JP2008072614A - 留守録再生時検索機能を有する電話装置 - Google Patents

留守録再生時検索機能を有する電話装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 内線に接続したボタン電話機毎に所望する特定の相手からの用件メッセージの有無を検索することができる留守録音機能を具備したボタン電話装置を提供する。
【解決手段】 電話帳や発着信履歴で検索した電話番号からの用件が用件録音情報記憶手段F53に登録されているか照合し、登録されている場合は検索相手メッセージ有無表示手段F48により電話機の専用ボタンにランプ表示すると共に、該ボタン押下により該電話番号の用件メッセージのみ再生することを可能にした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の内線電話機を収容するボタン電話システムまたはPBX(構内交換機)の留守録音機能に関する。
家庭用電話機は留守録音機能を基本機能として具備したものが普及しているが、近年は企業内に導入されるボタン電話システムやPBX等の電話システムにおいても留守録音機能が一般的になっている。さらに、企業においては発信者番号通知機能を利用する例も多く、発信者番号通知機能と留守録音機能とを組み合わせて、留守録音された用件メッセージ再生時に相手の電話番号や名称の表示を行い、所望する相手からの録音かを用件メッセージを再生しなくても視覚的に確認することを可能にしたものが提案されている。
しかしながら、再生操作時に電話機のディスプレイに相手の電話番号や名称を表示する方法では、用件メッセージの再生が伴うため、所望する相手からの用件メッセージが録音されているかを把握するには何度もスキップ操作を行わなければならず、所望する相手からの用件メッセージの有無を把握するのは操作に手間がかかった。
そこで、用件メッセージをインデックス部と用件部に分けて管理し、インデックス部のみの再生を行うことにより、検索の効率化を図る技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開平8−172478号公報
特許文献1で開示されている技術は家庭または個人で使用する単体電話機では有効であるが、企業内で使用する電話システムは、複数の内線電話機が複数の外線を共用し、留守録音機能に関しても電話機毎に具備せず主装置側にシステム共通で使用する留守録音機能を具備するのが一般的であり、全ての発信者の用件は共通の留守録音機能を使用して録音され一括管理されるため、録音されている用件メッセージの件数は格段に多くなり、インデックス部の再生を長時間行わなければならず、検索効率が悪いという問題がある。また、所望する相手からの用件メッセージが1件も録音されていない場合でも、最後までインデックス部の再生を行う必要があり、再生に要する時間が無駄になる場合もある。本発明の課題は、これらの従来技術の問題を解決することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機から成り、システム共通の留守録音機能を具備したボタン電話システムであって、前記ボタン電話主装置は、用件メッセージ録音時に発信者の電話番号や用件メッセージ番号を記憶する用件録音情報記憶手段と、自システムの電話帳を検索して取得する電話番号と前記用件録音情報記憶手段に記憶された電話番号とを照合する照合処理手段と、前記照合処理手段の照合結果が一致していたら、当該ボタン電話機に所定の表示を行うメッセージ有無表示手段と、前記ボタン電話機の操作により特定の電話番号が登録されている全ての用件メッセージを再生する特定者用件メッセージ再生手段とを有することを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記照合処理手段は、電話帳以外に発信履歴を検索して取得する電話番号との照合も可能なことを特徴とする。
また、第3の発明は、第1の発明において、前記照合処理手段は、電話帳以外に着信履歴を検索して取得する電話番号との照合も可能なことを特徴とする。
