JP3984544B2 - 折畳み式椅子 - Google Patents
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Description
【0001】
(技術分野)
本発明は折畳み式椅子に係り、より詳細には、使用目的の多様化と便利性を提供している各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板部の膨張手段を備えさせて座板部を幅広くて且つ安定的に膨張、支持することにより、使用の際に安楽感を与え得るだけではなく、使用者の腰を安全に保護することにより、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果と共に、安着感と安楽感および安定感を倍加可能にした折畳み式椅子に関する。
【0002】
(背景技術)
通常、従来の折畳み式椅子は、支脚をなすフレームを‘X’字状に交差するようにピボット結合させて前後左右の4本の支脚を構成した骨組み上に一定の形で製造された布地のシート部材を固定手段により固定してなるか、あるいは、後方の支え部材に立設される支持フレーム部材に摺動部材が遊挿されるとともに、上端には固定部材が連結され、前記支え部材と上部連結部材および摺動部材と下部連結部材の間には側方支脚を構成する側方フレーム部材を‘X’字状に交差して連結し、前記上部連結部材と下部連結部材との間には前方支脚を構成する前方フレーム部材を‘X’字状に交差連結して構成した折畳み椅子用骨組み上に布よりなるシート部材を固定してなる。
【0003】
しかしながら、前記のごとく、従来の折畳み式椅子は、その活用度が単に折畳み式椅子の概念だけに限定されており、使用者にそれ以上の活用度または安楽感及び安定感を与えていない。
【0004】
かかる従来の折畳み式椅子は、レジャー生活において活用による持ち運び性、保管の容易性のために折畳み式として構成するのが要旨技術であり、かかる要旨技術である折畳み式の構成は従来にも各種の形として様々に開示されて且つ実用化しつつある。
【0005】
また、かかる折畳み式椅子は、本出願人も各種の技術を様々に実施しており、且つ、消費者の欲求満足と折畳み椅子の使用による便利性を謳歌するために様々な機能を付加して使用中であり、既に先出願されて進行中であるか、あるいは登録済みの技術も多数保有している。
【0006】
再論すれば、前記の如く、従来の折畳み式椅子および本出願人により先出願された折畳み椅子についての技術は、折り畳んで持ち運び及び保管の容易性を満足させており、広げて使用することもまた満足させており、より良い使用者の使い勝手を満足させるために足掛けを取り付けるか、あるいは、品物を収納するなどの機能を多数付加する程度の便利性および用途の拡大に留まっており、安着感および安定感と、その使用による使用者の身体の保護という安全装置は創り出せなかった。
【0007】
これは、折畳み椅子の構造上、フレームによりピボットされた支脚の前方の両側と後方の両側に布地よりなるシート部材の各コーナー部がはめ込まれた状態を保っているため、これを使用する場合、シート部材の中間部位に使用者の臀部や腰部が位置し、結局として使用者の腰部と臀部は4隅が固定された布地に荷重を置いたまま椅子をなす支脚の中間空間部に位置してしまい、使用者のちょっとした動きにも布地が敏感に反応して揺動することにより、使用者の重心が頻繁に変わることは言うまでもなく、このとき、まかり間違えば使用者の腰に無理を与えてしまい、ディスク患者やその他腰の弱い人はその使用が不可能であるだけではなく、身体が健康な使用者であるとしても、同じ姿勢で長時間座っていれば、腰と腰椎辺りが硬直して腰の痛みを訴えるなどの事例が頻繁に起こっていた。
【0008】
このことは、上記のごとく、椅子のシート部材をなしている布地の完全な固定が不可能であり、しかもシートに使用者が座ったとき、椅子の構造上、臀部から肩までが弓状の丸みを帯びるために腰に無理が与えられるのは言うまでもなく、お釣りをするなどその状態を長時間保ってから痛みが伴われるのは、人体の構造上不可避な問題であらざるを得ない。
【0009】
さらに、座板の構造をより詳細に調べてみても、これは折畳み椅子を広げて使用するとき、シート部材の座板部をなしている前方両側端が前方側の折畳み支脚にはめ込まれており、後方の両側端は立設された後方側の折畳み支脚にはめ込まれた状態で支持されているため、使用者が座板に座ったとき、使用者の臀部が布よりなる座板部の中央部を緩めつつ中央下部側にその荷重が集中してしまい、臀部が膝以下の高さに位置してしまうなど、奇形の姿勢にならざるを得ない。
【0010】
かかる姿勢では、椅子の構造上座板部の前方の両側端が前方側の折畳み支脚に支持されている状態を保っているため、折畳み支脚の間を連結している布よりなる座板部の前方側に線形の支持ラインが形成され、この支持ラインに使用者の大たい部が位置して脚部分の血液循環を妨げるため、長時間使用すればしびれる現象が現れるなどの不都合が常に存在していた。
【0011】
(発明の開示)
本発明は、上記の如き折畳み式椅子が有する問題を根本的に解決するためになされたものであり、その目的は、次の通りである。
本発明の主な目的は、各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板の膨張手段を備えさせて使用者に安定感および安楽感を得させることにより、折畳み椅子の使用者を安全に保護するところにある。
【0012】
本発明の他の目的は、前記腰保護手段と座板の膨張手段を提供することにより、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果とともに、安着感および安定感を倍加可能にするところにある。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、前記腰保護手段と膨張手段をそれぞれの構造と用途に応じて構成される各種の折畳み式椅子に応用して取り付けることにより、その使用範囲を拡大させるところにある。
