JP3980335B2 - プレキャスト側溝 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレキャスト側溝に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来、道路端などに対して埋設型の排水路を施工する状況を示している。
この施工法は、地盤に掘削した溝100の溝底を基礎砕石101、基礎コンクリート102、敷モルタル103等で均し、その上へトラッククレーン104等で吊り下げたプレキャスト側溝105を順々に置き並べて、その後、溝100を埋め戻すというものである。
【0003】
図9に示すように、プレキャスト側溝105は、底版部110と、この底版部110の両脇で起立する左右一対の側壁部111と、これら両側壁部111の上端部間を連結する天版部112とを有して、その内部に貫通路113を形成させたものであって、有筋又は無筋のコンクリート製とされている。
なお、側壁部111には、貫通路113の長手方向両端寄りに対応して、ボルト取付孔115が設けられている。
このようなプレキャスト側溝105を溝100内へ置き並べるには、まず、トラッククレーン104等で吊り下げたプレキャスト側溝105(A)を、設置済みのプレキャスト側溝105(B)にある程度近接させるようにしつつ溝底へ降ろしてトラッククレーン104等から切り離す。
【0004】
次に、この溝底へ降ろしたプレキャスト側溝105(A)の下端と溝底との間へ作業員Mがバール116の先端を突き刺し、バール116の上端部を斜め前方へ持ち上げるように操作することによって、このプレキャスト側溝105(A)を設置済みのプレキャスト側溝105(B)へ向けて摺り動かして当接させる。
その後、これら当接状態とさせた両プレキャスト側溝105(A及びB)に対し、図9に示したように、一方側のボルト取付孔115に対してJ型プレート120をボルト121により仮付けすると共に、このJ型プレート120に組み合わせたくさびプレート122を他方側のボルト取付孔115へボルト123によって仮付けする。
【0005】
そして、図10に示すように、くさびプレート121を打ち込んでJ型プレート120へ食い込ませるようにすることで、両側のプレキャスト側溝105(A及びB)を強く引き合わせる状態とさせ、次に、ボルト121,123を増し締めして、J型プレート120とくさびプレート121とをそれぞれのプレキャスト側溝105(A及びB)へ固定させる、というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
溝100の溝底へ降ろしたプレキャスト側溝105(A)をバール116によって摺り動かす方法は、プレキャスト側溝105(A)の移動痕及びバール116の突き痕によって溝100の溝底を荒らすことになり、不都合となっていた。また、なにより作業員Mには重労働となっている。
そのうえ、J型プレート120とくさびプレート121とを用いる方法では、例えば溝100が官民境界地に沿って設けられている場合など、溝幅に余裕を取れない(溝幅を広げられない)ときに、J型プレート120やくさびプレート122の取り付け、くさびプレート122の打ち込み、ボルト121,123の増し締めなどを行うための作業スペースを確保できないことがあった。従って、このような場合には、鉄筋を適当な形状に曲げてこれをボルト121,123間に掛け渡す程度の措置しか取れないということがあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、施工が容易で、殊にプレキャスト側溝相互の連結が確実に行えるようにしたプレキャスト側溝を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るプレキャスト側溝は、底版部2とこの両脇で起立する左右一対の側壁部3とこれら両側壁部3の上端部間を連結する天版部4とを有して内部に貫通路5が形成されていて、地盤に掘削した溝内に貫通路5が連通するように多数隣接して並べ置いて排水路を形成するプレキャスト側溝において、
上記天版部4の長手方向の両端には、隣接するプレキャスト側溝1を引き寄せる引き寄せ工具15を係止させるための第1係合孔7と第2係合孔8とが設けられており、
左右の側壁部3の長手方向一端側寄りには左右外方へ向けてアンカー突起10が突設され、長手方向他端寄りには隣接するプレキャスト側溝1のアンカー突起10に連結される緊締棒11が長手方向に沿って突出して設けられており、
前記緊締棒11は、突出先端が隣接するプレキャスト側溝1の前記アンカー突起10まわりに折り返し状に曲げられて形成されている。
【0009】
このような構成にあって、互いに近接状態で並べ置かれたプレキャスト側溝の相互間にわたり、それぞれの第1係合孔と第2係合孔とを利用して引き寄せ工具を係止させたうえで、この引き寄せ工具を、レバー本体側(位置決め側のプレキャスト側溝における第1係合孔側)へ前倒しさせるように揺動操作する。
