JP3985572B2 - 鞄地 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は鞄地に関する。更に詳しくは、ポリアミドとポリエステル芯鞘複合紡績糸を使用した超軽量性の鞄地に関する。
【0002】
【従来の技術】
鞄地にはポリアミド繊維などの合成繊維が多く用いられている。しかし、ポリアミド繊維を用いた鞄地は、基布表面がフラットで表面感の乏しくなりやすく、また、基布表面感(凹凸)を出すためには、目付が大きくなるような織物設計、多原糸構成や特殊組織等を行う必要があり、基布重量が重くなる欠点が生じていた。
【0003】
ポリアミドスパン織物は、近年、新しい質感、すなわちソフトでしっとり感を持つ風合いや、嵩高性、また、物理特性としては強力の高さなどの点から、再評価されてきているが、基布重量が重くなる欠点があった。
【0004】
基布重量を軽量化する方法としては、糸を中空構造にすることが考えられる。しかしながら、ポリアミド繊維は、通常、溶融紡糸により製造されるため、中空構造を得にくく、また、ポリマー自体のモジュラスが低いことから、紡績工程、製織工程、染色工程などの工程を通過する際に、中空構造がつぶれてしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記課題を解決することであり、具体的には、外観に優れ超軽量性の鞄地を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明は以下の構成をとる。すなわち、本発明は、鞘成分がポリアミド、芯成分がポリエステルからなる複合紡績糸を用いて布帛を形成後、該布帛をアルカリ水溶液で処理して得られる鞄地であって、中空率が50%以上、仕上げ繊度が10s〜60s、カバ−ファクタ−が1000〜3500の範囲、かつ、目付が65g/m 2 〜300g/m 2 の範囲である鞄地をその骨子とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
本発明において、複合紡績糸の鞘部分を構成するポリアミドとしては特に限定されず、例えば、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)やポリε−カプラミド(ナイロン6)などのポリアミドが好適であるが、セバシン酸、イソフタル酸、パラキシレンジアミンなどを構成成分とするポリアミドあるいはこれらの共重合ポリアミド等を用いてもよい。
【0009】
また、芯部を構成するポリエステルとしては、アルカリ処理を行い溶出除去する関係上、アルカリ水溶液に可溶であることが必要であり、好ましくはアルカリ水溶液に易溶性である。
【0010】
かかるポリエステルとしては、例えば、スルフォン化芳香族ジカルボン酸変性ポリエステルを挙げることができる。ここで、スルフォン基の位置は特に限定されない。また、ポリエステル分子の連鎖または末端の少なくとも一部が水溶性基で変性されたポリエステルを用いることができる。
【0011】
本発明に使用するポリエステルの製造方法は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートあるいはポリブチレンテレフタレート、あるいはこれらを主成分とする共重合ポリエステルの原料成分にスルフォン化芳香族ジカルボン酸、あるいはその塩を共重合させて得ることができる。得られたポリエステルは、本発明で好ましく使用される。
【0012】
スルフォン化芳香族ジカルボン酸成分の代表的なものとしては、例えば、5−ナトリウムスルフォイソフタル酸ジメチルが挙げられ、好ましく使用される。
【0013】
スルフォン化芳香族ジカルボン酸成分の共重合量は、全ジカルボン酸成分中で3.0モル〜10モル%の範囲であることが好ましい。この共重合量が低すぎるとアルカリ水溶液への可溶性効果が得にくい場合があり、逆に多すぎるとポリエステルの結晶構造が乱れて機械的特性の低下を招くことがある。なお、スルフォン化芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸としては、好ましくはテレフタル酸が使用される。
【0014】
芯成分と鞘成分の複合割合(重量%)は、軽量性、保温性などの特性及び風合い面から重要である。その芯鞘複合割合は、芯成分/鞘成分=25/75〜60/40(重量%)の範囲であるのが好ましい。より好ましくは、芯成分/鞘成分=30/70〜50/50(重量%)の範囲内である。
【0015】
芯鞘複合割合の大小は、紡績および製織工程では特に問題とならないが、アルカリ水溶液で処理する際には影響がある。アルカリ水溶液を用いて芯成分であるポリエステルを溶出し繊維に中空構造を形成するからである。
【0016】
