JP3987721B2 - 懸架パイピングによる海洋積入システム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、概して、特に流体を輸送する船からの流体の積入および/または積出を行うためのシステムに関する。好ましい適用分野は、浮体式生産貯蔵積出(FPSO)プラットフォームと、このプラットフォームの近くに係留された油送船との間での液化天然ガスの移送である。
【0002】
海洋石油領域の採取方法のうち、これらの独立浮体式生産プラットフォームの使用が急速に広まっている。この設備は、別個の海洋堆積物へ連続的に移動され、永久的に固定されるインフラストラクチャの設置が堆積物の採取にもはや必要ないときは常に、経済的に実行可能なものとなる。
【0003】
一連の採取での重要な点の1つは、FPSOから得られる生成物を、それを輸送する船に移送することである。この操作は外洋で行われ、したがって海の状態に大きく左右される。
【0004】
このために、埠頭で使用されるものと同様の積入アームをFPSOに提供するという提案がすでにあり、その一例が、GB−2042466号に記載されている。積入/積出操作を実施するために、船とFPSOを、突堤のある港の場合と同様に、隣り合わせに係留しなければならない。しかし、この隣り合わせの係留は非常に穏やかな海でしか可能でない。
【0005】
FR−2469367号およびEP−0020267号に記載されているような積入および/または積出システムの使用も提案されている。これらのシステムは、FPSOに取り付けられた積入ジブと、船に提供された結合手段との間で流体を移送するためのデバイスを含む。移送デバイスは、コンサーティーナまたは変形可能ダイヤモンド形状タイプであり、ケーブルによって作動される流体パイプ用の多数の連節セグメントのシステムを備え、そのネットワークの端部は、ベンドおよび回転管継手によって、ジブに固定されたパイプ・セクションと、結合手段に接続されたパイプ・セクションとにそれぞれ接続される。
【0006】
そのようなシステムは、粗い海でタンデム式での積入または積出が可能である。しかし、これはFPSOに対して大きなスペースを取る。
他のシステムは、隣り合わせで、またはタンデム式に係留されたFPSOと船の間で浮動または懸架ホースを使用することを提案する。
【0007】
これらのシステムは、非常に粗い海での積入を行うことができるようにするが、積入率は、ホースでの流量に制限される。さらに、これらのホースは、圧力サージに対する抵抗が限られており、ホースの曲率半径が大きいと大きな保管体積(大直径ドラム)が必要となる。このタイプのホースはまた、耐用年数が限られており、厳しい定期的試験を必要とする。しかし、とりわけ、ホース技術の現況では極低温移送が可能でない。
【0008】
他の実施形態では、回転管継手によって接合されたホースが、連節金属構造によって支持される製造ラインを形成する。
本発明は、2つの位置の間、特に浮体式生産貯蔵積出プラットフォームでの第1の位置と、流体を輸送する船での第2の位置との間での流体移送状態を改善することを狙いとする。
【0009】
このために、第1の位置と第2の位置の間で流体を移送するための装置であって、
−第1の位置に設置され、2つの位置間に伸びる懸架ケーブルが巻かれ、かつ一定の張力を懸架ケーブルに加えることができる一定張力下の制御ウィンチと、
−ベンドおよび回転管継手を備える連節セクションによって一体に連節された剛性パイプ要素を懸架して保管するための、第1の位置に設置された保管スタンドであって、パイプ・セクションが保管スタンドにコンサーティーナ状に懸架されている保管姿勢から、流体の移送を実施するために、ケーブルから懸架することによって2つの位置間に延伸した姿勢までパイプ・セクションが移ることができるようになっている保管スタンドと、
−2つの位置間に伸びた懸架ケーブルの長さに応じて、ある所定の連節セクションを保管スタンドまたは懸架ケーブルに結合するための手段と
を備える装置を提案する。
【0010】
剛性パイプワークを備え、個々の要素が回転管継手と一体に接続されているそのような装置は、高い流体速度、したがって高い移送率を可能にする。また、圧力サージに対する良好な抵抗をパイプワークに与える。
【0011】
さらに、これは、Chicksan(登録商標)回転管継手など既存の極低温回転管継手を使用して液化天然ガスを移送することができるようにする。
さらに、懸架ケーブルは、一定の張力を受けるので、2つの構造の相互離隔または接近の動きに応じて、ウィンチに巻かれる、またはウィンチから解かれる。したがって、この懸架ケーブルに掛かる所定の連節セクションの数は、2つの構造間に伸びた懸架ケーブルの長さに左右される。
【0012】
好ましくは、結合手段が、所定の連節セクションを懸架するための複数のストラットを備え、各ストラットに、上から懸架ケーブルを保持するためのコレットが横方向に固定されて、懸架ストラットを懸架ケーブルに固定し、装置はさらに、第2の位置に設置された接続ウィンチを含み、そこに接続ケーブルが巻かれ、これが懸架ケーブルに接続されて、流体移送前に懸架ケーブルを第2の位置に渡し、かつそこに固定し、または流体移送後に第1の位置に戻し、その間ずっと、一定張力制御ウィンチによって一定の張力が懸架ケーブルに加えられる。
