JP3976102B2 - 液圧ポンプ - Google Patents

液圧ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP3976102B2
JP3976102B2 JP34973497A JP34973497A JP3976102B2 JP 3976102 B2 JP3976102 B2 JP 3976102B2 JP 34973497 A JP34973497 A JP 34973497A JP 34973497 A JP34973497 A JP 34973497A JP 3976102 B2 JP3976102 B2 JP 3976102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
magnetostrictive element
hydraulic
giant magnetostrictive
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34973497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11182437A (ja
Inventor
幸雄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP34973497A priority Critical patent/JP3976102B2/ja
Publication of JPH11182437A publication Critical patent/JPH11182437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976102B2 publication Critical patent/JP3976102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作動源に超磁歪素子を使用した液圧ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、液圧ポンプとして、作動源に超磁歪素子を使用したものが提案されている。
従来、この種の液圧ポンプは、例えば特開平7−167327号公報に示してあるように、磁界が加えられると伸長する超磁歪素子と、前記超磁歪素子に磁界を加えるコイルと、前記コイルに磁界を発生させる電流印加手段と、前記超磁歪素子がその伸長方向に移動可能なように前記超磁歪素子と前記コイルとを収容保持すると共にこれらを覆う閉磁気回路を構成するヨークと、前記ヨークの一端側に装備された液室内の液を加圧するピストンが前記超磁歪素子の一端部に当接して設けられて前記ピストンの加圧力によって前記液室内の液を吐出するポンプ部とを備えて構成され、液の吐出に必要な前記ピストンの往復動作を前記超磁歪素子の伸縮動作により実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば液圧ブレーキ装置で使用する液圧発生源では、図4の特性線Cに示すように、制動動作の作動初期には、パッドクリアランス(パッドとブレーキディスクとの間のクリアランス)分のパッド移動をより速やかに行い、応答性向上のために、低圧大流量の特性を有し、かつ、パッドがブレーキディスクに当接した後は、制動力の調整を容易にすると同時により大きな制動力を得られるようにするために、高圧小流量の特性を有することが理想である。
【0004】
しかし、液圧作動源に超磁歪素子を使用した前述の液圧ポンプでは、出力特性が液室におけるピストンの受圧面積により一様に決定されてしまうため、液圧ブレーキ装置における液圧発生源として使用した場合に、図4に示した理想の特性が得られない。
例えば、作動源に超磁歪素子を使用した前述の液圧ポンプにおいてピストンの受圧面積を小さく設定すると、ピストンの単位面積当たりの加圧力が大きくなるため、吐出圧は高まるが、その反面、ピストンの一往復当たりの吐出量は小さくなって、図3の特性線Aに示すように、高圧小流量形の出力特性を示すようになり、理想の特性線Cと比較すると、パッドクリアランス分のパッド移動に時間がかかり、制動力を発生するまでの初期の応答性が低下するという問題が生じる。
一方、作動源に超磁歪素子を使用した前述の液圧ポンプにおいてピストンの受圧面積を大きく設定すると、ピストンの単位面積当たりの加圧力が小さくなるため、吐出圧は小さくなるが、その反面、ピストンの一往復当たりの吐出量は大きくなって、図3の特性線Bに示すように、低圧大流量形の出力特性を示すようになり、理想の特性線Cと比較すると、パッドクリアランス分のパッド移動の時間が短縮され、初期の応答性の点では向上するが、最大液圧が低いため、大きな制動力を得ることができないという問題が生じる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、作動源に超磁歪素子を使用した液圧ポンプであって、出力特性を吐出口に作用する負荷に応じて低圧大流量形または高圧