JP3984954B2 - 携帯装置、ならびに携帯装置を制御する方法、プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

携帯装置、ならびに携帯装置を制御する方法、プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、携帯装置の動作の制御に関する。
下記の特許文献1には、携帯電話機が所定の閾値を超える速度で移動中であることを検出したときに自動的に着信制御または通話制御を行う技術が開示されている。また、下記の特許文献2には、携帯電話機の位置を測定し、鉄道路線情報にしたがって携帯電話機が駅付近に停止していること検出し、その後、携帯電話機が路線に沿って所定の閾値以上の速度で移動中であることを検出したときに、携帯電話機の動作モードを自動的に切り替える技術が開示されている。
特開平10−243465号 特開2002−300632号
昨今、電車内での携帯電話機の使用ルールが統一されたため、ユーザは乗車するときに携帯電話機をマナーモードに変更し、あるいは電源をオフにすることが必要になった。ところが、携帯電話機のユーザが乗車のたびにこのような操作を必ず行うとは限らない。
そこで、本発明では、携帯装置の車両内外への移動を検出し、携帯装置の動作モードを自動で迅速に切り替える技術を提供することを課題とする。
一つの側面において、本発明は、動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置に関する。この携帯装置は、携帯装置の速度を計測する速度計測器と、携帯装置の加速度を計測する加速度計測器と、動作モードを決定する制御装置とを備えている。制御装置は、携帯装置が第1モードで動作している間、加速度計測器を用いて携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに動作モードを第2モードに設定する第1手順を実行する。また、制御装置は、携帯装置が第2モードで動作している間、速度計測器を用いて携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに動作モードを第1モードに設定する第2手順を実行する。
携帯装置の比較的低速の移動と比較的高速の移動とが、携帯装置の加速度および速度にしたがって判別される。加速度は携帯装置の低速移動から高速移動への移行を判別するために使用され、速度は携帯装置の高速移動から低速移動への移行を判別するために使用される。閾加速度、第1期間、閾速度および第2期間を適切に設定すれば、携帯装置を携帯するユーザの移動状況が徒歩から車両による移動に移行したことも判別できる。このように、この携帯装置は、加速度および速度を用いてユーザの移動状況を判定し、その移動状況の変化に応じて動作モードを自動的に切り替えることができる。第1モードから第2モードへの切り替えは、速度ではなく加速度を用いて判定される。ユーザが停車中の車両に乗車してから車両が発進する場合、携帯装置の速度が閾値まで上昇するまでに比較的長い時間を要する。したがって、速度を用いて低速移動から高速移動への移行を判別する場合、動作モードの切り替えに時間がかかる。これに対し、加速度を用いて低速移動から高速移動への移行を判別する場合は、閾加速度を適切に設定すれば、ユーザの徒歩と車両の走行とを区別するために必要な上記の第1期間を比較的短く設定できる。これは、加速度は車両の発車後すぐに高い値を有するからである。したがって、本発明によれば、携帯装置の低速移動から高速移動への移行に応じて迅速に動作モードを切り替えることが可能になる。
制御装置は、第1および第2手順に先立って第3手順をさらに実行してもよい。この第3手順において制御装置は、速度計測器を用いて携帯装置の速度を計測し、計測された速度が上記の閾速度以下のときに動作モードを第1モードに設定し、計測された速度が上記の閾速度を超えるときは動作モードを第2モードに設定する。
第1手順において制御装置は、計測された加速度が閾加速度を第1期間にわたって継続的に超えないとき、速度計測器を用いて携帯装置の速度を計測し、計測された速度が蒸気の閾速度を超えるときに動作モードを第2モードに設定してもよい。
別の側面において、本発明は、動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置を制御する方法に関する。この方法は、第1および第2の手順を備えている。第1手順では、携帯装置が第1モードで動作している間、携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに動作モードを第2モードに設定する。第2手順では、携帯装置が第2モードで動作している間、速度計測器を用いて携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに動作モードを第1モードに設定する。
