JP3976121B2 - 多重通信用ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は多重通信用ジョイントコネクタに関し、特に、車載の多重通信用のバス線路に複数の端末通信機器を分岐接続する際に使用する多重通信用ジョイントコネクタの生産性を向上させる為の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の車両は、動作制御に電気信号を使う装備が増え、更に、それらの装備の高機能化に伴って、多量の制御信号のやり取りが必要になっている。
そして、このような車載の電装品と制御装置との間の電気信号による情報量の増加に伴い、従来の電装品毎に個別に信号伝送用のケーブルを敷設する方式では、信号伝送用のケーブル数が多量になり、布設作業が困難になると同時に、断線等の障害発生時の復旧も困難になるなど、不都合が多い。
【0003】
そこで、最近では、車載の複数の電装品に、所定の通信プロトコルに基づいて情報の送受が可能な通信機能を持たせて、これらの複数の電装品への制御信号を共通のバス線路上に多重化して送出することで、車両に布設する信号伝送用のケーブルの削減が図られている。
【0004】
図6及び図7は、近年標準化が進んでいる車両内ネットワークの多重通信プロトコルとして普及しているCAN(Control Area Network)通信によって複数の電装品を制御するために、多重通信用のバス線路と複数の電装品とのネットワーク接続に用いる多重通信用ジョイントコネクタの従来例を示したものである。
ここに示した多重通信用ジョイントコネクタ1は、図6に示したように、複数個のコネクタ嵌合部3aが上面に開口したコネクタハウジング3と、各コネクタ嵌合部3a毎に個別に配備される接続ターミナル5と、コネクタハウジング3内に収容装備されるプリント配線基板7と、このプリント配線基板7上に構成部品を搭載した終端抵抗回路9とで構成されている。
【0005】
前記コネクタハウジング3に装備された複数個のコネクタ嵌合部3aの内、一部のものは多重通信用のバス線路を接続するバス接続ポートとして使用されており、残りのものは端末通信機器を接続する端末接続ポートとして使用される。
各コネクタ嵌合部3aにおける接続ターミナル5とバス線路や端末通信機器との電気的なコネクタ接続は、図7に示したように、各コネクタ嵌合部3aに嵌合する雄コネクタ11を介して行われる。
【0006】
前記コネクタ嵌合部3aに接続される端末通信機器とは、具体的にはCAN通信用のインタフェースを備えた車載の各種電装品である。
前記コネクタハウジング3は、上面にコネクタ嵌合部3aを有すると共に下部が開放されたハウジング本体15と、このハウジング本体15の下部の開放部を覆う下部カバー16とで構成されており、これらハウジング本体15と下部カバー16との間に、プリント配線基板7を収容保持している。
【0007】
前記プリント配線基板7の絶縁基板7aには、前記接続ターミナル5のリードや前記終端抵抗回路9を構成する電子部品のリードを挿通させるスルーホール7bが貫通形成されている。また、前記絶縁基板7aの裏面には、前記スルーホール7bに各々挿通したリード間を電気的に接続するジョイント回路が銅箔により印刷形成されている。
このプリント配線基板7上のジョイント回路は、端末接続ポートを前記バス線路に分岐接続するために各コネクタ嵌合部3aの接続ターミナル5相互間を電気的に接続する回路である。
【0008】
前記スルーホール7bにリードを挿通した各接続ターミナル5は、各スルーホール7bへの半田付けによって、前記プリント配線基板7への固定と、ジョイント回路との電気的接続とが達成される。
前記プリント配線基板7上の終端抵抗回路9は、この多重通信用ジョイントコネクタ1がバス線路の終端で使われる場合に、バス線路の終端での信号反射等による不都合の発生を防止するために、前記ジョイント回路に接続される回路である。
【0009】
この終端抵抗回路9は、図8に示すように、第1の抵抗21と、この第1の抵抗21に直列に接続された第2の抵抗22と、一方のリードがこれら第1及び第2の抵抗21,22間に接続されると共に他方のリードが接地されるコンデンサ23とから構成されており、上記バス線路と略同一のインピーダンスを有している。尚、前記コンデンサ23は、前記バス線路により伝送された通信信号が第1及び第2の抵抗21,22を通過する時、高周波振動を吸収する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の多重通信用ジョイントコネクタ1では、各コネクタ嵌合部3aに配備する全ての接続ターミナル5を、一つ一つプリント配線基板7に半田付けしなければならず、半田付け箇所が非常に多数に及ぶため、生産性が良くない。
即ち、絶縁基板7a上での半田付け箇所に、走行時に車両に加わる振動等に耐え得る十分な接合強度を得るには、接続ターミナル5の倒れや接合強度の低い半田付け不良が発生しないように、半田付け箇所に厳しい品質管理とチェックが必要となる。そこで、半田付け箇所が多いと、これらの品質管理やチェックに多大な手間がかかって、生産性の低下を招くという問題があった。
【0011】
