JP3984641B2 - 関節駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットアーム等の機械装置の関節機構に応用可能な関節駆動装置及び該関節駆動装置を有するロボットアームに関する。
空気圧人工筋等の弾性体アクチュエータは直動の変位が得られるが、収縮方向のみ力を発生することが可能であるため、ロボットアーム等の可動機械装置の回転関節機構に応用する場合、図14A,図14Bに示すような拮抗駆動機構により回転運動を実現する。
図14A,図14Bにおいて57は第1構造体、58は第2構造体である。第1構造体57と第2構造体58は、回転関節59により結合されており、相対的に回動可能である。第1構造体57には対向するようにアクチュエータ支持部材60a及び60bが配設されており、第2構造体58にはアクチュエータ駆動力伝達部材61が配設されている。
62a及び62bは弾性体アクチュエータであり、第1構造体57と略平行、かつ、挟むように配設されている。弾性体アクチュエータ62a及び62bは、回転ジョイント63a及び63bによりアクチュエータ支持部材60a及び60bと、それぞれ接続されている。また、弾性体アクチュエータ62a及び62bは、回転ジョイント63c及び63dによりアクチュエータ駆動力伝達部材61と、それぞれ接続されており、弾性体アクチュエータ62a及び62bの収縮により回転関節59まわりの回転運動が実現される。
図14A,図14Bの拮抗駆動機構では、回転軸が回転すると、例えば図14Aと図14Bの場合のように、弾性体アクチュエータ62aと連結支柱であるアクチュエータ駆動力伝達部材61のなす角度αが、回転角度θが小さい場合と大きい場合で異なることになり、弾性体アクチュエータがある並進力を発生しても、回転角度θによって回転軸に発生する回転トルクは異なり、また、弾性体アクチュエータがある直動変位を発生しても、回転角度θによって回転軸の回転変位は異なることになる。具体的には、回転角度θが大きいときには、回転角度θが小さいときと比べて、発生する回転トルクは小さく、回転変位量も小さくなる。
また、図14Bにおいて記号Aとして矢印で示す箇所のように、回転角度θが大きいときには弾性体アクチュエータ間の間隔が小さくなり、弾性体アクチュエータ62a又は62bの端部と第1構造体57との接触が発生することから回転角度θの可動範囲が小さくなるという課題もある。
こうした課題に対し、従来技術としては、特許文献1(特開平07−24772号公報)において、ワイヤーとプーリにより駆動する構造により、弾性体アクチュエータが発生するある並進力に対し、回転角θに関係なく一定の回転トルクを発生することができ、また、弾性体アクチュエータのある直動変位に対し、回転角θに関係なく一定の回転変位を発生することができる構造が提供されている。
また、特許文献1の構造では、中間プーリを配設することにより、プーリ径を小型にしても弾性体アクチュエータを平行に配設することができ、弾性体アクチュエータ同士が接触し、可動範囲が制限されることもない。
しかしながら、前記特許文献1の構成では、ワイヤーの緩みやプーリからの脱落等が発生する可能性があり、制御精度が低下したり、動作不能になる可能性がある。
また、弾性体アクチュエータが発生するある並進力に対し、一定の回転トルクしか発生することができず、ロボット等に応用した場合に、重い物を把持するために大きな力が必要とされる状況や、広い範囲で作業させるために大きな可動範囲が必要とされる状況等、状況に応じて、ある並進力に対する回転トルクを可変にすることはできない。
本発明の目的は、前記従来の関節機構の課題を解決し、ワイヤーの緩みやプーリからの脱落等といった課題が無く、また、弾性体アクチュエータが発生するある並進力に対し、状況に応じて回転トルクを可変にすることができる、信頼性及び柔軟性の高い関節駆動装置及び該関節駆動装置を有するロボットアームを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の1つの態様によれば、第1構造体と、前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、
前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が前記第2構造体に固定された第1弾性体アクチュエータと、
前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が前記第2構造体の前記第1構造体の端部が固定された位置と関節に関して略対称の場所に固定された第2弾性体アクチュエータと、
前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置の間隔を可変にする固定位置可変機構とを有することを特徴とする関節駆動装置を提供する。
本発明の別の態様によれば、第1構造体と、
前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、
前記第1構造体に一方の端部の位置が固定された弾性体アクチュエータと、
前記弾性体アクチュエータの固定端と反対側の可動端と前記第1構造体とを連結するように配設され前記弾性体アクチュエータの少なくとも伸縮方向に運動の自由度を有する運動規制部と、
前記弾性体アクチュエータの前記可動端と前記第2構造体を結合する結合部とを有することを特徴とする関節駆動装置を提供する。
本発明によれば、固定位置可変機構を有することにより、弾性体アクチュエータ間の間隔を制御できるため、回転トルクを優先した動作や回転変位量を優先した動作等を、状況に応じて柔軟かつ連続的に切り替えることができる。したがって、本発明の関節駆動装置によりロボットアームを構成することで、大きなトルクを発生することができ、より重量の重い物体を把持・運搬することが可能であり、かつ、関節の可動範囲を大きくとることができ、作業範囲をより広くとることが可能なロボットアームが実現する等、状況に応じて高出力あるいは広作業範囲といったように特性を柔軟に可変にすることができ、かつ、信頼性も高いロボットアームを実現することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する前に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様によれば、第1構造体と、前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が前記第2構造体に固定された第1弾性体アクチュエータと、前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が前記第2構造体の前記第1構造体の端部が固定された位置と関節に関して略対称の場所に固定された第2弾性体アクチュエータと、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置の間隔を可変にする固定位置可変機構とを有することを特徴とする関節駆動装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させることによって、前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転トルクを変化させることを特徴とする第1の態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させることによって、前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転角を変化させることを特徴とする第1の態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させるように前記固定位置可変機構を制御して前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転トルクを変化させる制御装置をさらに備えることを特徴とする第2の態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させるように前記固定位置可変機構を制御して前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転角を変化させる制御装置をさらに備えることを特徴とする第3の態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置とをそれぞれ前記第1構造体の長手方向沿いにガイドする固定位置ガイド機構と、前記固定位置ガイド機構によりガイドされつつ前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置とをそれぞれ進退駆動することにより前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置との前記間隔を変化させる固定位置駆動アクチュエータとを備えることを特徴とする第1〜5のいずか1つの態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置とをそれぞれ前記第1構造体の長手方向沿いにガイドする固定位置ガイド機構と、前記固定位置ガイド機構によりガイドされつつ前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置とがそれぞれ移動されて前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置との前記間隔を変化させる固定位置移動カム機構とを備えることを特徴とする第1〜5のいずか1つの態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記固定位置移動カム機構は、カムと、前記カムに常時接触可能でかつ前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置とがそれぞれ回転可能に支持される一対のカムフォロワーと、前記カムフォロワーを前記カムにそれぞれ常時接触するように付勢する接触保持バネとを備えて、前記一対のカムフォロワーが前記カムに常時接触して移動することにより、前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置との前記間隔を変化させることを特徴とする第7態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記固定位置移動カム機構は、前記カムを回転駆動するカム駆動アクチュエータをさらに備えて、前記カムの回転駆動により、前記カムに常時接触する前記一対のカムフォロワーを移動させることにより、前記第1弾性体アクチュエータの前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記固定位置との前記間隔を変化させることを特徴とする第8態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第10態様によれば、第1構造体と、前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、前記第1構造体に一方の端部の位置が固定された弾性体アクチュエータと、前記弾性体アクチュエータの固定端と反対側の可動端と前記第1構造体とを連結するように配設され前記弾性体アクチュエータの少なくとも伸縮方向に運動の自由度を有する運動規制部と、前記弾性体アクチュエータの前記可動端と前記第2構造体を結合する結合部とを有することを特徴とする関節駆動装置を提供する。
本発明の第11態様によれば、前記運動規制部は、並進1自由度のみを有するリニアガイドであることを特徴とする第10態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第12態様によれば、前記運動規制部は、並進1自由度及び前記並進1自由度まわりの回転1自由度を有するリニアブッシュ機構であることを特徴とする第10態様に記載の関節駆動装置を提供する。
本発明の第13態様によれば、第1又は10の態様に記載の関節駆動装置を有するロボットアームを提供する。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態にかかる関節駆動装置の構造を示す全体図である。図1において、1は棒状の第1構造体、2は棒状の第2構造体である。第1構造体1の一端と第2構造体2の一端は、回転関節3により結合されており、相対的に回動可能である。第1構造体1の他端には、第1構造体1の軸方向と直交する方向沿いにかつ互いに対向するように一対の板状のアクチュエータ支持部材4a及び4bが配設されており、第2構造体2の一端の近傍には、第2構造体2の軸方向と直交する方向沿いに一本の板状のアクチュエータ駆動力伝達部材5が配設されている。
6a及び6bは弾性体アクチュエータであり、第1構造体1の長手方向と略平行、かつ、第1構造体1を挟むように略対称に配設されている。弾性体アクチュエータ6a及び6bのそれぞれの一端は、回転ジョイント7a及び7bによりアクチュエータ支持部材4a及び4bと、それぞれ接続されている。また、弾性体アクチュエータ6a及び6bのそれぞれの他端は、回転ジョイント7c及び7dによりアクチュエータ駆動力伝達部材5と、それぞれ接続されている。回転ジョイント7c及び7dとアクチュエータ駆動力伝達部材5の接続部は、回転関節3の中心軸近傍から外側の方向に延びる長溝穴8a,8bに沿うように摺動可能な構造となっている。
9は第1構造体1の一端の近傍に第1構造体1の長手方向と直交する方向沿いに配置された間隔制御アクチュエータであり、間隔制御アクチュエータ9の両側にそれぞれ突出した進退可能なピストンロッド9a,9bの先端が、回転ジョイント10a,10bにより、弾性体アクチュエータ6a及び6bに、それぞれ接続されている。間隔制御アクチュエータ9が動作することにより、図2Aの状態から図2Bの状態に示すようにピストンロッド9a,9bが伸びて、長溝穴8a,8b内を回転ジョイント7c及び7dがそれぞれ外側に移動して弾性体アクチュエータ6a及び6bの間隔r(詳しくは、アクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6bの回転ジョイント7c及び7dの回転軸芯間の間隔r)が変化する。
図3A,図3B,図3Cは弾性体アクチュエータ6a及び6bの一例である空気圧人工筋の構造を示す図である。空気圧人工筋は、図3A,図3B,図3Cに示すように、ゴム材料で構成された管状弾性体12の外表面に繊維コードで構成された拘束部材13が配設され、管状弾性体12の両端部を封止部材14でそれぞれ気密封止する構造となっている。図3B,図3Cに示すように、流体注入出部材15を通じて空気等の圧縮性流体を管状弾性体12内に供給することにより内圧を管状弾性体12の内部空間に与えると、管状弾性体12が主に半径方向に膨張しようとするが、拘束部材13の作用により、管状弾性体12の中心軸方向の運動に変換され、全長が収縮する。逆に、図3Aに示すように、流体注入出部材15を通じて空気等の圧縮性流体を管状弾性体12内から排出することにより管状弾性体12の内部空間の内圧を下げると、管状弾性体12が半径方向に収縮するとともに、管状弾性体12自体の弾性力により、管状弾性体12の中心軸方向に全長が伸長する。この空気圧人工筋は主に弾性体で構成されるため、柔軟性があり、安全で軽量なアクチュエータであるという特徴を有する。
