JP3983715B2 - 写真シール複製装置及びその制御方法 - Google Patents

写真シール複製装置及びその制御方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により起動し、写真シール払出装置により払い出される写真シールと同等のものを複製可能な写真シール複製装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、1人あるいは友人同士の複数人で撮影した写真に、好みの文字や図形等を書き込んで編集した合成画像をシール台紙に印刷して払い出す写真シール払出装置(通常、プリントクラブと称される)が、遊技場を始めとする各所に設置されている。
【0003】
この種の装置は、硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により起動し、例えばデジタルカメラから成る撮影手段によりユーザを撮影して、そのユーザの写真をディスプレイ画面に表示し、ユーザが所望の文字や図形を書き込む(以下では、かかる書き込みを「落書き」とも称する)ために、写真が表示される表示画面(モニタ)に対して落書き用のタッチペンを設け、タッチペンにより書き込まれる文字や図形等の落書き画像を、ディスプレイ画面に表示されるユーザの写真に重畳描画して編集を施し、プリンタにより編集済みの写真をシール台紙に印刷してシール取出口へ排出するようになっている。
【0004】
また最近では、若年層を中心に、様々な利用形態に関して多くの要望が提起されている。そのひとつに、各自が作成した写真シールのなかの何枚かの写真を親しい友人同士で交換したり、写真シール毎交換することが行われている。この場合、交換した写真は作成したユーザ本人の手元には残らないため、ユーザが事前に写真シールをカラーコピー機で複写して複写物の表面を透明な保護シートで保護した上で交換するなどの工夫を施しており、もっと簡単で手軽な手法が要望されているという実状である。
【0005】
ところで、近年、CCDカメラを搭載した携帯電話機が広く普及し、このようなカメラ付携帯電話機が有する「いつでもどこでも手軽に撮影できる」という機能と、上記したプリントクラブ(写真シール払出装置)が有する「友人同士で撮影した画像を所定の背景画像に合成して印刷できる」という遊技機能とを併せ持ち、離れている相手といつでもどこでも気軽に複数の画像を合成できるようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、カメラ付携帯電話機により撮影した写真を、通常の写真プリントや上記したプリントクラブ(写真シール払出装置)で使用するシールプリントなどにプリントできるようにした装置も提案されている(例えば、非特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開平14−171497号公報(段落[0006]〜[0009])
【非特許文献1】
富士写真フイルム株式会社、“フジフィルム プリンピックス デジタルプリントシステム 「プリンチャオQn」新発売”、[online]、平成15年4月24日掲載(平成15年4月28日検索)、インターネット<URL;http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1065.html>
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特許文献1及び非特許文献1に記載の装置等では、最近の若者が望むような写真シールの手軽な複製を実現することはできず、簡単で手軽に写真シールを複製できる装置が望まれる。
【0009】
そこで、本発明は、簡単で手軽に写真シールを複製できる装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明にかかる写真シール複製装置は、硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により起動し、写真シール払出装置により、被写体写真に所定の編集画像を書き込んで作成される写真シールを複製する写真シール複製装置において、前記写真シールに印刷された写真を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた写真シールの写真データを保存写真として蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された複数の前記保存写真のうち、特定の前記保存写真のデータを選定するための選定手段と、前記選定手段により選定された前記特定の保存写真のデータを前記蓄積手段から読み出す読出手段と、前記読取手段により読み取られた写真、または、前記読出手段により読み出された前記保存写真を表示画面に表示する表示手段と、タッチペンとタッチパネルから成り、前記表示手段に表示される写真に対して所望の位置に文字や図形等の編集画像を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力される図形や文字等の前記編集画像を前記表示手段に表示される写真に重畳描画して新たな編集を施す編集手段と、前記編集手段により元の写真に新たな編集が施された写真を複製用シール台紙に印刷して排出する印刷手段とを備え、ユーザによる複製コースまたは保存写真コースの選択を許容し、前記表示手段は、複製コースの選択時に前記読取手段により読み取られた写真を表示し、保存写真コース選択時には前記読出手段により読み出された前記保存写真を表示することを特徴としている(請求項1)。
【0011】
このような構成によれば、複製コースまたは保存写真コースのいずれかがユーザにより選択されると、選択されたコースに応じ読取手段により読み取られた写真、または、読出手段により蓄積手段から読み出された保存写真が表示手段に表示され、表示される写真に入力手段によって所望の位置に所望の図形や文字等の編集画像を書き込むと、編集手段により編集されて印刷手段により複製用シール台紙に印刷されるため、写真シール払出装置により作成した写真シールの写真、または、蓄積手段に保存済みの保存写真のいずれか好きな方を写真シールとして複製できる上、複製した写真シールには元の写真シールとは異なる新たな所望の落書きを施すこともでき、ユーザの興趣をより一層そそることができる。さらに、以前に複製したお気に入りの写真シールであっても、保存写真として蓄積手段に蓄積しておくことで、その後お気に入りの保存写真を何度でも呼び出して再度複製した上で落書きすることができ、ユーザは気に入った自分の写真シールを何度も複製して落書きを楽しむことができる。
【0012】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は複製された写真シールまたは前記読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側に所定の透明保護シートを貼付する貼付手段を備えていることを特徴としている(請求項2)。
【0013】
