JP3986041B2 - Power supply control device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に電源を供給する電源供給制御装置に係り、特にヒューズ溶断特性に沿って最大の電流を供給することのできる電源供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に搭載されるバッテリには、種々の負荷が接続されており、この負荷にバッテリから一定の電流が供給されている。この負荷がランプのような場合、スイッチを投入し点灯すると、最初、ランプ温度が低いためランプの抵抗値が低く突入電流が大きく流れる。このランプに過剰電流が流れた後、ランプ温度が徐々に上がってきてランプの抵抗値が高くなってきて、ランプに流れる電流が下がってきてやがて定格電流に安定する。
【0003】
このメインの電源のランプ負荷への供給は、従来、図7に示す如く、バッテリVBには、ヒューズ9を介してパワートランジスタ等の半導体電流制御素子(半導体リレー)10が接続されており、この半導体電流制御素子10にランプ負荷12が接続されている。このヒューズ9は、回路保護用のもので、回路に所定の電流以上の電流が流れたときに溶断し、電線が燃焼するのを防止するものである。また、この半導体電流制御素子10は、マイコン11によって制御され、バッテリVBから一定の電源が負荷12に供給されている。このような電源供給回路の場合、スイッチの投入時、ランフ負荷に流れる突入電流は、図8のランプ負荷の電流特性曲線Aに示す如く、ヒューズ溶断特性曲線Bの電流値を超えないように設定してある。そして、この図8に図示のヒューズ溶断特性曲線Bは、ヒューズ9を溶断させないで回路に流せる電流値の限界を示したものである。
また、この図8には、ヒューズ溶断特性曲線Bの上側に電線の発煙特性曲線Cが示されている。この発煙特性曲線Cは、この特性の電流を回路に供給すると、回路が燃焼する(発煙を生じる)電流値を示している。
【0004】
このようにランプ負荷に供給される電流がヒューズ溶断特性曲線Bの電流値を超えるとヒューズ9が溶断するため、ランプ負荷に供給される電流は、ヒューズ溶断特性曲線Bの下側をいくように設定されたランプ負荷電流特性曲線Aにしたがって供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
スイッチを投入当初、ランプは冷えており、抵抗値が低くなっている。このため、スイッチを投入し、ランプ負荷12に電源を供給すると、スイッチ投入直後ランプ負荷12には、図8の特性曲線Aに示す如く、大きな突入電流が流れる。その後、ランプ負荷12の抵抗値がランプ負荷12の温度上昇と共に上昇するため、ランプ負荷12に流れる電流値は、時間と共に下がっていき、やがて定格電流に安定する。ところが、ランプ負荷電流は、スイッチを投入後に大きな突入電流が流れ、その後、図8の特性曲線Aに示す如く、急激に電流が低下する。
【0006】
このような状態で、定格電流に至るまでの時間を短くするには、突入電流を大きく取ることによって達成することはできるが、そのためには配線の電流容量が大きいものを使用しなければならず、線材の細線化傾向に逆行することになる。また、線材の細線化を図るためにヒューズ容量を小さくし、配線の電流容量を小さくすると、ヒューズ溶断特性曲線Bの電流値を超えないように低く設定することができるが、ランプ負荷の温度上昇が低く、定格電流に至るまでの時間が掛ってしまうという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、回路保護用のヒューズを用いないで、ヒューズ溶断特性曲線上に負荷電流を供給制御し、スイッチ投入後短時間で定格電流に安定させるようにしようということにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電源供給制御装置は、DC電源と負荷との間に直列に第1の過熱自己遮断型半導体スイッチを接続すると共に、
前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチと同じ特性を有し前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチにヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流以下の電流が流れたときに発生するドレイン・ソース間電圧と同じ電圧をドレイン・ソース間に発生させる電流を流すリファレンス抵抗をソースに接続する第2の過熱自己遮断型半導体スイッチを前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに並列に接続してなるリファレンス回路と、
前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間電圧と前記第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間電圧との差と所定の過電流判定値とを比較して前記電流が前記ヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流を超える過電流であるか否かを判別し、該判別結果に応じた検出信号を出力する比較回路と、その検出信号に応じた制御信号で前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン、オフさせる駆動回路と、
スイッチ投入時から定格電流に至るまでの時間に対する電流供給値が予め記憶されており、スタート時に時間計測を行い、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのオン・オフ制御を行うマイコンとを設け、
スイッチ投入によって時間計数を開始し、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間と前記第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間の第1の差電流と、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに内蔵の温度センサの両端の第2の差電流の差の電流値が予め記憶されている経過時間に対する供給電流値に合うようにスイッチ投入時から定格電流に至るまで前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン・オフして負荷に過電流が供給されないようにすると共に、前記比較回路の比較結果、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに前記ヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流を超える電流が流れたと判定したときに、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオフし、所定の時間間隔で前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのオン・オフを繰り返し、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチがオフする状態が所定回数生じたときに短絡状態を検出して、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオフ状態にするようにしたものである。
このように構成することにより、本発明によると、回路保護用のヒューズを用いないで、ヒューズ溶断特性曲線上に負荷電流を供給制御し、スイッチ投入後短時間で定格電流に安定させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本発明に係る電源供給制御装置の一実施の形態が示されている。
【0010】
図において、電源供給装置1の入力端子Aには、バッテリVBが接続されており、電源供給装置1の入力端子Cには、抵抗R4を介してバッテリVBが接続されている。また、この入力端子Cには、スイッチSW1の一端が接続されており、このスイッチSW1の他端は接地されている。出力端子Hには、コンデンサC1が接続されている。このコンデンサC1は、ON/OFF計数回路のRC積分回路のコンデンサである。
また、出力端子Bには、一端が接地されている負荷Lが接続されている。また、電源供給装置1の出力端子Eには、第1のリファレンス回路の第1のリファレンス抵抗Rr1の一端が接続されており、他端は接地されている。この第1のリファレンス抵抗Rr1が第1のリファレンス回路のリファレンス抵抗で、この第1のリファレンス抵抗Rr1によって第1のリファレンス電圧(過電流検出用の基準電圧)が作られる。
【0011】
また、出力端子Fには、第2のリファレンス回路の第2のリファレンス抵抗Rr2が接続されている。この第2のリファレンス抵抗Rr2によって第2のリファレンス電圧(過小電流検出用の基準電圧)が作られる。
【0012】
また、電源供給装置1の出力端子Mには、オペアンプ5の(−)入力端子が、出力端子Nには、オペアンプ5の(+)入力端子がそれぞれ接続されている。この出力端子Mと出力端子Nは、図3に示す如く、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1の温度検知回路の温度センサの両端から取り出した端子である。すなわち、温度センサの両端の差電流を増幅して取り出している。
一方、電源供給装置1の出力端子Bと出力端子Eとは、抵抗R11を介して接続されている。この抵抗R11と出力端子Bとの接続端には、オペアンプ6の(−)入力端子が、抵抗R11と出力端子Eとの接続端には、オペアンプ6の(+)入力端子がそれぞれ接続されている。したがって、出力端子Bに流れる電流と出力端子Eに流れる電流との差電流を増幅して取り出している。
【0013】
また、このオペアンプ6の出力端子には、オペアンプ7の(−)入力端子が接続されている。このオペアンプ7の(+)入力端子には、オペアンプ5の出力端子が接続されている。このオペアンプ7の出力端子には、マイコン8が接続されている。このマイコン8の出力端子が電源供給装置1の入力端子Cに接続されている。したがって、このオペアンプ7は、オペアンプ5からの出力差電流とオペアンプ6からの出力差電流との差を取って増幅して、電流信号としてマイコン8に入力している。このオペアンプ7からマイコン8に入力される電流信号は、アナログ信号であるので、マイコン8に内蔵されるA/D変換器でデジタル信号に変換されて取り込まれる。
このオペアンプ7から出力される電流値は、現在第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に流れる電流値に相当する電流信号である。
【0014】
電源供給装置1は、図2に示す如き構成を有している。すなわち、電源供給装置1は、自動車等の車両においてバッテリからヘッドライト等の各負荷に供給する電流を制御するもので、1個のチップとして構成されている。この電源供給装置1において○で示されているのは外部の素子を接続するための接続端子で、図1に示してある端子と一致している。
すなわち、電源供給制御装置1の入力側端子AにはバッテリVBが接続され、出力側端子Bには負荷Lが接続されている。一方、スイッチング端子Cには、一端が接地され他端が抵抗R4を介してバッテリVBに接続されるスイッチSW1が接続されている。
また、入力側端子Aには、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのドレン側端子DAが接続されており、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース側端子SAには出力側端子Bが接続されている。また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAには、ゲート側端子GAが設けられている。そして、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAは、バッテリVBと負荷Lとの間に直列に接続されている。
【0015】
この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAは、図3に示す如き構成を有している。すなわち、ドレン側端子DAには、メインFETQ1のドレンが接続されており、メインFETQ1のソースには、ソース側端子SAが接続されている。このメインFETQ1のゲートは、内部抵抗RA(例えば、10kΩ)を介してゲート側端子GAに接続されている。このゲート側端子GAとソース側端子SAとの間には、温度検知回路30が接続されている。この温度検知回路30は、メインFETQ1の温度を検出するためのもので、この温度検知回路30には、ラッチ回路31が接続されている。そして、この温度検知回路30は、メインFETQ1の温度が所定温度(異常温度)に達したときにラッチ回路31にオン信号を出力する。ラッチ回路31は、温度検知回路30からの信号を受けてオン信号を出力し続ける作用を有している。このラッチ回路31の出力端子には、過熱遮断用FETQ2のゲートが接続されており、温度検知回路30がメインFETQ1が過熱したことを検出したときにラッチ回路31を介して出力されるオン信号によって過熱遮断用FETQ2がオンし、メインFETQ1のゲート電圧を落としてメインFETQ1を遮断する。
【0016】
一方、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース側端子SAには、出力側端子Bを介して負荷Lが接続されている。この負荷Lへの電力供給は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1によって行われている。
このようにして第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAは、負荷短絡等によって過電流が流れたときに、メインFETQ1が過熱して破壊されるのを防止するため、メインFETQ1の温度が規定値以上に上昇すると自らの作用で強制的にオフ(遮断)する過熱自己遮断機能を備えている。この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAを構成しているメインFETQ1は、DMOS構造のNMOSFETで構成されている。
【0017】
第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのドレン側端子DAには、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのドレン側端子DBと、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのドレン側端子DCが接続されている。そして、この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのソース側端子SBには出力側端子Eが、また、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのソース側端子SCには出力側端子Fが接続されている。また、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBには、ゲート側端子GBが、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCには、ゲート側端子GCが設けられている。
