JP3982117B2 - 防水ソケット及び照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防水性や防塵性が要求される照明器具、及びこの器具に備えられて直管形蛍光ランプ等を支持する挟み込み型の防水ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
実公平7−3592号公報で知られているように防水形照明器具に備えられる挟み込み型防水ソケットは、ソケット本体内の端子金具に挟み込み接続して支持される直管形蛍光ランプの端部外周面とこの外周面を覆ってソケット本体の螺合部に螺合して取付けられる締付け筒との間を防水する第1防水パッキンと、螺合部の雄ねじ部を横断するランプピン通過溝からの浸水を防止するための第2防水パッキンとを有している。
【0003】
第1防水パッキンは、締付け筒前端部の内鍔(内向き縁部)と螺合部の前面壁とに挟持される円筒状をなし、内周面に環状の舌片を有している。このパッキンは、前記内鍔への密接及びランプの端部外周面への前記舌片の弾接により、蛍光ランプの端部外周面と締付け筒との間を防水している。又、Oリングからなる第2防水パッキンは、螺合部の後側に連続するようにしてソケット本体に設けた突条の前面に重ねて螺合部に嵌合され、螺合部への締付け筒の締付けに伴い、前記突条とこの突条に平行な締付け筒の後端面との間に挟着されて防水をしている。
【0004】
この後者の防水構造において、突条と締付け筒の後端面とは非接触であって、これらの間に挟持された第2防水パッキンは露出している。ところで、一般的に白色系の合成樹脂製のソケット本体及び締付け筒に対して、第2防水パッキンは黒色系のゴムであるので、ソケット全体の色調からは異質な黒色系第2防水パッキンが視認されるため外観上好ましくない。
【0005】
更に、この第2防水パッキンで所定の防水性能を発揮させるためには、所定の挟着力を第2防水パッキンに加える必要があるが、互いに平行な突条と締付け筒の後端面とで第2防水パッキンを挟着する構造では、どの操作時点で所定の挟着力に達したのかを明確に判断できず、締付け筒の締付け作業上不便である。しかも、締付け作業において、第2防水パッキンが弾性変形し得る範囲では締付け筒を回してねじ込むことが可能であるので、強すぎる締付け力が加えられる可能性が高い。そのため、この点を考慮してソケット本体の取付け強度を強くしなければならない。
【0006】
又、前記第1防水パッキンは、その内周にランプのバルブ外周に弾接する環状の舌片を有しているので、締付け筒をソケット本体から外しても、この締付け筒及び第1防水パッキンがランプから脱落しない点で優れている。その反面、ランプに第1防水パッキンを締付け筒と一緒に通す際に舌片が邪魔となって滑らかに通すことが難しく作業性が悪い。しかも、締付け筒を螺合部に締付ける際に、既にソケット本体内の端子金具にランプピンを挟まれて正しくセットされたランプが舌片を介して締付け筒と共に回動され易いので、ランプピンが端子金具から外れて接触不良を生じる恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、外観を向上できるとともに、螺合部への締付け筒の締付け完了時期を明確に得て締付け筒の締付けに不必要に大きな操作力を要しないようにできる防水ソケット及びこれを備えた照明器具を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明の防水ソケットは、パッキン受け部及びこの受け部の前側に突出し外周面に雄ねじ部が形成された螺合部を有し、この螺合部に前記雄ねじ部を横断するランプピン通過溝が設けられたソケット本体と、このソケット本体に内蔵され前記ピン通過溝を通って前記螺合部に配置されたランプピンを挟持する一対の端子金具と、両端を夫々開口して前記ソケット本体に結合されたランプの端部外周面を覆う筒状をなし、一端開口部に内向き縁部を有し、他端開口部に前記パッキン受け部に当接する当接端面及びこの内側にテーパ状をなして連なるパッキン挟み面を夫々全周にわたって有するとともに前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有し、前記両ねじ部の螺合によりソケット本体に取付けられる締付け筒と、前記内向き縁部に位置決めされるとともに前記ランプの端部外周面及び前記締付け筒の内面に密接して前記締付け筒内に収容されるゴム状弾性体製のリング状第1防水パッキンと、前記螺合部に嵌合し前記締付け筒の締付けにより前記パッキン挟み面と前記パッキン受け部との間に挟着されるゴム状弾性体製のリング状第2防水パッキンと、を具備し、前記第1防水パッキンの外周面に、前記締付け筒の内周面に密接する環状の凸条と、この凸条を境に前記内向き縁部寄りに環状の凹みとを夫々設けたことを特徴とするものである。凸条は一つ以上あればよい。
【0009】
この発明及び以下の各発明において、ソケット本体のパッキン受け部は螺合部に対しその外側に張出すように連なる段差又はリブ等により形成できる。又、締付け筒の内向き縁部は、締付け筒体の中心側に向けてこの筒体の内面に対して直角状をなして設けてもよいとともに、前記内面に対して鈍角をなしてテーパ状に設けてもよい。又、締付け筒体の当接端面はパッキン受け部に対して線又は面で接触することができる。
【0010】
請求項1の発明において、ランプは、その2本のランプピンをソケット本体のピン通過溝に通過させて、これら2本のランプピンをその並び方向両側からソケット本体内の一対の端子金具で弾性的に挟持されることにより、挟み込み式にソケット本体に支持される。これ以前に予めランプに第1防水パッキンとともに通された締付け筒は、その回転による締付け操作で第2防水パッキンが嵌合されたソケット本体の螺合部に螺合される。それにより、締付け筒の内向き縁部で押される第1防水パッキンが圧縮され弾性変形して、その内側を通っているランプの端部外周に密接するとともに、締付け筒の内面に密接して、ランプの端部外周と締付け筒との間での防水を行なう。又、締付け筒の螺合完了間際に、この筒のパッキン挟み面が第2防水パッキンをパッキン受け部側に押圧して、この第2防水パッキンを内側に縮むように弾性させながらパッキン挟み面とパッキン受け部との間に挟着して、ソケット本体と締付け筒との間での防水を行なう。そして、前記締付け操作は、パッキン挟み面の外側に連なった締付け筒の当接端面がソケット本体のパッキン受け部に当接することによって阻止され、この当接により締付け筒の締付け完了時期を明確に知ることができるとともに、パッキン受け部に当接して連続した締付け筒部によって第2防水パッキンを覆い隠すことができる。
【0012】
