JP3977247B2 - メッセージ管理装置 - Google Patents

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JP3977247B2
JP3977247B2 JP2002382036A JP2002382036A JP3977247B2 JP 3977247 B2 JP3977247 B2 JP 3977247B2 JP 2002382036 A JP2002382036 A JP 2002382036A JP 2002382036 A JP2002382036 A JP 2002382036A JP 3977247 B2 JP3977247 B2 JP 3977247B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内線電話機や公衆網に接続された加入電話機などの電話機から音声メッセージ(通話録音も含む)を登録する際に、音声メッセージ(通話録音も含む)のタイトルやコメントの文字情報を電話機から登録するとともに、音声メッセージ(通話録音も含む)のタイトルやコメントを音声で登録し、音声メッセージ(通話録音も含む)を再生する際、タイトルやコメントを音声で案内することができるメッセージ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、構内交換機(PBX)とPC(パーソナルコンピュータ)とが連携したメッセージ管理装置は、構内交換機(PBX)とPCサーバ(メッセージ管理装置)をLANケーブルで接続し、電話機からの音声メッセージ(音声信号)を構内交換機(PBX)でディジタルの音声データに変換して音声データをLANケーブルを介して送信し、PCサーバ(メッセージ管理装置)に蓄積する装置である。
【0003】
蓄積した音声データ(メッセージ)は、PCサーバ(メッセージ管理装置)の専用アプリケーションを起動し、一覧で確認し、PC再生することができる。
【0004】
また、構内交換機(PBX)に接続した内線電話機や公衆網に接続された加入電話機などの電話機から音声メッセージ再生の操作により、PCサーバ(メッセージ管理装置)に蓄積された音声データ(メッセージ)を音声で聞き取ることができる。
【0005】
図6に従来のメッセージ管理装置が適用されるメッセージシステムのブロック構成図、図7にプロパティ情報部の格納データ、図8に音声ファイル部の格納データを示す。図6において、メッセージシステム50は、構内交換機51と、構内交換機51にLANケーブルで接続されるメッセージ管理装置(PCサーバ)60とから構成される。
【0006】
構内交換機51は、電話機インタフェース52、局線インタフェース53、DSP(Digital Signal Processor)処理部54、制御装置55等から構成し、電話機インタフェース52に内線を介して内線電話機TEIが接続され、局線インタフェース53に収容した局線には、公衆網を通じて加入電話機TELが接続される。
【0007】
メッセージ管理装置60は、PC(Personal Computer)で構成し、メッセージ制御部61、プロパティ情報部62、音声ファイル部63等から構成される。なお、プロパティ情報部62、音声ファイル部63は、メモリで構成される。
【0008】
次に、メッセージの登録について説明する。まず、構内交換機(PBX)51では、内線電話機TEIや加入電話機TELからメッセージ録音の所定の番号を受信すると、制御装置55は、メッセージ管理装置60のメッセージ制御部61を呼び出し、接続を実行する(メッセージ録音)。
【0009】
また、内線電話機TEIが他の内線電話機TEIや加入電話機TELと通話する時、通話を録音する設定がなされていたり、内線電話機TEIのボタン押下などで通話録音を開始する操作を行うと、制御装置55は、メッセージ管理装置60のメッセージ制御部61を呼び出し、接続を実行する(通話録音)。
【0010】
メッセージ録音の場合には、内線電話機TEIから吹き込んだ音声が、通話録音の場合には、相手電話機と話している内容が、制御装置55を通じてメッセージ管理装置60のメッセージ制御部61に送られる。制御装置55は、音声信号をDSP処理部54でディジタルの音声データに変換し、音声データがメッセージ制御部61に送られる。
【0011】
続いて、メッセージ管理装置60では、音声データを受け取ったメッセージ制御部61は、メッセージを一つの音声ファイル化し、例えば「1.wav」などの音声ファイル名を付与して音声ファイル部63に登録する。また、メッセージ制御部61は、音声データの詳細情報(音声ファイル名、登録日時など)をプロパティ情報部61に格納する(音声データの登録)。
【0012】
内線電話機TEIから所定の番号を操作すると、制御装置55は、メッセージ制御部61を呼び出し、接続を実行する。続いて、内線電話機TEIから登録済みのメッセージを確認する番号操作を行い、番号が制御装置55を介してメッセージ制御部61へ送られると、メッセージ制御部61は、指定されたメッセージの音声ファイルを音声ファイル部63から読出し、LANケーブルを介して制御装置55に送る。制御装置55は、受け取った音声データをDSP処理部54で音声信号に変換して内線電話機TEIに送り、内線電話機TEIからメッセージを音声で聞き取ることができる(メッセージの再生)。
【0013】
メッセージ管理装置(PCサーバ)60から専用アプリケーションを起動すると、プロパティ情報部62に格納された音声データの詳細情報(音声ファイル名、登録日時など)が一覧表でPC(パソコン)画面に表示される(メッセージの確認)。
【0014】
なお、プロパティ情報部62は、音声ファイル名や登録日時等のほかに、タイトル記憶部やコメント記憶部を備え、タイトル記憶部やコメント記憶部の情報も一覧表でPC(パソコン)画面に表示されるが、内線電話機TEIから録音した場合には、タイトル記憶部やコメント記憶部に何も登録されない。