【0018】
この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBは、図4に示す如き構成を有しており、この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBは、図3に図示の第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAと同一の構成となっている。すなわち、ドレン側端子DBには、メインFETQ3のドレンが接続されており、メインFETQ3のソースには、ソース側端子SBが接続されている。このメインFETQ3のゲートは、内部抵抗RB(例えば、10kΩ)を介してゲート側端子GBに接続されている。このゲート側端子GBとソース側端子SBとの間には、温度検知回路40が接続されている。この温度検知回路40は、メインFETQ3の温度を検出するためのもので、この温度検知回路40には、ラッチ回路41が接続されている。そして、この温度検知回路40は、メインFETQ3に所定電流より過大の電流が流れる等によってメインFETQ3の温度が所定温度(異常温度)以上になったときにラッチ回路41にオン信号を出力する機能を有している。そして、このラッチ回路41は、温度検知回路40からの信号を受けてオン信号を出力し続ける作用を有している。さらに、このラッチ回路41の出力端子には、過熱遮断用FETQ4のゲートが接続されており、温度検知回路40によってメインFETQ3が過熱したことを検出したときは、ラッチ回路41を介して出力されるオン信号によって過熱遮断用FETQ4をオンし、メインFETQ3のゲート電圧を落としてメインFETQ3を遮断する。
【0019】
一方、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのソース側端子SBには、出力側端子Eを介して第1のリファレンス抵抗Rr1が接続されており、この第1のリファレンス抵抗Rr1の他端は接地されている。そして、このメインFETQ3と第1のリファレンス抵抗Rr1とによって第1のリファレンス回路が構成されている。この第1のリファレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と負荷Lとの直列回路に並列に接続されている。 この第1のリファレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンして負荷Lに電流を流し、この負荷Lに正常に電流が流れている状態のときに第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース(ソース側端子SA)に発生する電圧と同じ電圧(基準電圧)を、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース(ソース側端子SB)に常時発生させる作用を有している。すなわち、この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース(ソース側端子SB)には、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース側端子SAに接続される負荷Lの状態の変化に拘わらず、常に一定したソース電圧が発生するようになっている。この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に過大に流れたときに、このメインFETQ1のソース(ソース側端子SA)に発生するソース電圧と比較して負荷Lに過電流が流れたことを検出するための第1の基準電圧である。
【0020】
このように第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBは、メインFETQ3のソースに接続される第1のリファレンス抵抗Rr1の短絡等によって第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3に過電流が流れたときに、このメインFETQ3が過熱して破壊されるのを防止するため、このメインFETQ3の温度が規定値以上に上昇すると自らの作用で強制的にオフ(遮断)する過熱自己遮断機能を備えている。この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBを構成しているメインFETQ3は、DMOS構造のNMOSFETで構成されている。
【0021】
また、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCは、図5に示す如き構成を有しており、この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCは、図3に図示の第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAと同一の構成となっている。すなわち、ドレン側端子DCには、メインFETQ5のドレンが接続されており、メインFETQ5のソースには、ソース側端子SCが接続されている。このメインFETQ5のゲートは、内部抵抗RC(例えば、10kΩ)を介してゲート側端子GCに接続されている。このゲート側端子GCとソース側端子SCとの間には、温度検知回路50が接続されている。この温度検知回路50は、メインFETQ5の温度を検出するためのもので、この温度検知回路50には、ラッチ回路51が接続されている。そして、この温度検知回路50は、メインFETQ5に所定電流より過大の電流が流れる等によってメインFETQ5の温度が所定温度(異常温度)以上になったときにラッチ回路51にオン信号を出力する機能を有している。そして、このラッチ回路51は、温度検知回路50からの信号を受けてオン信号を出力し続ける作用を有している。さらに、このラッチ回路51の出力端子には、過熱遮断用FETQ6のゲートが接続されており、温度検知回路50によってメインFETQ5が過熱したことを検出したときは、ラッチ回路51を介して出力されるオン信号によって過熱遮断用FETQ6をオンし、メインFETQ5のゲート電圧を落としてメインFETQ5を遮断する。
【0022】
一方、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのソース側端子SCには、出力側端子Fを介して第2のリファレンス抵抗Rr2が接続されており、この第2のリファレンス抵抗Rr2の他端は接地されている。そして、このメインFETQ5と第2のリファレンス抵抗Rr2とによって第2のリファレンス回路が構成されている。この第2のリファレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と負荷Lとの直列回路に並列に接続されている。
この第2のリファレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンして負荷Lに電流を流し、この負荷Lに正常に電流が流れている状態のときに第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース(ソース側端子SA)に発生する電圧と同じ電圧(基準電圧)を、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース(ソース側端子SC)に常時発生させる作用を有している。すなわち、この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース(ソース側端子SC)には、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース側端子SAに接続される負荷Lの状態の変化に拘わらず、常に一定したソース電圧が発生するようになっている。
【0023】
この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース電圧は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1がオンしているにも拘わらず、負荷Lに電流が流れないか過少な電流が流れたとき(負荷断線等の場合)に、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に流れる電流量が、第2の所定値より過小に流れたときに、このメインFETQ1のソース電圧と比較して負荷Lに電流が過少に流れたことを検出するための第2の基準電圧である。
【0024】
このように第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCは、メインFETQ5のソースに接続される第2のリファレンス抵抗Rr2の短絡等によって第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5に過電流が流れたときに、このメインFETQ5が過熱して破壊されるのを防止するため、このメインFETQ5の温度が規定値以上に上昇すると自らの作用で強制的にオフ(遮断)する過熱自己遮断機能を備えている。この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCを構成しているメインFETQ5は、DMOS構造のNMOSFETで構成されている。
【0025】
また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3と、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5は、複数のトランジスタで構成されており、このメインFETQ1、メインFETQ2、メインFETQ3を構成するトランジスタ数の比は、
メインFETQ1>メインFETQ3
メインFETQ1>メインFETQ5
となっている。具体的には、例えば、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3、および第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5の各トランジスタ数の比は1000:1に設定してある。
【0026】
そして、第1のリファレンス抵抗Rr1は、例えば第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に5Aの負荷電流(ドレイン電流)が流れたとき、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3に5mAのドレイン電流が流れ、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレイン・ソース間電圧Vdsと同じドレイン・ソース間電圧を第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のドレイン・ソース間に発生させるようにような値に設定してある。
また、第1のリファレンス抵抗Rr1と第2のリファレンス抵抗Rr2は、例えば第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に5Aの負荷電流が流れたとき、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5に5mAのドレイン電流が流れ、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレイン・ソース間電圧Vdsと同じドレイン・ソース間電圧を第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のドレイン・ソース間に発生させるようにような値に設定してある。
【0027】
したがって、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲート・ソース間電圧と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のゲート・ソース間電圧とは、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に接続される負荷Lが正常である限り、一致した値となる。同様に、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲート・ソース間電圧と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のゲート・ソース間電圧とは、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に接続される負荷Lが正常である限り、一致した値となる。
【0028】
第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートと、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のゲートと、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のゲートとは、抵抗R7と抵抗R8の直列回路を介して駆動回路2に接続されており、この駆動回路2から出力されるゲート信号によって第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3と、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5とは、同時にオン・オフするようになっている。
【0029】
また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースには、ツェナーダイオードZD1のアノードが接続されており、このツェナーダイオードZD1のカソードには抵抗R7と抵抗R8の接続点が接続されている。また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースには、抵抗R5を介してコンパレータCMP1の(+)側入力端子と、コンパレータCMP2の(−)側入力端子がそれぞれ接続されている。このツェナーダイオードZD1は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲート・ソース間を電源電圧(12V)に保ってゲートに過電圧が印加されようとした場合に、これをバイパスさせるためのものである。