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、プリント配線基板を不要にして部品点数を削減すると共に、半田付け箇所の品質管理にかかる手間の軽減によって、生産性を向上させることができる良好な多重通信用ジョイントコネクタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、多重通信用のバス線路や端末通信機器がコネクタ接続される複数のコネクタ嵌合部を有するコネクタハウジングと、前記各コネクタ嵌合部に配置される接続ターミナルを前記バス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部の接続ターミナル間を電気的に接続するジョイント回路と、前記バス線路と略同一のインピーダンスを有して前記バス線路の終端に接続される終端抵抗回路とを備えた多重通信用ジョイントコネクタであって、前記ジョイント回路が、金属板によって一体成形された連鎖バスバーから成ると共に、前記終端抵抗回路が、第1の抵抗と、この第1の抵抗に直列に接続された第2の抵抗と、これら第1及び第2の抵抗間に接続されるコンデンサと、一端部が前記コンデンサに接続されると共に他端部が接地側に接続されて前記コンデンサを接地する接地ターミナルを有するバスバーとから成り、前記ジョイント回路および前記終端抵抗回路は前記コネクタハウジングに収容保持されると共に、前記終端抵抗回路の接地ターミナルは前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合部に配置されることを特徴とする多重通信用ジョイントコネクタにより達成される。
【0013】
上記構成によれば、コネクタハウジングの各コネクタ嵌合部に配置される接続ターミナルが、バス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部の接続ターミナル間を電気的に接続する分岐接続形態としての連鎖バスバーにより予め一体化されており、半田付けによる接続作業が不要となる。又、終端抵抗回路を構成する第1及び第2の抵抗やコンデンサも、バスバーにより接続される。
【0014】
そこで、ジョイント回路及び終端抵抗回路を実装したプリント配線基板が不要となり、部品点数が削減される。又、全ての接続ターミナルを一つ一つプリント配線基板に半田付けしていた従来の場合と比較すると、半田付け箇所を大幅に削減でき、半田付け箇所の品質管理にかかる手間の軽減によって生産性を大幅に向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る多重通信用ジョイントコネクタを詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る多重通信用ジョイントコネクタの分解斜視図及び組立斜視図である。
【0016】
本第1実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ31は、図6及び図7に示した多重通信用ジョイントコネクタ1と同様に、CAN通信によって複数の電装品を制御するために、多重通信用のバス線路と複数の電装品とのネットワーク接続に用いるジョイントコネクタである。
【0017】
本実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ31は、図1に示したように、複数個のコネクタ嵌合部33aが上面に開口したコネクタハウジング33と、各コネクタ嵌合部33aに配置される複数個の接続ターミナル35aを前記バス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部33aの接続ターミナル35a間を電気的に接続するジョイント回路35と、前記バス線路と略同一のインピーダンスを有して前記バス線路の終端に接続される終端抵抗回路20とを備える。
【0018】
前記コネクタハウジング33に装備された複数個のコネクタ嵌合部33aの内、一部のものは多重通信用のバス線路を接続するバス接続ポートとして使用されており、残りのものは端末通信機器を接続する端末接続ポートとして使用される。
各コネクタ嵌合部33aにおける接続ターミナル35aとバス線路や端末通信機器との電気接続は、図2に示したように、各コネクタ嵌合部33aに嵌合する雄コネクタ11を介して行われる。
【0019】
前記コネクタハウジング33は、上面にコネクタ嵌合部33aを有すると共に下部が開放されたハウジング本体41と、このハウジング本体41の下部の開放部を覆う下部カバー43とで構成されており、これらハウジング本体41と下部カバー43との間に画成される収容空間に、前記ジョイント回路35及び終端抵抗回路20を収容保持している。尚、これらハウジング本体41及び下部カバー43は、何れも絶縁樹脂材料による一体成形品である。
【0020】
前記終端抵抗回路20は、この多重通信用ジョイントコネクタ31がバス線路の終端で使われる場合に、バス線路の終端での信号反射等による不都合の発生を防止するために、ジョイント回路35に接続装備される回路である。