また、締付け筒の締付けにより第1防水パッキンが前記内向き縁部で押されて軸方向に圧縮されるに伴い、このパッキンの環状の凹みが、その凹み方向に容易に弾性変形して、第1防水パッキンを貫通しているランプの端部外周に密接するとともに、第1防水パッキンの外周面の環状の凸条が、外側に盛上がるように押出されて締付け筒の内周面に密接する。それにより、締付け筒部とこれに通されたランプの端部外周との間の防水を確保することができる。
【0013】
請求項2に係る発明の防水ソケットは、前記凸条の裏側に位置して前記第1防水パッキンの内周面に環状の凹条を設けたことを特徴とする。
【0014】
締付け筒の締付けにより第1防水パッキンが前記内向き縁部で押されるに伴い、このパッキンは環状の凹条においてその相対向する内面が互いに接するように圧縮される。それに伴って環状の凸条を外周側に押出されるように拡径させるとともに、環状の凹みを内周側に変形するように縮径させることができる。こうして凹条を起点として環状の凹みと凸条とを第1防水パッキンの内外方向に確実に弾性変形させて、締付け筒部とこれに通されたランプの端部外周との間の防水を確保することができる。
【0015】
請求項5に係る発明の防水ソケットは、前記第1防水パッキンより硬質でかつ前記第1防水パッキンの内径と略等しい内径を有した円筒状のパッキン押えを前記締付け筒に収容し、このパッキン押えを前記螺合部の前面壁と前記第1防水パッキンとの間に挟設したことを特徴とする。パッキン押えは、合成樹脂または軽金属例えばアルミニューム合金、その他の金属等により形成でき、又、このパッキン押えの内径が第1防水パッキンの内径と略等しいとは、同径の場合はもちろんのこと、第1防水パッキンの内径より僅かに小径な場合を含むものである。
【0016】
パッキン押えの採用により、第1防水パッキンの長さを短かくでき、この第1防水パッキンを締付け筒とともにランプの端部に嵌合する時、及びこの嵌合状態での締付け筒の締付けに伴いソケット本体側に移動する時に、第1防水パッキンがランプの端部外周に接触する面積を少なくできるとともに、パッキン押えの内面をランプの端部外周に接触させることができる。そのため、ランプの端部外周に第1防水パッキンが接するとしてもその接触圧が弱く軽微に接触して、第1防水パッキンがその内側に通っているランプの端部外周に引っ掛かってランプ上を軸方向に移動する際の摩擦抵抗を少なくなできるので、第1防水パッキンを締付け筒とともにランプ上を円滑に動かすことができる。
【0017】
請求項3に係る発明の防水ソケットは、固定側部材に設けた1以上の食い込み突起を前記第1防水パッキンのソケット本体側端面に食い込ませたことを特徴とする。固定側部材としては、ソケット本体の他、この本体に対して回らないように接続されるパッキン押えを用いることができる。
【0018】
第1防水パッキンに食い込む固定側部材の食い込み突起は、締付け筒を螺合部に締付ける回動操作に伴って第1防水パッキンが締付け筒とともに回動しないように回り止めする。それにより、第1防水パッキンとこの内側に通っているランプの端部との接触摩擦で、ランプが締付け筒に対して連れ回りすることが防止されて、ソケット本体内の端子金具にランプピンが正しく挟まれた状態を保持できる。
【0019】
請求項4に係る発明の防水ソケットは、前記固定側部材が前記ソケット本体であって、この本体の螺合部の前面壁に前記食い込み突起を設けたことを特徴とする。
【0020】
ソケット本体を固定側部材として利用したので、前記請求項3の発明と同様に、この発明においても、第1防水パッキンとこの内側に通っているランプの端部との接触摩擦で、ランプが締付け筒に対して連れ回りすることが防止されるから、ソケット本体内の端子金具にランプピンが正しく挟まれた状態を保持できる。
【0021】
請求項6に係る発明の防水ソケットは、前記第1防水パッキンの断面が四角形状であって、このパッキンより硬質な円筒状のパッキン押えを前記締付け筒に収容し、このパッキン押えを前記螺合部の前面壁と前記第1防水パッキンとの間に挟設し、前記パッキン押えに前記食い込み突起を設けたことを特徴とする。
【0022】
第1防水パッキンとソケット本体の前面壁との間に配設されるパッキン押えを固定側部材として利用したので、前記請求項3、4の発明と同様に、この発明においても、第1防水パッキンとこの内側に通っているランプの端部との接触摩擦で、ランプが締付け筒に対して連れ回りすることが防止されるから、ソケット本体内の端子金具にランプピンが正しく挟まれた状態を保持できる。
【0023】
請求項7に係る発明の防水ソケットは、前記前面壁と前記パッキン押えのソケット本体側端部とを周方向の複数箇所で凹凸係合させたことを特徴とする。凹凸係合は、前面壁及びパッキン押えのいずれか一方に複数の凹部を設け、他方に複数の凸部を設けて実施することができ、この場合に凸部よりも多くの凹部を設けて実施することは、より素早く凹凸係合を実現できる点で望ましい。
【0024】
ソケット本体の前面壁とパッキン押えとの凹凸係合により、固定側部材として使用されるパッキン押えをソケット本体に対して確実に回り止めできる。それにより、パッキン押えの食い込み突起による第1防水パッキンの回り止めを確実ならしめて、請求項6の発明の作用を全うさせることができる。
【0025】
請求項8に係る発明の防水ソケットは、前記締付け筒の雌ねじ部を多条ねじとするとともに、その条数と同数の引っ掛け突起を前記パッキン押えのソケット本体側端部外周面に突設し、これら引っ掛け突起を前記多条ねじに引っ掛けたことを特徴とする。
【0026】
締付け筒内に第1防水パッキンとともに収容されるパッキン押えは、その引っ掛け突起を多条ねじに引掛けて締付け筒内に収容されるから、締付け筒をソケット本体から取外した状態において、パッキン押え及び第1防水ソケットが締付け筒から脱落することを防止できる。しかも、雌ねじ部を多条ねじとしたことにより、これに引っ掛け突起が引っ掛かる位置を締付け筒の軸方向について同じ位置にできるので、締付けリングが傾いて保持されることがなくなり、第1防水パッキンへの食い込み突起の食い込みを確実に保証できる。
【0027】
請求項9に係る発明の防水ソケットは、前記締付け筒の内向き縁部と前記第1防水パッキンとの間にスリップリングを有し、該スリップリングは、少なくとも前記第1防止パッキンと向き合う端面の形状が、最も外周となる部分に形成され前記防水パッキン端と接触する平坦な面と、この平坦な面から最も内周となる部分に向って形成され該内周へ向うにしたがい第1防水パッキンから遠ざかる向きで傾斜するテーパ面と、このテーパ面の終端に全周に渡って形成され前記テーパ面に対してほぼ直角に突き出る凸部とを有し構成したことを特徴とする。
【0028】