【0013】
これらの装置により、接続ウィンチは、保管スタンドから懸架ケーブルおよび連節パイプ・セクションを抽出し、一定張力制御ウィンチの一定の張力がこのケーブルが出るのを妨げ、懸架アセンブリの撓みまたは弛みを制限する。
【0014】
接続ケーブルを第1の位置に渡し、それを懸架ケーブルに接続するために、装置は、有利には、第1の位置に設置され、ロープが巻かれるウィンチを含み、ロープが接続ケーブルに接合して、接続ケーブルを第1の位置に渡し、接続ケーブルを懸架ケーブルに接続する。
【0015】
接続ケーブルを懸架ケーブルに固定するために、接続ケーブルの一端を懸架ケーブルに固定接合することができるクランプを備える機構が、好ましくは、懸架ケーブルの一端に固定される。
【0016】
さらに、好ましくは、この装置が、第2の位置に設置され、懸架ケーブルが2つの位置間で伸びた後にクランピング機構をロックする目的を有する機械的ストップを形成するデバイスを含む。
【0017】
話を簡単にするため、この装置は、末端パイプ・セクションに流体接続手段を含み、流体接続手段は、流体の移送を実行するために、第2の位置に設置された補完流体接続手段に接続されるように意図されている。
【0018】
後者によって提供される移動の可能性の観点から好ましい特徴によれば、
−懸架ケーブルから吊るされた連節セクションの少なくともいくつかが、パイプ・セクションが延伸姿勢にある状態で、ほぼ鉛直な軸を有する回転管継手と、ほぼ水平な軸を有する少なくとも1つの回転管継手との組合せを有する、かつ/または
−結合手段が複数の懸架ストラットを有し、各ストラットが、その一端に横方向に固定された、上から懸架ケーブルを保持するためのコレットを有し、コレットによって画定される懸架ケーブルを受け取るためのチャネルの延在方向にほぼ平行な軸を有する枢支点によって連節セクションに接合される、かつ/または
−結合手段が複数の懸架ストラットを有し、各懸架ストラットが転がり軸受によって連節セクションに接合される。
【0019】
1つの好ましい実施形態によれば、保管スタンドが、第1の位置に固定されたベース上で方位角方向に自由に枢動するように取り付けられ、装置がさらに、異なる位置で保管スタンドに固定され、結合手段が通過する際に懸架ケーブルから離れるように交互に移動することができる懸架ケーブルの側方誘導用の少なくとも2組のプーリを含む。
【0020】
これらの装置により、保管スタンドは、懸架ケーブルに自動的に位置合わせされ、その一方で、パイプ・セクションによって形成される製造ラインの側方自由度を提供する。
【0021】
一実施形態変形例によれば、保管スタンドは、第1の位置で固定されたベース上で方位角方向に枢動するように取り付けられ、装置はさらに、懸架ケーブルの角度位置の検出器と、ベースの周りでの保管スタンドの回転を制御するためのデバイスとを含み、このデバイスは、検出器のフィルタ済み出力信号に敏感であり、保管スタンドを懸架ケーブルの主方向に位置合わせする。
【0022】
別の変形例によれば、保管スタンドは、第1の位置に固定されたベースに連結され、懸架ケーブルに吊るされた各連節セクションが、パイプ・セクションが延伸姿勢にある状態で、ほぼ鉛直な軸を有する回転管継手と、ほぼ水平な軸を有する少なくとも1つの回転管継手との組合せを有し、アセンブリは、2つの異なる位置で保管スタンドに固定され、結合手段が通過する際に懸架ケーブルから離れるように交互に移動することができる、懸架ケーブルの側方誘導用の少なくとも2組のプーリを有する。
【0023】
実施を簡便にするための好ましい特徴によれば、結合手段が複数の懸架ストラットを有し、各ストラットに、上から懸架ケーブルをクランプするためのコレットが横方向に固定され、各コレットが、コレットのクランピング位置に向かってばねの作用によって移動し、それぞれがローラを備える2つの連節アームを有し、スタンドが、コレットのローラの一方に関するローリング・トラックをそれぞれ画定する2つのレールを有し、レールの間隔が、パイプ・セクションの保管姿勢ではコレットがばねの力に反して開いた姿勢で維持され、パイプ・セクションが延伸姿勢に移る際にコレットを懸架ケーブルに係合できるようなものである。
【0024】
懸架ケーブルが保管スタンドから離れたときに懸架ケーブルを支持するために、装置は、有利には、保管スタンドのレールよりも下流に懸架ケーブル支持プーリを含む。
【0025】
本発明はまた、第1の位置を表す浮体式生産貯蔵積出プラットフォームと、第2の位置を表す船との間で液化天然ガスを移送するための上述した装置の使用であって、パイプセクションが連節部によって他のパイプセクションに接続されて、2つの位置間で同時に、かつ平行に配備することができる2つの流体移送用パイプラインを形成し、これらのパイプラインの一方が液化天然ガスを船に移送する働きをし、他方がプラットフォームへ蒸気を返還する働きをする、前記装置の使用を提案する。
