JP3978204B2 - 経編機を運転開始するための方法 - Google Patents

経編機を運転開始するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3978204B2
JP3978204B2 JP2004269861A JP2004269861A JP3978204B2 JP 3978204 B2 JP3978204 B2 JP 3978204B2 JP 2004269861 A JP2004269861 A JP 2004269861A JP 2004269861 A JP2004269861 A JP 2004269861A JP 3978204 B2 JP3978204 B2 JP 3978204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
correction
knitting machine
warp knitting
string bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004269861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005089956A (ja
Inventor
エルウィン ケペルト,
クレジミール ミスタ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Original Assignee
Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH filed Critical Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Publication of JP2005089956A publication Critical patent/JP2005089956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3978204B2 publication Critical patent/JP3978204B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B27/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, warp knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B27/06Needle bars; Sinker bars
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B27/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, warp knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B27/10Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B27/24Thread guide bar assemblies
    • D04B27/26Shogging devices therefor
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/10Indicating, warning, or safety devices, e.g. stop motions
    • D04B35/18Indicating, warning, or safety devices, e.g. stop motions responsive to breakage, misplacement, or malfunctioning of knitting instruments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

本発明は、経編機を運転開始するための方法であって、経編機が第1針を備えた少なくとも1つのストリングバーを有し、このストリングバーが第2針を備えた支持体に対して位置調整駆動装置によって変位方向で変位可能であり、この位置調整駆動装置が回転モータと伝動装置とを有し、第1針が第2針の間の針間隙内に位置することになる第1位置にストリングバーが変位され、この第1位置が記憶されるものに関する。
経編機では例えばガイドニードルが編針に対して変位される。するとガイドニードルは揺動して編針の間の隙間を通過する。この運動のときガイドニードルが利用する隙間は「針間隙」とも称される。次にガイドニードルは再び逆方向に変位されて戻り、第1揺動通過運動とは逆方向に再び揺動して他の針間隙を通過する。すべてのガイドニードルが同じ運動を実行するように、ガイドニードルはすべてのガイドニードルを同様に動かすいわゆるストリングバーに固着されている。
旧来の経編機ではストリングバーの運動がパターンディスクまたはパターンチェーンを利用して行われる。それとともに柄出しは限定的範囲内でのみ可能である。特に、柄の変更は比較的手間である。新しいパターンディスクを作成しまたは新しいパターンチェーンを構成しなければならない。