小流量形に切り換えることができて、液圧ブレーキ装置の液圧発生源として使用した場合に、制動初期の応答性の向上を図ると同時に大きな制動力の発生も可能な液圧ポンプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る液圧ポンプは、磁界が加えられると伸長する超磁歪素子と、前記超磁歪素子に磁界を加えるコイルと、該コイルに磁界を発生させる電流印加手段と、前記超磁歪素子がその伸長方向に移動可能なように前記超磁歪素子と前記コイルとを覆って閉磁気回路を構成するヨークと、前記超磁歪素子の一端部に当接して第1液室内の液を加圧する第1ピストンを有した第1ポンプ部と、前記超磁歪素子の他端部に当接して第2液室内の液を加圧する第2ピストンを有した第2ポンプ部とを備え、
前記第1液室に対する前記第1ピストンの受圧面積は、前記第2液室に対する前記第2ピストンの受圧面積より大きくしたことを特徴とする。
【0007】
なお、前記第1ポンプ部における吐出用の第1チェック弁のチェック圧は、前記第2ポンプ部における吐出用の第2チェック弁のチェック圧より小さく設定しておくとよい。
【0008】
そして、上記構成によれば、超磁歪素子の両端に装備した第1及び第2ポンプ部は、それぞれ、前記超磁歪素子の端部に当接させた第1及び第2ピストンの変位によって液の吐出・補充を行うもので、一方は低圧大流量形、他方は高圧小流量形で互いに出力特性が異なっていて、作動するポンプを吐出口に装備される吐出用のチェック弁により切り換えることで、吐出口に作用する負荷に応じて、出力特性を低圧大流量形または高圧小流量形に切り換えることができる。
従って、液圧ブレーキ装置の液圧発生源として使用した場合に、パッドクリアランスが生じている制動開始時には低圧大流量形のポンプ部によりブレーキシリンダへ液を圧送させ、また、低圧大流量形のポンプ部からの液の圧送によりブレーキシリンダの液圧が規定圧以上に上昇するときには、作動するポンプ部を高圧低流量形のものに切り替えて、より大きな制動力を発生させるために必要な高圧液を圧送可能にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る液圧ポンプの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る液圧ポンプを液圧発生源とした車両用の液圧ディスクブレーキ装置の要部を示したものである。
この液圧ディスクブレーキ装置1は、パッドをブレーキディスクに押圧するピストン2が装備されたブレーキシリンダ3への液圧供給に、本発明の一実施形態である液圧ポンプ5を使用したものである。
【0010】
この液圧ポンプ5は、磁界が加えられると伸長する超磁歪素子7と、前記超磁歪素子7の周囲に配置されて電流印加により前記超磁歪素子7に磁界を加えるコイル9と、前記コイル9に周期的に磁界を発生させる電流印加手段11と、前記超磁歪素子7がその伸長方向に移動可能なように前記超磁歪素子7と前記コイル9とを収容保持したヨーク13と、前記超磁歪素子7の一端側に装備された第1ポンプ部15と、前記超磁歪素子7の他端側に装備された第2ポンプ部17とを備えている。
【0011】
前記電流印加手段11は、この実施形態の場合、ブレーキペダルの踏下を検出する図示せぬペダル踏下検出センサーからの信号により運転者の制動要求を検知し、ブレーキペダルの踏下状態に応じた制動がなされるように、前記コイル9への電流印加を制御するコントロール・ユニットである。
前記ヨーク13は、前記超磁歪素子7及びコイル9を収容する略円筒状の本体13aと、該本体13aの両端を塞ぐ端壁材13b、13cとで、前記超磁歪素子7及びコイル9の周囲を覆う閉磁気回路を構成している。
【0012】
前記第1ポンプ部15は、前記ヨーク13の一方の端壁材13bの中心部に突出形成された柱状部19aと、前記超磁歪素子7の一端部に当接して装備された第1ピストン20に突設されて前記柱状部19aに外嵌する筒部19bとによって第1液室19を形成したもので、第1液室19内の液を前記第1ピストン20によって加圧することで、前記端壁材13bに貫通形成された吐出口15aから液の吐出を行う。
【0013】
前記第1液室19の内周にはリング状のシール材22が装備され、該シール材22によって前記端壁材13bと前記第1ピストン20との間の液密が保持されるようになっている。
【0014】
前記第2ポンプ部17は、前記ヨーク13の他方の端壁材13cの中心部に突出形成された柱状部23aと、前記超磁歪素子7の一端部に当接して装備された第2ピストン24に突設されて前記柱状部23aに外嵌する筒部23bとによって第2液室23を形成したもので、第2液室23内の液を前記第2ピストン24によって加圧することで、前記端壁材13cに貫通形成された吐出口17aから液の吐出を行う。
【0015】
前記第2液室23の内周にはリング状のシール材26が装備され、該シール材26によって前記端壁材13cと前記第2ピストン24との間の液密が保持されるようになっている。
【0016】