すると、この揺動されるレバー本体にフックレバーが引っ張られることに伴って、このフックレバーが係止している第2係合孔を介して位置合わせ側のプレキャスト側溝が、位置決め側のプレキャスト側溝へ向けて引き寄せられるように移動することになる。
【0010】
なお、引き寄せ工具は、レバー本体の先端部(位置決め側のプレキャスト側溝の第1係合孔)を支点として揺動することになるから、これに伴うかたちで引き寄せ移動される位置合わせ側のプレキャスト側溝は、第2係合孔寄りの端部側が一旦持ち上げられるようにして移動することになる。
すなわち、この位置合わせ側のプレキャスト側溝の移動は、一端側を浮き上がらせた状態で他端側だけが地盤上を摺る状態となるから、地盤への接地量が小さくなりその悪影響が可及的に抑えられることになる。
【0011】
一方、このプレキャスト側溝では、左右の側壁部において、貫通路の長手方向に沿った一端寄りにアンカー突起が設けられ、同他端寄りに緊締棒が設けられている。
アンカー突起は、左右の側壁部外面から、その左右両側方へ向けて突出したものとする。そしてこのアンカー突起には、緊締用レバー工具を取り付けることができるものとし、且つ、このアンカー突起を軸としつつそのまわりで緊締用レバー工具を揺動させることができるようにする。
【0012】
また緊締棒は、貫通路の長手方向に沿って、このプレキャスト側溝から前方又は後方へ突出したものとする。例えば鉄筋などで形成したものとすればよい。
このように構成させると、互いに当接乃至近接状態で並べ置かれたプレキャスト側溝のうち、一方のプレキャスト側溝のアンカー突起に緊締用レバー工具を取り付けて、これを揺動させた場合、この緊締用レバー工具に他方のプレキャスト側溝に設けた緊締棒が係合しつつ、この緊締棒が上記アンカー突起のまわりで折り返し状に曲げられるようになる。
【0013】
従って、この折り曲げられた緊締棒がアンカー突起と係合状態となって、両方のプレキャスト側溝同士がますます引き寄せ合うようになると共に、離反しない状態に固定されることになる。
このような構成であると、プレキャスト側溝に対する緊締用レバー工具の取り付けが容易であり且つ省スペースで行えることに伴って、例えば官民境界に沿って設けられた溝内にプレキャスト側溝を並べ置くような場合でも、プレキャスト側溝相互の連結が確実に行えるものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るプレキャスト側溝1の一実施形態を示している。
このプレキャスト側溝1は、底版部2と、この底版部2の両脇で起立する左右一対の側壁部3と、これら両側壁部3の上端部間を連結する天版部4とを有したコンクリート製の一体物であって、内部に、例えば円形開口等を呈する貫通路5が形成されている。
【0015】
底版部2、側壁部3、天版部4のうち適所には、必要に応じて鉄筋(図示略)が埋設され、補強されている。
天版部4には、第1係合孔7と第2係合孔8とが設けられている。
図2に示すように、これら第1係合孔7及び第2係合孔8は、後述の引き寄せ工具15を係止させるためのものである。
なお、本実施形態において、上記した第1係合孔7及び第2係合孔8は、いずれも貫通路5の長手方向に沿った長孔状に形成されたものとしている。
【0016】
また、このプレキャスト側溝1を地盤に設けた溝内へ並べ置く場合等にあって、隣接するプレキャスト側溝1同士を連結する段階となれば、各プレキャスト側溝1における左右の側壁部3に対して貫通路5の長手方向に沿った一端寄りにアンカー突起10が設けられ、同他端寄りには緊締棒11が設けられる状態とされる。
アンカー突起10は、左の側壁部3ではその外面から左側方へ向けて突出したものであり、右の側壁部3ではその外面から右側方へ向けて突出したものである。これに対して緊締棒11は、貫通路5の長手方向に沿って、このプレキャスト側溝1から前方又は後方へ突出したものとなっている。
【0017】
これらアンカー突起10と緊締棒11とは、アンカー突起10のまわりへ緊締棒11を折り返し状に曲げて係合させるための相互連結用のものである。また、アンカー突起10には、後述の緊締用レバー工具25を取り付けできるようになっており、且つ、このアンカー突起10を軸としつつそのまわりで緊締用レバー工具25を揺動できるようになっている。
言うまでもなく、緊締棒11がプレキャスト側溝1から突出する長さは、隣接して置かれるプレキャスト側溝1のアンカー突起10に対して係合可能となる長さとして決定されている。
【0018】
なお、本実施形態において、上記したアンカー突起10にはボルトを用いてある。そのため左右の各側壁部3には、アンカー突起10を取り付ける位置に対応させてナット部材(図示略)の埋設によるボルト取付孔12が設けられたものとしてある。