このコンパレータCMP1は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースに誘起される電圧と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースに誘起される電圧とを比較して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に接続される負荷Lに過大電流が流れるのを検出するためのものである。すなわち、コンパレータCMP1の出力は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧(ソースSA側の電位)と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧(ソースSB側の電位)とを比較し、その差が過電流判定値以下である間(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの電位が第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの電位以上である間)はHiが出力され、その差が過電流判定値より大きくなると(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの電位が第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの電位より小さくなると)反転してLowが出力され、過大電流が流れたと判定する。
【0030】
また、コンパレータCMP2は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースに誘起される電圧と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソースに誘起される電圧とを比較して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に電流が所定量流れているか(過小電流となっていないか)を検出するためのものである。すなわち、コンパレータCMP2の出力は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧(ソースSA側の電位)と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース電圧(ソースSC側の電位)とを比較し、その差が過小電流判定値以下である間(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧が第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース電圧よりも低い値である間)はHiが出力され、その差が過小電流判定値より大きくなると(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧が第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース電圧より高くなると)反転してLowが出力され過小電流になったと判定する。
また、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースには、抵抗R6を介してコンパレータCMP1の(−)側入力端子が接続されている。
さらに、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソースには、コンパレータCMP2の(+)側入力端子が接続されている。
【0031】
一方、電源供給制御装置1の入力側端子Aには、PNPトランジスタTr1のエミッタが接続されており、このPNPトランジスタTr1のコレクタには、抵抗R1と抵抗R3と抵抗R2の直列回路が接続されており、抵抗R2の他端は接地されている。そして、コンパレータCMP1の(+)側入力端子は、抵抗R1と抵抗R3の接続点にダイオードD1を介して接続されており、コンパレータCMP1の(−)側入力端子は、抵抗R3と抵抗R2の接続点にダイオードD2を介して接続されている。したがって、コンパレータCMP1の(+)側入力端子には、バッテリVBから供給される電源電圧を、抵抗R1と、抵抗R3とR2の合成抵抗とによって分圧した電圧が、コンパレータCMP1の(−)側入力端子には、抵抗R1と抵抗R3の合成抵抗と、R2とによって分圧した電圧がそれぞれ印加されるように構成されている。
このPNPトランジスタTr1と、抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2と、ダイオードD1,ダイオードD2によって、短絡等の異常により第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1がオンからオフになった後に、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンに復帰させるための復帰回路を構成している。この復帰回路は、エミッタがバッテリVB側の出力端子に、ベースが抵抗R10を介してスイッチSW1側の入力端子にそれぞれ接続されたトランジスタTr1と、そのコレクタとグランドの間に直列接続された抵抗R1,R3,R2と、抵抗R1に流れる電流をコンパレータCMP1の(+)端子側へ通すダイオードD1と、抵抗R1,抵抗R3に流れる電流をコンパレータCMP1の−端子側へ通すダイオードD2とからなる。抵抗R1の抵抗値は、スイッチSW1をオンにしてトランジスタTr1がオンになると、抵抗R1,R3の接続点の電位V1がバッテリの60〜80%程度で、ソースSAの電位が抵抗R5での前記電圧降下分だけ下がった電圧V3(ダイオードD1のカソード側電位)より大きい値になるように設定されている。
【0032】
さらに、コンパレータCMP1の(+)側入力端子には、抵抗R9を介してダイオードD3のアノードが接続されており、このダイオードD3のカソードには駆動回路2のゲート信号出力端子が接続されている。
コンパレータCMP1の出力端子は、駆動回路2に接続されており、コンパレータCMP1の判定結果が駆動回路2に入力されるようになっている。この駆動回路2には、チャージポンプ回路3で昇圧された電圧VP(例えば、VP=VB+5V)が印加されており、駆動回路2は、コンパレータCMP1から出力されているHiの信号と、スイッチSW1をオンすることによってスイッチ側から入力されるオン信号の入力とによって、駆動回路2のソース側トランジスタ2aがオンしてシンク側トランジスタ2bがオフし、電圧VPの駆動信号を抵抗R8,抵抗R7を介して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートに出力し、これによって第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンするようになっている。この駆動回路2は、コンパレータCMP1からHiの信号が入力されている間(Lowの信号が出力されない限り)、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートにオン信号を出力し続ける。この駆動回路2は、コンパレータCMP1が反転してコンパレータCMP1からLow信号が入力されると、駆動回路2のソース側トランジスタ2aがオフしシンク側トランジスタ2bがオンし、駆動回路2からの出力がLowとなってメインサーマルFETQAのゲートにオフ信号を出力し、メインサーマルFETQAをオフする。
また、コンパレータCMP2の出力端子は、外部への出力端子Fに接続されており、コンパレータCMP2によって判定された結果は、出力端子Fに接続される回路によって利用される。
【0033】
起動時、スイッチSW1を投入すると、PNPトランジスタTr1がオンし、VB(12V)を抵抗R1と(抵抗R3+抵抗R2)とによって分圧された電圧値(例えば、電源電圧の80%〜60%)がコンパレータCMP1の(+)側端子に印加されるようになっている。コンパレータCMP1の(−)側端子には、(抵抗R1+抵抗R3)と抵抗R2とによって分圧された電圧値(例えば、電源電圧の20%〜40%)が印加されるようになっている。この抵抗R3は小さい抵抗値のものが使用されており、抵抗R1の抵抗値と(抵抗R3+抵抗R2)の抵抗値の差は微差である。
【0034】
スイッチSW1をオンし、PNPトランジスタTr1のオンによって、VB(12V)を抵抗R1と(抵抗R3+抵抗R2)とで分圧した電圧がコンパレータCMP1の(+)側入力端子とコンパレータCMP1の(−)側入力端子に印加され、コンパレータCMP1の(+)側入力端子に印加される電圧がコンパレータCMP1の(−)側入力端子に印加される電圧よりも大きいため、コンパレータCMP1の出力はHiとなり、駆動回路2を駆動し、駆動回路2からはゲート駆動信号Hiが出力される。このゲート駆動信号Hiは、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートに印加され、このメインFETQ1をオンする。このゲート駆動信号は同時に第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5をオンする。
【0035】
いま、負荷L側に短絡等のデットショートが生じると、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレイン・ソース間の電圧Vdsは大きくなり(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1がオンしている限りドレイン・ソース間の電圧が大きくなり)、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のオン抵抗と、短絡電流で決まるところで安定する。第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの方は、連続でオンしている状態では正常であれば第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースに比べて第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの方が高いように第1のリファレンス抵抗Rr1が設定してあるので、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの方は下がってくる。通常オンしているときには、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレイン・ソース間の電圧Vds(0.5V位)であるから、抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2による分圧電圧よりも第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースとも高い(電源電圧に近くなってくる)。この抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2による分圧電圧は、ダイオードD1,D2でカットされてしまい、コンパレータCMP1の(+)側入力端子、(−)側入力端子には無関係になってくる。すなわち、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの値がダイレクトにコンパレータCMP1の(+)側入力端子、(−)側入力端子に入っている。
【0036】
一方、コンパレータCMP1の(+)側入力端子に、抵抗R9,ダイオードD3という回路が接続されており、この回路のダイオードD3のカソードがゲート信号出力端子に繋がっている。配線が正常の状態では、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートはオンするから、このダイオードD3のカソードはかなり高い電圧になっている。したがって、ダイオードD3はカットオフされて、抵抗R9とダイオードD3の直列回路には電流が流れない。したがって、抵抗R5,抵抗R6には電流が全然流れなくて、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースと第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの電圧がダイレクトにコンパレータCMP1の(+)側入力端子、(−)側入力端子に入力されている。このとき、配線が正常(デッドショートでない)の場合は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースに比べて第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースが小さくなるように第1のリファレンス抵抗Rr1を設定してあるのでコンパレータCMP1の出力はHiになっている。
【0037】
この状態で第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースと負荷L間で短絡が発生すると、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1側には、大電流が流れて、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のオン抵抗に大電流がかかり、ドレイン・ソース間の電位差が大きくなる。ところが第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3の方は、第1のリファレンス抵抗Rr1によって固定されているので、相変わらずコンスタントである。したがって、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースに対して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの方が下がってくる。すると、コンパレータCMP1は反転し、コンパレータCMP1の出力はLowになって第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断しようとする。
【0038】
この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断しようとすると、駆動回路2のソース側のトランジスタ2aがオフして、シンク側のトランジスタ2bがオンする。そのために、抵抗R9とダイオードD3の直列回路のダイオードD3のカソード側が接地されるから、抵抗R9とダイオードD3の直列回路に電流が流れる。この電流は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースから抵抗R5を通って、抵抗R9を通って,ダイオードD3を通ってアースに落ちるというように流れる。すると、抵抗R5に電流が流れてることによって、この抵抗R5による電圧ドロップが生じる。この電圧ドロップのため、コンパレータCMP1の(+)側入力端子は第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースよりも抵抗R5の電圧ドロップ分だけ下がる。これがヒステリシスである。
【0039】