【0026】
本発明は、本発明の限定を加えない実施形態を例として示す添付図面を参照しながら以下の説明を読めばより明らかになろう。
図1に、独立生産プラットフォームの一部を参照番号10で示す。タンカ11が、ホーサ12によってプラットフォーム10に係留されている。本発明の1つの好ましい実施形態による流体移送用装置13が、この場合はプラットフォーム10に抽出された原油をタンカ11に移送することができるようにする。
【0027】
このために、装置13は、90°ベンドおよび回転管継手を備える連節セクション16、16’によって一体に連節された、流体、この場合は原油を移送するためのいくつかの剛性パイプ・セクション15を懸架して保管するための、プラットフォーム10に設置されたスタンド14を含み、それにより、パイプ・セクション15がスタンド14にコンサーティーナ状に懸架されている保管姿勢から、流体の移送を実行するために、懸架ケーブルまたは搬送ケーブル17から懸架することによるプラットフォーム10とタンカ11の間での延伸姿勢までパイプ・セクション15が移ることができるようになっている(図2参照。2つの姿勢が図示されている)。
【0028】
図18を見るとより明白にわかるように、連節セクション16はそれぞれ、一端で剛性パイプ・セクション15の一端に接続され、他端で回転管継手19によって隣の90°ベンド18に接続されている2つの90°ベンド18を有する。この回転管継手19の軸は、連節セクション16が懸架ケーブル17から懸架されているとき、ほぼ水平であり、懸架ケーブル17に垂直である(図1参照)。このタイプの回転管継手19により、パイプ・セクション15は、これらのパイプ・セクション15の延伸姿勢では鉛直面内で懸架ケーブル17の湾曲に従い、しかしまたこれらのパイプ・セクション15は、保管スタンドまたはステーション14にコンサーティーナ状に保管するために折り畳むことができる。
【0029】
同じ理由で、連節セクション16’もそれぞれ、2つの90°ベンド18’間に、水平軸を有する回転管継手19’を備える。ただし、これらの90°ベンド18’の一方と剛性パイプ・セクション15の端部との間に第3の90°ベンド18”が提供される。この第3の90°ベンド18”は、延伸姿勢でほぼ鉛直な軸を有する回転管継手20によって隣の90°ベンドに接続され、パイプ・セクション15の横方向運動を可能にする。この横方向運動により、アセンブリは、移送中のタンカ11およびプラットフォーム10の振動運動に応答することができるようになる。さらに、このラインの捩れは、追加の回転管継手21が、連節セクション16’の第3の90°ベンド18”を、回転管継手21が位置合わせされているパイプ・セクション15の一端に接続することにより吸収される。
【0030】
図1を見るとわかるように、これらの連節セクション16、16’により、パイプ・セクション15は、延伸姿勢で懸架ケーブル17の両側に交互に位置決めされる。
【0031】
本発明の好ましい実施形態では、3つおきの連節セクションが鉛直軸回転管継手を有するタイプのものであることにも留意されたい。
また、プラットフォーム10とタンカ11の間で伸びている懸架ケーブル17の長さに応じて、これらのパイプ・セクション15を保管スタンド14および懸架ケーブル17に懸架するための結合手段も提供される。
【0032】
図2を見るとわかるように、結合手段は、1つおきのパイプ・セクション15に、それぞれ水平軸回転管継手19または19’で連節セクション16または16’に接続される懸架ストラット22を有する。
【0033】
前記懸架ストラット22を、図3および4により詳細に示す。
これらの図を見るとわかるように、各懸架ストラット22が、転がり軸受23によって連節セクション16に接続され、転がり軸受23は、内側リング24と外側リング25を有し、それらの間にボール26が挿入されている。内側リング24は、隣接する回転管継手19の外側に固定されており、外側リング25は、枢支継手28を介して懸架ストラット22の鉛直アーム27の端部に接続されている。
【0034】
この枢支継手28の軸は、コレット30によって画定され、懸架ケーブル17を受け取るように意図された受取りチャネル29の延在方向にほぼ平行である。
このコレット30は、リング25に接続されたアーム端部と反対側の端部でアーム27と一体になっている。コレット30は、ばね33によってコレット30のクランプ姿勢に向けて応力を加えられる2つのヒンジ式アーム31、32を有し、ばね33は、アーム31に対して枢動するように、かつアーム32の穴35に係合するように取り付けられたロッド34によって、アーム31と32の間で保持される。
【0035】
この場合、コレット30は、アーム27に、アーム27に対して横向きに固定され、上方からの懸架ケーブル17のクランピングが可能であることにも留意されたい。
【0036】
枢支継手28が、延伸姿勢で、懸架ケーブル17と、パイプ・セクション15によって形成されるパイプの軸との間の位置合わせずれを生じることも理解されたい。
【0037】