それゆえに最近では、少なくとも幾つかのガイドバーを位置調整駆動装置によって駆動する傾向にますます移行している。これらの位置調整駆動装置は比較的正確に作動する。位置調整駆動装置の始動点と変位区間を定義すると、ストリングバーが所要の運動を実行することを高い確率で前提することができる。
位置調整駆動装置をストリングバーに直接連結することは困難である。一方で、幾つかの事例ではスペース問題がある。他方で、駆動装置のモータとストリングバーとの間に伝動装置を介装するのが好ましい。これは特に回転駆動装置の場合にあてはまる。回転駆動装置は、運動時にそれが比較的大きな回転角度を進むとき一層正確に制御することができる。さらに、このような伝動装置でもってモータの回転運動をストリングバーの直線運動に変換することを達成することができる。このため、モータの回転軸に、または伝動装置を介して回転軸と作用結合された伝動装置出力軸に、ディスクを固着し、ストリングバーの末端に作用する引張ベルトをこのディスクに巻き付けるのが有益であることが実証された。ストリングバーの他端は逆引張装置、例えば一定した圧力を印加される空気圧シリンダによって負荷される。
このような配置の場合、モータ、より正確に述べるならモータ回転子の特定回転角度にストリングバーの特定移動変位も対応すると前提される。それゆえに以前は、始動点を定義し、モータ回転子の回転角度運動とストリングバーの直線運動との間の関連を知ることで十分とされた。その場合モータはストリングバーが所要の移動変位を実行するように制御された。
しかしこの処理方式は、製造不正確さが不可避であるので、なかんずく、ゲージが大きくなるとき、すなわち第2針、例えば編針の間隔が小さくなるとき、諸困難を伴っている。「ゲージ」とは一般に1インチ当りの針数のことである。加えて、ストリングバーでますます大きな移動変位を実行しようとされる。最大可能なストリングバー変位が大きければ大きいほど、柄出しの可能性も一層大きくなる。しかしながら、運動が大きくなると絶対誤差は相応に大きくなる。そのことから特定位置において第1針と第2針が衝突する事態が起きることがあり、これは望ましくない。(例えば、特許文献1〜3参照)
独国特許発明第3734072C2号公報 独国特許発明第2349931A1号公報 独国特許発明第10243398A1号公報
本発明の課題は、支障のない運転のための前提を簡単に生じ得るようにすることである。
この課題は、冒頭に指摘した種類の方法において、ストリングバーが位置調整駆動装置によって所定の調整路程だけ第2位置へと変位され、第1針がそれぞれ第2針の間の針間隙の所定領域内に位置するか否かが点検され、否の場合、第1針が所定領域内に位置することになるまで位置調整駆動装置によって移動補正が実行され、この移動補正から補正量が算出され、位置調整駆動装置による次の動作のために、前記補正量が記憶されることによって解決される。
この処理方式では、位置調整駆動装置に少なくとも1つのパラメータを伝え、このパラメータで機械工が自分で修正できるようにするのに運転開始段階が利用される。まずストリングバーが所定変位路程だけ第2位置へと変位される。この第2位置において理論的には第1針は第2針の間を自由に揺動通過できなければならないであろう。この運動は必ずしも2つの第2針の間の厳密に中央で起きる必要はない。他方で、第1針と第2針との衝突を確実に排除し得るようにするために、第2針に第1針が過度に接近してもいけない。つまり、2つの第2針の間の中央の近傍で2つの第2針の間の距離の例えば±25%を許容領域がとする。第1針がこの許容領域の外側にあると、この針は新たに位置調整される。この位置調整は最も簡単には目視点検によって行うことができる。すなわち、機械工は自己の目で、第1針が移動補正後に第2針の間のほぼ中央にあるか否かを調べる。そうである場合、所要の第2位置に到達できるように変位路程をどれだけ拡大または縮小すべきかの情報が蓄えられる。こうすることで可能なすべての第2位置について、この点検を行う必要がないように、移動補正の結果から補正量を算出することができる。また、次にこの補正量を他の移動変位用に相応に利用することができる。
その際、移動補正が同じ大きさの個別ステップで実行されるのが好ましい。機械工は例えば位置調整駆動装置を「タッチ運転(インチング運転)」で駆動させることができる。各タッチ時に、つまりスイッチボタンを操作するたびに、位置調整駆動装置が操作され、所定の小さな区間増分だけストリングバーを所定方向に動かす。移動補正を小さな区間増分または路程増分に分解すると、移動補正に関する情報を得るのに基本的に増分の数を計数するだけでよいという利点が得られる。移動変位用にも移動補正用にも位置調整駆動装置が利用されることによって、位置調整駆動装置はストリングバーが支持体に対してどこに位置するのかを「認識」しているだけではなく、位置調整駆動装置は、正しいまたは修正された第2位置に設定させるためにいかなる移動補正をストリングバーが実行したのかをも認識している。それゆえに、運転開始段階のとき所要の情報を提供する付加的変換器は必要でない。また、位置調整駆動装置内にいずれにしろ存在する情報源を位置および/または運動用に利用することができる。
個別ステップは好ましくは0.005〜0.02mm範囲の大きさである。つまり個別ステップは1/100mm範囲の大きさである。これは、一方で、第1針を十分な精度で第2針の間のほぼ中央に位置調整できるのに十分に小さい値である。他方で個別ステップは、移動補正を所要速度でも実行できるのに十分な大きさである。
