JP2006222603A - 音声自動応答装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】、各利用者に適した音声ガイダンスを流すことができる音声自動応答装置を提供する。
【解決手段】利用者からの着信があると、IVRシステム100は、公衆網110から通知される電話機120の電話番号(発信電話番号)がデータベース(DB)部103に登録されているか否かを判別し、発信電話番号がDB部103に登録されている場合は、まず、当該発信電話番号に対応する音声ガイダンスの種類を示す情報を、DB部103から読み出し、次に、当該情報に基づいて、DB部103から、該当する音声ガイダンス(例えば、大阪弁の音声ガイダンス)を読み出して再生する。一方、発信電話番号がDB部103に登録されていない場合は、まず、発信電話番号の市外局番に基づいてDB部103を検索し、当該市外局番に対応する音声ガイダンスの種類を示す情報をDB部103から読み出し、次に、当該情報に基づいて、DB部103から、該当する音声ガイダンスを読み出して再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コールセンター等において、音声による自動応答を行う音声自動応答装置に関する。
近年、コールセンター等において、IVR(Interactive Voice Response)と呼ばれる音声自動応答装置が利用されている。IVRは、顧客等からの電話に、予め用意された音声等で自動応答するものであり、IVRを利用することで、オペレータの人件費が削減でき、低コストで24時間受付が実現できる。
ところで、従来のIVRでは、誰が聞いても同じ音声ガイダンス(音声メッセージ)が流されていた。具体的には、音声ガイダンスは、万人向けとするため、標準語を使って、遅めのスピードで話されていた。
しかしながら、利用者の中には、標準語による音声ガイダンスが、機械的な音声に聞こえ、音声ガイダンスに親しみが感じられない者もいる。このような利用者は、IVRを敬遠し、直接オペレータに接続する方法を好む傾向にある。このような利用者の数が多いと、IVR導入の効果が充分に得られないことになる。
また、IVRに慣れている利用者の中には、遅めのスピードで話される音声ガイダンスが、必要以上に遅く聞こえ、まどろっこしく感じる者もいる。更に、音声ガイダンスを一通り聞かなくては先に進めないIVRシステムでは、音声ガイダンスがゆっくり話されることにより、フリーダイヤルでない場合、利用者の電話通話料が増大することになる。同時に、コールセンター等の電話回線を長い間占有することにもなる。
なお、特開平8−293923号公報には、利用者が電話機の所定のテンキーを押すことにより、データの早読みや遅読み等を制御できる音声応答装置が開示されている。
特開平8−293923号公報
本発明の目的は、各利用者に適した音声ガイダンスを流すことができる音声自動応答装置を提供することにある。
本発明に係る第一の音声自動応答装置は、利用者からの着信に対して、音声による自動応答を行う音声自動応答装置であって、電話番号と音声ガイダンスの種類とを対応付けるデータベースを記憶する記憶部を備え、利用者の電話番号に基づいて、前記データベースを参照し、応答する音声ガイダンスの種類を決定することを特徴とする。
この場合において、前記データベース部は、電話番号の一部分(例えば、市外局番)と、音声ガイダンスの種類とを対応付けるようにしてもよい。
本発明に係る第二の音声自動応答装置は、利用者からの着信に対して、音声による自動応答を行う音声自動応答装置であって、電話番号と音声ガイダンスの読み上げスピードとを対応付けるデータベースを記憶する記憶部を備え、利用者の電話番号に基づいて、前記データベースを参照し、応答する音声ガイダンスの読み上げスピードを決定することを特徴とする。
本発明によれば、利用者の電話番号に応じて、流す音声ガイダンスを変えることができる音声自動応答装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明によるIVRシステムの構成例を示す図である。本発明によるIVRシステム100は、公衆網110を介して、電話機120から着信があると、電話機120に対して、所定の音声ガイダンスを提供等するものである。なお、公衆網110は、発信者の電話番号を着信者に通知可能なものとする。
同図に示すように、IVRシステム100は、音声応答部101と、主制御部102と、データベース部103とを備える。
音声応答部101は、電話機120からIVRシステム100への着信を検出すると、データベース部103に記憶された音声ガイダンスの再生等を行うものである。主制御部102は、IVRシステム100全体の動作を制御するものである。データベース部103は、音声応答部101や主制御部102によって利用される各種情報を記憶・管理するもので、複数のデータベースで構成される。各データベースの詳細については、後述する。