この終端抵抗回路20は、図1に示したように、第1の抵抗21と、この第1の抵抗21に直列に接続された第2の抵抗22と、これら第1及び第2の抵抗21,22間に接続されるコンデンサ23と、一端部が前記コンデンサ23に接続されると共に他端部が接地側に接続されて前記コンデンサ23を接地する接地ターミナル36aを有するバスバー36とから成る。
【0021】
前記ジョイント回路35は、導電性金属板のプレス成形等によって一体成形された一対の連鎖バスバー37,37から成り、前記コネクタハウジング33の各コネクタ嵌合部33aに配置される接続ターミナル35aが、それぞれバス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部33aの接続ターミナル35a間を電気的に接続する分岐接続形態として予め連鎖状に一体化されており、半田付けによる接続作業が不要となる。
【0022】
又、前記終端抵抗回路20を構成する第1及び第2の抵抗21,22やコンデンサ23も、導電性金属板のプレス成形等によって一体成形されたバスバー36により接続されている。
そして、これら連鎖バスバー37,37及びバスバー36は、前記ハウジング本体41内に嵌挿され、第1及び第2の抵抗21,22及びコンデンサ23と共に収容保持される。
【0023】
そこで、本実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ31は、図6に示した従来の多重通信用ジョイントコネクタ1のようなジョイント回路及び終端抵抗回路9を実装したプリント配線基板7が不要となり、部品点数を削減できる。
又、全ての接続ターミナル5を一本づつプリント配線基板7に半田付けしていた従来の多重通信用ジョイントコネクタ1と比較すると、半田付け箇所を大幅に削減でき、半田付け箇所の品質管理にかかる手間の軽減によって生産性を大幅に向上させることができる。
【0024】
尚、上記第1実施形態においては、多重通信用ジョイントコネクタ31が、バス線路の終端で使われる場合について説明したが、バス線路の終端での信号反射等による不都合の発生を防止する終端抵抗回路20が必要ない場合には、該終端抵抗回路20を構成する第1及び第2の抵抗21,22やコンデンサ23をバスバー36に接続しなければ良い。
そこで、部品点数を更に削減できると共に、半田付け箇所を無くすことができる。又、この場合も連鎖バスバー37,37及びバスバー36や、コネクタハウジング33は、同様の部品を共用することができる。
【0025】
図3乃至図5は、本発明の第2実施形態に係る多重通信用ジョイントコネクタの分解斜視図、要部拡大図及び組立斜視図である。
本第2実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ51は、図3に示したように、複数個のコネクタ嵌合部53aが上面に開口したコネクタハウジング53と、各コネクタ嵌合部53aに配置される複数個の接続ターミナル55をバス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部53aの接続ターミナル55間を電気的に接続するジョイント回路56と、前記バス線路と略同一のインピーダンスを有して前記バス線路の終端に接続される終端抵抗回路60とを備える。
【0026】
前記コネクタハウジング53に装備された複数個のコネクタ嵌合部53aの内、一部のものは多重通信用のバス線路を接続するバス接続ポートとして使用されており、残りのものは端末通信機器を接続する端末接続ポートとして使用される。
各コネクタ嵌合部53aにおける接続ターミナル55とバス線路や端末通信機器との電気接続は、図5に示したように、各コネクタ嵌合部53aに嵌合する雄コネクタ61,62を介して行われる。
【0027】
前記終端抵抗回路60は、この多重通信用ジョイントコネクタ51がバス線路の終端で使われる場合に、バス線路の終端での信号反射等による不都合の発生を防止するために、ジョイント回路56に接続装備される回路である。
この終端抵抗回路60は、図4に示したように、第1の抵抗61と、この第1の抵抗61に直列に接続された第2の抵抗62と、これら第1及び第2の抵抗61,62間に接続されるコンデンサ63と、一端部が前記コンデンサ63に接続されると共に他端部が接地側に接続されて前記コンデンサ63を接地する接地ターミナル57aを有するバスバー57とから成る。
【0028】
前記ジョイント回路56は、図3に示したように、導電性金属板製の接続ターミナル55と、接続ターミナル55相互を接続する連絡部57とから成る。そして、各接続ターミナル55は、ノイズ除去のためにフェライトチップ58を介し、連絡部57に半田溶着されて一体化した連鎖バスバー59を形成している。
即ち、前記ジョイント回路56は、予め一体化された一対の連鎖バスバー59,59から成り、前記コネクタハウジング53の各コネクタ嵌合部53aに配置される接続ターミナル55が、それぞれバス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部53aの接続ターミナル55間を電気的に接続する分岐接続形態として予め連鎖状に一体化されており、半田付け時の接続ターミナル55の倒れや接合強度の低い半田付け不良が発生しない。