別の側面において、本発明は、動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置を制御するためのプログラムに関する。携帯装置は、携帯装置の速度を計測する速度計測器と、携帯装置の加速度を計測する加速度計測器と、上記のプログラムにしたがって動作モードを決定する制御装置とを備えている。このプログラムは、制御装置に第1および第2の手順を実行させる。第1手順では、携帯装置が前記第1モードで動作している間、制御装置が加速度計測器を用いて携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに動作モードを第2モードに設定する。第2手順では、携帯装置が前記第2モードで動作している間、制御装置が、速度計測器を用いて携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに動作モードを第1モードに設定する。
このプログラムは、その起動時に第3の手順を制御装置にさらに実行させてもよい。第3手順において制御装置は、速度計測器を用いて携帯装置の速度を計測し、計測された速度が上記の閾速度以下のときに動作モードを第1モードに設定し、計測された速度が上記の閾速度を超えるときは動作モードを第2モードに設定する。
このプログラムによる制御のもと、第1手順において制御装置は、計測された加速度が閾加速度を第1期間にわたって継続的に超えないとき、速度計測器を用いて携帯装置の速度を計測し、計測された速度が上記の閾速度を超えるときに動作モードを第2モードに設定してもよい。
さらに別の側面において、本発明は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
本発明では、携帯装置の低速移動から高速移動への移行を加速度を用いて判別するので、携帯装置の車両外から車両内への移動に応じて、携帯装置の動作モードを迅速に切り替えることができる。また、本発明は、二つの動作モード間の遷移を決定する前に猶予期間を設けることにより、モード遷移の正確さを高めている。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は本実施形態の携帯装置の構成を概略的に示すブロック図である。本実施形態の携帯装置は、通信ネットワーク2と無線通信を行うことの可能な携帯電話機1である。携帯電話機1は、動作モードとして2種類の通話モードを有している。一つはノーマルモードであり、もう一つはマナーモードである。ノーマルモードでは、携帯電話機1は着信時に所定の着信音を再生する。一方、マナーモードでは、携帯電話機1は着信時に着信音を再生せず、携帯電話機1を振動させることにより着信をユーザに知らせる。本実施形態では、これらの動作モードが携帯電話機1の移動状況に応じて自動的に切り替えられる。
携帯電話機1は、一つのコンピュータであり、図1に示されるように、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)10、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)12、ストレージ部14、通信部16、計測部18、入力装置20、および表示装置22を有する。これらの構成要素はバス25によって相互に接続されている。データおよび制御信号はバス25を通じてこれらの構成要素間を伝送される。
CPU10は、プログラムを実行して携帯電話機1の動作を制御する制御演算装置である。RAM12は、CPU10がプログラムを実行するために使用する主記憶装置である。RAM12には、CPU10が実行するプログラムおよびその実行に必要なデータが格納される。
ストレージ部14は、携帯電話機1の補助記憶装置であり、内蔵メモリ14aと、外付けメモリ15用の読み取り装置14bとを含んでいる。内蔵メモリ14aは、携帯電話機1の内部に固定された記憶装置である。内蔵メモリ14aは、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリであってもよい。読み取り装置14bは、携帯電話機1に対して着脱自在の外付けメモリ15からデータを読み取るための装置である。外付けメモリ15は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、各種のカード型メモリである。本実施形態では、携帯電話機1の動作制御プログラムが内蔵メモリ14aに格納されている。この動作制御プログラムは、外付けメモリ15から内蔵メモリ14aに読み込まれてもよい。動作制御プログラムは、その起動時に内蔵メモリ14aからRAM12に読み込まれる。動作制御プログラムは、携帯電話機1の電源投入に応じて自動的に起動されてもよいし、入力装置20を用いた起動命令の入力に応答して手動で起動されてもよい。