図4は間隔制御アクチュエータ9の構造を示す断面図である。図4において、16はシリンダ、17a及び17bはシリンダ16内で摺動するピストンであり、ピストン17a、17bのそれぞれのロッド17c,17dのシリンダ16の外側に位置する端面部はそれぞれ回転ジョイント10a,10bのハウジングとなっている。また、シリンダ16とピストン17a、17bのロッド17c,17dとの間にはOリング18a及び18bがそれぞれ配設され、Oリング18a及び18bによりシリンダ16とピストン17a、17bは相対的に摺動可能な状態で気密封止されている。シリンダ16の図4の上端部、中間部、下端部には、流体注入出部材19a、19b及び19cが配設されており、流体注入出部材19aを通してピストン17aとシリンダ16の図4の上端部との間のシリンダ室20aに、流体注入出部材19bを通してピストン17aとピストン17b間のシリンダ室20bに、及び流体注入出部材19cを通してピストン17bとシリンダ16の図4の下端部との間のシリンダ室20cに、それぞれ空気等の流体を供給することができる構造となっている。このような構造の間隔制御アクチュエータ9では、シリンダ室20a、20b及び20c内の圧力をすべて同じにすると、ピストン17a、17bは静止する。一方、シリンダ室20aと20cの圧力を同じにし、シリンダ室20bの圧力をそれらよりも小さくすると、回転ジョイント10a,10b間の間隔が小さくなる方向(言い換えれば、ピストン17a、17bが互いに接近する方向)にピストン17a、17bは移動する。逆に、シリンダ室20aと20cの圧力を同じにし、シリンダ室20bの圧力をそれらよりも大きくすると、回転ジョイント10a,10b間の間隔が大きくなる方向(言い換えれば、ピストン17a、17bが互いに離れる方向)にピストン17a、17bは移動する。このようにシリンダ室20a、20b及び20c内の圧力を制御することにより、間隔制御アクチュエータ9が動作し、弾性体アクチュエータ6a及び6bの間隔rを変化させることができる。
よって、この第1実施形態では、一例として間隔制御アクチュエータ9と回転ジョイント10a,10bなどを有する固定位置駆動アクチュエータ機構と、一例として長溝穴8a,8bと回転ジョイント7c及び7dなどを有する固定位置ガイド機構とより、固定位置可変機構の一例を構成している。
図5は空気圧人工筋6a,6b及び間隔制御アクチュエータ9を駆動するための空気圧供給駆動系の構成を示す図である。図5において、21は例えばコンプレッサー等の空気圧源、22は空気圧源21の空気圧フィルタ22a、空気圧減圧弁22b、及び空気圧用ルブリケータ22cが1組になった空気圧調整ユニットである。23a及び23bは例えば電磁石の力でスプール弁などを駆動することで流量を制御する5ポート流量制御電磁弁である。24は例えば一般的なパーソナルコンピュータにより構成された制御装置の一例としての制御コンピュータであり、D/Aボード24aが搭載されており、5ポート流量制御電磁弁23a及び23bに電圧指令値を出力することにより、それぞれの流体注入出部材15及び19a,19b,19cを流れるそれぞれの空気の流量を制御可能とする。
図5に示す空気圧供給駆動系によれば、空気圧源22により生成された高圧空気は、空気圧調整ユニット22により減圧され、例えば600kPaといった一定圧力に調整され、5ポート流量制御電磁弁23a及び23bに供給される。5ポート流量制御電磁弁23a及び23bの開度は、制御コンピュータ24よりD/Aボード24aを介して出力される電圧指令値に比例して制御される。5ポート流量制御電磁弁23aには、一対の空気圧人工筋6a,6bのそれぞれの管状弾性体12の流体注入出部材15がそれぞれ接続されている。
前記したように、一対の空気圧人工筋6a,6bは第1構造体1の長手方向沿いに大略平行に配置され、それぞれの管状弾性体12の流体注入出部材15側の端部が、第1構造体1の端部に固定されたアクチュエータ支持部材4a,4bに固定されている。一対の空気圧人工筋6a,6bの管状弾性体12の他方の端部側には、第1構造体1に回転関節3で回転自在に支持されたアクチュエータ駆動力伝達部材5が支持され、このアクチュエータ駆動力伝達部材5に一対の空気圧人工筋6a,6bの管状弾性体12の他方の端部が回転自在に支持されている。したがって、以下に述べるように、一対の空気圧人工筋6a,6bのそれぞれの管状弾性体12が伸縮することにより、アクチュエータ駆動力伝達部材5が回転関節3回りに正逆回転駆動され、第2構造体2が回転関節3回りに正逆回転駆動される。なお、図5中に矢印で示した右回転を正方向、矢印とは逆の左回転を逆方向とする。
制御コンピュータ24より正の電圧指令値がD/Aボード24aから5ポート流量制御電磁弁23aに入力された場合には、5ポート流量制御電磁弁23aが切り替えられて図5に示すように空気圧回路記号のAで示した状態になり、空気圧源21側から空気圧人工筋6aの管状弾性体12の流体注入出部材15側への流路が5ポート流量制御電磁弁23aを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気が空気圧人工筋6a側に供給される。また、空気圧人工筋6b側は、管状弾性体12の流体注入出部材15から大気圧側への流路が5ポート流量制御電磁弁23aを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気流が空気圧人工筋6b側から大気中へ排気される。したがって、空気圧人工筋6aの全長が縮み(図3B参照)、空気圧人工筋6bの全長が伸びる(図3A参照)ことにより、電圧指令値の絶対値に比例した速度で回転関節3は図5に矢印で示されるように右回転運動を行う。
一方、制御コンピュータ24より負の電圧指令値がD/Aボード24aから5ポート流量制御電磁弁23aに入力された場合には、5ポート流量制御電磁弁23aが切り替えられて、空気圧回路記号のBで示した状態になり、空気圧人工筋6aの動作は逆となり、回転関節3は左回転運動を行う。すなわち、空気圧源21側から空気圧人工筋6bの管状弾性体12の流体注入出部材15側への流路が5ポート流量制御電磁弁23aを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気が空気圧人工筋6b側に供給される。また、空気圧人工筋6a側は、管状弾性体12の流体注入出部材15から大気圧側への流路が5ポート流量制御電磁弁23aを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気流が空気圧人工筋6a側から大気中へ排気される。したがって、空気圧人工筋6bの全長が縮み(図3B参照)、空気圧人工筋6aの全長が伸びる(図3A参照)ことにより、電圧指令値の絶対値に比例した速度で関節軸回転関節3は矢印とは逆方向で示される左回転運動を行う。
5ポート流量制御電磁弁23bには、間隔制御アクチュエータ9の流体注入出部材19a,19b,19cが接続されている。5ポート流量制御電磁弁23bのポート1と流体注入出部材19bが接続され、ポート2と、そこから分岐して流体注入出部材19aと19cが接続されている。