このような構成によれば、複製された写真シールまたは読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側を透明保護シートによって保護できるため、従来のようにユーザが保護シートを準備したり貼付する手間を省くことができ、元の写真シールとほぼ同等の写真シールを簡単に複製することができる。
【0016】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は、前記選定手段が、前記読取手段により読み取られた写真について検索用パスワードを付与し付与した前記検索用パスワードを読み取られた写真のデータと共に前記保存写真として前記蓄積手段に登録させるパスワード付与手段と、検索用パスワードを入力操作するための操作手段と、前記操作手段の操作により入力される検索用パスワードと前記蓄積手段に蓄積されている前記検索用パスワードとを対比して一致するものがあるかどうか判断する判断手段とを備え、前記読出手段が、前記判断手段により一致すると判断された前記検索用パスワードが付与された前記保存写真のデータを特定して前記蓄積手段から読み出すものであることを特徴としている(請求項)。
【0017】
このような構成によれば、検索用パスワードに基づいて特定の保存写真のデータが蓄積手段から読み出されるため、他のユーザの保存写真を間違って選定することを防止でき、ユーザはお気に入りの自分の保存写真を確実に選ぶことができる。
【0018】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は、前記パスワード付与手段が、前記読取手段により読み取られた写真シールの写真について1つの検索用パスワードを付与するものであることを特徴としている(請求項)。
【0019】
このような構成によれば、所望の写真シールが複製されると、その写真シールには検索用パスワードが付与されるため、後日、そのユーザが操作手段の操作によりその検索用パスワードを入力することにより、複製しようとしているお気に入りの保存写真を蓄積手段から読み出して再度複製して楽しむことができる。
【0020】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は、前記印刷手段が、前記複製用シール台紙毎に前記パスワード付与手段により付与される検索用パスワードを編集済みの写真と一緒に印刷するものであることを特徴としている(請求項)。
【0021】
このような構成によれば、ユーザがシール台紙に印刷された検索用パスワードを入力することにより、蓄積手段から読み出すべき保存写真が特定されるため、お気に入りの保存写真を蓄積手段から間違いなく読み出すことができる。
【0022】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は、前記蓄積手段に蓄積される複数の前記保存写真のデータに関する期限管理を行い、蓄積開始から予め定められた期間を経過したデータを順次消去する期限管理手段を備えていることを特徴としている(請求項)。
【0023】
このような構成によれば、例えば1週間といった予め定めた期間を経過したデータを順次消去するため、蓄積手段の容量に制限がある場合に有効であり、効率よく保存写真の画像データを蓄積していくことができる。
【0024】
また、本発明にかかる写真シール複製装置は、請求項に記載のように、前記蓄積手段が、装置本体の内部或いは装置本体の近辺に設けられていてもよく、或いは、請求項に記載のように、サーバ装置と、装置本体に設けられユーザの操作により通信回線を通じて前記サーバ装置と通信可能に構成された通信端末とを備え、前記蓄積手段が、前記サーバ装置に設けられ、前記通信端末及び通信回線を介して前記読取手段により読み取られた写真のデータを送信して蓄積し、前記読出手段が、前記通信端末及び通信回線を介して前記蓄積手段にアクセスして特定の前記写真のデータを読み出すようにしてもよい。
【0025】
このような構成によれば、装置本体を設置した場所、或いは、サーバ装置が設置されている場所のいずれか都合の良い方で蓄積する保存写真の管理を行うことができ、データ管理を効率よく行うことができる。
【0026】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、前記写真シールに印刷された写真を読み取る読取工程と、前記読取工程で読み取られた写真シールの写真データを保存写真として蓄積手段に蓄積する蓄積工程と、前記蓄積工程で前記蓄積手段に蓄積された複数の前記保存写真のうち、特定の前記保存写真のデータを選定するための選定工程と、前記選定工程で選定された前記特定の保存写真のデータを前記蓄積手段から読み出す読出工程と、前記読取工程で読み取られた写真、または、前記読出工程で前記蓄積手段から読み出された前記保存写真を表示画面に表示する表示工程と、タッチペンとタッチパネルから成る入力手段により前記表示工程で表示される写真に対して所望の位置に文字や図形等の編集画像を入力するための入力工程と、前記入力工程で入力される図形や文字等の前記編集画像を前記表示工程で表示画面に表示される写真に重畳描画して新たな編集を施す編集工程と、前記編集工程で元の写真に新たな編集が施された写真を複製用シール台紙に印刷して排出する印刷工程とを備え、ユーザによる複製コースまたは保存写真コースの選択を許容し、複製コースの選択時に前記読取工程で読み取られた写真を表示し、保存写真コース選択時には前記読出工程で読み出された前記保存写真を前記表示画面に表示させることを特徴としている(請求項)。
【0027】
このような構成によれば、複製コースまたは保存写真コースのいずれかがユーザにより選択されると、選択されたコースに応じ読取工程で読み取られた写真、または、読出工程で蓄積手段から読み出された保存写真が表示工程で表示画面に表示され、表示される写真に、入力工程において入力手段によって所望の位置に所望の図形や文字等の編集画像を書き込むことにより、編集工程で編集された後、印刷工程で複製用シール台紙に印刷されるため、写真シール払出装置により作成した写真シールの写真、または、蓄積手段に保存済みの保存写真のいずれか好きな方を写真シールとして複製できる上、複製した写真シールには元の写真シールとは異なる新たな所望の落書きを施すこともでき、ユーザの興趣をより一層そそることができる。さらに、以前に複製したお気に入りの写真シールであっても、保存写真として蓄積手段に蓄積しておくことで、その後お気に入りの保存写真を何度でも呼び出して再度複製した上で落書きすることができ、ユーザは気に入った自分の写真シールを何度も複製して落書きを楽しむことができる。
【0028】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、複製された写真シールまたは前記読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側に所定の透明保護シートを貼付する貼付工程を備えていることを特徴としている(請求項10)。
【0029】
