JP3983443B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外部から取り込んだメロディデータに基づくメロディを着信音に設定できる機能を備える携帯電話機に関し、特に、前記メロディデータの利用回数を制限できるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
曲のテンポや音階、音の高さ(オクターブ)、音や休符の長さなどを指定する一連のコードで表記されたメロディデータを登録し、このメロディデータに基づくメロディ楽音を着信音に設定することができる、いわゆる「着メロ」機能を備えた携帯電話機が人気を呼んでいる。
最近ではインターネット上で前記メロディデータを有償で提供するWWWサーバも登場し、また、携帯電話ショップやゲームセンター、家電量販店などにメロディデータの書込装置を設置してメロディデータを有償で提供するサービスなども始まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなインターネットや書込装置などで前記メロディデータを供給する場合の利用料金は、例えば「1曲につき○○円」という具合に、通常、平均的な利用回数を見越した一定額に設定されている場合が多い。
【0004】
しかしながら、取り込まれたメロディデータは、1回しか利用されない場合もあれば、長期にわたって何度も利用される場合もあり、前述のような定額制ではメロディデータの提供者側と利用者側にとって必ずしも納得のいく結果にならないことが多い。すなわち、前述の見越した利用回数を超えてメロディデータが利用されればメロディデータの提供者側にとって不都合であるが、さりとて、見越した利用回数に満たないままメモリから消去されてしまう場合もあるので利用料金を高めに設定すればたちまち利用者の反感を買うこととなる。
【0005】
また、メロディデータは歌謡曲などの原曲に基づいて作成されたものが多く、メロディデータの供給に際しては、通常、従量制の課金方式が採用されている原曲の著作権使用料分も回収しなければならないが、この分の料金についてもやはり利用回数を見越した額を設定せざるを得ない状況にある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、メロディデータを有償で提供するに際し、提供者と利用者の双方にとって納得のいく課金方式を可能にする携帯電話機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯電話機は、便宜的に分説すると、つぎの事項(1)〜(10)により特定されるものである。
(1)記憶手段と、音響出力手段と、ユーザインタフェースと、制御手段を備えた携帯電話機であること
(2)記憶手段は、楽曲単位の複数のメロディデータと、デフォルト着信音データと、楽曲指定データを格納すること
(3)メロディデータには、制限データが付帯している制限付き楽曲と、付帯していない制限無し楽曲とがあること
(4)楽曲指定データは、複数楽曲のメロディデータの中の1つを特定すること
(5)音響出力手段は、制御手段の制御に従い、メロディデータに基づく楽曲の音響、および、デフォルト着信音データに基づく音響を出力すること
(6)ユーザインタフェースは、利用者に向けて情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付けること
(7)制御手段は、楽曲指定処理を行うとともに、着信があった際、楽曲指定データにより特定される楽曲のメロディデータを抽出し、当該メロディデータが制限無し楽曲の場合は第1処理を、制限付き楽曲の場合は第2処理を行うこと
(8)楽曲指定処理は、ユーザインタフェースを介して利用者が選択した1つの楽曲に対応する楽曲指定データを記憶手段に書き込むこと
(9)第1処理は、当該メロディデータに基づく音響を出力させること
(10)第2処理は、当該メロディデータに付帯する制限データの価値が限度に達している場合はデフォルト着信音データに基づく音響を出力させ、限度に達していない場合は当該メロディデータに基づく音響を出力させるとともに当該制限データの価値を減じて記憶更新すること
【0015】
【発明の実施の形態】
===携帯電話機===
