JP3983761B2 - 雨樋支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、軒先等に雨樋を取付けるための雨樋支持具に関する。
従来の雨樋支持具は、雨樋の前耳及び後耳を各々係止する樋前耳係止部及び樋後耳係止部を前端部及び後端部に形成した雨樋支持具本体と、この雨樋支持具本体を軒先等に固定するため、当該雨樋支持具本体と連結された取付体と、より構成している(例えば、特許文献1参照。)。
これらの雨樋支持具本体及び取付体は、各々個別に形成したものを、例えば、リベットカシメ等で連結して一体化するか、或いは、金属製の帯板を曲げ加工して、雨樋支持具本体と取付体を一体形成したうえで、この曲げ加工した雨樋支持具本体の前端部及び後端部に、個別に形成した樋前耳係止部及び樋後耳係止部を溶接等で固着する構造である。
特開平2000−274026号
しかしながら、何れの雨樋支持具であっても、複数の部品を各々形成し、これら複数の部品を一体化する点では同じ構造である。
そのため、複数の部品を各々加工する作業工程が必要なうえ、これらを一体化して組み立てる作業工程も伴うため、雨樋支持具の生産が複雑且つ困難であるという問題があった。
また、複数の部品が異なる種類の金属よりなり、これら異種の金属部品同士を連結した場合には、電食作用による腐食の原因となり、錆を発生する不安もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的としたものであり、1枚の金属板を折り曲げて成形される簡易な構造であって、部品点数も削減可能な雨樋支持具を提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る雨樋支持具は、1枚の金属板を折り曲げて成形される雨樋支持具であって、壁面等に固定する取付板の一側端に、前方に向けて延設する雨樋支持片を一体形成してなり、上記雨樋支持片の前端部及び後端部には、雨樋の前耳及び後耳を各々係止する樋前耳係止部及び樋後耳係止部を形成するとともに、該雨樋支持片の上、下端には、それぞれの端縁を折り曲げリブ加工して上、下補強部を形成し、
更に、この上、下補強部のうち該下補強部の後方部には切欠部を形成するとともに、該切欠部の後方部分には、上、下方向に弾性変形可能な弾性変形部を形成していることを特徴とする。
請求項2に係る雨樋支持具は、請求項1において、取付板及び/又は雨樋支持片には、リブ、ビート等の加工を施して補強部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る雨樋支持具によれば、1枚の金属板を折り曲げて成形されているため、部品点数を大幅に削減でき、しかも、リベットカシメや溶接等の複雑な加工が不要であるため、製造工程も簡素化され、簡易に製造できる。
また、1枚の金属板だけで成形されているため、異種の金属部品同士を連結することがなく、錆の発生も防止できる。
以下、本発明に係る雨樋支持具Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る雨樋支持具Aの一実施例を示す使用状態図、図2(a)〜(c)は、図1で示した雨樋支持具Aの正面図、平面図、右側面図である。
この雨樋支持具Aは、1枚の金属板を折り曲げて成形されてなる。
先ず、1枚の金属板を、型抜き加工などで所定の形状に形成しておく。
次いで、基板の一側方の位置(イ)を前方に直角に折り曲げることにより、壁面等に固定する取付板1と、その一側端に、前方に向けて延設する雨樋支持片2とが一体形成される。
取付板1には、これを壁面等にネジ、釘等で固定するための取付孔11を複数形成しているが、これら取付孔11も上記型抜き加工時に予め形成しておけば良い。
なお、取付板1は、雨樋支持片2に対して左、右の何れの方向に折り曲げても構わない。
一方、雨樋支持片2の前端部及び後端部には、雨樋Tの前耳T1及び後耳T2を各々係止する樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22を各々形成している。
これらの樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22の形状は、雨樋Tの前耳T1及び後耳T2の形状に応じて形成されるため、本実施例の形状には限定されない。
なお、図1、図2は、雨樋Tを吊下げて支持する吊下げ式の雨樋支持具Aを例示したものであるが、この吊下げ式の雨樋支持具Aでは、樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22は、雨樋Tの前耳T1及び後耳T2を係止するようにして、図例のように形成される。
また、雨樋支持片2の上、下端の一部には、その端縁を雨樋支持片2と直交する方向に更に折り曲げてリブ加工を施した補強部23、24を各々形成している。
ここでの補強部23、24は、リブ加工を施したものを例示しているが、補強部23、24として、雨樋支持片2を部分的に膨出させてビート加工を施しても構わない。また、補強部23、24は、雨樋支持片2だけでなく、取付板1に形成することも勿論可能である。
更に、雨樋支持片2と、下端の補強部24との折曲部分25には、その後端から前方に向けて切り欠いた切欠部26を形成している。
この切欠部26を形成することによって、下端の補強部24は、切欠部26の後方部分が上、下方向に弾性変形可能な弾性変形部27として作用し、一方、切欠部26の前方部分が、雨樋支持片2の補強部24として作用する。
また、弾性変形部27の後端は、上方に向けて更に折り曲げて立上片部28を形成している。
上記の如く構成した本発明の雨樋支持具Aの使用要領を図1及び図2(a)に基づき説明する。