本発明のさらに他の目的は、使用者の身体条件や各折畳み椅子の用途に応じて腰保護帯をバンド状に固定するか、あるいは、バルクロファスナなどの脱着手段を用いてその支持位置を可変にし、その使用による便利性を併せて提供するところにある。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、シート部材の背面に一定の長さを有するバンドを複数備え一定の長さにて離隔させた後、その上下端を固定してその内側における腰保護帯を可変にし、使用者がシートに座ったとき、シートの加撓性により腰保護帯を使用者の腰の適当なところに置かせるところにある。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、前記腰保護帯がシート部材の背面に流動、固定または脱着され、その両端がひじ掛け手段に固定または脱着可能に構成され、使用者の身体条件に応じてその長さを可変にでき、その使用の便利性を併せて提供するところにある。
【0016】
(発明を実施するための最良の態様)
前記目的を達成するための本発明は、添付図面による詳細な説明により一層明白になる。
【0017】
すなわち、本発明は、添付された図1ないし図19に示されたように、多数のフレーム11よりなる折畳み椅子用骨組み1の上部に通常の固定手段により結着されるシート部材2が座板部21とバックレスト部22が一体化したまま折畳み可能に構成された折畳み椅子であって、前記シート部材2の座板部21の両側には膨張手段4が備えられ、前記バックレスト部22の下部側には骨組み1に固定された両側のひじ掛け部23により支持される腰保護手段3が設けられてなる。
【0018】
このとき、前記膨張手段4は、図2に示されているように、シート部材2の座板部21の両側を一定の幅を有するようにそれぞれ布地を延ばして嵌合孔21aを縫針形成し、前記嵌合孔21aには交差された前方側の折畳み支脚11の上部に一定の長さを有するように支持部11aを形成させて前記支持部11aを前記嵌合孔21aにはめ込んで前記座板部21が折畳み支脚11の支持部11aにより膨張可能に構成されてなる。
【0019】
ここで、膨張手段4は、使用者が座板部21に座ったときに荷重により座板部21を下部に押すが、このとき、その荷重が前方側の折畳み支脚11の上端に形成されている支持部11aに伝わってこれをさらに膨張させる。
【0020】
従って、従来使用者の大たい部に集中していた支持ラインが広がったり、または消えることになり、長時間使用しても血液循環に問題なく、安楽感または安定感を得ることができる。
【0021】
また、上記において、座板部21を支持する折畳み支脚11の支持部11aは、図2ないし図5に示されたように、交差された前方側の折畳み支脚の上端をその後方側に一定の長さを有するように延ばして折り曲げた後、その上面または下部面側に取っ手手段の支持のための支持部11bを別途に取り付けるか、あるいは、座板部21の膨張のための支持部11aと取っ手手段23の支持部11bを一本の折畳み支脚11の上端に一体化した状態で形成されるように折り曲げてなしても良い。
【0022】
この時の前方側の折畳み支脚11に固定される座板部21の前方側の両端、すなわち、シート部材の固定は、図3でのように、シート部材2の前方の両側に支持用延長布地21bを縫針形成し、折畳み支脚11の上部側に摺動自在にはめ込まれる固定部材11cの一側を延ばしてピンホール11dを形成し、支持用延長布地21bと固定部材11cをピン11e結合させてなることが好ましい。
【0023】
図6は、本発明の膨張手段4が備えられた折畳み椅子の他の実施形態を示している。
これを参照すれば、場合によって取っ手手段が不要である場合、前方側の折畳み支脚11の各上端を一定の長さを有するように後方側に折り曲げて座板支持部11aを形成し、シート部材2の座板部21の両側に延長形成された布地の嵌合孔21aに嵌め込んでいる。
【0024】
また、図7は、座板部21の嵌合孔21aを形成する、延長形成された布地または折り曲げられた折畳み支脚11の各端部に腰保護手段3が結合された一例を示している。
【0025】
次に、腰保護手段について詳細に説明する。
上記において、腰保護手段3は、その両端が前記前方側の折畳み支脚11の上部に形成されている支持部により支持されるひじ掛け部23に縫針構成されてなることが最適であるが、必要に応じては、ひじ掛け部23の前方側を固定している支持フレーム11の上端に支持されてなっても構わない。
【0026】
前記腰保護手段3は、一定の長さと幅を有するバンド体により構成されることが好ましいが、実施形態に応じては、腰を支持するバンド体の中間部に別途の支持部材31を固定しまたは移動可能にはめ込んで使用することができる。
この時の支持部材31は、一側から次第に広がってからさらに狭まり、全体的に楕円形に近く構成したものをバンド体に縫針して使用することもでき、また、長方形の支持部材31’の裏面に通過孔31aを形成してバンドをはめ込むことにより、前記支持部材31’が左右に移動して使用者が任意に調節後に使用することもできる。
【0027】
かかる前記腰保護手段3をなすバンド体は、シート部材2のバックレスト部22の背面の外側に当接するように設けられるが、このとき、前記シート部材2のバックレスト部22の背面の両側には一定の長さを有する離脱防止用バンド体5aが上下の長手方向に配されてその各上下端が縫針されることによりその中間部に隙間を形成し、前記隙間には腰保護手段であるバンド体3がはめ込まれて前記バンド体3の離脱防止と共に、使用者がシート部材の座板部21に座ったとき、その荷重と体形によってバックレスト部22がバンド体3により自然に使用者の腰部位に位置することになり、使用者の腰を安定的に支持する作用をする。
【0028】
また、他の実施形態として、前記シート部材2のバックレスト部22の背面の下部側には一定の面積を有するバルクロファスナ5を固着し、腰保護手段であるバンド体3の支持部材31,31’の一側面には前記バルクロファスナ5に取り付けられる他のバルクロファスナを固着して前記腰保護手段であるバンド体3がシート部材2のバックレスト部22より着脱自在に構成されることにより、使用者が自分の体形に合わせてバンド体3を任意に調節して使用することもできる。
【0029】