また、図4を見るとわかるように、各アーム31および32がまた、懸架ケーブル17クランピング端部と反対側の端部にローラ37a、37bを備える。これらのローラ37a、37bはそれぞれ、保管スタンド14のレール38a、38bにロール係合される。
【0038】
保管姿勢では、レール38a、38bの間隔は、コレット30がばね33の力に反して開いた姿勢で保持されるようなものであり、パイプ・セクション15が延伸姿勢へ移る間にコレット30が懸架ケーブル17に係合できるようになっている。
【0039】
制御システム39(図1および2参照)が、保管スタンド14に取り付けられ、水圧アクチュエータを備え、水圧アクチュエータは、コレット30をレール38a、38b間に係合することができ、あるいは前記コレット30を解放して、コレット30が懸架ケーブル17に結合できるようにすることができる。
【0040】
懸架ストラット22が一定の間隔をもって懸架ケーブル17に吊られるように、制御システムが、プラットフォーム10に設置された一定張力制御ウィンチ40の角度位置センサに接続され、懸架ケーブル17が前記ウィンチに巻かれる。
【0041】
懸架ケーブル17の解けている長さが角度位置センサによって測定され、それに対応する情報が制御システム39に伝送され、制御システム39は以下のように応答する。
【0042】
−ケーブル17が解かれる過程にあり、かつ所定の間隔が達成されている場合、コレット30を解放して、懸架ケーブル17を把持できるようにし、それにより連節セクション16または16’をこのケーブル17と一体にする。
【0043】
−ケーブルがウィンチ40への巻き過程にあり、制御システム39の前にコレット30がある場合、制御システム39の水圧アクチュエータが、コレット30をレール38aと38bの間に係合し、これらのレール38a、38b間に保管姿勢で保持する。
【0044】
この動作論理は、プラットフォーム10とタンカ11の間での流体移送段階全体を通して適用され、該段階中に、プラットフォーム10とタンカ11の間の離隔距離を増減することができる。
【0045】
一定張力制御ウィンチ40は、懸架ケーブル17に一定の張力を加えることを可能にし、それにより、このケーブル17の中点でほぼ一定の撓みを維持する。このために、ウィンチ40は、定圧に永久的に従う水圧モータによって操作される。タンカ11が離れるように移動する、またはより近付いて来る場合、懸架ケーブル17はウィンチ40へ巻かれる、またはウィンチ40から解かれる。撓みの(わずかな)変化は、その範囲(プラットフォーム10とタンカ11を離隔する距離)の変化のみによるものである。
【0046】
前記ウィンチ40に巻かれた懸架ケーブルは、プラットフォーム10に固定されたベース42に取り付けられた90°回転プーリ41によって保管スタンド14に導かれる。保管スタンド14も、転がり軸受43によってこのベース42上で方位角方向に枢動するように取り付けられている。
【0047】
保管スタンド14はさらに、スタンド14の重量を受けるローラ44によってプラットフォーム10のデッキに接続される。
回転管継手およびベンドによって一体に連節された他のパイプ・セクションの組45が、ベース42に沿って延び、セクション15によって形成されるパイプラインに原油を供給し、その一方で、ベース42の周りでの保管スタンド14の枢動に従うことができる。
【0048】
延伸姿勢でタンカ11に沿って位置決めされたこのパイプラインの他端は、タンカ11に位置されたマニホルド47に接続される二重バルブ水圧結合機構46を備える。
【0049】
懸架ケーブル17およびそれに固定されたパイプ・セクション15をプラットフォーム10からタンカ11に渡すために、接続ケーブル49が巻かれるウィンチ48がタンカ11のデッキに設置されている。接続ケーブル49をプラットフォーム10の側から取り、それを懸架ケーブル17に固定できるようにするために、補助ウィンチ50がプラットフォーム10のデッキに提供され、そこにロープ51が巻かれる。
【0050】
図5を見るとわかるように、このロープ51は、その一端に、接続ケーブル49の一端に固定されたソケット53にロープ51を結合するためのループ52を備える。
【0051】
接続ケーブル49がプラットフォーム10の側から導かれた後、懸架ケーブル17を接続ケーブル49に固定するために、クランピング機構54が、懸架ケーブル17の一端に固定される。ケーブルが緩んだとき、2つの復元ばね55a、55bがソケット53をジョー56a、56bの間で定位置に保持する。他方、ケーブルの張力は、ジョー56a、56bをソケット53に締め付ける傾向がある。これは、ソケット53が接続位置で各ジョー56a、56bのショルダ57a、57bに当接し、ソケット53を保持する位置に向けてジョーを枢動させる効果をもつためである。
【0052】