通信部16は、携帯電話機1と通信ネットワーク2との間の通信を制御する。通信部16は、電波送受信用のアンテナ17のほかに、送話音声を電気信号に変換するマイクロホン、受話音声を出力するスピーカ、音声信号を処理する信号処理回路、マナーモードで携帯電話機1を振動させるための機構などを含んでいる。通信部16は、CPU10の制御のもとでアンテナ17を通じて電波を送受信し、通信ネットワーク2に無線接続する。これにより、携帯電話機1と通信ネットワーク2との間で通信が確立される。通信装置16は、音声通信のほかにデータ通信も実行できる。
計測部18は、携帯電話機1の速度および加速度を測定する。計測部18は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機18aおよび加速度センサ18bを有している。GPS受信機18aは、GPS衛星26からGPS信号28を受信し、GPS信号28に応じた測位データをCPU10に送る。この測位データは、携帯電話機1の位置を示す一対の緯度データおよび経度データを含んでいる。後述するように、この測位データは携帯電話機1の速度を計算するために使用される。すなわち、GPS受信機18aとCPU10は速度計測器として機能する。なお、GPS受信機18aは、複数のGPS衛星からGPS信号を受信するが、図面の簡単のため、図1では一つのGPS衛星26のみを描いてある。加速度センサ18bは、携帯電話機1の加速度aを計測し、得られた加速度データをCPU10に送る。加速度センサ18bは、例えば、圧電型センサやインダクタンス型センサである。
入力装置20は、携帯電話機1に命令およびデータを入力するために使用される。入力装置20は、ボタン、ダイヤル、スイッチなど、ユーザによって直接操作される装置であってもよいし、ユーザの発する音声を判別する音声認識装置であってもよい。表示装置22は、CPU10の制御のもとで各種の情報を表示する。
以下では、図2〜図4を参照しながら、携帯電話機1の動作を制御するための処理を説明する。図2はこの動作制御処理のフローチャートである。図3(a)〜(c)は動作制御処理の一例における携帯電話機1の速度v、加速度aおよび通話モードの時間変化を示している。図4は携帯電話機1の動作状態の変化を示す状態遷移図である。動作制御プログラムが起動すると、携帯電話機1の動作は動作制御プログラムにしたがって自動的に制御される。動作制御プログラムは、内蔵メモリ14aからRAM12に読み込まれ、CPU10によって実行される。
まず、図4を参照しながら、携帯電話機1の動作制御の概略を説明する。図4に示されるように、この動作制御において携帯電話機1は四つの状態をとりうる。すなわち、低速モード状態60、第1移行状態62、高速モード状態64および第2移行状態66である。低速モード状態60および第1移行状態62では、携帯電話機1は低速モードで動作する。低速モードは、携帯電話機1が比較的低速で移動するときの動作モードであり、本実施形態ではノーマルモードである。高速モード状態64および第2移行状態66では、携帯電話機1は高速モードで動作する。高速モードは、携帯電話機1が比較的高速で移動するときの動作モードであり、本実施形態ではマナーモードである。
本実施形態では、低速モードで動作する携帯電話機1の加速度aが所定の閾加速度athを超えると、携帯電話機1は低速モード状態60から第1移行状態62に遷移する。第1移行状態62では、携帯電話機1の移動状況が低速移動から高速移動に移行したか否かが判定される。高速移動に移行したと判定されると、携帯電話機1は高速モード状態64に遷移し、高速モードで動作する。一方、高速移動に移行しなかったと判定されると、携帯電話機1は低速モード状態60に戻り、低速モードで引き続き動作する。
高速モードで動作する携帯電話機1の速度vが所定の閾速度vth以下になると、携帯電話機1は高速モード状態64から第2移行状態66に遷移する。第2移行状態66では、携帯電話機1の移動状況が高速移動から低速移動に移行したか否かが判定される。低速移動に移行したと判定されると、携帯電話機1は低速モード状態60に遷移し、低速モードで動作する。一方、低速移動に移行しなかったと判定されると、携帯電話機1は高速モード状態64に戻り、高速モードで引き続き動作する。