特に、前記腰保護手段が自分の役割を十分に行えることは、その両端が折畳み椅子をなす両側のひじ掛け部23またはひじ掛け部23を固定している骨組み1の支持フレーム11に支持されてシート部材2をなしているバックレスト部22の流動性または可撓性を限定するためであるが、これは、前記腰保護手段であるバンド体3の両端がひじ掛け部23に縫針されるように固定されるか、あるいは通常の固定手段を用いて固定でき、長さ調節手段6を付加して使用者の身体条件に応じてバンド体3の長さを容易に調節して使用可能にした。
【0030】
上記において、バンド体の両端は、図15および図16でのように、アイレット7をはめ込んで固定したまま椅子の組み立て時に支持フレーム11に上下流動自在にはめ込んで組み立てるか、あるいは、両端に裁縫手段を用いて輪71を形成した後、椅子の組み立て時にはめ込んで組み立てて上下に流動自在に構成してなっても良い。
【0031】
また、図18でのように、フック72を取り付けて着脱自在にするが、椅子を構成しているひじ掛け手段23に多数のアイレット8を固定して前記フック72を選択されたアイレット8にはめ込んで支持させることにより、腰保護手段であるベルト3の支持固定とともに、使用者の身体条件に応じてその長さを可変にして使用しても良く、実施形態に応じては、図19でのように、ひじ掛け手段23の底面にリング状の輪81を長手方向に多数固着し、腰保護手段であるベルト3のフック72をひじ掛け手段23の下部に位置可能にすることにより、使用者の安着感または安定感とは別途にひじ掛けの使用持の不都合を最少化しても良い。
【0032】
一方、図20においては、他の実施形態として、折り畳まれる折畳み椅子に本発明を適用して実施できる一例を示しているが、
これは、多数の支持フレーム11が折り曲げられて組合わせ構成されることにより骨組み1をなし、その骨組み1に座板21およびバックレスト22が一体化したシート部材2が固定される通常の折畳み椅子において、一体化したそのシート部材2のバックレスト部22と座板部21との境界部である外側コーナー部には多数の引張りスプリングが設けられ、使用者が椅子に座ったときその荷重をスプリングが吸収可能にしている。
【0033】
前記折畳み椅子にも本願発明のはじめのところで提示した問題が起こるが、この時にもまたバックレスト部22の下部側に腰保護手段3の中間部を位置させて固定するか、雌雄のバルクロファスナを用いて脱着させるか、あるいは、別途の支持体を用いて流動自在にした後、その両端をひじ掛けの前方の内側に固定または脱着自在に構成してなしても良い。
【0034】
図21ないし図23は、本発明の腰保護手段3が適用された様々な形の折畳み椅子を示している。すなわち、図21は、足掛けが脱着自在に構成された折畳み椅子に適用された一例を示し、図22は、支持フレーム11の構成がやや異なる折畳み椅子に本発明の腰保護手段3を適用した一例を示し、そして図23は、折畳み椅子にバックレスト用支持フレーム11の傾斜角度調節装置が付加され、ひじ掛け手段23の前方側にカップホルダーが採用されてなる折畳み椅子に本発明の腰保護手段3を適用した一例を示す。
【0035】
このように、前記の如き椅子に適用された腰保護手段3は、前述のごとく、ひじ掛け手段23に腰保護手段3のベルトの両端を固定または着脱自在に構成しても良く、あるいは、バックレスト部に固定される支持部もまた固定または流動自在に構成しても良い。
【0036】
さらに、前記の如き椅子を示す過程においては腰保護手段3のみを示したが、前述した本発明の膨張手段4が含まれることは言うまでもなく、これは、椅子の形や折畳み方式に応じて様々に変形されて実施できる。
【0037】
なおかつ、図24および図25においては、前述した通常の折畳み椅子ではあるものの、二人向けまたは三人向けの折畳み椅子であって、この椅子にも本願発明の腰保護手段3を適用し、安着感または安定感を与えることができ、使用者の腰を保護することができるが、このときには、腰保護手段3であるバンドをその数に合わせて備え、各使用者が位置する座板の腰部、すなわち、バックレスト部22の下部側に位置させてその両端を前方側の支持フレーム11の上端にそれぞれ嵌着させて支持可能にするが、前記腰保護手段3であるバンドは、シート部材2のバックレスト部22の下部側に通過孔22aを形成してそれぞれ別々に動けるようにそれぞれ通過させてなる。
【0038】
もちろん、このときにも、バンド体の長さを調節するか、バルクロファスナを用いて支持部を着脱自在に構成するか、あるいは別途の支持部材を連結してはめ込み、本願発明でのように使用できる。
【0039】
(産業上の利用可能性)
このように、本発明によれば、各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板の膨張手段を備えさせて使用時に安定感および安楽感を与え得ると共に、使用者の腰を安全に保護可能にするが、これは、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果と共に、安着感および安定感を倍加可能になり、腰保護手段と膨張手段を折畳み椅子のそれぞれの構造と用途に応じて応用して取り付けられ、その使用範囲が広がり、使用者の身体条件や各折畳み椅子の用途に応じて腰保護帯をバンド形に固定するか、あるいはバルクロファスナなどの脱着手段を用いてその支持位置を可変にできることにより、その使い勝手のよさを併せて得られるなど、極めて有益な発明であることが明らかである。
【0040】
最後に、本発明においては、特定の折畳み椅子を例に取って図示且つ説明した。
しかし、本願発明はその特定の折畳み椅子に限定されるものではないと理解さるべきであり、各種の支持フレームに別途の固定手段を用いて支持固定されるあらゆる折畳み椅子に適用可能であり、各折畳み椅子の特性や用途または構造に応じて腰保護手段であるバンド体の応用設置が可能であるため、その変形の程度が折畳み椅子にバンド体に基づいていつつ、その便利性および製品の特性による形状の変形、このための腰支え手段などの付加、固定具などの変形および置換であれば、これは後述する本願発明の技術的な特許請求の範疇から外れないということを予め明らかにしておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の最適の一例を示す折畳み式椅子の外観斜視図である。
