JP3979369B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関するものである。
従来の半導体装置としては、例えば下記特許文献1に開示されている炭化珪素プレーナ型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)がある。このMOSFETでは、高濃度N型炭化珪素半導体基板上にN型炭化珪素エピタキシャル層が形成されている。そしてN型炭化珪素エピタキシャル層の表層部における所定領域には、P型ベース領域、およびN型ソース領域が形成される。また、N型炭化珪素エピタキシャル層の上にはゲート絶縁膜を介してゲート電極が配置され、ゲート電極は層間絶縁膜にて覆われている。P型ベース領域およびN型ソース領域に接するようにソース電極が形成されるとともに、N型炭化珪素半導体基板の裏面にはドレイン電極が形成されている。
このプレーナ型MOSFETの動作としては、ドレイン電極とソース電極との間に電圧が印加された状態で、ゲート電極に正の電圧が印加されると、ゲート電極に対向したP型ベース領域の表層に反転型のチャネル領域が形成され、ドレイン電極からソース電極へと電流を流すことが可能となる。また、ゲート電極に印加された電圧を取り去ることによってドレイン電極とソース電極との間は電気的に絶縁され、スイッチング機能を示すことになる。
特開平10−233503号公報 V. V. Afanasev, M. Bassler, G. Pensl and M. Schulz, Phys. Stat. Sol. (A) 162 (1997) 321.
しかしながら、上記炭化珪素プレーナ型MOSFETでは、ゲート絶縁膜と反転型のチャネル領域との界面に不完全な結晶構造、すなわち多量の界面準位が存在することが知られている(上記非特許文献1)。このため、ゲート電極に電圧を印加して形成した、チャネル領域表層の反転型チャネルに多量の界面準位が存在し、これらが電子トラップとして働くためチャネル移動度を大きくできず、結果的に炭化珪素プレーナ型MOSFETのオン抵抗が高くなるという問題があった。
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであり、高耐圧で低オン抵抗の半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ワイドギャップ半導体基体と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部にゲート絶縁膜を介して配置されたゲート電極と、ヘテロ半導体領域に接するように形成されたソース電極と、ワイドギャップ半導体基体に接するように形成されたドレイン電極とを有する半導体装置において、ゲート絶縁膜が堆積膜であるという構成になっている。
本発明によれば、高耐圧で低オン抵抗の半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
なお、全ての実施の形態において、ワイドギャップ半導体を炭化珪素半導体、ワイドバンドギャップ半導体とはバンドギャップが異なる半導体材料を多結晶シリコンとして説明している。
<本発明の第一の実施の形態>
図1は本発明の第一の実施の形態における半導体装置を示している。図は構造単位セルが2つ連続した断面図である。ドレイン領域となるN型炭化珪素半導体基板1上にN型炭化珪素エピタキシャル層2が積層されている。すなわち、N型炭化珪素半導体基板1とN型炭化珪素エピタキシャル層2とによって第一導電型の炭化珪素半導体基体100が構成されている。N型炭化珪素エピタキシャル層2上の所定領域にはN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3が形成されている。なお、ここでN型炭化珪素エピタキシャル層2と、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3はヘテロ接合しており、接合界面にはエネルギー障壁が存在している。また、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3との接合部に隣接して、堆積膜からなるゲート絶縁膜4を介してゲート電極5が形成されている。ゲート電極5は層間絶縁膜20によって覆われている。N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3に接続するようにソース電極6が形成され、N型炭化珪素半導体基板1の裏面にはドレイン電極7が形成されている。
次に、図1に示した本発明の第一の実施の形態における半導体装置の製造方法について、図2(A)から図3(F)を用いて説明する。
まず、図2(A)に示すようにN型の炭化珪素基板1の上にN型の炭化珪素エピタキシャル層2を形成したN型の炭化珪素半導体基体100を用意する。炭化珪素エピタキシャル層2の濃度及び厚さは、例えば1×1016cm−3、10μmである。