≪第一実施形態≫
まず、本発明の第一実施形態として、上述したような構成を有するIVRシステム100において、利用者が架電した場合に、当該利用者が慣れ親しんだ地方の言葉遣い(方言)に合致ないし近似する語彙や語調等を有する音声ガイダンスを流す場合について説明する。
本実施形態によれば、各利用者が聞きやすく、親しみが感じられる音声ガイダンスを流すことができるので、IVRを採用していても、コールセンター等に親しみを感じてもらうことができる。また、本実施形態では、利用者が居住等する地域にあった広告(CM)を、オペレータ接続等の待ち時間に流すこともできる。
本実施形態では、データベース部103は、4つのデータベース、すなわち、音声ガイダンスDB、顧客DB、市外局番DB及び広告メッセージDBで構成される。
図2は、音声ガイダンスDBの構成例を示す図である。同図に示すように、音声ガイダンスDB200は、「音声ガイダンス」フィールド201と、「種類」フィールド201とを備える。
「音声ガイダンス」フィールド201には、IVRシステム100において再生される各種の音声ガイダンス・データ(音声データ)が格納される。なお、「音声ガイダンス」フィールド202に、直接、音声ガイダンス・データを格納するのではなく、音声ガイダンス・データを特定するための情報(例えば、ファイル名等)を格納するようにしてもよい。
「種類」フィールド202には、各音声ガイダンス・データの種類を特定するための情報が格納される。具体的には、本実施形態では、「標準語」、「大阪弁」、「山形弁」等、音声ガイダンスで使われている方言の種類を示す情報が格納される。
図3は、顧客DBの構成例を示す図である。同図に示すように、顧客DB300は、「電話番号」フィールド301と、「音声ガイダンス種類」フィールド302とを備える。
「電話番号」フィールド301には、顧客の電話番号が格納される。「音声ガイダンス種類」フィールド302には、対応する電話番号から着信があった場合に、再生される音声ガイダンス・データの種類を特定するための情報が格納される。具体的には、本実施形態では、「標準語」、「大阪弁」、「山形弁」等、音声ガイダンスで使われている方言の種類を示す情報が格納される。
同図に示した顧客DB300では、電話番号「03−1234−5678」の顧客からの着信に対しては、標準語の音声ガイダンス・データを再生し、電話番号「06−123−4567」の顧客からの着信に対しては、大阪弁の音声ガイダンス・データを再生し、電話番号「023−123−4567」の顧客からの着信に対しては、山形弁の音声ガイダンス・データを再生するよう登録されている。
図4は、市外局番DBの構成例を示す図である。同図に示すように、市外局番DB400は、「市外局番」フィールド401と、「音声ガイダンス種類」フィールド402とを備える。
「市外局番」フィールド401には、市外局番が格納される。「音声ガイダンス種類」フィールド402には、各市外局番に対応する地域に適した音声ガイダンス・データの種類を特定するための情報が格納される。具体的には、本実施形態では、「標準語」、「大阪弁」、「山形弁」等、音声ガイダンスで使われている方言の種類を示す情報が格納される。
同図に示した市外局番DB400では、市外局番「03」、「045」、「042」に対しては、標準語の音声ガイダンス・データが対応付けられており、市外局番「06」、「072」、「0721」に対しては、大阪弁の音声ガイダンス・データが対応付けられており、市外局番「023」、「0238」に対しては、山形弁の音声ガイダンス・データが対応付けられている。
図5は、広告メッセージDBの構成例を示す図である。同図に示すように、広告メッセージDB500は、「広告メッセージ」フィールド501と、「種類」フィールド502とを備える。
「広告メッセージ」フィールド501には、IVRシステム100において再生される各種の広告メッセージ・データ(音声データ)が格納される。なお、「広告メッセージ」フィールド501に、直接、広告メッセージ・データを格納するのではなく、各広告メッセージ・データを特定するための情報(例えば、ファイル名等)を格納するようにしてもよい。
「種類」フィールド502には、各広告メッセージ・データの種類を特定するための情報が格納される。具体的には、本実施形態では、「標準語」、「大阪弁」、「山形弁」等、広告メッセージに使われている方言の種類を示す情報が格納される。なお、「全国版」等、広告対象地域が限定されていないことを示す情報も格納される。
広告メッセージDB500に格納される各種の広告メッセージ・データは、音声ガイダンスDB200に格納されている音声ガイダンス・データのように、使われている方言が異なるだけで、実質的に同一の情報を提供するものではなく、基本的に、各方言が使われている地域に適した内容となっており、提供される情報は各種類毎に異なる。
次に、上述したようなデータベースを有する本実施形態の動作について説明する。