制御コンピュータ24より正の電圧指令値がD/Aボード24aから5ポート流量制御電磁弁23bに入力された場合には、5ポート流量制御電磁弁23bが切り替えられて図5に示すように空気圧回路記号のCで示した状態になり、空気圧源21側から流体注入出部材19b側への流路が5ポート流量制御電磁弁23bを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気がシリンダ室20bに供給される。また、シリンダ室20a及びシリンダ室20c側は、流体注入出部材19a及び19cから大気圧側への流路が5ポート流量制御電磁弁23bを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気流がシリンダ室20a及びシリンダ室20c側から大気中へ排気される。したがって、図6Aに示すように、間隔制御アクチュエータ9の回転ジョイント11a及び11b間の間隔rが拡張し、電圧指令値の絶対値に比例した速度で弾性体アクチュエータ6a及び6bの間隔rは矢印で示されるように拡張方向へ運動を行う。
一方、制御コンピュータ24より負の電圧指令値がD/Aボード24aから5ポート流量制御電磁弁23bに入力された場合には、5ポート流量制御電磁弁23bが切り替えられて、空気圧回路記号のDで示した状態になり、間隔制御アクチュエータ9の動作は逆となる。すなわち、空気圧源21側から間隔制御アクチュエータ9の流体注入出部材19a及び19c側への流路が5ポート流量制御電磁弁23bを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気がシリンダ室20a及びシリンダ室20c側に供給される。また、シリンダ室20b側は、流体注入出部材19bから大気圧側への流路が5ポート流量制御電磁弁23bを介して開通し、電圧指令値の絶対値に比例した流量の空気流がシリンダ室20b側から大気中へ排気される。したがって、図6Bに示すように、間隔制御アクチュエータ9の回転ジョイント11a及び11b間の間隔rが縮小し、電圧指令値の絶対値に比例した速度で弾性体アクチュエータ6a及び6bの間隔rは矢印で示されるように縮小方向へ運動を行う。
以上の構成の関節駆動装置の動作について説明する。
前記したように、第1構造体1を挟んでアクチュエータ駆動力伝達部材5に関して対向するように回転ジョイント7c及び7dにより、一対の弾性体アクチュエータ6a,6bが接続されている。したがって、図1の上側の弾性体アクチュエータ6aが収縮し、図1の下側の別の弾性体アクチュエータ6bが伸張すれば、回転関節3の回転軸回りの時計方向の回転運動が発生する。逆に、図1の上側の弾性体アクチュエータ6aが伸張し、図1の下側の別の弾性体アクチュエータ6bが収縮すれば、図2Bに示されるように、回転運動は逆回転すなわち反時計方向の回転となる。
以上のように、弾性体アクチュエータ6により、第1構造体1とアクチュエータ駆動力伝達部材5の正逆回転運動が駆動されることにより、第1構造体1と第2構造体2の揺動運動すなわち角度θの運動が駆動される。
ここで、本発明の第1実施形態の特徴は、間隔制御アクチュエータ9が配設され、弾性体アクチュエータ6a及び6bのアクチュエータ駆動力伝達部材5における接続点間の間隔r(詳しくは、アクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6bの回転ジョイント7c及び7dの回転軸芯間の間隔r)を制御できる点にある。
例えば、図6Aのように接続点間の間隔rを大きくした場合(間隔r=2rとなる場合)と、図6Bのように接続点間の間隔rを小さくした場合(間隔r=2rとなる場合)とでは、弾性体アクチュエータ6aの収縮力をF、弾性体アクチュエータ6bの収縮力をFとすると、図6Aの場合の駆動トルクτは、 τ=(F−F)r となり、図6Bの場合の駆動トルクτは、 τ=(F−F)r となり、r>rであることから、τ>τとなる。すなわち、同じ収縮力の場合でも図6Aの場合の方が大きなトルクを発生することができることになる。このように、間隔制御アクチュエータ9を配設し、弾性体アクチュエータ6a及び6bのアクチュエータ駆動力伝達部材5における接続点間の間隔rを制御することにより、同じ収縮力の場合に対する駆動トルクを可変にすることが可能となる。
一方、回転変位量という観点から考えると、弾性体アクチュエータ6a又は6bの変位量をΔxとすると、第2構造体2の揺動角度θの回転変位Δθは、図6Aの場合の揺動角度θは、 θ=arcsin(Δx/r)、図6Bの場合の揺動角度θは、 θ=arcsin(Δx/r)と近似でき、r>rであることから、θ<θとなる(図19A,図19B参照)。すなわち、同じ弾性体アクチュエータ6a又は6bの変位量Δxの場合でも、図6Bの場合の方が大きな回転変位Δθとすることができ、揺動角度θの最大変位も大きくすることができる。
以上のように、本発明の第1実施形態では間隔制御アクチュエータ9が配設されることにより、間隔制御アクチュエータ9を制御装置24で動作制御するようにすれば、回転トルクを優先した動作と回転変位量を優先した動作を、状況に応じて柔軟かつ連続的に切り替えることができる。
また、回転関節3の回転軸芯から回転ジョイント7cの回転軸芯までの距離をr、回転関節3の揺動角度をθ、弾性体アクチュエータ6aの収縮力をF、弾性体アクチュエータ6bの収縮力をFとすると、発生する回転トルクτは、 τ=(F−F)rcosθ で近似できるので、r=τ/cosθ、ただし、τは定数となるように間隔制御アクチュエータ9を制御すれば回転トルクτは、 τ=τ(F−F) となり、弾性体アクチュエータの同じ収縮力に対応する回転トルクτを、揺動角度θに関係なく、略一定に制御することができる(図20参照)。
また、回転関節3の回転軸芯から回転ジョイント7cの回転軸芯までの距離をr、回転関節3の揺動角度をθとし、揺動角度がθの状態から、図21に示すように、さらにΔθだけ回転する場合を考える。Δθだけさらに回転するための弾性体アクチュエータ6の変位をΔxとすると(図21中に点線で描いた201はΔx変位後の回転ジョイント7cを表している)、揺動角度θの回転変位Δθは Δθ=Δxcosθ/r で近似できるので、r=cosθ/Δθ、ただし、Δθは定数となるように間隔制御アクチュエータ9を制御すれば回転変位Δθ=ΔxΔθとなり、弾性体アクチュエータの同じ変位Δxに対応する回転変位Δθを、揺動角度θに関係なく、略一定に制御することができる(図21参照)。
次に、図7は本関節駆動装置をロボットアームに応用した場合の例である。図7に示すロボットアームは、第1関節25、第2関節26、第3関節27、第4関節28を有する4自由度アームであり、第2関節26、第3関節27、及び第4関節28の部分が本発明の第1実施形態の関節駆動装置となっている。
具体的には、弾性体アクチュエータ29−1aと弾性体アクチュエータ29−1bの拮抗駆動により第1関節軸25を正逆回転駆動し、弾性体アクチュエータ29−2aと弾弾性体アクチュエータ29−2bの拮抗駆動により第2関節軸26を正逆回転駆動し、弾性体アクチュエータ29−3aと弾性体アクチュエータ29−3bの拮抗駆動により第3関節軸27を正逆回転駆動し、弾性体アクチュエータ29−4aと弾性体アクチュエータ29−4bの拮抗駆動により第4関節軸28を正逆回転駆動する構造となっている。