このように、低速モードから高速モードへの移行は携帯電話機1の加速度にしたがって判定され、高速モードから低速モードへの移行は携帯電話機1の速度にしたがって判定される。
以下では、図3(a)を参照しながら、図3の例における携帯電話機1の移動状況の推移を説明する。この例では、ユーザが携帯電話機1を携帯しつつ徒歩で電車の駅に移動し、電車に乗車して二駅目まで移動し、その駅で降車して再び徒歩で移動する。図3(a)における符号41および47は、ユーザが徒歩で移動している状況を示す。符号42は電車の発車時点を示す。符号43および45は電車が走行している状況を示す。符号44および46は電車の停車時点を示す。携帯電話機1はユーザの歩行時にはその歩行速度で移動し、ユーザが電車に乗車しているときは電車の走行速度で移動する。
以下では、図2を参照しながら、携帯電話機1の動作制御処理を詳細に説明する。動作制御プログラムが起動すると、携帯電話機1の速度vが計測される(ステップS202)。このステップでは、GPS受信機18aがGPS衛星26から携帯電話機1の測位データを取得し、CPU10に送る。通常、測位データの取得は所定の時間間隔で2回行われる。CPU10は、取得された二つの測位データ間の距離を算出し、その距離を計測の時間間隔で除算することにより携帯電話機1の速度vを算出する。このようにして携帯電話機1の速度vが計測される。
CPU10は、計測した速度vを所定の閾速度vthと比較する(ステップS204)。この閾速度vthは動作制御プログラムとともに内蔵メモリ14aからRAM12に読み込まれる。閾速度vthは、携帯電話機1の通話モードをノーマルモードおよびマナーモードのいずれに設定すべきかを判定するために使用される。計測速度vが閾速度vth以下の場合(ステップS204にてNo)、CPU10は携帯電話機1をノーマルモードに設定する(ステップS206)。一方、計測速度vが閾速度vthを超える場合は、CPU10は携帯電話機1をマナーモードに設定する(ステップS220)。
図3に示される例では、動作制御プログラムの起動時t0において携帯電話機1の速度vが閾速度vthより低い(図3(a)を参照)。このため、図3(c)に示されるように、携帯電話機1はノーマルモード52に設定される。
ノーマルモードの設定(ステップS206)の後に実行されるステップS208〜S218は、携帯電話機1の高速移動への移行を検出するための処理である。ノーマルモードにある携帯電話機1は、携帯電話機1の加速度aおよび速度vにしたがって携帯電話機1の高速移動への移行を検出し、携帯電話機1の通話モードをマナーモードに切り替える。
具体的に述べると、CPU10は、RAM12内の基準時刻変数trefに現在の時刻を代入して時間計測を開始し(ステップS208)、続いて、加速度センサ18bを用いて携帯電話機1の加速度aを計測する(ステップS210)。計測された加速度aのデータはCPU10に送られる。CPU10は、計測加速度aがある期間にわたって所定の閾加速度athを継続的に超えるか否かを判定する。すなわち、CPU10は、計測加速度aを閾加速度athと比較し(ステップS212)、a>athの場合(ステップS212にてYes)、(t−tref)を算出して所定の閾期間T1と比較する(ステップS214)。ここで、tは現在の時刻であり、基準時刻変数trefは時間計測の開始時刻を示す。閾加速度athおよび閾期間T1は、動作制御プログラムの起動時に内蔵メモリ14aからRAM12に読み込まれる。
(t−tref)>T1の場合(ステップS214にてYes)、CPU10は携帯電話機1の通話モードをマナーモードに設定する(ステップS220)。このように、計測加速度aがある期間にわたって継続的に閾加速度athを超えると、携帯電話機1がマナーモードに設定される。一方、(t−tref)≦T1の場合(ステップS214にてNo)、加速度aが再び計測され(ステップS210)、ステップS212以降の処理が繰り返される。
a≦athの場合は(ステップS212にてNo)、携帯電話機1が高速移動へ移行したか否かが携帯電話機1の速度vにしたがって判定される。つまり、加速度に基づいて携帯電話機1の高速移動への移行が検出されなかったときは、続いて速度に基づく検出が行われる。CPU10は、携帯電話機1の速度vを計測し(ステップS216)、計測された速度vを上記の閾速度vthと比較する(ステップS218)。ステップS216での計測は上記のステップS202と同様に行われる。