【0015】
タイトル記憶部やコメント記憶部にタイトルやコメントの情報を登録するためには、メッセージ管理装置(PCサーバ)60の専用アプリケーションを用いてPC(パソコン)入力(キーボード等)から直接に文字情報を入力する。文字情報を受けたメッセージ制御部61は、タイトル記憶部やコメント記憶部にタイトルやコメントの文字情報を格納する。
【0016】
また、「特許文献1」には、録音済み掲示板メッセージの再生音からタイトルを切り出して目次を作成する音声メール装置の目次作成装置が開示されている。
【0017】
これにより、音声メール装置の目次作成装置は、目次作成のために、タイトルを読み上げて録音する必要がなく、掲示板サービスの管理者の負担が軽減されるものである。
【0018】
さらに、「特許文献2」には、録音されたメッセージの必要部分のみを残し、不必要な部分を削除してメッセージを簡素化したり、メッセージ中の任意の個所に音声録音でコメントを付け加えたり、別々のメッセージの任意個所同士をつないで一つのメッセージにすることができ、メッセージの編集がメッセージ単位ではなくなり、電話機のボタン操作による任意の時間単位で編集を行うことができるので、予め設定されているメッセージ件数および時間の範囲を有効に活用することができ、また、長いメッセージを容易に整理することができるボイスメール装置が開示されている。
【0019】
【特許文献1】
特開平6−237299号公報
【特許文献2】
特開平9−172491号公報
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
従来のPCサーバ(メッセージ管理装置)は、蓄積された音声メッセージを内線電話機や加入電話機から所定のボタン操作により、音声で聞き取ることはできるが、装置(PCサーバ)から音声メッセージに対応してキー入力したタイトルやコメントを音声で聞き取ることができない。
【0021】
また、「特許文献1」に開示された音声メール装置の目次作成装置は、録音済み掲示板メッセージの再生音からタイトルを切り出して目次を作成することができるが、PC(Personal Computer)からタイトルを掲示板メッセージに対応して文字入力したり、電話機から利用者の音声で独自のタイトルを登録することができない。
【0022】
さらに、「特許文献2」に開示されたボイスメール装置は、録音されたメッセージの一部を削除したり、録音されたメッセージ中の任意の個所に音声録音でコメントを付け加えたりし、録音メッセージの編集が可能であるが、PC(Personal Computer)からタイトルを掲示板メッセージに対応して文字入力したり、電話機から利用者の音声で独自のタイトルを登録することができない。
【0023】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的はPC(Personal Computer)から文字入力された録音メッセージのタイトルやコメント(文字情報)を電話機からのボタン操作で登録するとともに、音声メッセージ(通話録音も含む)のタイトルやコメントを音声で登録し、音声メッセージ(通話録音も含む)を再生する際、タイトルやコメントを音声で案内することができる利便性に優れたメッセージ管理装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係るメッセージ管理装置は、構内交換機にLANケーブルを介して接続され、内線電話機や公衆網に接続された加入電話機などの電話機からの音声メッセージ、前記電話機相互間の音声通話を音声データとして蓄積し、電話機からの操作により、蓄積した音声データを出力するメッセージ管理装置であって、電話機の機能ボタンに対応したボタン情報を保存するボタン情報記憶手段と、電話機から入力されたタイトルやコメントの音声を対応音声ファイルとして予め記憶する対応音声ファイル記憶手段と、パーソナルコンピュータから入力されたタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイル記憶手段に記憶されたタイトルやコメントの対応音声ファイル名をボタン情報に対応させて格納するタイトルコメント一覧テーブルとを有し、電話機の機能ボタン操作により、タイトルコメント一覧テーブルに基づいて、操作された機能ボタンに対応するタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを蓄積した音声データに付与するタイトルコメント付与手段を備え、音声メッセージまたは音声通話を再生する際に、再生する音声データに付与されたタイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内することを特徴とする。
【0025】
この発明に係るメッセージ管理装置は、電話機の機能ボタンに対応したボタン情報を保存するボタン情報記憶手段と、電話機から入力されたタイトルやコメントの音声を対応音声ファイルとして予め記憶する対応音声ファイル記憶手段と、パーソナルコンピュータから入力されたタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイル記憶手段に記憶されたタイトルやコメントの対応音声ファイル名をボタン情報に対応させて格納するタイトルコメント一覧テーブルとを有し、電話機の機能ボタン操作により、タイトルコメント一覧テーブルに基づいて、操作された機能ボタンに対応するタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを蓄積した音声データに付与するタイトルコメント付与手段を備え、音声メッセージまたは音声通話を再生する際に、再生する音声データに付与されたタイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内するようにしたので、予め登録したタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを、電話機の機能ボタン操作だけで蓄積音声データに付与することができ、音声メッセージや音声通話を再生する際に、タイトルやコメントを音声で案内して、利便性の向上を図ることができる。
