JP4813391B2 - 分岐コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、分岐コネクタに関し、詳しくは、自動車に搭載され、自動車内に配索されるLAN内に介設され、通信回路の分岐接続部で発生する信号の反射を減衰する機能をコネクタ内に設けたものである。
従来、自動車に配索される電線同士の接続にはコネクタが多く用いられており、特開2003−123919号公報(特許文献1)では、電子部品を内蔵したコネクタが提供されている。
特許文献1で提供されたコネクタ1は、図10(A)(B)に示すように、バスバー3のジョイント部の端部に抵抗やコンデンサ等の電子部品からなる終端抵抗回路2を設けており、該バスバー3をハウジング4とカバー5からなるコネクタハウジング6内に収容している。
前記のように、通信回路の分岐点に終端抵抗回路を設けて波形整形回路を構成しているため、分岐点における信号の反射を減衰することができる。
特開2003−123919号公報
特許文献1で提供されているコネクタ1においては、バスバーのハウジングへの組み付けは、ハウジング本体の下部の開放部からバスバーを嵌挿することで行うが、抵抗やコンデンサ等の電子部品からなる終端抵抗回路がハウジングと接触し、電子部品が剥がれるおそれがある。このため、作業時にバスバーを丁寧に取り扱わねばならず、コネクタの生産性が低下するという問題がある。
また、絶縁樹脂材料からなるコネクタハウジングの射出成形時に終端抵抗回路およびバスバーをインサート成形する場合もあるが、電子部品が樹脂圧で剥がれることがありコネクタの生産性が低下するという問題もある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、分岐コネクタにおいて、通信回路の分岐点に信号の反射を低減するための抵抗材を、作業性良く組付けられる構成として、生産性の向上を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、幹線から複数の支線を分岐接続する位置に設ける分岐コネクタにおいて、
コネクタハウジング内に、
幹線接続用の端子部が突設されたジョイント部を備えたバスバーと、
前記バスバーのジョイント部と対向して配置される支線接続用の複数の端子材と、
前記各支線接続用の端子材と前記バスバーのジョイント部との間に介設させて、前記支線接続用の端子材とジョイント部とを導通する加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートから形成された抵抗材と、
が収容されていることを特徴とする分岐コネクタを提供している。
本発明の分岐コネクタでは、幹線から支線が分岐する分岐点における信号の反射を減衰させるため、加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートから形成された抵抗材を幹線接続回路側のバスバーのジョイント部と支線接続回路側の端子材との間に直接的に介在させている。前記加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートは、銅合金板を打ち抜き成形するバスバーと比較して導電率が低いため、加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートを抵抗材として機能させることができる。
このように、幹線と接続したバスバーのジョイント部に沿って前記シートからなる抵抗材を配置するだけでよく、バスバーのジョイント部と各支線接続用の端子材との間に抵抗やコンデンサ等の電子部品を取り付ける必要がなく、分岐コネクタの組み立て作業性および生産性の向上を図ることができる。また、前記電子部品からなる抵抗材を用いないため、分岐コネクタの高温化による抵抗材への影響も少なくなる。
抵抗材とする加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートの幹線・支線接続用端子間の抵抗値は、使用する通信回路のバスのインピーダンス(Z0)の6%〜50%、好ましくは10%〜22%とすることが好ましい。
