JP3984047B2 - シリンダ錠の保護装置及びその組み付け方法 - Google Patents

シリンダ錠の保護装置及びその組み付け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二輪車等に装備されるシリンダ錠に対する破壊などを防止して当該シリンダ錠を保護するためのシリンダ錠の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
第三者がはさみやドライバ等をキー孔へ差し込んで、二輪車のシリンダ錠が破壊されるのを防止すべく、従来、シリンダ錠の頭部上面においてロック位置(キー孔を閉塞する位置)とアンロック位置(キー孔を開放した位置)との間を移動してキー孔を開閉し得るシャッターを具備したシリンダ錠の保護装置が提供されており、近時のユーザにおける防犯意識の向上に伴い広く普及しつつある。
【0003】
かかるシリンダ錠の保護装置には、シャッターをロック位置に保持するためのマグネット錠等が配設されており、磁石を具備したマグネットキーによって当該マグネット錠を解錠し得るよう構成されていた。このようなシリンダ錠の保護装置を二輪車に組み付けるには、車体カバーに形成された開口にシリンダボディを臨ませてイグニッションスイッチを車体に組み付けておき、保護装置を車体カバーの表側から開口に挿通させてシリンダボディに装着させていた。
然るに、操作性向上の観点から、シャッターの開閉動作を手動の他、リモコン操作で駆動するモータ等にて行うものも提案されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシリンダ錠の保護装置においては、イグニッションスイッチと保護装置とが別体とされ、車両への組み付け時に取り付けられるよう構成されていたため、動作保証が困難となって信頼性の高い保護装置を供給することが困難になってしまうという問題があった。
【0005】
また、操作性向上の観点から、シャッターの開閉動作を手動の他、リモコン操作で駆動するモータ等で行わせるものも提案されるに至っているが、かかるモータ等が配設された保護装置を二輪車に組み付けるには、車体カバーの開口を大きくせざるを得ない場合がある。即ち、イグニッションスイッチのシリンダボディに取り付ける際に、保護装置を車体カバーの開口から挿通させる必要があったため、モータの如く保護装置の幅方向に突出した構成部材があると、その構成部材をも挿通させ得るべく車体カバーの開口を大きくする必要があったのである。
【0006】
このように、車体カバーの開口が大きくなると、当該開口に臨ませた保護装置と開口縁部との間に大きな隙間が生じて見栄えが悪化してしまう虞があるとともに、その隙間に対して第三者がドライバやはさみを挿通しシリンダ錠の破壊を試みる虞もあった。即ち、保護装置の幅方向に突出しないよう構成部材を配設する必要が生じ、設計上のスペース的制約が大きくなってしまうという問題があった。
【0007】
一方、突出した構成部材に合わせて保護装置の表面を形成し、挿通後に隙間が広くならないようにしても、当該保護装置表面が大きくなってしまい、意匠上好ましくないという問題がある。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、イグニッションスイッチと一体化することにより動作保証を容易とし、信頼性の高い保護装置を供給することができるとともに、表面の寸法を小さくして見栄えを向上させつつ設計上のスペース的制約を受け難くすることができるシリンダ錠の保護装置及びその組み付け方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、イグニッションスイッチにおけるシリンダボディに装着され、該シリンダボディに形成されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有するとともに、前記キー孔に通じるキー挿通孔及び前記シャッターの開閉を操作するロックキーを挿通し得るロックキー挿通孔が表面に形成され、リモコンで遠隔操作することにより駆動して前記シャッターを開閉するモータを具備したシリンダ錠の保護装置であって、前記モータが前記表面より幅方向に突出しつつ前記イグニッションスイッチのシリンダボディに取り付けられた状態にて、車体カバーの裏面側から当該車体カバーの一部に形成された開口に前記表面を臨ませて車両に組み付けられるとともに、前記表面と前記車体カバーの開口縁部との間の隙間に当該車体カバーの表側から取り付けられ、当該隙間を覆うキャップを具備したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