JP3980138B2 - ダイヤモンドの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天然ガスを炭素源として用い、高周波熱プラズマによる化学蒸着法により、高品質のダイヤモンド膜を速い成膜速度で基板上に形成させるダイヤモンドの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ダイヤモンドの合成技術は著しい発展を遂げ、例えば工業用として、非鉄材料や非金属材料の切削加工工具、高耐摩耗性が要求される耐摩耗工具や耐摩耗部材などに、あるいは各種保護膜や、光学用材料、電子材料、化学工業材料などに、合成ダイヤモンドが広く用いられている。
【0003】
このような用途に利用されるダイヤモンドの製造方法としては、通常ケイ素、モリブデン、タンタル、タングステン、炭化タングステン、炭化ケイ素、炭化タンタルなどの金属系基板表面に、物理蒸着法(PVD法)や化学蒸着法(CVD法)などの気相合成法により、ダイヤモンドを膜状に形成させる方法が用いられている。これらの方法の中で、CVD法は、原料ガスとして炭素源ガスと水素との混合物を用い、あまり高温を必要とせず、かつ連続作業が容易であって、ダイヤモンドの形成方法として、工業的に有利である。
【0004】
このCVD法には、原料ガスを活性化状態に導く手段によって、例えば(1)原料ガスを赤熱したフィラメントの近傍を通過させることによって活性化状態に導く熱フィラメントCVD法、(2)原料ガスの導入部にマイクロ波を印加し、プラズマを発生させて原料ガスを活性化状態に導くマイクロ波プラズマCVD法、(3)直流電流を印加して高温の熱プラズマを発生させ、原料ガスを活性化状態に導くDCプラズマジェットCVD法、(4)上記(2)のマイクロ波の代わりに高周波を印加して、熱プラズマを発生させ、原料ガスを活性化状態に導く高周波熱プラズマCVD法などがある。
【0005】
これらのCVD法の中で、上記(1)の熱フィラメントCVD法及び(2)のマイクロ波プラズマCVD法は、ダイヤモンド膜の成膜速度が遅いという欠点を有しており、一方、(3)のDCプラズマジェットCVD法は、成膜速度は速いものの、成膜面積が狭く、かつ電極材料が不純物として混入するおそれがあるという欠点を有している。これに対し、(4)の高周波熱プラズマCVD法は、成膜速度が速く、しかも無電極放電であるため、不純物の混入が少ない上、大面積への成膜が比較的容易であるなどの長所を有している。
【0006】
ところで、このような方法において、炭素源ガスとしては、一般にメタンや一酸化炭素などが用いられているが、これらの炭素源ガスを用いる場合、その高純度品は極めて高価であるため、得られるダイヤモンドがコスト高になるのを免れない。これに対し、天然ガスは極めて安価であり、この天然ガスを炭素源ガスとして用い、メタンや一酸化炭素などの高純度ガスを用いて得られたダイヤモンドに匹敵する高品質ダイヤモンドを製造することができれば、製造コスト面において、極めて有利となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情のもとで、炭素源ガスとして安価な天然ガスを用い、CVD法により、基板上に高品質のダイヤモンド膜を速い成膜速度で、かつ広い面積を被覆しうる方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、天然ガスを用いてダイヤモンドを形成させる方法を開発するために鋭意研究を重ねた結果、所定の温度に加熱した金属系基板に対し、天然ガスと水素との混合物を反応ガスとして用いて高周波熱プラズマによる化学蒸着処理を施すことにより、高純度のメタンや一酸化炭素を炭素源ガスとして用いた場合に匹敵する高品質のダイヤモンドが、極めて速い成膜速度で広い面積を被覆しうる膜状又は粒状で形成されることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、炭素源以外の成分として、二酸化炭素、酸素及び窒素のみを含む天然ガスに対し、水素を容量比1:10ないし1:30の割合で加えたガス混合物を原料ガスとして用い1000〜1300Kに加熱した金属系基板に高周波熱プラズマによる化学蒸着処理を施すことを特徴とする高品質ダイヤモンドの製造方法を提供するものである。