また、緊締棒11は、孔明き片11aに鉄筋11bが溶接によって取り付けられたものとしてあり、この孔明き片11aを介してボルト13で左右の各側壁部3へ取り付けられるようになっている。そのため左右の各側壁部3には、ボルト13を取り付ける位置に対応させてナット部材(図示略)の埋設によるボルト取付孔14が設けられたものとしてある。
【0019】
図3に示すように、上記した引き寄せ工具15は、レバー本体16と、このレバー本体16に対して、その先端寄りに設けられた枢軸部17を介して揺動自在に連結されたフックレバー18とを有している。
レバー本体16の先端部には、第1係合孔へ抜き差し自在となるヘラ先19が設けられていると共に、このヘラ先19の根本部にストッパ20が設けられている。
ヘラ先19は、これを第1係合孔7へ差し込んだときにその開口縁部へ軽く引っ掛けることができるように、レバー本体16の軸方向に対してやや折曲した状態に設けられている。またストッパ20は、第1係合孔7に挿入不可となる大きさで形成されており、第1係合孔7に対してヘラ先19を差し込んだときに、この第1係合孔7の開口縁部に当接することによって、ヘラ先19だけの差し込み状態が得られるように制限する。
【0020】
フックレバー18はL字状に折曲されたもので、その先端部に鉤状に折れ曲がるフック端21が設けられている。このフックレバー18は、その略全体が第2係合孔8へ抜き差し自在な太さとして形成されている。
このようなことから、図2に示すように、複数のプレキャスト側溝1を各貫通路5の相互連通方向に沿って並べ置く場合にあって、それらの第1係合孔7と第2係合孔8とが近接する向きとしておき、引き寄せ工具15におけるレバー本体16の先端部(ヘラ先19)を、位置決め側とされる方(先に設置された方)のプレキャスト側溝1(B)における第1係合孔7へ差し込む。このとき、ストッパ20の下端を第1係合孔7の開口縁部へ当接させると共に、ヘラ先19の根本部を第1係合孔7の開口縁部へ係止させておく。
【0021】
また、引き寄せ工具15におけるフックレバー18の先端部(フック端21)を、引き寄せ側となる方(位置合わせのために動かす方)のプレキャスト側溝1(A)における第2係合孔8へ差し込み、係止させる。
この状態を図4(a)に模式的に示すが、ここから図4(b)及び図4(c)に順を追って示すように、引き寄せ工具15を、そのレバー本体16側(位置決め側のプレキャスト側溝1(B)側)へ前倒しさせるように揺動操作する。
すると、この揺動されるレバー本体16にフックレバー18が引っ張られることに伴って、このフックレバー18が係止している第2係合孔8を介して位置合わせ側のプレキャスト側溝1(A)が、位置決め側のプレキャスト側溝1(B)へ向けて引き寄せられるように移動することになる。
【0022】
このとき、引き寄せ工具15は、レバー本体16の先端(ヘラ先19)側を支点として揺動することから、これに伴うかたちで引き寄せ移動される位置合わせ側のプレキャスト側溝1(A)は、第2係合孔8寄りの端部側を一旦持ち上げられるようにして移動し、結果として、この他端側だけが地盤上を摺る状態となるから、地盤への悪影響が可及的に抑えられることになる。
図5及び図6に示すように、上記した緊締用レバー工具25は、レバー本体26と、このレバー本体26の一端側に設けられた回動基盤27と、この回動基盤27に設けられたバイス片28とを有している。
【0023】
なお、本実施形態では、回動基盤27に扇形をしたバイス片28が2個設けられたものとしてある。また、レバー本体26における他端側には、予備工具部29が付属されたものとしてある。
回動基盤27には、その略中心部に軸孔30が設けられている。この軸孔30は、上記したアンカー突起10に対して回動自在な状態で係合可能となっている。アンカー突起10は、上記したように本実施形態においてボルトによって形成したものとしてあるので、軸孔30は、このボルトのボルト頭10aに対する外接円に相当する内径を有し、且つボルト頭10aの丈(厚さ)を吸収できる孔深さを有したものとしてある。
【0024】
また、予備工具部29は、このボルト頭10aを回動操作可能なスパナとしてある。
図7に示すように、バイス片28は、軸孔30によって回動基盤27をアンカー突起10へ係合させたときに、隣のプレキャスト側溝1から延びている緊締棒11に対してその側方から当接可能なようになったものである。
このバイス片28の配置や大きさ、形状、形成数などに関しては、緊締用レバー工具25の揺動操作範囲と緊締棒11を曲げる度合いとによって決まるが、具体的には緊締棒11の太さ、アンカー突起10の位置、緊締用レバー工具25の長さ等々の諸条件、或いは左の側壁部3に設けられたアンカー突起10に対しての使用と右の側壁部3に設けられたアンカー突起10に対しての使用とを、兼用させるか否か(本実施形態では兼用タイプである)、によっても様々に変化するものであり、特に限定されるものではない。
【0025】