【0026】
また、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、電話機の押下された機能ボタンのトグル操作によるタイトルやコメントの取消し、押し替え操作によるタイトルやコメントの変更を制御するタイトルコメント制御手段と、回と今回に登録されたボタン情報を登録するタイトルコメント変更記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】
この発明に係るタイトルコメント付与手段は、電話機の押下された機能ボタンのトグル操作によるタイトルやコメントの取消し、押し替え操作によるタイトルやコメントの変更を制御するタイトルコメント制御手段と、回と今回に登録されたボタン情報を登録するタイトルコメント変更記憶手段とを備えたので、電話機の機能ボタン操作だけで、タイトルやコメントの変更や取消しが簡単にでき、また変更を記憶することができる。
【0030】
また、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、タイトルコメント変更記憶手段に登録されたボタン情報に基づいて電話機の機能ボタンに対応するランプの点灯/消灯を制御するランプ制御手段を備えたことを特徴とする。
【0031】
この発明に係るタイトルコメント付与手段は、タイトルコメント変更記憶手段に登録されたボタン情報に基づいて電話機の機能ボタンに対応するランプの点灯/消灯を制御するランプ制御手段を備えたので、タイトルやコメントの設定状況を電話機のランプの点灯/消灯から確認することができる。
【0032】
さらに、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、音声ファイル名や登録日時等の音声の詳細情報を格納するプロパティ情報記憶手段に、タイトルの本文を記憶するタイトル記憶部、タイトルの機能ボタン情報を記憶するタイトルボタン情報記憶部、コメントの本文を記憶するコメント記憶部およびコメントの機能ボタン情報を記憶するコメントボタン情報記憶部を備えたことを特徴とする。
【0033】
この発明に係るタイトルコメント付与手段は、音声ファイル名や登録日時等の音声の詳細情報を格納するプロパティ情報記憶手段に、タイトルの本文を記憶するタイトル記憶部、タイトルの機能ボタン情報を記憶するタイトルボタン情報記憶部、コメントの本文を記憶するコメント記憶部およびコメントの機能ボタン情報を記憶するコメントボタン情報記憶部を備えたので、蓄積したタイトルボタンまたはコメントボタンに対応音声ファイルをリンクさせることができ、電話機からの音声メッセージや音声通話の再生時に、タイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るメッセージ管理装置が適用されるメッセージシステムの一実施の形態ブロック構成図である。図1において、メッセージシステム1は、構内交換機(PBX)2と、構内交換機(PBX)2に内線LIを介して接続される内線電話機TEIと、構内交換機(PBX)2に局線LA、公衆網NT、局線LBを介して接続される加入電話機TELと、構内交換機(PBX)2とLANケーブルを介して接続されるメッセージ管理装置8とから構成する。
【0035】
構内交換機(PBX)2は、制御装置3、電話機インタフェース4、局線インタフェース5、DSP処理部6、録音モード設定部7等で構成し、制御装置3〜録音モード設定部7は、制御バスBUS1を介して接続する。
【0036】
制御装置3は、マイクロプロセッサを基本に構成し、電話機インタフェース4、局線インタフェース5、DSP処理部6、録音モード設定部7の動作を制御する。
【0037】
また、制御装置3は、LANケーブルを介してメッセージ管理装置8と接続し、内線電話機TEIや加入電話機TELからの音声メッセージ、内線電話機TEIと加入電話機TEL間の音声通話の録音または再生の際に、内線電話機TEIや加入電話機TELからのボタン情報をメッセージ管理装置8に伝送する。
【0038】
さらに、制御装置3は、録音の際に、電話機からの音声メッセージや電話機相互間の音声通話の音声信号をディジタルの音声データに変換させる制御を実行してメッセージ管理装置8に伝送するとともに、再生の際に、メッセージ管理装置8から伝送されてくる音声ファイルの音声データを音声信号に変換させ、内線電話機TEIや加入電話機TELに供給させる制御を実行する。
【0039】
また、制御装置3は、メッセージ管理装置8から伝送されてくるランプ情報に基づいて電話機(例えば、内線電話機TEI)のランプL1〜L3を点灯または消灯させ、機能ボタン操作に伴う音声メッセージや音声通話のタイトルやコメントの登録、取消しおよび変更を通知させる制御を実行する。
【0040】
電話機インタフェース4は、内線電話機TEIとのインタフェースの整合を取り、局線インタフェース5は、局線LAとのインタフェースの整合を取る。
【0041】
DSP処理部6は、DSP(Digital Signal Processor)とファームウェアでA−D変換機能、D−A変換機能を形成し、制御装置3の制御により、電話機(例えば、内線電話機TEI)からの音声メッセージや電話機相互間の音声通話の音声信号にA−D変換を施し、変換したディジタルの音声データを制御装置3に提供するとともに、制御装置3から供給されるメッセージ管理装置8からの音声データにD−A変換を施し、変換した音声信号を電話機(例えば、内線電話機TEI)に供給する。