このような構成によれば、複製された写真シールまたは読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側を透明保護シートによって保護できるため、従来のようにユーザが保護シートを準備したり貼付する手間を省くことができ、元の写真シールとほぼ同等の写真シールを簡単に複製することができる。
【0032】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、前記選定工程では、前記読取工程で読み取られた写真シールの写真について検索用パスワードを付与し付与した前記検索用パスワードを読み取られた写真のデータと共に前記保存写真として前記蓄積手段に登録させるパスワード付与工程と、検索用パスワードを入力操作するための操作工程と、前記操作工程の操作により入力される検索用パスワードと前記蓄積手段に蓄積されている前記検索用パスワードとを対比して一致するものがあるかどうか判断する判断工程とを備え、前記読出工程では、前記判断工程で一致すると判断された前記検索用パスワードが付与された前記保存写真のデータを特定して前記蓄積手段から読み出すものであることを特徴としている(請求項11)。
【0033】
このような構成によれば、検索用パスワードに基づいて特定の保存写真のデータが蓄積手段から読み出されるため、他のユーザの保存写真を間違って選定することを防止でき、ユーザはお気に入りの自分の保存写真を確実に選ぶことができる。
【0034】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、前記パスワード付与工程では、前記読取工程で読み取られた写真シールの写真について1つの検索用パスワードを付与するものであることを特徴としている(請求項12)。
【0035】
このような構成によれば、所望の写真シールが複製されると、その写真シールには検索用パスワードが付与されるため、後日、そのユーザが操作手段の操作によりその検索用パスワードを入力することにより、複製しようとしているお気に入りの保存写真を蓄積手段から読み出して再度複製して楽しむことができる。
【0036】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、前記印刷工程では、前記複製用シール台紙毎に前記パスワード付与工程で付与される検索用パスワードを編集済みの写真と一緒に印刷するものであることを特徴としている(請求項13)。
【0037】
このような構成によれば、ユーザがシール台紙に印刷された検索用パスワードを入力することにより、蓄積手段から読み出すべき保存写真が特定されるため、お気に入りの保存写真を蓄積手段から間違いなく読み出すことができる。
【0038】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、前記蓄積手段に蓄積される複数の前記保存写真のデータに関する期限管理を行い、蓄積開始から予め定められた期間を経過したデータを順次消去する期限管理工程を備えていることを特徴としている(請求項14)。
【0039】
このような構成によれば、例えば1週間といった予め定めた期間を経過したデータを順次消去するため、蓄積手段の容量に制限がある場合に有効であり、効率よく保存写真の画像データを蓄積していくことができる。
【0040】
また、本発明にかかる写真シール複製装置の制御方法は、請求項15に記載のように、前記蓄積手段が、装置本体の内部或いは装置本体の近辺に設けられていてもよく、或いは、請求項16に記載のように、前記蓄積手段をサーバ装置に設け、ユーザの操作により通信回線を通じて前記サーバ装置と通信可能に構成された通信端末を装置本体に設け、前記蓄積手段により、前記通信端末及び通信回線を介して前記読取工程で読み取られた写真のデータを送信して蓄積しておき、前記読出工程では、前記通信端末及び通信回線を介して前記蓄積手段にアクセスして特定の前記写真のデータを読み出すようにしてもよい。
【0041】
このような構成によれば、装置本体を設置した場所、或いは、サーバ装置が設置されている場所のいずれか都合の良い方で蓄積する保存写真の管理を行うことができ、データ管理を効率よく行うことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。但し、図1及び図2は写真シール複製装置全体の外観斜視図及びブロック図、図3ないし図5は動作説明用のフローチャートである。
【0043】
(装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態における写真シール複製装置1は、プリントクラブと称される写真シール払出装置(図示せず)により作成された写真シールとほぼ同等のものを複製するものであって、装置本体3のほぼ中央の操作部左側に設けられた読取手段としてのフラットベッドスキャナ(以下、単にスキャナと称する)5により、複製原本となる写真シールに印刷されている写真が読み取られる。尚、6はスキャナ5の読取面のカバーである。
【0044】
そして、装置本体3の操作部右側であるスキャナ5の右側に設けられたCRTまたはLCD(Liquid Crystal Display) から成る表示手段としてのディスプレイ7に、スキャナ5により読み取られた写真が表示される。このとき、ユーザがディスプレイ7の近傍に設けられたタッチペン9とディスプレイ7に重畳されているタッチパネル(図2参照)とを用いて、ディスプレイ7に表示された写真に対して所望の図形や文字等の編集画像を入力つまり書き込み(以下、このような書き込みを「落書き」と称する)を行うと、装置本体3の内部に設けられた編集手段により、落書きされた編集画像が表示中の写真に重畳描画されて写真の編集が行われ、編集された写真が装置本体3の内部に設けられたカラープリンタ(図2参照)により複製用シール台紙に印刷されて装置本体3下部の写真シール排出用の第1排出口11から排出される。
【0045】
ところで、装置本体3の上部には案内表示部13が設けられ、これにより装置の操作や機能の概要が案内表示される。この案内表示部13は、CRTやLCDのように制御部から送られてくる所定の画像データに基づいて案内メッセージを表示する手段により構成するほか、案内メッセージが書かれたボードやシートを貼付したものを用いてもよい。
【0046】
尚、案内表示部13に代わり、ディスプレイ7によりこの案内表示部13を兼用して1つのディスプレイ7により案内メッセージの表示と読み取った写真の表示とを切り替えるようにしてもよく、こうすることで案内表示部13を無くして装置の構成を簡素化することができる。この場合、兼用するディスプレイ7の位置は、図1のようにスキャナ5の隣に限定されるものではなく、ユーザがタッチペン9やタッチパネルで落書きし易い位置にディスプレイ7を配置すればよい。
【0047】
また、本装置には、複製の原本となる写真シールや複製された写真シールの印刷面側に透明保護シートを貼付する機能が設けられ、ユーザによるシートの排出操作に応じて写真シールの大きさに合わせた透明保護シートをシート排出用の第2排出口15から排出し、排出された透明保護シートと写真シールとを挿入口17から一緒に挿入すると、装置本体3の内部で写真シールの印刷面側に透明保護シートを貼付されて第3排出口19から排出される。従って、複製した写真シールに透明保護シートを貼付するほか、原本の写真シールに透明保護シートを貼付することもできる。