次に、減圧CVD法にて多結晶シリコン層を厚さ例えば5000Å堆積した後、POCl雰囲気中で800℃、20分間の燐拡散を行い、多結晶シリコン層中に不純物をドーピングする。ドーピング後、反応性イオンエッチングにより多結晶シリコン層の所定領域をエッチングし、図2(B)に示すようなヘテロ半導体領域3を形成する。
次に、図2(C)に示すように、常圧CVD法にて酸化シリコン膜を厚さ500Å堆積し、堆積膜からなるゲート絶縁膜4を形成する。
次に、減圧CVD法にて多結晶シリコン層を厚さ例えば3500Å堆積した後、POCl雰囲気中で950℃、20分間の燐拡散を行い、多結晶シリコン層中に不純物をドーピングする。ドーピング後、反応性イオンエッチングにより多結晶シリコン層の所定領域をエッチングし、図3(D)に示すようなゲート電極5を形成する。
次に、図3(E)に示すように、減圧CVD法にて酸化シリコン膜を厚さ1.0μm堆積し、層間絶縁膜20を形成する。
最後に、図3(F)に示すように、N型の炭化珪素基板1の裏面にスパッタ法にてチタン/ニッケル膜を堆積し、ドレイン電極7を形成する。その後、層間絶縁膜20およびゲート絶縁膜4の所定の位置にコンタクトホールを開口し、スパッタ法にてアルミニウム膜を堆積し、ソース電極6を形成し、図1に示した本発明の第一の実施の形態における半導体装置を完成させる。
次に、このようにして完成させた本発明の第一の実施の形態における半導体装置の動作について、図4から図6を用いて詳細に説明する。
図4は半導体のエネルギーバンド構造を示す図である。図中左側がヘテロ半導体領域3を構成するN型シリコン、右側がN型炭化珪素エピタキシャル層2を構成するN型炭化珪素(4H−SiC)である。実施の形態ではヘテロ半導体領域3を構成する材料として多結晶シリコンを用いているが、図中ではシリコンのエネルギーバンドを用いて説明する。なお、ここでは複雑化を避けるため、ヘテロ接合界面において界面準位が存在しない、理想的なへテロ接合のエネルギー準位について考える。
図4は両者が接触していない状態を示す。図中、シリコンの電子親和力をχ1、仕事関数(真空準位からフェルミ準位までのエネルギー)をφ1、フェルミエネルギー(伝導帯からフェルミ準位までのエネルギー)をδ1、バンドギャップをEG1とした。同様に、炭化珪素の電子親和力をχ2、仕事関数をφ2、フェルミエネルギーをδ2、バンドギャップをEG2としておく。
両者を接触させ、シリコンと炭化珪素のヘテロ接合を形成すると、エネルギーバンド構造は図5のようになる。シリコンと炭化珪素との接合面には、両者の電子親和力χの違いからエネルギー障壁ΔEcが存在する。
ここで、
ΔEc=χ1−χ2
である。
本発明の第一の実施の形態における半導体装置において、ゲート電極5を接地した状態でドレイン電極7に正の電圧Vdを印加すると、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面のエネルギーバンド図は、おおよそ図6の実線で示すようになる。N型炭化珪素エピタキシャル層2側にはドレイン電圧Vdに応じて空乏層が拡がる。一方で、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3側の電子はエネルギー障壁ΔEcを越えることができず、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面に電子が蓄積し、素子電流は殆ど流れない。そしてN型炭化珪素エピタキシャル層2側に拡がる空乏層に見合う電気力線がこの電子の蓄積層で終端し、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3側には電界が殆ど及ばない。それゆえ、ドレイン電極7に高電圧が印加されても、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3側が先にブレークダウンを起こすことはなく、遮断状態を保持する。すなわち、本発明の第一の実施の形態における半導体装置は高いドレイン耐圧を有している。
次に、ゲート電極5に正電圧が印加されると、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面に電界が作用し、図6の点線で示すようにヘテロ接合面がなすエネルギー障壁ΔEcの厚さが薄くなる。このエネルギー障壁ΔEcの厚さが100Å程度と十分に薄くなると、トンネル現象により電子がエネルギー障壁ΔEcを通過し、その結果、ドレイン電圧Vdが所定電圧Vb以下であってもトンネル現象が生じて電流が流れ始める。
さらにゲート電極5を接地し、印加した正電圧を取り除くと、エネルギー障壁ΔEcの厚さは元の厚さになり、素子電流は流れなくなる。
このように本発明の第一の実施の形態における半導体装置はスイッチング動作を示す。また、MOSFETにおけるチャネル領域が存在しないので、その分オン抵抗を下げることができる。言い換えると、低オン抵抗を実現することができる。