v>vthの場合(ステップS218にてYes)、CPU10は携帯電話機1の通話モードをマナーモードに設定する(ステップS220)。一方、v≦vthの場合は(ステップS218にてNo)、ステップS208に処理が戻り、時間計測がリセットされる。
このように、携帯電話機1は、ノーマルモードで動作している間、携帯電話機1が高速移動へ移行したか否かを携帯電話機1の加速度および速度に基づいて継続的に検査し、高速移動への移行が検出されると、携帯電話機1をマナーモードに切り替える。
なお、閾加速度athおよび閾期間T1は、人間の歩行および走行中に生じる加速と対象車両(電車、自動車など)の発進時の加速とを区別できるように設定される。これは人間が大きな加速度を長時間維持することは難しいことに基づいている。対象車両が電車や自動車であれば、通常、閾期間T1を3秒以上に設定すればよい。閾加速度athは、閾期間T1にわたって人間が維持することが難しく、なおかつ期間T1にわたって車両が維持できる加速度に設定される。
図3(b)に示されるように、ユーザの歩行中、携帯電話機1の加速度aは閾加速度ath未満であり、速度vも閾速度vth未満である。このため、ノーマルモードからマナーモードへの切り替えは行われない。ユーザが電車に乗車し、電車が発車した後、時刻t1において携帯電話機1の加速度が閾加速度athに達する。その後、期間T1にわたって継続的にathを超える加速度が維持されるので、携帯電話機1は時刻t2にマナーモードに切り替えられる。この時刻t2はt1+T1に実質的に等しい。時刻t1から時刻t2までの期間中、携帯電話機1は図4に示される第1移行状態62にある。
マナーモードの設定(ステップS220)の後に実行されるステップS222〜S228は、携帯電話機1の低速移動への移行を検出するための処理である。マナーモードにある携帯電話機1は、携帯電話機1の速度vにしたがって携帯電話機1の低速移動への移行を検出し、携帯電話機1の通話モードをノーマルモードに切り替える。
具体的には、CPU10は、RAM12内の基準時刻変数trefに現在の時刻を代入して時間計測を開始し(ステップS222)、続いて、携帯電話機1の速度vを計測する(ステップS224)。ステップS224での計測は上記のステップS202と同様に行われる。計測された速度vのデータはCPU10に送られる。CPU10は、計測速度vがある期間にわたって上記の閾速度vthを継続的に超えるか否かを判定する。すなわち、CPU10は、計測速度vを閾速度vthと比較し(ステップS226)、v≦vthの場合(ステップS226にてNo)、(t−tref)を算出して所定の閾期間T2と比較する(ステップS228)。ここで、tは現在の時刻であり、基準時刻変数trefは時間計測の開始時刻を示す。閾速度vthおよび閾期間T2は、動作制御プログラムの起動時に内蔵メモリ14aからRAM12に読み込まれる。
(t−tref)>T2の場合(ステップS228にてYes)、CPU10は携帯電話機1の通話モードをノーマルモードに設定する(ステップS206)。このように、計測速度vがある期間にわたって継続的に閾速度vth以下になると、携帯電話機1がノーマルモードに設定される。一方、(t−tref)≦T2の場合(ステップS228にてNo)、速度vが再び計測され(ステップS224)、ステップS226以降の処理が繰り返される。
一方、v>vthの場合は(ステップS226にてYes)、ステップS222に処理が戻り、時間計測がリセットされる。
このように、携帯電話機1は、マナーモードで動作している間、携帯電話機1が低速移動へ移行したか否かを携帯電話機1の速度に基づいて継続的に検査し、低速移動への移行が検出されると、携帯電話機1をノーマルモードに切り替える。
図3に示される例では、T2が60秒に設定されている。これは、対象とする電車の駅における標準的な停車時間よりも長い。この例では、携帯電話機1がマナーモードに設定される時刻t2の後、電車が最初の駅に停車するために減速し、それに応じて携帯電話機1の速度が時刻t3に閾速度vthまで低下する。さらに、電車の駅での停車時には、携帯電話機1の速度は0まで低下する。その後、電車が発進すると、携帯電話機1の速度が上昇し、時刻t4には閾速度vthに達する。時刻t3から時刻t4まで携帯電話機1の速度は継続的に閾速度vth以下である。しかし、図3(a)に示されるように、時刻t3および時刻t4の間隔Δt34は上記の閾期間T2より短いので、ステップS228においてノーマルモードへの切り替えが決定されることはない。したがって、図3(c)に示されるように、携帯電話機1は時刻t2から時刻t4までマナーモード54を維持する。時刻t3から時刻t4までの期間中、携帯電話機1は図4に示される第2移行状態66にある。