【0048】
この場合、例えば周知のホットラミネート加工により保護シートを貼付することができ、透明保護シートとしてのラミネートフィルムを写真シールの印刷面側に重ね、重ねたラミネートフィルムを加熱圧着すれば、写真シールの印刷面側をツルツルの状態に保護することができる。尚、以下では透明保護シートの貼付処理をラミネート処理と称する。
【0049】
次に、制御系のブロック構成を示す図2を参照して説明する。図2に示すように、原本である写真シールの写真がスキャナ5により読み取られると、上記したように、ディスプレイ7に表示されるが、このディスプレイ7のほぼ中央部に形成されたメイン表示領域に読み取られた写真が表示され、このメイン表示領域の周辺、特に左右には種々の操作用キー画像や機能選択画像を表示するための操作領域が配置され、図2に示すように、ディスプレイ7に重畳された例えば抵抗膜式のタッチパネル23にタッチペン9や指を接触することで、その接触した操作領域に表示されているキー画像や機能選択画像に割り付けられた機能が実行されるようになっている。
【0050】
例えば、写真を表示するメイン表示領域にタッチペン9を接触して線画を描画すると、描画した線画による文字や図形等の編集画像が表示中の写真に重畳して表示される。更に、メイン表示領域に表示中の写真の特定部分に所望の色づけを行うために、タッチペン9により、操作領域に表示される色選択画像から所望の色を選択してからその特定部分に接触すると、その特定部分の色づけが行われる。
【0051】
また、予め登録されている「星」や「ハート」のマークを、メイン表示領域に表示中の写真の特定部分に重畳するために、タッチペン9により、操作領域に表示されるマーク選択画像から所望のマークを選択してからその特定部分に接触すると、その特定部分に選択したマークが重畳描画される。更に、描画する図形の形や文字の色、描線の太さ等を選択して描画する場合も同様に行われる。
【0052】
このように、タッチペン9及びディスプレイ7に重畳されたタッチパネル23により、本発明における入力手段が構成されている。但し、タッチペン9は接続ケーブル25により装置本体3に接続されている。
【0053】
尚、タッチパネル23に代えて、ディスプレイ7の画面上にデジタイザを設けてもよく、この場合のデジタイザとしては、赤外線方式、容量結合方式など、種々の方式が考えられるが、本実施形態においては、可視光に対する透過性があり、タッチペン9との組合せにより使用できるものであればどのような方式のものであってもよい。
【0054】
ところで、図1では図示省略されているが、装置本体3には、ユーザに料金を投入させるための硬貨投入口が設けられ、装置の管理者が投入された硬貨を取り出し回収するための硬貨取出口が設けられている。更に、音声による操作案内、効果音や背景音楽等を流すためのスピーカが装置本体3の前面上部に一対設けられており、スピーカからは、後述する音声出力部を介して、予めハードディスク(HD)装置等にデータ格納されたバックミュージックデータや各種の案内用音声データが音声化されて出力される。ここで、必要に応じて、装置本体3の複数箇所に蛍光灯その他の照明光源を設けておいてもよい。
【0055】
(コントローラ部)
この写真シール複製装置1の全体を制御する手段として、図2に示すようなコントローラ部31が設けられており、以下にその構成について説明する。
【0056】
図2に示すように、このコントローラ部31には、CPU33が設けられており、このCPU33が、予め設定されたプログラムを実行して装置各部を制御する。また、コントローラ部31には、CPU33が実行すべきプログラムや装置の動作状態や各種データを一時記憶するメモリ35、及び、スキャナ5の読み取りによる写真のデータや後述するパスワードデータを記憶するためのハードディスク(HD)装置37が設けられている。
【0057】
また、コントローラ部31には、スキャナ5からの読み取りデータを受け付けてデジタル信号に変換するための画像入力部39、ディスプレイ7に編集画像を表示させるための表示処理部41、タッチパネル23やタッチペン9による位置情報を処理する入力処理部43、及び、印刷手段であるカラープリンタ45に対する制御信号及び画像信号を出力する画像出力部47が設けられており、これら各機能ブロックが内部バス49を介して相互に接続されている。ここで、入力処理部43及び画像入力部39が本発明における編集手段に相当し、これらによる編集処理が編集工程に相当する。
【0058】
ところで、図2に示すように、硬貨処理部51が設けられ、硬貨投入口から投入された硬貨の金額を検出して1回分の所定代金(例えば、写真シールの複製が200円、保護シートの貼付だけなら100円)を検出したときに、硬貨処理部51によってCPU33にその旨が通知され、案内表示部13にオープニングデモムービーを表示する待機モードから、各部が遊技モードに切換制御される。
【0059】
そして、コントローラ部31には、通信端末を構成する通信インターフェース(I/F)53が設けられ、同じく通信端末を構成する簡易型携帯電話(以下、これをPHSと称する)55及び通信I/F53を介してサーバ装置57との間で通信が行われる。
【0060】
このサーバ装置57は本発明における蓄積手段として機能し、後に詳述するように、ユーザにより「保存する」という選択がなされると、複製用シール台紙に編集済みの写真と一緒に印刷されるべき検索用パスワードを、その複製用シール台紙に印刷された写真の画像データと共に保存写真のデータとして記憶保持するようになっている。その際、複製用シール台紙の印刷時に、PHS55及び通信I/F53を介してサーバ装置57との間が通信回線で接続され、複製用シール台紙に印刷された写真の画像データと検索用パスワードとが送信されてくると、サーバ装置57は検索用パスワード毎に対応したアドレスにこれら保存写真のデータを格納する。
【0061】
このとき、サーバ装置57には管理機能が設けられ、この管理機能により、サーバ装置57に蓄積される複数の写真の画像データに関する期限管理が行われ、蓄積開始から予め定められた例えば1週間という期間を経過したデータは自動的に順次消去されるようになっている。このようなサーバ装置57側に設けられた管理機能による期限管理処理が、本発明における期限管理手段及び期限管理工程に相当する。
【0062】
一方、ユーザにより後述するような「保存写真」という選択がなされて、そのユーザにより事前に付与されている検索用パスワードが入力されると、PHS55及び通信I/F53を介してサーバ装置57との間が通信回線で接続され、入力された検索用パスワードがサーバ装置57に送信され、その検索用パスワードに対応するアドレスがアクセスされてそこに格納されている保存写真のデータが読み出され、サーバ装置57からPHS55及び通信I/F53を介しその保存写真のデータが送信されて編集に供される。
【0063】