本発明の一実施例による携帯電話機(PHS(Personal Handy phone System)を含む)の外観を図1に示す。この図に示すように携帯電話機の前面には操作キー3、液晶パネル5、送話器7、受話器9が、頂部にはアンテナ11が、また、背面にはスピーカ12(図示しない)などが適宜な位置に配設されている。図2は携帯電話機の内部構成であり、大別して無線部13、音響処理部15、マイコン部17の3つのブロックで構成される。
【0016】
無線部13は、この携帯電話機を携帯電話網に接続する電話通信モジュール19と、この携帯電話機をパケット携帯通信網に接続してインターネットに接続するパケット通信モジュール21とを含んでいる。
【0017】
音響処理部15には、通話信号処理部23とシンセサイザ25がある。通話信号処理部23は電話通信モジュール19から出力される音声データ信号を受話器9に送出し、送話器7に入力される音声を電話通信モジュール19に伝える役割を果たす。一方、シンセサイザ25は、マイコン部17から送られてくる制御信号に従って動作して着信音や操作エラー時のアラーム音などをスピーカ12に音響出力する。
【0018】
マイコン部17は、CPU31、RAM・ROMからなるメモリ33、操作制御部35、表示制御部37、通信制御部39などを備えるコンピュータであり、携帯電話機の全体はマイコン部17によって統括制御されている。CPU31はメモリ33に格納されているプログラムを実行し、表示制御部37を駆動して電話番号や動作状態などの各種情報を液晶パネル5に表示出力する。またCPU31は利用者による操作キー3からの操作入力を受け付けて、発呼先電話番号の登録・編集・検索などの機能を提供する電話帳機能や後述する着信音に関する機能などの各種のサービス機能を提供する。通信制御部39は通信ポート41に接続される通信ケーブルを介して接続している他の携帯電話機や前述した書込装置などの外部機器とCPU31との間のデータ通信を仲介する。
【0019】
===着信音および着信時の動作===
この携帯電話機のメモリ33には、あらかじめ用意された数曲分のデフォルトのメロディデータと、各種のビープ音に対応する音源データが記憶されている。また、利用者が自分で好みのメロディデータをメモリ33に記憶させる機能も装備している。利用者は操作キー3を操作して、これらのメロディデータやビープ音の中から好みのものを選択し、携帯電話機を好みの着信音を設定することができる。また、この携帯電話機にはメロディデータをメモリ33に登録する機能として、曲のテンポや音階、音の高さ(オクターブ)、音や休符の長さなどを指定する一連のコードで表記されたメロディデータを利用者が操作キー3による手入力で登録する機能や、インターネット上でメロディデータの提供を行っているWWWサーバSからメロディデータをダウンロードして登録する機能などが用意されている。
【0020】
===利用制限データ===
メモリ33に格納されている前記のメロディデータには、利用制限データが付帯しているものと付帯しないものが存在する。ここで利用制限データとは、このデータが付帯するメロディデータの利用限度回数が記述されたデータであり、後述するように利用者が利用料金を支払ってWWWサーバSからダウンロードしたメロディデータなどに付帯して送られてくるデータである。この携帯電話機では利用制限データ付のメロディデータが着信音に設定されている場合とそうでない場合とで着呼時の処理が異なる。
【0021】
図3のフローチャートに着呼時の処理を示している。マイコン部17は、携帯電話網から電話通信モジュール19に着呼があったことを認知すると(110)、その時点で着信音に設定されているメロディデータが利用制限データ付きであるかどうかを調査する(120)。この時、着信音に設定されているメロディデータに利用制限データが付帯しない場合には、そのメロディデータに基づく着信音を音響出力する(130)。一方、着信音に設定されているメロディデータに利用制限データが付帯する場合には、さらにその利用制限データの利用限度回数に残数があるかどうかを調査して(140)残数が存在しない場合にはそのメロディデータを使用せずにデフォルトで用意されているメロディデータやビープ音に基づく着信音を音響出力し(150)、一方、残数が存在する場合には当該メロディデータに基づく着信音をスピーカから音響出力する(160)とともに当該メロディデータに付帯してメモリ33に記憶されている利用限度回数の値を1だけ減数した値に書き換える(170)。
【0022】