このようなことから、図7(a)に示すように、複数のプレキャスト側溝1が互いに当接乃至近接状態とされることによって緊締棒11がアンカー突起10と交差した状態から、緊締用レバー工具25の回動基盤27を、アンカー突起10へ取り付ける。
このとき、レバー本体26を操作しやすい角度にしたうえでバイス片28が緊締棒11の側面に当接する状態にセットしておく。
そして、ここから図7(b)〜図7(d)に順を追って示すように、緊締用レバー工具25を揺動操作すると、緊締棒11がバイス片28に係合したまま、この緊締棒11がアンカー突起10のまわりで折り返し状に曲げられるようになる。
【0026】
従って、この折り曲げられた緊締棒11がアンカー突起10と係合状態となって、両方のプレキャスト側溝1(A,B)同士がますます引き寄せ合うようになると共に、離反しない状態に固定されることになる。
なお、緊締用レバー工具25の揺動範囲を確保するために、図7(c)に示すように一旦、アンカー突起10から回転基盤27を外してレバー本体26を元の傾きに戻し、もう一度、同じように緊締用レバー工具25を揺動させるようにしてもよい。
【0027】
このようにして緊締棒11の折り曲げができた後は、必要に応じて、アンカー突起10自体(ボルト)や緊締棒11を止め付けているボルト13を増し締めすればよい。この場合、緊締用レバー工具の予備工具部29を使用すればよい。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、このプレキャスト側溝1において、底版部2、側壁部3、天版部4は無筋構造とすることも可能である。また、これら底版部2、側壁部3、天版部4は必ずしも一体とする必要はなく、殊に天版部4は別体にすることが可能である。
【0028】
勿論、その他、このプレキャスト側溝1としての大きさ、細部形状、用途、施工構造などは、何ら限定されるものではない。
第1係合孔7や第2係合孔8は丸孔や角孔としてもよい。また、これら第1係合孔7と第2係合孔8とで、形状や大きさ、天版部4に対する配置等を異ならせてもよい。
アンカー突起10や緊締棒11の取付用ボルト13は、コンクリート釘やスクリュウボルト等に置換することも可能である。これらの場合、言うまでもなく、側壁部3に対してナット部材を埋設する必要はない。
【0029】
また、アンカー突起10や緊締棒11は、側壁部3に対して予め固定しておいてもよい。
引き寄せ工具15や緊締用レバー工具25の細部構造などは、適宜変更可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るプレキャスト側溝では、施工が容易となり、殊にプレキャスト側溝相互の連結が確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプレキャスト側溝の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 引き寄せ工具の取付状況を示した側断面図である。
【図3】 引き寄せ工具を示した側面図である。
【図4】 引き寄せ工具によるプレキャスト側溝の移動状況を分解説明した側面図である。
【図5】 緊締用レバー工具を示す側面図である。
【図6】 図5のA−A線拡大断面図である。
【図7】 緊締用レバー工具によるプレキャスト側溝の連結状況を分解説明した側面図である。
【図8】 従来におけるプレキャスト側溝の移動状況を説明した側面図である。
【図9】 従来のプレキャスト側溝を示した斜視図である。
【図10】 従来のプレキャスト側溝の連結状況を示した拡大側面図である。
【符号の説明】
1 プレキャスト側溝
2 底版部
3 側壁部
4 天版部
5 貫通路
7 第1係合孔
8 第2係合孔
10 アンカー突起
11 緊締棒
15 引き寄せ工具
16 レバー本体
18 フックレバー
25 緊締用レバー工具
Claims (1)
- 底版部(2)とこの両脇で起立する左右一対の側壁部(3)とこれら両側壁部(3)の上端部間を連結する天版部(4)とを有して内部に貫通路(5)が形成されていて、地盤に掘削した溝内に貫通路(5)が連通するように多数隣接して並べ置いて排水路を形成するプレキャスト側溝において、
上記天版部(4)の長手方向の両端には、隣接するプレキャスト側溝(1)を引き寄せる引き寄せ工具(15)を係止させるための第1係合孔(7)と第2係合孔(8)とが設けられており、
左右の側壁部(3)の長手方向一端側寄りには左右外方へ向けてアンカー突起(10)が突設され、長手方向他端寄りには隣接するプレキャスト側溝(1)のアンカー突起(10)に連結される緊締棒(11)が長手方向に沿って突出して設けられており、
前記緊締棒(11)は、突出先端が隣接するプレキャスト側溝(1)の前記アンカー突起(10)まわりに折り返し状に曲げられて形成されていることを特徴とするプレキャスト側溝。
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