ところで、CPU33の制御により、ディスプレイ7のメイン表示領域或いはその左右の操作領域には、所定の遊技段階、具体的にはスキャナ5による読取段階において、読み取った写真を保存するかどうかを選択するための選択表示がなされる。そして、ユーザにより「保存する」が選択されると、CPU33の制御により、検索用パスワードが発行、付与され、ディスプレイ7のメイン表示領域に表示されると共に、複製用シール台紙の余白部分に写真と一緒にその検索用パスワードが印刷されるようになっている。このような写真及びパスワードの印刷処理が、本発明における印刷工程に相当する。
【0064】
このとき、パスワードを入力するためのパスワード入力画面がディスプレイ7のメイン表示領域或いはその左右の操作領域に表示され、ユーザが数字や英文字の組み合わせ等による自分固有のパスワードを入力することにより、CPU33によりHD装置37に登録済みのパスワードの中に重複するものがないかどうか調べられ、重複するものがなければ、入力されたパスワードがそのユーザ固有の検索用パスワードとして許可されて発行、付与される。
【0065】
更に、そのユーザが保存した写真を気に入り、後日、その写真を再度複製して落書きをしたいときのために、CPU33の制御により、ディスプレイ7のメイン表示領域或いはその左右の操作領域には、所定の遊技段階、具体的にはコース選択段階で保存写真を選択するための選択表示がなされる。
【0066】
そして、ユーザにより「保存写真」が選択されると、上記したパスワード入力画面が再びディスプレイ7のメイン表示領域或いはその左右の操作領域に表示され、ユーザに対して検索用パスワードの入力操作を促し、ユーザにより検索用パスワードが入力されて、これにより特定の保存写真の選定が行われると、サーバ装置57との間の通信回線が接続されてサーバ装置57にアクセスされ、入力された検索用パスワードと登録済みの検索用パスワードとが対比されて一致するものがあるかどうか判断され、一致するものがあればそのパスワードに対応する保存写真のデータが読み出されてディスプレイ7のメイン表示領域にその保存写真が表示されるようになっている。
【0067】
このようなCPU33等による処理が、本発明における選定手段及び選定工程に相当し、更には検索用パスワードの付与処理が本発明におけるパスワード付与手段及びパスワード付与工程に相当し、パスワード入力画面の表示によりパスワード入力を促す処理が本発明における操作手段及び操作工程に相当し、入力される検索用パスワードとサーバ装置57に登録済みのパスワードとの対比・判断処理が、本発明における判断手段及び判断工程に相当し、サーバ装置57から該当する保存写真のデータを読み出す処理が、本発明における読出手段及び読出工程に相当する。
【0068】
ところで、コントローラ部31には、硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により1回の遊技につき予め設定された設定時間を計時するタイマ部59が設けられている。ここで、設定時間は、例えば5分間などで、装置管理者がタイマ部59の調整により可変設定できるようになっている。
【0069】
また、図2に示すように、コントローラ部31には、CPU33の制御により動作する駆動モータ等から成る供給駆動部61が設けられ、この供給駆動部61によりフィルム供給部63が回転駆動され、ロール状に巻回された透明保護シートであるラミネートフィルムが写真シールの大きさに合うようにフィルム供給部63の切断機能により切断され、或いは、写真シールの大きさが一定の場合には、供給駆動部61及びフィルム供給部63の動作により写真シールの大きさに合致した大きさのラミネートフィルムが1枚ずつ取り出されて、第2排出口15に排出されるようになっている。
【0070】
更に、図2に示すように、コントローラ部31には、写真シールの印刷面側にラミネートフィルム(透明保護シート)を貼付すべくCPU33の制御により動作する加熱制御部65及び加熱圧着部67が設けられ、この加熱制御部65により加熱圧着部67のヒータに通電され、ラミネートフィルム(透明保護シート)が加熱されつつ写真シールの印刷面側に圧着され、写真シールの印刷面が片面ラミネート加工されてツルツルの状態に保護されるようになっている。
【0071】
ここで、供給駆動部61、フィルム供給部63、加熱制御部65及び加熱圧着部67により、本発明における貼付手段が構成されている。
【0072】
尚、図2において、69はCPU33の制御により所定のバックミュージックデータや各種の案内用音声データを音声化してスピーカから出力させる音声出力部である。この音声出力部69は音声合成回路により構成されていてもよい。
【0073】
続いて、装置の動作について図3ないし図5のフローチャートを参照して説明する。
【0074】
まず、図3のフローチャートにより、全体的な動作の流れについて説明する。いま、装置の電源が投入されると、図3に示すように、まずオープニングデモ画面、つまり操作方法や本装置のイメージムービーが表示され(S1)、1回分の遊技料金に相当する硬貨が投入されると(S2)、「複製コース」、「ラミネートコース」、「保存写真コース」のいずれかのコースの選択がユーザに促される(S3)。
【0075】
ここで、「複製コース」が選択されたときには、原本となる写真シールをスキャナ5の読取面に置く旨のメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスに従い、ユーザが原本となる写真シールをスキャナの読取面に置くと、スキャナ5により写真シールに印刷されている写真の読み取りが行われ、読み取られた写真がディスプレイ7のメイン表示領域に表示される(S4)。
【0076】
その後、読み取った写真のデータを保存するか否かの判定がなされる(S5)。具体的には、保存するか否かのメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスにより、ユーザに対して「保存する」か「保存しない」かのどちらかの選択処理が促される。
【0077】
そして、ステップS5において「保存する」が選択されて判定結果がYESになれば、ディスプレイ7のメイン画面領域或いはその左右の操作画面に表示されるパスワード入力画面の操作により、そのユーザに数字や英文字の組み合わせ等による自分固有のパスワードの入力が促され、パスワードが入力されると、CPU33によりHD装置37に登録済みのパスワードの中に重複するものがないかどうか調べられ、重複するものがなければ、入力されたパスワードがそのユーザ固有の検索用パスワードとして許可されて発行、付与される(S6)。
【0078】
このとき、PHS55及び通信I/F53を介してサーバ装置57との間が通信回線で接続され、ステップS4で読み取られた写真とステップS6で発行される検索用パスワードがサーバ装置57に送信され、サーバ装置57によりその検索用パスワードに対応するアドレスに送信されてきた写真の画像データと検索用パスワードとが保存写真のデータとして保存され(S7)、次のステップS8に移行する。
【0079】
