がなく、既に設置されて稼働している既設の原子力発電プラントの原子炉圧力容器の炉内構造物の取替に適用することができる。
また、旧シュラウドと旧ジェットポンプを切断除去するに当たって、原子炉圧力容器と溶接固定され、圧力バウンダリーを構成するバッフルプレート及びシュラウドサポートレグは残すようにして、旧バッフルプレートの上に新バッフルプレートを固着するようにしているので、歪み除去のための処理や応力,歪み除去のための熱処理が不要となるため、取替工期を短縮することができる。
なお、以上の説明では、第1〜第3実施形態においては、取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールから構成され、第4の実施形態においては、取替用の新ディフューザと新バッフルプレートを一体にしたモジュールと新シュラウドと新ライザ並びに新インレットミキサを一体にしたモジュールとから構成されているが、いずれも、本発明における取替用の新シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化したモジュールの概念に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法を適用する原子炉圧力容器付近の原子炉建屋の構成を示す断面図である。
【図2】 図2は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法の対象となるRPVの内部構成を示す部分断面の斜視図である。
【図3】 図3は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付作業における搬出前の旧シュラウドと旧ジェットポンプがRPV内に据え付けられている状態を示す部分断面斜視図である。
【図4】 図4は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程を示す工程フロー図である。
【図5】 図5は、本発明の第1の実施形態による図4のステップS100の工程が終了した状態のRPVの状態の説明図である。
【図6】 第6図は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における原子炉建屋の屋上及び屋外近傍の状態を示す説明図である。
【図7】 図7は、本発明の第1の実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成を示す斜視図である。
【図8】 図8は、図7のX部の拡大斜視図である。
【図9】 図9は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における一体型モジュールの搬入状況の説明図である。
【図10】 図10は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における一体型モジュールの搬入状況の説明図である。
【図11】 図11は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドとシュラウドサポートの接続状態の説明図である。
【図12】 図12は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドと新ジェットポンプ並びに新バッフルプレートが炉内に設定された状態を示している。
【図13】 図13は、図12のY部の拡大図である。
【図14】 図14は、本発明の第1の実施形態による炉内構造物の取付方法における新バッフルプレートと旧バッフルプレートの他の固着方法の説明図である。
【図15】 図15は、本発明の第2の実施形態による図4のステップS100の工程が終了した状態のRPVの状態の説明図である。
【図16】 図16は、本発明の第2の実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成を示す斜視図である。
【図17】 図17は、本発明の第2の実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドと新バッフルプレートの接続状態の説明図である。
【図18】 図18は、本発明の第3の実施形態による炉内構造物の取付方法における新シュラウドと新バッフルプレートの接続状態の説明図である。
【図19】 図19は、本発明の第4の実施形態による炉内構造物の取付方法の作業工程を示す工程フロー図である。
【図20】 図20は、本発明の第4の実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられる新バッフルプレートと新ディフューザの一体型モジュールの構成を示す斜視図である。
【図21】 図21は、本発明の第4の実施形態による炉内建造物の取付方法に用いられるシュラウドとジェットポンプの一体型モジュールの構成を示す斜視図である。

Claims (3)

  1. 原子炉圧力容器に溶接固着された旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートシリンダ及びこの旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートシリンダに固着された旧シュラウドサポートレグが残っている原子炉圧力容器内に、新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールを搬入し、
    上記旧バッフルプレートに上記新バッフルプレートを固着し、
    上記旧シュラウドサポートレグに上記新炉心シュラウドを固着することを特徴とする炉内構造物の取付方法。
  2. 請求項1記載の炉内構造物の取付方法において、
    上記新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールは、上記原子炉圧力容器を収納する原子炉建屋の屋上に設けられた開口部を通して、上記原子炉圧力容器内に搬入されることを特徴とする炉内構造物の取付方法。
  3. 原子炉圧力容器に収納された旧炉心シュラウド及び旧ジェットポンプを、旧シュラウドサポート及び旧バッフルプレートから切断して排出し、
    原子炉圧力容器に溶接固着された旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートシリンダ及びこの旧バッフルプレートと旧シュラウドサポートが残っている原子炉圧力容器内に、新炉心シュラウド,新ジェットポンプ及び新バッフルプレートを一体化した炉内構造物のモジュールを搬入し、
    上記旧バッフルプレートに上記新バッフルプレートを固着し、
    上記旧シュラウドサポートに上記新炉心シュラウドを固着することを特徴とする炉内構造物の取付方法。
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