図5はまた、クランピング機構54に枢支的に取り付けられたストラット58の一部を示す。結合機構46がこのストラットに固定されている(図2参照)。 図1および2を見るとわかるように、機械的ストップを形成する第1のデバイス59が保管スタンド14に固定され、機械的ストップを形成する第2のデバイス60が、マニフォルド47の近くで、タンカ11のデッキに設置される。ストップを形成する第1のデバイス59は、懸架ケーブル17およびパイプ・セクション15の配備手順が開始されない限り、クランピング機構54をロックする目的を有し、機械的ストップを形成する第2のデバイス60は、懸架ケーブル17がプラットフォーム10とタンカ11の間で伸ばされた後に、この同じクランピング機構54をロックする目的を有する。
【0053】
この実施形態の場合、懸架ケーブル17の張力は、回転プーリ41を介してベース42に加えられる。保管スタンド14のみが、パイプ・セクション15の重量を支承する。したがって、ベース42の周りを自由に回転することができる前記スタンド14を、懸架ケーブル17に位置合わせしなければならない。この位置合わせは、図7から10で見ることができる側方誘導プーリによって得られる。
【0054】
図7および8に、それぞれアーム64および65によって、支持プレート63に対してそれぞれ枢支的に取り付けられた2つのプーリ61および62の組を示す。
【0055】
これらのアーム64および65は、2つの水圧ジャック67および68によって共通の枢支点66の周りで枢動するように連節されており、各水圧ジャックが、一方で支持プレート63に固定され、他方でアーム64および65の1つに固定されている。
【0056】
支持プレート63自体は、保管スタンド14に固定されている。
したがって、これらのプーリ61および62が懸架ケーブル17の両側で懸架ケーブル17に接触している図8に示される姿勢では、前記懸架ケーブル17の移動がベース42上での保管スタンド14の枢動をもたらし、保管スタンド14を懸架ケーブル17に位置合わせし、その結果、プラットフォーム10とタンカ11の間に延びる流体移送用パイプラインの軸とも位置合わせする。
【0057】
その結果、保管スタンド14は、懸架ケーブル17に自動的に位置合わせされる。
懸架ストラット22が通過する際(図7参照)、プーリ61および62は、水圧ジャック67および68の動作によって懸架ケーブル17から退けられる。2つの水圧ジャックを有するこのようなシステムの単純さが、良好な機械的信頼性を保証する。
【0058】
しかし、良好な側方誘導を常に維持するために、実際には、2組のプーリが異なる位置に提供され、これらが懸架ストラット22の通過中に交互に横に移動する。
【0059】
これら2組のプーリを、その操作手段を除いて図9および10に示す。図7および8にも示されている第1の組のプーリ61、62、ならびに第1の組のプーリ61、62の上流に、懸架ケーブル17の両側に位置決めされている第2の組のプーリ61’、62’を見ることができる。
【0060】
タンカ11の積入段階中のタンカ11の交互運動により、懸架ストラット22は、このプーリベース誘導システムの任意の点で停止し、次いでいずれかの方向に再び移動を始めることができ、あるいは1点の周りで振動することさえできる。
【0061】
したがって、制御システム39を位置検出器に接続して、懸架ストラット22の検出位置に応じて、制御システム39が2組のプーリの後退動作の順序を変えることができるようにする。
【0062】
図9および10はまた、保管スタンド14から出る際にセクション15の重量を受けるためのプーリ69〜72も示す。
これらのプーリ69〜72は、接続バー73〜76によって2つずつ接続され、接続バー73〜76は、中間バー77および78上で枢動して、保管スタンド14にプーリ69〜72を懸架する。
【0063】
流体移送用装置13は、以下のように動作する。
流体移送用装置13が定位置に置かれる前には、パイプ・セクション15が格納姿勢になっている、すなわちパイプ・セクション15が保管スタンド14にコンサーティーナ状に懸架されている。
【0064】
流体移送用装置13を定位置に置くために、まず、ロープ51がプラットフォーム10からタンカ11に渡され、これは例えばホーサ12と同時に受け渡される。次いで、タンカ11にいる操作者が、このロープを、ウィンチ48に巻かれた接続ケーブル49の端部に接続する。
【0065】
接続後、ロープ51をウィンチ50に巻く。ロープ51は接続ケーブル49を引張り、接続ケーブル49がウィンチ48から解かれる。接続ケーブル49の端部は、保管スタンド14に達すると、懸架ケーブル17の端部に自動的に接続される。より正確には、接続ケーブル49のソケット53が、クランピング機構54のジョー56a、56bを離隔し、定位置に保持される。接続ケーブル49が懸架ケーブル17に接続された後、タンカ11にある接続ウィンチ48が始動し、懸架ケーブル17およびそれに固定されたパイプ・セクション15を保管スタンド14から徐々に引き出す。ウィンチ40によって加えられる一定の張力が、懸架ケーブル17が出るのに対抗し、懸架された流体移送用装置13の撓みを制限する。懸架ストラット22に関しては、それらは一定の間隔をもってこの懸架ケーブル17に固定されている。
【0066】
懸架ケーブル17の端部がタンカ11に達すると、機械的ストップ用デバイス60がクランピング機構54をロックする。次いで、接続ウィンチ48が停止され、水圧結合機構46がマニフォルド47のフランジに接続される。