上記の炭素源以外の成分として、二酸化炭素、酸素及び窒素のみを含む天然ガスとしては、例えば千葉県大多喜産の天然ガスがある。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明方法において、ダイヤモンドを形成させるのに用いられる金属系基板としては特に制限はなく、通常CVD法によるダイヤモンドの形成に用いられる公知のものの中から、用途に応じて適宜選択して使用することができる。この金属系基板の例としては、白金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム、レニウム、モリブデン、タンタル、タングステン、チタンなどの金属や、これらの金属の合金、炭化物、窒化物、酸化物、あるいはTiC−Ni系、TiC−Co系、Al23−Fe系などのサーメットなどを挙げることができる。
【0011】
これらの金属系基板は、核生成サイトを増加させ、かつダイヤモンド膜の密着性及び平滑性を高めるために、必要に応じ、その表面をあらかじめ公知の方法、例えばダイヤモンド粉末や炭化ケイ素粉末などの超硬粉末を用いてスクラッチ処理し、粗化しておいてもよい。
【0012】
本発明方法は、反応ガスとして、特定の不純分のみを含む天然ガスと水素との混合物を用いた高周波熱プラズマCVD法により行われる。この天然ガスと水素との割合は、1:10ないし1:30の範囲で選ばれる。この水素は、気相中の炭化水素(天然ガス成分)の水素の引き抜き反応を行い、化学種を活性化したり、ダイヤモンド表面のダングリングボンドに結合し、炭素のSP3結合を安定化させたり、ダイヤモンド表面の炭素−水素結合を水素引き抜き反応によって切断し、成長点をラジカル化又はイオン化させたり、ダイヤモンド表面のSP2結合をSP3結合に再配列したり、ダイヤモンドと共に析出するグラファイトのようなアモルファス成分を選択的にエッチング除去するなどの作用を有している。また、この水素に、酸素や水を添加したり、天然ガスと酸素含有化合物を併用することにより、アモルファス成分のエッチング除去をより効果的に行うことができる。
さらに、前記反応ガスには、所望によりアルゴン、ネオン、キセノンなどの不活性ガスを含有させてもよい。
【0013】
本発明方法は、前記金属系基板に対し、この反応ガスを用いて高周波熱プラズマによる化学蒸着処理を施し、該基板の表面にダイヤモンドを形成させることによって行われる。
【0014】
このダイヤモンドの形成においては、金属系基板を1000〜1300Kの範囲の温度に加熱し、この上に、上記の天然ガスと水素とを容量比1:10ないし1:30の割合で含有する混合ガス及び必要に応じアルゴンなどの不活性ガスを流しながら、0.5〜30MHz程度の高周波を印加して熱プラズマを発生させる。この際、系内の圧力は13〜100kPaの範囲が好ましく、また、高周波出力としては、通常1〜500kW程度が用いられる。上記の天然ガスと水素との混合ガスの流入時間としては、通常10〜480分間、好ましくは30〜120分間程度である。
【0015】
このようにして基板表面に形成されたダイヤモンドは、一般に粒径が1〜10μm程度のダイヤモンド粒子の集合体から構成されている。そして、この生成速度は、反応条件にもよるが、通常5〜30μm/時間程度であり、極めて速い。
【0016】
このダイヤモンドは、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)による形状評価、X線回折による結晶学的評価及びラマン分光分析による質的評価などにより、評価することができる。
【0017】
本発明方法によると、炭素源ガスとして、メタンの他にエタンや炭素酸化物などを含有する天然ガスを用いるにもかかわらず、メタンなどの高純度ガスを用いた場合と同様に、高品質のダイヤモンドが形成される。これは、本発明方法においては、高周波熱プラズマCVD法というガス温度の高いプラズマが発生する方法を用いているため、マイクロ波プラズマCVD法などの低温プラズマでは不純物として取り込まれるようなエタンその他の炭化水素が分解して、取り込まれず、品質が高められることによる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、炭素源ガスとして安価な天然ガスを用い、高周波熱プラズマCVD法により、高品質のダイヤモンド膜を速い成膜速度にて、広い面積で経済性よく基板上に形成することができる。
【0019】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
【0020】
実施例1