前記6%以上であれば、抵抗材をフィルタ回路として機能させて、通信回路の分岐部における信号の反射を減衰させることができる。一方、50%を越えると受信側の電圧低下を招き通信エラーとなる。
前記シートからなる抵抗材は一枚の連続したシートからなり、前記バスバーの帯状に連続させたジョイント部の表面に沿って配置し、該バスバーのジョイント部の先端部に前記幹線接続用の端子部を屈折して突設していることが好ましい。
前記加圧導電ゴムシートは支線接続用端子が接触してバスバーのジョイント部との間で加圧された部分が導通され、支線接続用端子が接触していない部分は導通されないため、支線接続用端子間は該加圧導電ゴムシートを介して導通されない。また、異方性導電シートは支線接続用端子とバスバーのジョイント部の対向方向のみ導通するため、支線接続用端子間は該異方性導電シートを介して導通されない。
即ち、1枚の連続したシートでありながら、ジョイント部と各支線接続用端子との間に個別に抵抗を介在させた状態と同様に作用させることができる。
このように、1枚の加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートをバスバーのジョイント面に貼り付けるように配置するだけでよいため、従来の支線接続用端子とジョイント部との間に個別に抵抗やコンデンサからなる電子部品と取り付ける場合と比較して部品点数の削減、取付工数の大幅な低減を図って生産性を高めることができる。
前記各支線接続用の端子材は、前記コネクタハウジングに設けられた支持枠部に貫通固定され、一端が前記シートからなる抵抗材と接触すると共に他端が前記コネクタハウジングの一面側に設けたコネクタ嵌合部に収容される相手方コネクタの端子材と嵌合接続されることが好ましい。
また、前記コネクタハウジングの他側にはコネクタカバーを取り付け、該コネクタカバーの内面に前記抵抗材を取り付けたバスバーのジョイント部を取り付けておくことが好ましい。
前記構成のように、各支線接続用の端子材をコネクタハウジングの支持枠部に貫通固定して一体とすると共に、コネクタカバーの内面にバスバーと抵抗材と取り付けておくと、コネクタハウジングにコネクタカバーを取り付けるだけで、端子材の一端が前記抵抗材と接触して支線接続用の端子材とバスバーのジョイント部との間に抵抗材を設けることができ、組み付け作業性および生産性の向上を図ることができる。
前記各支線接続用の端子材は、前記バスバーのジョイント部の長さ方向の一側縁に沿って設けられたU字形状の屈曲部の先端から長さ方向に間隔をあけて突設された端子材を屈曲部から切断して形成されたものとし、前記屈曲部の中空に前記抵抗材が狭持されていてもよい。
前記切断は、支線接続用の端子材を支持枠部に貫通固定した後に行うことが好ましい。
このように、支線接続用の端子材をバスバーと一体に形成すると、支持枠部に複数の支線接続用の端子材を一度に組み付けることができ、複数の支線接続用の端子材を個別に支持枠部に組み付ける必要がなくなり、組み付けを簡単に行うことができる。
また、屈曲部の中空に前記抵抗材を狭持することにより、バスバーのジョイント部への抵抗材の固定を簡単且つ安定して行うことができる。
かつ、ジョイント部と連続する屈曲部は切断するため、バスバーのジョイント部を抵抗材を介して支線接続用の端子材と導通させることができ、抵抗材をフィルタ回路として機能させることができる。
前記各支線接続用の端子材は、前記コネクタハウジングの一面側に形成されたコネクタ嵌合部に嵌合されたコネクタから突出した端子材から形成し、コネクタ内の電線端末に接続された前記端子材の先端を前記抵抗材に直接接触させていてもよい。
前記支線端末のコネクタから突出する端子材は支線端末に圧着あるいは圧接した端子材から形成しても良いし、前記コネクタに予め取り付けて突設させておき、該端子材に支線端末に圧着あるいは圧接した端子材が前記コネクタに挿入係止した状態で嵌合接続される構成としてもよい。
前記構成によれば、分岐コネクタのコネクタハウジング内に、前記バスバーのジョイント部と接触させておく別体の支線接続用端子材を設ける必要がなくなり、分岐コネクタの構成をより簡単なものとすることができる。
前記抵抗材となる加圧導電ゴムシートは、前記支線接続用の端子材の接触圧を変化させることにより、あるいは/および前記加圧導電ゴムシートの厚みを変化させることにより、該抵抗材の抵抗値を容易に調節することができる。
