JP3977764B2 - 利用者の携帯電話機を媒介にしてカラオケ録音サービスを提供する通信カラオケシステム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、カラオケ利用者の歌唱音声を録音して販売するカラオケ録音販売システムに関し、特にホスト装置に録音ファイルを保管しておいてその後に利用者コンピュータに対して販売する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ店舗などでオプションサービスとしてカラオケ演奏端末に合わせて音響出力されるカラオケ伴奏音楽と、その音楽に合わせて歌う利用者の歌唱音声とを、CDなどの適宜な録音媒体に録音できるカラオケ録音サービスを提供しているところがある。
【0003】
一方、カラオケ演奏には著作権者の許諾が必要であって、著作権使用料を支払わなければならない。これに対してカラオケ録音は、カラオケ伴奏音楽とその音楽に合わせて歌う歌唱音声とを記録媒体に録音するものである。楽曲によっては伴奏音楽を録音すること自体が禁止されているものもあるが、一般的には私的録音行為として見なされ、著作権使用料は不要とされる場合が多い。しかし、利用者が故意にマイクロホンに音声を入力しなければカラオケ伴奏音楽のみを録音することが可能であって、作成された録音済み記録媒体は、そのままカラオケ用途に再利用できる。このような行為を許容すると、不正な「海賊版カラオケソフト」の作成を助長しかねない。そのため、カラオケ録音には著作権をめぐる複雑な手続や対応が必要とされる。
【0004】
このような事情に基づいて、下記特許文献1には著作権を考慮した録音機能を備えたカラオケ録音装置について本出願人によって開示されている。
この技術は、カラオケ伴奏音楽の音響信号を取得するための第1録音入力インタフェースと、マイクロホンからの歌唱音声の音響信号を取得するための第2録音入力インタフェースと、可搬型記録媒体にデータを書き込むデータ書込装置と、カラオケ伴奏音楽の音響信号と歌唱音声の音響信号との混合信号を楽曲単位の録音ファイルにする手段と、録音ファイルをデータ書込装置により可搬型記録媒体に書き込むための手段と、カラオケ伴奏音楽の演奏中に第2録音入力インタフェースからの音響信号が実質的に無かったどうかを検出する音声レベル検出手段と、音声レベル検出手段による検出結果を録音ファイルの付帯情報として適宜に出力する手段とを備えたものである。
【0005】
このような技術によれば、カラオケ歌唱を録音した記録媒体の販売によって、利用者の手元に記録媒体を残せるとともに、著作権者の条件に合わせた著作権使用料の徴収も可能となる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−182667号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
インターネットで自宅のパソコンや携帯電話機に音楽をダウンロードできるサービスを利用する人は多い。そこでカラオケ録音したものを自宅のパソコンや携帯電話機にダウンロードできるサービスがあれば流行るだろうと本発明者らは考えた。
【0008】
とくに、近年の携帯電話機の普及と高性能化はめざましいものがある。若者層を中心とした代表的な携帯電話機の利用方法(サービス)として、着メロのダウンロードサイトは依然として流行りがすたることなく衰えを知らない。次々と新曲の着メロがダウンロードできるように更新されている。さらに芸能人や雑誌モデルなどの音声を着メロにできる「着ごえ」といわれるものも出現している。そこで本発明者らは、利用者コンピュータとして携帯電話機を利用者コンピュータとして、自分の歌声を録音して着メロ(着ごえ)として利用できるサービスがあれば面白く流行るのではないかと考えた。
【0009】
一方、カラオケ録音データの取り扱いには、前述したように著作権をめぐる複雑な手続や対応が必要となる。しかし上記のような従来の技術によっても、通信網を介した利用者コンピュータに対するカラオケ録音データのダウンロードは想定されておらず対応できない。
【0010】
そこで本発明の目的は、通信網を介してカラオケ録音データを利用者コンピュータにダウンロードさせるための柔軟な手続をとることができるカラオケ録音販売システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信カラオケシステムは、分説すると、つぎの事項(1)〜(19)により特定されるものである。