これにより、締付け筒を締め付け、第1防水パッキンを圧縮すると、スリップリングの滑りにより、第1防水パッキンは、よじれずにランプ外周と密接するよう環状の凸状に弾性変形する。この際、ランプ外周と密接して広がろうとする第1防水パッキンの端部は、テーパ面で抑えられ、変形した環状の凸状をランプに強く密着させるので、高い防水性能が確保される。しかも、たとえスリップリングと防水パッキン端とが滑りやすくなって、第1防水パッキンを圧縮するときに、該防水パッキンの端部がテーパ面に沿って滑り出すことがあっても、同防水パッキンの端部はテーパ面の終端からほぼ直角に突き出ている凸部で引っ掛かり、防水パッキンの滑り出し抑止するので、必ず第1防水パッキンはランプ外周と良好に密接するようになる。これにより、どのような状況でも安定した防水性能が保たれるようになる。
【0029】
請求項10に係る発明の照明器具は請求項1ないし9のいずれかの防水ソケットを具備したものである。
【0030】
ソケット本体と締付け筒との間からの浸水を防止する第2防水パッキンがソケット本体のパッキン受け部と締付け筒との間に露出することがないとともに、ソケット本体の螺合部に締付け筒を螺合する際にこの筒をパッキン受け部に当接させる防水ソケットを備えるので、外観を向上できるとともに、螺合部への締付け筒の締付け完了時期を明確に得て締付け筒の締付けに不必要に大きな操作力が加えられる恐れが少ない照明器具を提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0032】
図1(A)(B)に示す防水型照明器具1は防塵や防水性能が要求される屋外その他の場所において使用される。この防水型照明器具1は、天井面にねじ止めされる器具本体2と、この器具本体2に固定された放電灯安定器3その他の図示しない電気部品と、器具本体2の長手方向両端に夫々取付けられたソケット取付け台4(長手方向一端部側に取付けられた台4のみ図示)と、これら取付け台4に夫々取付けられた防水ソケット5と、これらソケット5を突出させるとともに器具本体2及びこれに取付けられた各部品を覆い隠してこの器具本体2にねじ止め等より連結されたV型反射板6と、器具本体2の長手方向に対向する防水ソケット5に両端部を取外し可能に支持された放電灯例えば直管型蛍光ランプ7とを備えている。
【0033】
次に、図2〜図9を参照して防水ソケット5について説明する。このソケット5は挟み込み型のものであって、ソケット本体11と、一対の端子金具12と、第1防水パッキン13を有する締付け筒アセンブリ14と、第2防水パッキン15と、一対の第3防水パッキン16とを具備している。締付け筒アセンブリ14は、締付け筒17と、スリップリング18と、前記第1防水パッキン13と、パッキン押え19とを備えて形成されている。
【0034】
図3〜図5等に示されるようにソケット本体11は、ベース部21に対し直角状につながった部分に螺合部22及びパッキン受け部23を設けて形成されている。このソケット本体11は白色系の硬質合成樹脂製である。ベース部21の両側面には前記ソケット取付け台4の取付け孔の孔縁に嵌合される取付け溝21aが夫々設けられている。螺合部22は、パッキン受け部23の前側に突出する短い円筒状をなすとともに、その前面を塞ぐ前面壁24を有している。前面壁24は接着又は爪係合により取付けられている。
【0035】
螺合部22の外周面には雄ねじ部25が設けられている。この雄ねじ部25は周方向について等間隔の位置から形成される例えば3条ねじ等の多条ねじで形成するとよい。雄ねじ部25の後端はパッキン受け部23には連続しておらず、これらパッキン受け部23と雄ねじ部25とを非連続とする螺合部外周面部分は、螺合部22の根元部22aをなすものであって、パッキン嵌合部として用いられる。この根元部22aの外周には、ゴム状弾性体例えばOリングからなる前記第2防水パッキン15が嵌合されている。パッキン受け部23は根元部22aに対して直角に連なって螺合部22より一回り大きく外側に張出すように突出形成されている。このパッキン受け部23の突出長さは第2防水パッキン15の直径よりも大きく、したがって、図7(B)に示すようにパッキン受け部23の外周面23aは第2防水パッキン15より外側に突出している。
【0036】
螺合部22にはソケット本体11の先端側に位置して雄ねじ部25を横断するランプピン通過溝26設けられている。螺合部22の軸方向に延びるランプピン通過溝26の前端は前面壁24に開放されて、後端は根元部22aにより仕切られている。前面壁24には二股状のランプピン回転用溝27が形成されていて、その出入口部27aはランプピン通過溝26の前端部に連続している。前面壁24の周部には切欠き状の係合凹部28が複数例えば3箇所形成され、これら係合凹部28は螺合部22の周方向に等間隔に設けられている。
【0037】
図4に示すように螺合部22の内側には、複数のリブが立ててあるとともに、これらリブに位置決めして一対の前記端子金具12が左右対称の配置(図5参照)に収容されている。両端子金具12は、螺合部22の前後方向に延びる金具ベース12aの前部にランプピン接触片12bを一体に設け、かつ、金具ベース12aの後部に電線接続部12cを設けて形成されている。
【0038】
電線接続部12cは一対の電線鎖錠片12c1及びこれらに対向する電線通孔を有している。ソケット本体11のベース部21には、その下面側(図4において)からゴム状弾性体製の一対の前記第3防水パッキン16が収容され、これら防水パッキン16の夫々には1本又は2本の電線(図示しない)が挿入される。各電線の芯線は、第3防水パッキン16を貫通して螺合部22内に挿入され、その挿入に伴い前記電線通孔に通されて電線鎖錠片12c1と金具ベース12aとの間に自己鎖錠式に挟持されるようになっている。
【0039】
ソケット本体11の螺合部22には締付け筒アセンブリ14が取外し可能に接続されている。このアセンブリ14の締付け筒17は、ソケット本体11と同種の白色系硬質合成樹脂製であって、前後両端が開口された円筒状をなしている。図6〜図8に示されるように締付け筒17の前端開口部には、この筒17の内周面から略直角に折れ曲がるように内向き縁部31が形成され、同筒17の後部内周面には螺合部22の雄ねじ部25に螺合する雌ねじ部32が形成されている。この雌ねじ部32は雄ねじ部25に合わせて周方向に等間隔の位置から始める3条ねじで形成されている。更に、図7(B)に示すように締付け筒17の後端開口部には、当接端面33とパッキン挟み面34とが夫々全周にわたり形成されている。当接端面33は締付け筒17の後端面の外周側部分で形成され、パッキン挟み面34は当接端面33の内側にテーパ状をなして連なって形成されている。このパッキン挟み面34の外径Aは第2防水パッキン15の外径Bと略等しい。締付け筒17はその雌ねじ部32を螺合部22の雄ねじ部25に螺合して、螺合部22及びこの螺合部22に取付けられた蛍光ランプ7の端部外周面を覆い隠してソケット本体11に取外し可能に取付けられる。