このように、加圧導電ゴムシートは加圧力に応じて抵抗値が変化する特性を備えているため、例えば、加圧導電ゴムシートをバスバーに貼り付け、該バスバーをコネクタカバーの内面に固定している場合、コネクタハウジングに対するコネクタカバーの係止固定時の圧力を変えることによって、支線接続用の端子材と加圧導電ゴムシートとの接触圧を調節できる。さらに、支線接続用の端子材のジョイント部側への突出量を変えることによっても接触圧を変化させて、所望の抵抗値を得ることができる。
さらに、加圧導電ゴムシートの厚みを変化させると、コネクタハウジングとカバーの係止固定の圧力が一定の場合には、支線接続用の端子材と加圧導電ゴムシートとの接触圧が変化するため、所望の抵抗値を得ることができる。
前述したように、本発明の分岐コネクタによれば、幹線と接続したバスバーのジョイント部と支線接続用の端子材との間に、加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートからなる抵抗材を介在させているため、抵抗やコンデンサ等の電子部品をバスバーのジョイント部と各支線接続用の端子材との間に夫々に取り付ける必要はなく、分岐コネクタの部品点数の削減、組立工数の削減を図り生産性を向上させることができる。
また、通信回路の幹線から支線の接続分岐位置に抵抗からなるフィルタ回路を前記加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートからなる抵抗材を介在させることで容易に実現でき、該フィルタ回路により分岐部で生じる信号の反射を早期に減衰させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示し、分岐コネクタ10はCAN通信(差動伝送方式)を行う車載LAN100において、幹線101から複数本の支線102が分岐する分岐部103を形成するものである。
分岐コネクタ10は、図2に示すように、コネクタハウジング11の支持枠部11bの一側にコネクタ嵌合部16を備えると共に、その背面側の他側に、幹線接続用のバスバー30の端子部30bおよび支線接続用の端子材20を収容する分岐回路材の収容部12を備えている。
さらに、前記収容部12の背面側開口15を閉鎖するコネクタカバー40を備えている。該コネクタカバー40の内面にバスバー30を固着している。
バスバー30(30A、30B)は、図5(A)に示すように、長尺帯状のジョイント部30aと、該ジョイント部30aの長さ方向の端部から幹線接続用の端子部30bを突出した形状としている。該バスバー30は導電性金属板を打ち抜き加工後に、幹線接続用の端子部30bを折り曲げて形成したものである。
前記バスバー30のジョイント部30aをコネクタカバー40の内面に沿って取り付け、その一端から幹線接続用の端子部30bを突出させている。
前記ジョイント部30aの露出した内面全面に抵抗材となる1枚の加圧導電ゴムシート41を配置している。該加圧導電ゴムシート41には前記支線接続用の端子材20の先端を接触させ、端子材20とバスバー30のジョイント部30aの間に加圧導電ゴムシート41を介設している。
該端子材20の先端接触部とジョイント部30aに挟まれた部分に加えられる加圧導電ゴムシート41への圧力は、該加圧導電ゴムシート41をバスバー30を介して取り付けているコネクタカバー40をコネクタハウジング11へ組みつける際の係止圧力と端子材20の加圧導電ゴムシート41側への突出量で調節している。このように端子材20の接触部における加圧導電ゴムシート41への圧力を調節することにより、加圧導電ゴムシート41に所要の抵抗値を有する導通を発生させ、抵抗材として機能させ、信号の反射を抑制するフィルタ回路を形成している。
コネクタハウジング11の支持枠部11bに設けた前記収容部12は左右方向Xに長い矩形状の空洞部で、図2、図3に示すように、コネクタハウジング11の収容部12と前記他側のコネクタ嵌合部16との間には仕切壁13が介在し、該仕切壁13のコネクタ嵌合部16と収容部12とに連通する端子貫通穴13aを上下方向Yに2段、左右方向Xに4列設けている。