好ましくは、移動補正の長さを移動変位の長さで割って補正量が算出される。つまり、正しい移動変位を達成するために移動変位の初期値に加えられまたはそこから引かれる補正値がいわば得られる。
また、ストリングバーが少なくとも1回第2位置に位置調整され、この位置が第1位置から距離を有し、この距離がストリングバーの最大変位路程に一致すると有利である。モータとストリングバーとの間の伝達によって生じる誤差が直線的である場合、このような点検は、可能なすべての中間位置について1つの適宜な補正量を形成するのに十分である。
その際、ストリングバーが2つの端位置の間で複数の中間位置に位置調整され、各中間位置について補正量が算出されるのが好ましい。この処理方式において、伝達時の誤差は必ずしも直線的量ではないと前提される。複数の中間位置で補正量を形成する場合、最大変位路程を複数の部分に分割し、各部分を別々に修正することができる。
好ましくは、補正運転様式から他の運転様式に切換えるとき補正量が算出され、それが記憶される。これは、経編機用運転プログラムを特別簡単な構成をにすることができる。他の運転様式に切り換わると、経編機は、従来利用された移動補正が第1針を第2針に対して正しく位置調整するのに十分であることを「認識」する。実際の第2位置に関する補正段階はこれでもって終了している。補正量の形成と記憶とを行うのに付加的操作要素は必要でない。
また、他の運転様式においてストリングバーの変位が実行され、移動補正を実行する間だけ補正運転様式に切換えられると有利である。その場合ストリングバーの変位は例えば、正常生産時にも利用される運転様式で実行することができ、ストリングバーが「実際的」条件のもとで変位され、後の運転時の条件に対応した補正を実際に行うことができる。
好ましくは、移動補正の最大量が定義され、第2位置においてストリングバーの位置補正時にこの量を上まわるとき、誤差信号が発生される。こうして機械工は、間違った補正によって位置調整駆動装置に間違った位置を伝えることのないようにすることができる。
好ましくは、点検された各調整路程について補正量が記憶され、点検されない調整路程についてはそれぞれ記憶された補正量から補正量が算定される。このような算定は例えば補間することである。記憶された補正量は例えば表に格納することができる。
以下、図面と合わせて好ましい実施例を基に本発明が詳しく説明される。
図1は経編機の一部斜視図である。
図1に示すように、経編機1は第1針2、例えばガイドニードルを有し、この針は第2針4、例えば編針に対して変位方向3で変位させることができる。また、第1針2は、変位方向3での運動終了後、両方向矢印5の方向で互いに相対的に動いて、通常第2針4を第1針2に対して動かして、編目編成を終了することができる。
すべての第1針2を同様に動かすことができるように、第1針2がストリングバー14に固着されており、このストリングバーはガイド6内で案内されている。このガイド6内に複数の溝がストリングバー14用に設けられている。但し、見易くする理由から1つのストリングバー14のみ図示してある。ストリングバー14は実際には一般に、異なる位置に示した2本の第1針2よりも多くの第1針2を担持している。ガイド6は実質的に経編機の編成幅にわたって延びている。
ストリングバー14が位置調整駆動装置7を介して駆動され、この駆動装置が回転モータ8を有する。回転モータ8が伝動装置9と連結されており、この伝動装置は例えば減速比が1:10または1:20である。伝動装置9の出力軸にディスク10が固着されており、このディスクの周面11にベルト12が最大1巻で巻き付けられている。ベルト12が連結子13を介してワイヤとして構成されるストリングバー14と結合されており、このストリングバーはやはりガイド6内で支承されている。位置調整駆動装置7がベルト12を介してストリングバー14を引っ張ると、ストリングバー14は変位方向3で、詳細には図1で左方向に、動かされる。
ストリングバー14の他端に作用する戻し装置15がストリングバー14の変位路程全体にわたって一定した戻し力を発生する。戻し装置15がこのため空気圧シリンダ16を有し、詳しくは図示しないピストンがこのシリンダ内に配置されており、このピストンが一定した圧力を印加される。ピストンに固着されたワイヤロープ17が転向ローラ18に巻掛けられてストリングバー14と結合されている。位置調整駆動装置7の力がシリンダ16からワイヤロープ17に加えられる力よりも小さいと、ストリングバー14は図1の図示に関して変位方向で右方向に動かされる。
伝動装置9の減速比は既知である。ディスク10の半径もやはり既知である。従って、モータ8が進む各角度増分に、ストリングバー14が変位方向3で進む特定区間が割当てられている。つまり、ストリングバー14に固着された第1針2を移動変位「X」(図2参照)だけ変位させたい場合、位置調整駆動装置7はディスク10が移動変位Xに対応した角度増分だけ回るように操作されねばならない。位置調整駆動装置7がこのため制御装置19を有し、この制御装置19はモータ8を駆動するだけでなく、モータ8の回転子の角度位置に関するフィードバックされた情報を受け取る。
ディスク10の製造に起因した不正確さ、例えば直径偏差のゆえに、またはディスク10の支承時の僅かな偏心率のゆえに、ディスク10が回る角度増分に、ストリングバー14が第1針2と共に動かさねばならない移動変位X(移動変位の長さ)が正確には対応しない事態が起こることがある。これを修正するために、運転開始時、図2を基に説明するように処理される。