【図2】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図3】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図4】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図5】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図6】 本発明の膨張手段のみを適用して示す折畳み式椅子の斜視図である。
【図7】 本発明の膨張手段と腰保護手段を変形して示す斜視図である。
【図8】 本発明の一例であって、腰保護帯を中心に示す斜視図である。
【図9】 本発明の一例であって、腰保護帯を中心に示す斜視図である。
【図10】 腰保護手段の作動または使用状態を例示した一側面図である。
【図11】 腰保護手段の具体的な一実施形態を示す折畳み式椅子の背面図である。
【図12】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図13】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図14】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図15】 腰保護手段であるバンド体の一端を示す結合状態の要部斜視図である。
【図16】 図15の他の一例を示す要部斜視図である。
【図17】 腰保護手段であるバンド体が固定された状態を示す要部斜視図である。
【図18】 図15のさらに他の一例であって、着脱可能な状態の要部斜視図である。
【図19】 図18の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図20】 他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した斜視図である。
【図21】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図22】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図23】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図24】 二人向けおよび三人向けの折畳み椅子に本発明を応用し、取り付けて示す斜視図である。
【図25】 二人向けおよび三人向けの折畳み椅子に本発明を応用し、取り付けて示す斜視図である。
(技術分野)
本発明は折畳み式椅子に係り、より詳細には、使用目的の多様化と便利性を提供している各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板部の膨張手段を備えさせて座板部を幅広くて且つ安定的に膨張、支持することにより、使用の際に安楽感を与え得るだけではなく、使用者の腰を安全に保護することにより、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果と共に、安着感と安楽感および安定感を倍加可能にした折畳み式椅子に関する。
【0002】
(背景技術)
通常、従来の折畳み式椅子は、支脚をなすフレームを‘X’字状に交差するようにピボット結合させて前後左右の4本の支脚を構成した骨組み上に一定の形で製造された布地のシート部材を固定手段により固定してなるか、あるいは、後方の支え部材に立設される支持フレーム部材に摺動部材が遊挿されるとともに、上端には固定部材が連結され、前記支え部材と上部連結部材および摺動部材と下部連結部材の間には側方支脚を構成する側方フレーム部材を‘X’字状に交差して連結し、前記上部連結部材と下部連結部材との間には前方支脚を構成する前方フレーム部材を‘X’字状に交差連結して構成した折畳み椅子用骨組み上に布よりなるシート部材を固定してなる。
【0003】
しかしながら、前記のごとく、従来の折畳み式椅子は、その活用度が単に折畳み式椅子の概念だけに限定されており、使用者にそれ以上の活用度または安楽感及び安定感を与えていない。
【0004】
かかる従来の折畳み式椅子は、レジャー生活において活用による持ち運び性、保管の容易性のために折畳み式として構成するのが要旨技術であり、かかる要旨技術である折畳み式の構成は従来にも各種の形として様々に開示されて且つ実用化しつつある。
【0005】
また、かかる折畳み式椅子は、本出願人も各種の技術を様々に実施しており、且つ、消費者の欲求満足と折畳み椅子の使用による便利性を謳歌するために様々な機能を付加して使用中であり、既に先出願されて進行中であるか、あるいは登録済みの技術も多数保有している。
【0006】
再論すれば、前記の如く、従来の折畳み式椅子および本出願人により先出願された折畳み椅子についての技術は、折り畳んで持ち運び及び保管の容易性を満足させており、広げて使用することもまた満足させており、より良い使用者の使い勝手を満足させるために足掛けを取り付けるか、あるいは、品物を収納するなどの機能を多数付加する程度の便利性および用途の拡大に留まっており、安着感および安定感と、その使用による使用者の身体の保護という安全装置は創り出せなかった。
【0007】
これは、折畳み椅子の構造上、フレームによりピボットされた支脚の前方の両側と後方の両側に布地よりなるシート部材の各コーナー部がはめ込まれた状態を保っているため、これを使用する場合、シート部材の中間部位に使用者の臀部や腰部が位置し、結局として使用者の腰部と臀部は4隅が固定された布地に荷重を置いたまま椅子をなす支脚の中間空間部に位置してしまい、使用者のちょっとした動きにも布地が敏感に反応して揺動することにより、使用者の重心が頻繁に変わることは言うまでもなく、このとき、まかり間違えば使用者の腰に無理を与えてしまい、ディスク患者やその他腰の弱い人はその使用が不可能であるだけではなく、身体が健康な使用者であるとしても、同じ姿勢で長時間座っていれば、腰と腰椎辺りが硬直して腰の痛みを訴えるなどの事例が頻繁に起こっていた。