(1)複数のカラオケ演奏端末と、ホスト装置を備え、利用者の携帯電話機を媒介にしてカラオケ録音サービスを提供する通信カラオケシステムであること
(2)カラオケ演奏端末は、第1通信手段と、短距離無線通信手段と、演奏手段と、録音手段と、第1制御手段と、第1記憶手段を備えること
(3)第1通信手段は、ホスト装置と通信可能とすること
(4)短距離無線通信手段は、携帯電話機の短距離無線通信手段より送信された演奏予約電文を受信可能とすること
(5)演奏予約電文は、携帯電話機固有情報と、楽曲IDを含むこと
(6)演奏手段は、制御手段の制御に従い指定楽曲のカラオケデータを処理して伴奏音楽を音響出力すること
(7)録音手段は、制御手段の制御に従い演奏手段による伴奏音楽とマイクロホンからの歌声信号を第1記憶手段に録音すること
(8)第1制御手段は、録音処理と、転送処理を行うこと
(9)録音処理は、携帯電話機から受信した演奏予約電文中の楽曲IDに該当のカラオケデータを演奏手段に処理させるとともに録音手段に録音を行わせ、第1記憶手段に作成された録音ファイルを演奏予約電文中の楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けすること
(10)転送処理は、ホスト装置と通信し、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを第1記憶手段から読み出してホスト装置に送信すること
(11)ホスト装置は、第2通信手段と、第3通信手段と、第2記憶手段と、第2制御手段を備えること
(12)第2通信手段は、カラオケ演奏端末と個別に通信可能とすること
(13)第3通信手段は、公衆通信網を介して携帯電話機と通信可能とすること
(14)第2記憶手段は、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを複数格納すること
(15)第2制御手段は、保管処理と、提供処理を行うこと
(16)保管処理は、カラオケ演奏端末と通信し、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを受信した際、これを第2記憶手段に格納すること
(17)提供処理は、携帯電話機から携帯電話機固有情報を含む録音ファイル要求電文を受信した際、第1、第2処理を行うこと
(18)第1処理は、受信した携帯電話機固有情報に対応付けされた録音ファイルが第2記憶手段に存在するか否かを調べ、1つ以上の録音ファイルが存在する場合、録音ファイルに対応付けられている楽曲IDに基づいて楽曲名を当該携帯電話機に送信すること
(19)第2処理は、第1処理で送信した楽曲名に基づく楽曲特定情報を当該携帯電話機から受信した際、特定された楽曲の楽曲IDと当該携帯電話機固有情報に対応付けされた録音ファイルを第2記憶手段から読み出して当該携帯電話機に送信すること
【0012】
望ましくは、ホスト装置は、カラオケ演奏端末から転送されてきた録音ファイルを加工して携帯電話機用の着信メロディのデータ形式に変換するデータ変換手段を備え、変換したデータを販売用の録音ファイルとして保管する。
【0013】
【発明の実施の形態】
===システムの概要===
本実施例は、利用者コンピュータとして利用者の所持する携帯電話機を用いるものである。まず、この携帯電話機をリモコン送信器として用いてカラオケ演奏端末に演奏予約した楽曲について、歌声を録音して所定形式の録音ファイルを作成し、カラオケ利用者支援サーバー(ホスト装置)に転送し預託しておく(歌声録音機能)。そして、カラオケの後に利用者がこの携帯電話機を用いてカラオケ利用者支援サーバーにアクセスして録音ファイルを着メロとしてダウンロードすることを許可するとともに、この利用者に課金する(録音ファイル販売機能)。
【0014】
図1にはこの発明の一実施例にかかるカラオケ利用者支援サーバーを用いたシステムの構成例を示している。カラオケ利用者支援サーバー1はカラオケ事業者により運営されるコンピュータである。このサーバー1は、ウェブサーバーの機能も備えており、ISPなどを介してインターネット2に接続されている。カラオケ利用者支援サーバー1には、楽曲索引データベース3および著作権データベース4が備わっている。