===メロディデータのダウンロード機能===
つぎに、前述したWWWサーバSからメロディデータをダウンロードする際の処理について詳述する。図4はこのダウンロードの際の各装置の関係を示す概念図であり、図5はこのダウンロード時における処理の流れを示すフローチャートである。
【0023】
図5に従って説明する。この機能を利用するに際し、利用者はまず携帯電話機をそのための所定のモードにセットする(210)。携帯電話機は前記のモードにセットされるとパケット携帯通信網を通じてWWWサーバSにアクセスし、WWWサーバSから利用者IDや代金支払方法の記入欄が記載された代表画面を取り寄せて液晶パネル5に表示する(220)。つぎに利用者は、前記代表画面を見ながら操作キー3を操作して前記記入欄に利用者IDや代金支払い方法などのダウンロードサービスの利用に必要な各種準備事項を記入する。利用者が全ての事項を記入し終えると、携帯電話機はその記入内容を載せたデータパケットをWWWサーバSに送出する(230)。WWWサーバSは前記データパケットを受信するとダウンロード可能なメロディデータの楽曲名や歌手名などが一覧的に記載されたメロディデータの選択画面を載せたデータパケットを携帯電話機に向けて送信する。携帯電話機は、このデータパケットを受信して前記選択画面を液晶パネル5に表示する(240)。
【0024】
利用者は、前記選択画面を見ながら操作キー3を操作して一覧の中からダウンロードしたいメロディデータを選択する。また、前記選択画面には利用者にメロディデータの利用限度回数を指定させる記入欄が設けられており、利用者はこの記入欄に利用予定数分の利用限度回数を指定する(250)。携帯電話機は以上のようにして選択画面からメロディデータが選択されると、そのメロディデータを特定する情報と指定された前記利用限度回数を載せたデータパケットをWWWサーバSに送信する(260)。WWWサーバSはこのデータパケットを受信するとこれに含まれる前記特定情報をキーとしてWWWサーバSのデータベースに格納している該当のメロディデータをWWWサーバS内のデータベースDBから検索し、そのメロディデータのダウンロードを開始する(270)。またこの時、WWWサーバSはダウンロードするメロディデータに前記利用限度回数を記載した利用制限データを付帯させる。以上のようにしてダウンロードが終了すると、携帯電話機のメモリ33には、WWWサーバSからダウンロードした利用制限データ付きのメロディデータが格納されることとなる(280)。
【0025】
なお、WWWサーバSからダウンロードするメロディデータに利用制限データを付帯させずに前記選択画面に利用限度回数が記入された時にそれを記憶しておき、ダウンロード終了時にその利用限度回数を記載した利用制限データをダウンロードしたメロディデータに付帯させてメモリ33に記憶するような実施形態としてもよい。
【0026】
ところで、ダウンロードしたメロディデータの利用料金は指定された利用限度回数に応じた額が設定される。WWWサーバSは、メロディデータのダウンロード終了後などの適宜な機会に利用者が指定した利用限度回数相当分の利用料金をWWWサーバSが管理している課金テーブルに記録する。そして、課金テーブルに記録された課金情報は、WWWサーバSの運営事業者により適宜なタイミングで電話会社やクレジットカード会社、電子マネーサービス事業者、日本音楽著作権協会(JASRAC(登録商標))など、課金情報を必要とする各組織に向けてデータ伝送などにより通知され、各組織における課金処理業務などの利用に供される。
【0027】
===メロディデータ転送機能===
ところで、自分の携帯電話機に記憶されているメロディデータを他人の携帯電話機に転送したいと思うことがよくある。このような場合には、2台の携帯電話機を通信ケーブルなどで接続し、メロディデータをデータ伝送で直接、他人の携帯電話機に転送することができれば便利であるが、従来はこのような機能を搭載するとメロディデータの購入者以外の者にメロディデータを利用させることになり、著作権が問題となってこのような機能を提供することが出来なかった。
【0028】