【0008】
このことは、上記のごとく、椅子のシート部材をなしている布地の完全な固定が不可能であり、しかもシートに使用者が座ったとき、椅子の構造上、臀部から肩までが弓状の丸みを帯びるために腰に無理が与えられるのは言うまでもなく、お釣りをするなどその状態を長時間保ってから痛みが伴われるのは、人体の構造上不可避な問題であらざるを得ない。
【0009】
さらに、座板の構造をより詳細に調べてみても、これは折畳み椅子を広げて使用するとき、シート部材の座板部をなしている前方両側端が前方側の折畳み支脚にはめ込まれており、後方の両側端は立設された後方側の折畳み支脚にはめ込まれた状態で支持されているため、使用者が座板に座ったとき、使用者の臀部が布よりなる座板部の中央部を緩めつつ中央下部側にその荷重が集中してしまい、臀部が膝以下の高さに位置してしまうなど、奇形の姿勢にならざるを得ない。
【0010】
かかる姿勢では、椅子の構造上座板部の前方の両側端が前方側の折畳み支脚に支持されている状態を保っているため、折畳み支脚の間を連結している布よりなる座板部の前方側に線形の支持ラインが形成され、この支持ラインに使用者の大たい部が位置して脚部分の血液循環を妨げるため、長時間使用すればしびれる現象が現れるなどの不都合が常に存在していた。
【0011】
(発明の開示)
本発明は、上記の如き折畳み式椅子が有する問題を根本的に解決するためになされたものであり、その目的は、次の通りである。
本発明の主な目的は、各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板の膨張手段を備えさせて使用者に安定感および安楽感を得させることにより、折畳み椅子の使用者を安全に保護するところにある。
【0012】
本発明の他の目的は、前記腰保護手段と座板の膨張手段を提供することにより、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果とともに、安着感および安定感を倍加可能にするところにある。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、前記腰保護手段と膨張手段をそれぞれの構造と用途に応じて構成される各種の折畳み式椅子に応用して取り付けることにより、その使用範囲を拡大させるところにある。
本発明のさらに他の目的は、使用者の身体条件や各折畳み椅子の用途に応じて腰保護帯をバンド状に固定するか、あるいは、バルクロファスナなどの脱着手段を用いてその支持位置を可変にし、その使用による便利性を併せて提供するところにある。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、シート部材の背面に一定の長さを有するバンドを複数備え一定の長さにて離隔させた後、その上下端を固定してその内側における腰保護帯を可変にし、使用者がシートに座ったとき、シートの加撓性により腰保護帯を使用者の腰の適当なところに置かせるところにある。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、前記腰保護帯がシート部材の背面に流動、固定または脱着され、その両端がひじ掛け手段に固定または脱着可能に構成され、使用者の身体条件に応じてその長さを可変にでき、その使用の便利性を併せて提供するところにある。
【0016】
(発明を実施するための最良の態様)
前記目的を達成するための本発明は、添付図面による詳細な説明により一層明白になる。
【0017】
すなわち、本発明は、添付された図1ないし図19に示されたように、多数のフレーム11よりなる折畳み椅子用骨組み1の上部に通常の固定手段により結着されるシート部材2が座板部21とバックレスト部22が一体化したまま折畳み可能に構成された折畳み椅子であって、前記シート部材2の座板部21の両側には膨張手段4が備えられ、前記バックレスト部22の下部側には骨組み1に固定された両側のひじ掛け部23により支持される腰保護手段3が設けられてなる。
【0018】
このとき、前記膨張手段4は、図2に示されているように、シート部材2の座板部21の両側を一定の幅を有するようにそれぞれ布地を延ばして嵌合孔21aを縫針形成し、前記嵌合孔21aには交差された前方側の折畳み支脚11の上部に一定の長さを有するように支持部11aを形成させて前記支持部11aを前記嵌合孔21aにはめ込んで前記座板部21が折畳み支脚11の支持部11aにより膨張可能に構成されてなる。
【0019】
ここで、膨張手段4は、使用者が座板部21に座ったときに荷重により座板部21を下部に押すが、このとき、その荷重が前方側の折畳み支脚11の上端に形成されている支持部11aに伝わってこれをさらに膨張させる。
【0020】
従って、従来使用者の大たい部に集中していた支持ラインが広がったり、または消えることになり、長時間使用しても血液循環に問題なく、安楽感または安定感を得ることができる。
【0021】
また、上記において、座板部21を支持する折畳み支脚11の支持部11aは、図2ないし図5に示されたように、交差された前方側の折畳み支脚の上端をその後方側に一定の長さを有するように延ばして折り曲げた後、その上面または下部面側に取っ手手段の支持のための支持部11bを別途に取り付けるか、あるいは、座板部21の膨張のための支持部11aと取っ手手段23の支持部11bを一本の折畳み支脚11の上端に一体化した状態で形成されるように折り曲げてなしても良い。
【0022】
この時の前方側の折畳み支脚11に固定される座板部21の前方側の両端、すなわち、シート部材の固定は、図3でのように、シート部材2の前方の両側に支持用延長布地21bを縫針形成し、折畳み支脚11の上部側に摺動自在にはめ込まれる固定部材11cの一側を延ばしてピンホール11dを形成し、支持用延長布地21bと固定部材11cをピン11e結合させてなることが好ましい。
【0023】
図6は、本発明の膨張手段4が備えられた折畳み椅子の他の実施形態を示している。