図6は、第一実施形態におけるIVRシステム100の処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、利用者からの着信があると、IVRシステム100は、まず、電話機120の電話番号(発信電話番号)が公衆網110から通知されているか否かを判別する(S601)。その結果、発信電話番号が通知されていない場合は(S601:No)、IVRシステム100は、音声ガイダンスDB200から、標準語の音声ガイダンスを読み出して再生する(S602)。
一方、発信電話番号が通知されている場合は(S601:Yes)、次に、通知された発信電話番号が顧客DB300に登録されているか否かを判別する(S603)。その結果、通知された発信電話番号が顧客DB300に登録されている場合は(S603:Yes)、まず、当該発信電話番号に対応する音声ガイダンスの種類を示す情報を、顧客DB300のフィールド302から読み出し、次に、当該情報に基づいて、音声ガイダンスDB200のフィールド201から、該当する音声ガイダンスを読み出して再生する。例えば、図3に示した例では、発信電話番号が「03−1234−5678」の場合、標準語の音声ガイダンスが再生され、発信電話番号が「06−123−4567」の場合、大阪弁の音声ガイダンスが再生され、発信電話番号が「023−123−4567」の場合、山形弁の音声ガイダンスが再生されることになる。
一方、通知された発信電話番号が顧客DB300に登録されていない場合は(S603:No)、まず、通知された発信電話番号のうちの市外局番に基づいて市外局番DB400を検索し、当該市外局番に対応する音声ガイダンスの種類を示す情報を市外局番DB400のフィールド402から読み出し、次に、当該情報に基づいて、音声ガイダンスDB200のフィールド201から、該当する音声ガイダンスを読み出して再生する。例えば、図4に示した例では、発信電話番号の市外局番が「03」、「045」「042」の場合、標準語の音声ガイダンスが再生され、発信電話番号の市外局番が「06」、「072」「0721」の場合、大阪弁の音声ガイダンスが再生され、発信電話番号の市外局番が「023」、「0238」の場合、山形弁の音声ガイダンスが再生されることになる。
以上のような処理を行うことにより、各利用者に適した音声ガイダンスを流すことができる。
また、本実施形態では、音声ガイダンスによって各種サービスを提供している間に、オペレータに接続する必要が生じた場合やシステム側の処理にある程度時間を要する場合等、利用者に待ちが生じる場合に、その待ち時間の間に、各利用者に適した広告(CM)を流すことができる。従来のIVRでは、このような待ち時間の間、音楽等を流すのが一般的であった。
すなわち、本実施形態では、音声ガイダンスDB200にアクセスする際に使用した音声ガイダンスの種類を示す情報を通話中保持しておき、利用者に待ち時間が生じると、当該情報に基づいて、広告メッセージDB500のフィールド501から、該当する広告メッセージ・データを読み出して再生する。例えば、図3及び図5に示した例では、発信電話番号が「03−1234−5678」の場合、待ち時間に、標準語圏に適した内容の標準語の広告メッセージが再生され、発信電話番号が「06−123−4567」の場合、待ち時間に、大阪地域に適した内容の大阪弁の広告メッセージが再生され、発信電話番号が「023−123−4567」の場合、山形地域に適した内容の山形弁の広告メッセージが再生されることになる。なお、発信電話番号が取得できない場合は、地域に限定されない内容の全国版の広告メッセージが再生される。
以上説明したように、第一実施形態によれば、コールセンター等におけるIVRの利用者に対して、当該利用者が慣れ親しんだ方言の音声ガイダンスを流すことができ、音声ガイダンスの理解度の向上や、IVRの利用率の向上を図ることができる。また、IVRの利用者の待ち時間に、広告(CM)を流すことができ、待ち時間の有効利用を図ることができる。
以上、発信元の電話番号から地方を判断する方法を示したが、例えば、電話番号識別ができない外出先・出張先の公衆電話を利用するなどのときに、図示したテーブルを用い、顧客登録されている電話番号に基づいて、地方(地域)を判断するようにしてもよい。
≪第二実施形態≫
次に、本発明の第二実施形態として、図1に示したような構成を有するIVRシステム100において、利用者が架電した場合に、当該利用者の年齢やあらかじめ登録されている希望に添ったスピードの音声ガイダンスを流す場合について説明する。
本実施形態によれば、各利用者は、各自が希望するスピードの音声ガイダンスを聞くことができ、早く聞いた場合は、その分、通信費(電話代)や回線占有時間が削減されることなる。
本実施形態では、データベース部103は、2つのデータベース、すなわち、音声ガイダンスDB及び顧客DBで構成される。
図7は、第二実施形態における音声ガイダンスDBの構成例を示す図である。同図に示すように、音声ガイダンスDB700は、「音声ガイダンス」フィールド701と、「スピード」フィールド702とを備える。