【0029】
又、前記終端抵抗回路60を構成する第1及び第2の抵抗61,62やコンデンサ63も、導電性金属板のプレス成形等によって一体成形されたバスバー57により接続されている。
そして、ジョイント回路56及び終端抵抗回路60を構成するこれら連鎖バスバー59,59及びバスバー57は、絶縁樹脂材料製のコネクタハウジング53の射出成形時にインサート成形されることで、第1及び第2の抵抗61,62及びコンデンサ63と共にコネクタハウジング53内に収容保持される。
【0030】
そこで、本第2実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ51においても、図6に示した従来の多重通信用ジョイントコネクタ1のようなジョイント回路及び終端抵抗回路9を実装したプリント配線基板7が不要となり、部品点数を削減できる。
又、全ての接続ターミナル5を一本づつプリント配線基板7に半田付けしていた従来の多重通信用ジョイントコネクタ1と比較すると、半田付け不良が発生し難く、半田付け箇所の品質管理にかかる手間の軽減によって生産性を大幅に向上させることができる。
【0031】
尚、上記第2実施形態の多重通信用ジョイントコネクタ51においては、複数の接続ターミナル55が、それぞれノイズ除去のためにフェライトチップ58を介して連絡部57に半田溶着されて予め一体化された連鎖バスバー59を用いたが、フェライトチップ58が必要ない場合には、導電性金属板のプレス成形等によって接続ターミナルが一体成形された連鎖バスバーを用いることもできる。
【0032】
又、本発明の多重通信用ジョイントコネクタは、上述のCAN通信以外の多重通信プロトコルを用いたネットワークにおけるバス線路と通信端末機器との接続にも応用可能であることは、言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の多重通信用ジョイントコネクタによれば、コネクタハウジングの各コネクタ嵌合部に配置される接続ターミナルが、バス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部の接続ターミナル間を電気的に接続する分岐接続形態としての連鎖バスバーにより予め一体化されており、半田付けによる接続作業が不要となる。又、終端抵抗回路を構成する第1及び第2の抵抗やコンデンサも、バスバーにより接続される。
【0034】
そこで、ジョイント回路及び終端抵抗回路を実装したプリント配線基板が不要となり、部品点数が削減される。又、全ての接続ターミナルを一つ一つプリント配線基板に半田付けしていた従来の場合と比較すると、半田付け箇所を大幅に削減でき、半田付け箇所の品質管理にかかる手間の軽減によって生産性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る多重通信用ジョイントコネクタの分解斜視図である。
【図2】図1に示した多重通信用ジョイントコネクタの組立斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る多重通信用ジョイントコネクタの分解斜視図である。
【図4】図3に示した多重通信用ジョイントコネクタの要部拡大図である。
【図5】図3に示した多重通信用ジョイントコネクタの組立斜視図である。
【図6】従来の多重通信用ジョイントコネクタの分解斜視図である。
【図7】図6に示した多重通信用ジョイントコネクタの組立斜視図である。
【図8】多重通信用ジョイントコネクタに内蔵する終端抵抗回路の回路図である。
【符号の説明】
20 終端抵抗回路
21 第1の抵抗
22 第2の抵抗
23 コンデンサ
31 多重通信用ジョイントコネクタ
33 コネクタハウジング
33a コネクタ嵌合部
35 ジョイント回路
35a 接続ターミナル
36 バスバー
36a 接地ターミナル
37 連鎖バスバー
Claims (1)
- 多重通信用のバス線路や端末通信機器がコネクタ接続される複数のコネクタ嵌合部を有するコネクタハウジングと、前記各コネクタ嵌合部に配置される接続ターミナルを前記バス線路に分岐接続すると共に各コネクタ嵌合部の接続ターミナル間を電気的に接続するジョイント回路と、前記バス線路と略同一のインピーダンスを有して前記バス線路の終端に接続される終端抵抗回路とを備えた多重通信用ジョイントコネクタであって、
前記ジョイント回路が、金属板によって一体成形された連鎖バスバーから成ると共に、前記終端抵抗回路が、第1の抵抗と、この第1の抵抗に直列に接続された第2の抵抗と、これら第1及び第2の抵抗間に接続されるコンデンサと、一端部が前記コンデンサに接続されると共に他端部が接地側に接続されて前記コンデンサを接地する接地ターミナルを有するバスバーとから成り、
前記ジョイント回路および前記終端抵抗回路は前記コネクタハウジングに収容保持されると共に、前記終端抵抗回路の接地ターミナルは前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合部に配置されることを特徴とする多重通信用ジョイントコネクタ。
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