先ず、取付板1を軒先等の壁面に当接させ、取付孔11からネジ、釘等を貫通させて、この取付板1を壁面に固定する。
同様にして、他の雨樋支持具(不図示)も所定の間隔をあけて壁面に固定する。
そして、雨樋支持片2の樋前耳係止部21に、雨樋Tの前耳T1を係止させたうえで、雨樋Tの後端を上方に押上げれば、その後耳T2の上面が弾性変形部27の下面に当接される。
そして更に、雨樋Tの後端を上方に押上げると、後耳T2が、弾性変形部27の弾性力に抗しながら、弾性変形部27を上方に変形させ、やがて、後耳T2が弾性変形部27に誘導されながら樋後耳係止部22に係止される。
同時に、上方に変形されていた弾性変形部27は、後耳T2からの規制が解除され、その弾性復元力によって元の位置まで戻されると共に、立上片部28が後耳T2の内側に配置され、この立上片部28によって、後耳T2が樋後耳係止部22から抜け外れることを防止し、雨樋Tの取付けを完了する。
図3は、本発明に係る雨樋支持具Aの参考例を示す使用状態図、図4(a)〜(c)は、図3で示した雨樋支持具Aの正面図、平面図、右側面図である。
なお、図1、図2と共通する部位には、共通の符号を付し、その説明は省略する。
この雨樋支持具Aは、1枚の金属板を折り曲げて成形されてなる点では上記と同じであるが、図1、図2で示した吊下げ式とは異なり、雨樋Tを雨樋支持片2で受けて支持する受け式の雨樋支持具Aである点で相違するものである。
すなわち、上記同様にして、1枚の金属板を、型抜き加工などで所定の形状に形成し、次いで、基板の一側方の位置(イ)を前方に直角に折り曲げることにより、壁面等に固定する取付板1と、その一側端に、前方に向けて延設する雨樋支持片2が一体形成される。
ここでは、取付板1の中央をU状に切り欠き、その切り欠いた一片1aを取付板1と逆方向に折り返すことで、雨樋支持片2を安定して延設できる。
また、雨樋支持片2の前端部及び後端部には、雨樋Tの前耳T1及び後耳T2を各々係止する樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22を各々形成している。
これらの樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22の形状は、雨樋Tの前耳T1及び後耳T2の形状に応じて形成されるため、本参考例の形状には限定されない。
なお、この参考例では、樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22が、雨樋支持片2に対して直交する方向に折り曲げられて形成しているため、これら樋前耳係止部21及び樋後耳係止部22が補強部23としての機能も備えている。
また、本参考例の弾性変形部27は、樋前耳係止部21を更に延設させて内側に湾曲させて折り返すことで形成したものを例示している。
上記の如く構成した本発明の雨樋支持具Aの使用要領を図3及び図4(a)に基づき説明する。
先ず、取付板1を軒先等の壁面に当接させ、取付孔11からネジ、釘等を貫通させて、この取付板1を壁面に固定する。
同様にして、他の雨樋支持具(不図示)も所定の間隔をあけて壁面に固定する。
そして、雨樋支持片2の樋後耳係止部22に、雨樋Tの後耳T2を係止させたうえで、雨樋Tの前端を下方に押下げれば、その前耳T1の下面が弾性変形部27の外面に当接される。
そして更に、雨樋Tの前端を下方に押下げると、前耳T1が、弾性変形部27の弾性力に抗しながら、弾性変形部27を内側に変形し、やがて、前耳T1が弾性変形部27に誘導されながら樋前耳係止部21に係止される。
同時に、内側に変形されていた弾性変形部27は、前耳T1からの規制が解除され、その弾性復元力によって元の位置まで戻されると共に、弾性変形部27の端縁部28’が前耳T1の内側に配置され、この端縁部28’によって、前耳T1が樋前耳係止部21から抜け外れることを防止し、雨樋Tの取付けを完了するのである。
以上、説明した通り、本発明に係る雨樋支持具Aによれば、1枚の金属板を折り曲げて成形可能であるため、部品点数を大幅に削減でき、しかも、溶接等の複雑な加工を不要にして製造工程も簡素化され、簡易に製造できる。また、1枚の金属板だけで成形されているため、異種の金属部品同士を連結することがなく、錆の発生も防止できる。
本発明は、1枚の金属板を折り曲げて成形される簡易な構造の雨樋支持具として有効に利用することが可能である。
本発明に係る雨樋支持具Aの一実施例を示す使用状態図である。 (a)〜(c)は、図1で示した雨樋支持具Aの正面図、平面図、右側面図である。 本発明に係る雨樋支持具Aの参考例を示す使用状態図である。 (a)〜(c)は、図3で示した雨樋支持具Aの正面図、平面図、右側面図である。
符号の説明
A 雨樋支持具
T 雨樋
T1 前耳
T2 後耳
1 取付板
2 雨樋支持片
21 樋前耳係止
22 樋後耳係止
23 補強部
27 弾性変形部

Claims (2)

  1. 1枚の金属板を折り曲げて成形される雨樋支持具であって、
    壁面等に固定する取付板の一側端に、前方に向けて延設する雨樋支持片を一体形成してなり、
    上記雨樋支持片の前端部及び後端部には、雨樋の前耳及び後耳を各々係止する樋前耳係止部及び樋後耳係止部を形成するとともに、該雨樋支持片の上、下端には、それぞれの端縁を折り曲げリブ加工して上、下補強部を形成し、
    更に、この上、下補強部のうち該下補強部の後方部には切欠部を形成するとともに、該切欠部の後方部分には、上、下方向に弾性変形可能な弾性変形部を形成していることを特徴とする雨樋支持具。
  2. 請求項1において、
    取付板及び/又は雨樋支持片には、リブ、ビート等の加工を施して補強部を形成したことを特徴とする雨樋支持具。
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