その後、電車が次の駅に停車するため減速し、それに応じて時刻t5に携帯電話機1の速度が閾速度vthまで低下する。時刻t4から時刻t5まで携帯電話機1の速度は閾速度vthを超えているので、携帯電話機1はマナーモード54を維持する。その後、電車が駅で停車すると、ユーザは降車し、徒歩で移動する。これに応じて、時刻t5以降、携帯電話機1の速度は閾期間T2を超えて継続的に閾速度vth以下となる。したがって、図3(c)に示されるように、時刻t5から閾期間T2が経過した時刻t6に、携帯電話機1がノーマルモード50に切り替えられる。時刻t5から時刻t6までの期間中、携帯電話機1は図4に示される第2移行状態66にある。
以下では、本実施形態の利点を説明する。本実施形態では、ユーザの徒歩による比較的低速の移動と車両による比較的高速の移動とが、携帯電話機1の加速度および速度にしたがって判別される。これにより、携帯電話機1の移動状況に応じた適切な通話モードを自動的に設定することができる。
ノーマルモードからマナーモードへの切り替えは、主に携帯電話機1の加速度にしたがって判定される。ユーザが停車中の車両に乗車してから車両が発進する場合、携帯電話機1の速度が閾値まで上昇するまでには比較的長い時間を要する。したがって、速度だけに基づいて低速移動から高速移動への以降を判定すると、通話モードの切り替えに時間がかかる。これに対し、加速度に基づいて低速移動から高速移動への移行を判定する場合は、閾加速度を適切に設定すれば、ユーザの徒歩と車両の走行とを区別するために必要な上記の期間T1を比較的短く設定できる。これは、加速度は車両の発車後すぐに高い値を有するからである。したがって、携帯電話機1の低速移動から高速移動への移行に応じて、携帯電話機1をノーマルモードからマナーモードに迅速に切り替えることができる。
また、二つの通話モード間の遷移を決定する前に猶予期間、すなわち上記の閾期間T1およびT2が設けられているので、瞬間的な加減速や短時間の速度の低下といった例外的な移動状況の変化に応じたモードの誤設定を防止できる。したがって、加速度または速度に応じて即座にモードを切り替える方式に比べて通話モードをより正確に切り替えることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態では、携帯装置として携帯電話機1が使用されている。しかし、本発明は他の携帯装置、例えば携帯型の音声再生装置や映像再生装置にも適用できる。これらの装置については、例えば、低速移動時と高速移動時とで再生音量の異なる動作モードが設定されてもよい。
携帯電話機1の高速移動時の通話モードはマナーモードに限られず、他の動作モード、例えば着信禁止モードであってもよい。
上記の実施形態では、動作制御プログラムの起動時における携帯電話機1の速度に応じて携帯電話機1の通話モードが最初に設定される(ステップS202およびS204)。しかし、ステップS202およびS204を省略し、デフォルトの動作モードをあらかじめ決めておいてもよい。例えば、デフォルトの動作モードがマナーモードなら、動作制御プログラムの起動に応答してステップS206以降の処理が実行される。デフォルトの動作モードがノーマルモードなら、動作制御プログラムの起動に応答してステップS212以降の処理が実行される。
上記実施形態では、衛星測位システムとしてGPSを利用し、GPS衛星から携帯電話機1の測位データを取得する。しかし、他の衛星測位システムの測位衛星から携帯装置の測位データを取得してもよい。また、衛星から取得した測位データを用いて携帯装置の速度を算出する代わりに、他の方法によって速度を計測してもよい。例えば、携帯電話機1は、無線電話網2内の基地局から受信する電波の変化に基づいて携帯電話機1の速度を算出してもよい。また、加速度センサを用いて携帯装置の加速度を計測し、その加速度を時間で積分することにより速度を算出してもよい。
実施形態の携帯電話機の構成を概略的に示すブロック図である。 動作制御処理のフローチャートである。 図1に示される携帯電話機の速度、加速度および動作モードの時間変化の例を示す図である。 図1に示される携帯電話機の状態遷移図である。
符号の説明
1…携帯電話機、2…通信ネットワーク、10…CPU、12…RAM、14…ストレージ部、16…通信部、18…計測部、18a…GPS受信機、18b…加速度センサ、20…入力装置、22…表示装置、25…バス、26…GPS衛星、28…GPS信号。

Claims (8)

  1. 動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置であって、
    前記携帯装置の速度を計測する速度計測器と、