第1の発明によれば、特定の用件メッセージを聞きたい場合、一般的に相手を検索するときのキーワードは相手の名前であるため、ボタン電話システムでは一般的でユーザが使い慣れているボタン電話システムの電話帳機能をそのまま利用し、電話帳の検索完了時に電話機に相手のメッセージ有無を可視表示することで再生操作を行わなくてもメッセージの有無を把握することが可能となり、また、メッセージが録音されている場合は、同じ相手からの用件メッセージのみを再生することができ、所望する用件メッセージを再生するための時間を短縮することができる。更に、用件メッセージの再生がユーザの目的でない場合であっても、電話帳を検索して発信しようとしたときに検索した相手から用件メッセージが登録されていることが分かるので、発信する前に用件メッセージの内容を事前に聞く事により、発信後の通話を効率良く進めることができ、更に、用件メッセージの内容によっては、通話をせずに用事を済ませることが可能になるというメリットもある。
第2の発明によれば、第1の発明と同様にボタン電話システムでは一般的でユーザが使い慣れている発信履歴をそのまま利用し、発信履歴の検索完了時に電話機に相手のメッセージ有無を可視表示することで再生操作を行わなくてもメッセージの有無を把握することが可能となり、また、メッセージが録音されている場合は、同じ相手からの用件メッセージのみを再生することができ、所望する用件メッセージを再生するための時間を短縮することができる。自分から頻繁に発信する相手からの用件メッセージを確認したい場合や、自分が発信した相手から折り返し電話をもらうことになっていた場合に留守になってしまった場合などは、発信履歴から検索する方が効率的である。更に、用件メッセージの再生がユーザの目的でない場合であっても、発信履歴を検索して発信しようとしたときに検索した相手から用件メッセージが登録されていることが分かるので、発信する前に用件メッセージの内容を事前に聞く事により、発信後の通話を効率良く進めることができ、更に、用件メッセージの内容によっては、通話をせずに用事を済ませることが可能になるというメリットもある。
第3の発明によれば、第1の発明と同様にボタン電話システムでは一般的でユーザが使い慣れている着信履歴をそのまま利用し、着信履歴の検索完了時に電話機に相手のメッセージ有無を可視表示することで再生操作を行わなくてもメッセージの有無を把握することが可能となり、また、メッセージが録音されている場合は、同じ相手からの用件メッセージのみを再生することができ、所望する用件メッセージを再生するための時間を短縮することができる。特定の相手から着信を受けるのが多い場合や、留守になってしまった場合などは、着信履歴から検索する方が効率的である。更に、用件メッセージの再生がユーザの目的でない場合であっても、着信履歴を検索して発信しようとしたときに検索した相手から用件メッセージが登録されていることが分かるので、発信する前に用件メッセージの内容を事前に聞く事により、発信後の通話を効率良く進めることができ、更に、用件メッセージの内容によっては、通話をせずに用事を済ませることが可能になるというメリットもある。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、ボタン電話装置としてボタン電話主装置と該ボタン電話主装置に接続された有線式内線電話機を例にあげて説明する。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、有線式内線電話機の代わりに無線式内線電話機を用いることができ、また、ボタン電話装置ではなく構内交換機で実施しても良い。更に、外線は発信者の電話番号(発番号とも言う)を取得できる回線なら良く、アナログ回線・ISDN回線・IP回線何れも利用できる。なお、外線がIP回線であった場合、ネットワークによっては発信元IPアドレスが前記発番号に対応することもある。
図1は、本発明に係るボタン電話装置を構成するボタン電話主装置10と、ボタン電話機20の構成概略図である。図2は、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11と、記憶部12の機能ブロック図である。図3は、用件録音情報記憶手段F53に記憶されている録音情報リストの例を示す図である。図4は、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内の録音処理に関するフローチャートである。図5は、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内の電話番号を検索して該当する用件メッセージを再生する処理に関するフローチャートである。
まず、図1を用いてボタン電話装置を構成するボタン電話主装置10と、ボタン電話機20の構成の概要を説明する。ボタン電話装置は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置10と、該ボタン電話主装置10の内線に接続された複数のボタン電話機20−1〜20−nから構成される。