、イグニッションスイッチにおけるシリンダボディに装着され、該シリンダボディに形成されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有するとともに、前記キー孔に通じるキー挿通孔及び前記シャッターの開閉を操作するロックキーを挿通し得るロックキー挿通孔が表面に形成され、リモコンで遠隔操作することにより駆動して前記シャッターを開閉するモータを具備したシリンダ錠の保護装置の組み付け方法において、前記モータが前記表面より幅方向に突出しつつ前記イグニッションスイッチのシリンダボディに取り付けられた状態にて、車体カバーの裏面側から当該車体カバーの一部に形成された開口に前記表面を臨ませてシリンダ錠の保護装置を車両に組み付けた後、前記表面と前記車体カバーの開口縁部との間の隙間を当該車体カバーの表側からキャップで覆うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、二輪車が搭載するイグニッションスイッチのシリンダボディ上面に装着され、該シリンダボディに形成されたキー孔を保護するためのものであり、図1に示すように、イグニッションスイッチ2に取り付けられた状態にて車体カバー3の開口3aに表面1aを臨ませて車体に組み付けられている。
【0014】
イグニッションスイッチ2は、エンジンの始動を可能にするためのものであり、図2に示すように、上端及び下端がそれぞれ開口するシリンダボディ4を有し、該シリンダボディ4内の上端開口部内には、略円筒状のロータ5が回転可能に配設されている。ロータ5は、その上面から中心軸に沿ってキー孔6が形成されており、該キー孔6にイグニッションキーIK(図1参照)を差し込むことにより当該ロータ5をシリンダボディ4に対して回転可能とするタンブラ(不図示)が形成されている。
【0015】
ロータ5の下方には、ロック7、作動子8、カム9が順次配設されており、ロック7には、ねじりコイルバネ11の一端が係止されて当該ロック7を常時オフ方向に付勢するとともに、カム9の中央に形成された凸部9aには圧縮スプリング10が嵌装され、作動子8を常時上方へ付勢している。カム9にはカム部9bが下方に延設されており、このカム部9bの下端には、当該カム部9bと共に回転する可動接点板12と、シリンダボディ4の下端開口部を覆うスイッチカバー14内に固設された固定接点板13とが配設されている。
【0016】
即ち、イグニッションキーIKをキー孔6に差し込みつつ圧縮スプリング10の付勢力に抗してロータ5を押圧し、そのままねじりコイルバネ11の付勢力に抗して回転させると、ロック7、作動子8及びカム9の各所定部位が係止しつつ回転し、可動接点板12を固定接点板13に対して回転させることができる。かかる可動接点板12の回転により、固定接点板13の所定の接点が短絡され、図示しないバッテリ回路が接続されて、例えばエンジンが始動可能な状態となる。
【0017】
尚、同図において、符号15は二輪車のステアリングシャフトを係止し得るロックバーを示しており、符号16は可動接点板12に形成された可動接点を固定接点板13の固定接点に押圧するためのテンションスプリングを示している。また、符号17は、テンションスプリング16の基端側に配設され、可動接点板12の回動を滑らかにさせ得るボールを示している。
【0018】
シリンダ錠の保護装置1は、図3及び図4に示すように、シリンダボディ4の上端開口側(ロータ5が配設された側)に取り付けられるケース21及び該ケース21の表面側(図3における上方側)を覆うカバー22を筐体として構成され、当該ケース21とカバー22との間にシャッター18と、マグネット錠20とが配設されるとともに、ケース21の下部にはモータ19が配設されている。
【0019】
ケース21におけるシリンダボディ4の取付部には、シリンダボディ4の上端側を嵌合する凹部21aが形成されており、該凹部21aの上面にはロータ5に通じる挿通孔21bが形成されている。また、挿通孔21bの上方に位置するカバー22には、ロータ5内部のキー孔6に通じるキー挿通孔22aが形成されており、シリンダ錠の保護装置1を介してイグニッションキーIKをキー孔6に差し込み得るよう構成されている。
【0020】
シャッター18は、キー孔6(挿通孔21b)を外側から開閉するもので、ケース21とカバー22とで覆われた空間に回動自在に配設されている。このシャッター18は、図5で示すように、ケース21下面側から上方へ突設された凸部21cを挿通する挿通孔18bが基端に形成されるとともに、キー孔6を閉塞するための閉塞部18aが先端に形成されたものである。
【0021】