また、間隔制御アクチュエータ30−2により、弾性体アクチュエータ29−2aと弾性体アクチュエータ29−2bによる拮抗駆動の支点間距離(前述のアクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6b(ここでは、弾性体アクチュエータ29−2aと弾性体アクチュエータ29−2b)の回転ジョイント7c及び7dの回転軸芯間の間隔rに相当。)を伸縮駆動し、間隔制御アクチュエータ30−3により、弾性体アクチュエータ29−3aと弾性体アクチュエータ29−3bによる拮抗駆動の支点間距離(前述のアクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6b(ここでは、弾性体アクチュエータ29−3aと弾性体アクチュエータ29−3b)の回転ジョイント7c及び7dの回転軸芯間の間隔rに相当。)を伸縮駆動し、間隔制御アクチュエータ30−4により、弾性体アクチュエータ29−4aと弾性体アクチュエータ29−4bによる拮抗駆動の支点間距離(前述のアクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6b(ここでは、弾性体アクチュエータ29−4aと弾性体アクチュエータ29−4b)の回転ジョイント7c及び7dの回転軸芯間の間隔rに相当。)を伸縮駆動する構造となっている。
詳しくは、前記ロボットアームは、固定壁31に対して、上下方向軸沿いに横方向沿いの平面内で正逆回転する第1関節軸25と、上下方向沿いの平面内で正逆回転する第2関節軸26と、第1腕32と第2腕33との間で上下方向沿いの平面内で相互に正逆回転とする第3関節軸27と、第2腕33と手34との間で上下方向沿いの平面内で相互に正逆回転とする第4関節軸28とより構成されている。
第1関節軸25では、上下端部が軸受け35aと35bで回転自在にかつ上下方向沿いに支持された回転軸36に円形支持体37が回転自在に連結され、かつ、弾性体アクチュエータ29−1aと弾性体アクチュエータ29−1bの各一端部が固定壁31に連結されるとともに各他端部が前記各円形支持体37の支持軸38に連結されている。よって、弾性体アクチュエータ29−1aと弾性体アクチュエータ29−1bの拮抗駆動により、第1関節軸25の上下軸Z回りに横方向沿いの平面内でロボットアームの第1腕32と第2腕33と手34とを一体的に正逆回転運動させることができる。なお、上側の軸受け35aは支持棒39で固定壁31に支持されている。
第2関節軸26では、回転軸36(前述の一対の弾性体アクチュエータの第1構造体1に相当。)に固定された円形支持体37(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5に相当。)と、回転軸36の固定壁31側に回転軸36の長手方向と直交して固定された支持体40(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ支持部材4a及び4bに相当。)との間には、弾性体アクチュエータ29−2a及び29−2bが連結されて、弾性体アクチュエータ29−2a及び29−2bの拮抗駆動により、第2関節軸26の支持軸の横軸回りに上下方向沿い面内でロボットアームの第1腕32と第2腕33と手34とを一体的に正逆回転運動させる。また、円形支持体37には第2関節軸26から放射状に伸びる長穴溝56−2a、56−2b(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5の長溝穴8a,8bに相当。)が配設されており、間隔制御アクチュエータ30−2により、弾性体アクチュエータ29−2a及び29−2bの円形支持体37への接続点が長穴溝56−2a、56−2bに沿って駆動され、拮抗駆動の支点間距離を伸縮運動させる。
第3関節軸27では、円形支持体37に一端が固定された第1腕32(前述の一対の弾性体アクチュエータ間の第1構造体1に相当。)の円形支持体37側には、支持体41(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ支持部材4a及び4bに相当。)が第1腕32の長手方向と直交して固定されるとともに、第1腕32の先端側には、第2腕33の一端に第2腕33の長手方向に直交して固定された支持体42(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5に相当。)が回転可能に連結されている。第1腕32の支持体42と、第2腕33の一端に固定された支持体42との間には、弾性体アクチュエータ29−3a及び29−3bが連結されて、弾性体アクチュエータ29−3a及び29−3bの拮抗駆動により、第3関節軸27の支持軸の横軸回りに上下方向沿い面内でロボットアームの第1腕32と第2腕33とを相対的に正逆回転させる。また、支持体42には第3関節軸27から放射状に伸びる長穴溝56−3a、56−3b(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5の長溝穴8a,8bに相当。)が配設されており、間隔制御アクチュエータ30−3により、弾性体アクチュエータ29−3a及び29−3bの支持体42への接続点が長穴溝56−3a、56−3bに沿って駆動され、拮抗駆動の支点間距離を伸縮運動させる。
第4関節軸28では、第2腕33(前述の一対の弾性体アクチュエータの第1構造体1に相当。)の支持体42(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ支持部材4a及び4bに相当。)と、手34の一端に固定されかつ第2腕33に回転可能に連結された支持体43(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5に相当。)との間には、弾性体アクチュエータ29−4a及び29−4bが連結されて、弾性体アクチュエータ29−4a及び29−4bの拮抗駆動により、第4関節軸28の支持軸の横軸回りに上下方向沿い面内で手34を第2腕33に対して正逆回転させる。また、支持体43には第4関節軸28から放射状に伸びる長穴溝56−4a、56−4b(一対の弾性体アクチュエータのアクチュエータ駆動力伝達部材5の長溝穴8a,8bに相当。)が配設されており、間隔制御アクチュエータ30−4により、弾性体アクチュエータ29−4a及び29−4bの支持体43への接続点が長穴溝56−4a、56−4bに沿って駆動され、拮抗駆動の支点間距離を伸縮運動させる。
図8は図7に示すロボットアームを駆動するための空気圧供給系の構成を示す図である。図8に示す空気圧供給系では、7つの5ポート流量制御電磁弁44−1、44−2、44−3、44−4、及び44−12、44−13、44−14が配設されている。その他の構成及び動作原理は図5の場合と同様であるので詳細な説明は省略する。
5ポート流量制御電磁弁44−1からは弾性体アクチュエータ29−1a及び29−1bに空気圧が供給され、第1関節軸25周りの正逆回転運動が駆動され、5ポート流量制御電磁弁44−2からは弾性体アクチュエータ29−2a及び29−2bに空気圧が供給され、第2関節軸26周りの正逆回転運動が駆動され、5ポート流量制御電磁弁44−3からは弾性体アクチュエータ29−3a及び29−3bに空気圧が供給され、第3関節軸27周りの正逆回転運動が駆動され、5ポート流量制御電磁弁44−4からは弾性体アクチュエータ29−4a及び29−4bに空気圧が供給され、第4関節28軸周りの正逆回転運動が駆動される。
また、5ポート流量制御電磁弁44−12からは間隔制御アクチュエータ30−2に空気圧が供給され、弾性体アクチュエータ29−2a及び29−2bの円形支持体37への接続点間の距離の伸縮運動が駆動され、5ポート流量制御電磁弁44−13からは間隔制御アクチュエータ30−3に空気圧が供給され、弾性体アクチュエータ29−3a及び29−3bの支持体42への接続点間の距離の伸縮運動が駆動され、5ポート流量制御電磁弁44−14からは間隔制御アクチュエータ30−4に空気圧が供給され、弾性体アクチュエータ29−4a及び29−4bの支持体43への接続点間の距離の伸縮運動が駆動される。