ボタン電話主装置10は、少なくとも、中央制御部11と、記憶部12と、1以上の外線回路13−1〜13−mと、発番号受信部14と、録音・再生部15と、通話路スイッチ16と、複数の内線回路17−1〜17−nとを有して構成される。
中央制御部11は、ボタン電話主装置10の各回路からの入力情報(ボタン電話機20からの情報も含む)に対する分析や判断、記憶部11に対する情報の入出力、各回路の制御を行う。
記憶部12は、通常の記憶部としての働きの他に、用件録音情報、電話帳データ、発信履歴データ、着信履歴データ、等が記憶される。
外線回路13−1〜13−mは、外線に接続されるインタフェース回路である。本発明で開示している外線とは、一般公衆回線、IP電話事業者の回線、専用線、私設線、携帯電話等の無線使用回線(無線/有線交換アダプタ使用)、等も含まれる。なお、本実施形態では、一般公衆回線のアナログ電話網の場合について説明する。
発番号受信部14は、外線着信時に発番号を受信するモデム回路であり、通話路スイッチ16経由で外線回路13に接続される。なお、一般公衆回線のISDN回線の場合は、発番号情報は制御チャネルにて送信されるため、発番号受信部14は不要である。また、本実施例では、発番号受信部14は、外線回路13とは独立させ複数の回線で共用する構成としているが、外線回路13に1対1で対応させる構成でも良い。
録音・再生部15は、留守録音や用件メッセージの再生を実現する回路であり、通話路スイッチ16経由で外線回路13または内線回路17に接続される。なお、本実施形態では用件メッセージはディジタル信号として本回路を構成するメモリに蓄積するが、方式は特に限定しない。
通話路スイッチ16は、ボタン電話主装置10内の交換処理(外線回線13−1〜13−mと内線回路17−1〜17−nの接続、発番号受信部14と外線回線13−1〜13−mの接続、録音・再生部15と外線回線13−1〜13−mまたは内線回路17−1〜17−nの接続、他)を行う。
内線回路17−1〜17−nは、ボタン電話機20−1〜20−nと音声や制御情報の通信を行うためのインタフェース回路である。
また、ボタン電話機20は、少なくとも、制御部21と、データ送受信回路22と、音声処理部23と、送受話器24と、スピーカ25と、ダイヤルボタン26と、外線ボタン27と、検索時再生ボタン28と、通常再生ボタン29と、機能ボタン30と、LCD表示器31とを有して構成される。
制御部21は、ボタン電話機20内の各回路からの入力情報に対する解析や判断、各回路の制御を行う。
データ送受信回路22は、内線を介してボタン電話主装置10と音声データおよび制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
音声処理部23は、音声のデジタル/アナログ変換、アナログ/デジタル変換と、ボタン電話機20内の送受話器24やスピーカ25、等との通話パスの切替処理、および音量を制御する。
送受話器24は、通話時の送話、受話を行うためのハンドセットである。
スピーカ25は、外線着信音の鳴動や、スピーカによる相手音声の拡声に使用する。
ダイヤルボタン26は、発信時に電話番号や短縮ダイヤルを入力する手段であり、また、ボタン電話装置において一般的に用いられる短縮ダイヤルの登録や各種設定の入力手段としても用いられる。本実施例では、電話帳の検索を行う場合のカナ入力にも用いられる。
外線ボタン27は、複数ある外線から使用したい外線を選択するための複数のボタンであり、該ボタンに対応して外線の状態(着信中、使用中、保留中、他)を表示するLED表示器を備えている。
検索時再生ボタン28は、電話帳や発信履歴、等で検索した電話番号からの用件メッセージが録音されていた場合に、該当する用件メッセージを再生するときに押すボタンであり、該ボタンには検索した電話番号からの用件メッセージの有無を表示するLED表示器を備えている。尚、専用ボタンでなく機能ボタン30の“設定”ボタンとダイヤルボタン26、等との組み合わせで用件メッセージを再生することも可能である。
通常再生ボタン29は、システム内全ての用件メッセージを単純に日時順に再生するときに押すボタンであり、該ボタンには用件メッセージの有無を表示するLED表示器を備えている。尚、専用ボタンでなく機能ボタン30の“設定”ボタンとダイヤルボタン26、等との組み合わせで用件メッセージを再生することも可能である。
機能ボタン30は、複数備えられており、ボタン電話装置で一般的に使用する“保留”ボタン、“設定”ボタンの他、電話帳、発信履歴、着信履歴、等の検索を行うときに使用する専用のボタン、等がある。