図2は第1針と第2針との間の位置関係を示した模式図である。
図2に示すように、第1針2は第1位置P1に位置している。この第1位置P1において第1針2は2つの第2針4の間にある針間隙20内を動くことができる。その際「針間隙」20とは、厳密に2本の第2針4の間の領域だけではなく、第2針4の前後の領域も理解されねばならない。
運転開始を行う機械工は、まず第1針2を1回2本の第2針4の間の針間隙20内の中央に位置調整する。そして、第1針2が第2針4の間の中央に位置するか否かの点検は目視で十分に行い、調整された位置P1は第1位置として制御装置19内に、または制御装置19に接続された上位の主制御装置(詳しくは図示せず)内に、記憶される。次に第1針2を所要の移動変位Xだけ変位方向3に変位させ、第2位置P2に移動させる。ところで上で述べた不正確さと誤差が生じることによって、第1針2が位置P2において第2針4に過度に接近する事態が起きることがある。そのことから、運転時に第1針2と第2針4との間で衝突が生じることがある。第2針4の間の距離の例えば25%を誤差限界と定義することができる。第1針2が次の第2針4に対して、第2針4の間の距離の1/4よりも小さな距離を有する場合、第2位置P2は受入可能でなく、修正されねばならない。
移動変位Xは正常運転様式、例えば「自動」運転様式において、つまりストリングバー14が運転時にも動かされるように実行することで、実際の運転状況を十分にシュミレーションすることができる。
機械工は、到達された位置P2が受入可能でないことを確認すると、補正運転様式(モード)に切換える。補正運転様式において位置調整駆動装置7は「タッチ運転(インチング運転)」で操作される。このために設けられた詳しくは図示しない操作ボタンにタッチするたびに、ストリングバー14を小さな路程(個別ステップ)増加する。例えば1回タッチするたびに1/100mm(0.005〜0.02mmの範囲)だけ変位させる。つまり機械工は「タッチ運」によって、第1針2が第2針4の間の針間隙20の中央に再びくるまで何度でも1/100mmずつストリングバー14を変位させ、第1針2を例えば区間dX(移動補正の長さ)を移動させて、修正位置P2’に移動する。
最も単純な事例において第1位置P1と第2位置P2はストリングバー14の最大可能な変位路程の両端にある。区間Xは長さを150〜250mmとすることができる。このような変位は当然に常に利用しなければならないのではない。最大変位はディスク10の円周よりも多少短いものに相当する。
モータ8からストリングバー14への運動伝達時の誤差(移動変位と移動補正との比)が一定であるとすると、例えば、移動変位から商dX/Xを形成し、この商を補正量として記憶することによって補正量は形成することができる。次に位置調整駆動装置7がストリングバー14を移動変位Y(図示せず)だけ変位させる指図を受け取ると、この変位Y(図示せず)は修正されて移動変位Y’(図示せず)とされる。
Figure 0003978204
当然に変位dXは正しい前置符号(+または−)付きで事前に算定されていなければならない。すなわち移動変位Y’を算定するために、補正量に依拠した補正値は発生する誤差に依存してこれに加算されるかまたはそこから引かれる。
しかし、変位路程の両方の端位置で位置P2の当該補正を行うだけでなく、数多くの中間位置でも行うことも当然に可能である。中間位置の数は所与の条件によって決まる。極端な事例において、最大変位路程内に存在する針間隙20と同数の中間位置を設定することができる。しかしこれはゲージが24、最大変位路程が150mmの場合約140の中間位置であるので、この費用を負担することは一般に希望されず、各第10針間隙内でのみ第2位置の当該点検が行われる。
補正量の記憶は最も単純な事例では、補正運転様式から再び他の運転様式、例えばストリングバー14の正常運動時にも運転中利用される「自動」運転様式に移行することによって行われる。また、他の運転様式においてストリングバーの変位が実行され、移動補正を実行する間だけ補正運転様式に切換えられるようにしてもよい。
ところで、移動補正の最大量を定義し、第2位置P2においてストリングバーの位置修正時にこの量を上まわるとき、誤差信号を発生することができる。これにより、機械工がうっかりと第1針2を「間違った」針間隙内に位置調整することは防止される。
以上詳述したように、多数の第2位置P2について、つまり相応数の調整路程について補正量を記憶することができる。つまりこのような調整路程だけの移動変位を行わねばならない場合、制御装置19は、ストリングバー14のこの移動変位を生成するためにモータ8が実際にどのように制御されねばならないのかを「認識」している。点検されない調整路程について補正量はそれぞれ、記憶された補正量から、例えば補間することによって、算定することができる。
経編機の一部斜視図である。 第1針と第2針との間の位置関係を示した模式図である。
符号の説明
1 経編機
2 第1針
4 第2針
6 ガイド
7 位置調整駆動装置
8 回転モータ
9 伝動装置
14 ストリングバー
15 戻し装置
19 制御装置
20 針間隙
P1 第1位置
P2 第2位置

Claims (9)