    前記携帯装置の加速度を計測する加速度計測器と、
    前記動作モードを決定する制御装置と、
    を備えており、
    前記制御装置は、
    前記携帯装置が前記第1モードで動作している間、前記加速度計測器を用いて前記携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに前記動作モードを前記第2モードに設定する第1手順と、
    前記携帯装置が前記第2モードで動作している間、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに前記動作モードを前記第1モードに設定する第2手順と、
    を実行する、
    携帯装置。
  2. 前記制御装置は、前記第1および第2手順に先立って第3手順をさらに実行し、
    前記第3手順において前記制御装置は、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を計測し、計測された速度が前記閾速度以下のときに前記動作モードを前記第1モードに設定し、計測された速度が前記閾速度を超えるときは前記動作モードを前記第2モードに設定する、
    請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記第1手順において前記制御装置は、前記計測された加速度が前記閾加速度を前記第1期間にわたって継続的に超えないとき、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を計測し、計測された速度が前記閾速度を超えるときに前記動作モードを前記第2モードに設定する、
    請求項1または2に記載の携帯装置。
  4. 動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置を制御する方法であって、
    前記携帯装置が前記第1モードで動作している間、前記携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに前記動作モードを前記第2モードに設定する第1手順と、
    前記携帯装置が前記第2モードで動作している間、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに前記動作モードを前記第1モードに設定する第2手順と、
    を備える方法。
  5. 動作モードとして第1および第2のモードを有する携帯装置を制御するためのプログラムであって、
    前記携帯装置は、前記携帯装置の速度を計測する速度計測器と、前記携帯装置の加速度を計測する加速度計測器と、前記プログラムにしたがって前記動作モードを決定する制御装置と、を備えており、
    前記携帯装置が前記第1モードで動作している間、前記加速度計測器を用いて前記携帯装置の加速度を繰り返し計測し、計測された加速度が所定の閾加速度を所定の第1期間にわたって継続的に超えるときに前記動作モードを前記第2モードに設定する第1手順と、
    前記携帯装置が前記第2モードで動作している間、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を繰り返し計測し、計測された速度が所定の第2期間にわたって継続的に所定の閾速度以下であるときに前記動作モードを前記第1モードに設定する第2手順と、
    を前記制御装置に実行させるプログラム。
  6. 前記プログラムの起動時に第3手順を前記制御装置にさらに実行させる請求項1に記載のプログラムであって、
    前記第3手順において前記制御装置は、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を計測し、計測された速度が前記閾速度以下のときに前記動作モードを前記第1モードに設定し、計測された速度が前記閾速度を超えるときは前記動作モードを前記第2モードに設定する、
    請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記第1手順において前記制御装置は、前記計測された加速度が前記閾加速度を前記第1期間にわたって継続的に超えないとき、前記速度計測器を用いて前記携帯装置の速度を計測し、計測された速度が前記閾速度を超えるときに前記動作モードを前記第2モードに設定する、
    請求項5または6に記載のプログラム。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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