JP3983608B2 - コンバインの二番処理制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二番処理装置に回収する還元量を調整するためにチャフシーブのフィン角度を開閉し、二番処理の経路に装備した処理装置に適量の還元物を供給するようにした二番処理制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から脱穀処理量に応じてチャフシーブのフィン角度を変化させる種々の技術があるが、枝梗が付着する作物等の高速作業では、処理量の増加に比べて回収率が低下するので揺動選別装置の後方に処理物が移行し、機外に排出され損失穀粒となる。
このような還元穀粒の層流を抑制した調節機構が特開平06−030647号公報や、特開平08−37907号公報に記載されているが、未処理物が処理されずに選別部内を循環し続ける等の問題点がある。
又、これを解消する手段として二番処理の経路に処理装置を装備して単粒化を促進させたものが特開平07−163232号公報に開示してあるが、供給する還元物の増減にともなって脱粒率が変動したり、作物の品種や水分によって損傷粒が発生して品質の低下を招き処理効果の妨げになる。
本発明はこのような問題を改善するために、適量の還元物を処理装置に供給して未処理物の相互干渉を誘発させ、処理効果を向上させる二番制御手段を装備するとともに、処理の難易度によって前記二番制御手段の要否を判断し、その作動を停止できる切替え装置を設けた二番処理制御装置にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
二番処理の経路に装備した処理装置で脱粒が難しい未処理物を効果的に単粒化し、損傷粒の発生を抑制する適量の還元物を供給するようにした二番処理制御装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そして、本発明は、選別部に設けた揺動選別体を形成するチャフシーブのフィン角度を、処理量に応じて開閉させる自動調節装置を装備したコンバインにおいて、排稈量を検出するセンサー(S2)の検出結果に基づいてチャフシーブ(1)のフィン角度を変化させる選別制御手段に対して、二番回収域(31)に延設した前記チャフシーブ(1)上に還元量を検出する還元用センサー(S1)を設け、該センサー(S1)の検出結果に基づいて前記チャフシ−ブ ( ) のフィン角度を変化させる二番制御手段を併設し、チャフシーブ (1)のフィンの角度制御を選別制御手段(S2)と二番制御手段(S1)の2系統で行うようになすとともに、前記二番制御手段(S1)の作動を解除できる切替え装置を設けて、該切替え装置により二番制御手段(S1)の作動を解除し選別制御手段のみにより前記チャフシーブ(1)のフィン角度を変化させて収穫作業を行うモードに切替え得るようにしたことを特徴とする
【0005】
【発明実施の形態】
【実施例】
本発明による装置に関して実施例図に従い説明すると、図4は脱穀部を断面したコンバインの側面図であって、左右一対のクローラ走行装置13に支持された機台15上に脱穀部Bを搭載し、前方に昇降自在の刈取部Aを装着して刈高さ調節を行ないながら刈刃17で植立穀稈を切断し、継設した揚上搬送装置で前記脱穀部Bに張設したフィードチェン16の始端部に受継ぎ、供給口18から扱歯20を植設した扱胴21に搬送穀稈を供給して脱粒処理を行い、脱粒後の排稈を機体の終端まで斜設した排藁チェン22でカッター23に供給し、細断するコンバインの穀稈搬送経路にしてある。
【0006】