左右方向Xの中央2列の該端子貫通穴13aには、平角棒状の支線接続用の端子材20を圧入し、コネクタハウジング11の背面側の他側の端部より端子材20の端部が突出するように固定している。なお、端子材20は支持枠部11bとモールド成形してもよい。
また、図3に示すように、左右方向Xの両端の端子貫通穴13aには、コネクタカバー40と一体成形した前記バスバー30A、30Bの幹線接続用の端子部30bが貫通している。
さらに、コネクタハウジング11の左右方向Xの側面には、コネクタカバー40と係止するための弾性状の係止突起11aを設けている。
コネクタカバー40は図5(A)(B)に示すように、閉鎖板部40bの内面の上下左右の端部から側壁40c、40dを突設していると共に、左右方向Xの両側壁40dの突設方向の表面には係止部40eを突設している。係止部40eは矩形状の突設部に係止穴40fを設けたものであり、コネクタハウジング11に設けた係止突起11aを係止してコネクタハウジング11とコネクタカバー40を固定している。
前記コネクタカバー40をコネクタハウジング11に取り付ける際には、仕切壁13とカバー40との間に空間を設けて該空間を収容部12としている。
図5(A)に示すように、前記コネクタカバー40の閉鎖板部40bの内面側には、上下方向Yに2本のバスバー30A、30Bを、各バスバー30の長さ方向が前記コネクタカバー40の左右方向Xとなるよう配置し、かつ、ジョイント部30aが露出するようにインサート成形している。バスバー30の先端に設けた幹線接続用の端子部30bは、閉鎖板部40bの内面と垂直方向に突設させている。
加圧導電ゴムシート41はコネクタカバー40の閉鎖板部40bの内面と同形状としている。加圧導電ゴムシート41はバスバー30の両端の幹線接続用の端子部30bに対応する位置に、左右両端に上下2段に端子穴41aを貫通させており、端子部30bを該端子穴41aに貫通して、図5(B)のようにコネクタカバー40に取り付けている。
コネクタカバー40に取り付けた加圧導電ゴムシート41は、閉鎖板部40bの内側表面のバスバー30のジョイント部30a全面と接触していると共に、コネクタカバー40とコネクタハウジング11を係止固定した際に、接触点41bで支線接続用の端子材20の先端に所定の接触圧で接触する。
前記分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16には、図2および図4に示すコネクタ50を複数個(本実施形態では4個)並列状態で嵌合する構成としており、これらの各コネクタ50は差動伝送線路を構成するツイストペア電線60と接続している。
各コネクタ50は、上下各1個の端子収容室52(52A、52B)をコネクタハウジング11に設け、上段の端子収容室52Aにはツイストペア電線60の第1通信線61(CAN_H)の端末に接続したメス端子63Aが挿入係止されている一方、下段の端子収容室52Bにはツイストペア電線60の第2通信線62(CAN_L)の端末に接続したメス端子63Bが挿入係止されている。
前記コネクタハウジング11の上面には弾性係止片53を設け、該弾性係止片53の外面に突設した係止突起54を分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16の上面内側に設けた係止突起16aに係止してロック結合している。
次に、分岐コネクタ10の組み立て方法について説明する。
まず、コネクタハウジング11の仕切壁13に設けた中央の左右方向Xの2列の端子貫通穴13bに支線接続用の端子材20を圧入固定する。
次に、バスバー30と加圧導電ゴムシート41を取り付けたコネクタカバー40をコネクタハウジング11の背面側開口15に被せ、コネクタハウジング11の係止突起11aにカバーの係止部40eを係止固定する。すると、端子材20は所定の接触圧で加圧導電ゴムシート41と接触点41bで接触するので、加圧導電ゴムシート41が抵抗として機能して、所定の抵抗値で端子材20とバスバー30のジョイント部30aが導通する。
一方、幹線接続用のバスバー30の端子部30bは加圧導電ゴムシート41の端子穴41aに貫通しているだけであり、加圧導電ゴムシート41に圧力を加えていないため、幹線接続用のバスバー30の端子部30bには抵抗材は介在しない。