以上のような構造とすれば、多自由度を生かし、物体の把持・運搬など、ロボットアーム10として基本的な機能を実現することができる。また、弾性体アクチュエータ29−1a〜29−4bの駆動力は回転ジョイントによる剛結合に伝達されるため、ワイヤ・プーリによる駆動と比べ緩みや脱落等の心配が無く、信頼性の高い機構となっている。さらに、間隔制御アクチュエータ30−2,30−3,30−4により弾性体アクチュエータ29−2a,29−2b,29−3a,29−3b,29−4a,29−4bの支持体37,42,43への接続点間の距離の伸縮運動を駆動することにより、間隔を大きくしたときには、大きなトルクを発生することができるので、より重量の重い物体を把持・運搬することが可能となる。一方、間隔を小さくしたときには、関節の可動範囲を大きくとることができるので、ロボットアームの作業範囲をより広くとることが可能となる。
以上のように、本発明にかかる関節駆動装置によれば、間隔制御アクチュエータの駆動制御により、前記第1弾性体アクチュエータ6aの前記第2構造体2に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータ6bの前記第2構造体2に対する固定位置との間隔rを可変にすることができるため、状況に応じて高出力あるいは広作業範囲といったように特性を柔軟に可変にすることができ、かつ、信頼性も高いロボットアームを実現することができる。
(第2実施形態)
図9A,図9Bは本発明の第2実施形態における関節駆動装置の構造を示す図である。図9A,図9Bの関節駆動装置は以下に記述する構成部分が第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同様であり、共通の構成部分に関しては第1実施形態と同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9A,図9B及び図10において、45は楕円板状のカムであり、中心軸と回転関節3の回転軸とが合致するように第1構造体1と相対的に回動不可の状態で配設されている。46はバネであり、回転ジョイント47a、47bにより、弾性体アクチュエータ6a、6bの回転関節3側の端部に接続されている。また、弾性体アクチュエータ6a、6bの回転関節3側の端部は、回転ジョイント48a、48bにより、アクチュエータ駆動力伝達部材5の長穴溝部8a,8bに接続されている。さらに、回転ジョイント48a、48bと同一軸上には円板ローラ状のカムフォロワー49a、49bが配設されており、バネ46の弾性力により、カムフォロワー49a、49bの円周側面部とカム45の外周端面が常時接触するようになっている。
よって、この第2実施形態では、一例として楕円板状のカム45とカムフォロワー49a、49bとバネ46と回転ジョイント47a及び47bなどを有する固定位置移動カム機構と、一例として回転ジョイント48a,48bと長溝穴8a,8bなどを有する固定位置ガイド機構とより、固定位置可変機構の別の例を構成している。
以上の構成の関節駆動装置の動作について説明する。弾性体アクチュエータの動作等は前記第1実施形態と同様であるので、共通構成部分の動作に関しては省略する。
まず、弾性体アクチュエータ6a、6bの伸縮前の初期状態では、図9Aに示すように、楕円板状のカム45の長軸側の両端部にカムフォロワー49a、49bが接触している状態となり、カムフォロワー49a、49bの回転軸芯間の間隔、従って、アクチュエータ駆動力伝達部材5に連結された弾性体アクチュエータ6a及び6bの回転ジョイント48a及び48bの回転軸芯間の間隔rが最も大きくなっている。次いで、弾性体アクチュエータ6a、6bの伸縮により回転関節3を中心とした第1構造体1と第2構造体2の相対的な揺動運動が励起されると、カムフォロワー49a、49bはカム45の外周端面を、バネ46の作用により離れることなく常に接触しながら転動する。したがって、カムフォロワー49a、49bと同一軸上に配設された回転ジョイント48a、48bにより接続された弾性体アクチュエータ6a、6bの端部間の間隔は、カム45の外周端面の形状に応じて、拡張・縮小される。
以上のカム45による動作によれば、例えば、カム45の外周端面の形状として、r=τ/cosα とすれば、回転関節3の揺動角度がθ、弾性体アクチュエータ6aの収縮力がF、弾性体アクチュエータ6bの収縮力がFの時に発生する回転トルクτは、 τ=(F−F)rcosθ で近似できるので、τ=τ(F−F) となり、弾性体アクチュエータの同じ収縮力に対応するトルクを、揺動角度θに関係なく、略一定に制御することができる。
また、例えば、カム45の外周端面の形状として、r=cosα/Δθ、ただしΔθは定数とすれば、回転関節3の揺動角度がθ、弾性体アクチュエータ6の変位がΔxの時、揺動角度θの回転変位Δθは、 Δθ=Δxcosθ/r で近似できるので、回転変位Δθは、 Δθ=ΔxΔθ となり、弾性体アクチュエータの同じ変位に対応する回転変位を、揺動角度θに関係なく、略一定に制御することができる。
以上のように、第2実施形態では、カム45、カムフォロワー49a、49b、及びバネ46を配設することにより、弾性体アクチュエータ6a、6bの端部間の間隔を動かすためのアクチュエータ等を付加することなく、簡潔な構造で、状況に応じて高出力トルクあるいは広動作範囲といったように特性を柔軟に可変にすることができる関節駆動装置を実現することができる。
(第3実施形態)
図11は本発明の第3実施形態における関節駆動装置の構造を示す斜視図である。図11において、50は制御コンピュータ24により動作制御されるカム駆動アクチュエータであり、例えば、DCサーボモータ、回転型の空気圧アクチュエータ等の回転モータである。カム駆動アクチュエータ50はアクチュエータ駆動力伝達部材5に固定されており、カム駆動アクチュエータ50の出力回転軸にはカム45が固定されており、カム駆動アクチュエータ50により、制御コンピュータ24の制御の下に、アクチュエータ駆動力伝達部材5に対するカム45の相対的な回転角度の制御が可能となっている。その他の構造は前記第2実施形態と同様であるので、共通構造部分には同じ番号を付し、説明は省略する。
第3実施形態における関節駆動装置では、カム駆動アクチュエータ50により、カム45の位置が回転停止保持される場合には、第2実施形態の場合と同様に、カム45の外周端面をカムフォロワー49a、49bが転動することにより、弾性体アクチュエータ6a、6bの端部間の間隔が制御される。
さらに、図12A及び図12Bに示すように、カム駆動アクチュエータ50により、カム45のアクチュエータ駆動力伝達部材5に対する回転運動させれば、能動的に弾性体アクチュエータ6a、6bの端部間の間隔rを制御することができ、ロボット等に応用した場合に、重い物を把持するために大きな力が必要とされる状況や、広い範囲で作業させるために大きな可動範囲が必要とされる状況等、さらに柔軟に状況に対応することが可能となる。
なお、この第3実施形態では、一例としてカム駆動アクチュエータ50と楕円板状のカム45とカムフォロワー49a、49bとバネ46と回転ジョイント47a及び47bとなどを有する固定位置移動カム機構と、一例として回転ジョイント48a,48bと長溝穴8a,8bなどを有する固定位置ガイド機構とより、固定位置可変機構の別の例を構成している。
(第4実施形態)
図13A及び図13B及び図16は本発明の第4実施形態における関節駆動装置の構造を示す図である。図13A及び図13Bの関節駆動装置は以下に記述する構成部分が第1実施形態と異なり、他の部分は第1実施形態と同様であり、共通の構成部分に関しては第1実施形態と同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