【0067】
次いで、結合機構46のバルブが開かれ、タンカ11の積入を開始することができる。
積入動作の全期間にわたって、パイプ・セクション15は、プラットフォーム10とタンカ11の間の距離に応じて、保管スタンドに格納される、または保管スタンドから出される。
【0068】
接続解除のためには、操作の順序が逆になり、運動が反対方向に行われる。しかし、プラットフォーム10から張力を一定に維持するという原理は保存される。
【0069】
この流体移送用装置13は、全方向にかなりの相対運動が可能であることを理解されたい。
さらに、これは、高い流体速度、したがって高い移送率を可能にし、その一方で、圧力サージに対するパイプラインの良好な抵抗を提供する。
【0070】
図11〜14に示される実装の変形例は、保管スタンドの回転制御を行うシステムを提案する。
より正確には、図1〜10における懸架ケーブル17の側方誘導用プーリ・システムが、懸架ケーブル17の角度位置検出器79(図13および14参照)と、ベース42の周りでの保管スタンド14の回転を制御するためのデバイス80(図11参照)とを備える保管スタンド14の回転を制御するためのシステムで置き換えられる。
【0071】
懸架ケーブル17が保管スタンド14から離れている側方向距離が、前記ケーブル17に位置するアイドリング・ローラ81によって測定される。このアイドリング・ローラ81は、ケーブル17の横方向移動に従うことができる。これは、ローラ81が、2つの高さ補償ヒンジ84aおよび84bによって保管スタンド14に固定されたプレート83に取り付けられたヒンジ式支持部82に取り付けられているためである。
【0072】
ヒンジ式支持部82はまた、回転エンコーダ85に接続されている。
懸架ケーブル17の角度位置を表すこのエンコーダ85からの出力信号は、ケーブルの固有振動を除去するようにフィルタされる。この信号が、回転制御用デバイス80の水圧モータ86に伝送されて、ラック・ピニオン型システムによって保管スタンド14を懸架ケーブル17の主方向と位置合わせする。ラック・ピニオン型システムでは、ピニオンが水圧モータ86の出力シャフトに取り付けられ、ラック87がローラ44のローリング・トラック88の後方でプラットフォーム10のデッキに取り付けられている。
【0073】
他の点では、図11〜14の流体移送用装置13’は、図1〜10の流体移送用装置13と全ての点で同一である。
図15および16における実装の変形例の場合には、流体移送用装置13’の保管スタンド14’が、プラットフォーム10に連結される。
【0074】
したがって、プラットフォーム10に対するタンカ11の横方向運動が、懸架ケーブル17と、パイプ・セクション15によって形成される流体移送用パイプラインとによって保管スタンド14’の出口で完全に吸収される。
【0075】
したがって、流体移送用装置13”は、図7〜10に関して説明したのと同様に、保管スタンド14’から離れるときに懸架ケーブル17の側方誘導用システム89を含む。
【0076】
さらに、図19に示されるタイプの、ほぼ鉛直な軸を有する回転管継手を備える連節セクションが、各懸架ストラット22に位置決めされている。
他の点では、この流体移送用装置13”の動作は図1〜10のものと同様である。
【0077】
ロープが巻かれているウィンチを図15および16には示していないことに留意されたい。このウィンチは、他の図に示されるものと同一であり、例えばウィンチ50の後方に位置することができる。
【0078】
流体移送用装置の別の実施形態を図17に示す。
この流体移送用装置13’’’は、プラットフォーム10からタンカ11への液化天然ガスの移送を意図されている。このために、タンク11からプラットフォーム10に蒸気を返還するためのパイプラインを形成するパイプ・セクション15’の第2のネットワークを有する。
【0079】
図20および21を見るとわかるように、蒸気返還用パイプ・セクション15’は、液化天然ガス移送用パイプ・セクション15よりも直径が小さい。
液化天然ガスの移送は、約−160℃の温度で実施され、したがってこの実施形態で使用される回転管継手は全て、Chicksan(登録商標)型継手の極低温回転管継手である。
【0080】
さらに、プラットフォーム10とタンカ11の間で2つのパイプラインを同時に、かつ平行に配備することができるように、図20および21に示されるように、それぞれの連節セクション16、16”が横方向連節部90によって一体に接合される。
【0081】
この点で、図21における連節セクション16”はそれぞれ、ほぼ鉛直な軸92、92’を有する継手に関連するほぼ水平な軸91、91’を有するただ1つの回転管継手を有することに留意されたい。
【0082】
図20の連節セクション16と同様に、これらは図18に示されるものと同一である。
当然、本発明は、説明し図示した実施形態に限定されるものでは決してなく、これらの実施形態は単に例として与えられたものである。
【0083】
特に、本発明は、記述した手段の技術的等価物を構成する全ての手段、ならびにその組合せを含む。