第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースに比べて第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの方が一旦低くなると、コンパレータCMP1が反転して駆動回路2のLowの信号が入力され駆動回路2をオフしようとする。この駆動回路2を一旦停止すると、駆動回路2のソース側のトランジスタ2aがオフして、シンク側のトランジスタ2bがオンするため、抵抗R9とダイオードD3の直列回路に電流が流れて、コンパレータCMP1の(+)側入力端子は実際の第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースよりも低い電圧になる。したがって、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースが若干起き上がってフラフラしてもコンパレータCMP1は安定してオフしている。すなわち、抵抗R9とダイオードD3がヒステリシス回路を構成している。
【0040】
この状態で、今度は、駆動回路2がオフするから第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3はオフの方向に移行する。まず、ドレイン・ソース間の電圧がどっちも段々と広がっていく。このドレイン・ソース間電圧が広がっていくと、それに引っ張られてゲートの中のCGDの容量が充電されていき、充電されながら引っ張られて第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3の真のゲート・ソース間の電圧が大きくなって電流は一時増える。
しかし、メインFETQ1,メインFETQ3のソースの電圧は無限に大きくなれないから、電源電圧(12V)より少しオーバーしたところで飽和し、それ以上は引っ張り効果がなくなって、ゲートの放電回路で第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のゲートチャージがどんどん抜けてきて、ソースに対してゲート電圧が下がってくる。そのために、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3の電流が減っていくと同時に、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1,第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3共にソース電圧がどんどん大きくなっていく。
【0041】
このような状態になると、今度は、電源電圧を抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2で分圧した電圧がコンパレータCMP1の(+)側入力端子、(−)側入力端子に印加されることになる。すると、コンパレータCMP1の(+)側入力端子に印加される抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2による分圧電圧は、(−)側入力端子に印加される抵抗R1,抵抗R3,抵抗R2による分圧電圧に比べて、抵抗R3の電圧ドロップ分だけ高くなっており、コンパレータCMP1の出力は反転し、確実にHiになる。このコンパレータCMP1の出力Hiになると、再び駆動回路2がオンし、ゲート信号を第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートに送り、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンする。これによって負荷Lに電流が流れる。このようなオン・オフを図6に図示Aの波形のように繰り返して行う。
【0042】
ON/OFF計数回路4は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートがオフで、駆動回路2がオフの状態、すなわち、駆動回路2のシンクのトランジスタ2bがオンになっているときに、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースがグランドよりも高い電圧(5V)になっているときが有り、そのような状態に作動するものである。具体的には、CR積分回路を用いており、コンデンサC1はこのCR積分回路のコンデンサである。
【0043】
このように第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレインDAと第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のドレインDBと第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のドレインDCの各ドレイン、および第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートGAと第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のゲートGBと第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のゲートGCの各ゲートを共通化するすることにより同一チップへの集積化を容易にすることができる。また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5は、同一プロセスで同一チップ上に形成されたものを使用することとして、温度ドリフトやロット間のバラツキの影響を除去するようにしている。
【0044】
いま、スイッチSW1を投入すると、図示されているマイコン8もオンする。このマイコン8は、オンすると内部に設けられたタイマーが起動する。これと同時にPNPトランジスタTr1がオンし、VB(12V)を抵抗R1と(抵抗R3+抵抗R2)とで分圧した電圧がコンパレータCMP1の(+)側入力端子とコンパレータCMP1の(−)側入力端子に印加され、コンパレータCMP1の(+)側入力端子に印加される電圧がコンパレータCMP1の(−)側入力端子に印加される電圧よりも大きいので、コンパレータCMP1の出力はHiとなり、駆動回路2を駆動し、駆動回路2からはゲート駆動信号Hiが出力される。このゲート駆動信号Hiは、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートに印加され、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンする。この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のオンによって突入電流が負荷Lに供給される。この突入電流の電流値は、オペアンプ7から出力されてマイコン8に入力される。
【0045】
このマイコン8は、起動時は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンし、予め設定されている図6に図示波形Aのaに示される電流値の突入電流を図6に図示波形Aのaに示される時間供給する。図6に図示波形Aのaに示される電流値を図6に図示波形Aのaに示される時間供給すると、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を超えるため、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する信号を駆動回路2に出力し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する。すると、負荷Lに供給される電流は、急激に低下し、ヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回り図6に図示波形Aのbに示す電流値まで低下する。そこで、ヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回った図6に図示波形Aのbに示される電流値になったところで再び、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンさせ、図6に図示波形Aのbに示される電流値の電流を図6に図示波形Aのbに示される時間供給する。
【0046】
図6に図示波形Aのbに示される電流値を図6に図示波形Aのbに示される時間供給すると、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を超えるため、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する信号を駆動回路2に出力し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する。すると、負荷Lに供給される電流は、急激に低下し、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回り図6に図示波形Aのcに示す電流値まで低下する。そこで、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回った図6に図示波形Aのcに示される電流値になったところで再び、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンさせ、図6に図示波形Aのcに示される電流値の電流を図6に図示波形Aのcに示される時間供給する。
【0047】
図6に図示波形Aのcに示される電流値を図6に図示波形Aのcに示される時間供給すると、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を超えるため、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する信号を駆動回路2に出力し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する。すると、負荷Lに供給される電流は、急激に低下し、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回り図6に図示波形Aのdに示す電流値まで低下する。そこで、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回った図6に図示波形Aのdに示される電流値になったところで再び、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンさせ、図6に図示波形Aのdに示される電流値の電流を図6に図示波形Aのdに示される時間供給する。
【0048】
図6に図示波形Aのdに示される電流値を図6に図示波形Aのdに示される時間供給すると、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を超えるため、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する信号を駆動回路2に出力し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を遮断する。すると、負荷Lに供給される電流は、急激に低下し、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回り図6に図示波形Aのeに示す電流値まで低下する。そこで、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに示す許容電流を下回った図6に図示波形Aのeに示される電流値になったところで再び、マイコン8は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンさせ、図6に図示波形Aのeに示される電流値の電流を図6に図示波形Aのeに示される時間供給する。
【0049】
このように第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1を断続して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に流れる電流(負荷電流)を、図6に図示波形Aに示す如く、図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに沿って階段状に制御することができる。このように制御することにより第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に図6に図示のヒューズ溶断曲線Bに沿った電流を流すことができ、回路に最大限の電流を供給できるため、ヒューズを用いなくても、回路を保護でき、負荷Lを早く定格電流に安定させることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、回路保護用のヒューズを用いないで、ヒューズ溶断特性曲線上に負荷電流を供給制御し、スイッチ投入後短時間で定格電流に安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源供給制御装置を示すブロック図である。
【図2】図1の破線で示す電源供給装置の一例を示す概略構成図。
【図3】図2に図示の第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAの詳細回路図である。
【図4】図2に図示の第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBの詳細回路図である。
【図5】図2に図示の第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCの詳細回路図である。
【図6】本発明に係る電源供給制御装置による電流制御特性を示す図である。
【図7】従来の負荷への電源供給回路図である。
【図8】図7に図示の負荷に供給する電流波形とヒューズ溶断特性曲線と発煙特性曲線を示す図である。
【符号の説明】
1………………………電源供給装置
2………………………駆動回路
5,6,7……………オペアンプ
8………………………マイコン
QA……………………第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QB……………………第2の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QC……………………第3の過熱自己遮断型半導体スイッチ
Rr1…………………第1のリファレンス抵抗
Rr2…………………第2のリファレンス抵抗
CMP1………………コンパレータ
CMP2………………コンパレータ
VB……………………DC電源[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power supply control device that supplies power to a load, and more particularly, to a power supply control device that can supply a maximum current along a fuse blowing characteristic.