【0040】
締付け筒17内には、硬質合成樹脂製の前記スリップリング18が内向き縁部31の内面に接して収容されている。更に締付け筒17内には、いずれもリング状に成形された前記第1防水パッキン13とパッキン押え19とが夫々収容されていて、ゴム状弾性体製の第1防水パッキン13は、硬質合成樹脂製のパッキン押え19とスリップリング18との間に挟設されている。第1防水パッキン13の前端面と前記内向き縁部31との間に介装されたスリップリング18は、締付け筒17を締付け方向に回転操作する際にこの筒17が第1防水パッキン13に対して回転し易くするために使用されている。
【0041】
図6〜図9等に示すように第1防水パッキン13は、その軸方向略中央部外周面に環状の凸条36と、この凸条36を境に前記内向き縁部31側寄りの外周面に環状の凹み37とを夫々設けているとともに、前記中央部内周面に凸条36の裏側に位置して環状の凹条38を設けている。ビード状をなす凸条36は締付け筒17の内周面に密接するものであり、凹み37は断面円弧状の溝形成面をもって形成されている。又、凹条38は断面略V又はU字状の溝形成面をもって形成されている。
【0042】
パッキン押え19は、第1防水パッキン13の最小内径より僅かに小さい内径を有したリングであって、第1防水パッキン13の後部内面に形成した拡大内径部39の内周面に嵌合して取付けられている。このパッキン押え19の後端部には、第1防水パッキン13の後端面に当接する外向きのフランジ41が形成されているとともに、このフランジ41から複数の係合突起42が後方に突出されている。係合凸部42は前記係合凹部28と同数等間隔に設けられていて、これらの凹凸係合によりパッキン押え19は固定側部材としてのソケット本体11に対して周方向に回らないように位置規制されるようになっている。
【0043】
次に、前記構成の防水ソケット5に蛍光ランプ7を支持させる手順を説明する。まず、締付け筒17内にスリップリング18、第1防水パッキン13、及びパッキン押え19が予め収容されてなる締付け筒アセンブリ14の内側に、蛍光ランプ7の端部を貫通させて置き、この状態で蛍光ランプ7をソケット本体11に取付ける。
【0044】
この取付けは以下の手順で行われる。つまり、蛍光ランプ7の口金7aから突設された2本のランプピン7bを上下に並べた姿勢にして、これらランプピン7bを前記ランプピン通過溝26から螺合部22内に挿入し、次に、蛍光ランプ7を90度回動させる。それにより、両端子金具12が2本のランプピン7bによって夫々弾性変形されるとともに、これら金具12間に2本のランプピン7bが弾性的に挟持され、こうして蛍光ランプ7が取付けられる。なお、この逆の手順によりソケット本体11から蛍光ランプ7を取外すことができる。
【0045】
こうしてソケット本体11への蛍光ランプ7を取付けた後、締付け筒アセンブリ14をソケット本体11側に移動するとともに、その締付け筒17を回転させてソケット本体11の螺合部22に螺合させる。このねじ込み操作により、図7の状態を経て図8に示されるように締付け筒アセンブリ14がソケット本体11に取付けられる。すなわち、以上の手順により蛍光ランプ7がソケット本体11に取付けられる。
【0046】
この組立てに伴って螺合部22に対する防水構造が構成される。すなわち、螺合部22への締付け筒17の締付け(螺合)に伴い、螺合部22の前面壁24にパッキン押え19のフランジ41が当接した時点から第1防水パッキン13はその軸方向に押されて圧縮される。この場合に、パッキン押え19の係合凸部42がソケット本体11の前面壁24の係合凹部28に係合するので、パッキン押え19はソケット本体11に対して回り止めされて、第1防水パッキン13を軸方向に押圧する。こうした圧縮により、環状凹条38の相対向する内面が互いに接するように第1防水パッキン13が弾性変形し、この挙動によって、環状の凸条36を外周側に押出されるように拡径させるとともに、環状の凹み37を内周側に変形するように縮径させることができる。
【0047】
したがって、第1防水パッキン13を貫通している蛍光ランプ7のバルブ端部外周に凹み37の裏側部分が密接するとともに、外側に盛上がる第1防水パッキン13の環状凸条36が締付け筒17の内周面に密接するから、締付け筒アセンブリ14とこれに通された蛍光ランプ7の端部外周との間の防水を第1防水パッキン13のシール性によって確保できる。この防水構造は図8に示されている。
【0048】
そして、前記取付け手順において締付け筒17の螺合完了間際には、この筒17のパッキン挟み面34が、予めソケット本体11に嵌合されている第2防水パッキン15に当接し、このパッキン15をソケット本体11のパッキン受け部23側、正確にはパッキン挟み面34のテーパと直角な内側方向に押圧する。そのため、第2防水パッキン15はその内側に縮むように弾性変形してパッキン挟み面34とパッキン受け部23及び螺合部22の根元部22aとの間に挟着されるから、これらパッキン挟み面と34パッキン受け部23との間の防水を、第2防水パッキン15のシール性によって確保できる。しかも、締付け筒17の締付け操作は、パッキン挟み面34の外側に連なった締付け筒17の当接端面33がパッキン受け部23に当接することによって完了する(図8参照)。
【0049】
このような硬質部材同士の当接により締付け筒17の締付け完了時期を容易かつ明確に知ることができるので、締付け筒17の締付け作業上有利である。それに伴い締付け筒17を過度にまわしてねじ込むことを防止できるので、強すぎる締付け力を考慮して防水ソケット5のソケット取付け台4への取付け強度を特別に強くする必要をなくすことができる。
【0050】
そして、既述の取付けによりパッキン受け部23に当接した締付け筒17によって、第2防水パッキン15は覆い隠されて外部に露出することがない。そのため、白色系のソケット本体11及び締付け筒17間に対して、これらとは異質な黒色系の第2防水パッキン15が視認されることがなくなり、したがって、防水ソケット5ひいてはこれを備えた防水型照明器具1の外観を向上できる。しかも、第2防水パッキン15を締付け筒17で覆って保護できるので、第2防水パッキン15の耐候性が向上され、その長寿化を実現できる。
【0051】