これを参照すれば、場合によって取っ手手段が不要である場合、前方側の折畳み支脚11の各上端を一定の長さを有するように後方側に折り曲げて座板支持部11aを形成し、シート部材2の座板部21の両側に延長形成された布地の嵌合孔21aに嵌め込んでいる。
【0024】
また、図7は、座板部21の嵌合孔21aを形成する、延長形成された布地または折り曲げられた折畳み支脚11の各端部に腰保護手段3が結合された一例を示している。
【0025】
次に、腰保護手段について詳細に説明する。
上記において、腰保護手段3は、その両端が前記前方側の折畳み支脚11の上部に形成されている支持部により支持されるひじ掛け部23に縫針構成されてなることが最適であるが、必要に応じては、ひじ掛け部23の前方側を固定している支持フレーム11の上端に支持されてなっても構わない。
【0026】
前記腰保護手段3は、一定の長さと幅を有するバンド体により構成されることが好ましいが、実施形態に応じては、腰を支持するバンド体の中間部に別途の支持部材31を固定しまたは移動可能にはめ込んで使用することができる。
この時の支持部材31は、一側から次第に広がってからさらに狭まり、全体的に楕円形に近く構成したものをバンド体に縫針して使用することもでき、また、長方形の支持部材31’の裏面に通過孔31aを形成してバンドをはめ込むことにより、前記支持部材31’が左右に移動して使用者が任意に調節後に使用することもできる。
【0027】
かかる前記腰保護手段3をなすバンド体は、シート部材2のバックレスト部22の背面の外側に当接するように設けられるが、このとき、前記シート部材2のバックレスト部22の背面の両側には一定の長さを有する離脱防止用バンド体5aが上下の長手方向に配されてその各上下端が縫針されることによりその中間部に隙間を形成し、前記隙間には腰保護手段であるバンド体3がはめ込まれて前記バンド体3の離脱防止と共に、使用者がシート部材の座板部21に座ったとき、その荷重と体形によってバックレスト部22がバンド体3により自然に使用者の腰部位に位置することになり、使用者の腰を安定的に支持する作用をする。
【0028】
また、他の実施形態として、前記シート部材2のバックレスト部22の背面の下部側には一定の面積を有するバルクロファスナ5を固着し、腰保護手段であるバンド体3の支持部材31,31’の一側面には前記バルクロファスナ5に取り付けられる他のバルクロファスナを固着して前記腰保護手段であるバンド体3がシート部材2のバックレスト部22より着脱自在に構成されることにより、使用者が自分の体形に合わせてバンド体3を任意に調節して使用することもできる。
【0029】
特に、前記腰保護手段が自分の役割を十分に行えることは、その両端が折畳み椅子をなす両側のひじ掛け部23またはひじ掛け部23を固定している骨組み1の支持フレーム11に支持されてシート部材2をなしているバックレスト部22の流動性または可撓性を限定するためであるが、これは、前記腰保護手段であるバンド体3の両端がひじ掛け部23に縫針されるように固定されるか、あるいは通常の固定手段を用いて固定でき、長さ調節手段6を付加して使用者の身体条件に応じてバンド体3の長さを容易に調節して使用可能にした。
【0030】
上記において、バンド体の両端は、図15および図16でのように、アイレット7をはめ込んで固定したまま椅子の組み立て時に支持フレーム11に上下流動自在にはめ込んで組み立てるか、あるいは、両端に裁縫手段を用いて輪71を形成した後、椅子の組み立て時にはめ込んで組み立てて上下に流動自在に構成してなっても良い。
【0031】
また、図18でのように、フック72を取り付けて着脱自在にするが、椅子を構成しているひじ掛け手段23に多数のアイレット8を固定して前記フック72を選択されたアイレット8にはめ込んで支持させることにより、腰保護手段であるベルト3の支持固定とともに、使用者の身体条件に応じてその長さを可変にして使用しても良く、実施形態に応じては、図19でのように、ひじ掛け手段23の底面にリング状の輪81を長手方向に多数固着し、腰保護手段であるベルト3のフック72をひじ掛け手段23の下部に位置可能にすることにより、使用者の安着感または安定感とは別途にひじ掛けの使用持の不都合を最少化しても良い。
【0032】
一方、図20においては、他の実施形態として、折り畳まれる折畳み椅子に本発明を適用して実施できる一例を示しているが、
これは、多数の支持フレーム11が折り曲げられて組合わせ構成されることにより骨組み1をなし、その骨組み1に座板21およびバックレスト22が一体化したシート部材2が固定される通常の折畳み椅子において、一体化したそのシート部材2のバックレスト部22と座板部21との境界部である外側コーナー部には多数の引張りスプリングが設けられ、使用者が椅子に座ったときその荷重をスプリングが吸収可能にしている。
【0033】
前記折畳み椅子にも本願発明のはじめのところで提示した問題が起こるが、この時にもまたバックレスト部22の下部側に腰保護手段3の中間部を位置させて固定するか、雌雄のバルクロファスナを用いて脱着させるか、あるいは、別途の支持体を用いて流動自在にした後、その両端をひじ掛けの前方の内側に固定または脱着自在に構成してなしても良い。
【0034】
図21ないし図23は、本発明の腰保護手段3が適用された様々な形の折畳み椅子を示している。すなわち、図21は、足掛けが脱着自在に構成された折畳み椅子に適用された一例を示し、図22は、支持フレーム11の構成がやや異なる折畳み椅子に本発明の腰保護手段3を適用した一例を示し、そして図23は、折畳み椅子にバックレスト用支持フレーム11の傾斜角度調節装置が付加され、ひじ掛け手段23の前方側にカップホルダーが採用されてなる折畳み椅子に本発明の腰保護手段3を適用した一例を示す。
【0035】
このように、前記の如き椅子に適用された腰保護手段3は、前述のごとく、ひじ掛け手段23に腰保護手段3のベルトの両端を固定または着脱自在に構成しても良く、あるいは、バックレスト部に固定される支持部もまた固定または流動自在に構成しても良い。
【0036】
さらに、前記の如き椅子を示す過程においては腰保護手段3のみを示したが、前述した本発明の膨張手段4が含まれることは言うまでもなく、これは、椅子の形や折畳み方式に応じて様々に変形されて実施できる。
【0037】