しかしながら、以上のように携帯電話機のメモリ33に記憶されるメロディデータに利用制限データを付帯させるようにしたことで、著作権の問題を生じることなくメロディデータを他の携帯電話機に転送することが可能になる。一例を示すと、例えば、携帯電話機Pに記憶されている利用限度回数の残数がMであるメロディデータを携帯電話機Qに転送する場合には、携帯電話機Pから送信するメロディデータに付帯する利用制限データの利用限度回数にM以下の値Nのみを設定できるようにし、転送実行後は携帯電話機Pの利用限度回数の残数MからNを減数するようにする。すなわち、携帯電話機PからQへメロディデータの転送は許可するが、携帯電話機Qに与えた利用限度回数の分だけ携帯電話機Pの利用限度回数は減数されることになり、従って、携帯電話機Pの持ち主が前記メロディデータを購入した際の利用限度回数を超えて使用されることは無く著作権の問題は生じない。
【0029】
===その他の応用===
ダウンロードする際に、メモリ33に既に過去にダウンロードしたメロディデータBが格納されている場合もある。この場合、新たにダウンロードしたメロディデータAに付帯する利用制限データaによりメロディデータBの利用制限データbの内容が上書きされてしまうため、利用制限データbの利用限度回数に残数がある場合にはその残数分だけ利用者は損してしまうことになる。そこで、この問題を防ぐため、ダウンロードする際に利用制限データbの利用限度回数の残数を新たにメモリ33に格納される利用制限データaに加算するといった実施形態が考えられる。
【0030】
携帯電話機に利用制限データ付きのメロディデータが複数登録されている構成をとる場合には、各メロディデータに優先順位を設定できるようにし、各メロディデータに付帯する利用制限データの利用限度回数に残数があるメロディデータのうちで最も優先順位の高いメロディデータから優先的に着信音に採用するようにするといった実施形態も考えられる。
【0031】
着信された電話番号に応じて着信音が切り替わる機能を備えた携帯電話機もあるが、このような場合には、メモリ33に記憶した利用制限データ付きのメロディデータにデフォルトの着信音を対応づけする機能を設けておき、着信音に設定されている利用制限データ付きのメロディデータの利用限度回数に残数が無くなった場合には、そのメロディデータに対応づけされているデフォルトの着信音に切り替わるようにすればよい。
【0032】
デフォルトのメロディデータを利用制限データ付きとする実施形態も考えられる。その利用態様としては、例えば、携帯電話機の販売時に流行りの曲のメロディデータを利用制限データ付きで携帯電話機に記憶しておき購買意欲の促進を図ることなどが考えられる。
【0033】
また、新規にメロディデータを取り込んだ時に無料で所定数の利用限度回数の利用制限データを付帯させるようにし、次回ダウンロード時からは有料とすることで利用者がメロディデータを所定数だけ試用できるようにしてもよい。なお、この場合には何回目のダウンロードであるかを記録したデータを携帯電話機側もしくはWWWサーバS側などに記憶管理しておく必要がある。これにより購入時に利用限度回数分の利用料金を先払いさせることによる利用者の不満を解消することができる。
【0034】
利用制限データ付きのメロディデータが利用者によって変更された場合には、もはや利用料金を徴収するわけにはいかない。そこでメロディデータに対して変更が行われた場合にはそのメロディデータの利用制限データの内容が自動的に無限大になるようにするとよい。また、利用制限データ付きのメロディデータは変更できないようにするロック機能を設けてもよい。
【0035】
以上の実施例では、利用制限データの記述方法として利用限度回数を用いているが、利用制限データの記述方法はこれに限定されない。例えば、利用限度回数が無限大であることを示す情報を利用制限データに記述することも考えられる。なお、当然の事ながら利用限度回数が無限大のメロディデータを販売した場合には、厳密な課金管理がなされないことになるが、この場合、提供者は「これくらいの利用料金を支払ったのなら永久使用権を与えても構わない」と思える程度の充分な利用料金を利用者から徴収すれば問題はない。
【0036】
前述した実施例では、メモリ33に既に存在するメロディデータを新たにダウンロードしたメロディデータで上書きすることになる場合、既に存在するメロディデータに付帯する利用限度回数を上書きする利用限度回数に加算するようにしているが、これではメロディデータの利用料金が一律でない場合は都合が悪い。そこでこのような場合には、メロディデータに利用限度回数に対応する金額情報を利用制限データに含ませて、この金額情報に基づいて加算する利用限度回数を算出するようにするとよい。