前記構成の防水ソケット5の締付け筒アセンブリ14は硬質材料製のパッキン押え19を備えているので、締付け筒アセンブリ14を蛍光ランプ7のバルブ端部に嵌合する作業、及びこの嵌合状態で締付け筒17の締付けに伴いソケット本体11側に移動させる作業を容易に行なうことができる。すなわち、パッキン押え19の軸長分に応じて第1防水パッキン13の長さが短かくなって、第1防水パッキン19が蛍光ランプ7のバルブ端部外周に接触する面積を少なくできるとともに、パッキン押え19の内面は第1防水パッキン13の最小内径面よりも僅かに内側に突出しているから、パッキン押え19の内面を蛍光ランプ7の端部外周に接触させることができる。そのため、蛍光ランプ7の端部外周に第1防水パッキン13が接するとしてもその接触圧を弱めて軽微に接触するようになるから、第1防水パッキン13と蛍光ランプ7のバルブ端部外周との接触摩擦に伴う抵抗を小さくできる。したがって、締付け筒アセンブリ14をその内側に通された蛍光ランプ7の軸方向に沿って円滑に動かすことができ、それに伴い防水ソケット5の組立て作業性を向上できる。
【0052】
又、前記構成の防水ソケット5は、螺合部22の外側において第2防水パッキン15を用いて締付け筒アセンブリ14とソケット本体11との間の防水を行なっているので小形にできる。ちなみに、螺合部22の内側においてソケット本体の内面と締付け筒アセンブリのパッキン押えとを突き当てるようにし、これらの間に防水パッキンを挟んで防水をする構造の場合には、蛍光ランプが挿入されるリング状パッキン押えの外側に螺合部22があって、更にこの螺合部22の外周面に締付け筒が螺合されるので、こうした構造により同一径の蛍光ランプを装着する場合に、螺合部22および締付け筒17が大径となるものである。これに対して、螺合部22の外側で防水を行なう前記防水ソケット5は、その螺合部22および締付け筒17を小径化できるものである。
【0053】
図10〜図13は本発明の第2の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施の形態が第1実施の形態と異なる部分は、締付け筒アセンブリの構造である。
【0054】
すなわち、第2実施形態において締付け筒アセンブリ114は、締付け筒117と、この内側に収容される第1防水パッキン113と、同じく筒117内に収容されるパッキン押え119とから形成される。このアセンブリ114は第1実施形態のものよりも部品点数が少なく構造が簡単である。
【0055】
白色系硬質合成樹脂製の締付け筒117の内向き縁部131は斜め前に折れ曲がるテーパ状をなしていて、この縁部131の開口径を(第1実施形態に比較して)狭めている。第1防水パッキン113の断面は四角形状であり、これは肉厚のゴム管を輪切りにして得たものであるので、その製造性がよい。
【0056】
硬質合成樹脂製のパッキン押え119は、その前端に内向きのパッキン押しフランジ119aを有している。このフランジ119aの内径は第1防水パッキン113の内径より大きいとともに、このフランジ119aの前面には1以上の食い込み突起119bが一体に突出されている。更に、パッキン押え119の後端部には、前記係合凸部42の他に複数の弾性変形可能な引っ掛け突起119cが外向きに一体に突設されている。これら引っ掛け突起119cは、前記雌ねじ部32の条数と同数であって、周方向に等間隔に設けられている。
【0057】
締付け筒117内に、その後端開口からはじめに第1防水パッキン113を収容し、次に、パッキン押え119をその食い込み突起119bがある側を先にして収容することにより、締付け筒アセンブリ114が組立てられる。この際、各引っ掛け突起119cが弾性変形しながら雌ねじ部32の一部を乗り越えてねじ溝に入り込むので、パッキン押え119は締付け筒117の軸線に対して傾かない姿勢に取付けられて不用意に締付け筒117から脱落しないように組立てられる。
【0058】
なお、以上の点以外の構成は図10〜図13に示されない部分を含めて前記第1実施形態の防水ソケット5及び防水形照明器具と同様であり、したがって、第2実施形態において第2防水パッキン15が装着されたソケット本体11は第1実施形態と共通部品となっている。
【0059】
この第2の実施の形態の構成においても、第1実施形態と同様手順で防水ソケット5を組立てて、このソケット5に蛍光ランプ7を支持することができるとともに、この支持状態において第2防水パッキン15が視認されることがないので、本発明の課題を解決できる。なお、この第2実施形態の防水ソケット5は、第1実施形態のものよりも管径が小さな蛍光ランプを支持するのに適する。
【0060】
又、前記防水ソケット5の組立てに伴い、締付け筒117の内向き縁部131とパッキン押え119とで縮径を伴いながら圧縮される第1防水パッキン113は、その変形により内向き縁部31の内面に密接するとともに、蛍光ランプ7のバルブ端部外周面に密接して、蛍光ランプ7と締付け筒117との間の防水を確保する。この状態は図13に示される。
【0061】
その上、前記組立てに伴い、ソケット本体11の螺合部22に凹凸係合して位置決めされたパッキン押え119において、その前端の食い込み突起119cが第1防水パッキン113の後面(ソケット本体側端面)に食い込む。この場合、既述のように多条の雌ねじ部25にその条数と同数の引っ掛け突起119cを引っ掛けて、これら突起119cが雌ねじ部25に引っ掛かる位置を締付け筒の軸方向について同じ位置にできるので、パッキン押え119が締付け筒117に対して傾いて取付け保持されることがない。そのため、第1防水パッキン113への食い込み突起119bの食い込みを確実に保証できる。
【0062】
したがって、締付け筒117の締付けに伴って、第1防水パッキン113とこの内側に通っている蛍光ランプ7のバルブ端部との接触摩擦で、蛍光ランプ7が締付け筒117に対して連れ回りすることを防止できる。そのため、ランプピン7bがソケット本体11内の一対の端子金具に正しく挟まれたセット状態を保持できるので、ランプピン7bが端子金具から外れて接触不良を生じる恐れがない。
【0063】
又、パッキン押え119の締付け筒117からの脱落を防止するのに、既述の3条ねじ(雌ねじ部32)を利用した構成においては、締付け筒117の内面にパッキン押え119に引っ掛かる突起を設ける必要がないから、締付け筒117の成形型に割型が必要なくなり、型構造及び成形作業を簡単にできる。なお、雌ねじ部32があっても、そのリード角に沿って成形された締付け筒117を回転させることにより、この筒117を容易に成形型から取外すことができる。
【0064】
図14及び図15は本発明の第3の実施の形態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第3実施の形態が第1実施の形態と異なる部分は、締付け筒アセンブリおよび螺合部の前面壁の構造である。
【0065】
すなわち、第3実施形態において締付け筒アセンブリ214は、図14に示されるように締付け筒217と、この内側に収容される第1防水パッキン213とから形成される。このアセンブリ214は第1、第2の実施形態のものよりも部品点数が少なく構造が簡単である。
