JP3977933B2 - 管理作業用耕耘ロータリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、畝立圃場の中耕除草や培土、畝崩しなどの管理作業に好適な耕耘ロータリに関する。
【0002】
【従来の技術】
畝立圃場の中耕除草や培土、畝崩しなどの管理作業は、耕耘カバーの被蓋圏内に横設する横軸回転型のセンタードライブ耕耘ロータリを備えた管理作業機、或いは前記耕耘ロータリの後方位に培土器等を装備した管理作業機によって行うのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、耕耘ロータリが耕起した土壌を、同ロータリと耕耘カバー、或いはそれらと培土器との共働作用でもって耕耘ロータリの軸芯方向に横移動させることにより培土畝立或いは畝崩しをするのであるが、この種の従来のものは、耕耘ロータリのロータリ爪軸及びその爪軸に装設される一様の耕耘爪群が全て同じ方向に回転し、耕耘ロータリを高回転させないと所期の耕土移動が良好に行われないものであったから、所要動力が大で耕耘ロータリの作業反力が管理作業機の進行に及ぼす負担が大きくなり機械振動も大になる難点があった。
【0004】
そこで、本発明は、ロータリ爪軸の構成、および同爪軸に装設される耕耘爪群の配設に改良を加えることによって、所要動力を低減して機械振動の発生も小にしながら、中耕除草や培土、畝崩しなどの管理作業を好適に行うことができる管理作業用の耕耘ロータリを現出したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に係る発明の管理作業用耕耘ロータリは、センタードライブケースに支承横設する左右一対のロータリ爪軸を、前記ケースの左右横脇部に隣接配置する第1爪軸と、各々の第1爪軸の軸芯方向横外側部に前記第1爪軸と同芯又は略同芯状に並設する第2爪軸とに分割形成し、これらの第1爪軸と第2爪軸を互いに反対方向に回転駆動するように構成して、各々の第1爪軸に耕耘ナタ爪を配設すると共に、第2爪軸の第1爪軸寄り部分に耕土横送り機能を備えたディスク爪群を設け、且つ、第2爪軸の外側端寄り部分に耕土跳上げ機能を備えた揚土爪群を設けた管理作業用耕耘ロータリにおいて、前記第2爪軸の第1爪軸寄り部分と外側端寄り部分を分割別体に形成し、各々の部分をセンタードライブケースから左右に延設する伝動軸に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けたことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2に係る発明の管理作業用耕耘ロータリは、センタードライブケースに支承横設する左右一対のロータリ爪軸を、前記ケースの左右横脇部に隣接配置する第1爪軸と、各々の第1爪軸の軸芯方向横外側部に前記第1爪軸と同芯又は略同芯状に並設する第2爪軸とに分割形成し、これらの第1爪軸と第2爪軸を互いに反対方向に回転駆動するように構成して、各々の第1爪軸に耕耘ナタ爪を配設すると共に、第2爪軸の第1爪軸寄り部分に耕土横送り機能を備えたディスク爪群を設け、且つ、第2爪軸の外側端寄り部分に耕土跳上げ機能を備えた揚土爪群を設けた管理作業用耕耘ロータリにおいて、前記ディスク爪群のうちの外端のディスク爪と、揚土爪群のうちの内端の揚土爪との間に砕土用ナタ爪を設けて、前記第2爪軸の第1爪軸寄り部分と外側端寄り部分を分割別体に形成し、各々の部分をセンタードライブケースから左右に延設する伝動軸に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けるとともに、前記砕土用ナタ爪を第2爪軸の第1爪軸寄り部分若しくは外側端寄り部分に設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る耕耘ロータリを備えた管理作業機の一部破断側面図であり、(A)は左右一対の駆動車輪(10)によって走行する自走車、(B)は本発明に係る耕耘ロータリを備えたロータリ耕耘部、(C)は培土畝立作業などの場合にロータリ耕耘部(B)の後尾部分に装着される畝成形器である。
【0008】