LCD表示器31は、着信時には発信者の電話番号や名称、等を表示し、発信時にはダイヤルした番号や通話時間、等を表示し、各種設定の入力を行うときは入力データや設定結果、等を表示し、留守録音の用件再生時には、発信者情報、録音日時、メッセージ番号、等を表示する。また、電話帳や発信履歴等で検索した電話番号からの用件メッセージが録音されていた場合に、その旨を文字にて表示したり、バックライトの点灯やバックライトの色を変更、等を行ったりして通常時とは異なる表示を行うことができる。
次に、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11と記憶部12の機能構成を、図2を用いて説明する。中央制御部11は、少なくとも、外線回路制御手段F40と、発番号受信手段F41と、録音制御手段F42と、再生制御手段F43と、通話路制御手段F44と、データ送受信手段F45と、用件録音情報登録手段F46と、移行処理手段F47と、特定者用件メッセージ再生手段F48と、検索相手メッセージ有無表示手段F49と、受信データ分析手段F50と、照合処理手段F51と、電話番号検索処理手段F52とを有し、記憶部12は、用件録音情報記憶手段F53と、電話帳データ記憶手段F54と、発信履歴記憶手段F55と、着信履歴記憶手段F56とを有して構成される。
外線回路制御手段F40は、外線回路13に対し外線発信、外線着信の制御を行う機能を有し、外線着信を検出すると外線着信を検出した旨を移行処理手段F47に通知し、通話路制御手段F44の制御により該外線回路13は通話路スイッチ16を経由して発番号受信部14に接続される。
発番号受信手段F41は、発番号受信部14の制御を行い、発番号受信部14が受信した発番号情報を用件録音情報登録手段F46へ通知する機能を有している。なお、発番号情報を受信する制御方法は公知であるため省略する。
録音制御手段F42は、移行処理手段F47からの指示に従い、録音・再生部15の録音開始や録音終了、等の制御を行う。
再生制御手段F43は、移行処理手段F47からの指示に従い、録音・再生部15の再生開始や再生終了、等の制御を行う。
通話路制御手段F44は、移行処理手段F47からの通話路接続指示に従い、各回路の通話路を接続する指示を通話路スイッチ16へ出す機能を有している。例えば、外線着信検出時は該外線回路13と発番号受信部14間の通話路を接続し、留守録音が必要な場合は該外線回路13と録音・再生部15間の通話路を接続し、用件メッセージの再生が必要な場合は該内線回路17と録音・再生部15間の通話路を接続する指示を通話路スイッチ16へ出す。
データ送受信手段F45は、内線回路17経由でボタン電話機20と制御データや音声データを送受信する機能を有している。移行制御手段F47から通知される電話番号表示情報やランプ情報、等は内線回路17に送信され、内線回路17から受信したデータは受信データ分析手段F50に引き渡される。
用件録音情報登録手段F46は、発番号受信手段F41から取得した発番号情報と移行処理手段F47から取得した該発番号に対応する用件メッセージのメッセージ番号とをセットにして用件録音情報記憶手段F53に登録する機能を有している。
移行処理手段F47は、各機能ブロックとの情報交換を行い、様々な状態移行処理を行う機能を有しており、各状態における通話路の接続指示を通話路制御手段F44に対して行う。通話路の接続指示以外の機能も有しており、留守録音時は、録音制御手段F42に録音開始や録音終了の指示を出すと共に用件録音情報登録手段F46に用件メッセージ番号を通知する。また、電話番号を検索後に該当する用件メッセージを再生するときは、特定者用件メッセージ再生手段F48からの指示により、該電話番号に一致した用件メッセージのメッセージ番号を照合処理手段F51から取得し、該メッセージ番号をもって再生制御手段F43に対して再生開始や再生終了の指示を出す。通常の用件メッセージ再生時は、受信データ分析手段F50から通知された電話機の通常再生ボタン29の押下情報により、用件録音情報記憶手段F53から取得したメッセージ番号をもって再生制御手段F43に対して再生開始や再生終了の指示を出す。
特定者用件メッセージ再生手段F48は、受信データ分析手段F49から通知された電話機の検索時再生ボタン28の押下情報により、電話番号検索処理手段F52で取得した電話番号に該当する用件メッセージを該電話機に対して再生するよう、移行処理手段F47に指示する。
検索相手メッセージ有無表示手段F49は、照合処理手段F51の電話番号に対する用件メッセージ有無の照合結果に基づき、検索操作を行った電話機宛の検索時再生ボタン28のランプ表示情報、LCD文字情報等をデータ送受信手段F45に通知する。