一方、ステップS5において「保存しない」が選択されて判定結果がNOであれば、ステップS7の処理を経た後と同様に次のステップS8に移行する。そして、ステップS8において、上記したステップS4でディスプレイ7のメイン表示領域に表示される写真に対して、タッチペン9及びタッチパネル23による落書きが行われ(S8)、複製すべき枚数を設定すべき旨のメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスに従ってユーザが枚数を設定すると(S9)、設定された枚数の複製写真シールがカラープリンタ45により印刷されて第1排出口11から排出される(S10)。
【0080】
続いて、ラミネート処理をするか否かの判定がなされ(S11)、具体的には、ラミネート処理をするか否かのメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスにより、ユーザに対して「ラミネート処理をする」か「ラミネート処理をしない」かのどちらかの選択処理が促される。
【0081】
そして、ステップS11において「ラミネート処理をする」が選択されて判定結果がYESになれば、後に詳述するラミネート処理(S12)に移行し、「ラミネート処理をしない」が選択されて判定結果がNOになれば、そのまま動作は終了する。
【0082】
ところで、上記したステップS3で「ラミネートコース」が選択された場合、ステップS11の判定結果がYESの場合と同様、後に詳述するラミネート処理(S12)に移行し、「保存写真コース」が選択された場合には、後に詳述する保存写真の複製処理(S13)に移行する。
【0083】
次に、上記したステップS13の保存写真の複製処理について図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。ステップS3で「保存写真コース」が選択されると、保存写真の複製処理が開始され、図4に示すように、ディスプレイ7のメイン表示領域或いはその左右の操作画面に表示されるパスワード入力画面の操作により、そのユーザに対し上記したステップS6の処理で発行された検索用パスワードの入力が促され、ユーザにより検索用パスワードの入力が行われると(S21)、通信I/F53及びPHS55を介してサーバ装置57との間の通信回線が接続され、入力された検索用パスワードとサーバ装置57に登録済みの検索用パスワードとが対比されて一致するものがあるかどうか判断され、一致するものがあればその検索用パスワードに対応するサーバ装置57のアドレスがアクセスされ、そこに格納されている保存写真のデータが検索されて読み出され、通信I/F53及びPHS55を介してサーバ装置57から読み出された保存写真のデータが表示処理部41に送られて、ディスプレイ7のメイン表示領域にその保存写真が表示される(S22)。
【0084】
その後、上記したステップS8〜S11と同様の動作が行われる。即ち、ディスプレイ7のメイン表示領域に表示される写真に対して、タッチペン9及びタッチパネル23による落書きが行われ(S23)、複製すべき枚数を設定すべき旨のメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスに従ってユーザが枚数を設定すると(S24)、設定された枚数の複製写真シールがカラープリンタ45により印刷されて第1排出口11から排出される(S25)。
【0085】
更に、ラミネート処理をするか否かの判定がなされ(S26)、具体的には、ラミネート処理をするか否かのメッセージが案内表示部13(または/及びディスプレイ7)に表示されると共にスピーカからガイダンスが出力され、このメッセージ及びガイダンスにより、ユーザに対して「ラミネート処理をする」か「ラミネート処理をしない」かのどちらかの選択処理が促される。
【0086】
そして、ステップS26において「ラミネート処理をする」が選択されて判定結果がYESになれば、ラミネート処理(S12)に移行し、「ラミネート処理をしない」が選択されて判定結果がNOになれば、そのまま動作は終了する。
【0087】
次に、上記したステップS12のラミネート処理について図5のフローチャートを参照して詳細に説明する。上記したステップS3で「ラミネートコース」が選択された場合、或いは、ステップ11,S26の判定結果がYESの場合にはラミネート処理が開始され、図5に示すように、供給駆動部61及びフィルム供給部63が制御されて、ラミネートフィルムが第2排出口15から排出される(S31)。
【0088】
そして、ユーザが、第2排出口15から排出されたラミネートフィルムを原本の写真シールまたは複製された写真シールの印刷面側に重ねて挿入孔17に挿入することにより、加熱制御部65及び加熱圧着部67が制御されて、写真シールの印刷面にラミネートフィルム(透明保護シート)が貼付され、写真シールが片面ラミネート加工されてその印刷面側がツルツルに保護され(S32)、ラミネート加工された写真シールが第3排出口19から排出され(S33)、その後動作は終了する。
【0089】
従って、上記した実施形態によれば、写真シール払出装置により作成した写真シールを非常に簡単に複製できる上、複製した写真シールにも所望の落書きを施すことができ、ユーザの興趣をより一層そそることができる。
【0090】
また、写真シールの印刷面側をラミネートフィルム(透明保護シート)によってツルツルの状態に保護できるため、従来のようにユーザが保護シートを準備したり貼付する手間を省くことができる。
【0091】
更に、サーバ装置57に保存した保存写真を読み出してこれを複製用シール台紙に印刷できる上、落書きすることもできるため、以前に複製したお気に入りの写真シールであっても、それをサーバ装置57に保存写真として蓄積しておくことで、その後お気に入りの保存写真を何度でも呼び出して複製した上で落書きすることができ、ユーザは気に入った自分の写真シールを繰り返し複製して落書きを楽しむことができる。
【0092】
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0093】
例えば、上記した実施形態では、複製する写真シールの原本を、プリントクラブにより作成されたものとして説明しているが、特にプリントクラブに限定されるものではなく、要するに、写真シールを作成可能な写真シール払出装置により作成された写真シールであれば、これを複製することができ、上記した実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0094】
また、上記した実施形態では、スキャナ5により読み取った写真をサーバ装置57等の蓄積手段に保存できるようにした場合について説明したが、必ずしも保存しなくてもよい。更に、上記した実施形態のように、写真シールに対するラミネート加工機能は備えていなくてもよい。
【0095】
更に、上記した実施形態では、「複製コース」の他に「ラミネートコース」を選択できるようになっているが、複製した写真シールに対して必ずラミネート加工を施す構成としても構わない。
【0096】
また、上記した実施形態では、写真シールの印刷面側のみをラミネート加工により透明保護シートを貼付する場合を例示したが、写真シールの両面にラミネート加工を施してもよいのは勿論である。但し、この場合、写真シールの印刷面と反対側の面には、接着可能な処理を施しておく必要がある。このとき、ラミネート加工は、上記したホットラミネート加工に限らず、コールドラミネート加工であっても構わない。