前記端壁材13bと前記第1ピストン20との間、及び前記端壁材13cと前記第2ピストン24との間には、これらのピストンを介して超磁歪素子7に予負荷をかけるプリストレスばね28が装備されている。
このプリストレスばね28は、二枚の皿バネを逆向きに重ねたもので、超磁歪素子7に一定の圧縮荷重を作用させることで、磁界が加えられた時の超磁歪素子7の歪量を増大させる役割を果たす。また、この実施形態の場合は、磁界が解除されて超磁歪素子7が縮長する時に、各ピストン20、24が超磁歪素子7の端部から離れないように、各ピストン20、24を押し戻す戻しばねとしても機能する。
【0017】
また、前記第1ポンプ部15は、出力特性が低圧大流量形となるように、第1ピストン20の受圧面積が大きく設定されている。また、前記第2ポンプ部17は、前記第1ポンプ部15と比較して、出力特性が高圧小流量形となるように、第2ピストン24の受圧面積が前記第1ピストン20よりも小さく設定されている。
【0018】
さらに、前記第1及び第2液室19、23の各吐出口15a、17aには、これらの吐出口15a、17aに作用する負荷(即ち、前記ブレーキシリンダ3における液圧)が規定圧以下の時には低圧大流量形の第1ポンプ部15のみが吐出動作し、これらの吐出口15a、17aに作用する負荷が規定圧を超えた時には高圧小流量形の第2ポンプ部17のみが吐出動作をするように、各液室19、23からの吐出動作を制御する第1、第2チェック弁30、31が設けられている。
【0019】
具体的には、第1ポンプ部15における吐出用の第1チェック弁30は、パッドクリアランスが生じている状態からパッドがブレーキディスクに当接して実際に制動力が発生する状態となってブレーキシリンダ3内の液圧が規定圧に達するまで、第1ポンプ部15からの吐出動作が継続するように、チェック圧が低く設定されている。
そして、第2ポンプ部17における吐出用の第2チェック弁31は、ブレーキシリンダ3内の液圧が規定圧を超えると、ブレーキシリンダ3への液の圧送を開始するように、チェック圧が第1チェック弁30のチェック圧より高く設定されている。
【0020】
また、ヨーク13の両端の端壁材13b、13cには、各液室19、23に液を補充するための吸込口15b、17bが貫通形成されている。そして、これらの吸込口15b、17bには、それぞれのピストン20、24の戻り動作時の吸引力でリザーバ33から各液室19、23に液を補充する一方向弁35、36が設けられている。
【0021】
また、第1及び第2ポンプ部15、17の吐出口15a、17aをブレーキシリンダ3に連通させる液路37には、ブレーキペダルの踏下が解除された時に、ブレーキシリンダ3内の圧力を前記リザーバ33に戻す戻し液路38が分岐接続されている。この戻し液路38には、ブレーキペダルの踏下時には前記戻し液路38を閉じた状態にする電磁弁40が装備されている。該電磁弁40は、ブレーキペダルの踏下を解除したときに、それを検知した電流印加手段(コントロール・ユニット)11が出力する信号により開くようになっている。
【0022】
次に、作動について説明する。
電流印加手段11によりコイル9に電流を断続的に繰り返して加える。コイル9に電流が加わると超磁歪素子7が伸長し、電流が遮断されると超磁歪素子7は元の長さに戻る。超磁歪素子7が伸長すると、第1、第2液室19、23内は加圧される。
第1、第2液室19、23内の液圧をそれぞれP1、P2、ブレーキシリンダ3内の液圧をPb、超磁歪素子7の伸長により第1、第2ピストン19、24に作用する推力をF、第1チェック弁30のチェック圧をゼロ、第2チェック弁31のチェック圧をPc、第1、第2ピストン19、24の受圧面積をそれぞれA1、A2とする。
【0023】
超磁歪素子7の伸長により、第1、第2液室19、23内の液圧P1、P2は次の式で表される。
P1=F/A1 ……… (1)
P2=F/A2 ……… (2)
【0024】
第2液室23内の圧液がブレーキシリンダ3へ吐出する(第2チェック弁31が開く)ための条件は次式で表される。
P2>Pb+Pc ……… (3)
【0025】
また、作動中におけるバランス式は次式で表される。
P1×A1=P2×A2 ……… (4)
液圧ポンプ5の作動開始時においては、ブレーキシリンダ3内の液圧はゼロ(Pb=0)であるため、上記の(3) 式が満足せず、従って、第2液室23内の圧液は吐出できず、第1液室19の吐出圧液でブレーキシリンダ3内の液圧Pbが上昇する。コイル9に加えられる断続的な電流で超磁歪素子7の伸縮が繰り返されるが、第1液室19の液圧増加に伴って、超磁歪素子7の歪み量は徐々に小さくなるため、吐出流量が徐々に小さくなる(図2)。さらに第1液室19の液圧増加に伴って、第2液室23内の液圧P2の増加は(4) 式より、次式で表される。
P2=P1×(A1/A2) ……… (5)
(3) 式に(5) 式を代入すると
P1×(A1/A2)>Pb+Pc ……… (6) となる。
【0026】
ここで、第1チェック弁30のチェック圧はゼロであるため、ブレーキシリンダ3の液圧は第1液室19の液圧と等しい(Pb=P1)ため、(6) 式は