【0042】
録音モード設定部7は、制御装置3の制御により、音声メッセージや音声通話の録音の際に、電話機(例えば、内線電話機TEI)の機能ボタン(B1〜B3)を電話機本来の機能ボタン(例えば、B1:「保留」等)のキー情報から録音モード専用の機能ボタン(例えば、「ボタンB1」)のキー情報に設定する。
【0043】
内線電話機TEIは、多機能電話機で構成し、ダイヤルボタン(「0」〜「9」,「*」,「#」)、機能ボタンB1,B2,B3、ランプL1,L2,L3を備える。なお、ランプL1,L2,L3は、機能ボタンB1,B2,B3の操作に対応して点灯/消灯する。
【0044】
内線電話機TEIは、音声メッセージや音声通話のメッセージ管理装置8への録音登録や再生の際に、ダイヤルボタンを操作して制御装置3とメッセージ管理装置8を接続し、機能ボタンB1,B2,B3を操作して音声メッセージや音声通話の録音や再生、タイトルやコメントの付与、取消しや変更を行う。
【0045】
メッセージ管理装置8は、パーソナルコンピュータを用いたPCサーバで構成し、電話機(例えば、内線電話機TEI)の機能ボタン操作に対応して予めパーソナルコンピュータから登録されたタイトルやコメントの文字情報を音声メッセージや音声通話の音声ファイルに付与するとともに、電話機(例えば、内線電話機TEI)から予め機能ボタンに対応するタイトルおよびコメント少なくとも1つの音声を登録し、音声メッセージ、音声通話を再生する際に、タイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内するタイトルコメント付与手段を備える。なお、タイトルやコメントは、録音した音声データの音声ファイルを編集して管理するために、PCサーバ(メッセージ管理装置8)から文字情報で入力したもので、音声メッセージや音声通話に含まれている情報ではない。また、タイトルやコメントは、電話機(例えば、内線電話機TEI)から音声入力し、録音された音声データに付与するものである。
【0046】
このように、この発明に係るメッセージ管理装置8は、電話機(例えば、内線電話機TEI)の機能ボタン(ボタンB1〜B3)操作に対応して予めパーソナルコンピュータから登録されたタイトルやコメントの文字情報(例えば、「至急」、「要・折り返し」等の定型文)を音声メッセージや音声通話の音声ファイルに付与するとともに、電話機から予め機能ボタン(ボタンB1〜B3)に対応するタイトルやコメントの音声(例えば「至急連絡してください」等)を登録し、音声メッセージ、音声通話を再生する際に、タイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内するタイトルコメント付与手段を備えたので、PC(Personal Computer)サーバから文字入力したタイトルやコメントを電話機の機能ボタン操作により蓄積した音声メッセージや音声通話の音声データに付与することができるとともに、電話機からタイトルやコメントを音声で登録し、音声メッセージや音声通話の音声データを再生する際に、音声メッセージや音声通話を音声のコメントやタイトル付で案内することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0047】
図2はこの発明に係るメッセージ管理装置の一実施の形態要部ブロック構成図である。図2において、メッセージ管理装置8は、PCサーバ(Personal Computer)で構成し、タイトルコメント付与手段9、サーバ制御手段10を備える。
【0048】
タイトルコメント付与手段9は、プロパティ情報記憶手段11、音声ファイル記憶手段12、タイトルコメント制御手段13、ランプ制御手段14、ボタン情報記憶手段15、タイトルコメント一覧テーブル16、タイトルコメント変更記憶手段17を備える。
【0049】
プロパティ情報記憶手段11は、書換え可能なRAMやフラッシュメモリ等で構成し、音声メッセージや音声通話の詳細情報である音声ファイル名(例えば、「1.wav」)を格納(記憶)する「音声ファイル名記憶部」、登録日時(例えば、「2003/01/01」)を格納する「登録日時記憶部」、タイトルの「内容」(例えば、文字情報「至急」)を格納する「タイトル記憶部」、タイトルボタン情報(例えば、「ボタンB1」)を格納する「タイトルボタン情報記憶部」、コメントの「内容」(例えば、文字情報「再度連絡」)を格納する「コメント記憶部」およびコメントボタン情報(例えば、「ボタンB2」)を格納する「コメントボタン情報記憶部」のメモリ領域を備える。
【0050】
図3はこの発明に係るプロパティ情報記憶手段の一実施の形態メモリ領域イメージ図である。図3において、プロパティ情報記憶手段11は、「音声ファイル名記憶部」(例えば、「1.wav」)、「登録日時記憶部」(例えば、「2003/01/01」)、「タイトル記憶部」(例えば、「至急」:文字情報)、「タイトルボタン情報記憶部」(例えば、「ボタンB1」)、「コメント記憶部」(例えば、「再度連絡」:文字情報)および「コメントボタン情報記憶部」(例えば、「ボタンB2」)のメモリ領域を備える。
【0051】
電話機からの音声メッセージや音声通話の再生時に、既に登録された音声メッセージ(または、音声通話)の「音声ファイル名」(例えば、「1.wav」)のプロパティ情報の「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)にボタン情報(例えば、「ボタンB1」)があるか否かをチェックする。
【0052】
ボタン情報(例えば、「ボタンB1」)がある場合、タイトルコメント一覧テーブル16をチェックし、該当する「ボタン番号」(例えば、「ボタンB1」)に対応する「対応音声ファイル」があるか否かをチェックする。
【0053】