さらに、コネクタ嵌合部16に、ツイストペア電線60の端末に接続された複数のコネクタ50を嵌合係止する。幹線のツイストペア線の第1通信線61と第2通信線62の端末に接続したメス端子63A、63Bは、上下のオス形状の端子部30bと嵌合接続し、支線では上下の端子材20と嵌合接続している。
次に、加圧導電ゴムシート41の抵抗特性について説明する。
加圧導電ゴムシート41は絶縁性のゴム材料の中に、炭素、金属などの導電性粒子を均等に分散させた状態で成形したものであり、図6(A)に示すように、加圧導電ゴムシート41を加圧しない場合には、導電性粒子が互いに接触せず抵抗値は非常に高い値を示し、実質絶縁体となる。
一方、加圧導電ゴムシート41を加圧すると、導電性粒子が接触し、ゴム材料内に導電経路が生じ、圧力を加えるに従って導電経路が増加し抵抗値が低くなる。
コネクタハウジング11にコネクタカバー40を取り付けると、図6(B)に示すように、端子材20は加圧導電ゴムシート41にy方向に圧力を加える。加圧導電ゴムシート41にはx方向には圧力が加わらないため、図6(A)のA点の状態となり、抵抗値は高い状態を保ちほぼ絶縁状態である。一方、y方向には端子材20の接触による圧力が加わるため、図6(B)のB点の状態となり、抵抗値が小さくなる。
すなわち、支線接続用の端子材20は、加圧導電ゴムシート41の下面と接触しているバスバー30のジョイント部30aとy方向に所定の抵抗値の抵抗材を介して電気的に接続する。一方、x方向には絶縁されているため、隣り合う端子材20同士が電気的に接続することはない。
コネクタハウジング11とコネクタカバー40の係止部40eもしくは係止突起11aの位置を変化させることで、支線接続用の端子材20の加圧導電ゴムシート41への接触圧を変化させて、抵抗値を所望の値となるようにする。また、加圧導電ゴムシート41の厚みを変化させることで、端子材20の加圧導電ゴムシート41への接触圧を変化させて、抵抗値を所望の値となるようにする。
本発明に用いる加圧導電ゴムシート41は、前述したように所望の抵抗値を得るために加圧導電ゴムシート41に加える接触圧を調整する必要があるため、ON−OFF型ではなく抵抗値変化型を用いる。
また、加圧導電ゴムシート41に代えて、所定の抵抗値を備えた異方性導電シートを用いてもよい。
前記異方性導電シートは、導電性金属繊維を厚さ方向に配向させて集束させたシートからなり、前記導電性金属繊維の両端が導体と接触すると厚さ方向にのみ導電するものである。
異方性導電シートの両側に支線接続用の端子材20およびバスバー30のジョイント部30aを接触させることで、異方性導電シートは抵抗材として機能し、ジョイント部30aからなる幹線側と端子材20からなる支線側の各分岐接続位置に発生する信号の反射を減衰させるフィルタ回路として形成することができる。
さらに、前記加圧導電ゴムシート41内にはフェライト粒子を分散させてもよい。フェライト粒子はインダクタンス成分を持つため、加圧導電ゴムシート41を抵抗とインダクタンスからなるフィルタ回路として用いることができる。
前記構成によれば、バスバー30のジョイント部30aと支線接続用の各端子材20との間に、加圧導電ゴムシート41を抵抗として介在させて電気接続することができる。
前記加圧導電ゴムシート41は、ジョイント部30aからなる幹線側と端子材20からなる支線側の各分岐接続位置に発生する信号の反射を減衰させるフィルタ回路として形成することができる。
特に、カバー40にバスバー30のジョイント部30aを一体形成し、該ジョイント部30aに接触するように加圧導電ゴムシート41を取り付けることで、ジョイント部30aと加圧導電ゴムシート41を一体とすることができ、コネクタハウジング11にカバー40を取り付けるだけでジョイント部30aと端子材20との間に抵抗を介在させることができ、分岐コネクタ10の組立作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態では加圧導電ゴムシート41はコネクタカバー40の閉鎖板部40bの内面全面に設けているが、バスバー30のジョイント部30aの上面にだけに設けてもよい。また、支線接続用の端子材20と加圧導電ゴムシート41との接触点41bの周辺にのみ加圧導電ゴムシート41を設けてもよい。これらの場合、支線接続用の端子材20の接触圧で加圧導電ゴムシート41を保持する。閉鎖板部40bの内面全面に加圧導電ゴムシート41を設ける場合に比べて、加圧導電ゴムシート41の使用量が少なくなるため、コストを低減することができる。