上記のように本実施の形態の半導体装置は、N型炭化珪素半導体基板1上にN型炭化珪素エピタキシャル層2が積層されて構成されたワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域3と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部にゲート絶縁膜4を介して配置されたゲート電極5と、ヘテロ半導体領域に接するように形成されたソース電極6と、ワイドギャップ半導体基体3に接するように形成されたドレイン電極7とを有し、ゲート絶縁膜4が堆積膜からなるという構成になっている。
ゲート電極5に正の電圧を印加してヘテロ接合のエネルギー障壁ΔEcの厚さを薄くすれば、その薄くなった障壁をキャリアが通過することができる(トンネル現象)。すなわち、ドレイン電極7に正の電圧を印加した状態で、ゲート電極5からの電界によりエネルギー障壁ΔEcの厚さをコントロールし、この半導体装置を流れる主電流を制御できる。それゆえ、本発明による半導体装置ではMOSFETにおけるチャネル構造が存在しないので、その分オン抵抗が低くなる。また、ゲート絶縁膜4に堆積膜を用いているので、ゲート絶縁膜4の厚さはほぼ一定であり、ヘテロ接合を形成するN型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3との両方にゲート電極5からの電界を均一に掛けることができる。その結果、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合のエネルギー障壁ΔEcの厚さをより効果的に薄くすることができる。すなわち、この半導体装置を流れる主電流を大きくすることができ、オン抵抗をさらに低減することができる。
また、本実施の形態の半導体装置の製造方法は、ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体の上に、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域3を選択的に形成する工程と、ワイドギャップ半導体基体及びヘテロ半導体領域3の上に堆積膜からなるゲート絶縁膜4を形成する工程と、ゲート絶縁膜4の上にゲート電極5を形成する工程と、ヘテロ半導体領域3に接するようにソース電極6を形成する工程と、ワイドギャップ半導体基体に接するようにドレイン電極7を形成する工程とを有する。このような構成により、本実施の半導体装置を容易に実現することができる。
また、ワイドギャップ半導体に絶縁破壊電界の高い炭化珪素を用いているので、より高耐圧な半導体装置を実現できる。
また、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料に多結晶シリコンを用いているので、エッチングや伝導度制御などのプロセスが容易になる。なお、単結晶シリコンの代わりに、多結晶シリコン、アモルファスシリコンを用いる場合も同様の効果を奏する。
<本発明の第二の実施の形態>
図7は本発明による半導体装置の第二の実施の形態を示している。図は構造単位セルが2つ連続した断面図である。ドレイン領域となるN型炭化珪素半導体基板1上にN型炭化珪素エピタキシャル層2が積層されている。すなわち、N型炭化珪素半導体基板1とN型炭化珪素エピタキシャル層2とによって第一導電型の炭化珪素半導体基体100が構成されている。N型炭化珪素エピタキシャル層2上の所定領域にはP型炭化珪素半導体領域8とN型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高いN型炭化珪素半導体領域9が形成されている。また、N型炭化珪素エピタキシャル層2上の所定領域にはN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3が形成されている。なお、ここでN型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3はヘテロ接合しており、接合界面にはエネルギー障壁ΔEcが存在している。N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3の外周部にはN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3を深さ方向に貫通してN型炭化珪素エピタキシャル層2に達するように形成された溝(トレンチ)21が形成されている。N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部の溝(トレンチ)21内部には、TEOSを材料ガスに用いた化学的気相成長法によって形成された酸化シリコン膜(TEOS(tetraethylorthosilicate;tetraethoxysilane)膜)からなるゲート絶縁膜10を介してゲート電極5が形成されている。ゲート電極5は層間絶縁膜20によって覆われている。N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3の所定領域には高濃度のN型多結晶シリコンからなるソースコンタクト領域11が形成されている。すなわち、ヘテロ半導体領域3の内部に不純物濃度の異なる領域が形成されている。N型多結晶シリコンからなるソースコンタクト領域11に接続するようにソース電極6が形成され、N型炭化珪素半導体基板1の裏面にはドレイン電極7が形成されている。