「対応音声ファイル」(例えば、「4.wav」)がある場合、「音声ファイル名」(例えば、「1.wav」)の音声ファイルを再生する前に、「ボタン番号」(例えば、「ボタンB1」)に対応する「対応音声ファイル」(例えば、「4.wav」)を再生する。一方、「対応音声ファイル」(例えば、「4.wav」)がない場合には、既に登録された音声メッセージ(または、音声通話)の「音声ファイル名」(例えば、「1.wav」)の音声ファイルのみを再生する。
【0054】
このように、この発明に係るタイトルコメント付与手段9は、音声ファイル名や登録日時等の音声の詳細情報を格納するプロパティ情報記憶手段11に、タイトルの本文(例えば、「至急」)を記憶するタイトル記憶部、タイトルの機能ボタン情報(例えば、「ボタンB1」)を記憶するタイトルボタン情報記憶部、コメントの本文を記憶するコメント記憶部およびコメントの機能ボタン情報を記憶するコメントボタン情報記憶部を備えたので、蓄積したタイトルボタンまたはコメントボタンに対応音声ファイルをリンクさせることができ、電話機(例えば、内線電話機TEI)からの音声メッセージや音声通話の再生時に、タイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内することができる。
【0055】
音声ファイル記憶手段12は、書換え可能なRAMやフラッシュメモリ等で構成し、録音する音声メッセージや音声通話の音声データがファイル化された音声ファイルを音声ファイル名称(例えば、「1.wav」)を付与して記憶(格納)する。
【0056】
タイトルコメント制御手段13は、サーバ制御手段10から指示されたボタン情報(例えば、機能ボタン「B1〜B3」)をボタン情報記憶手段15に保存する。
【0057】
また、タイトルコメント制御手段13は、タイトルコメント一覧テーブル16を検索し、該当するボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)がある場合、「種別」を確認し、「種別」がタイトルならば、プロパティ情報記憶手段11の「タイトルボタン情報記憶部」を確認し、「種別」がコメントならばプロパティ情報記憶手段11の「コメントボタン情報記憶部」を確認する。
【0058】
さらに、タイトルコメント制御手段13は、プロパティ情報記憶手段11の「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)が空白の場合には、既存のタイトル(または、コメント)がない状態から新規のタイトル(または、コメント)登録と判断し、プロパティ情報記憶手段11の「タイトル記憶部」(または、「コメント記憶部」)に、対応する「本文」の内容を登録(格納)するとともに、「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)に、ボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)を登録(格納)する。
【0059】
この時、タイトルコメント変更記憶手段17の「変更前タイトルコメント記憶部」は空白とし、「変更後タイトルコメント記憶部」にはボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)を登録する。
【0060】
また、タイトルコメント制御手段13は、プロパティ情報記憶手段11の「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)にボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)が既にあり、ボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)と一致する場合には、機能ボタンB1のトグル操作によって登録を取り消したと見なし、プロパティ情報記憶手段11の「タイトル記憶部」(または、「コメント記憶部」)の情報「本文」(例えば、「至急」)と、「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)のボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)を消去する。
【0061】
この時、タイトルコメント変更記憶手段17の「変更前タイトルコメント記憶部」および「変更後タイトルコメント記憶部」にはボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)を登録する。
【0062】
さらに、タイトルコメント制御手段13は、プロパティ情報記憶手段11の「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)にボタン情報(例えば、機能ボタン「B2」)が既にあり、ボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)と異なる場合には、電話機(例えば、内線電話機TEI)から別の機能ボタン(機能ボタン「B2」)を押下してタイトルコメントを変更したと見なし、プロパティ情報記憶手段11の「タイトル記憶部」(または、「コメント記憶部」)を通知されたボタン情報(例えば、機能ボタン「B2」)の「本文」(例えば、「要・折返し」)の内容に変更し、「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)をボタン情報記憶手段15に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B2」)に変更登録する。
【0063】