「音声ガイダンス」フィールド701には、IVRシステム100において再生される音声ガイダンス・データが格納される。なお、「音声ガイダンス」フィールド701に、直接、音声ガイダンス・データを格納するのではなく、音声ガイダンス・データを特定するための情報(例えば、ファイル名等)を格納するようにしてもよい。
「スピード」フィールド702には、各音声ガイダンス・データの読み上げスピードを特定するための情報が格納される。
音声ガイダンスDB700に格納される各音声ガイダンス・データは、読み上げスピードが異なるだけで、内容的には同一の情報を提供するものである。
図8は、第二実施形態における顧客DBの構成例を示す図である。同図に示すように、顧客DB800は、「氏名」フィールド801と、「ID」フィールド802と、「年齢」フィールド803と、「電話番号」フィールド804と、「読み上げスピード」フィールド805とを備える。
「氏名」フィールド801には、顧客の氏名が格納される。「ID」フィールド802には、各顧客に一意的に割り当てられる顧客IDが格納される。「年齢」フィールド803には、各顧客の年齢が格納される。「電話番号」フィールド804には、各顧客の電話番号が格納される。「読み上げスピード」フィールド805には、各顧客が希望する音声ガイダンスの読み上げスピードを特定するための情報が格納される。
同図に示した顧客DB800では、電話番号「03−1234−5678」の顧客Aからの着信に対しては、スロースピードの音声ガイダンス・データが再生され、電話番号「06−123−4567」の顧客Bからの着信に対しては、早口の音声ガイダンス・データが再生され、電話番号「023−123−4567」の顧客Cからの着信に対しては、標準スピードの音声ガイダンス・データが再生されるよう登録されている。なお、電話番号「045−123−4567」の顧客Dについては、読み上げスピードが登録されていない。
次に、上述したようなデータベースを有する本実施形態の動作について説明する。
図9は、第二実施形態におけるIVRシステム100の処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、利用者からの着信があると、IVRシステム100は、まず、電話機120の電話番号(発信電話番号)が公衆網110から通知されているか否かを判別する(S901)。
その結果、発信電話番号が通知されている場合は(S901:Yes)、次に、通知された発信電話番号が顧客DB800に登録されているか否かを判別する(S902)。その結果、通知された発信電話番号が顧客DB800に登録されている場合は(S902:Yes)、更に、当該発信電話番号に対応して、音声ガイダンスの読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されているか否かを判別する(S903)。
その結果、読み上げスピードを示す情報が登録されている場合は(S903:Yes)、読み上げスピードを示す情報を、顧客DB800のフィールド805から読み出し、次に、当該情報に基づいて、音声ガイダンスDB700のフィールド701から、該当する音声ガイダンスを読み出して再生する。例えば、図8に示した例では、発信電話番号が「03−1234−5678」の場合、スロースピードの音声ガイダンスが再生され、発信電話番号が「06−123−4567」の場合、早口の音声ガイダンスが再生され、発信電話番号が「023−123−4567」の場合、標準スピードの音声ガイダンスが再生されることになる。
一方、通知された発信電話番号に対応して、読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されていない場合は(S903:No)、通知された発信電話番号に対応して登録されている年齢を顧客DB800のフィールド803から取得し、当該年齢が所定年齢(例えば、75歳)以上であるか否か判別する(S905)。その結果、登録されている年齢が所定年齢以上である場合は(S905:Yes)、音声ガイダンスDB700から、スロースピードの音声ガイダンスを読み出して再生し(S907)、そうでない場合は(S905:No)、音声ガイダンスDB700から、標準スピードの音声ガイダンスを読み出して再生する(S906)。例えば、図8に示した例では、発信電話番号が「045−123−4567」の場合、読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されておらず、当該発信電話番号に対応する顧客の年齢が75歳であるので、スロースピードの音声ガイダンスが再生されることになる。