図7及び図8は本発明の第2実施形態を示す。
第1実施形態とはバスバー30及びコネクタカバー40の構成を異ならせている。
図8に示すように、バスバー30A、30Bはジョイント部30aに長さ方向に間隔を空けてU字状に屈曲させた屈曲部30cの先端からオス端子部30dを複数本(本実施形態では4本)突設している。
収容部12の上部に収容するバスバー30Aでは、屈曲部30cをジョイント部30aの上方向の端部から逆U字状に設け、収容部12の下部に収容するバスバー30Bでは屈曲部30cをジョイント部30aの下方向の端部からU字状に設け、ジョイント部30aの平面部と垂直方向にオス端子部30dを突設している。
バスバー30Aとバスバー30Bを屈曲部30cが上下に対称となるように配置し、バスバー30A、30Bの該屈曲部30cの中空30eで矩形状の加圧導電ゴムシート41を狭持している。
屈曲部30cの先端であってオス端子部30dが突設している屈曲点P1とバスバー30のジョイント部30aの間の距離は加圧導電ゴムシート41の厚みよりも若干小さくしており、屈曲点P1とジョイント部30aで加圧導電ゴムシート41を支持していると共に、屈曲点P1と加圧導電ゴムシート41の接触点41bでは、加圧導電ゴムシート41に接触圧が加わる状態としている。
上記のように加圧導電ゴムシート41を狭持したバスバー30をコネクタハウジング11の仕切壁13に設けた端子貫通穴13aに圧入している。バスバー30のジョイント部30aから突設する左右両端の2本のオス端子部30d−1、30d−4は幹線接続用の端子部30bとし、仕切壁13の左右方向X両端の端子貫通穴13aに圧入してコネクタ嵌合部16へ突設させている。
バスバー30のジョイント部30aから突設する中央の2本のオス端子部30d−2、30d−3は、端子貫通穴13aに貫通させてコネクタ嵌合部16へ突設させて固定した後、図8(b)に示すように屈曲部30cのジョイント部30aに近接した屈曲点P2で切断治具によって切断している。この切断してジョイント部30aから分離したオス端子部30d−2、30d−3を支線接続用の前記端子材20としている。
このようにして、バスバー30のジョイント部30aと分離した支線接続用端子材20の屈曲点P1が、加圧導電ゴムシート41を介してジョイント部30aと前後方向Zに対向する状態としている。
なお、左右両端の2本のオス端子部30d−1、30d−4は切断してないので、中央の2本のオス端子部30d−2、30d−3を切断しても、加圧導電ゴムシート41は左右両端のオス端子部30d−1、30d−4と接触した屈曲部30cで保持される。
コネクタカバー40は、閉鎖板部40bの内面の上下左右の端部から側壁40c、40dを突設すると共に係止部40eを設けた形状としており、バスバー30や加圧導電ゴムシート41は組み付けていない。
仕切壁13とコネクタカバー40の間に設けた収容部12には、バスバー30のジョイント部30aと屈曲部30c、端子材20、幹線接続用の端子部30b、加圧導電ゴムシート41を収容している。
次に、分岐コネクタ10の組み立て方法について説明する。
まず、端子材20をオス端子部30dとして一体形成したバスバー30A、バスバー30Bを屈曲部30cが上下に対称となるように配置し、該屈曲部30cの屈曲点P1とジョイント部30aの間から、加圧導電ゴムシート41の弾性により加圧導電ゴムシート41の端部を屈曲部30cの中空30eに押し入れ、支持固定する。
次に、前記バスバー30Aを収容部12の上部、バスバー30Bを収容部12の下部に、背面側開口15より挿入して組み付ける。該バスバー30のオス端子部30dは夫々仕切壁13に設けた端子貫通穴13aを貫通してコネクタ嵌合部16に突出すると共に、U字状に屈曲させた屈曲部30cは仕切壁13に当接して収容部12内に収容される。