なおかつ、図24および図25においては、前述した通常の折畳み椅子ではあるものの、二人向けまたは三人向けの折畳み椅子であって、この椅子にも本願発明の腰保護手段3を適用し、安着感または安定感を与えることができ、使用者の腰を保護することができるが、このときには、腰保護手段3であるバンドをその数に合わせて備え、各使用者が位置する座板の腰部、すなわち、バックレスト部22の下部側に位置させてその両端を前方側の支持フレーム11の上端にそれぞれ嵌着させて支持可能にするが、前記腰保護手段3であるバンドは、シート部材2のバックレスト部22の下部側に通過孔22aを形成してそれぞれ別々に動けるようにそれぞれ通過させてなる。
【0038】
もちろん、このときにも、バンド体の長さを調節するか、バルクロファスナを用いて支持部を着脱自在に構成するか、あるいは別途の支持部材を連結してはめ込み、本願発明でのように使用できる。
【0039】
(産業上の利用可能性)
このように、本発明によれば、各種の折畳み式椅子に腰保護手段と座板の膨張手段を備えさせて使用時に安定感および安楽感を与え得ると共に、使用者の腰を安全に保護可能にするが、これは、座り姿勢の不安定から派生できる各種の疾病からの予防効果と共に、安着感および安定感を倍加可能になり、腰保護手段と膨張手段を折畳み椅子のそれぞれの構造と用途に応じて応用して取り付けられ、その使用範囲が広がり、使用者の身体条件や各折畳み椅子の用途に応じて腰保護帯をバンド形に固定するか、あるいはバルクロファスナなどの脱着手段を用いてその支持位置を可変にできることにより、その使い勝手のよさを併せて得られるなど、極めて有益な発明であることが明らかである。
【0040】
最後に、本発明においては、特定の折畳み椅子を例に取って図示且つ説明した。
しかし、本願発明はその特定の折畳み椅子に限定されるものではないと理解さるべきであり、各種の支持フレームに別途の固定手段を用いて支持固定されるあらゆる折畳み椅子に適用可能であり、各折畳み椅子の特性や用途または構造に応じて腰保護手段であるバンド体の応用設置が可能であるため、その変形の程度が折畳み椅子にバンド体に基づいていつつ、その便利性および製品の特性による形状の変形、このための腰支え手段などの付加、固定具などの変形および置換であれば、これは後述する本願発明の技術的な特許請求の範疇から外れないということを予め明らかにしておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の最適の一例を示す折畳み式椅子の外観斜視図である。
【図2】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図3】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図4】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図5】 本発明の膨張手段を抜粋して示す要部斜視図である。
【図6】 本発明の膨張手段のみを適用して示す折畳み式椅子の斜視図である。
【図7】 本発明の膨張手段と腰保護手段を変形して示す斜視図である。
【図8】 本発明の一例であって、腰保護帯を中心に示す斜視図である。
【図9】 本発明の一例であって、腰保護帯を中心に示す斜視図である。
【図10】 腰保護手段の作動または使用状態を例示した一側面図である。
【図11】 腰保護手段の具体的な一実施形態を示す折畳み式椅子の背面図である。
【図12】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図13】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図14】 腰保護手段の他の実施形態を拡大して示す背面図である。
【図15】 腰保護手段であるバンド体の一端を示す結合状態の要部斜視図である。
【図16】 図15の他の一例を示す要部斜視図である。
【図17】 腰保護手段であるバンド体が固定された状態を示す要部斜視図である。
【図18】 図15のさらに他の一例であって、着脱可能な状態の要部斜視図である。
【図19】 図18の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図20】 他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した斜視図である。
【図21】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図22】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図23】 さらに他の形態の折畳み椅子に腰保護手段を適用した各折畳み椅子の斜視図である。
【図24】 二人向けおよび三人向けの折畳み椅子に本発明を応用し、取り付けて示す斜視図である。
【図25】 二人向けおよび三人向けの折畳み椅子に本発明を応用し、取り付けて示す斜視図である。
Claims (20)
- 多数のフレーム11よりなる折畳み椅子用骨組み1の上部に通常の固定手段により結着されるシート部材2が座板部21とバックレスト部22と一体となったまま折畳み自在に構成された通常の折畳み椅子であって、
前記シート部材2の座板部21の両側には膨張手段4が備えられ、
前記バックレスト部22の下部側には骨組み1に固定された両側のひじ掛け部23により支持される腰保護手段3が設けられてなることを特徴とする折畳み式椅子。 - 膨張手段4は、シート部材2の座板部21の両側を一定の幅を有するようにそれぞれ布地を延ばして嵌合孔21aを縫針形成し、
前記嵌合孔21aには交差された前方側の折畳み支脚11の上部に一定の長さを有するように支持部11aを延ばし折り曲げて形成して、前記支持部11aを前記嵌合孔21aにはめ込んで前記座板部21が支持部11aにより膨張可能に構成されてなることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式椅子。 - 座板部21を支持する折畳み支脚11の支持部11aは、交差された前方側の折畳み支脚の上端をその後方側に一定の長さを有するように延ばして折り曲げた後、その上面または下部面側に取っ手手段の支持のための支持部11bを別途に取り付けて構成したことを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式椅子。