さらに、本発明による流体移送用装置を使用して、原油および液化天然ガス以外の流体を移送することもできる。それらの流体のうち、液化石油ガスおよび凝縮物を特に挙げておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの好ましい実施形態による平面図である。
【図2】 同じ装置の側面図である。
【図3】 図1および2の装置の連節セクションの懸架ストラットの側面図である。
【図4】 保管姿勢での同じ懸架ストラットの部分断面前面図である。
【図5】 図1および2における装置のクランピング機構の長手方向断面図である。
【図6】 図5の線VI−VIに沿った部分断面図である。
【図7】 図3および4に示される懸架ストラットが通過する際の、図1および2の装置の懸架ケーブルの側方誘導手段の位置決めの概略図である。
【図8】 懸架ケーブルを案内するための姿勢での同じ誘導手段を示す図である。
【図9】 懸架ケーブル支持プーリのシステムの平面図である。
【図10】 図9のシステムの側面図である。
【図11】 流体移送用装置の実装の一変形例の平面図である。
【図12】 図11の装置の側面図である。
【図13】 図11および12の装置の懸架ケーブルの角度位置を検出するためのデバイスの前面図である。
【図14】 図13のデバイスの平面図である。
【図15】 流体移送用装置の実装の別の変形例の平面図である。
【図16】 図15の装置の側面図である。
【図17】 液化天然ガスを移送するための流体移送用装置の実装の一変形例の平面図である。
【図18】 図1、2、11、12、15、および16の装置で採用される第1のタイプの連節セクションの拡大図である。
【図19】 図1、2、11、12、15、および16の装置で採用される第2のタイプの連節セクションの拡大図である。
【図20】 図17の装置で採用される第1のタイプの連節セクションの拡大図である。
【図21】 図17の装置で採用される第2のタイプの連節セクションの拡大図である。

Claims (14)

  1. 第1の位置と第2の位置の間で流体を移送するための装置であって、
    第1の位置に設置され、2つの位置(10、11)間に伸びる懸架ケーブル(17)が巻かれ、かつ一定の張力を懸架ケーブル(17)に加えることができる一定張力制御ウィンチ(40)と、
    ベンド(18、18’、18”)および回転管継手(19、20、21;91、92)を備える連節セクション(16、16’、16”)によって一体に連節された剛性パイプ・セクション(15)を懸架して保管するための、第1の位置(10)に設置された保管スタンド(14、14’)であって、それにより、パイプ・セクション(15)が保管スタンド(14、14’)にコンサーティーナ状に懸架されている保管姿勢から、流体の移送を実行するために、懸架ケーブル(17)に懸架することによってパイプ・セクション(15)が2つの位置(10、11)間に延伸した姿勢までパイプ・セクション(15)が移ることができるようになっている保管スタンド(14、14’)と、
    2つの位置(10、11)間に伸びた懸架ケーブル(17)の長さの関数として、ある所定の連節セクション(16、16’、16”)を保管スタンド(14、14’)または懸架ケーブル(17)に結合するための手段(22)とを備え
    前記結合手段が、所定の連節セクション(16、16’)に関していくつかの懸架ストラット(22)を備え、各ストラット(22)に、上から懸架ケーブル(17)を把持するためのコレット(30)が横方向に固定されて、懸架ストラット(22)を懸架ケーブル(17)に固定し、装置がさらに、第2の位置に設置された接続ウィンチ(48)を含み、そこに接続ケーブル(49)が巻かれ、接続ケーブル(49)が懸架ケーブル(17)に接続されて、流体移送前に懸架ケーブル(17)を第2の位置(11)に渡し、かつそこに係留する、または流体移送後に第1の位置(10)に戻すことができ、終始、一定張力制御ウィンチ(40)によって一定の張力が懸架ケーブル(17)に加えられることを特徴とする装置。
  2. 第1の位置(10)に設置され、ロープ(51)が巻かれるウィンチ(50)を含み、ロープ(51)が接続ケーブル(49)に接続され、接続ケーブル(49)を第1の位置(10)に渡して、懸架ケーブル(17)に接続することを特徴とする請求項に記載の装置。
  3. 接続ケーブル(49)の一端を懸架ケーブル(17)に拘止することができるクランピング機構(54)が懸架ケーブル(17)の一端に固定されて、接続ケーブル(49)を懸架ケーブル(17)に固定することを特徴とする請求項またはに記載の装置。
  4. 第2の位置(11)に設置され、懸架ケーブル(17)が前記2つの位置間で伸びた後にクランピング機構(54)をロックするように意図されている機械的ストップを形成するデバイスを含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. 末端パイプ・セクション(15)に流体接続手段(46)を含み、流体接続手段(46)が、流体の移送を実行するために、第2の位置(11)に設置された補完流体接続手段(47)に接続されるように意図されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