  1. 経編機を運転開始するための方法であって、経編機が第1針を備えた少なくとも1つのストリングバーを有し、このストリングバーが第2針を備えた支持体に対して位置調整駆動装置によって変位方向で変位可能であり、この位置調整駆動装置が回転モータと伝動装置とを有し、となり合ってそれぞれ配置されている第2針の間の針間隙内に第1針が位置することになる第1位置に前記ストリングバーが変位され、この第1位置が記憶手段に記憶されるものにおいて、前記ストリングバーが位置調整駆動装置によって前記第1位置からそれぞれ他の前記針間隙内に第1針が位置する第2位置へと移動変位され、第1針がそれぞれ第2針の間の針間隙の所定領域内に位置するか否かが点検され、否の場合、第1針が前記所定領域内に位置することになるまで位置調整駆動装置によって移動補正が実行され、この移動補正の長さを前記移動変位の長さで割って補正量が算出され、前記位置調整駆動装置によって行われる次のストリングバーの移動動作のために、前記補正量が記憶されることを特徴とする経編機を運転開始するための方法。
  2. 前記移動補正は同じ大きさの変位量からなるタッチ運転を該移動補正の補正量に合わせて適宜回数実行されることを特徴とする、請求項1記載の経編機を運転開始するための方法。
  3. 前記タッチ運転による変位が0.005〜0.02mm範囲の大きさであることを特徴とする、請求項2記載の経編機を運転開始するための方法。
  4. ストリングバーが少なくとも1回第2位置に位置調整され、この位置が第1位置から距離を有し、この距離がストリングバーの最大変位路程に一致することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の経編機を運転開始するための方法。
  5. ストリングバーが前記最大変位路程の間で複数の前記針間隙の中間位置に位置調整され、各該中間位置について補正量が算出されることを特徴とする、請求項4記載の経編機を運転開始するための方法。
  6. 補正運転様式から通常の生産を行う運転様式に切換えるとき補正量が算出され記憶されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の経編機を運転開始するための方法。
  7. 前記通常の生産を行う運転様式においてストリングバーの変位が実行され、前記移動補正を実行する間だけ前記補正運転様式に切換えられることを特徴とする、請求項6記載の経編機を運転開始するための方法。
  8. 前記移動補正の最大量が定義され、第2位置においてストリングバーを変位させるときの補正量が該最大量を上まわるとき、誤差信号が発生されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の経編機を運転開始するための方法。
  9. 点検された各移動変位について補正量が記憶され、点検されない移動変位についてはそれぞれ記憶された補正量から補正量が算定されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の経編機を運転開始するための方法。
JP2004269861A 2003-09-17 2004-09-16 経編機を運転開始するための方法 Active JP3978204B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10342843A DE10342843B4 (de) 2003-09-17 2003-09-17 Verfahren zur Inbetriebnahme einer Kettenwirkmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005089956A JP2005089956A (ja) 2005-04-07
JP3978204B2 true JP3978204B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=34177786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004269861A Active JP3978204B2 (ja) 2003-09-17 2004-09-16 経編機を運転開始するための方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1516950A1 (ja)
JP (1) JP3978204B2 (ja)
KR (1) KR100572020B1 (ja)
CN (1) CN100507117C (ja)
DE (1) DE10342843B4 (ja)
TW (1) TWI266817B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2615197A1 (de) * 2012-01-10 2013-07-17 Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH Lagebarrenanordnung einer Kettenwirkmaschine
CN105200652B (zh) * 2015-10-27 2017-04-05 江苏润源控股集团有限公司 一种用于经编机梳栉横移组件的摆动机构
EP3476990B1 (de) * 2017-10-25 2021-05-05 KARL MAYER STOLL R&D GmbH Legebarrenantrieb einer kettenwirkmaschine und legebarrenanordnung