自走車(A)は、ミッションケース(11)から前方に延設するフレーム部にエンジン(12)を搭載し、そのエンジン(12)の動力を前記ミッションケース(11)内の伝動機構を経てミッションケース下部の左右の車軸(13)(13)に伝達してその車軸(13)(13)に嵌着された前記駆動車輪(10)を回転駆動して走行するように構成される。
【0009】
そして、ミッションケース(11)部から後方に延設した操縦ハンドル(14)を握持し、その握持状態において操作可能にハンドル(14)などに設けられている各種の操作具類(15)を操作して運転するようになっている。なお、(16)は前記フレーム部の前端部位に着脱自在に装備されるバランスウエイト、(17)はエンジンの出力部とミッションケースの入力部とを動力断続自在に連動連結するメインクラッチ付の伝動機構である。
【0010】
ロータリ耕耘部(B)の機枠は、前記ミッションケース(11)の後背上部に一体又は着脱自在に連設されるセンタードライブケース(18)と、そのセンタードライブケース(18)の上部から後方に延設される耕耘部フレーム(19)と、耕耘部フレーム(19)から左右に延設される耕耘部カバー(20)等からなり、センタードライブケース(18)の下部に支承横設する耕耘ロータリの回転圏の適宜外方を前記耕耘部カバー(20)が被蓋するように構成されている。なお、(22)は耕深設定用の尾輪装置を着脱自在に取付ける尾輪支持部、(23)は畝成形器(C)を着脱自在に取り付ける成形器装着部であり、図示の使用態様では尾輪支持部(22)に尾輪装置は装されていない。
【0011】
ロータリ耕耘部(B)の耕耘ロータリは、センタードライブケース(18)の下部の左右側部に左右のロータリ爪軸(21)(21)を対称状に設けてセンタードライブ型に構成されるが、該耕耘ロータリを拡大展開して示した図3〜図4においてはその左半部を図示している。
【0012】
図3〜図4において、左右のロータリ爪軸(21)(21)のそれぞれは、センタードライブケース(18)の隣接横脇部に配設される第1爪軸筒(21A)と、第1爪軸筒(21A)の軸芯方向横外側部に、第1爪軸筒(21A)と同芯又は略芯状に配設される第2爪軸筒(21B)とで構成されており、図示の第2爪軸筒(21B)は、第1爪軸筒寄り部分(a)と、外側寄り部分(b)とに二分割されている。
なお、ロータリ爪軸(21)は、三部分以上に分割される場合もあり、また、分割しないでロータリ爪軸全体を一体として形成する場合もある。
【0013】
第1爪軸筒(21A)は、センタードライブケース(18)の下部横側に設けられている傾斜支持部(25)に回転自在に軸受支承して水平軸芯に対し一定角度に外方が低く傾斜する軸芯の周りを傾斜回転するように設けられている。また、第2爪軸筒(21B)の第1爪軸筒寄り部分(a)と外側寄り部分(b)とは、第1爪軸筒(21A)の内孔を通って外延される水平回転軸(26)と一体的に回転する筒状の伝動軸(27)に外嵌装着して水平回転軸(26)及び伝動軸(27)の軸芯周りに水平回転するように設けられている。
【0014】
そして、上記のように配設する第1爪軸筒(21A)と、第2爪軸筒の第1爪軸筒寄り部分(a)および外側寄り部分(b)を、センタードライブケース(18)などに収容構成する耕耘伝動機構で回転駆動するように構成されるのであるが、耕耘伝動機構は、前記第1爪軸筒(21A)を回転駆動する第1伝動系と、第2爪軸筒の第1爪軸筒寄り部分(a)および外側寄り部分(b)を第1爪軸筒(21A)に対して背反方向に回転駆動する第2伝動系とで構成され、これらの第1及び第2の両伝動系が次のように組成されている。
【0015】
センタードライブケース(18)の上部の入力軸に設ける入力スプロケット(図示省略)と前記水平回転軸(26)の中央部に楔着する受動スプロケット(28)とにチエン(29)を掛回して第2伝動系が構成されると共に、センタードライブケース(18)の内部において前記第2伝動系から動力を得るように設けられた駆動ギヤ(30)に噛合する受動ギヤ(31)を、前記水平回転軸(26)に回転自在に外嵌し且つ傾斜支持部(25)の内径部に回転自在に内嵌支持して設けて、その受動ギヤ(31)のボス部の外端寄り部位に一体的に設けたギヤ(32)を、前記第1爪軸筒(21A )の内径部に形設されている内歯部(33)に噛合させて屈折伝動構造の第1伝動系が構成され、この第1伝動系が第1爪軸筒(21A)を時計方向又は反時計方向に傾斜回転するように構成されている。
【0016】
一方、水平回転軸(26)の外方突出部は雄スプライン部に形成され、この雄スプライン部に、前記筒状伝動軸(27)の内端内径部分に刻設されている雌スプライン部を嵌合させて伝動軸(27)を被着し、水平回転軸(26)の軸芯部分に螺合するボルト(34)によって抜け止め固定して取り付けている。
【0017】
そして、伝動軸(27)の外周部と、同部に外嵌被着される第2爪軸筒の第1爪軸筒寄り部分(a)および外側寄り部分(b)の内径部が、多角形断面形状(例えば6角形)に形成され、伝動軸(27)に外嵌した第1爪軸筒寄り部分(a)および外側寄り部分(b)は、緩み止め構造の締結具(35)(36)によって回転筒(27)と一体的に回転するようにそれぞれ固定している。
したがって、第1爪軸筒寄り部分(a)及び外側寄り部分(b)は、締結具(35)(36)を緩めることによって伝動軸(27)に対して軸芯方向に抜き挿し自在であり、また、これらの部分(a)(b)は、前記伝動軸(27)の軸芯方向に摺動させて所望の位置に移動し固定することができる。
【0018】
上述の第1爪軸筒(21A)と、第2爪軸筒(21B)の第1爪軸筒寄り部分(a)及び外側寄り部分(b)の外周部には、耕耘爪群がそれぞれ配設されるが、第1爪軸筒(21A)の外周には、複数本の耕耘ナタ爪(37)が回転方向に位相をずらして取り付けられ、それらの耕耘ナタ爪(37)群が、第1爪軸筒(21A)により時計方向又は反時計方向に回転されて土中に打ち込まれ、センタードライブケース(18)下方の土壌を残耕なく耕起するようになっている。なお、前記耕耘ナタ爪(37)群のうちの必要なものは偏心ナタ爪に形成されている。
【0019】
また、第2爪軸筒(21B)の第1爪軸筒寄り部分(a)の外周には、耕土を軸芯方向の横外方に向けて横送する機能を備えた複数枚のディスク爪(39)が設けられるとともに、最外端のディスク爪(39a)よりも外側の部位には、前記ディスク爪(39)群によって横送りされてきた土塊を砕土する機能を備えた砕土用ナタ爪(40)が設けられている。
【0020】
さらに、第2爪軸筒(21B)の外側寄り部分(b)の外周部には、前記ディスク爪(39)群によって横送りされて砕土用ナタ爪(40)により砕土された耕土を受け継いで外上方に向けて跳ね上げる機能をもった揚土爪(41)群が所定のように配設されており、この揚土爪(41)群は、前記耕耘ナタ爪(37)及びディスク爪(39)よりも回転径を小にして設けてある。
【0021】
また、図示のものにおいては、第2爪軸筒(21B)の外側寄り部分(b)の軸芯方向外端部に設ける複数本の揚土爪の回転径を、前記ディスク爪(39)に近い側に位置する複数本の揚土爪のそれよりも適宜に小径とすることにより、揚土爪群全体としては軸芯方向外側のものほど漸次小径となるようにしている。また、小径な揚土爪の各々には、跳ね上げ翼を付設して揚土量の増大を図っている。そして、これらの揚土爪(41)群と、前記ディスク爪(39)群及び砕土用ナタ爪(40)が水平回転軸(26)及び伝動軸(27)の回転により、第1爪軸(21A)とは反対の方向、すなわち、反時計方向又は時計方向に回転されて土中に打ち込まれるようになっている。
【0022】
なお、耕耘ロータリの回転圏の上外方を被蓋する耕耘部カバー(20)は、図6にみられるように、耕耘部フレーム(19)に設けた基カバー(42)の左右端部に関節部(43)を介して耕土誘導カバー(44)を上下に開閉調節自在にそれぞれ連設し、更に、各々の耕土誘導カバー(44)の外端部に別の関節部(45)を介して集土板部(46)を回動固定自在に取り付けて、耕耘ロータリが横送して跳ね上げる耕土をガイドするように構成されている。
【0023】
また、畝成形器(C)は、図5に示している相対位置関係でもって耕耘ロータリの回転圏後側部分の後位に配設される。つまり、前面の耕土受止板部(57)の横幅を、前記ディスク爪(39)群の耕起幅、若しくは砕土用ナタ爪(40)を含むディスク爪(39)群の耕起幅(L)に略一致させ、その耕土受止板部(57)の左右端部から左右の成形板部(49)(49)を延設させている。
【0024】