次に、バスバー30の屈曲部30cの前記屈曲点P1を切断治具で切断し、バスバー30のオス端子部30dを端子材20として分離する。このとき、幹線側と接続する左右方向Xの両端のオス端子部30d−1、30d−4は切断せず、ジョイント部30aと接続したままとしている。
なお、幹線に接続するバスバー30の屈曲部30cとオス端子部30d−1、30d−4との間にも加圧導電ゴムシート41が介在するが、屈曲点P1を切断していないため、加圧導電ゴムシート41を介さずに電流が流れる。
次いで、収容部12の背面側開口15にコネクタカバー40を被せて係止固定する。バスバー30のジョイント部30aがコネクタカバー40の閉鎖板部40bの内面と当接して、切断された支線側の端子材20の方向にジョイント部30aを押しつけることで、端子材20と加圧導電ゴムシート41の間の接触圧を保持している。
さらに、コネクタ嵌合部16に、ツイストペア電線60の端末に接続された複数のコネクタ50を嵌合係止する。幹線のツイストペア線の第1通信線61と第2通信線62の端末に接続したメス端子63は、上下のオス形状の端子部30bと嵌合接続し、支線では上下の端子材20と嵌合接続している。
前記構成によれば、支線接続用の端子材20をバスバー30と一体として設けているため、支持枠部11bに複数の支線接続用の端子材20を一度に組み付けることができ、複数の支線接続用の端子材20を個別に支持枠部11bに組み付ける必要がなくなり、組み付けを簡単に行うことができる。
図9は本発明の第3実施形態を示す。
第1実施形態とは分岐コネクタ10の支線側のコネクタ嵌合部16に挿入するコネクタ50の構成が異なっている。
支線側と接続する各コネクタ50の上段の端子収容室52には、ツイストペア電線60の第1通信線61(CAN_H)の端末に接続したオス端子部65Aが挿入係止されている一方、下段の端子収容室52にはツイストペア電線60の第2通信線62(CAN_L)の端末に接続したオス端子部65Bが挿入係止されている。該オス端子部65A、65Bは長尺に突出させて支線接続用の端子材20と兼用している。
前記オス端子部65A、65Bの先端部65aを分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16から突出させている。
コネクタ50を分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16に嵌合すると、コネクタ50のオス端子部65A、65Bの先端部65aは仕切壁13に設けた端子貫通穴13aを貫通して収容部12に突出する。該オス端子部の先端部65aは、カバー40の閉鎖板部40bの内面に設けた加圧導電ゴムシート41の表面と接触点41bで所定の接触圧で接触する。
これにより、加圧導電ゴムシート41を介してコネクタ50のオス端子部65A、65Bとバスバー30のジョイント部30aを電気的に接続している。
該コネクタ50の上面に設けた弾性係止片53もしくはコネクタ嵌合部16の上面内側に設けた係止突起11aの位置を変化させることで、コネクタ50のオス端子部65A、65Bと加圧導電ゴムシート41の接触点41bでの接触圧を変化させ、加圧導電ゴムシート41の抵抗値を所望の値となるように調節している。
幹線側のコネクタ嵌合部16に挿入するコネクタ50の構成は第1実施形態と同様であり、ツイストペア電線60の端末にはメス端子63が挿入係止されている。また、幹線側のコネクタ嵌合部16にはバスバー30の長さ方向の端部から突設した幹線接続用の端子部30bが端子貫通穴13aを貫通して突出しており、コネクタ50のメス端子63と幹線接続用の端子部30bが接続して、確実にツイストペア電線60と端子部30bが接続する構成としている。
なお、幹線側のコネクタ嵌合部16に挿入するコネクタ50の構成を、支線側のコネクタ嵌合部16に挿入するコネクタ50の構成と同様としてもよい。この場合、幹線側のコネクタ50から突出するオス端子部65A、65Bは幹線接続用の端子部30bとなり、端子部30bとバスバー30のジョイント部30aとの間には加圧導電ゴムシート41を介在させず、直接接触させている。