そして、挿通孔18bが凸部21cに挿通されてシャッター18が当該凸部21cを中心に回動自在とされており、一方の回動端で図5の状態とされてキー孔6を閉塞するとともに、他方の回動端で図6の状態とされてキー孔6を開放し得るよう構成されている。
【0022】
一方、凸部21cには、シャッター18を挟んで上下それぞれに手動用操作部材23とモータ用操作部材24とが嵌装されており、シャッター18の開閉を手動、即ち後述するマグネットキーMKにて行う場合は手動用操作部材23を回動させ、モータ19にて行う場合はモータ用操作部材24を回動させるよう構成されている。
【0023】
即ち、手動用操作部材23下面には凸部23aが形成されるとともに、モータ用操作部材24上面には凸部24aが形成されており、これら凸部23a及び24aが共にシャッター18に形成された長孔18cに嵌合した状態とされているため、手動用操作部材23を回動させた際には凸部23aが長孔18cの縁端に当接してシャッター18を連動させるとともに、モータ用操作部材24を回動させた際には凸部24aが長孔18cの縁端に当接してシャッター18を連動させるのである。
【0024】
また、凸部21cの突端面には、図7に示すように、複数の磁石25がそれぞれスプリング26を介して取り付けられており、手動用操作部材23における磁石25に対応する位置には、係止穴23bが形成されている。かかる係止穴23bは、シャッター18がキー孔6を閉塞した状態において各磁石25と係止する位置に形成されており、各磁石25との係止状態でシャッター18をロックしてマグネット錠20を施錠し得るものである。
【0025】
また、同図に示すように、マグネット錠20上方に位置するカバー22には、マグネットキーMK(ロックキー)を挿通し得るマグネットキー用挿通孔22b(ロックキー挿通孔)が形成されており、マグネット錠20の解錠も可能としている。即ち、イグニッションキーIKのつまみ部に形成されたマグネットキーMKは、磁石25に対応する位置に磁石Mを有しており、かかる磁石Mと磁石25とは対向する面が互いに異なる極となっているため、マグネットキー用挿通孔22bからマグネットキーMKを挿通すると、磁石の反発により磁石25がスプリング26の付勢力に抗して下降し、係止穴23bに対する係止が解かれるのである。
【0026】
そのままマグネットキーMKを回動させれば、手動用操作部材23が回動し、それと連動してシャッター18を回動させることによりキー孔6を開放することができる。一方、図示しないリモコンでモータ19を遠隔操作すると、当該モータ19が駆動して出力軸19aが回転し、作動部材27を介してモータ用作動部材24を回動させることができる。かかるモータ用作動部材24の回転により、シャッター18を連動させ、該シャッター18の回動によるキー孔6の開閉を行わせることができる。
【0027】
上述の如く、シリンダ錠の保護装置1の表面1a(カバー22の表面)には、図4で示すように、キー挿通孔22a及びマグネットキー用挿通孔22bが形成されており、このうちキー挿通孔22aの開口近傍には、イグニッションキーIKの操作方向を示す文字及び記号がプリントされている。かかる表面が、図1に示すように、二輪車における車体カバー3の開口3aに臨むようシリンダ錠の保護装置1が配設されるのであるが、該開口3a縁部とシリンダ錠の保護装置1の表面1aとの間には、組み付け時に必要な隙間(クリアランス)tが生じてしまう(図4参照)。
【0028】
ここで本実施形態においては、かかる隙間tを覆うためのキャップ28がカバー22の外周部22cに取り付けられている。該キャップ28は、硬質樹脂を成形した一体樹脂成形品から成り、図8で示すように、カバー22の外周部22cと隙間tとに跨って位置するフランジ部28aと、該フランジ部28aの内側に形成されてシリンダ錠の保護装置1の表面1aを臨ませる貫通孔28bと、該貫通孔28b縁部から下方に延びた壁部28cと、対向する左右の壁部28cからそれぞれ突出した一対の爪部28dとから構成されている。
【0029】
壁部28cは、1方が開放して3方を囲んで形成されており、爪部28dは車体カバー3の開口3aにおける裏面側縁部に係止し得るよう構成されている。尚、壁部28cを4方を囲んで形成してもよいし、当該壁部28cを形成せず、貫通孔28b縁部から一対の爪部28dを直に延設させるようにしてもよい。また、爪部28dは、本実施形態の如く、少なくとも対向する部位に一対形成するのが好ましいが、4つ以上形成するようにしてもよく、その形状も開口3aの裏面側縁部と係止し得るものであれば、如何なる形状であってもよい。
【0030】
次に、上記実施形態のシリンダ錠の保護装置1における車体への組み付けについて説明する。