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1445374A (en) * 1973-02-26 1976-08-11 Sigma Instruments Inc Selective positioning system particularly for onctrolling guide bars of knitting machines
GB8406570D0 (en) * 1984-03-13 1984-04-18 Guildford Kapwood Ltd Operating warp knitting machines
DE3734072A1 (de) * 1987-10-08 1989-04-27 Liba Maschf Kettenwirkmaschine mit mittels versatzschrittmotoren verstellbaren legebarren
DE4127344A1 (de) * 1991-08-19 1993-02-25 Mayer Textilmaschf Kettenwirkmaschine mit mindestens einer legebarre
DE19938871C1 (de) * 1999-08-17 2001-05-10 Mayer Textilmaschf Kettenwirkmaschine
DE10243398B4 (de) * 2001-09-20 2009-02-26 Cetex Institut für Textil- und Verarbeitungsmaschinen gemeinnützige GmbH Antriebseinrichtung für eine mit Wirkwerkzeugen besetzte Barre einer Wirkmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050028299A (ko) 2005-03-22
TWI266817B (en) 2006-11-21
CN100507117C (zh) 2009-07-01
CN1598111A (zh) 2005-03-23
TW200523417A (en) 2005-07-16
KR100572020B1 (ko) 2006-04-17
DE10342843B4 (de) 2005-09-15
DE10342843A1 (de) 2005-04-21
JP2005089956A (ja) 2005-04-07
EP1516950A1 (de) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2623299B1 (en) Filament winding apparatus
US5417087A (en) Flat-bed knitting machine
JP3978204B2 (ja) 経編機を運転開始するための方法
EP1520922B1 (en) Textile machine and control method thereof
JPH07183152A (ja) コイル巻線装置
EP1686206A1 (en) Control device of the dial in circular hosiery, knitting and similar machines
JP2007228787A (ja) モータ制御装置及びモータ制御装置を備えたミシン
JP2005087230A (ja) 駆動機構の制御装置及びその制御プログラム
CN100430545C (zh) 快速运转的针织机的工作方法
KR20080033078A (ko) 횡편기
US8215131B2 (en) Knitting element comprising rotor and knitting machine
JP2005080473A (ja) ステッピングモータ及びその回転位置検出装置
KR200244346Y1 (ko) 경편기용 경사 자동 공급장치
JP2006181166A (ja) ミシン
JP6844759B1 (ja) カム装置、及び部品の製造装置、軸受の製造装置、並びに部品の製造方法及び機械の製造方法、カム装置の小型化方法
JP2004346479A (ja) 柄経糸用部分整経機
JP2000328408A (ja) 経編機における駆動部の制御方法
EP1526202B1 (en) Control device for textile machines, in particular for crochet machines
CN110195292B (zh) 双针床经编机
JP3360031B2 (ja) 編み機の制御方法
JP2023181586A (ja) 回転電機の巻線機および回転電機の製造方法
RU1787116C (ru) Швейный аппарат ниткошвейной машины
CN117144572A (zh) 一种同步跟随送料的控制方法、系统、设备及存储介质
JPH07297065A (ja) 間欠送り整列巻線機
JP2004189359A (ja) トラバース装置のトラバースガイドの原点出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150