[0002]
[Prior art]
Various loads are connected to the battery mounted on the automobile, and a constant current is supplied to the load from the battery. When this load is like a lamp, when the switch is turned on and turned on, the lamp temperature is low, and the resistance value of the lamp is low, and a large inrush current flows. After an excessive current flows through the lamp, the lamp temperature gradually increases and the resistance value of the lamp increases, and the current flowing through the lamp decreases and eventually stabilizes at the rated current.
[0003]
Conventionally, as shown in FIG. 7, the main power source is supplied to the battery load VB through a fuse 9, and a semiconductor current control element (semiconductor relay) 10 such as a power transistor is connected to the battery VB. A
Further, in FIG. 8, the smoke generation characteristic curve C of the electric wire is shown above the fuse blowing characteristic curve B. The smoke generation characteristic curve C indicates a current value at which the circuit burns (generates smoke) when a current having this characteristic is supplied to the circuit.
[0004]
As described above, when the current supplied to the lamp load exceeds the current value of the fuse blowing characteristic curve B, the fuse 9 is blown, so that the current supplied to the lamp load is below the fuse blowing characteristic curve B. It is supplied in accordance with the set lamp load current characteristic curve A.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
When the switch is turned on, the lamp is cold and the resistance value is low. Therefore, when the switch is turned on and power is supplied to the
[0006]
In such a state, in order to shorten the time to reach the rated current, it can be achieved by taking a large inrush current, but for that purpose, one having a large wiring current capacity must be used. This goes against the trend of thinning the wire. In addition, if the fuse capacity is reduced in order to make the wire thin, and the current capacity of the wiring is reduced, it can be set low so as not to exceed the current value of the fuse blowing characteristic curve B, but the temperature rise of the lamp load However, there is a problem that it takes time to reach the rated current.
[0007]
An object of the present invention is to control supply of a load current on a fuse blowing characteristic curve without using a circuit protection fuse, and to stabilize the rated current in a short time after switching on.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A power supply control device according to the present invention connects a first overheated self-cutoff type semiconductor switch in series between a DC power source and a load,
The first overheated self-cutoff type semiconductor switch has the same characteristics as the first overheated self-cutoff type semiconductor switch. Below the limit current that can be passed through the circuit without blowing the fuse A second overheated self-cutoff type semiconductor switch is connected to the source through which a reference resistor for supplying a current that generates the same voltage between the drain and the source as a drain-source voltage generated when a current flows is connected to the first overheated self. A reference circuit connected in parallel to a cut-off semiconductor switch;
The difference between the drain-source voltage of the first overheated self-cutoff semiconductor switch and the drain-source voltage of the second overheated self-cutoff semiconductor switch is compared with a predetermined overcurrent determination value to compare the current. But Exceeds the limit current that can flow in the circuit without blowing the fuse It is determined whether or not the current is an overcurrent, a comparison circuit that outputs a detection signal according to the determination result, and a first overheated self-cutoff type semiconductor switch is turned on and off by a control signal according to the detection signal A drive circuit;
A current supply value with respect to the time from when the switch is turned on to the rated current is stored in advance, the microcomputer measures the time at the start and controls the on / off of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch. ,
Time counting is started by turning on the switch, the first differential current between the drain and source of the first overheated self-cutoff semiconductor switch and the drain and source of the second overheated self-cutoff semiconductor switch, 1 overheated self-cutting semiconductor switch Built-in The first overheating self-interrupting type semiconductor from the time of switch-on to the rated current so that the current value of the difference between the second difference currents at both ends of the temperature sensor matches the supply current value with respect to the elapsed time stored in advance. The switch is turned on / off so that no overcurrent is supplied to the load, and the comparison result of the comparison circuit indicates that the first overheated self-cutoff semiconductor switch Exceeds the limit current that can flow in the circuit without blowing the fuse When it is determined that a current flows, the first overheating self-cutoff semiconductor switch is turned off, and the first overheating self-cutoff semiconductor switch is repeatedly turned on and off at a predetermined time interval, thereby A short-circuit state is detected when the self-shutdown semiconductor switch is turned off a predetermined number of times, and the first overheated self-shutdown semiconductor switch is turned off.
With this configuration, according to the present invention, it is possible to control supply of load current on the fuse blow characteristic curve without using a circuit protection fuse, and to stabilize the rated current in a short time after switching on. .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments according to the present invention will be described below.
FIG. 1 shows an embodiment of a power supply control device according to the present invention.
[0010]
In the figure, a battery VB is connected to the input terminal A of the power supply device 1, and a battery VB is connected to the input terminal C of the power supply device 1 via a
The output terminal B is connected to a load L whose one end is grounded. One end of the first reference resistor Rr1 of the first reference circuit is connected to the output terminal E of the power supply device 1, and the other end is grounded. The first reference resistor Rr1 is a reference resistor of the first reference circuit, and a first reference voltage (overcurrent detection reference voltage) is generated by the first reference resistor Rr1.
[0011]
The output terminal F is connected to the second reference resistor Rr2 of the second reference circuit. A second reference voltage (a reference voltage for detecting an undercurrent) is created by the second reference resistor Rr2.
[0012]
The output terminal M of the power supply device 1 is connected to the (−) input terminal of the
On the other hand, the output terminal B and the output terminal E of the power supply device 1 are connected via a resistor R11. The (−) input terminal of the operational amplifier 6 is connected to the connection end of the resistor R11 and the output terminal B, and the (+) input terminal of the operational amplifier 6 is connected to the connection end of the resistor R11 and the output terminal E. Yes. Therefore, the difference current between the current flowing through the output terminal B and the current flowing through the output terminal E is amplified and extracted.
[0013]
The output terminal of the operational amplifier 6 is connected to the (−) input terminal of the operational amplifier 7. The output terminal of the
The current value output from the operational amplifier 7 is a current signal corresponding to the current value flowing through the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA.