【0037】
前述した携帯電話ショップやゲームセンター、家電量販店などに設置する書込装置において、利用制限データ付きのメロディデータを提供するという実施形態も考えられる。
【0038】
著作権使用料を徴収する場合、ある楽曲のどの旋律が演奏されたかによって著作権使用料を徴収するかどうかを決定するようにしてもよい。
【0039】
また、最近は着信した電話番号に対応づけして登録してある似顔絵やキャラクタのイメージが液晶パネルに表示される携帯電話機もあるが、この画像に利用制限データを付帯させ、前述のメロディデータと同じような取り扱いにより課金管理を行うといった実施形態も考えられる。
【0040】
さらに、最近ではMP3(MPEG Audio Layer - 3)規格で作成された音楽データを再生出力する機能を備えた携帯電話機も登場しているが、MP3形式の音楽データに前述した利用制限データを付帯させて前述のメロディデータと同じような取り扱いとする実施形態も考えられる。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、携帯電話機に利用限度回数を記載した利用制限データを付帯させてメロディデータを記憶し、当該メロディデータが着信音として音響出力される度に前記利用限度回数を減数し、利用限度回数に残数が無くなるまでは当該メロディデータの音響出力を許可し、残数が無くなった場合には当該メロディデータの音響出力を不許可にしてこれに代えてデフォルトのメロディデータに基づくメロディ楽音やビープ音などを音響出力するようにしたため、著作権の不正使用が完全に防止されて利用回数に応じた公平な利用料金の徴収が可能となり、著作権使用料も正確に徴収でき、提供者と利用者の双方にとって納得のいく課金方式を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による携帯電話機の外観を示す図である。
【図2】この発明の一実施例による携帯電話機の内部構成を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による携帯電話機の着呼時の処理を示すフローチャートを示す図である。
【図4】WWWサーバSからメロディデータをダウンロードする際における各装置の関係を概念的に示す図である。
【図5】WWWサーバSからメロディデータをダウンロードする際における処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
120,140,160,170メロディデータに利用制限データが付帯する場合の処理
120,130 メロディデータに利用制限データが付帯しない場合の処理
140,160,170 利用制限データに残数が有る場合の処理
140,150 利用制限データに残数がない場合の処理
Claims (1)
- 記憶手段と、音響出力手段と、ユーザインタフェースと、制御手段を備えた携帯電話機であって、
記憶手段は、楽曲単位の複数のメロディデータと、デフォルト着信音データと、楽曲指定データを格納し、
メロディデータには、制限データが付帯している制限付き楽曲と、付帯していない制限無し楽曲とがあり、
楽曲指定データは、複数楽曲のメロディデータの中の1つを特定し、
音響出力手段は、制御手段の制御に従い、メロディデータに基づく楽曲の音響、および、デフォルト着信音データに基づく音響を出力し、
ユーザインタフェースは、利用者に向けて情報を表示するとともに、利用者の操作入力を受け付け、
制御手段は、楽曲指定処理を行うとともに、着信があった際、楽曲指定データにより特定される楽曲のメロディデータを抽出し、当該メロディデータが制限無し楽曲の場合は第1処理を、制限付き楽曲の場合は第2処理を行い、
楽曲指定処理は、ユーザインタフェースを介して利用者が選択した1つの楽曲に対応する楽曲指定データを記憶手段に書き込み、
第1処理は、当該メロディデータに基づく音響を出力させ、
第2処理は、当該メロディデータに付帯する制限データの価値が限度に達している場合はデフォルト着信音データに基づく音響を出力させ、限度に達していない場合は当該メロディデータに基づく音響を出力させるとともに当該制限データの価値を減じて記憶更新する
携帯電話機。
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