【0015】
楽曲索引データベース3には、楽曲名、アーティスト名、ジャンル、歌い出しなどのカラオケ演奏端末6で利用できるカラオケ楽曲の属性情報が楽曲IDをキーにして集約され管理されている。
【0016】
また、著作権データベース4には、各カラオケ楽曲について著作権の許諾番号や録音に対する著作権料などの情報が楽曲IDをキーにして集約され管理されている。
【0017】
カラオケ利用者支援サーバー1には、インターネット2に接続された携帯電話機7からインターネット2を介して送られてくるアクセス要求に応じて、楽曲索引データベース3に蓄積されている属性情報を閲覧させたり選曲させたりするウェブコンテンツが稼働している。サーバー1の楽曲索引データベース3および著作権データベース4の内容は、カラオケ演奏端末6のカラオケデータベースの更新にともなって更新されるようになっている。たとえば、カラオケホスト装置との適宜な通信の機会に最新のカラオケ楽曲の内容を反映したデータを受信して更新される。
【0018】
携帯電話機7にはブルートゥースインタフェースやIrDAインタフェースなどの無線インタフェースを備えている。また、JAVAアプレット実行機能が備わっており、必要に応じてカラオケ利用者支援サーバー1からプログラムを受け取って実行することが可能である。
なお、カラオケ利用者支援サーバー1には、インターネット2を介さずに移動通信網8に直接接続され、携帯電話機7と移動通信網8を介してデータ通信する構成も適用可能である。
【0019】
カラオケ演奏端末6は、周知の構成からなるパソコン相当のコンピュータ応用機器である。中央処理装置がCPU・RAM・ROMを含むコンピュータ本体であって、大容量の外部記憶としてハードディスク装置とCD−ROMやDVD−ROMを再生する光ディスク装置と、公衆電話回線を介してカラオケホスト装置と通信する通信制御装置と、利用者からの入力と利用者に向けての応答をやりとりするリモコン操作器や本体の操作パネルなどの利用者インタフェース装置(無線インタフェースを含む)と、MIDI形式の音楽演奏データに基づいて伴奏音楽の音響信号を生成する音楽生成装置と、伴奏音楽やマイクロホンからの音響信号を増幅してスピーカから発音するオーディオアンプと、CRTやLCD・PDPなどを用いたディスプレイと、このディスプレイに表示すべき映像データを処理する映像処理装置とを備えている。他に本発明に特徴的な録音歌唱機能(後述)を担う録音装置を備えている点以外は周知のとおりである。
ここで、カラオケ演奏端末6や携帯電話機7に備える無線インタフェースはIrDAインタフェースに限定するものではない。すなわち、携帯電話機7からカラオケ演奏端末6へ送信する無線信号はIrDA信号に限定するものではなく、ブルートゥース信号などの他形式の無線信号も適用可能である。
【0020】
利用者は、所有の携帯電話機7でインターネット2を介してカラオケ利用者支援サーバー1にアクセスし、所定の対話インタフェースにしたがって楽曲索引データベース3を駆使してカラオケで歌いたい楽曲を検索し、カラオケ演奏端末6に演奏予約する。例えば、携帯電話機7のディスプレイに利用者とのユーザインタフェースを提供する目次本プログラムをサーバー1上に用意しておき、携帯電話機7はこのプログラムをダウンロードして利用する。この目次本プログラムは、楽曲索引データベースを用いてリクエスト楽曲を検索するとともに、カラオケ演奏に際して録音を予約するコマンドを発信するためのユーザインタフェースを提供する。利用者が探していた楽曲にたどり着き、カラオケ演奏および録音を予約する所定の操作を行うと、この楽曲についての楽曲予約コマンドを含んだIrDA信号がカラオケ演奏端末6に向けて発信される。カラオケ演奏端末6では、この楽曲予約コマンドに基づいて演奏予約の待ち行列に登録する。
なお、録音予約の方式は、上記のように利用者が所有する携帯電話機7による方式に限るものではない。カラオケ演奏端末6本体の操作パネルや、いわゆる電子目次本などの利用者に共通のリモコン装置によって、利用者が利用者IDと楽曲IDを指定して録音を予約するユーザインタフェースを用意して、これらの利用者IDと楽曲IDとを含む楽曲予約コマンドをカラオケ演奏端末6に入力する方式も本実施例の範囲内である。