[0014]
The power supply device 1 has a configuration as shown in FIG. That is, the power supply device 1 controls a current supplied from a battery to each load such as a headlight in a vehicle such as an automobile, and is configured as one chip. In this power supply device 1, the circles indicate connection terminals for connecting external elements, which coincide with the terminals shown in FIG.
That is, the battery VB is connected to the input side terminal A of the power supply control device 1, and the load L is connected to the output side terminal B. On the other hand, a switch SW1 having one end grounded and the other end connected to the battery VB via a resistor R4 is connected to the switching terminal C.
The drain terminal DA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is connected to the input side terminal A, and the output side is connected to the source side terminal SA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA. Terminal B is connected. The first overheated self-interrupting semiconductor switch QA is provided with a gate-side terminal GA. The first overheated self-interrupting semiconductor switch QA is connected in series between the battery VB and the load L.
[0015]
The first overheated self-interrupting semiconductor switch QA has a configuration as shown in FIG. That is, the drain of the main FET Q1 is connected to the drain side terminal DA, and the source side terminal SA is connected to the source of the main FET Q1. The gate of the main FET Q1 is connected to the gate side terminal GA via an internal resistance RA (for example, 10 kΩ). A
[0016]
On the other hand, a load L is connected to the source side terminal SA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA via the output side terminal B. The power supply to the load L is performed by the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA.
In this way, the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA has the temperature of the main FET Q1 set to a specified value in order to prevent the main FET Q1 from being overheated and destroyed when an overcurrent flows due to a load short circuit or the like. When it rises above, it has an overheated self-blocking function that forcibly turns off (blocks) by its own action. The main FET Q1 constituting the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA is composed of an NMOSFET having a DMOS structure.
[0017]
The drain side terminal DA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA includes the drain side terminal DB of the second overheated selfcutoff type semiconductor switch QB and the drain side terminal DC of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC. Is connected. An output side terminal E is provided at the source side terminal SB of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB, and an output side terminal F is provided at the source side terminal SC of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC. It is connected. The second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB is provided with a gate side terminal GB, and the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC is provided with a gate side terminal GC.
[0018]
The second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB has a configuration as shown in FIG. 4, and the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB has the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QB shown in FIG. The configuration is the same as that of the semiconductor switch QA. That is, the drain of the main FET Q3 is connected to the drain side terminal DB, and the source side terminal SB is connected to the source of the main FET Q3. The gate of the main FET Q3 is connected to the gate side terminal GB via an internal resistor RB (for example, 10 kΩ). A
[0019]
On the other hand, the first reference resistor Rr1 is connected to the source side terminal SB of the second overheated self-interrupting semiconductor switch QB via the output side terminal E, and the other end of the first reference resistor Rr1 is connected to the source side terminal SB. Grounded. The main FET Q3 and the first reference resistor Rr1 constitute a first reference circuit. The first reference circuit is connected in parallel to the series circuit of the main FET Q1 and the load L of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA. The first reference circuit turns on the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA to flow a current through the load L, and the first reference circuit is in a state where the current is flowing normally through the load L. The same voltage (reference voltage) as the voltage generated at the source (source side terminal SA) of the main FET Q1 of the overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is used as the source (source side terminal) of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB. SB) has an action that is always generated. That is, the source (source side terminal SB) of the main FET Q3 of the second overheating self-cutoff type semiconductor switch QB has a state of the load L connected to the source side terminal SA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA. A constant source voltage is always generated regardless of the change in the. When the source voltage of the main FET Q3 of the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB flows excessively to the main FET Q1 of the first overheat self-cutoff semiconductor switch QA, the source (source side terminal SA of the main FET Q1) ) Is a first reference voltage for detecting that an overcurrent has flowed through the load L compared to the source voltage generated in FIG.
[0020]
As described above, the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB has an overcurrent in the main FET Q3 of the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB due to a short circuit of the first reference resistor Rr1 connected to the source of the main FET Q3. In order to prevent the main FET Q3 from being overheated and destroyed when it flows, the overheat self-cutoff function that forcibly turns off (cuts off) by its own action when the temperature of the main FET Q3 rises above a specified value is provided. I have. The main FET Q3 constituting the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB is constituted by an NMOSFET having a DMOS structure.
[0021]
Further, the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC has a configuration as shown in FIG. 5, and the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC has the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QC shown in FIG. The configuration is the same as the type semiconductor switch QA. That is, the drain of the main FET Q5 is connected to the drain side terminal DC, and the source side terminal SC is connected to the source of the main FET Q5. The gate of the main FET Q5 is connected to the gate side terminal GC via an internal resistance RC (for example, 10 kΩ). A
[0022]
On the other hand, the second reference resistor Rr2 is connected to the source side terminal SC of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC via the output side terminal F, and the other end of the second reference resistor Rr2 is connected to the source side terminal SC. Grounded. The main FET Q5 and the second reference resistor Rr2 constitute a second reference circuit. The second reference circuit is connected in parallel to the series circuit of the main FET Q1 and the load L of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA.
The second reference circuit turns on the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA to flow a current through the load L, and the first reference circuit is in a state where the current is flowing normally through the load L. The same voltage (reference voltage) as the voltage generated at the source (source side terminal SA) of the main FET Q1 of the overheating self-cutoff type semiconductor switch QA is used as the source (source side terminal) of the main FET Q5 of the third overheating self-cutoff type semiconductor switch QC. SC) has an action that is always generated. That is, the state of the load L connected to the source side terminal SA of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is connected to the source (source side terminal SC) of the main FET Q5 of the third overheated selfcutoff type semiconductor switch QC. A constant source voltage is always generated regardless of the change in the.
[0023]
The source voltage of the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC is that no current flows through the load L even though the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is turned on. When a small amount of current flows (in the case of load disconnection or the like), when the amount of current flowing through the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA flows below a second predetermined value, This is a second reference voltage for detecting that a current flows excessively through the load L compared to the source voltage of the FET Q1.
[0024]
Thus, in the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC, an overcurrent is applied to the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC due to a short circuit of the second reference resistor Rr2 connected to the source of the main FETQ5. In order to prevent the main FET Q5 from being overheated and destroyed when it flows, the overheat self-cutoff function that forcibly turns off (cuts off) by its own action when the temperature of the main FET Q5 rises above a specified value is provided. I have. The main FET Q5 constituting the third overheated self-cutting semiconductor switch QC is constituted by an NMOSFET having a DMOS structure.
[0025]
Further, the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA, the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB, and the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC include a plurality of transistors. The ratio of the number of transistors constituting the main FET Q1, the main FET Q2, and the main FET Q3 is as follows:
Main FET Q1> Main FET Q3
Main FET Q1> Main FET Q5
It has become. Specifically, for example, the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA, the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB, and the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA The ratio of the number of transistors of the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC is set to 1000: 1.
[0026]
For example, when a load current (drain current) of 5A flows through the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA, the first reference resistor Rr1 is connected to the main of the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB. A drain current of 5 mA flows through the FET Q3, and the same drain-source voltage as the drain-source voltage Vds of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is set to the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB. It is set to such a value that it is generated between the drain and source.
In addition, the first reference resistor Rr1 and the second reference resistor Rr2 are, for example, a third overheated self-cutoff semiconductor switch when a load current of 5 A flows through the main FET Q1 of the first overheated selfcutoff semiconductor switch QA. A drain current of 5 mA flows through the main FET Q5 of the QC, and the same drain-source voltage as the drain-source voltage Vds of the main FET Q1 of the first overheated self-cutting semiconductor switch QA is set to the third overheating self-cutting semiconductor switch QC. The value is set so as to be generated between the drain and source of the main FET Q5.
[0027]
Therefore, the gate-source voltage of the main FET Q1 of the first overheat self-cutoff semiconductor switch QA and the gate-source voltage of the main FET Q3 of the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB are the first overheat self-cutoff. As long as the load L connected to the main FET Q1 of the type semiconductor switch QA is normal, the values are matched. Similarly, the gate-source voltage of the main FET Q1 of the first overheat self-cutoff semiconductor switch QA and the gate-source voltage of the main FET Q5 of the third overheat self-cutoff semiconductor switch QC are the first overheat self. As long as the load L connected to the main FET Q1 of the cut-off semiconductor switch QA is normal, the values are matched.