脱穀した扱卸物の選別経路は、扱室25で脱粒した穀粒と未処理物が受け網26から漏下して扱卸物となり、前後に揺動運動をする揺動選別体27上に落下して篩選別を受けながら連設したチャフシーブ1の始端側に送穀され、単粒化した穀粒を分離して一番回収域30に集穀する経路と、一方枝梗付着粒と少量の単粒が混在する還元物を後方に配置した二番回収域31に落下させて回収する経路に分別してあり、藁屑等の塵埃は選別部Cの前方に設けたファン32の選別風によって矢印イ方向に吹き飛ばし、機体の後方に設けた吸引ファン33で機外に排出する選別経路にしたものである。尚35は、穀稈を挟持搬送するフィードチェン16に押圧した挟扼台である。
【0007】
図2は、脱穀部を断面した正面図であって、図4の側面図を併用して二番処理の経路を説明すると、選別部Cで分離した良穀粒は、一番コンベア36で機外に取り出し機台15の右側に並設したグレンタンク37に一時貯留するが、枝梗付着粒の多くは未処理物となって二番コンベア38で集穀され、機体外側板40に斜設した二番揚穀筒41の下方と連結し、その上方には扱胴21に対して直交する処理装置Dを装備し、還元物に混入する枝梗付着粒等を処理して揺動選別体27上の矢印ロ方向に放出する二番処理装置にしたものである。
【0008】
図9は処理装置の斜視図であって、図10の断面図を併用して二番処理の経路に装備した処理装置の構造概要を説明すると、二番コンベア38から受継いだ還元物を搬送する二番揚穀筒41の上方に扱胴21と直交する処理胴42を設け、適量の還元物を受給して未処理物を単粒化する処理装置Dである。駆動構造は、揚穀コンベア28の上方から入力して伝達する方向をべベルケース29で直角方向に変換し、処理歯44を植設した処理胴42を回転させる脱粒処理を行い、後方に設けた跳出し羽根39で開放した処理胴ケース34の終端から矢印ロの方向に放出し、揺動選別体27上に分散還元させた二番処理装置にしたものである。
【0009】
二番処理の経路に設けた処理装置Dで還元物を効率良く処理するためには、供給する還元量を穀粒の略30%として適度の塵埃を混在させることが、処理胴42内で生じる未処理物の相互干渉を誘発して単粒化が促進される。このような処理効果を行うために、還元物を適量供給するセンサーS1を二番回収域31の上方に延設したチャフシーブ1上に吊設し、還元物の層厚さを検出してフィン角度を調節する二番制御手段にしたものである。又、前記揺動選別体27に落粒しなかった未処理物は扱室25の後方に開口した送塵口76から並設する平行処理胴75に受継ぎ、単粒化した穀粒をチャフシーブ1の後方で回収して還元物に合流させるとともに、発生した塵埃を排塵口72から機外に放出する排塵経路にしたものである。
【0010】
次に、図1に示す選別部の断面図で角度変化をするチャフシーブの構造を説明すると、排藁チエン22の下側に挟扼レール43を対設して排稈通路を形成し、始端側と終端側寄りに圧縮スプリング45を設けて、前記挟扼レール43を上方に向け弾圧して通過する排稈量の変動により支軸47が矢印ヘの方向に下動し、センサ−S2が排藁の層厚さを検出する選別制御手段にしてある。
受動する構成は、前記支軸47の下端に設けたロール48が回動軸46を中心に回動するアーム50に常時接当し、トルクバネ(図示省略)により上方に附勢され前記挟扼レ−ル43の上下動に追従し回動する構成にしたものである。
【0011】
図7は、調節機構を拡大した側面図であって、図8の断面図を併用してフィン角度の調節構造を説明すると、チャフシ−ブ1はフィン2を並設して構成され、上端軸51を支点にして下端軸52が連動部材53で連結されて前後移動をするので、一斉に各フィン2の傾斜角度(以下フィン角度とする)が矢印リの方向に変化して間隔を広狭にする調節装置にしてある。これを構成する調節機構55は、基盤56を前記フィン2の前方に配置し、揺動選別体27の側面に突出する上端軸51に嵌着させ、上端を揺動側板に締結ボルト66で固着して前記揺動選別体27と一体化させ、上端軸51を回動支点にし下端軸52に嵌着させた調節板61を設け、後ワイヤー60の伸縮で前記下端軸52が煽動して、フィン角度を矢印リの方向に変化させる選別制御手段にしてある。一方の自動調節板61を前記上端軸51に固着して前ワイヤー58の伸縮で直接フィン角度を矢印ルの方向に変化させる二番制御手段を設け、フィン角度の変化を2系統で行う調節機構55にしたものである。