芯成分の比率が大きい、すなわち、中空率が大きくなれば、軽量性は向上するものの、例えば、布帛の状態で物理的な力が加われば中空構造は変形しやすくなる。そして、変形した部分は、所望の機械特性や良外観を発揮しにくい傾向となるのである。かかる点から、芯成分の比率は60重量%以下が好ましいものである。
【0017】
一方、芯成分の比率が小さければ中空構造は変形し難くなるが、軽量性を発揮しにくい傾向となる。また、芯成分の比率が低すぎるとアルカリ水溶液で処理する際、透液断面積が小さく芯成分の除去に長時間を要することがある。これらの点から芯成分の比率は25重量%以上であることが好ましい。
【0018】
本発明で使用する複合紡績糸の繊維断面形状は特に限定されず、例えば、同心円状の芯鞘複合形態が代表的であり生産上好ましいが、芯鞘が相対的に偏心しているものや、全体または芯が三角形状、四角形状などの多角形状や楕円形状のものなどであってもよい。また、芯が、単一の芯でなく多芯状のものでもよい。
【0019】
本発明に使用する布帛は鞘成分がポリアミド、芯成分がポリエステルからなる複合紡績糸を用いて形成される。ここで、該複合紡績糸をタテおよびヨコに使用したり、あるいは、タテのみあるいはヨコのみに使用し製繊しても構わない。
【0020】
本発明に使用する布帛はポリアミドスパン織物であるのが好ましい。ここで、ポリアミドスパン織物とは、複合繊維の短繊維原綿を使用して得られる紡績糸を用いた織物を言う。ポリアミドスパン織物は、該短繊維原綿100%使いのものに限られず、他の原綿との混紡品やあるいはフィラメント糸との精紡交撚(いわゆる長短複合紡績糸)品であっても良い。いずれのポリアミドスパン織物を使用しても、従来技術では得られない特徴ある鞄用布帛を得ることができる。なお、他の原綿等を併用する場合、アルカリ水溶液に対して耐久性のある素材を選択することが好ましい。
【0021】
紡績工程における紡績糸の製造条件等は、通常のポリエステルやポリアミドの場合と同様、公知の条件を使用できる。
【0022】
本発明の布帛を製造する際に、製織工程を使用するのが一般的である。製織工程は、通常のスパン織物と同様の工程で行えばよい。使用できる織機は、特に限定されず、エアジェット織機、レピア織機などの革新織機も使用することができる。
【0023】
本発明で使用する布帛はアルカリ水溶液で処理される。芯部分のポリエステル成分を溶出除去するためのアルカリ処理には、薬剤として苛性アルカリ、例えば、苛性ソーダ、苛性カリなどを用いることができる。その処理条件は、芯鞘複合比率や布帛を構成する原綿の混用比率などによって変わるが、通常、苛性アルカリ濃度は10〜80g/リットル、処理温度は80〜120℃、処理時間は60〜120分の条件を用い布帛を浸漬処理すればよい。
【0024】
アルカリ水溶液による処理は、染色工程で行われるのが、効率的であり好ましい。
【0025】
鞘成分のポリアミドを染色するのが、適宜、好適に用いられる。ここで、染色はポリアミド染着のために通常用いられる染料及び染色条件を採用すればよい。
【0026】
本発明の鞄用布帛は、仕上げ繊度が10s〜60s、カバーファクターが1000〜3500であるのが好ましい。布帛の表面感から、仕上げ繊度は16s〜30sの範囲であるのがより好ましく、また、カバ−ファクタ−は1300〜2500の範囲であるのがより好ましく、その特性を十分に発揮できるものである。カバ−ファクタ−が1000未満の場合は、織り密度が少なく、例えば、引張強力、引裂強力、生地の滑脱抵抗性などが十分に得られない可能性が生じる。また、カバ−ファクタ−が3500を越える場合は、生地自体の重量および厚みが増える傾向となる。
【0027】
本発明の鞄用布帛は、目付が65/m2〜300g/m2の範囲であるのが好ましい。従来は、高密度、太番手で織物に形成されることから、一般的には300g/m2 前後の目付であったものが、本発明により、飛躍的な軽量化が可能となった。例えば、本発明に使用する複合紡績糸の成分比率を、ポリアミド60重量%、ポリエステル40重量%とした場合には、約40%の軽量化を実現できる。
【0028】
本発明の別の鞄用布帛は、ポリアミド中空紡績糸を用いた布帛であって、仕上げ繊度が10s〜60s、カバ−ファクタ−が1000〜3500の範囲、かつ、目付が65g/m2 〜300g/m2 の範囲であることを特徴とする鞄用布帛である。ここで、ポリアミド中空紡績糸を得る方法は特に限定されないが、例えば、上記したように、鞘成分がポリアミド、芯成分がポリエステルからなる複合紡績糸を用いて布帛を形成後、該布帛をアルカリ水溶液で処理することで好適に得ることができる。
【0029】
本発明の鞄用布帛は、鞄地に好適に使用される。
【0030】