このような構成の管理作業機によって中耕除草、培土作業を行う際には、圃場の畝間に管理作業機を入れて耕耘ロータリを稼働させながら前進走行させる。すると、図6に示しているように、耕耘ロータリが機体両側の畝(D)(D)に対して位置し、その第1爪軸(21A)の耕耘ナタ爪(37)群と、第2爪軸(21B)のディスク爪(39)群及び砕土用ナタ爪(40)、揚土爪
(41)群が、互いに反対方向に回転しながら前進移行する。
【0025】
しかして、第1爪軸(21A)の耕耘ナタ爪(37)群が畝(D)(D)間の谷部分を残耕なく耕起し、また、第2爪軸(21B)のディスク爪(39)群と砕土用ナタ爪(40)、揚土爪(41)群が、耕耘ナタ爪(37)群とは反対方向の回転による土中打ち込みでもって両側の畝面を耕起するのであり、これらによる耕土は、畝成形器(C)の耕土受止板部(57)の前面部においてディスク爪(39)群により両側の畝(D)(D)の方に横送りされて揚土爪(41)群により跳ね上げられ、且つ、耕耘部カバー(22)によって誘導されて畝(D)(D)上に盛り上げられ、畝整形器(C)の左右の成形板部(49)(49)によって成形される。
【0026】
なお、畝崩し作業の場合には、管理作業機を畝(D)上に位置させて耕耘ロータリを稼働させながら前進走行させれば、畝(D)部が耕耘されてその耕土が畝(D)の両側方の谷部に向けて移行される。また、中耕除草の場合と同様に管理作業機が谷部を走行する体勢で畝崩しを行いたい場合には、左右のロータリ爪軸を左右に付替装着して谷部を走行すればよく、その場合には、両側の畝部(D)(D)の土壌が、それらの畝間の谷部に移行されて畝部の取り崩しが行われる。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る管理作業用耕耘ロータリは、センタードライブケース(18)に支承横設する左右一対のロータリ爪軸(21)(21)を、前記ケース(18)の左右横脇部に隣接配置する第1爪軸(21A)(21A)と、各々の第1爪軸(21A)の軸芯方向横外側部に前記第1爪軸(21A)と同芯又は略同芯状に並設する第2爪軸(21B)(21B)とに分割形成し、これらの第1爪軸(21A)と第2爪軸(21B)を互いに反対方向に回転駆動するように構成して、各々の第1爪軸(21A)に耕耘ナタ爪(37)を配設すると共に、第2爪軸(21B)の第1爪軸寄り部分(a)に耕土横送り機能を備えたディスク爪(39)群を設け、且つ、第2爪軸(21B)の外側端寄り部分(b)に耕土跳上げ機能を備えた揚土爪(41)群を設けた管理作業用耕耘ロータリにおいて、前記第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) と外側端寄り部分 ( b ) を分割別体に形成し、各々の部分 ( a )( b ) をセンタードライブケース (18) から左右に延設する伝動軸 (27) に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けものであるので、耕耘ナタ爪(37)と、ディスク爪(39)及び揚土爪(41)群との背反回転により作業反力が相殺されて機体の作業進行がダッシュやスリップなく適正に負担少なく行われると共に、耕耘ナタ爪(37)、ディスク爪(39)、揚土爪(41)群の合理的な配設によって耕耘と耕土の横送及び跳ね上げ移送が良好に行われる。したがって、本発明によれば、耕耘ロータリを高回転させなくても所期の作業を良好に行うことができて所要動力や機械振動が低減され効率的な作業ができる。
【0028】
そして、第2爪軸(21B)の第1爪軸寄り部分(a)と外側端寄り部分(b)を別体に形成し、各々の部分(a)(b)をセンタードライブケース(18)から左右に延設する伝動軸(27)に対して軸芯方向に取付位置変更可能にしたことにより、畝幅や畝間隔の異なり及びそれらの時系列的な変化に応じて前記部分(a)(b)の取付位置を変更して対応することができる。
【0029】