ランプ制御手段14は、タイトルコメント制御手段13によるタイトルコメントの登録後に起動され、タイトルコメント変更記憶手段17をチェックし、「変更前タイトルコメント記憶部」が空白で、「変更後タイトルコメント記憶部」にボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)が登録されている場合には、ボタン情報に対応した機能ボタン(例えば、機能ボタン「B1」)の「点灯」をサーバ制御手段10を介して構内交換機(PBX)2に指示する。
【0064】
また、ランプ制御手段14は、タイトルコメント変更記憶手段17の「変更前タイトルコメント記憶部」および「変更後タイトルコメント記憶部」に登録されているボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)が同一の場合には、この機能ボタンの「消灯」をサーバ制御手段10を介して構内交換機(PBX)2に指示する。
【0065】
さらに、ランプ制御手段14は、タイトルコメント変更記憶手段17の「変更前タイトルコメント記憶部」に登録されているボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)と「変更後タイトルコメント記憶部」に登録されているボタン情報(例えば、機能ボタン「B2」)が異なる場合には、機能ボタン「B1」の「消灯」ならびに機能ボタン「B2」の「点灯」をサーバ制御手段10を介して構内交換機(PBX)2に指示する。
【0066】
ボタン情報記憶手段15は、書換え可能なRAMやフラッシュメモリ等で構成し、音声メッセージや音声通話の録音の際に、電話機(例えば、内線電話機TEI)の機能ボタンB1〜B3が操作されると、構内交換機(PBX)2から供給されるボタン情報(例えば、機能ボタン「B1〜B3」)をタイトルコメント制御手段13の指示により、保存する。
【0067】
タイトルコメント一覧テーブル16は、書換え可能なRAMやフラッシュメモリ等で構成し、予めPCサーバから入力された内線電話機TEIの機能ボタンB1〜B3を表わす「ボタン番号」,タイトルまたはコメントの「種別」、タイトルまたはコメントの「本文」(例えば、「至急」等の文字情報)およびタイトルまたはコメントの「対応音声ファイル」(例えば、「4.wav」)を記憶(登録)する。
【0068】
図4はこの発明に係るタイトルコメント一覧テーブルの一実施の形態メモリ領域イメージ図である。図4において、タイトルコメント一覧テーブル16は、機能ボタン「B1〜B3」に対応した「ボタン番号」、タイトルおよびコメントの「種別」、「至急」,「要・折り返し」,「再度連絡」等のタイトルやコメントに対応した文字情報の「本文」およびタイトルコメントに対応した「4.wav」等の「対応音声ファイル」を記憶する。
【0069】
なお、文字情報の「本文」(「至急」)と音声データの「対応音声ファイル」(「4.wav」)は、1つの「ボタン番号」(例えば、機能ボタン「B1」)について両立させることができる。
【0070】
例えば、音声メッセージの録音時に、機能ボタン(例えば、機能ボタン「B1」)によってタイトルが登録された場合、「タイトルボタン情報」と、これにリンクしてタイトルコメント一覧テーブル16から読み出してきたタイトルの「本文」の内容(例えば、「至急」)がプロパティ情報記憶手段11に登録される。
【0071】
PC(パーソナルコンピュータ)からメッセージ一覧を表示した場合、プロパティ情報記憶手段11の中のタイトルが表示される。一方、電話機から音声メッセージを再生した場合には、タイトルコメント一覧テーブル16をチェックし、該当する「ボタン番号」(例えば、機能ボタン「B1」)に対応する音声ファイル(例えば、「4.wav」)があれば、本体のメッセージの音声ファイル(例えば、「1.wav」)を再生する前にタイトルの音声ファイル(「4.wav」)を再生して案内する。
【0072】
電話機(内線電話機TEI)からの「対応音声ファイル」の録音について説明する。「対応音声ファイル」を録音する所定の操作を予め設定する。例えば、電話機(内線電話機TEI)から「9991番」をダイヤルすると、機能ボタン「B1」に対応した「音声ファイル」の録音、「9992番」ならば機能ボタン「B2」に対応した「音声ファイル」の録音、「9993番」ならば機能ボタン「B3」に対応した「音声ファイル」の録音などを設定する。
【0073】
電話機(内線電話機TEI)から所定の番号、例えば「9991番」を操作し、音声メッセージを録音すると、サーバ制御手段10が音声メッセージを音声ファイル化(例えば、「4.wav」)し、音声ファイル記憶手段12に格納するとともに、タイトルコメント一覧テーブル17の対応するボタン情報(例えば、「B1」ボタン情報)の「対応音声ファイル」にファイル名(例えば、「4.wav」)を登録する。なお、この時、機能ボタン「B1」に割り付けられたタイトルコメント一覧テーブル17の「本文」(例えば、「至急」)と類似した内容(例えば、「至急連絡してください」等)を電話機(内線電話機TEI)から音声で登録する。
【0074】
このように、この発明に係るタイトルコメント一覧テーブル16は、電話機(例えば、内線電話機TEI)の機能ボタンのボタン情報機能ボタン「B1」)に対応したタイトルやコメントの音声データを格納する対応音声ファイル(例えば、「4.wav」)を備えたので、電話機の特定番号操作(例えば、(例えば、「9991番」)により、電話機の機能ボタンのボタン情報に対応してタイトルおよびコメントを音声で登録することができる。
【0075】
タイトルコメント変更記憶手段17は、書換え可能なRAMやフラッシュメモリ等で構成し、「変更前タイトルコメント記憶部」および「変更後タイトルコメント記憶部」のメモリ領域を備え、タイトルやコメントの登録時、タイトルやコメントの取消し時またはタイトルやコメントの変更時に、タイトルコメント制御手段13の制御により、ボタン情報記憶手段15やプロパティ情報記憶手段11に保存したボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)を保存し、または消去する。