次に、図7に示した本発明の第二の実施の形態における半導体装置の製造方法について、図8(A)から図10(H)を用いて説明する。
まず、図8(A)に示すように、N型の炭化珪素基板1の上にN型の炭化珪素エピタキシャル層2を形成したN型の炭化珪素半導体基体100を用意する。炭化珪素エピタキシャル層2の濃度及び厚さは、例えば1×1016cm−3、10μmである。
次に、酸化膜マスクを用いて、炭化珪素エピタキシャル層2の所定領域にアルミニウム(P型炭化珪素半導体領域8形成用)をイオン注入した後、バッファードフッ酸溶液(BHF液)にて酸化膜マスクを除去する。さらに、同様にして酸化膜マスクを用いて、炭化珪素エピタキシャル層2の所定領域に窒素(N型炭化珪素半導体領域9形成用)をイオン注入した後、バッファードフッ酸溶液(BHF液)にて酸化膜マスクを除去する。酸化膜マスク除去後、アルゴン雰囲気中にて1600℃、30分間の熱処理を行い、注入したアルミニウムおよび窒素の活性化を行い、図8(B)に示すようなP型炭化珪素半導体領域8およびN型炭化珪素半導体領域9を形成する。この際、アルミニウムおよび窒素のイオン注入条件は、例えばアルミニウムは加速エネルギー20〜360KeV、総ドーズ量2.5×1014cm−2、窒素は加速エネルギー30KeV、ドーズ量6.0×1012cm−2、注入温度は何れも800℃である。
次に、減圧CVD法にて多結晶シリコン層を厚さ例えば5000Å堆積した後、POCl雰囲気中で800℃、20分間の燐拡散を行い、多結晶シリコン層中に不純物をドーピングする。ドーピング後、反応性イオンエッチングにより多結晶シリコン層および炭化珪素エピタキシャル層2の所定領域をエッチングし、図8(C)に示すようなヘテロ半導体領域3および溝(トレンチ)21を形成する。
次に、酸化膜マスクを用いて、ヘテロ半導体領域3の所定領域に砒素をイオン注入した後、バッファードフッ酸溶液(BHF液)にて酸化膜マスクを除去する。酸化膜マスク除去後、アルゴン雰囲気中にて1000℃、5分間の熱処理を行い、注入した砒素の活性化を行い、図9(D)に示すようなN型のソースコンタクト領域11を形成する。この際、砒素のイオン注入条件は、例えば加速エネルギー30KeV、ドーズ量5.0×1014cm−2、注入温度は室温である。
次に、図9(E)に示すように、TEOSを原料ガスに用い、リモートプラズマCVD法にて、酸化シリコン膜を500Å堆積し、TEOS膜からなるゲート絶縁膜10を形成する。
次に、減圧CVD法にて多結晶シリコン層を厚さ例えば3500Å堆積した後、POCl雰囲気中で950℃、20分間の燐拡散を行い、多結晶シリコン層中に不純物をドーピングする。ドーピング後、反応性イオンエッチングにより多結晶シリコン層をエッチングし、図9(F)に示すようなゲート電極5を形成する。
次に、図10(G)に示すように、減圧CVD法にて酸化シリコン膜を厚さ1.0μm堆積し、層間絶縁膜20を形成する。
最後に、図10(H)に示すように、N型の炭化珪素基板1の裏面にスパッタ法にてチタン/ニッケル膜を堆積し、ドレイン電極7を形成した後、層間絶縁膜20およびゲート絶縁膜4の所定の位置にコンタクトホールを開口し、スパッタ法にてアルミニウム膜を堆積し、ソース電極6を形成し、図7に示した本発明の第二の実施の形態における半導体装置を完成させる。
このようにして完成させた本発明の第二の実施の形態の半導体装置は、N型炭化珪素半導体基板1上にN型炭化珪素エピタキシャル層2が積層されて構成されたワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域3と、ヘテロ半導体領域3の外周部にヘテロ半導体領域3を深さ方向に貫通してワイドギャップ半導体基体に達するように形成された溝21と、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部の溝21内部にゲート絶縁膜10を介して配置されたゲート電極5と、ヘテロ半導体領域3に接するように形成されたソース電極6と、ワイドギャップ半導体基体に接するように形成されたドレイン電極7とを有し、ゲート絶縁膜10が堆積膜であるという構成になっている。
本実施の形態の半導体装置は、第一の実施の形態における効果に加えて、トレンチゲート構造を採用しているので素子の微細化が可能であり、オン抵抗をより低減することができる。また、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面方向に対してゲート絶縁膜10が直交するように形成されているので、ゲート電極5からN型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面までの電気力線の長さを短くすることができる。このため、ゲート電極5からの電界によるエネルギー障壁ΔEcの厚さの制御性を向上させることができる。すなわち、低いゲート電圧でN型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合のエネルギー障壁ΔEcの厚さを薄くすることができ、ゲート電圧による主電流の制御が容易になる。