ダイヤモンドの形成を、日本高周波(株)製の高周波熱プラズマCVD装置(周波数:4MHz、最大出力:100kW)を用いて実施した。図1は、この高周波熱プラズマCVD装置における反応部の概略図である。また、炭素源ガスとしては、千葉県大多喜産の天然ガス(メタン99.05vol%、エタン0.01vol%、酸素0.02vol%、窒素0.12vol%、二酸化炭素0.80vol%)を用いた。
【0021】
(1)反応ガスを上部より導入
基板ホルダー1に、モリブデン基板(径30mm、厚さ2mm)2を保持するとともに、天然ガスと水素との混合ガス(反応ガス)Rを上部のガス導入口5より、シースガスSとしてアルゴンと水素との混合ガスをガス導入口6より、プラズマガスPとしてアルゴンと水素との混合ガスをガス導入口7より導入し、基板2の温度:1243K、系内の圧力:42kPa、天然ガス流量:0.5リットル/分、水素流量:10リットル/分の条件にて、高周波ワークコイル4に4MHzの高周波を出力40kWで印加し、熱プラズマ3を発生させて、化学蒸着処理を30分間実施した。なお、基板温度は、基板ホルダー1に埋め込まれた熱電対により測定した。Wは冷却水である。
基板表面を、走査型電子顕微鏡(SEM、日本電子社製「JSM−T20」)で観察したところ、球状のダイヤモンド粒子の集合体から成る膜が形成されており、その成膜速度は20μm/時間と極めて速かった。
【0022】
(2)反応ガスをシースガス導入口より導入
上記(1)において、反応ガスの導入位置をシースガス導入口6に変えた以外は、(1)と同様にして化学蒸着処理を行った。
基板表面をSEMで観察したところ、粒径6μm程度の自形を有したダイヤモンド粒子の集合体から成る膜が形成されていた。図2に、このSEM写真を示す。
また、基板表面のX線回折(マックサイエンス社製「MXP3A」を使用)を行ったところ、表面は、高温の基板温度、あるいは高炭素源濃度領域で合成した際に類似した表面が観察され、(100)面が支配的であった。
【0023】
実施例2
実施例1の(1)において、基板温度を1173K、出力30kWに変え、かつ化学蒸着処理時間を55分に変えた以外は、実施例1の(1)と同様にして化学蒸着処理を行った。
基板表面をSEMで観察したところ、粒径8μm程度の自形を有したダイヤモンド粒子の集合体から成る膜が形成されおり、その成膜速度は10μm/時間と高速であった。図3に、このSEM写真を示す。
また、基板表面のX線回折を行った。図4に、このX線回折パターンを示す。基板のモリブデンが炭化したMo2Cのピークと共に、ダイヤモンドの(111)、(220)、(311)及び(400)面のピークが検出され、ダイヤモンドの生成が確認される。
【0024】
実施例3
実施例1の(1)において、基板温度を1073Kに変え、かつ化学蒸着処理時間を90分に変えた以外は、実施例1の(1)と同様にして化学蒸着処理を行った。
基板表面をSEMで観察したところ、明確な自形を有するダイヤモンド粒子の集合体から成る膜が形成されていた。また、このダイヤモンド膜について、Jobin Yvon社製「LABRAM」によりラマン分光分析を行った。図5に、このラマンスペクトルチャートを示す。このスペクトルから、1333cm-1にシャープなダイヤモンドのピークが認められ、バックグランドも低く、高品質のダイヤモンドの生成が確認される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で使用した高周波熱プラズマCVD装置の反応部の概略図。
【図2】 実施例1における化学蒸着処理された基板表面の走査型電子顕微鏡写真。
【図3】 実施例2における化学蒸着処理された基板表面の走査型電子顕微鏡写真。
【図4】 実施例2における化学蒸着処理された基板表面のX線回折パターン。
【図5】 実施例3で形成されたダイヤモンドのラマンスペクトルチャート。
【符号の説明】
1 基板ホルダー
2 基板
3 プラズマ
4 高周波ワークコイル
5 反応ガス導入口
6 シースガス導入口
7 プラズマガス導入口
R 反応ガス
S シースガス
P プラズマガス
W 冷却水

Claims (2)

  1. 炭素源以外の成分として、二酸化炭素、酸素及び窒素のみを含む天然ガスに対し、水素を容量比1:10ないし1:30の割合で加えたガス混合物を原料ガスとして用い1000〜1300Kに加熱した金属系基板に高周波熱プラズマによる化学蒸着処理を施すことを特徴とする高品質ダイヤモンドの製造方法。
  2. 炭素源以外の成分として、二酸化炭素、酸素及び窒素のみを含む天然ガスが大多喜産天然ガスである請求項1記載の高品質ダイヤモンドの製造方法。
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