【0076】
図5はこの発明に係るタイトルコメント変更記憶手段の一実施の形態メモリ領域イメージ図である。図5において、タイトルコメント変更記憶手段17は、「変更前タイトルコメント記憶部」および「変更後タイトルコメント記憶部」のメモリ領域を備え、ボタン情報記憶手段15に格納されたボタン情報、プロパティ情報記憶手段11から読み出した過去のボタン情報を記憶し、ランプ制御手段14の制御により、「変更前タイトルコメント記憶部」および「変更後タイトルコメント記憶部」に記憶されたボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)に基づいて電話機(内線電話機TEI)のランプL1〜L3の点灯/消灯が実行される。
【0077】
なお、ボタン情報記憶手段15、タイトルコメント一覧テーブル16およびタイトルコメント変更記憶手段17は、それぞれ個別のメモリで構成したが、1つのメモリで構成してもよい。また、タイトルコメント制御手段13およびランプ制御手段14を1つの制御手段で構成することもできる。
【0078】
このように、この発明に係るタイトルコメント付与手段9は、電話機(例えば、内線電話機TEI)の押下された機能ボタン(例えば、「B1〜B3」)のトグル操作によるタイトルやコメントの取消し、押し替え操作によるタイトルやコメントの変更を制御するタイトルコメント制御手段13と、機能ボタンに対応したボタン情報を保存するボタン情報記憶手段15と、ボタン情報に対応したタイトルやコメント、タイトルやコメントに対応した本文を格納するタイトルコメント一覧テーブル16と、前回と今回に登録されたボタン情報を登録するタイトルコメント変更記憶手段17とを備えたので、PC(パーソナルコンピュータ)から入力したタイトルやコメントの文字情報を電話機の機能ボタン操作により、PCを介さずに、蓄積した音声メッセージや音声通話の音声データに付与することができる。
【0079】
また、この発明に係るタイトルコメント付与手段9は、タイトルコメント変更記憶手段17に登録されたボタン情報(例えば、機能ボタン「B1」)に基づいて電話機(内線電話機TEI)の機能ボタンに対応するランプ(ランプL1〜L3)の点灯/消灯を制御するランプ制御手段14を備えたので、タイトルやコメントの設定状況を電話機のランプの点灯/消灯から確認することができる。
【0080】
サーバ制御手段10は、メッセージ管理装置8を構成するタイトルコメント付与手段9の動作を制御する。
【0081】
サーバ制御手段10は、図1に示すLANケーブルを介して構内交換機(PBX)2の制御装置3との間で、音声メッセージや音声通話の録音や再生のための音声データの送受を行い、制御装置3から受信した音声データを音声ファイル化し、音声ファイル(例えば、「1.wav」)を音声ファイル記憶手段12に登録(保存)する。
【0082】
また、サーバ制御手段10は、音声ファイルのファイル名(例えば、「1.wav」)をプロパティ情報記憶手段11に保存する。
【0083】
さらに、サーバ制御手段10は、電話機(内線電話機TEI)から再生の操作がなされた時、音声ファイル記憶手段12に保存されている音声ファイル(例えば、「1.wav」)を呼び出し、音声データをLANケーブルを介して構内交換機(PBX)2の制御装置3に送信する。
【0084】
なお、プロパティ情報記憶手段11、音声ファイル記憶手段12、ボタン情報記憶手段15、タイトルコメント一覧テーブル16およびタイトルコメント変更記憶手段17をそれぞれ個別のメモリで構成したが、1つのメモリで構成してもよい。
【0085】
また、サーバ制御手段10を独立した制御手段で構成したが、タイトルコメント付与手段9を構成するタイトルコメント制御手段13およびランプ制御手段14と共通化した1つの制御手段で構成することもできる。
【0086】
登録(録音)された音声ファイル(例えば、音声ファイル「1.wav」)を再生する際、電話機(例えば、内線電話機TEI)から音声メッセージの再生操作を行い、サーバ制御手段10に音声ファイル「1.wav」の再生指示があると、プロパティ情報記憶手段11の「タイトルボタン情報記憶部」(または、「コメントボタン情報記憶部」)に情報が登録されているか否かをチェックする。
【0087】
情報が登録されている場合、タイトルコメント一覧テーブル16の一致する「ボタン番号」に「対応音声ファイル」が登録されているか否かをチェックする。「対応音声ファイル」が登録されている場合には、音声ファイル「1.wav」を再生する前に、「対応音声ファイル」に登録されている音声ファイルを音声ファイル記憶手段12から取り出して再生する。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るメッセージ管理装置は、電話機の機能ボタンに対応したボタン情報を保存するボタン情報記憶手段と、電話機から入力されたタイトルやコメントの音声を対応音声ファイルとして予め記憶する対応音声ファイル記憶手段と、パーソナルコンピュータから入力されたタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイル記憶手段に記憶されたタイトルやコメントの対応音声ファイル名をボタン情報に対応させて格納するタイトルコメント一覧テーブルとを有し、電話機の機能ボタン操作により、タイトルコメント一覧テーブルに基づいて、操作された機能ボタンに対応するタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを蓄積した音声データに付与するタイトルコメント付与手段を備え、音声メッセージまたは音声通話を再生する際に、再生する音声データに付与されたタイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内するようにしたので、予め登録したタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを、電話機の機能ボタン操作だけで蓄積音声データに付与することができ、音声メッセージや音声通話を再生する際に、タイトルやコメントを音声で案内して、利便性の向上を図ることができる。