また、第一導電型のワイドギャップ半導体基体の一部であるN型炭化珪素エピタキシャル層2の所定領域に、ヘテロ半導体領域3に接続するように第二導電型のワイドギャップ半導体領域であるP型炭化珪素半導体領域8が形成されている。このため、ゲート電極5とソース電極6を接地し、ドレイン電極7に高電圧が印加された状態では、N型炭化珪素エピタキシャル層2とP型炭化珪素半導体領域8とのPN接合界面から伸延する空乏層によって、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部に掛かる電界が緩和されるため、素子の遮断性が向上する。
また、酸化シリコン膜(TEOS膜)からなるゲート絶縁膜10を介してゲート電極5と対向したワイドギャップ半導体基体の一部であるN型炭化珪素エピタキシャル層2の所定領域には、N型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高い第一導電型のワイドギャップ半導体領域であるN型炭化珪素半導体領域9がヘテロ半導体領域3に接続(接触)して形成されている。これにより、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とN型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高いN型炭化珪素半導体領域9との拡散電位によって形成されるN型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高いN型炭化珪素半導体領域9への空乏層の拡がりが小さくなり、エネルギー障壁ΔEcの厚さが薄く形成される。その結果、低いゲート電圧でヘテロ接合のエネルギー障壁ΔEcの厚さを薄くすることができ、ゲート電圧による主電流の制御がさらに容易になる。
また、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3の所定領域には不純物濃度が異なる領域を有する。これにより、ヘテロ半導体領域3内部で不純物濃度の異なる領域を任意に設定できるという利点があり、素子の応用範囲を広めることができる。また、本実施の形態では、ヘテロ半導体領域3の所定領域に高濃度のN型多結晶シリコンからなるソースコンタクト領域11が形成されている。これにより、ソース電極6の接触抵抗を低減することができ、オン抵抗をさらに低減することができる。
また、ゲート絶縁膜10にTEOSを材料ガスに用いた化学的気相成長法によって形成された酸化シリコン膜を用いているので、堆積時にゲート絶縁膜10中に導入される欠陥が少なく、ゲート絶縁膜10の信頼性がより向上する。
また、本実施の形態の半導体装置の製造方法は、ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体の上に、ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域3を形成する工程と、ヘテロ半導体領域3を深さ方向に貫通してワイドギャップ半導体基体に達する溝21を形成する工程と、少なくとも溝21の内部に堆積膜からなるゲート絶縁膜10を形成する工程と、少なくとも溝21の内部のゲート絶縁膜10の上にゲート電極5を形成する工程と、ヘテロ半導体領域3に接するようにソース電極6を形成する工程と、ワイドギャップ半導体基体に接するようにドレイン電極7を形成する工程とを有する。このような構成により、本実施の半導体装置を容易に実現することができる。
また、ワイドギャップ半導体基体の一部に第二導電型のワイドギャップ半導体領域であるP型炭化珪素半導体領域8を形成し、その後、P型炭化珪素半導体領域8に接続するようにヘテロ半導体領域3を形成する。P型炭化珪素半導体領域8を形成することにより、ゲート電極5とソース電極6を接地し、ドレイン電極7に高電圧が印加された状態では、N型炭化珪素エピタキシャル層2とP型炭化珪素半導体領域8とのPN接合界面から伸延する空乏層によって、N型炭化珪素エピタキシャル層2とN型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部に掛かる電界が緩和されるため、素子の遮断性が向上する。
また、ワイドギャップ半導体基体の一部に、ワイドギャップ半導体基体の不純物濃度より高い不純物濃度を有する第一導電型のワイドギャップ半導体領域であるN型炭化珪素半導体領域9を形成し、その後、N型炭化珪素半導体領域9に接続するようにヘテロ半導体領域3を形成する。N型炭化珪素半導体領域9を形成することにより、N型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3とN型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高いN型炭化珪素半導体領域9との拡散電位によって形成されるN型炭化珪素エピタキシャル層2より不純物濃度が高いN型炭化珪素半導体領域9への空乏層の拡がりが小さくなり、エネルギー障壁ΔEcの厚さが薄く形成される。その結果、低いゲート電圧でヘテロ接合のエネルギー障壁ΔEcの厚さを薄くすることができ、ゲート電圧による主電流の制御がさらに容易になる。