図13A及び図13B及び図16において、51a、51bは前記運動規制部の一例であるリニアガイドである。リニアガイド51a、51bは、第1構造体1の側面に固定されたレール52a、52bと、レール52a、52bに摺動可能に係合したスライダ53a、53bと、断面略長方形状のレール52a、52bと断面コ字状のスライダ53a、53bとの間に回転自在に一直線上に配置された多数のガイドボール54とから構成され、スライダ53a、53bはレール52a、52bに沿って相対的に並進運動可能となっている(言い換えれば、並進1自由度のみを有するようになっている)。また、レール52a、52bは、その中心軸が第1構造体1の中心軸と平行になるように第1構造体1の側面に固定され、スライダ53a、53bは弾性体アクチュエータ6a、6bの封止部材14a、14bに、それぞれ固定されている。
したがって、弾性体アクチュエータ6a、6bの収縮運動による封止部材14a、14bの並進運動は、リニアガイド51a、51bの相対的に並進運動可能な方向と一致するため規制されない。一方、その他の方向の並進運動は、リニアガイド51a、51bに自由度が無いため、規制される。
また、54a、54bは連結リンクであり、回転ジョイント55a、55bにより、弾性体アクチュエータ6a、6bの封止部材14a、14bに接続され、回転ジョイント55c、55dにより、アクチュエータ駆動力伝達部材5に接続されている。
よって、この第4実施形態では、リニアガイド51a、51bなどより、運動規制部の一例を構成している。また、アクチュエータ駆動力伝達部材5と回転ジョイント55c、55dなどより、結合部の一例を構成している。
以上の構成の関節駆動装置の動作について説明する。弾性体アクチュエータ6a、6bの動作等は前記第1実施形態と同様であるので、共通構成部分の動作に関しては省略する。
弾性体アクチュエータ6a、6bの収縮運動は、連結リンク54a、54bを介してアクチュエータ駆動力伝達部材5に伝わり、その結果、回転関節3を中心とした第1構造体1と第2構造体2の相対的な揺動運動が発生する。
ここで、本発明の第4実施形態における関節駆動装置の特徴は、リニアガイド51a、51bにより弾性体アクチュエータ6a、6bの運動方向を規制し、かつ、連結リンク54a、54bにより駆動力を伝達している点にある。このような構成とすることにより、図13Bに示すように揺動角度θが大きい場合でも、図14Bに示すように、弾性体アクチュエータ6a、6bの間隔が狭まり、第1構造体1に接触することから揺動角度θを大きくすることできないという従来の関節駆動装置の問題を解決することが可能となる。
なお、前記第4実施形態では、前記運動規制部を一例としてリニアガイドとしたが、これに限られるわけではなく、図17A,図17B及び図18A,図18Bに示すように、弾性体アクチュエータ6a及び6bに連結された円形断面の棒状体104a,104bをレールとし、前記棒状体104a,104bの外側面を、ボール保持器102で回転自在かつ抜け出し不自在に保持された多数のガイドボール103が転動することによりスライドする円筒状のスライダ101から構成され、棒状体104a,104bの中心軸方向の並進運動と中心軸周りの回転自由度を有するリニアブッシュ100a,100b等の機構でも同様の効果を発揮することができる。なお、リニアブッシュ100a,100bの各スライダ101は、固定ブラケット105a,105bにより第1構造体1に固定されている。
なお、前記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。例えば、図15に示すように、第1実施形態と第4実施形態とを組み合わせることにより、第1実施形態の作用効果を奏するときに、第4実施形態のリニアガイドにより、より円滑に、前記第1弾性体アクチュエータ6aの前記第2構造体2に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータ6bの前記第2構造体2に対する固定位置とを移動させることができて、第1実施形態と第4実施形態の両方の作用効果を奏することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明の度関節駆動装置は、多関節ロボットアームの関節駆動装置として有用である。また、ロボットアームに限らず、生産設備等における回転機構のための関節駆動機構等、機械装置の関節駆動装置として適用が可能である。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施形態に関連した次の記述から明らかになる。
図1は、本発明の第1実施形態における関節駆動装置の構造を示す図である。 図2Aは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置の動作を示す図である。 図2Bは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置の動作を示す図である。 図3Aは、管状弾性体の一例である空気圧人工筋の内部空間が減圧時の空気圧人工筋の構造を示す側面図である。 図3Bは、管状弾性体の一例である前記空気圧人工筋の内部空間が加圧時の空気圧人工筋の構造を示す側面図である。 図3Cは、管状弾性体の一例である前記空気圧人工筋の内部空間が加圧時の空気圧人工筋の構造を示し、かつ、図3Bの点線部分での断面図である。 図4は、間隔制御アクチュエータの構造を示す断面図である。 図5は、前記空気圧人工筋を駆動するための空気圧供給駆動系の構成を示す図である。 図6Aは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置の間隔制御アクチュエータによる動作を示す図である。 図6Bは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置の間隔制御アクチュエータによる動作を示す図である。 図7は、本発明の第1実施形態における関節駆動装置を応用したロボットアームの構造を示す図である。 図8は、本発明の第1実施形態における関節駆動装置を応用したロボットアームを駆動するための空気圧供給系の構成を示す図である。 図9Aは、本発明の第2実施形態における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図9Bは、本発明の第2実施形態における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図10は、本発明の第2実施形態における関節駆動装置の構造を示す部分斜視図である。 図11は、本発明の第3実施形態における関節駆動装置の構造を示す部分斜視図である。 図12Aは、本発明の第3実施形態における関節駆動装置の動作を示す図である。 図12Bは、本発明の第3実施形態における関節駆動装置の動作を示す図である。 図13Aは、本発明の第4実施形態における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図13Bは、本発明の第4実施形態における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図14Aは、従来の関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図14Bは、従来の関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図15は、第1実施形態と第4実施形態とを組み合わせた関節駆動装置の構造を示す図である。 図16は、本発明の第4実施形態における関節駆動装置のリニアガイドの断面図である。 図17Aは、本発明の第4実施形態の変形例における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図17Bは、本発明の第4実施形態の変形例における関節駆動装置の構造及び動作を示す図である。 図18Aは、本発明の第4実施形態の前記変形例における関節駆動装置のリニアブッシュの断面側面図である。 図18Bは、本発明の第4実施形態の前記変形例における関節駆動装置のリニアブッシュの断面正面図である。 図19Aは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置においてθ<θとなる状態を示す説明図である。 図19Bは、本発明の第1実施形態における関節駆動装置においてθ<θとなる状態を示す説明図である。 図20は、本発明の第1実施形態における関節駆動装置において回転トルクを一定にする場合の説明図である。 図21は、本発明の第1実施形態における関節駆動装置において回転変位を一定にする場合の説明図である。