以下、歌声録音機能および録音ファイル販売機能とそれらのユーザインタフェースについて説明する。
【0021】
===歌声録音機能===
図2にカラオケ演奏端末6における歌声録音機能実行時の処理フロー図を示している。携帯電話機7が発信する楽曲予約コマンドには、リクエスト楽曲の楽曲IDとともに、発信元の携帯電話機の電話番号や製造番号等からなる利用者IDが含まれる。カラオケ演奏端末6では、近辺の携帯電話機7から楽曲予約コマンドを受け取ると、これに含まれている楽曲IDと利用者IDとを対応づけして演奏予約の待ち行列に登録する。
【0022】
カラオケ演奏端末6では、この楽曲の演奏を開始すると、音響出力した伴奏音楽を録音装置に入力するとともに、伴奏音楽に合わせて歌唱する利用者の歌声をマイクロホンから採取して録音装置に入力する(図2のステップ201)。録音装置では、伴奏音楽と歌声とをADPCM形式の録音データとして適宜なメモリに記憶する(ステップ202)。演奏終了後には、演奏予約の待ち行列に対応づけされている楽曲IDおよび利用者IDとともにこの録音データをカラオケ利用者支援サーバー1に転送する(ステップ203〜204)。
【0023】
カラオケ利用者支援サーバー1では、カラオケ演奏端末6から受け取った録音データを適宜な形式(本実施例においては、携帯電話機の着信メロディに利用可能なMP3形式)に変換してメモリに記憶するとともに、その所在情報を楽曲IDおよび利用者IDと対応づけして、録音ファイルとして保管し管理しておく。図3にこの録音ファイルの構成例を示している。この図のように、録音ファイルは、楽曲IDと利用者IDを特定すると、これらに対応づけされた録音データの所在情報がわかり、所在情報に基づいて録音データをメモリから取り出せる構成になっている。
【0024】
===録音ファイル販売機能===
上記手順にしたがって歌声を録音した利用者が、所有する携帯電話機7を用いて自宅などからカラオケ利用者支援サーバー1にアクセスし、ユーザインタフェースにしたがってダウンロードしたい録音ファイルを指定する。この際に必要な録音ファイル販売プログラムもサーバー1に用意されており、携帯電話機7でアクセスしてダウンロードすることにより、録音ファイル販売機能を利用することが可能となる。
【0025】
図4に録音ファイル販売機能実行時の処理フロー図を示している。また、図5に録音ファイル販売機能の利用時に携帯電話機7のディスプレイに表示される画面例を示している。カラオケ利用者支援サーバー1は、携帯電話機7がアクセスした際には、ユーザインタフェースを介して利用者IDの転送を要求し(図4のステップ401、図5の(A))、受け取った利用者IDに基づいて認証する(ステップ402)。なお、この認証は、利用者が利用者IDを入力する方式であってもよいし、携帯電話機7がサーバー1にアクセスした際に無線信号から自動的に利用者IDを読み取って認証する方式であってもよい。
【0026】
認証の結果、上記歌声録音機能により歌声を録音済みの利用者であると認証されたなら、その利用者IDに対応づけされている楽曲のリストを携帯電話機7のディスプレイに表示する。例えば、楽曲IDに基づいて楽曲名を一覧表示する(B)。その中から利用者が楽曲を特定すると(ステップ403)、その楽曲について、サーバー1は著作権データベース4を参照して販売可否やその著作権料などを確認し(ステップ404〜405)、利用者にそれらの著作権情報を提示する(C)。
【0027】
利用者が指定した楽曲についてその録音ファイルのダウンロードを希望した場合には、サーバー1は録音データの所在情報を参照し、録音データを携帯電話機7に転送する(ステップ406〜407)。また、この録音ファイルに関する著作権料を含む課金情報を、利用者IDに対応づけしてメモリに記憶し、課金データベース5として管理しておく(ステップ408)。
【0028】
そして、課金データベース5の情報に基づいて、携帯電話機7の事業者と連携して携帯電話機7の料金請求時にあわせて請求するなど、適宜な機会に利用者に録音ファイルダウンロードの料金の支払いを請求する。また、支払いがなされたことを確認できた際には、支払い済みの情報を課金データベース5に更新登録する。
【0029】
===他の実施形態===