前記構成によれば、加圧導電ゴムシート41と接触させる支線接続用の端子材20をコネクタ50に挿入する支線端末接続用の端子として設けているので、コネクタ50をコネクタ嵌合部16に挿入するだけで、加圧導電ゴムシート41を介してバスバー30のジョイント部30aと導通させることができる。よって、バスバー30のジョイント部30aと加圧導電ゴムシート41を介して接続する端子材を個別に抵抗材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることが出来ると共に、組み付けを簡単に行うことができる。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の分岐コネクタにより形成した分岐部を示す概略図である。 第1実施形態の分岐コネクタに相手側コネクタを嵌合した状態でのA−A断面図である。 第1実施形態の分岐コネクタに相手側コネクタを嵌合した状態でのB−B断面図である。 第1実施形態の分岐コネクタの斜視図である。 (A)カバーと加圧導電ゴムシートの斜視図であり、(B)加圧導電ゴムシートをカバーに組み付けた斜視図である。 加圧導電ゴムシートの特性説明図である。 第2実施形態を示す図である。 第2実施形態のバスバーと加圧導電ゴムシートの斜視図である。 第3実施形態を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 分岐コネクタ
11 コネクタハウジング
11a 係止突起
12 収容部
16 コネクタ嵌合部
20 支線接続用の端子材
30 バスバー
30a バスバーのジョイント部
30b バスバーの端子部
30c 屈曲部
30d オス端子部
30e 中空
40 コネクタカバー
40e 係止部
41 加圧導電ゴムシート
50 コネクタ
65 オス端子部
65a 先端部
P1、P2 屈曲点

Claims (6)

  1. 幹線から複数の支線を分岐接続する位置に設ける分岐コネクタにおいて、
    コネクタハウジング内に、
    幹線接続用の端子部が突設されたジョイント部を備えたバスバーと、
    前記バスバーのジョイント部と対向して配置される支線接続用の複数の端子材と、
    前記各支線接続用の端子材と前記バスバーのジョイント部との間に介設させて、前記支線接続用の端子材とジョイント部とを導通する加圧導電ゴムシートまたは異方性導電シートから形成された抵抗材と、
    が収容されていることを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 前記シートからなる抵抗材は一枚の連続したシートからなり、前記バスバーの帯状に連続させたジョイント部の表面に沿って配置し、該バスバーのジョイント部の先端部に前記幹線接続用の端子部を屈折して突設している請求項1に記載の分岐コネクタ。
  3. 前記各支線接続用の端子材は前記コネクタハウジングに設けられた支持枠部に貫通固定され、一端が前記シート状とした抵抗材に接触すると共に、他端が前記コネクタハウジングの一面側に設けたコネクタ嵌合部に収容される相手方コネクタの端子材と嵌合接続される請求項1または請求項2に記載の分岐コネクタ。
  4. 前記各支線接続用の端子材は、前記バスバーのジョイント部の長さ方向の一側縁に沿って設けられたU字形状の屈曲部の先端から長さ方向に間隔をあけて突設された端子材を屈曲部から切断して形成されたものとし、該屈曲部の中空に前記抵抗材が狭持されている請求項3に記載の分岐コネクタ。
  5. 前記各支線接続用の端子材は、前記コネクタハウジングの一面側に形成されたコネクタ収容部に収容されたコネクタから突出した端子材からなり、コネクタ内の電線端末に接続された前記端子材の先端を前記抵抗材に直接接触させている請求項1または請求項2に記載の分岐コネクタ。
  6. 前記抵抗材となる加圧導電ゴムシートは、前記支線接続用の端子材の接触圧を変化させることにより、あるいは/および前記加圧導電ゴムシートの厚みを変化させることにより、該抵抗材の抵抗値が調節されるものである請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の分岐コネクタ。
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