二輪車への組み付けに先立ち、図9に示すように、シリンダ錠の保護装置1とは別個に製造されたイグニッションスイッチ2を用意し、イグニッションスイッチ2におけるシリンダボディ4の上端開口側をシリンダ錠の保護装置1における凹部21aに嵌合させ、ボルトBなどによって固定する。このようにして得られたシリンダ錠の保護装置1とイグニッションスイッチ2との一体ユニットを車両の組み立て工程に供給する。これにより、組み立て工程における部品点数を削減することができるとともに、これら2製品相互の動作保証を容易とし、信頼性が高いものとすることができる。
【0031】
上記一体ユニットが供給された車両の組み立て工程において、図10に示すように、車体カバー3に予めシリンダ錠の保護装置1の表面1aを臨ませる開口3aを形成しておく。かかる開口3aは、シリンダ錠の保護装置1の表面1aの面積に若干のクリアランスを付加した寸法で形成されており、一体ユニットを車体カバー3の裏面側から近づけ、シリンダ錠の保護装置1の表面1aを開口3aから臨ませた状態(図11参照)で車体に固定させる。
【0032】
このように、車体カバー3の裏面側から近づけ表面1aが開口3aに臨んだ状態としてシリンダ錠の保護装置1(及びイグニッションスイッチ2の一体ユニット)を車体に取り付けるので、開口3aを挿通させる必要がないので、モータ19等シリンダ錠の保護装置1がその幅方向に突出した構成部材を具備していても、開口3aの寸法は表面1aと略等しい大きさのままとすることができる。
【0033】
即ち、従来の如く、シリンダ錠の保護装置1を単体で車体カバー3の表側から近づけ、開口3aを挿通させた後にイグニッションスイッチ2に取り付けるものにおいては、表面1aより幅方向に突出した構成部材があると、その突出寸法だけ開口3aを大きくしてシリンダ錠の保護装置1全体の挿通を可能としなければならなかったのに対し、本実施形態によれば、シリンダ錠の保護装置1全体は開口3aに挿通させず、表面1aのみ開口3aに臨ませるので、開口3aの寸法をそのままでモータ等構成部材の幅方向への突出を許容でき、設計上のスペース的制約を受け難くすることができる。
【0034】
その後、図11に示すように、キャップ28を車体カバー3の表側から近づけ、その壁部28cをシリンダ錠の保護装置1の表面1aと開口3a縁部との間の隙間tに挿入する。これにより、爪部28dが車体カバー3の開口3aにおける裏側縁部に係止する一方、フランジ部28aが隙間tを覆い、該隙間tを外部から目視できないようにすることができる。従って、見栄えを向上することができるとともに、当該隙間tに第三者がはさみやドライバ等を挿通してシリンダ錠の破壊を図るのを回避でき、防犯効果を更に向上させることができる。
【0035】
更に、キャップ28でシリンダ錠の保護装置1の表面1aと車体カバー3の開口3a縁部との間を覆っているので、開口3aに対するシリンダ錠の保護装置1の位置合わせ精度があまり高くなくても確実に組み付けることができる。即ち、シリンダ錠の保護装置1とイグニッションスイッチ2とから成る一体ユニットを車体に固定する際、車体カバー3の開口3aに対して若干の取り付け誤差を生じてしまうが、その取り付け誤差をキャップ28が吸収するので、シリンダ錠の保護装置1の高い位置合わせ精度が不要なのである。
【0037】
また、本実施形態は二輪車のシリンダ錠を保護すべく適用されているが、他の車両(例えばATVやスノーモービルなど)に配設されたシリンダ錠を保護すべく適用してもよい。更に、シリンダ錠の保護装置1及びイグニッションスイッチ2等は、他の形態のものとしてもよく、例えばシャッター18のロック機構を磁石によるもの以外(例えば機構的なロックキーによるロック)としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1及び請求項の発明によれば、シリンダ錠の保護装置とイグニッションスイッチとを一体化することにより動作保証を容易とし、信頼性の高い保護装置を供給することができるとともに、保護装置の表面の寸法を小さくして見栄えを向上させつつ設計上のスペース的制約を受け難くすることができる。
【0039】
また、請求項1及び請求項2の発明によれば、キャップで保護装置の表面と車体カバーの開口縁部との間を覆っているので、開口に対する保護装置の位置合わせ精度があまり高くなくても確実に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す正面図
【図2】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置が取り付けられるイグニッションスイッチを示す縦断面図