【0097】
更に、上記した実施形態では、蓄積手段を外部のサーバ装置57とし、通信回線を利用して写真のデータを送受信し、写真の保存、読出を行うようにした場合について説明したが、コントローラ部31のHD装置37、或いは、装置本体3に別途設けられた記憶装置に保存写真のデータを保存するようにしても構わない。このとき、例えば1週間などの登録データの期限を管理する管理手段をコントローラ部31に設ける必要がある。
【0098】
また、上記した実施形態では、タッチパネル23を抵抗膜式とした場合について説明したが、特に抵抗膜式に限定されるものではない。更に、写真シールの写真を読み取る読取手段も、上記したフラットベッドスキャナ5に限るものではない。
【0099】
以上のように、請求項1,に記載の発明によれば、複製コースまたは保存写真コースのいずれかがユーザにより選択されると、選択されたコースに応じ読み取られた写真、または、蓄積手段から読み出された保存写真が表示画面に表示され、表示される写真に入力手段によって所望の位置に所望の図形や文字等の編集画像を書き込むことにより、表示中の写真に書き込んだ編集画像が重畳描画されて編集された後、複製用シール台紙に印刷されるため、写真シール払出装置により作成した写真シールの写真、または、蓄積手段に保存済みの保存写真のいずれか好きな方を写真シールとして複製できる上、複製した写真シールには元の写真シールとは異なる新たな所望の落書きを施すことができ、ユーザの興趣をより一層そそることが可能になる。さらに、以前に複製したお気に入りの写真シールであっても、保存写真として蓄積手段に蓄積しておくことで、その後お気に入りの保存写真を何度でも呼び出して再度複製した上で落書きすることができ、ユーザは気に入った自分の写真シールを何度も複製して落書きを楽しむことが可能になる。
【0100】
また、請求項2,10に記載の発明によれば、複製された写真シールまたは読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側を透明保護シートによって保護できるため、従来のようにユーザが保護シートを準備したり貼付する手間を省くことができ、元の写真シールとほぼ同等の写真シールを簡単に複製することが可能になる。
【0102】
また、請求項3,11に記載の発明によれば、検索用パスワードに基づいて特定の保存写真のデータが蓄積手段から読み出されるため、他のユーザの保存写真を間違って選定することを防止でき、ユーザはお気に入りの自分の保存写真を確実に選ぶことが可能になる。
【0103】
また、請求項4,12に記載の発明によれば、所望の写真シールが複製されると、その写真シールには検索用パスワードも一緒に印刷されるため、後日、そのユーザが操作手段の操作によりその検索用パスワードを入力することにより、複製しようとしているお気に入りの保存写真を蓄積手段から読み出して再度複製して楽しむことが可能になる。
【0104】
また、請求項5,13に記載の発明によれば、ユーザがシール台紙に印刷された検索用パスワードを入力することにより、蓄積手段から読み出すべき保存写真が特定されるため、お気に入りの保存写真を蓄積手段から間違いなく読み出すことが可能になる。
【0105】
また、請求項6,14に記載の発明によれば、例えば1週間といった予め定めた期間を経過したデータを順次消去するため、蓄積手段の容量に制限がある場合に有効であり、効率よく保存写真の画像データを蓄積していくことが可能になる。
【0106】
また、請求項7,8,15,16に記載の発明によれば、装置本体を設置した場所、或いは、サーバ装置が設置されている場所のいずれか都合の良い方で蓄積する保存写真の管理を行うことができ、データ管理を効率よく行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における写真シール複製装置の外観斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態の制御系のブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャートである。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャートである。
【図5】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 写真シール複製装置
3 装置本体
5 フラットベッドスキャナ(読取手段)
7 ディスプレイ(表示手段)
9 タッチペン(入力手段)
23 タッチパネル(入力手段)
31 コントローラ部
33 CPU(選定手段、パスワード付与手段、操作手段、読出手段、判断手段)
39 画像入力部(編集手段)
43 入力処理部(編集手段)
45 カラープリンタ(印刷手段)
53 通信I/F(通信端末)
55 PHS(通信端末)
57 サーバ装置(蓄積手段)
61 供給駆動部(貼付手段)
63 フィルム供給部(貼付手段)
65 加熱制御部(貼付手段)
67 加熱圧着部(貼付手段)

Claims (16)

  1. 硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により起動し、写真シール払出装置により、被写体写真に所定の編集画像を書き込んで作成される写真シールを複製する写真シール複製装置において、
    前記写真シールに印刷された写真を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた写真シールの写真データを保存写真として蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された複数の前記保存写真のうち、特定の前記保存写真のデータを選定するための選定手段と、
    前記選定手段により選定された前記特定の保存写真のデータを前記蓄積手段から読み出す読出手段と、
    前記読取手段により読み取られた写真、または、前記読出手段により読み出された前記保存写真を表示画面に表示する表示手段と、
    タッチペンとタッチパネルから成り、前記表示手段に表示される写真に対して所望の位置に文字や図形等の編集画像を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力される図形や文字等の前記編集画像を前記表示手段に表示される写真に重畳描画して新たな編集を施す編集手段と、
    前記編集手段により元の写真に新たな編集が施された写真を複製用シール台紙に印刷して排出する印刷手段と
    を備え、
    ユーザによる複製コースまたは保存写真コースの選択を許容し、前記表示手段は、複製コースの選択時に前記読取手段により読み取られた写真を表示し、保存写真コース選択時には前記読出手段により読み出された前記保存写真を表示することを特徴とする写真シール複製装置。