[0028]
The gate of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA, the gate of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB, and the gate of the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC Is connected to the
[0029]
The anode of the Zener diode ZD1 is connected to the source of the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA, and the connection point of the resistors R7 and R8 is connected to the cathode of the Zener diode ZD1. ing. Further, the (+) side input terminal of the comparator CMP1 and the (−) side input terminal of the comparator CMP2 are connected to the source of the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA via the resistor R5. Yes. This Zener diode ZD1 is used to bypass the gate when the overvoltage is applied to the gate while maintaining the power supply voltage (12V) between the gate and the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA. belongs to.
The comparator CMP1 compares the voltage induced at the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA with the voltage induced at the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB. This is to detect an excessive current flowing through the load L connected to the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA. That is, the output of the comparator CMP1 is the source voltage of the main FET Q1 (potential on the source SA side) of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA and the source voltage (source) of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB. The potential of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA is equal to the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB. When the potential of the main FET Q3 of the main FET Q3 is equal to or higher than the overcurrent determination value (while the source potential of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is greater than the source potential of the main FET Q3) When the potential of the source of the main FET Q3 of the overheated self-cutoff type semiconductor switch QB becomes smaller (inverted), Low is output, It determines that the large current flows.
[0030]
The comparator CMP2 compares the voltage induced at the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA with the voltage induced at the source of the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC. Thus, it is for detecting whether a predetermined amount of current is flowing in the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA (whether it is an undercurrent). That is, the output of the comparator CMP2 includes the source voltage (source SA side potential) of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA and the source voltage (source) of the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC. (The potential on the SC side) and the difference is equal to or less than the undercurrent determination value (the source voltage of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is equal to that of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC). Hi is output while the source voltage of the main FET Q5 is lower than the source voltage of the main FET Q5. When the difference becomes larger than the undercurrent determination value (the source voltage of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA is the third voltage). When it becomes higher than the source voltage of the main FET Q5 of the overheated self-interrupting semiconductor switch QC), it is inverted and Low is output. It determines that became a small current.
Further, the (−) side input terminal of the comparator CMP1 is connected to the source of the main FET Q3 of the second overheated self-interrupting semiconductor switch QB through the resistor R6.
Further, the (+) side input terminal of the comparator CMP2 is connected to the source of the main FET Q5 of the third overheated self-interrupting semiconductor switch QC.
[0031]
On the other hand, the input side terminal A of the power supply control device 1 is connected to the emitter of a PNP transistor Tr1, and the collector of the PNP transistor Tr1 is connected to a series circuit of resistors R1, R3, and R2. The other end of the resistor R2 is grounded. The (+) side input terminal of the comparator CMP1 is connected to the connection point between the resistors R1 and R3 via the diode D1, and the (−) side input terminal of the comparator CMP1 is connected to the resistors R3 and R2. The point is connected via a diode D2. Therefore, a voltage obtained by dividing the power supply voltage supplied from the battery VB by the resistor R1 and the combined resistance of the resistors R3 and R2 is applied to the (+) side input terminal of the comparator CMP1. A voltage divided by the combined resistance of the resistor R1 and the resistor R3 and R2 is applied to the input terminal.
After the PFET transistor Tr1, the resistor R1, the resistor R3, the resistor R2, the diode D1, and the diode D2, the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA is turned off from on due to an abnormality such as a short circuit. A return circuit is provided for returning the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA to ON. The return circuit includes a transistor Tr1 having an emitter connected to the output terminal on the battery VB side and a base connected to the input terminal on the switch SW1 side via a resistor R10, and a resistor R1 connected in series between the collector and ground. , R3, R2, a diode D1 that passes the current flowing through the resistor R1 to the (+) terminal side of the comparator CMP1, and a diode D2 that passes the current flowing through the resistor R1 and the resistor R3 to the-terminal side of the comparator CMP1. When the switch SW1 is turned on and the transistor Tr1 is turned on, the resistance value of the resistor R1 is such that the potential V1 at the connection point of the resistors R1 and R3 is about 60 to 80% of the battery, and the potential of the source SA is the resistance R5. The voltage is set to be larger than the voltage V3 (the cathode side potential of the diode D1) lowered by the voltage drop.
[0032]
Further, the anode of the diode D3 is connected to the (+) side input terminal of the comparator CMP1 via the resistor R9, and the gate signal output terminal of the
The output terminal of the comparator CMP1 is connected to the
The output terminal of the comparator CMP2 is connected to the output terminal F to the outside, and the result determined by the comparator CMP2 is used by a circuit connected to the output terminal F.
[0033]
At startup, when the switch SW1 is turned on, the PNP transistor Tr1 is turned on, and a voltage value obtained by dividing VB (12V) by the resistor R1 and (resistor R3 + resistor R2) (for example, 80% to 60% of the power supply voltage) Is applied to the (+) side terminal of the comparator CMP1. The voltage value (for example, 20% to 40% of the power supply voltage) divided by (resistor R1 + resistor R3) and resistor R2 is applied to the (−) side terminal of the comparator CMP1. The resistor R3 has a small resistance value, and the difference between the resistance value of the resistor R1 and the resistance value of (resistor R3 + resistor R2) is a slight difference.
[0034]
When the switch SW1 is turned on and the PNP transistor Tr1 is turned on, the voltage obtained by dividing VB (12V) by the resistor R1 and (resistor R3 + resistor R2) is the (+) side input terminal of the comparator CMP1 and the (−) of the comparator CMP1. Since the voltage applied to the (+) side input terminal of the comparator CMP1 is higher than the voltage applied to the (−) side input terminal of the comparator CMP1, the output of the comparator CMP1 becomes Hi and driven. The
[0035]
Now, when a dead short such as a short circuit occurs on the load L side, the voltage Vds between the drain and source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA becomes large (the first overheat self-cutoff semiconductor switch QA). As long as the main FET Q1 is turned on, the voltage between the drain and the source increases), and stabilizes at a place determined by the on-resistance of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA and the short-circuit current. If the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB is normal when it is continuously on, the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB is higher than that of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB. Since the first reference resistor Rr1 is set so that the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA is higher, the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA Will come down. When it is normally on, the voltage Vds (about 0.5 V) between the drain and source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is divided by the resistors R1, R3, and R2. The source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA and the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB are higher (closer to the power supply voltage). The divided voltage by the resistors R1, R3, and R2 is cut by the diodes D1 and D2, and is irrelevant to the (+) side input terminal and the (−) side input terminal of the comparator CMP1. That is, the values of the source of the main FET Q1 of the first overheating self-cutoff semiconductor switch QA and the source of the main FET Q3 of the second overheating self-cutoff semiconductor switch QB are directly input to the (+) side input terminal of the comparator CMP1, (− ) Input terminal.
[0036]
On the other hand, a circuit of a resistor R9 and a diode D3 is connected to the (+) side input terminal of the comparator CMP1, and the cathode of the diode D3 of this circuit is connected to the gate signal output terminal. When the wiring is normal, the gate of the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA is turned on, so that the cathode of the diode D3 is at a considerably high voltage. Therefore, the diode D3 is cut off, and no current flows through the series circuit of the resistor R9 and the diode D3. Therefore, no current flows through the resistors R5 and R6, and the voltage of the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA and the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB are Directly input to the (+) side input terminal and the (−) side input terminal of the comparator CMP1. At this time, if the wiring is normal (not dead short), the source of the main FET Q3 of the second overheat self-cutoff semiconductor switch QB is smaller than the source of the main FET Q1 of the first overheat self-cutoff semiconductor switch QA. Since the first reference resistor Rr1 is set so as to be, the output of the comparator CMP1 is Hi.
[0037]
In this state, when a short circuit occurs between the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA and the load L, a large current flows to the main FET Q1 side of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA. A large current is applied to the on-resistance of the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA, and the potential difference between the drain and source is increased. However, the main FET Q3 of the second overheated self-interrupting semiconductor switch QB is always constant because it is fixed by the first reference resistor Rr1. Therefore, the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is lower than the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB. Then, the comparator CMP1 is inverted, the output of the comparator CMP1 becomes Low, and tries to shut off the main FET Q1 of the first overheated self-cutting semiconductor switch QA.