【0089】
また、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、電話機の押下された機能ボタンのトグル操作によるタイトルやコメントの取消し、押し替え操作によるタイトルやコメントの変更を制御するタイトルコメント制御手段と、回と今回に登録されたボタン情報を登録するタイトルコメント変更記憶手段とを備えたので、電話機の機能ボタン操作だけで、タイトルやコメントの変更や取消しが簡単にでき、また変更を記憶することができる。
【0091】
また、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、タイトルコメント変更記憶手段に登録されたボタン情報に基づいて電話機の機能ボタンに対応するランプの点灯/消灯を制御するランプ制御手段を備えたので、タイトルやコメントの設定状況を電話機のランプの点灯/消灯から確認することができる。
【0092】
さらに、この発明に係るタイトルコメント付与手段は、音声ファイル名や登録日時等の音声の詳細情報を格納するプロパティ情報記憶手段に、タイトルの本文を記憶するタイトル記憶部、タイトルの機能ボタン情報を記憶するタイトルボタン情報記憶部、コメントの本文を記憶するコメント記憶部およびコメントの機能ボタン情報を記憶するコメントボタン情報記憶部を備えたので、蓄積したタイトルボタンまたはコメントボタンに対応音声ファイルをリンクさせることができ、電話機からの音声メッセージや音声通話の再生時に、タイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るメッセージ管理装置が適用されるメッセージシステムの一実施の形態ブロック構成図
【図2】この発明に係るメッセージ管理装置の一実施の形態要部ブロック構成図
【図3】この発明に係るプロパティ情報記憶手段の一実施の形態メモリ領域イメージ図
【図4】この発明に係るタイトルコメント一覧テーブルの一実施の形態メモリ領域イメージ図
【図5】この発明に係るタイトルコメント変更記憶手段の一実施の形態メモリ領域イメージ図
【図6】従来のメッセージ管理装置が適用されるメッセージシステムのブロック構成図
【図7】プロパティ情報部の格納データ
【図8】音声ファイル部の格納データ
【符号の説明】
1 メッセージシステム
2 構内交換機(PBX)
3 制御装置
4 電話機インタフェース
5 局線インタフェース
6 DSP処理部
7 録音モード設定部
8 メッセージ管理装置
9 タイトルコメント付与手段
10 サーバ制御手段
11 プロパティ情報記憶手段
12 音声ファイル記憶手段
13 タイトルコメント制御手段
14 ランプ制御手段
15 ボタン情報記憶手段
16 タイトルコメント一覧テーブル
17 タイトルコメント変更記憶手段
TEI 内線電話機
TEL 加入電話機
B1〜B3 機能ボタン
L1〜L3 ランプ
LA,LB 局線
LI1 内線
BUS1,BUS2 制御バス
NT 公衆網

Claims (4)

  1. 構内交換機にLANケーブルを介して接続され、内線電話機や公衆網に接続された加入電話機などの電話機からの音声メッセージ、前記電話機相互間の音声通話を音声データとして蓄積し、前記電話機からの操作により、蓄積した音声データを出力するメッセージ管理装置であって、電話機の機能ボタンに対応したボタン情報を保存するボタン情報記憶手段と、電話機から入力されたタイトルやコメントの音声を対応音声ファイルとして予め記憶する対応音声ファイル記憶手段と、パーソナルコンピュータから入力されたタイトルやコメントの文字情報および前記対応音声ファイル記憶手段に記憶されたタイトルやコメントの対応音声ファイル名を前記ボタン情報に対応させて格納するタイトルコメント一覧テーブルとを有し、前記電話機の機能ボタン操作により、前記タイトルコメント一覧テーブルに基づいて、操作された機能ボタンに対応するタイトルやコメントの文字情報および対応音声ファイルを蓄積した音声データに付与するタイトルコメント付与手段を備え、音声メッセージまたは音声通話を再生する際に、再生する音声データに付与されたタイトルおよびコメントの少なくとも1つを音声で案内することを特徴とするメッセージ管理装置。
  2. 前記タイトルコメント付与手段は、前記電話機の押下された機能ボタンのトグル操作によるタイトルやコメントの取消し、押し替え操作によるタイトルやコメントの変更を制御するタイトルコメント制御手段と、回と今回に登録されたボタン情報を登録するタイトルコメント変更記憶手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセージ管理装置。
  3. 前記タイトルコメント付与手段は、前記タイトルコメント変更記憶手段に登録されたボタン情報に基づいて前記電話機の機能ボタンに対応するランプの点灯/消灯を制御するランプ制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のメッセージ管理装置。
  4. 前記タイトルコメント付与手段は、音声ファイル名や登録日時等の音声の詳細情報を格納するプロパティ情報記憶手段に、タイトルの本文を記憶するタイトル記憶部、タイトルの機能ボタン情報を記憶するタイトルボタン情報記憶部、コメントの本文を記憶するコメント記憶部およびコメントの機能ボタン情報を記憶するコメントボタン情報記憶部を備えたことを特徴とする請求項記載のメッセージ管理装置。
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