受信データ分析手段F50は、データ送受信手段F45から通知されたボタン電話機20の操作情報を分析する機能を有している。電話帳や発信履歴、着信履歴、等の電話番号検索操作情報は電話番号検索処理手段F52へ、検索時再生ボタン28の押下情報は特定者用件メッセージ再生手段F48へ、その他の電話機の操作情報は移行処理手段F47へ引き渡される。
照合処理手段F51は、電話番号検索処理手段F52で検索された電話番号と、該電話番号に一致する電話番号からの用件メッセージの登録有無を用件録音情報記憶手段F53に対して照合し、照合結果を移行処理手段F47及び検索相手メッセージ有無表示手段F49に通知する。
電話番号検索処理手段F52は、電話帳、発信履歴、または着信履歴にて所望する相手を検索する処理を行い、検索結果で得られた電話番号情報は照合処理手段F51に通知される。
用件録音情報記憶手段F53は、システム全体の録音・再生部に録音されている用件メッセージのメッセージ番号および、該用件メッセージを録音した発信者の発番号、録音日時、等の情報を記憶する機能を有している。
電話帳データ記憶手段F54は、一般的にボタン電話システムで利用される電話帳データを記憶しており、電話番号、名称、ヨミガナ、以外に重要顧客、会社幹部、社員携帯電話、等にグループ分けするためのグループ番号も登録されており、電話帳データ登録時に複数のグループ番号から一つのグループ番号を選択することができる。
発信履歴記憶手段F55は、内線に接続されるボタン電話機毎に管理され、各電話機が発信した相手の電話番号や日時、等を記憶する機能を有している。
着信履歴記憶手段F56は、内線に接続されるボタン電話機毎に管理され、各電話機が着信を受けた相手の電話番号や日時、等を記憶する機能を有している。その他、着信履歴としては、留守録音機能や転送電話機能、等のシステムが自動応答する機能での着信履歴や、不応答時の不応答履歴、等を別管理したり、システム一括で着信履歴を管理したりする場合もあるが、着信履歴の管理方法に関しては限定しない。
次に、用件録音情報記憶手段F54内の録音情報リストの構成例について図3を用いて説明する。録音情報リストは、全ての留守録音された用件メッセージを管理するためのリストであり、録音・再生部15のメモリに記憶される用件メッセージデータとの対応付けを行う目的でメッセージ番号を付与しており、メッセージ番号毎に録音日時および発信者の電話番号が登録されている。また、用件メッセージの消去を行った場合は、メッセージ番号は変化せず項番が繰り上げとなり、消去を行った用件メッセージのメッセージ番号は新たに録音される用件メッセージのメッセージ番号として再利用する。なお、本実施例ではメッセージ番号を用いて用件メッセージデータの対応付けを行っているが、用件メッセージデータを格納しているアドレスやセクタ番号等、手段は特に限定しない。
次に、上記実施の形態におけるボタン電話主装置10側の録音処理の流れについて、図4を用いて説明する。なお、図4において、各ステップの順番は一例を示すものであり、作用・効果を変更しない範囲で任意に入れ替えても良い。
まず、外線着信後、発番号受信処理を行う(S101)。発番号受信処理は公知であるため詳細は省略する。
留守録応答を行った後、録音処理、録音終了処理を行う(S102)。留守録応答、録音処理、録音終了処理は公知であるため詳細は省略する。
録音が終了すると、用件録音情報登録手段F46によりメッセージ番号、録音日時、発番号が録音情報リスト(図3)に登録され(S103)、処理を終了する。
次に、上記実施の形態におけるボタン電話主装置10側の電話番号を検索して該当する用件メッセージを再生する処理の流れについて、図5を用いて説明する。なお、図5において、各ステップの順番は一例を示すものであり、作用・効果を変更しない範囲で任意に入れ替えても良い。また、図5では電話機側からの再生終了操作に関しては明記していないが、電話機側から再生終了操作を受信した場合は、処理を終了する。
まず、電話機にて電話帳、発信履歴、着信履歴何れかの検索操作を行うと、主装置側は電話番号検索処理手段F52により検索処理が実行される(S201)。
検索結果として、電話番号検索処理手段F52は電話番号を取得する(S202)。
ステップS202で、照合処理手段F51は取得した前記電話番号からの用件メッセージが録音情報リスト(図3)に登録されているかを照合し(S203)、該当する用件メッセージがない場合(No)は、引き続き該電話機からの検索操作があるかを監視し(S204)、検索操作の終了を検出した場合(No)は処理を終了する。検索操作を継続していることを検出した場合(Yes)はステップ201の前に戻り、次候補の検索が実行される。