また、発信電話番号が通知されていない場合や(S901:No)、通知された発信電話番号が顧客DB800に登録されていない場合は(S902:No)、IVRシステム100は、顧客IDの入力を促す音声メッセージをスロースピードで再生する(S908)。当該音声メッセージに応じて、利用者が電話機120のダイヤルボタン等を操作して顧客IDを入力すると、IVRシステム100は、入力された顧客IDが顧客DB800に登録されているか否かを判別する(S909)。その結果、入力された顧客IDが顧客DB800に登録されていない場合は(S909:No)、音声ガイダンスDB700から、スロースピードの音声ガイダンスを読み出して再生する。
一方、入力された顧客IDが顧客DB800に登録されている場合は(S909:Yes)、更に、当該顧客IDに対応して、音声ガイダンスの読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されているか否かを判別する(S903)。その結果、読み上げスピードを示す情報が登録されている場合は(S903:Yes)、読み上げスピードを示す情報を、顧客DB800のフィールド805から読み出し、次に、当該情報に基づいて、音声ガイダンスDB700のフィールド701から、該当する音声ガイダンスを読み出して再生する。例えば、図8に示した例では、顧客IDが「5931」の場合、スロースピードの音声ガイダンスが再生され、顧客IDが「6756」の場合、早口の音声ガイダンスが再生され、顧客IDが「6501」の場合、標準スピードの音声ガイダンスが再生されることになる。
一方、入力された顧客IDに対応して、読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されていない場合は(S903:No)、入力された顧客IDに対応して登録されている年齢を顧客DB800のフィールド803から取得し、当該年齢が所定年齢(例えば、75歳)以上であるか否か判別する(S905)。その結果、登録されている年齢が所定年齢以上である場合は(S905:Yes)、音声ガイダンスDB700から、スロースピードの音声ガイダンスを読み出して再生し(S907)、そうでない場合は(S905:No)、音声ガイダンスDB700から、標準スピードの音声ガイダンスを読み出して再生する(S906)。例えば、図8に示した例では、顧客IDが「9432」の場合、読み上げスピードを示す情報が顧客DB800に登録されておらず、当該顧客IDに対応する顧客の年齢が75歳であるので、スロースピードの音声ガイダンスが再生されることになる。
以上のような処理を行うことにより、各利用者に適した音声ガイダンスを流すことができる。
なお、本実施形態では、音声ガイダンスDB700に各種スピードの音声データを用意しているが、例えば、音声ガイダンスとして1種類の音声データだけを用意すると共に、顧客DB800に、音声ガイダンスの再生スピードを調節するためのパラメータを登録しておき、音声応答部101において音声データを再生する際に、顧客DB800に登録されたパラメータを使って再生スピードを調節して再生するようにしてもよい。
以上説明したように、第二実施形態によれば、コールセンター等におけるIVRの利用者に対して、当該利用者が希望するスピードの音声ガイダンスを流すことができ、利用時間の短縮や利便性の向上が図れる。
本発明によるIVRシステムの構成例を示す図である。 第一実施形態における音声ガイダンスDBの構成例を示す図である。 第一実施形態における顧客DBの構成例を示す図である。 第一実施形態における市外局番DBの構成例を示す図である。 第一実施形態における広告メッセージDBの構成例を示す図である。 第一実施形態におけるIVRシステムの処理の流れを示すフローチャートである。 第二実施形態における音声ガイダンスDBの構成例を示す図である。 第二実施形態における顧客DBの構成例を示す図である。 第二実施形態におけるIVRシステムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 IVRシステム
101 音声応答部
102 主制御部
103 データベース部
110 公衆網
120 電話機
200 音声ガイダンスDB
300 顧客DB
400 市外局番DB
500 広告メッセージDB
700 音声ガイダンスDB
800 顧客DB

Claims (2)

  1. 利用者からの着信に対して、音声による自動応答を行う音声自動応答装置であって、
    電話番号と音声ガイダンスの種類とを対応付けるデータベースを記憶する記憶部
    を備え、
    利用者の電話番号に基づいて、前記データベースを参照し、応答する音声ガイダンスの種類を決定する
    音声自動応答装置。
  2. 利用者からの着信に対して、音声による自動応答を行う音声自動応答装置であって、
    電話番号と音声ガイダンスの読み上げスピードとを対応付けるデータベースを記憶する記憶部を備え、
    利用者の電話番号に基づいて、前記データベースを参照し、応答する音声ガイダンスの読み上げスピードを決定する
    音声自動応答装置。
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