【0012】
このような選別制御手段でフィン角度を変化させた実施状態から、上端軸51を直接回動させてフィン2の角度変更を行う二番制御手段が後から作用し、先行して検出した調節板61のフィン角度に対して、自動調節板57が還元物の層厚さによって傾斜角度を変化させ、連動する前記調節板61が検出したフィン角度に上乗せしたフィン角度を形成し、回収する還元量が調整されて適量を保持する二番処理制御装置にしたものである。
【0013】
フィン2の傾斜角度を変化させる2系統の作動構造は、センサーS1を用いた二番制御手段の検出結果をコントローラ62を介して駆動モータMに出力し、前ワイヤ−58を伸縮させて基盤56に対し自動調節板57と、これに連設した調節板61の双方を矢印ルの方向に煽動させフィン2の角度変更を行う。一方のセンサ−S2を用いた選別制御手段は、挟扼レール43の降下でアーム50が煽動する先端に後ワイヤ−60を連結させ、伸縮作用によってフィン角度が矢印リの方向に変化するリンク構造にしたものである。
【0014】
このような選別制御手段において、排稈量「多」を検出すると、基盤56から突出する上端軸51と下端軸52に嵌着した調節板61が前記上端軸51を支点にし、後ワイヤー60で引下げられ、前記下端軸52が連動降下してフィン角度が急になり間隔が広くなる。
一方、排稈量「少」を検出するときは逆にフィン2の間隔が狭くなる構成にしてある。又、上端軸51の軸端の固着した自動調節板57はバネ68で基盤56に弾持してあり、同軸に回動自在に嵌挿させた調節板61は引張りバネ70で前述する自動調節板57の下方から同様に弾持して、前記自動調節板67と調節板61が格別に煽動し、双方が連携した配置を保持する構成にしてある。このような連携した配置は、後続して作用する前ワイヤー58の伸縮で自動調節板57が矢印ル方向に煽動し、調節板61の変動値に後続する傾斜角を上乗してフィン2の傾斜角度を形成したものである。
【0015】
図5は、検出センサーの要部拡大図であって、図1を併用して還元量を検出する二番制御手段の構造と作用を説明すると、二番回収域31の上方に延設したチャフシーブ1上にセンサー軸73を設け、検出板63を吊設した下端をフィン2上に接近させ、還元物の層厚さを矢印トの方向に傾斜する角度変化で検出し、この変位量をコントローラ62が読取り駆動モータMに所定の正逆回転を出力し、前ワイヤ−58が伸縮することでフィン角度が変化する二番制御手段である。
尚、コントローラ62には傾斜角度の上限値Xと下限値Yを記憶させてあり、前記駆動モータMの回転範囲を規制した制御装置にしたものである。
【0016】
センサーS1の構造は、逆V字型の検出板63の長辺部65を垂直にし、矢印チの楕円運動をするチャフシーブ1に接近した位置を下限値Yにして作動の起点にするとともに、短辺部82の下端を前記長辺部65よりも短く形成することによって、先行移動する長辺部65の傾斜がフィン2の上面から離反するにしたがい、後続する前記短辺部82が逆に接近するようになり、層厚さを検出する範囲の拡大と検出精度を高めた構成にしてあり、続いて還元物がチャフシーブ1の後方に搬送され検出板63に到達すると、前記長辺部65が下限値Yから上限値Xまでの矢印ト方向の移動を検出範囲にしたものである。尚、前記長辺部65の傾倒角度によって出力を転換する切替え接点a、b位置を設け、これに対して後続移動をする短辺部82の位置をa‘、b’で図示してある。
【0017】