Pb×(A1/A2)>Pb+Pc ……… (7) となる。
従って、(7) 式を整理した次式を満足すると第2チェック弁31が開いて、第2液室23内の圧液が吐出する。
Pb>A2×Pc/(A1−A2) ……… (8)
【0027】
上記(1) 、(2) 式で分かるように、第2液室23内の液圧上昇率(F/A2)は、第1液室19内の液圧上昇率(F/A1)より大であるため、第2液室23内の圧液が吐出した以後は、第1液室19内の圧液は吐出できず、第1チェック弁30は閉じた状態を保つ。
よって、液圧ポンプ5の作動初期においては、第1ポンプ部15の作動により低圧大流量の圧液がブレーキシリンダ3に送られて速やかにパッドクリアランスを埋めることでブレーキ応答性が向上し、以後、第2ポンプ部17の作動により高圧低流量の圧液がブレーキシリンダ3に送られて大きな制動力の発生が得られる。
【0028】
即ち、液圧ポンプ5は、図2の実線で示した特性線Dに示すように、ブレーキシリンダ3内の液圧Pbが所定圧P0 (=A2×Pc/(A1−A2)、(8) 式より)以下の範囲では、低圧大流量型の第1ポンプ部15が作動し、液圧Pbが所定圧P0 を超える範囲では、高圧小流量型の第2ポンプ部17が作動することにより、液圧ブレーキ装置には理想の特性が得られ、優れた制動特性を発揮させることができる。
【0029】
なお、本発明の液圧ポンプは、ブレーキ装置の液圧発生源に限らず、種々の液圧機器、システムに利用可能である。そして、前述の実施形態では、本発明の液圧ポンプをブレーキ装置の液圧発生源として使用するため、戻し液路38や、この戻し液路38を開閉するための電磁弁40を装備したが、例えば、冷却用の液を循環させる装置に利用する場合などでは、前述の戻し液路38や電磁弁40は不要になる。
【0030】
また、前述の各チェック弁30、31の機構や、チェック圧は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更可能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
本発明の液圧ポンプは超磁歪素子の両端に第1及び第2の2つのポンプ部を備えており、それぞれのポンプ部は前記超磁歪素子の端部に当接させた第1及び第2ピストンの変位によって液の吐出・補充を行うもので、一方は低圧大流量形、他方は高圧小流量形で互いに出力特性が異なっていて、作動するポンプを吐出口に装備される吐出用のチェック弁により切り換えることで、吐出口に作用する負荷に応じて、出力特性を低圧大流量または高圧小流量に切り換えることができる。
従って、液圧ブレーキ装置の液圧発生源として使用した場合に、パッドクリアランスが生じている制動開始時には低圧大流量形のポンプ部を作動させて、ブレーキ装置のブレーキシリンダに圧送する液流量を大にすることで、パッドクリアランス分のパッド移動の時間を短縮して、制動初期の応答性を向上させることができる。
しかも、低圧大流量形のポンプ部からの液の圧送によりブレーキシリンダの液圧が上昇して、各ポンプ部の吐出口に作用する負荷が規定圧を超える時には、作動するポンプ部が高圧低流量形のものに切り替えて、より大きな制動力を発生させるために必要な高圧液の圧送が可能になるため、大きな制動力の発生も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液圧ポンプを組み込んだ液圧ブレーキ装置の概略構成図である。
【図2】図1の液圧ブレーキ装置のシリンダ液圧と液圧ポンプの吐出量との相関を示した特性線図である。
【図3】液圧ブレーキ装置のシリンダ液圧と液圧ポンプの吐出量との相関を、液圧ポンプの出力特性別に示した特性線図である。
【図4】液圧ブレーキ装置のシリンダ液圧と作動時間との相関を、液圧ポンプの出力特性別に示した特性線図である。
【符号の説明】
1 液圧ディスクブレーキ装置
2 ピストン
3 ブレーキシリンダ
5 液圧ポンプ
7 超磁歪素子
9 コイル
11 電流印加手段
13 ヨーク
15 第1ポンプ部
15a 吐出口
17 第2ポンプ部
17a 吐出口
19 第1液室
20 第1ピストン
22 シール材
23 第2液室
24 第2ピストン
26 シール材
28 プリストレスばね
30 第1チェック弁
31 第2チェック弁
33 リザーバ
35、36 一方向弁
37 液路
38 戻し液路
40 電磁弁

Claims (2)

  1. 磁界が加えられると伸長する超磁歪素子と、前記超磁歪素子に磁界を加えるコイルと、該コイルに磁界を発生させる電流印加手段と、前記超磁歪素子がその伸長方向に移動可能なように前記超磁歪素子と前記コイルとを覆って閉磁気回路を構成するヨークと、前記超磁歪素子の一端部に当接して第1液室内の液を加圧する第1ピストンを有した第1ポンプ部と、前記超磁歪素子の他端部に当接して第2液室内の液を加圧する第2ピストンを有した第2ポンプ部とを備え、
    前記第1液室に対する前記第1ピストンの受圧面積は、前記第2液室に対する前記第2ピストンの受圧面積より大きくしたことを特徴とする液圧ポンプ。