  6. 懸架ケーブル(17)に結合するように意図された連節セクション(16’、16”)の少なくとも一部が、パイプ・セクション(15、15’)の延伸姿勢で、ほぼ鉛直な軸を有する回転管継手(20;92)と、ほぼ水平な軸を有する少なくとも1つの回転管継手(19’、21;91)との組合せを有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記結合手段が複数の懸架ストラット(22)を含み、各ストラットが、その一端に横方向に固定された、上から懸架ケーブル(17)を把持するためのコレット(30)を有し、コレット(30)によって画定される懸架ケーブル(17)を受け取るためのチャネル(29)の延在方向にほぼ平行な軸を有する枢支継手(28)を介して連節セクション(16、16’、16”)に接続されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記結合手段が複数の懸架ストラット(22)を含み、各ストラットが、転がり軸受(23)によって連節セクション(16、16’、16”)に拘止されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
  9. 保管スタンド(14)が、第1の位置(10)に固定されたベース(42)上で方位角方向に自由に枢動するように取り付けられ、装置がさらに、異なる位置で保管スタンド(14)に固定され、結合手段(22)が通過する際に懸架ケーブル(17)から離れるように交互に移動することができる懸架ケーブル(17)の側方誘導用の少なくとも2組のプーリ(61、62、61’、62’)を含むことを特徴とする請求項またはに記載の装置。
  10. 保管スタンド(14)が、第1の位置に固定されたベース(42)上で方位角方向に枢動するように取り付けられ、装置がさらに、懸架ケーブル(17)の角度位置の検出器(79)と、ベース(42)の周りでの保管スタンド(14)の回転を制御するためのデバイス(80)とを含み、デバイス(80)が、検出器からのフィルタ済み出力信号に敏感であり、保管スタンド(14)を懸架ケーブル(17)の主方向と位置合わせすることを特徴とする請求項またはに記載の装置。
  11. 保管スタンド(14’)が、第1の位置に固定されたベース(42)に連結され、懸架ケーブル(17)に結合するように意図された各連節セクション(16’、16”)が、パイプ・セクション(15)の延伸姿勢で、ほぼ鉛直な軸を有する回転管継手(20;92)と、ほぼ水平な軸を有する少なくとも1つの回転管継手(19’;91)との組合せを有し、装置が、異なる位置で保管スタンド(14’)に固定され、結合手段(20)が通過する際に懸架ケーブル(17)から離れるように交互に移動することができる懸架ケーブル(17)の側方誘導用の少なくとも2組のプーリを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記結合手段がいくつかの懸架ストラット(22)を含み、各懸架ストラット(22)に、上から懸架ケーブル(17)を把持するためのコレット(30)が横方向に固定され、各コレット(30)が、コレット(30)の締付け位置に向けてばね(33)によって応力が加えられ、それぞれがローラ(37a、37b)を備える2つの連節アームを有し、スタンドが、コレット(30)のローラの一方に関するローリング・トラックをそれぞれ画定する2つのレール(38a、38b)を有し、レール(38a、38b)の間隔が、パイプ・セクション(15)の保管姿勢ではコレット(30)がばねの力に反して開いた姿勢で保持され、パイプ・セクション(15)が延伸姿勢に移る際にコレット(30)を懸架ケーブル(17)に係合することができるようになっていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 保管スタンド(14、14’)のレール(38a、38b)よりも下流に、懸架ケーブル(17)を支持するためのプーリ(69〜72)を含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 第1の位置を画定する浮体式生産貯蔵積出プラットフォーム(10)と、第2の位置を画定する船(11)との間で液化天然ガスを移送するための前記請求項のいずれか一項に記載の装置の使用であって、パイプ・セクション(15)が連節部(90)によって他のパイプ・セクション(15’)に接続されて、2つの位置間で同時に、かつ平行に配備することができる2つの流体移送用パイプラインを形成し、一方が液化天然ガスを船(11)に移送する働きをし、他方がプラットフォーム(10)へ蒸気を返還する働きをする、前記装置の使用。
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