- 座板部21の膨張のための支持部11aと取っ手手段23の支持部11bが折畳み支脚11の上端にそれぞれ折り曲げられて形成されてなることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式椅子。
- 座板部21の前方側の両端には、支持用延長布地21bを縫針形成し、前記支持用延長布地21bは、前記折畳み支脚11の上部側に上下摺動自在にはめ込まれる固定部材11cの一側を延ばしてその面に貫通形成されたピンホール11dにピン11e結合されてなることを特徴とする、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の折畳み式椅子。
- 座板部21の嵌合孔21aを形成する延長形成された布地または折り曲げられた折畳み支脚11の各端部に腰保護手段3が結合されてなることを特徴とする、請求項2または3のいずれか1項に記載の折畳み式椅子。
- 腰保護手段3は、その両端が前記ひじ掛け部23の前方側を固定している支持フレーム11の上端側に支持されてなることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式椅子。
- 腰保護手段3は、一定の長さと幅を有するバンド体により構成されることを特徴とする、請求項1または請求項7のいずれか1項に記載の折畳み式椅子。
- バンド体の中間部に別途の支持部材31が固定されるが、
前記支持部材31は、一側から次第に広がってからさらに狭まり、全体的に楕円形に近く構成したものをバンド体に縫針構成したことを特徴とする、請求項8に記載の折畳み式椅子。 - バンド体の中間部には別途の支持部材31が左右に移動自在にはめ込まれるが、
長方形の支持部材31’の裏面に通過孔31aを形成してバンドをはめ込むことにより、前記支持部材31’が左右に移動されて使用者が任意に調節後に使用可能に構成されたことを特徴とする、請求項8に記載の折畳み式椅子。 - 腰保護手段3をなすバンド体は、シート部材2のバックレスト部22の背面の外側に当接するように設けられるが、
前記シート部材のバックレスト部22の背面の両側には一定の長さを有する離脱防止用バンド体5aが上下長手方向に配されてその各上下端が縫針されることによりその中間部に隙間が形成され、
前記隙間には、腰保護手段である一定幅のバンド体3がはめ込まれて前記バンド体3の離脱防止と共に、使用者がシート部材の座板部21に座ったとき、その荷重と体形によってバックレスト部22がバンド体3により自然に使用者の腰部位に位置し使用者の腰を安定的に支持可能に構成されたことを特徴とする、請求項8に記載の折畳み式椅子。 - シート部材2のバックレスト部22の背面の下部側には、一定の面積を有するバルクロファスナ5が固着され、腰保護手段であるバンド体3の支持部材31,31’の一側面には、前記バルクロファスナ5に取り付けられる他のバルクロファスナを固着して前記腰保護手段であるバンド体3がシート部材2のバックレスト部22から着脱自在に構成されたことを特徴とする、請求項8に記載の折畳み式椅子。
- 腰保護手段であるバンド体3の両端がひじ掛け部23に縫針される形で固定されることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式椅子。
- 腰保護手段3であるバンド体には、長さ調節手段6が設けられて使用者の身体条件に応じてバンド体3の長さを容易に調節可能に構成されたことを特徴とする、請求項1及び請求項8のいずれか1項に記載の折畳み式椅子。
- バンド体の両端にはアイレット7をそれぞれはめ込んで固定し、椅子の組み立て時に支持フレーム11の上端に上下に流動自在にはめ込んで組み立てることを特徴とする、請求項8に記載の腰保護帯付き折畳み式椅子。
- バンド体の両端には、裁縫手段を用いて輪71を形成した後、椅子の組み立て時にはめ込んで組み立てて上下に流動自在に構成されることを特徴とする、請求項8に記載の腰保護帯付き折畳み式椅子。
- 腰保護手段3は、そのバンド体の両端がひじ掛け手段23に着脱自在に設けられるが、
前記バンド体の両端にはフック72を取り付け、前記ひじ掛け手段23には多数のアイレット8を固定して前記フック72を選択されたアイレット8にはめ込んで支持させることにより、腰保護手段であるベルト3の支持固定と共に、使用者の身体条件に応じてその長さを可変にして使用可能にも構成されたことを特徴とする、請求項14に記載の腰保護帯付き折畳み式椅子。 - ひじ掛け手段23の底面には、リング状の輪81を長手方向に多数固着し、腰保護手段3であるバンド体のフック72をひじ掛け手段23の下部に着脱自在に設けることを特徴とする、請求項17に記載の折畳み式椅子。
- 多数の支持フレーム11が折り曲げられて組合わせ構成されることにより骨組み1をなし、その骨組み1に座板21およびバックレスト22が一体化したシート部材2が固定され、一体化したそのシート部材2のバックレスト部22と座板部21との境界部である外側のコーナー部には多数の引張りスプリングが設けられ、使用者が椅子に座ったときにその荷重をスプリングが吸収可能に構成された折畳み式椅子に腰保護手段3を適用してなることを特徴とする請求項1に記載の腰保護帯付き折畳み式椅子。
- 折畳み式椅子が二人向けまたは三人向けの折畳み椅子となり、前記腰保護手段3であるバンド体がその人数に合わせて備えられて各使用者が位置する座板の腰部、すなわち、バックレスト部22の下部側に位置してその両端が前方側の支持フレーム11の上端にそれぞれはめ込まれて支持されるが、
前記腰保護手段3であるバンド体はシート部材2のバックレスト部22の下部側に通過孔22aを形成してそれぞれ別々に動けるように構成してなることを特徴とする、請求項1に記載の腰保護帯付き折畳み式椅子。
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