【0066】
白色系硬質合成樹脂製の締付け筒217の内向き縁部131は斜め前に折れ曲がるテーパ状をなしていて、この縁部231の開口径を(第1実施形態に比較して)狭めている。第1防水パッキン213の断面は長四角形状であり、これは肉厚のゴム管を所定長さに輪切りにして得たものであるので、その製造性がよい。この第1防水パッキン213は、防水ソケット5を組立てた状態で内向き縁部131と螺合部22の前面壁24とで挟まれる長さを有している。
【0067】
図15に示されるように螺合部22の前面壁24には前向きの食い込み突起24aが1以上一体に突設されている。これらの食い込み突起24aは前面壁24に当接する第1防水パッキン213の後端面に食い込むようになっている。なお、以上の点以外の構成は図14及び図15に示されない部分を含めて前記第1実施形態の防水ソケット5及び防水形照明器具と同様であり、したがって、第3実施形態において第2防水パッキン15が装着されたソケット本体11は前記第1、第2の実施形態と共通部品となっている。
【0068】
この第3実施形態の構成においても、第1実施形態と同様手順で防水ソケット5を組立てて、このソケット5に蛍光ランプ7を支持することができるとともに、この支持状態において第2防水パッキン15が視認されることがないので、本発明の課題を解決できる。なお、この第3実施形態の防水ソケット5は、第1実施形態のものよりも管径が小さな蛍光ランプを支持するのに適する。
【0069】
又、前記防水ソケット5の組立てに伴い、締付け筒217の内向き縁部231と螺合部22の前面壁24とで縮径を伴いながら圧縮される第1防水パッキン213は、その変形により内向き縁部231の内面に密接するとともに、蛍光ランプのバルブ端部外周面に密接して、蛍光ランプと締付け筒217との間の防水を確保する。
【0070】
その上、前記組立てに伴い、螺合部22の前面壁24に形成した食い込み突起24aが第1防水パッキン213の後面に食い込む。そのため、締付け筒217の締付けに伴って、第1防水パッキン213とこの内側に通っている蛍光ランプのバルブ端部との接触摩擦で、蛍光ランプが締付け筒217に対して連れ回りすることを防止できる。したがって、ランプピンがソケット本体11内の一対の端子金具12に正しく挟まれたセット状態を保持できるので、ランプピンが端子金具12から外れて接触不良を生じる恐れがない。
【0071】
第16図は、本発明の第4の実施の形態を示している。
【0072】
本実施形態は、第1の実施の形態の変形例で、第1防水パッキン13の端部と締付け筒17の内向き縁部31との間に介在されているスリップリング18に工夫を施して、常に高い防水性能が保てるようにしたものであります。
【0073】
すなわち、一般的に第1防水パッキン13はゴムで形成してあるので、締付け筒17の回転させて、直接、防水パッキン13を圧縮させた場合、締付け筒17の内面との摩擦抵抗が大きいために、第1防水パッキン13がよじれて、防水性能を損う。
【0074】
そこで、滑り性能の有る部品、すなわちスリップリング18を防水パッキン端と内向き縁部31との間に介装して、締付け筒17の内面(含む内向き縁部31)とスリップリング18との滑りにより、第1防水パッキン13がよじれないようにしている。
【0075】
一般的にこのスリップリング18の断面形状は、第1の実施形態にもあるように、最外周である一番外側の外周端面部分に全周に渡り平坦面50(防水パッキン端、内向き縁部31の内面とほぼ平行な平らな面)を形成し、同平坦面50から内周にかけて内側方向に傾斜(パッキン側ではパッキン端から遠ざかる方向、内向き縁部側では内向き縁部内面から遠ざかる方向)するテーパ面51を全周に渡り形成することが行われている。そして、この平坦面50が一番突き出たテーパ面51により、第1の防水パッキン13に形成される環状の凸状をランプ外周に強く密着されやすくして、高い防水性能が得られるようにしている。
【0076】
すなわち、ランプ外周を防水すべく締付け筒17を回転させると、まず、スリップリング18の最外周の平坦面50が第1防水パッキン端に当たる。このときの締付け筒17とスリップリング18との間の滑りによって、よじれをもたらさないように防水パッキン13には圧縮方向の力が入力される。これにより、第1防水パッキン13の圧縮が始る。続いて、防水パッキン13が弾性変形して環状の凸部が形成され、同凸部の先端がランプ外周に密着すると、その反発により第1防水パッキン13の端部が周りに広がろうとする。しかし、広がろうとする端部はテーパ面51で抑えられるから、変形した環状の凸状部分はランプ外周と強く密接することになる。これで、高い防水性能が確保される。
【0077】
ところで、第1防水パッキン13のよじれ防止が効果的に作用するよう、第1防水パッキン13にシリコンオイルなどの潤滑材を塗布してスリップリング18との摩擦を低減することがある。この場合、滑りやすくなって、締付け筒17を締め付けて第1防水パッキン13を圧縮するときに、該防水パッキン13の端部が図16の拡大図中の二点鎖線で示されるようにスリップリング18のテーパ面51に沿って滑り出してしまい、防水性能をもたらす環状の凸状が形成されなくなることがある。
【0078】
そこで、平坦面50、テーパ面51を有するスリップリング18に、これを防ぐ工夫を講じてある。
【0079】
具体的には、図16の拡大図に示されるようにテーパ面51の終端部、すなわちスリップリング18の内周端を形成するテーパ面51の端部に、テーパ面51に対してほぼ垂直に突き出る凸部、例えば鋭角な三角形の断面を呈した鋭角凸部52が全周に渡り形成してある。
【0080】
これによると、たとえスリップリング18と防水パッキン端とが滑りやすくなって、図6の拡大図中の二点鎖線で示されるように第1防水パッキン13を圧縮する際、第1防水パッキン13の端部がテーパ面51に沿って滑り出ようとしても、同防水パッキン13の端部はテーパ面51の終端からほぼ直角に突き出ている鋭角凸部52で引っ掛かり、第1防水パッキン13の滑り出し抑止する。これにより、防止パッキン13の端部が滑り出すことはなくなり、必ず第1防水パッキン13はランプ外周と良好に密接するようになる。
【0081】
それ故、スリップリング18に施した工夫により、どのような状況でも安定した防水性能が確保できるので、常に安定した高い防水性能を保つことができるという効果を奏する。
【0082】
なお、図16ではスリップリング18の両端面に対称に、平坦面50、テーパ面51、鋭角凸部52を形成した例を挙げているが、少なくとも平坦面50、テーパ面51、鋭角凸部52は、第1防水パッキン端と対向する端面側にだけに形成しても構わない。
【0083】
但し、図16において、先に説明した第1の実施の形態と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。
【0084】
図17は、本発明の第5の実施の形態を示している。
【0085】
本実施形態は、第4の実施の形態の変形例である。
【0086】
本実施形態は、スリップリングを用いず、締付け筒17の内向き縁部31の内面に、スリップリングに相当する形状を形成した防水ソケット5に、第4の実施の形態の工夫を採用したものである。具体的には、図17の拡大図に示されるようにスリップ相当部18aは、第1防水パッキン端が突き当たる内向き縁部17の内面のうち、最外周の地点である一番外側の外周部分に平坦面60(防水パッキン端とほぼ平行な平らな面)を形成し、同平坦面60から内向き縁部17の内周にかけてパッキン端から遠ざかる方向に傾斜したテーパ面61を形成し、同テーパ面61の終端に全周に渡ってテーパ面61に対してほぼ直角に突き出る鋭角凸部62を形成した構造を採用してある。このように締付け筒17にスリップリング相当する部分を一体に形成しても、第4の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0087】
但し、図17において、第4の実施の形態と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。
【0088】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0089】
請求項1に係る発明の防水ソケットによれば、締付け筒の当接端面をソケット本体のパッキン受け部に当接させるので、螺合部への締付け筒の締付け完了時期を明確に得られ、それに伴い不必要に大きな操作力を要することなく締付け筒を適正に締付けることができるとともにソケット本体と締付け筒との間からの浸水を防止する第2防水パッキンが視認されることがなく外観を向上できる。
【0090】
請求項2に係る発明の防水ソケットによれば、第1防水パッキンの環状の凹みがランプの端部外周に密接するとともに、同パッキン環状の凸条が締付け筒の内周面に密接するので、締付け筒部とこれに通されたランプの端部外周との間の防水を確保できる。
【0091】
請求項3に係る発明の防水ソケットによれば、第1防水パッキンの凸条の裏側に設けた環状の凹条を起点として、環状の凸条を外周側に拡径させるとともに環状の凹みを内周側に縮径させる弾性変形を確実に行なわせて、締付け筒部とこれに通されたランプの端部外周との間の防水を確保できる。
【0092】
請求項4に係る発明の防水ソケットによれば、パッキン押えの採用により、第1防水パッキンを締付け筒とともにランプ上を軸方向に移動させる際に、第1防水パッキンとランプの端部との間の摩擦抵抗を小さくして、ランプ上を円滑に動かし得るので、容易に取扱うことができる。
【0093】
請求項5〜8に係る発明の防水ソケットによれば、締付け筒をランプに螺合する際に、第1防水パッキンを介してランプが締付け筒に対して連れ回らないようにしたから、ランプピンが端子金具から外れて接触不良を生じる恐れを防止できる。
【0094】
請求項9に係る発明の照明器具によれば、締付け筒をソケット本体から取外した状態において、この筒からのパッキン押え及び第1防水ソケットが脱落を防止できるとともに、締付けリングが傾いて締付け筒に収容されることがないから、第1防水パッキンへの食い込み突起の食い込みを確実に保証できる。
【0095】
請求項10に係る発明の防水ソケットによれば、第1防水パッキンのよじれなく、第1防水パッキンの端部の広がりを防ぎ、さらには第1防水パッキンの滑り出しを防いで、必ず第1防水パッキンを、所望の形状、すなわち高い防水効果が発揮できる環状の凸状になるよう圧縮することができ、常に、安定して高い防水性能を保つことができる。
【0096】
請求項11に係る発明の照明器具によれば、ソケット本体と締付け筒との間からの浸水を防止する第2防水パッキンがソケット本体のパッキン受け部と締付け筒との間に露出することがないとともに、ソケット本体の螺合部に締付け筒を螺合する際にこの筒をパッキン受け部に当接させる防水ソケットを備えるので、外観を向上できるとともに、螺合部への締付け筒の締付け完了時期を明確に得て締付け筒の締付けに不必要に大きな操作力を要しない照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る照明器具を示す斜視図。
(B)は同照明器具の断面図。
【図2】図1に示された照明器具が備える本発明の第1の実施の形態に係る防水ソケットを示す斜視図。
【図3】図2に示された防水ソケットを分解して示す斜視図。
【図4】図2に示された防水ソケットのソケット本体を分解して示す斜視図。
【図5】図2に示された防水ソケットのソケット本体を示す正面図。
【図6】(A)は図2に示された防水ソケットのソケット本体とこれに取付けられる締付け筒アセンブリとを分離しかつ一部を断面して示す平面図。
(B)は図2に示された防水ソケットを組立てた状態で示す平面図。
【図7】(A)は図2に示された防水ソケットのソケット本体に締付け筒アセンブリを取付ける途中状態を示す断面図。
(B)は図7(A)中X部を拡大して示す断面図。
【図8】(A)は図2に示された防水ソケットのソケット本体に締付け筒アセンブリを取付けて組立てが完了した状態を示す断面図。
(B)は図8(A)中Y部を拡大して示す断面図。
【図9】(A)は図2に示された防水ソケットの第1防水パッキンを示す側面図。
(B)は図9(A)の防水パッキンの一部を拡大して示す断面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る防水ソケットを示す斜視図。
【図11】図10に示された防水ソケットを分解して示す斜視図。
【図12】図10に示された防水ソケットのソケット本体に締付け筒アセンブリを取付ける途中状態を示す断面図。
【図13】図11に示された防水ソケットのソケット本体に締付け筒アセンブリを取付けて組立てが完了した状態を示す断面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係る防水ソケットを一部を断面して示す側面図。
【図15】図14に示された防水ソケットのソケット本体を示す正面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る防水ソケットを構造を説明するための断面図。
【図17】本発明の第5の実施の形態に係る防水ソケットを構造を説明するための断面図。
【符号の説明】
1…照明器具
2…器具本体
4…ソケット取付け台
5…防水ソケット
7…蛍光ランプ
7b…蛍光ランプのランプピン
11…ソケット本体
12…端子金具