このような移動区間で変化する傾倒角度を3段階に検出して駆動モータMに正転と逆転を出力するコントローラ62を介在させ、検出する区分を検出板63の下限値Y〜a位置の間を閉ゾーン7にし、フィン角度を先行して検出した調節板61に対して、矢印ルの方向に所定時間の変位量hだけ閉じるようにしてあるが、a位置に移動しない場合は再度の変位量hの変化を断続して実施し、駆動モータMが停止する中立ゾーン6即ち、a〜b位置の間に移動するまで繰返し、前記中立ゾーン6に到達すればフィン角度を一定に保持するようになる。続いて還元量が増加した場合は、b位置〜上限値X間の開ゾーン8に前記検出板63が移動して駆動モータMが逆回転することによって、調節板61に対して自動調節板61を前ワイヤー58で降下させ、フィン角度を矢印ルの方向に変位量hだけ断続的に変化させフィン角度が開き、回収する穀粒を増加させる自動制御装置にしてある。尚、各ゾーンに通電するロータスイッチ80は、a、b位置の接点を通過して切替わり、同一ゾーンを移動する場合は接続し続けるスイッチの構成にしたものである。
【0018】
このような2系統にした選別制御手段と二番制御手段のセンサーS2、S1でチャフシーブ1のフィン角度を調節する構成において、前記二番制御手段を停止させる選択スイッチ10を設け、センサーS2が単独で排稈量を検出する選別制御手段のみで収穫作業を行うモード切替えをする構成を図1に示してある。これは作物の品種によって、脱粒と処理が行い易い条件では二番還元量を適量に維持する必要がなくなり、1番回収域30に穀粒を多く回収させて、作業速度を速めることを可能にするものである。
【0019】
図3は脱穀部の要部を断面した平面図であって、二番処理の経路に処理装置Dを装備するとともに、揺動選別体27のチャフシーブ1の後方に設けたセンサーS1によって、前記処理装置Dに適量の還元物を供給させる二番制御手段を装備したものである。このような還元物の検出を可能にした脱穀部Bの形態は、排塵口72が前記センサーS1の装着位置よりも後方に開口する平行処理胴75付にし、放出する排塵が検出板63やセンサー軸73等に引掛からずに誤作動等が防止され、より正確に還元量を検出できる脱穀形態を示したものである。
【0020】
図6は、自動制御のフローチャートであって作動の手順を説明すると、フィン角度の変化を排稈量で検出する選別制御手段と還元量を検出して処理装置Dに適量を供給する二番制御手段の2系統にしてあり、選別制御手段で行ったフィン角度値をベースにした二番制御手段を説明すると、先ずS100において二番制御手段のモードに選択スイッチ10で切替え、S101では選別制御手段で実施したフィン角度をベース値にして作動を開始させるものであって、所定時間の変位量hの設定をS102でコントローラ62に記憶させてS103に移行し、作業開始前の検出値が検出板63の下限値Yであって、接点a位置間の閉ゾーン7であることをS104でコントローラ62が読み取り、駆動モータMに出力してS105においてフィン角度を閉方向に変位量hを断続して実施し、先行して検出したフィン角度のまま傾斜角度が変化して、フィン2の間隔が狭くなって穀粒の漏下が抑制され還元物がセンサーS1に到達するようになる。続いて検出板63がS106で傾倒してa〜b間の中立ゾーン6に移動し、前記駆動モータMを停止させて還元物の適量供給を維持するものである。
【0021】
しかし、駆動モータMが逆回転する場合はS107であって、還元量が急増して検出板63の変位量がb〜X間の開ゾーン8に移動したことで、S108において駆動モータMが逆回転し、前述した変位量hの開方向にフィン角度が変化するS109に移行し、フィン角度が開き回収が促進されて層厚さの増大が解消する中立ゾーン7に誘導するものである。このようなフィン角度の変化は、選別制御手段のS135に示すフィン角度のベース値に対し、上乗せをした角度が増減して還元量を一定に維持する二番制御手段にしてある。