  2. 複製された写真シールまたは前記読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側に所定の透明保護シートを貼付する貼付手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の写真シール複製装置。
  3. 前記選定手段が、
    前記読取手段により読み取られた写真シールの写真について検索用パスワードを付与し付与した前記検索用パスワードを読み取られた写真のデータと共に前記保存写真として前記蓄積手段に登録させるパスワード付与手段と、検索用パスワードを入力操作するための操作手段と、前記操作手段の操作により入力される検索用パスワードと前記蓄積手段に蓄積されている前記検索用パスワードとを対比して一致するものがあるかどうか判断する判断手段とを備え、
    前記読出手段が、
    前記判断手段により一致すると判断された前記検索用パスワードが付与された前記保存写真のデータを特定して前記蓄積手段から読み出すものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の写真シール複製装置。
  4. 前記パスワード付与手段が、
    前記読取手段により読み取られた写真シールの写真について1つの検索用パスワードを付与するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の写真シール複製装置。
  5. 前記印刷手段が、
    前記複製用シール台紙毎に前記パスワード付与手段により付与される検索用パスワードを編集済みの写真と一緒に印刷するものである
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の写真シール複製装置。
  6. 前記蓄積手段に蓄積される複数の前記保存写真のデータに関する期限管理を行い、蓄積開始から予め定められた期間を経過したデータを順次消去する期限管理手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の写真シール複製装置。
  7. 前記蓄積手段が、装置本体の内部或いは装置本体の近辺に設けられていることを特徴とする請求項ないし6のいずれかに記載の写真シール複製装置。
  8. サーバ装置と、装置本体に設けられユーザの操作により通信回線を通じて前記サーバ装置と通信可能に構成された通信端末とを備え、
    前記蓄積手段が、前記サーバ装置に設けられ、前記通信端末及び通信回線を介して前記読取手段により読み取られた写真のデータを送信して蓄積し、
    前記読出手段が、前記通信端末及び通信回線を介して前記蓄積手段にアクセスして特定の前記写真のデータを読み出す
    ことを特徴とする請求項ないし7のいずれかに記載の写真シール複製装置。
  9. 硬貨投入口への所定代金の硬貨投入により起動し、写真シール払出装置により、被写体写真に所定の編集画像を書き込んで作成される写真シールを複製する写真シール複製装置の制御方法において、
    前記写真シールに印刷された写真を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取られた写真シールの写真データを保存写真として蓄積手段に蓄積する蓄積工程と、
    前記蓄積工程で前記蓄積手段に蓄積された複数の前記保存写真のうち、特定の前記保存写真のデータを選定するための選定工程と、
    前記選定工程で選定された前記特定の保存写真のデータを前記蓄積手段から読み出す読出工程と、
    前記読取工程で読み取られた写真、または、前記読出工程で前記蓄積手段から読み出された前記保存写真を表示画面に表示する表示工程と、
    タッチペンとタッチパネルから成る入力手段により前記表示工程で表示される写真に対して所望の位置に文字や図形等の編集画像を入力するための入力工程と
    前記入力工程で入力される図形や文字等の前記編集画像を前記表示工程で表示画面に表示される写真に重畳描画して新たな編集を施す編集工程と、
    前記編集工程で元の写真に新たな編集が施された写真を複製用シール台紙に印刷して排出する印刷工程と
    を備え、
    ユーザによる複製コースまたは保存写真コースの選択を許容し、複製コースの選択時に前記読取工程で読み取られた写真を表示し、保存写真コース選択時には前記読出工程で読み出された前記保存写真を前記表示画面に表示させることを特徴とする写真シール複製装置の制御方法。
  10. 複製された写真シールまたは前記読取手段の読取対象となる写真シールの少なくとも印刷面側に所定の透明保護シートを貼付する貼付工程を備えていることを特徴とする請求項9に記載の写真シール複製装置の制御方法。
  11. 前記選定工程では、
    前記読取工程で読み取られた写真シールの写真について検索用パスワードを付与し付与した前記検索用パスワードを読み取られた写真のデータと共に前記保存写真として前記蓄積手段に登録させるパスワード付与工程と、検索用パスワードを入力操作するための操作工程と、前記操作工程の操作により入力される検索用パスワードと前記蓄積手段に蓄積され ている前記検索用パスワードとを対比して一致するものがあるかどうか判断する判断工程とを備え、
    前記読出工程では、
    前記判断工程で一致すると判断された前記検索用パスワードが付与された前記保存写真のデータを特定して前記蓄積手段から読み出すものである
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の写真シール複製装置の制御方法。
  12. 前記パスワード付与工程では、
    前記印刷工程で印刷に供される写真について1つの検索用パスワードを付与するものである
    ことを特徴とする請求項11に記載の写真シール複製装置の制御方法。
  13. 前記印刷工程では、
    前記複製用シール台紙毎に前記パスワード付与工程で付与される検索用パスワードを編集済みの写真と一緒に印刷するものである
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の写真シール複製装置の制御方法。
  14. 前記蓄積手段に蓄積される複数の前記保存写真のデータに関する期限管理を行い、蓄積開始から予め定められた期間を経過したデータを順次消去する期限管理工程を備えていることを特徴とする請求項9ないし13のいずれかに記載の写真シール複製装置の制御方法。
  15. 前記蓄積手段が、装置本体の内部或いは装置本体の近辺に設けられていることを特徴とする請求項ないし14いずれかに記載の写真シール複製装置の制御方法。
  16. 前記蓄積手段をサーバ装置に設け、ユーザの操作により通信回線を通じて前記サーバ装置と通信可能に構成された通信端末を装置本体に設け、
    前記蓄積手段により、前記通信端末及び通信回線を介して前記読取工程で読み取られた写真のデータを送信して蓄積しておき、
    前記読出工程では、前記通信端末及び通信回線を介して前記蓄積手段にアクセスして特定の前記写真のデータを読み出す
    ことを特徴とする請求項ないし15のいずれかに記載の写真シール複製装置の制御方法。
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