また、ヘテロ半導体領域3の形成後、ヘテロ半導体領域3に不純物濃度が異なる領域を形成し、その後、前記ゲート絶縁膜を形成する。これにより、ヘテロ半導体領域3内部で不純物濃度の異なる領域を任意に設定できるという利点があり、素子の応用範囲を広めることができる。また、本実施の形態では、ヘテロ半導体領域3の所定領域に高濃度のN型多結晶シリコンからなるソースコンタクト領域11を形成する。これにより、ソース電極6の接触抵抗を低減することができ、オン抵抗をさらに低減することができる。
なお、上記第一、第二の実施の形態においては、第一導電型をN型、第二導電型をP型として説明しているが、その逆でもよい。すなわち、第一導電型をP型、第二導電型をN型としても同様の効果を得ることができる。また、請求項において導電型の指定がない部位、例えばヘテロ半導体領域3については、N型、P型のどちらを用いても構わない。
また、ワイドギャップ半導体を炭化珪素半導体、ワイドバンドギャップ半導体とはバンドギャップが異なる半導体材料をシリコンとして説明しているが、いずれも上記半導体材料に限定されるものではなく、ワイドギャップ半導体材料としては、ダイヤモンド、窒化ガリウム、酸化亜鉛などは無論のことであり、ワイドギャップ半導体とはバンドギャップが異なる半導体材料としては、ゲルマニウム、砒化ガリウムなどを用いることができる。
また、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変形を含むことは言うまでもない。
本発明の第一の実施の形態における半導体装置の断面図である。 本発明の第一の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第一の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 ヘテロ接合界面のバンド構造(接触前)を示す模式図である。 ヘテロ接合界面のバンド構造(接触後)を示す模式図である。 ヘテロ接合界面のバンド構造を示した模式図である。 本発明の第二の実施の形態における半導体装置の断面図である。 本発明の第二の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す断面図である。
符号の説明
1…N型炭化珪素半導体基板
2…N型炭化珪素エピタキシャル層
3…ヘテロ半導体領域 4…ゲート絶縁膜
5…ゲート電極 6…ソース電極
7…ドレイン電極 8…P型炭化珪素半導体領域
9…N型炭化珪素半導体領域 10…ゲート絶縁膜(TEOS膜)
11…ソースコンタクト領域 12…P型ベース領域
13…N型ソース領域 14…P型ベースコンタクト領域
20…層間絶縁膜 21…溝(トレンチ)
100…炭化珪素半導体基体

Claims (16)

  1. ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体と、前記ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、且つ前記ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域と、前記ワイドギャップ半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部にゲート絶縁膜を介して配置されたゲート電極と、前記ヘテロ半導体領域に接するように形成されたソース電極と、前記ワイドギャップ半導体基体に接するように形成されたドレイン電極とを有する半導体装置において、
    前記ゲート絶縁膜が堆積膜であることを特徴とする半導体装置。
  2. ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体と、前記ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、且つ前記ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域と、前記ヘテロ半導体領域の外周部に前記ヘテロ半導体領域を深さ方向に貫通して前記ワイドギャップ半導体基体に達するように形成された溝と、前記ワイドギャップ半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部の前記溝内部にゲート絶縁膜を介して配置されたゲート電極と、前記ヘテロ半導体領域に接するように形成されたソース電極と、前記ワイドギャップ半導体基体に接するように形成されたドレイン電極とを有する半導体装置において、