  2. 前記第1ポンプ部における吐出用の第1チェック弁のチェック圧は、前記第2ポンプ部における吐出用の第2チェック弁のチェック圧より小さく設定されていることを特徴とする請求項1記載の液圧ポンプ。
JP34973497A 1997-12-18 1997-12-18 液圧ポンプ Expired - Fee Related JP3976102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34973497A JP3976102B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 液圧ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34973497A JP3976102B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 液圧ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11182437A JPH11182437A (ja) 1999-07-06
JP3976102B2 true JP3976102B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=18405750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34973497A Expired - Fee Related JP3976102B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 液圧ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3976102B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6884040B2 (en) 2001-12-27 2005-04-26 Pratt & Whitney Canada Corp. Multi pumping chamber magnetostrictive pump
CN104088778A (zh) * 2014-07-02 2014-10-08 浙江大学 基于Terfenol-D驱动的数字液压泵

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11182437A (ja) 1999-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6789857B2 (en) Vehicle brake hydraulic pressure generator
JP2002293229A (ja) ストロークシミュレータ装置及び車両用液圧ブレーキ装置
JP4219600B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧発生装置
JP3976102B2 (ja) 液圧ポンプ
JPH0314081B2 (ja)
JPH06211124A (ja) ブレーキストロークシミュレータ
JP3979260B2 (ja) ブレーキ液圧発生装置
US6840586B2 (en) Braking pressure generating apparatus for a vehicle
JPH10511157A (ja) 超音波液圧ブースタポンプおよびブレーキ装置
JP2004189217A (ja) アンチロックブレーキシステム用ポンプ
US20230311837A1 (en) Vehicle braking system
JPH09303451A (ja) ブレーキ装置
JP2002347605A (ja) 圧力保持弁及びそれを用いた車両制動装置
JP4198856B2 (ja) 電動式流体圧発生装置
JPH10196519A (ja) 電動式ポンプ及びブレーキ装置
JP2001027175A (ja) 電動式ポンプ
JP2001193771A (ja) 超磁歪素子を利用した車両用ディスクブレーキ装置
JP2001012402A (ja) 液圧制御装置
JP2003276589A (ja) ピストン構造体およびそれを用いた圧力制御装置
JP2005315326A (ja) 小型電磁弁
JP2000110714A (ja) 電動式ポンプ
JP2003285730A (ja) 車両用ブレーキ液圧出力装置
JP3874608B2 (ja) 増圧式シリンダ装置
JPS62184284A (ja) 油圧切換弁
JPS6325259Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040908

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070613

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees