JP3981443B2 - 連絡先提示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連絡しようとする相手として指定された利用者の、連絡先に関する情報を提示する連絡先提示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電話連絡しようとする相手が、電話をかけたときに会議などによって電話に出られないことが約50%に達すると報告されている。
【0003】
このような場合に対処する方法として、例えば、特開昭62−91059号公報に開示されているように、あらかじめ登録してある他のメンバーに連絡先を変更する技術が考案されている。また、一般的な交換機の機能を利用して、不在転送をするなどの方法もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術においては、不在の連絡相手に対して、その所在地を確認して直接連絡を取ることはできないという問題点を有していた。
【0005】
また、一般的な不在転送を用いる場合には、電話をかけた側(以下、「発呼者」という。)には、相手がどこにいるかの認識ができないため、例えば、連絡内容の重要度や相手の所在地によっては、さほど急いで連絡する必要はないにもかかわらず、通話が長引いてしまうことで業務に支障が生じる等の問題点もあった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑み、不在の相手の所在地を的確に把握した上、連絡内容の重要性等に応じて、発呼者に連絡方法を選択させることが可能な連絡先提示システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の連絡先提示システムは、各々の利用者の所在地を検出する所在地検出手段と、前記所在地検出手段により検出可能な、各々の位置の連絡先を記憶する連絡先記憶手段と、連絡しようとする相手を指定する連絡相手指定手段と、前記連絡相手指定手段を介して指定された相手の連絡先を、前記連絡先記憶手段から検索する連絡先検索手段と、前記連絡先検索手段により検索された連絡先を表示する表示手段とを有する連絡先提示システムであって、各々の利用者に対してあらかじめ指定されたデフォルトの連絡先を利用者ごとに記憶するデフォルト連絡先記憶手段と、前記連絡相手指定手段を介して相手が指定された際に、前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の所在地の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果に応じて、前記表示手段への表示を変更する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の行き先、及び当該行き先の電話番号を含む情報を記憶するスケジュール情報記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。このようにすることにより、連絡しようとする相手が出張、休暇等により、所在地検出手段により検出できない場所に存在する場合でも、相手の所在地を的確に把握した上、発呼者に適切な連絡方法を選択させることが可能となる。
【0009】
前記連絡先提示システムはさらに、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されている情報から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段により算出された距離に応じて当該連絡相手の行き先の電話番号を加工する電話番号加工手段とを備え、前記表示制御手段は、前記電話番号加工手段により電話番号が加工された場合には、加工後の電話番号を前記表示手段に表示することもできる。このようにすることにより、例えば携帯電話を用いる場合のように、連絡元からの距離に応じて電話番号を変更する必要がある場合に、発呼者が電話番号を押し間違えるという事態を防止することができる。
【0010】
前記距離算出手段は、連絡相手の行き先の都市名から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出することが可能である。
【0011】
また、前記距離算出手段は、連絡相手の行き先の電話番号から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出することもできる。
【0012】
前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記比較手段による比較の結果、前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とが異なる場合に、前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。近年、電子メールは、相手と確実に連絡を取れる手段として、頻繁に利用されるようになっているので、特に電子メールの利用が可能な環境においては、このようにすることで、発呼者により適切な連絡方法を選択させることが可能となる。
【0013】
前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。このようにすることで、連絡しようとする相手の所在地が検出できない場合でも、より適切な連絡方法を提示することができるようになる。
【0014】
前記スケジュール情報記憶手段は、利用者の行き先のファックス番号を記憶し、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているファックス番号と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。このようにすることで、連絡したい相手に対する連絡手段としてファックスを用いることも容易にできるようになる。
【0015】
前記スケジュール情報記憶手段は、利用者のポケットベル番号を記憶し、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているポケットベル番号と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。このようにすることで、連絡したい相手に対する連絡手段としてポケットベルを用いることも容易にできるようになる。
【0016】
前記連絡先提示システムはさらに、前記表示手段に表示された連絡先から、連絡先を指定する連絡先指定手段と、前記連絡先指定手段を介して指定された連絡先に対して通信処理を行う通信手段を備えることもできる。このようにすると、前記表示手段に表示された連絡先の中から、利用者により選択された連絡先に対して、実際に通信を行うことが容易にできるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る連絡先提示システムの全体構成の一例を示す図である。本発明の連絡先提示システムは、同図に示されるように、位置検出サーバ101、ユーザ位置格納部102、バッジセンサ103、バッジ104、連絡先検索サーバ105、連絡先情報格納部106、通信用クライアント107、PBX108、連絡先側通信手段109を備える構成の中で実現される。
【0019】
位置検出サーバ101、連絡先検出サーバ105及び通信用クライアント107は、例えばLAN110で接続されている。
【0020】
位置検出サーバ101は、ユーザ位置格納部102、バッジセンサ103、バッジ104とともに特許請求の範囲における所在地検出手段を構成する。
【0021】
位置検出サーバ101は、各々の利用者の所在地を検出し、検出結果をユーザ位置格納部102に格納する。本発明の連絡先提示システムを実現するにあたって、各々の利用者はバッジ104を携帯する。バッジ104としては、例えばOlivetti社製のアクティブバッジ(商標)を使用することができる。バッジ104から送信される信号を、あらかじめ、所定の複数の位置に設置されているバッジセンサ103で検出することにより、各々の利用者の所在地を検出することができる。
【0022】
本実施の形態における利用者の所在地の検出方法について、以下に、より具体的に説明する。バッジセンサ103からは10秒間隔(間隔は変更することが可能である。)で赤外線によるポーリング信号が発せられる。バッジ104がバッジセンサ103からのポーリング信号を受信すると、折り返し、当該バッジにあらかじめ割り当てられているバッジIDを、同じく赤外線によって発信する。バッジIDを含む信号を受信したバッジセンサ103は、当該バッジセンサにあらかじめ割り当てられているセンサIDと、受信したバッジIDとを、位置検出サーバ101に送信する。
【0023】
バッジセンサ103から送信されたバッジIDとセンサIDとは、位置検出サーバ101により、ユーザ位置格納部102に格納される。図2は、ユーザ位置格納部102に格納される、バッジIDとセンサIDとの対応関係を表す情報の一例を示す図である。
【0024】
尚、本実施の形態においては、上述の如く、アクティブバッジと、対応するバッジセンサとを用いる方法を利用したが、各々の利用者と、その所在地との対応関係を検出することができる手段であれば、他の方法を用いてもかまわない。
【0025】
連絡先検索サーバ105は、特許請求の範囲における連絡先検索手段に相当する。
【0026】
連絡先検索サーバ105は、通信用クライアント107からの検索要求に応じて、検索処理を行い、検索結果を通信用クライアント107に返す。本実施の形態では、通信用クライアント107からの検索要求は、通信用クライアント107の利用者が連絡しようとする相手の氏名という形式で送られる。連絡先検索サーバ105は、指定された相手の連絡先に関する情報、例えば連絡先の電話番号や電子メールアドレス、ファックス番号等を含む情報(以下、「連絡先情報」という。)を、通信用クライアント107に返す。
【0027】
連絡先検索サーバ105には、特許請求の範囲における連絡先記憶手段、デフォルト連絡先記憶手段、スケジュール情報記憶手段及び電子メールアドレス記憶手段としての、連絡先情報格納部106が備えられている。本発明の実施の形態では、その全ての実施の形態において、連絡先情報格納部106に、図3及び図4に示す情報が格納されている。
【0028】
図3は、利用者の氏名と、各々の利用者が携帯しているバッジ104に割り当てられたバッジIDとの対応関係を示す情報の一例を示す図である。尚、本実施の形態では、利用者名とバッジIDとの他に、デフォルト電話番号という情報を保持している。ここで、デフォルト電話番号とは、各々の利用者について、例えば、原則としてそこに連絡すれば何らかの連絡ができると考えられるような場所(例えば、自分の席)の電話番号として、あらかじめ固定的に登録しておく電話番号をいう。
【0029】
図4は、各々のバッジセンサ103について、あらかじめ割り当てられたセンサIDと、各々のバッジセンサの設置場所との対応関係を示す情報の一例を示す図である。尚、本実施の形態では、センサIDと、対応するバッジセンサの設置場所名の他に、当該設置場所の電話番号も保持している。
【0030】
連絡先検索サーバ105は、通信用クライアント107からの検索要求を受けると、図3に示した情報を参照し、検索要求において指定される相手の氏名から、指定された相手が携帯しているバッジ104のバッジIDを検索する。そして、位置検出サーバ101に対して、検索されたバッジIDに対応するセンサIDの検索を要求する。
【0031】
位置検出サーバ101は、当該要求に対して、図2に示した情報を参照して、対応するセンサIDを検索し、連絡先検索サーバ105に返す。
【0032】
位置検出サーバ101からセンサIDを受け取った連絡先検索サーバ105は、図4に示した情報を参照して、受け取ったセンサIDに対応する設置場所名、設置場所電話番号等の連絡先情報を検索し、検索結果を通信用クライアント107に返す。以上の処理は、いずれの実施の形態においても共通する処理である。
【0033】
通信用クライアント107は、特許請求の範囲における連絡相手指定手段、表示手段、比較手段、表示制御手段、連絡先指定手段及び通信手段を構成する。
【0034】
通信用クライアント107は、利用者からの、連絡しようとする相手を指定する入力を受け付け、連絡先検索サーバ105に対して検索要求を送信する。さらに、連絡先検索サーバ105から返された検索結果を加工して、利用者に提示する。利用者は、提示された情報を参照し、実際に通信を行うべく連絡先を指定するか、又は通信処理の取り消しを指定する入力を行うことができる。
【0035】
また、通信用クライアント107は、利用者から、実際に通信を行う旨の要求がなされた場合には、指定された連絡先に実際に通信を行う発呼処理を行う。通信手段としては、後にそれぞれ詳細に説明するが、電話、電子メール、ファックス、ポケットベル等、種々の通信手段が利用できる。
【0036】
図5は、通信用クライアント107の構成の一例を示すブロック図である。同図に示した通信用クライアント107では、通信手段として、電話機205を用いている。
【0037】
本実施の形態の通信用クライアント107は、入力部201、通信用クライアント制御部202、モデム203、出力部204を備えている。
尚、通信用クライアント制御部202は、入力受付部2021、検索制御部2022、ネットワーク制御部2023、発呼制御部2024、モデム制御部2025を含む。
【0038】
利用者は、入力部201を用いて、連絡しようとする相手の指定や、実際に通信を行う際の連絡先の指定、通信処理の取り消しの指示等を入力する。入力部201としては、具体的には、キーボード、マウス等の入力手段を用いることができる。
【0039】
入力受付部2021は、入力部201からの入力を受け付け、検索制御部2022に、連絡先検索サーバ105への検索要求を行う旨を指示したり、発呼制御部2024に、発呼処理を行う旨を指示する。
【0040】
検索制御部2022は、入力受付部2021からの指示を受け、連絡先検索サーバ105への連絡先情報の検索要求を出す。当該検索要求は、ネットワーク制御部2023、LAN110を介して連絡先検索サーバ105に送られる。検索制御部2022は、連絡先検索サーバ105からの検索結果を受け取ると、受け取った連絡先情報を加工して出力部204に提示する。出力部204としては、ディスプレイ等の出力手段を用いることができる。
【0041】
また、検索制御部2022は、入力部201から、実際に通信を行う旨の指示とともに、連絡先の指定入力がなされた場合には、発呼制御部2024に、指定された連絡先に関する連絡先情報を送る。
【0042】
ネットワーク制御部2023は、LAN110への情報の送信及びLAN110からの情報の受信を制御する。
【0043】
発呼制御部2024は、入力部201から、連絡先の指定入力がなされた場合に、検索制御部2022から連絡先情報を受け取って、モデム制御部2025に発呼処理を指示する。また、発呼制御部2024は、通信手段として電話機を用いる場合には、モデム制御部2025による発呼処理が終了し、回線が接続された際に、電話機205に回線を切り替える処理を行う。
【0044】
モデム制御部2025は、通信用クライアント107の通信ポートに接続されたモデム203を制御し、発呼処理を行う。
【0045】
尚、本実施の形態では、前述の如く、通信手段として電話機205を用いているが、連絡先側通信手段109が、電子メールやファクシミリ、ポケットベル等である場合であれば、必ずしも電話機を用いる必要はない。また、他の方法として、スピーカにタッチトーン(プッシュボタンの「ピッ、ポッ、パッ」音)を出力し、それを受話器で聞かせるなども考えられる。
【0046】
以上のような構成を備えた本発明の連絡先提示システムにおける、種々の実施の形態について、以下、通信用クライアント107の処理内容を中心として説明する。
(実施の形態1)
まず、第一の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第一の実施の形態では、連絡しようとする相手の所在地によって、出力部204への連絡先情報の提示内容及び提示順序を変更することにより、利用者が、より適切な連絡先に対して通信を行うことを可能とする。
【0047】
図6は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定する入力を受けた場合の、通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフォルト電話番号を検索する(S601)。
【0048】
次に、検索制御部2022が、連絡先検索サーバ105から送信されてきた検索結果から、その時点における相手の所在地の電話番号と、指定された相手のデフォルト電話番号とを比較することにより、相手の所在地が、デフォルト電話番号に対応する場所(以下、「デフォルトの場所」という。)と異なるか否かを判定する(S602)。ここで、相手の所在地がデフォルトの場所と一致していれば(S602:No)、検索制御部2022は、出力部204にデフォルト電話番号を表示する(S603)。この場合には、デフォルト電話番号の提示を受けた利用者は、実際に通信を行うか、通信処理を取り消すかの入力を行い、通信用クライアント制御部202は、当該入力に応じた処理を行う(S606)。
【0049】
相手の所在地がデフォルトの場所と異なる場合には(S602:Yes)、検索制御部2022は、その時点における相手の所在地と電話番号とを出力部204の表示画面上の一番上に表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S604)。
【0050】
このように、連絡先情報を出力部204の表示画面上に表示する際に、連絡先の表示内容及び表示順序を制御する機構を備えることにより、利用者に、連絡しようとする相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、連絡内容の重要性によって、その時点の相手の所在地に直接連絡するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば誰かに伝言を依頼するか等の選択をさせることができる。
【0051】
この場合には、利用者は、入力部201を用いて、実際に通信を行う連絡先を選択するか(S605)、又は通信を取り消す指示の入力を行うこととなるので、利用者の入力内容により、検索制御部2022が、実際に通信の処理を行うべく発呼制御部2024に連絡先情報を送るか、又は通信の取り消し処理を行う(S606)。
【0052】
具体的には、実際に通信を行う場合であれば、発呼制御部2024が、モデム制御部2025に電話番号を送信する。モデム制御部2025は、モデム203を制御して、電話番号を回線に送出し、回線が接続された際に、発呼制御部2024が電話機205に回線を切り替える等の方法をとることにより、通話を開始することができる。
(実施の形態2)
次に、第二の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第二の実施の形態では、第一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者の行き先に関する情報(以下、「スケジュール情報」という。)を登録する機能を備え、その時点における利用者の所在地、及び登録されているスケジュール情報に基づいて、出力部204への連絡先情報の提示内容及び提示順序を変更することを可能とする。
【0053】
従って、本実施の形態においては、連絡先情報格納部106に、図3及び図4に示した情報の他に図7に示すスケジュール情報を保持する。
【0054】
スケジュール情報は、例えば、利用者が出張、休暇等により、バッジセンサ103の設置範囲から外に出るような場合には、各々の利用者により入力され、利用者がバッジセンサ103の設置範囲の中に存在する場合であれば、自動的に、登録、更新される。本実施の形態のスケジュール情報は、利用者の連絡先及び連絡先の電話番号、及び当該利用者がその連絡先に存在する理由(「出張」、「休暇」等、以下、「スケジュール」という。)を含んでいる。
【0055】
尚、本実施の形態では、利用者がバッジセンサ103の設置範囲から外に出た場合は、位置検出サーバ101は、図8に示されるように、バッジによる所在地の検出が不能であることを表すID(本実施の形態では「0000」)をユーザ位置格納部102に格納する。
【0056】
図9は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡したい相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のスケジュール情報及びデフォルト電話番号を検索する(S901)。この処理は、第一の実施の形態において説明した処理に加え、指定された相手の所在地が検出不可であった場合に、連絡先検索サーバ105が、スケジュール情報をも検索することにより行う。次に、検索制御部2022は、連絡先検索サーバ105より送信された検索結果から、連絡しようとする相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判定する(S902)。この判定は、例えば、ユーザ位置格納部102に所在地検出不能を示すセンサIDが格納されている場合には、連絡先検索サーバ105が、その旨を通信用クライアント107に送信するようにすることにより行うことができる。
【0057】
相手の所在地が検出できない場合(S902:Yes)には、スケジュール情報のうち、連絡先の場所及び電話番号を出力部204の表示画面上の一番上に表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S903)。
【0058】
その後の、連絡先選択又は通信取り消しの選択入力の受け付け(S904)、及び、当該入力に基づく通信/取り消し処理(S905)については、第一の実施の形態で説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0059】
尚、ステップS902で相手の所在地が検出された場合(S902:No)の処理内容については、第一の実施の形態で説明した内容と同一である。
【0060】
以上のように、連絡先情報の提示内容及び提示順序を制御する機構を備えることに加え、利用者によりスケジュール情報の入力を行うようにすることにより、連絡したい相手がバッジセンサ103の設置範囲外に出た場合でも、利用者に対して連絡したい相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、連絡内容の重要性によって、その時点の相手の連絡先に直接連絡するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば誰かに伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。
(実施の形態3)
次に、第三の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第三の実施の形態では、第一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者が行き先に関する情報を入力する機能を備え、さらに、連絡しようとする相手の所在地までの、連絡元からの距離を判定することによって、出力部204への連絡先情報の提示内容を変更することを可能とする。
【0061】
本実施の形態においては、連絡先情報格納部106に格納される情報として、図3及び図4に示した情報の他に図10、図11及び図12に示すものがある。
図10は、本実施の形態におけるスケジュール情報の一例を示す図である。この情報は、第二の実施の形態と同様に、利用者がバッジセンサ103の設置範囲を外れるような場合に各々の利用者により入力される情報であるが、第二の実施の形態と異なり、携帯電話の電話番号(以下、「携帯電話番号」という。)、行き先の都市名、又は行き先の電話番号を含んでいる。行き先の都市名と電話番号とは両方入力されていてもかまわない。
【0062】
図11は、行き先の都市名と、連絡元から当該都市までの距離との対応関係を示す情報の一例を示す図である。また、図12は、行き先の電話番号の市外局番と、連絡元から当該都市までの距離との対応関係を示す情報の一例を示す図である。図11又は図12に示した情報を参照することにより、連絡元から、連絡しようとする相手の所在地までの距離を求めることができる。
【0063】
尚、利用者がバッジセンサ103の設置範囲を外れた場合に、図8に示した如く、所在地検出不能を表すセンサIDがユーザ位置格納部102に格納される点は、第二の実施の形態と同様である。
【0064】
図13は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のスケジュール情報、デフォルト電話番号を検索する(S1301)。ここで、連絡したい相手の所在地が検出不能の場合に、連絡先検索サーバ105から返されるスケジュール情報には、携帯電話番号、及び相手の所在地の連絡元からの距離が含まれる。即ち、本実施の形態においては、連絡先検索サーバ105及び連絡先情報格納部106が、特許請求の範囲における距離算出手段を構成することになる。
【0065】
次に、検索制御部2022は、検索結果より、相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判定する(S1302)。この判定は、第二の実施の形態で説明した処理と同一である。
【0066】
相手の所在地が検出できない場合(S1302:Yes)には、連絡元から、相手の所在地までの距離が160Km以上であるか否かを判定する(S1303)。この判定には、相手のスケジュール情報と、図11及び図12に示した情報とを参照して行う。そして、当該距離が160Km以上である場合には(S1303:Yes)、携帯電話番号の変更処理を行う(S1304)。具体的には、相手の携帯電話番号の先頭を030(又は080)から040(又は090)に変更する。即ち、本実施の形態においては、通信用クライアント107の検索制御部2022が、特許請求の範囲における電話番号加工手段となる。
【0067】
このような処理を行うことにより、緊急連絡の際に起こりがちである携帯電話番号の入力間違いを防止することができる。
【0068】
連絡先情報の出力部204への提示に際しては、携帯電話番号を一番上に表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S1305)。この際、ステップS1304において携帯電話番号の変更処理を行った場合には、変更後の携帯電話番号を提示する。
【0069】
その後の、利用者からの連絡先選択入力等の受け付け(S1306)、及び通信/取り消し処理(S1307)については、第一の実施の形態で説明した処理と同様に行う。
【0070】
尚、ステップS1302で相手の所在地が検出された場合(S1302:No)の処理内容については、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0071】
このように、連絡先情報の表示順序を制御する機構を備えることに加え、利用者により携帯電話番号の入力を行うようにすることにより、連絡したい相手がバッジセンサ103の設置範囲外に出た場合でも、利用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、連絡内容の重要性によって、相手の携帯電話に連絡するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。また、相手の居場所までの距離を算出する手段と、距離に応じて携帯電話番号を変更する機構も備えているので、携帯電話への連絡も、より容易に行うことができる。
(実施の形態4)
次に、第四の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第四の実施の形態では、第一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者の電子メールアドレスを保持することにより、出力部204への連絡先情報の提示内容を変更することを可能とする。
【0072】
本実施の形態においては、図3及び図4に示した情報の他に図14に示す各々の利用者の電子メールアドレスを連絡先情報格納部106に保持する。
【0073】
図15は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフォルト電話番号、電子メールアドレスを検索する(S1501)。
【0074】
次に、検索制御部2022は、検索の結果、その時点における相手の所在地の電話番号と、デフォルト電話番号とを比較することにより、相手の所在地が、デフォルトの場所と異なるか否かを判定する(S1502)。ここで、相手の所在地がデフォルトの場所と一致していれば(S1502:No)、検索制御部2022は、出力部204にデフォルト電話番号を表示する(S1503)。
【0075】
相手の所在地がデフォルトの場所と異なる場合には(S1502:Yes)、検索制御部2022は、相手の電子メールアドレスを出力部204の表示画面の一番上に、相手の所在地と電話番号を二番目に、デフォルト電話番号を三番目に表示する(S1504)。
【0076】
利用者からの連絡先選択入力の受け付け(S1505)、及び通信/取り消し処理(S1506)については第一の実施の形態で説明したものと同様に行う。このように、連絡先情報の提示内容及び提示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用者の電子メールアドレスを保持することより、利用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、相手に電子メールを送信するか、相手の所在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。特に、近年、電子メールは、相手と確実に連絡を取る手段として有用なものとなりつつあるので、電子メールが比較的頻繁に利用される環境においては、本発明の有用性も大きなものとなる。
(実施の形態5)
次に、第五の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第五の実施の形態では、第四の実施の形態で説明した電子メールアドレスを表示する機能の他に、相手の所在地が検出できるか否かの判断を加えて、出力部204への連絡先情報の提示内容を変更することを可能とする。
【0077】
尚、本実施の形態では、連絡先情報格納部106には、図3及び図4に示した情報の他、図7に示すスケジュール情報及び図14に示す電子メールアドレスを保持する。
【0078】
図16は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報、電子メールアドレスを検索する(S1601)。
【0079】
次に、検索制御部2022は、連絡先検索サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判定する(S1602)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0080】
相手の所在地が検出できない場合(S1602:Yes)には、検索制御部2022は、相手の電子メールアドレスを出力部204の表示画面上の一番上に、スケジュール情報に含まれる連絡先および連絡先電話番号を二番目に、デフォルト電話番号を三番目に表示する(S1603)。
【0081】
その後の、利用者からの連絡先選択入力の受け付け(S1604)、及び通信/取り消し処理(S1605)については、第一の実施の形態で説明したものと同様に行う。
【0082】
尚、ステップS1602で相手の所在地が検出された場合(S1602:No)の処理内容については、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0083】
このように、連絡先情報の提示内容及び提示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用者の電子メールアドレスを保持することより、利用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、相手に電子メールを送信するか、相手の所在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。
(実施の形態6)
次に、第六の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第六の実施の形態では、第五の実施の形態で説明した電子メールを通信手段として用いる替わりにファックスを通信手段として用いる。
【0084】
本実施の形態においては、図3及び図4に示した情報の他に、図17に示す情報をスケジュール情報として連絡先情報格納部106に保持する。同図に示されるように本実施の形態のスケジュール情報は、利用者名、スケジュールの他に、連絡方法と連絡先電話番号を含んでいる。ここで、連絡方法としては、電話以外に、連絡先との連絡をとるために適切な通信手段、例えば、「ファックス」、「ポケットベル」等が入力される。これらの通信手段が入力された場合には、連絡先電話番号は、ファックス番号や、ポケットベルの番号が入力されることとなる。
【0085】
図18は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡したい相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報を検索する(S1801)。
【0086】
次に、検索制御部2022は、連絡先検索サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判定する(S1802)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0087】
相手の所在地が検出できない場合(S1802:Yes)には、検索制御部2022は、スケジュール情報に含まれる相手のファックス番号を出力部204の表示画面上の一番上に、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S1803)。
【0088】
その後の、利用者からの連絡先指定入力の受け付け(S1804)、及び通信/取り消し処理(S1805)については、第一の実施の形態で説明したものと同様に行う。
【0089】
尚、ステップS1802で相手の所在地が検出された場合(S1802:No)の処理内容については、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0090】
このように、連絡先情報の提示内容及び提示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用者のファックス番号を保持することより、利用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、相手にファックスを送信するか、相手の所在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。
(実施の形態7)
次に、第七の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。第七の実施の形態では、第五の実施の形態で説明した電子メールを通信手段として用いる替わりにポケットベルを通信手段として用いる。
【0091】
本実施の形態においても、連絡先情報格納部106には、第六の実施の形態で説明した情報と同様のスケジュール情報が保持される。
【0092】
図19は、本実施の形態の通信用クライアント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理内容を示すフローチャートである。同図に示されるように、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報を検索する(S1901)。
【0093】
次に、検索制御部2022は、連絡先検索サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判定する(S1902)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0094】
相手の所在地が検出できない場合(S1902:Yes)には、検索制御部2022は、相手のポケットベル番号を出力部204の表示画面上の一番上に表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S1903)。
【0095】
その後の、利用者からの連絡先選択入力の受け付け(S1904)、及び通信/取り消し処理(S1905)については、これまでに説明した処理と同様に行う。
【0096】
尚、ステップS1902で相手の所在地が検出された場合(S1902:No)の処理内容については、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0097】
このように、連絡先情報の提示内容及び提示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用者のポケットベル番号を保持することより、利用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可能になるとともに、相手をポケットベルで呼び出すか、相手の所在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることができるようになる。
【0098】
尚、以上に説明した本発明の各実施の形態においては、クライアント−サーバシステムによる実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態はこれに限定されるものではなく、例えば一台のコンピュータを用いても実現することは可能である。また、各情報の格納部についても、例えば、連絡先情報の一部をクライアントに保持するようにしたり、位置検出サーバに保持するようにすることもできる。
【0099】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る連絡先提示システムは、連絡しようとする相手が不在の場合でも、その相手の所在地を的確に把握した上、連絡内容の重要性等に応じて、発呼者に連絡方法を選択させることが可能になるという効果を奏する。
【0100】
また、表示順序を変更する際に、最も利用する可能性が高いと思われる連絡手段を一番上に表示するようにすれば、より容易に連絡先の選択をすることも可能となるという効果がある。
【0101】
また、本発明の連絡先提示システムは、提示された連絡先から、実際に連絡したい連絡先を選択する手段と、実際に通信を行う通信手段を備えるものであるから、選択された連絡先に容易に連絡することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における連絡先提示システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 ユーザ位置格納部に格納される、バッジIDとセンサIDとの対応関係を表す情報の一例を示す図である。
【図3】 利用者名とバッジIDとの対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図4】 センサIDと、バッジセンサの設置場所との対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図5】 本発明の一実施の形態における通信用クライアントの構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第一の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第二の実施の形態におけるスケジュール情報の一例を示す図である。
【図8】 本発明の第二の実施の形態におけるバッジIDとセンサIDとの対応関係を表す情報の一例を示す図である。
【図9】 本発明の第二の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の第三の実施の形態におけるスケジュール情報の一例を示す図である。
【図11】 本発明の第三の実施の形態における都市名と距離との対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図12】 本発明の第三の実施の形態における市外局番と距離との対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図13】 本発明の第三の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の第四の実施の形態における各々の利用者名と電子メールアドレスとの対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図15】 本発明の第四の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の第五の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の第六の実施の形態におけるスケジュール情報の一例を示す図である。
【図18】 本発明の第六の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図19】 本発明の第七の実施の形態における通信用クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 位置検出サーバ
102 ユーザ位置格納部
103 バッジセンサ
104 バッジ
105 連絡先検索サーバ
106 連絡先情報格納部
107 通信用クライアント
108 PBX
109 連絡先側通信手段
110 LAN
201 入力部
202 通信用クライアント制御部
203 モデム
204 出力部
205 電話機
2021 入力受付部
2022 検索制御部
2023 ネットワーク制御部
2024 発呼制御部
2025 モデム制御部

Claims (10)

  1. 各々の利用者の所在地を検出する所在地検出手段と、前記所在地検出手段により検出可能な、各々の位置の通信手段の連絡先を記憶する連絡先記憶手段と、連絡しようとする相手を指定する連絡相手指定手段と、前記連絡相手指定手段を介して指定された相手の通信手段の連絡先を、前記連絡先記憶手段から検索する連絡先検索手段と、前記連絡先検索手段により検索された通信手段の連絡先を表示する表示手段とを有する連絡先提示システムであって、
    各々の利用者に対してあらかじめ指定されたデフォルトの通信手段の連絡先を利用者ごとに記憶するデフォルト連絡先記憶手段と、
    前記連絡相手指定手段を介して相手が指定された際に、前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の所在地の通信手段の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを比較する比較手段と、
    前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の所在地の通信手段の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とが一致する場合はデフォルトの通信手段の連絡先を表示し、前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の所在地の通信手段の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とが異なる場合は、その時点における連絡相手の所在地の通信手段の連絡先を一番上に、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先を二番目に表示して、その時点における連絡相手の所在地の通信手段の連絡先を優先的に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする連絡先提示システム。
  2. 前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の行き先、及び当該行き先の電話番号を含む情報を記憶するスケジュール情報記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項1に記載の連絡先提示システム。
  3. 前記連絡先提示システムはさらに、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されている情報から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段により算出された距離に応じて当該連絡相手の行き先の電話番号を加工する電話番号加工手段とを備え、前記表示制御手段は、前記電話番号加工手段により電話番号が加工された場合には、加工後の電話番号を前記表示手段に表示する請求項2に記載の連絡先提示システム。
  4. 前記距離算出手段は、連絡相手の行き先の都市名から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する請求項3に記載の連絡先提示システム。
  5. 前記距離算出手段は、連絡相手の行き先の電話番号から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する請求項3に記載の連絡先提示システム。
  6. 前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記比較手段による比較の結果、前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の通信手段の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とが異なる場合に、前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項1に記載の連絡先提示システム。
  7. 前記連絡先提示システムはさらに、各々の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項1に記載の連絡先提示システム。
  8. 前記スケジュール情報記憶手段は、利用者の行き先のファックス番号を記憶し、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているファックス番号と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項2に記載の連絡先提示システム。
  9. 前記スケジュール情報記憶手段は、利用者のポケットベル番号を記憶し、前記表示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているポケットベル番号と、当該連絡相手のデフォルトの通信手段の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項2に記載の連絡先提示システム。
  10. 前記連絡先提示システムはさらに、前記表示手段に表示された通信手段の連絡先から、連絡先の通信手段を指定する連絡先指定手段と、前記連絡先指定手段を介して指定された連絡先の通信手段に対して通信処理を行う通信手段を備える請求項1から9のいずれかに記載の連絡先提示システム。
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