Claims (14)

  1. 第1構造体と、
    前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、
    前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が前記第2構造体に固定された第1弾性体アクチュエータと、
    前記第1構造体に一方の端部の位置が固定され、かつ、他方の端部の位置が、前記第2構造体の前記第1弾性体アクチュエータの前記他方の端部が固定された位置と前記回転関節に関して略対称の場所に固定された第2弾性体アクチュエータと、
    前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を可変にする固定位置可変機構とを有する関節駆動装置。
  2. 前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させることによって、前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転トルクを変化させる請求項1に記載の関節駆動装置。
  3. 前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させることによって、前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転角を変化させる請求項1に記載の関節駆動装置。
  4. 前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させるように前記固定位置可変機構を制御して前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転トルクを変化させる制御装置をさらに備える請求項2に記載の関節駆動装置。
  5. 前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する固定位置との間隔を変化させるように前記固定位置可変機構を制御して前記第1構造体と前記第2構造体との間に発生する回転角を変化させる制御装置をさらに備える請求項3に記載の関節駆動装置。
  6. 前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置とをそれぞれ前記第1構造体の長手方向沿いにガイドする固定位置ガイド機構と、前記固定位置ガイド機構によりガイドされつつ前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置とをそれぞれ進退駆動することにより前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置との前記間隔を変化させる固定位置駆動アクチュエータとを備える請求項1〜5のいずか1つに記載の関節駆動装置。
  7. 前記固定位置可変機構は、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置とをそれぞれ前記第1構造体の長手方向沿いにガイドする固定位置ガイド機構と、前記固定位置ガイド機構によりガイドされつつ前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置とがそれぞれ移動されて前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置との前記間隔を変化させる固定位置移動カム機構とを備える請求項1〜5のいずか1つに記載の関節駆動装置。
  8. 前記固定位置移動カム機構は、カムと、前記カムに常時接触可能でかつ前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置とがそれぞれ回転可能に支持される一対のカムフォロワーと、前記カムフォロワーを前記カムにそれぞれ常時接触するように付勢する接触保持バネとを備えて、前記一対のカムフォロワーが前記カムに常時接触して移動することにより、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置との前記間隔を変化させる請求項7に記載の関節駆動装置。
  9. 前記固定位置移動カム機構は、前記カムを回転駆動するカム駆動アクチュエータをさらに備えて、前記カムの回転駆動により、前記カムに常時接触する前記一対のカムフォロワーを移動させることにより、前記第1弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置と前記第2弾性体アクチュエータの前記第2構造体に対する前記固定位置との前記間隔を変化させる請求項8に記載の関節駆動装置。
  10. 第1構造体と、
    前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、
    前記第1構造体に一方の端部の位置が固定された弾性体アクチュエータと、
    前記弾性体アクチュエータの固定端と反対側の可動端において前記可動端と前記第1構造体とを連結するように配設され前記弾性体アクチュエータの少なくとも伸縮方向に運動の自由度を有しかつ前記伸縮方向以外の方向の並進運動を規制する運動規制部と、
    前記弾性体アクチュエータの前記可動端と前記第2構造体を結合する結合部と、
    を有する関節駆動装置。
  11. 第1構造体と、
    前記第1構造体と回転関節により接続され相対運動可能な第2構造体と、
    前記第1構造体に一方の端部の位置が固定された弾性体アクチュエータと、
    前記弾性体アクチュエータの固定端と反対側の可動端に連結された棒状体と、
    前記棒状体と前記第1構造体とを連結するように配設され前記弾性体アクチュエータの少なくとも伸縮方向に運動の自由度を有しかつ前記伸縮方向以外の方向の並進運動を規制する運動規制部と、
    前記弾性体アクチュエータの前記可動端と前記第2構造体を結合する結合部と、
    を有する関節駆動装置。
  12. 前記運動規制部は、並進1自由度のみを有するリニアガイドである請求項10に記載の関節駆動装置。
  13. 前記運動規制部は、並進1自由度及び前記並進1自由度まわりの回転1自由度を有するリニアブッシュ機構である請求項11に記載の関節駆動装置。
  14. 請求項1又は10又は11に記載の関節駆動装置を有するロボットアーム。
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