本発明は、携帯電話機7に接続された利用者コンピュータに携帯電話機7を介してダウンロードする構成にも適用可能である。この場合にも、利用者IDとして携帯電話機7の利用者IDを用いて認証する。
【0030】
録音データのデータ形式については、カラオケ利用者支援サーバー1から利用者コンピュータにダウンロードする際に、利用者コンピュータで利用可能な形式に適宜に変換する方式も可能である。
【0031】
【発明の効果】
この発明にかかるカラオケ録音販売システムによれば、著作権をめぐる複雑な手続が必要なカラオケ録音を通信網を介して利用者コンピュータにダウンロードさせることができる。したがって、カラオケ録音を、携帯電話機の着信メロディをはじめとして利用者コンピュータで簡単に利用できるようになるため、カラオケの新しい楽しみ方が創出される。そのため、カラオケ利用者が増大する効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカラオケ録音販売システム構成例を示した図である。
【図2】本発明の一実施例に係るカラオケ演奏端末における歌声録音機能実行時の処理フロー図である。
【図3】本発明の一実施例に係る録音ファイルの構成例を示した図である。
【図4】本発明の一実施例に係るカラオケ利用者支援サーバーにおける録音ファイル販売機能実行時の処理フロー図である。
【図5】本発明の一実施例に係る録音ファイル販売時の画面表示例を示した図である。
【符号の説明】
1 カラオケ利用者支援サーバー(ホスト装置)
4 著作権データベース
5 課金データベース
6 カラオケ演奏端末
7 携帯電話機(利用者コンピュータ)
Claims (1)
- 複数のカラオケ演奏端末と、ホスト装置を備え、利用者の携帯電話機を媒介にしてカラオケ録音サービスを提供する通信カラオケシステムであって、
カラオケ演奏端末は、第1通信手段と、短距離無線通信手段と、演奏手段と、録音手段と、第1制御手段と、第1記憶手段を備え、
第1通信手段は、ホスト装置と通信可能とし、
短距離無線通信手段は、携帯電話機の短距離無線通信手段より送信された演奏予約電文を受信可能とし、
演奏予約電文は、携帯電話機固有情報と、楽曲IDを含み、
演奏手段は、制御手段の制御に従い指定楽曲のカラオケデータを処理して伴奏音楽を音響出力し、
録音手段は、制御手段の制御に従い演奏手段による伴奏音楽とマイクロホンからの歌声信号を第1記憶手段に録音し、
第1制御手段は、録音処理と、転送処理を行い、
録音処理は、携帯電話機から受信した演奏予約電文中の楽曲IDに該当のカラオケデータを演奏手段に処理させるとともに録音手段に録音を行わせ、第1記憶手段に作成された録音ファイルを演奏予約電文中の楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けし、
転送処理は、ホスト装置と通信し、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを第1記憶手段から読み出してホスト装置に送信し、
ホスト装置は、第2通信手段と、第3通信手段と、第2記憶手段と、第2制御手段を備え、
第2通信手段は、カラオケ演奏端末と個別に通信可能とし、
第3通信手段は、公衆通信網を介して携帯電話機と通信可能とし、
第2記憶手段は、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを複数格納し、
第2制御手段は、保管処理と、提供処理を行い、
保管処理は、カラオケ演奏端末と通信し、楽曲IDと携帯電話機固有情報に対応付けられた録音ファイルを受信した際、これを第2記憶手段に格納し、
提供処理は、携帯電話機から携帯電話機固有情報を含む録音ファイル要求電文を受信した際、第1、第2処理を行い、
第1処理は、受信した携帯電話機固有情報に対応付けされた録音ファイルが第2記憶手段に存在するか否かを調べ、1つ以上の録音ファイルが存在する場合、録音ファイルに対応付けられている楽曲IDに基づいて楽曲名を当該携帯電話機に送信し、
第2処理は、第1処理で送信した楽曲名に基づく楽曲特定情報を当該携帯電話機から受信した際、特定された楽曲の楽曲IDと当該携帯電話機固有情報に対応付けされた録音ファイルを第2記憶手段から読み出して当該携帯電話機に送信する
通信カラオケシステム。
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