また、第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) と外側端寄り部分 ( b ) を分割別体に形成して、各々の部分 ( a )( b ) をセンタードライブケース (18) から左右に延設する伝動軸 (27) に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けるとともに、砕土用ナタ爪 (40) を第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) 若しくは外側端寄り部分 ( b ) に設けたことにより、畝幅や畝間隔の異なり及びそれらの時系列的な変化に応じて前記部分 ( a )( b ) の取付位置を変更して対応することができるとともに、ディスク爪 (39) 群で横送した耕土を砕土し揚土爪 (41) 群に円滑に受渡して細土性のよい土壌を培土することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耕耘ロータリを備えた管理作業機の一部破断側面図である。
【図2】図1の耕耘ロータリ部を抽出し拡大した側面図である。
【図3】耕耘ロータリの左半部を示した展開背面図である。
【図4】耕耘ロータリの左半部の伝動断面展開図である。
【図5】耕耘ロータリと畝成形器との相対位置を示した平面概略図である。
【図6】耕耘ロータリの作業態様説明図である。
【符号の説明】
18 センタードライブケース
21 ロ−タリ爪軸
21A 第1爪軸筒
21B 第2爪軸筒
a 第2爪軸筒の第1爪軸筒寄り部分
b 第2爪軸筒の外側端寄り部分
37 耕耘ナタ爪
39 ディスク爪
40 砕土用ナタ爪
41 揚土爪
Claims (2)
- センタードライブケース(18)に支承横設する左右一対のロータリ爪軸(21)(21)を、前記ケース(18)の左右横脇部に隣接配置する第1爪軸(21A)(21A)と、各々の第1爪軸(21A)の軸芯方向横外側部に前記第1爪軸(21A)と同芯又は略同芯状に並設する第2爪軸(21B)(21B)とに分割形成し、これらの第1爪軸(21A)と第2爪軸(21B)を互いに反対方向に回転駆動するように構成して、各々の第1爪軸(21A)に耕耘ナタ爪(37)を配設すると共に、第2爪軸(21B)の第1爪軸寄り部分(a)に耕土横送り機能を備えたディスク爪(39)群を設け、且つ、第2爪軸(21B)の外側端寄り部分(b)に耕土跳上げ機能を備えた揚土爪(41)群を設けた管理作業用耕耘ロータリにおいて、前記第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) と外側端寄り部分 ( b ) を分割別体に形成し、各々の部分 ( a )( b ) をセンタードライブケース (18) から左右に延設する伝動軸 (27) に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けてあることを特徴とする管理作業用耕耘ロータリ。
- センタードライブケース(18)に支承横設する左右一対のロータリ爪軸(21)(21)を、前記ケース(18)の左右横脇部に隣接配置する第1爪軸(21A)( 21A)と、各々の第1爪軸(21A)の軸芯方向横外側部に前記第1爪軸(21A)と同芯又は略同芯状に並設する第2爪軸(21B)(21B)とに分割形成し、これらの第1爪軸(21A)と第2爪軸(21B)を互いに反対方向に回転駆動するように構成して、各々の第1爪軸(21A)に耕耘ナタ爪(37)を配設すると共に、第2爪軸(21B)の第1爪軸寄り部分(a)に耕土横送り機能を備えたディスク爪(39)群を設け、且つ、第2爪軸(21B)の外側端寄り部分(b)に耕土跳上げ機能を備えた揚土爪(41)群を設けた管理作業用耕耘ロータリにおいて、前記ディスク爪(39)群のうちの外端のディスク爪(39a)と、揚土爪(41)群のうちの内端の揚土爪(41a)との間に砕土用ナタ爪(40)を設けて、前記第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) と外側端寄り部分 ( b ) を分割別体に形成し、各々の部分 ( a )( b ) をセンタードライブケース (18) から左右に延設する伝動軸 (27) に対して軸芯方向に取付位置変更可能に設けるとともに、前記砕土用ナタ爪 (40) を第2爪軸 (21B) の第1爪軸寄り部分 ( a ) 若しくは外側端寄り部分 ( b ) に設けてある管理作業用耕耘ロータリ。
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