ステップS203で該当する用件メッセージがある場合(Yes)、検索相手メッセージ有無表示手段F49は該電話機の検索時再生ボタン28のランプ表示指示を行う(S205)。更に、ランプ表示以外に、LCDへ「用件メッセージあり」等の文字を表示したり、バックライトの点灯やバックライトの色を変更、等を行ったりして通常時とは異なる表示をしてもよい。
ステップS205の指示に続けて、受信データ分析手段F50は該電話機から検索時再生ボタン28の押下情報を受信したか監視し(S206)、受信した場合(Yes)は特定者用件メッセージ再生手段F48により用件再生モードに移行し(S207)、該当する電話番号の用件メッセージのみ順次再生され(S208)、該当する用件メッセージの再生が終了となった段階(S209)で処理を終了する。
ステップS206にて、該電話機からの検索時再生ボタン28の押下情報を受信できない場合(No)は、該電話機が他の状態(例えば、番号検索後に発信操作をした場合、履歴の消去操作をした場合、操作を終了して待機状態に戻った場合、等)に移行したか否かも分析する(S210)。他の状態に移行した場合(Yes)は、発信や履歴消去、等の移行後状態で必要な処理を実行し(S211)、電話番号を検索して用件メッセージを再生する処理としては終了となる。他の状態に移行しない場合は、ステップS206の前に戻り、電話機からの検索時再生ボタン28の押下情報を待つ。
本発明に係るボタン電話主装置10と、ボタン電話機20構成概略図。 本発明に係る中央制御部11と、記憶部12の機能ブロック図。 録音情報リストの構成例を説明する図。 本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内の録音処理に関するフローチャート。 本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内の電話番号を検索して該当する用件メッセージを再生する処理に関するフローチャート。
符号の説明
10 ボタン電話主装置
11 中央制御部
12 記憶部
13 外線回路
14 発番号受信部
15 録音・再生部
16 通話路スイッチ
17 内線回路
20 ボタン電話機
21 制御部
22 データ送受信回路
23 音声処理部
24 送受話器
25 スピーカ
26 ダイヤルボタン
27 外線ボタン
28 検索時再生ボタン
29 通常再生ボタン
30 機能ボタン
31 LCD表示器
F40 外線回路制御手段
F41 発番号受信手段
F42 録音制御手段
F43 再生制御手段
F44 通話路制御手段
F45 データ送受信手段
F46 用件録音情報登録手段
F47 移行処理手段
F48 特定者用件メッセージ再生手段
F49 検索相手メッセージ有無表示手段
F50 受信データ分析手段
F51 照合処理手段
F52 電話番号検索処理手段
F53 用件録音情報記憶手段
F54 電話帳データ記憶手段
F55 発信履歴記憶手段
F56 着信履歴記憶手段

Claims (3)

  1. 1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機から成り、システム共通の留守録音機能を具備したボタン電話システムであって、
    前記ボタン電話主装置は、
    用件メッセージ録音時に発信者の電話番号や用件メッセージ番号を記憶する用件録音情報記憶手段と、
    自システムの電話帳を検索して取得する電話番号と前記用件録音情報記憶手段に記憶された電話番号とを照合する照合処理手段と、
    前記照合処理手段の照合結果が一致していたら、当該ボタン電話機に所定の表示を行うメッセージ有無表示手段と、
    前記ボタン電話機の操作により特定の電話番号が登録されている全ての用件メッセージを再生する特定者用件メッセージ再生手段とを有することを特徴とする留守録音機能付きボタン電話システム。
  2. 請求項1において、前記照合処理手段は、
    電話帳以外に発信履歴を検索して取得する電話番号との照合も可能なことを特徴とする留守録音機能付きボタン電話システム。
  3. 請求項1において、前記照合処理手段は、
    電話帳以外に着信履歴を検索して取得する電話番号との照合も可能なことを特徴とする留守録音機能付きボタン電話システム。
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