13、113、213…第1防水パッキン
14、114、214…締付け筒アセンブリ
15…第2防水パッキン
17、117、217…締付け筒
18…スリップリング
19、119…パッキン押え
22…螺合部
22a…螺合部の根元部
23…パッキン受け部
24…ソケット本体の前面壁
24a、119b…食い込み突起
25…雄ねじ部
26…ランプピン通過溝
28…係合凹部
31、131、231…内向き縁部
32…雌ねじ部
33…当接端面
34…パッキン挟み面
36…凸条
37…凹み
38…凹条
42…係合凸部
50…平坦面
51…テーパ面
52…鋭角凸部。

Claims (10)

  1. パッキン受け部及びこの受け部の前側に突出し外周面に雄ねじ部が形成された螺合部を有し、この螺合部に前記雄ねじ部を横断するランプピン通過溝が設けられたソケット本体と、このソケット本体に内蔵され前記ピン通過溝を通って前記螺合部に配置されたランプピンを挟持する一対の端子金具と、両端を夫々開口して前記ソケット本体に結合されたランプの端部外周面を覆う筒状をなし、一端開口部に内向き縁部を有し、他端開口部に前記パッキン受け部に当接する当接端面及びこの内側にテーパ状をなして連なるパッキン挟み面を夫々全周にわたって有するとともに前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有し、前記両ねじ部の螺合によりソケット本体に取付けられる締付け筒と、前記内向き縁部に位置決めされるとともに前記ランプの端部外周面及び前記締付け筒の内面に密接して前記締付け筒内に収容されるゴム状弾性体製のリング状第1防水パッキンと、前記螺合部に嵌合し前記締付け筒の締付けにより前記パッキン挟み面と前記パッキン受け部との間に挟着されるゴム状弾性体製のリング状第2防水パッキンと、を具備し、前記第1防水パッキンの外周面に、前記締付け筒の内周面に密接する環状の凸条と、この凸条を境に前記内向き縁部寄りに環状の凹みとを夫々設けたことを特徴とする防水ソケット。
  2. 前記凸条の裏側に位置して前記第1防水パッキンの内周面に環状の凹条を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防水ソケット。
  3. 固定側部材に設けた1以上の食い込み突起を前記第1防水パッキンのソケット本体側端面に食い込ませたことを特徴とする請求項1または2に記載の防水ソケット。
  4. 前記固定側部材が前記ソケット本体であって、この本体の螺合部の前面壁に前記食い込み突起を設けたことを特徴とする請求項に記載の防水ソケット。
  5. パッキン受け部及びこの受け部の前側に突出し外周面に雄ねじ部が形成された螺合部を有し、この螺合部に前記雄ねじ部を横断するランプピン通過溝が設けられたソケット本体と、このソケット本体に内蔵され前記ピン通過溝を通って前記螺合部に配置されたランプピンを挟持する一対の端子金具と、両端を夫々開口して前記ソケット本体に結合されたランプの端部外周面を覆う筒状をなし、一端開口部に内向き縁部を有し、他端開口部に前記パッキン受け部に当接する当接端面及びこの内側にテーパ状をなして連なるパッキン挟み面を夫々全周にわたって有するとともに前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有し、前記両ねじ部の螺合によりソケット本体に取付けられる締付け筒と、前記内向き縁部に位置決めされるとともに前記ランプの端部外周面及び前記締付け筒の内面に密接して前記締付け筒内に収容されるゴム状弾性体製のリング状第1防水パッキンと、前記螺合部に嵌合し前記締付け筒の締付けにより前記パッキン挟み面と前記パッキン受け部との間に挟着されるゴム状弾性体製のリング状第2防水パッキンと、を具備し、前記第1防水パッキンより硬質でかつ前記第1防水パッキンの内径と略等しい内径を有した円筒状のパッキン押えを前記締付け筒に収容し、このパッキン押えを前記螺合部の前面壁と前記第1防水パッキンとの間に挟設したことを特徴とする防水ソケット。
  6. パッキン受け部及びこの受け部の前側に突出し外周面に雄ねじ部が形成された螺合部を有し、この螺合部に前記雄ねじ部を横断するランプピン通過溝が設けられたソケット本体と、このソケット本体に内蔵され前記ピン通過溝を通って前記螺合部に配置されたランプピンを挟持する一対の端子金具と、両端を夫々開口して前記ソケット本体に結合されたランプの端部外周面を覆う筒状をなし、一端開口部に内向き縁部を有し、他端開口部に前記パッキン受け部に当接する当接端面及びこの内側にテーパ状をなして連なるパッキン挟み面を夫々全周にわたって有するとともに前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有し、前記両ねじ部の螺合によりソケット本体に取付けられる締付け筒と、前記内向き縁部に位置決めされるとともに前記ランプの端部外周面及び前記締付け筒の内面に密接して前記締付け筒内に収容されるゴム状弾性体製のリング状第1防水パッキンと、前記螺合部に嵌合し前記締付け筒の締付けにより前記パッキン挟み面と前記パッキン受け部との間に挟着されるゴム状弾性体製のリング状第2防水パッキンと、を具備し、前記第1防水パッキンの断面が四角形状であって、このパッキンより硬質な円筒状のパッキン押えを前記締付け筒に収容し、このパッキン押えを前記螺合部の前面壁と前記第1防水パッキンとの間に挟設し、前記パッキン押えに前記食い込み突起を設けたことを特徴とする防水ソケット。
  7. 前記前面壁と前記パッキン押えのソケット本体側端部とを周方向の複数箇所で凹凸係合させたことを特徴とする請求項6に記載の防水ソケット。
  8. 前記締付け筒の雌ねじ部を多条ねじとするとともに、その条数と同数の引っ掛け突起を前記パッキン押えのソケット本体側端部外周面に突設し、これら引っ掛け突起を前記多条ねじに引っ掛けたことを特徴とする請求項6又は7に記載の防水ソケット。
  9. 前記締付け筒の内向き縁部と前記第1防水パッキンとの間にはスリップリングを有し、該スリップリングは、少なくとも前記第1防止パッキンと向き合う端面の形状が、最も外周となる部分に形成され前記防水パッキン端と接触する平坦な面と、この平坦な面から最も内周となる部分に向って形成され該内周へ向うにしたがい第1防水パッキンから遠ざかる向きで傾斜するテーパ面と、このテーパ面の終端に全周に渡って形成され前記テーパ面に対してほぼ直角に突き出る凸部とを有して構成されることを特徴とする請求項6または7に記載の防水ソケット。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載された防水ソケットを具備した照明器具。
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