    前記ゲート絶縁膜が堆積膜であることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記ワイドギャップ半導体基体の一部に、前記ヘテロ半導体領域に接続するように、第二導電型のワイドギャップ半導体領域が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と対向した前記ワイドギャップ半導体基体の一部に、該ワイドギャップ半導体基体の不純物濃度より高い不純物濃度を有する第一導電型のワイドギャップ半導体領域が形成され、且つ前記第一導電型のワイドギャップ半導体領域が前記ヘテロ半導体領域に接続していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の半導体装置。
  5. 前記ヘテロ半導体領域に不純物濃度が異なる領域を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の半導体装置。
  6. 前記堆積膜がTEOSを材料ガスに用いた化学的気相成長法によって形成された酸化シリコン膜であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の半導体装置。
  7. 前記ワイドギャップ半導体が炭化珪素であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の半導体装置。
  8. 前記ワイドギャップ半導体とはバンギャップの異なる半導体材料が、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の半導体装置。
  9. ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体の上に、前記ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、前記ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域を選択的に形成する工程と、
    前記ワイドギャップ半導体基体及び前記ヘテロ半導体領域の上に堆積膜からなる前記ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ヘテロ半導体領域に接するようにソース電極を形成する工程と、
    前記ワイドギャップ半導体基体に接するようにドレイン電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
  10. ワイドギャップ半導体からなる第一導電型のワイドギャップ半導体基体の上に、前記ワイドギャップ半導体基体とヘテロ接合し、前記ワイドギャップ半導体とはバンドギャップの異なる半導体材料からなるヘテロ半導体領域を形成する工程と、
    前記ヘテロ半導体領域を深さ方向に貫通して前記ワイドギャップ半導体基体に達する溝を形成する工程と、
    少なくとも前記溝の内部に堆積膜からなる前記ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    少なくとも前記溝の内部の前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ヘテロ半導体領域に接するようにソース電極を形成する工程と、
    前記ワイドギャップ半導体基体に接するようにドレイン電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記ワイドギャップ半導体基体の一部に第二導電型のワイドギャップ半導体領域を形成し、その後、前記第二導電型のワイドギャップ半導体領域に接続するように前記ヘテロ半導体領域を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記ワイドギャップ半導体基体の一部に、前記ワイドギャップ半導体基体の不純物濃度より高い不純物濃度を有する第一導電型のワイドギャップ半導体領域を形成し、その後、前記第一導電型のワイドギャップ半導体領域に接続するように前記ヘテロ半導体領域を形成することを特徴とする請求項9乃至11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記ヘテロ半導体領域の形成後、前記ヘテロ半導体領域に不純物濃度が異なる領域を形成し、その後、前記ゲート絶縁膜を形成することを特徴とする請求項9乃至12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記堆積膜がTEOSを材料ガスに用いた化学的気相成長法によって形成する酸化シリコン膜であることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記ワイドギャップ半導体が炭化珪素であることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記ワイドギャップ半導体とはバンギャップの異なる半導体材料が、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
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