【図3】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す縦断面図
【図4】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置(の表面)を示す上面図
【図5】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターがキー孔6を閉塞した状態を示す模式図
【図6】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターがキー孔6を開放した状態を示す模式図
【図7】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるマグネット錠を示す断面模式図
【図8】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるキャップを示す斜視図
【図9】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置がイグニッションスイッチに取り付けられる状態(取り付けられる前の状態)を示す正面図
【図10】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置がイグニッションスイッチに取り付けられ、その表面が車体カバーの開口に臨ませて取り付けられた状態を示す正面図
【図11】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置が、その表面を車体カバーの開口に臨ませて取り付けられた後、キャップを取り付けられる状態(取り付けられる前の状態)を示す正面図
【符号の説明】
1…シリンダ錠の保護装置
1a…表面
2…イグニッションスイッチ
3…車体カバー
3a…開口
4…シリンダボディ
5…ロータ
6…キー孔
7…ロック
8…作動子
9…カム
10…圧縮スプリング
11…ねじりコイルバネ
12…可動接点板
13…固定接点板
14…カバー
15…ロックバー
16…アクションスプリング
17…ボール
18…シャッター
19…モータ
20…マグネット錠
21…ケース
22…カバー
22a…キー挿通孔
22b…マグネットキー用挿通孔(ロックキー挿通孔)
23…手動用操作部材
24…モータ用操作部材
25…磁石
26…スプリング
27…作動部材
IK…イグニッションキー
MK…マグネットキー(ロックキー)

Claims (2)

  1. イグニッションスイッチにおけるシリンダボディに装着され、該シリンダボディに形成されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有するとともに、前記キー孔に通じるキー挿通孔及び前記シャッターの開閉を操作するロックキーを挿通し得るロックキー挿通孔が表面に形成され、リモコンで遠隔操作することにより駆動して前記シャッターを開閉するモータを具備したシリンダ錠の保護装置であって、
    前記モータが前記表面より幅方向に突出しつつ前記イグニッションスイッチのシリンダボディに取り付けられた状態にて、車体カバーの裏面側から当該車体カバーの一部に形成された開口に前記表面を臨ませて車両に組み付けられるとともに、前記表面と前記車体カバーの開口縁部との間の隙間に当該車体カバーの表側から取り付けられ、当該隙間を覆うキャップを具備したことを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. イグニッションスイッチにおけるシリンダボディに装着され、該シリンダボディに形成されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有するとともに、前記キー孔に通じるキー挿通孔及び前記シャッターの開閉を操作するロックキーを挿通し得るロックキー挿通孔が表面に形成され、リモコンで遠隔操作することにより駆動して前記シャッターを開閉するモータを具備したシリンダ錠の保護装置の組み付け方法において、
    前記モータが前記表面より幅方向に突出しつつ前記イグニッションスイッチのシリンダボディに取り付けられた状態にて、車体カバーの裏面側から当該車体カバーの一部に形成された開口に前記表面を臨ませてシリンダ錠の保護装置を車両に組み付けた後、前記表面と前記車体カバーの開口縁部との間の隙間を当該車体カバーの表側からキャップで覆うことを特徴とするシリンダ錠の保護装置の組み付け方法。
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