[0038]
When the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA is cut off, the source-side transistor 2a of the
[0039]
Once the source of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA becomes lower than the source of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB, the comparator CMP1 is inverted and the drive circuit 2 A Low signal is input to try to turn off the
[0040]
In this state, since the
However, since the source voltage of the main FET Q1 and the main FET Q3 cannot be increased infinitely, it saturates when it slightly exceeds the power supply voltage (12V), and after that, the pulling effect disappears, and the first overheating occurs in the gate discharge circuit. The gate charge of the main FET Q1 of the self-cutoff type semiconductor switch QA1 and the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB is gradually removed, and the gate voltage is lowered with respect to the source. Therefore, the current of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA and the current of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB are reduced, and at the same time, the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA The source voltage of both the main FET Q1 and the main FET Q3 of the second overheated self-interrupting semiconductor switch QB increases.
[0041]
In this state, a voltage obtained by dividing the power supply voltage by the resistors R1, R3, and R2 is applied to the (+) side input terminal and the (−) side input terminal of the comparator CMP1. . Then, the divided voltage by the resistors R1, R3, and R2 applied to the (+) side input terminal of the comparator CMP1 is divided by the resistors R1, R3, and R2 applied to the (−) side input terminal. Compared to the voltage, the voltage drop is higher by the voltage drop of the resistor R3, and the output of the comparator CMP1 is inverted and reliably becomes Hi. When the output Hi of the comparator CMP1 is reached, the
[0042]
In the ON /
[0043]
Thus, the drain DA of the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA, the drain DB of the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff semiconductor switch QB, and the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff semiconductor switch QC. Each drain of the first DC, the gate GA of the main FET Q1 of the first overheated self-cutting semiconductor switch QA, the gate GB of the main FET Q3 of the second overheated self-cutting semiconductor switch QB, and the third overheated self-cutting semiconductor. By integrating the gates GC of the main FET Q5 of the switch QC, integration on the same chip can be facilitated. Further, the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch QA, the main FET Q3 of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB, and the main FET Q5 of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC are the same chip in the same process. By using the one formed above, the effects of temperature drift and lot-to-lot variations are eliminated.
[0044]
Now, when the switch SW1 is turned on, the illustrated
[0045]
At startup, the
[0046]
When the current value indicated by b of the waveform A shown in FIG. 6 is supplied for the time indicated by b of the waveform A shown in FIG. 6, the
[0047]
When the current value indicated by c in the waveform A shown in FIG. 6 is supplied for the time indicated by c in the waveform A shown in FIG. 6, the
[0048]
When the current value indicated by d of the waveform A shown in FIG. 6 is supplied for the time indicated by d of the waveform A shown in FIG. 6, the
[0049]
The current (load current) flowing through the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA by intermittently switching the main FET Q1 of the first overheated self-cutoff semiconductor switch QA is shown in the waveform A shown in FIG. Thus, it can be controlled stepwise along the fuse blow curve B shown in FIG. By controlling in this way, a current along the fuse blow curve B shown in FIG. 6 can be supplied to the main FET Q1 of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA, and the maximum current can be supplied to the circuit. Even if no fuse is used, the circuit can be protected and the load L can be quickly stabilized at the rated current.
[0050]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to control the supply of load current on the fuse blowing characteristic curve without using a circuit protection fuse, and to stabilize the rated current in a short time after the switch is turned on.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a power supply control device according to the present invention.
2 is a schematic configuration diagram showing an example of a power supply device indicated by a broken line in FIG.
FIG. 3 is a detailed circuit diagram of the first overheated self-interrupting semiconductor switch QA shown in FIG. 2;
4 is a detailed circuit diagram of the second overheated self-cutoff type semiconductor switch QB shown in FIG. 2; FIG.
FIG. 5 is a detailed circuit diagram of the third overheated self-cutoff type semiconductor switch QC shown in FIG. 2;
FIG. 6 is a diagram showing current control characteristics of the power supply control device according to the present invention.
FIG. 7 is a circuit diagram of a power supply to a conventional load.
8 is a diagram showing a current waveform, a fuse blowing characteristic curve, and a smoke generation characteristic curve supplied to the load shown in FIG. 7;
[Explanation of symbols]
1 ……………………… Power supply device
2 …………………… Drive circuit
5, 6, 7 ............ Operational amplifier
8 ……………………… Microcomputer
QA …………………… First overheated self-interrupting semiconductor switch
QB …………………… The second overheated self-cutoff type semiconductor switch
QC …… Third overheated self-interrupting semiconductor switch
Rr1 …………………… First reference resistor
Rr2 ……………… Second reference resistor
CMP1 ……………… Comparator
CMP2 ……………… Comparator
VB …………………… DC power supply
Claims (1)
前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチと同じ特性を有し前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチにヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流以下の電流が流れたときに発生するドレイン・ソース間電圧と同じ電圧をドレイン・ソース間に発生させる電流を流すリファレンス抵抗をソースに接続する第2の過熱自己遮断型半導体スイッチを前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに並列に接続してなるリファレンス回路と、
前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間電圧と前記第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間電圧との差と所定の過電流判定値とを比較して前記電流が前記ヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流を超える過電流であるか否かを判別し、該判別結果に応じた検出信号を出力する比較回路と、その検出信号に応じた制御信号で前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン、オフさせる駆動回路と、
スイッチ投入時から定格電流に至るまでの時間に対する電流供給値が予め記憶されており、スタート時に時間計測を行い、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのオン・オフ制御を行うマイコンとを設け、
スイッチ投入によって時間計数を開始し、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間と前記第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレイン・ソース間の第1の差電流と、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに内蔵の温度センサの両端の第2の差電流の差の電流値が予め記憶されている経過時間に対する供給電流値に合うようにスイッチ投入時から定格電流に至るまで前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン・オフして負荷に過電流が供給されないようにすると共に、前記比較回路の比較結果、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに前記ヒューズを溶断させないで回路に流せる限界電流を超える電流が流れたと判定したときに、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオフし、所定の時間間隔で前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのオン・オフを繰り返し、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチがオフする状態が所定回数生じたときに短絡状態を検出して、前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオフ状態にすることを特徴とする電源供給制御装置。A first overheated self-cutting semiconductor switch connected in series between the DC power source and the load;
A drain / source generated when a current equal to or less than a limit current that can flow in the circuit without blowing a fuse flows through the first overheated self-cutting semiconductor switch having the same characteristics as the first overheated self-cutting semiconductor switch A second overheated self-cutoff type semiconductor switch that connects a reference resistor for supplying a current that generates the same voltage between the drain and source to the source is connected in parallel to the first overheated self-cutoff type semiconductor switch. A reference circuit;
The difference between the drain-source voltage of the first overheated self-cutoff semiconductor switch and the drain-source voltage of the second overheated self-cutoff semiconductor switch is compared with a predetermined overcurrent determination value to compare the current. Determines whether or not the overcurrent exceeds the limit current that can flow through the circuit without blowing the fuse, and outputs a detection signal according to the determination result, and a control signal according to the detection signal A drive circuit for turning on and off the first overheating self-cutoff type semiconductor switch;
A current supply value with respect to the time from when the switch is turned on to the rated current is stored in advance, the microcomputer measures the time at the start and controls the on / off of the first overheated self-cutoff type semiconductor switch. ,
Time counting is started by turning on the switch, the first differential current between the drain and source of the first overheated self-cutoff semiconductor switch and the drain and source of the second overheated self-cutoff semiconductor switch, 1 overheated self-cutoff type semiconductor switch, the current value of the difference between the second difference currents at both ends of the temperature sensor built in the temperature sensor reaches the rated current from when the switch is turned on so that it matches the supply current value for the elapsed time stored in advance. Until the first overheated self-cutoff type semiconductor switch is turned on and off so that no overcurrent is supplied to the load, and the comparison result of the comparison circuit shows that the fuse is connected to the first overheated self-cutoff type semiconductor switch. when it is determined that the current exceeding the limiting current can flow in the circuit flows in not blown, then turns off the first overheat self-interruption-type semiconductor switch, a predetermined time interval The first overheating self-shutdown semiconductor switch is repeatedly turned on and off, and a short-circuit state is detected when the first overheating self-shutdown semiconductor switch is turned off a predetermined number of times, and the first overheating is detected. A power supply control device characterized in that a self-cutting semiconductor switch is turned off.
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