本発明の鞄地は、上記した鞄用布帛のみを使用しても良いし、それ以外の公知の素材を併用しても良い。例えば、プラスチックフィルム等とラミネートすれば、軽量である上に防水機能を持つ鞄地を得ることができる。
【0031】
本発明の鞄は、上記した鞄用布帛を使用した鞄である。鞄用布帛の適用部位等に特に制限はなく、例えば、形態保持性や軽量性、鞄サイズ等に応じ、適用部位を適宜選択すれば良い。
【0032】
【実施例】
以下、本発明を実施例で詳細に説明する。使用した評価方法を次に示す。
【0033】
(1)目付
25cm×25cmの布帛試験片を採取し、平衡水準率以下となるまで十分に乾燥後、20℃、65%RHの室内に24時間放置し、水準平衡とした後に、その試験片の重量を測定した。得られた試験片の重量を1m2 あたりに換算し、布帛片2枚についての平均値で表した。
【0034】
(2)カバ−ファクタ−
織物の経糸密度と経糸デニ−ルの平方根の積と緯糸密度と緯糸デニ−ルの平方根の積の和である。ここで、密度は1インチ当たりの糸本数である。
【0035】
(実施例1)
芯成分として、5−ナトリウムスルフォイソフタル酸ジメチルを8.0モル%共重合したポリエステルを用い、鞘成分にナイロン66を用いて、芯鞘複合割合芯/鞘=50/50(重量%)として、紡糸速度1300m/分で紡糸した後、3.0倍で通常の延伸を行い、捲縮付与後、カットして、単繊維繊度1.7dtex、繊維長38mmの複合繊維からなる複合繊維原綿を得た。続いて、この複合繊維原綿100%を用いて、汎用の紡績方式で0.76番手の粗糸を作り、精紡ドラフト約21倍、撚数16.1t/インチ(吋)、綿番手16sの複合紡績糸を製造した。
【0036】
この紡績糸を経糸と緯糸に使用して、織上密度タテ66本/2.54cm×ヨコ43本/2.54cm、織物組織を平織とし、エアジェットルームにて製織した。
【0037】
こうして得られた生機を染色加工において、精練、リラックス後、苛性ソーダ水溶液50g/リットルの濃度とし、処理温度110℃、処理時間60分、液流染色機を用いて芯のポリエステル成分の溶出除去を行った。引き続き、通常のナイロン染色100℃、45分で染色を行い、仕上げ後の密度は、タテ68本/2.54cm×ヨコ45本/2.54cmであった。得られた鞄用布帛の評価結果を表1に示した。
【0038】
(比較例1)
ナイロン66を100%、すなわち芯鞘複合とはせず、紡糸速度1300m/分で紡糸した後3.0倍で通常の延伸を行い、捲縮付与後カットして、単糸繊度1.7dte×繊維長38mm、綿番手16sの原綿を得た。この紡績糸を経糸と緯糸に双糸使用し、織上密度タテ45本/2.54cm×ヨコ42本/2.54cm、織物組織を平織とし、エアジェットルームにて製織した。
【0039】
上記生機を染色加工において、精練、リラックス後、通常のナイロン染色条件にて加工した。仕上後の密度はタテ46本/2.54cm×ヨコ43本/2.54cmであった。得られたスパン織物の評価結果を表1に示した。
【0040】
【表1】
【0041】
実施例1の鞄用布帛は、従来技術では得ることのできなかった、超軽量性を有し、ソフトでしっとり感のある独特な風合いを有する鞄用布帛であった。一方、比較例1のスパン織物は、基布重量(加工反目付)が重く、風合いも不十分であった。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術では得ることのできなかった、超軽量性を有する鞄用布帛を得ることができる。軽量でしっとり感のある独特な風合いを有する鞄を作製でき、その有用性は大きい。
Claims (5)
- 鞘成分がポリアミド、芯成分がポリエステルからなる複合紡績糸を用いて布帛を形成後、該布帛をアルカリ水溶液で処理して得られる鞄地であって、中空率が50%以上、仕上げ繊度が10s〜60s、カバ−ファクタ−が1000〜3500の範囲、かつ、目付が65g/m 2 〜300g/m 2 の範囲である鞄地。
- 前記ポリエステルが、スルフォン化芳香族ジカルボン酸成分を全ジカルボン酸成分中に3.0〜10.0モル%の範囲で含む共重合ポリエステルであることを特徴とする請求項1記載の鞄地。
- 芯成分/鞘成分の複合割合が25/75〜60/40(重量%)の範囲にあり、かつ、布帛が前記複合紡績糸をタテ糸及び/またはヨコ糸に使用し製織したものであることを特徴とする請求項1または2記載の鞄地。
- 布帛がポリアミドスパン織物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鞄地。
- 請求項1〜4のいずれかの鞄地を使用してなる鞄。
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2002
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