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、選別部に設けた揺動選別体を形成するチャフシーブのフィン角度を、処理量に応じて開閉させる自動調節装置を装備したコンバインにおいて、排稈量を検出するセンサー(S2)の検出結果に基づいてチャフシーブ(1)のフィン角度を変化させる選別制御手段に対して、二番回収域(31)に延設した前記チャフシーブ(1)上に還元量を検出する還元用センサー(S1)を設け、該センサー(S1)の検出結果に基づいて前記チャフシ−ブ ( ) のフィン角度を変化させる二番制御手段を併設し、チャフシーブ(1)のフィンの角度制御を選別制御手段(S2)と二番制御手段(S1)の2系統で行うようになすとともに、前記二番制御手段(S1)の作動を解除できる切替え装置を設けて、該切替え装置により二番制御手段(S1)の作動を解除し選別制御手段のみにより前記チャフシーブ(1)のフィン角度を変化させて収穫作業を行うモードに切替え得るようにしたので、2系統の調節構造でフィンの傾斜角度が変化し、作業能率が増減しても還元量が適量に確保され、処理効果の向上と損失穀粒を防止することができながら、脱粒の容易な収穫作業では二番制御手段を停止させてフィン角度が開き、一番回収域に穀粒を多く回収して高能率の作業を行えるものとなった
【図面の簡単な説明】
【図1】 選別部を断面した側面図である。
【図2】 脱穀部を断面した正面図である。
【図3】 要部を開放した脱穀部の平面図である。
【図4】 要部を断面したコンバインの側面図である。
【図5】 検出センサーの要部拡大図である。
【図6】 フィン角度を自動制御するフローチャートである。
【図7】 調節機構を拡大した側面図である。
【図8】 調節機構の要部断面図である。
【図9】 処理装置の斜視図である。
【図10】 処理装置の断面図である。
【符号の説明】
B・・脱穀部 C・・選別部 D・・処理装置
M・・駆動モータ S1・・還元用センサー S2・・排稈用センサー
Y・・センサー下限値 X・・センサー上限値 h・・変位量
a、b・・ロータスイッチの接点 1・・チャフシーブ
2・・フィン 6・・中立ゾーン 7・・閉ゾーン
8・・開ゾーン 10・・選択スイッチ 22・・排藁チェン
27・・揺動選別体 30・・一番回収域 31・・二番回収域
38・・二番コンベア 40・・機体外側板 41・・二番揚穀筒
42・・処理胴 43・・挟扼レール 45・・圧縮スプリング
46・・回動軸 47・・支軸 48・・ロール
50・・アーム 51・・上端軸 52・・下端軸
53・・連動部材 55・・調節機構 56・・基盤
57・・自動調節板 58・・前ワイヤー 60・・後ワイヤー
61・・調節板 62・・コントローラ 63・・検出板
65・・長辺部 68・・バネ 70・・引張バネ
72・・排塵口 73・・センサー軸 80・・ロータスイッチ
81・・ハーネス 82・・短辺部
矢印イ・・選別風の方向 矢印ロ・・還元物の放出方向
矢印ニ・・排塵の放出方向 矢印ヘ・・支軸のローラが降下する方向
矢印ト・・検出板が傾倒する方向 矢印リ・・フィン角度が変位する方向
矢印ル・・自動調節板が変化する方向

Claims (1)

  1. 選別部に設けた揺動選別体を形成するチャフシーブのフィン角度を、処理量に応じて開閉させる自動調節装置を装備したコンバインにおいて、排稈量を検出するセンサー(S2)の検出結果に基づいてチャフシーブ(1)のフィン角度を変化させる選別制御手段に対して、二番回収域(31)に延設した前記チャフシーブ(1)上に還元量を検出する還元用センサー(S1)を設け、該センサー(S1)の検出結果に基づいて前記チャフシ−ブ ( ) フィン角度を変化させる二番制御手段を併設し、チャフシーブ(1)のフィンの角度制御を選別制御手段(S2)と二番制御手段(S1)の2系統で行うようになすとともに、前記二番制御手段(S1)の作動を解除できる切替え装置を設けて、該切替え装置により二番制御手段(S1)の作動を解除し選別制御手段のみにより前記チャフシーブ(1)のフィン角度を変化させて収穫作業を行うモードに切替え得るようにしたことを特徴とするコンバインの二番処理制御装置。
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