JP3972949B2 - 床置き型空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、床置き型空気調和機に関する。
従来、室内の床面に置かれた状態で使用される床置き型空気調和機が知られている。この床置き型空気調和機には吸込み口と吹出し口とが設けられており、室内の空気が吸込み口から吸い込まれ、温度調整や空気清浄化などが行われた後に吹出し口から室内へと吹き出される(特許文献1参照)。
特開平10−300186号公報
上記のような床置き型空気調和機では、前面に多数のスリットが設けられた吸い込みグリルが設けられることが多いが、正面視における美観向上の観点から、比較的少数の開口からなる吸込み開口を設けることが考えられる。この場合、このような吸込み開口を通して内部の構造が外部から見える恐れがあるため、美観のさらなる向上の観点から吸込み開口の奥にカバー部を設けることが有効である。このカバー部は、吸込み開口の下端から後斜め上方に延び、その上端は吸込み開口の上端と同じ高さに位置している。このカバー部により、内部の構造を外部から見え難くすることができる。しかし、その反面、カバー部が設けられることにより、吸込み開口から空気が吸い込まれ難くなり、吸い込み抵抗を増大させてしまう恐れがある。
本発明の課題は、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる床置き型空気調和機を提供することにある。
第1発明に係る床置き型空気調和機は、前面パネルと、熱交換器と、送風装置と、第1カバー部と、第3カバー部とを備える。前面パネルは、底面から600mm以下の高さに位置し前面パネルの上部に設けられる第1吸込み開口と、前面パネルの下部に設けられ第1吸込み開口よりも高さ方向寸法が大きい第3吸込み開口と、第1吸込み開口と第3吸込み開口との間に設けられるフラットパネル部とを有し、前面に設けられる。熱交換器は、フラットパネル部の後方に配置される。送風装置は、熱交換器の後方に配置される。第1カバー部は、第1吸込み開口の下端から後斜め上方まで延びる。第3カバー部は、第3吸込み開口の下端から後斜め上方まで延びる。そして、第1カバー部の上端と第1吸込み開口の上端とを結ぶ線と、第1吸込み開口の上端を含む水平面とが成す角度d1は、0°<d1≦45°を満たす。また、第3カバー部の上端と第3吸込み開口上端とを結ぶ線と、第3吸込み開口上端を含む水平面とが成す角度d3は、上記の角度d1より大きい。
この床置き型空気調和機では、第1吸込み開口は底面から600mm以下の高さにあり、比較的低い位置にある。従って、第1吸込み開口は使用者の目線よりも低い位置にあることが多くなり、使用者は吸込み開口を斜め上方から見下ろすことになる。このため、上記のような角度範囲は使用者にとって死角となり易い。従って、角度d1が上記のような角度範囲を満たすように第1カバー部を設けることにより、外部からの見え難さをできる限り維持すると共に、カバー部材の上端の位置を低くすることができる。これにより、この床置き型空気調和機では、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる。
また、一般に、吸込み開口が上方に設けられる程、使用者の視線の角度が浅くなり、内部の構造が見え易くなる。しかし、この床置き型空気調和機では、第1カバー部は、上記の角度d1に関する条件を満たすことにより、内部の構造の見え難くすることができる。一方、第3吸込み開口は前面パネルの下部に設けられるため、使用者の視線の角度がきつくなり、内部の構造が見え難い。そこで、この床置き型空気調和機では、第3カバー部に関する角度d3が第1カバー部に関する角度d1よりも大きくなっている。このため、第3吸込み開口での吸い込み抵抗をより低減することができる。また、第3吸込み開口は、第1吸込み開口よりも低い位置にあるため、第1吸込み開口よりも死角が広く、内部の構造が見え難い。これにより、この床置き型空気調和機では、第3吸込み開口に関して、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大をより抑えることができる。
第2発明に係る床置き型空気調和機は、第1発明の床置き型空気調和機であって、角度d1は、5°≦d1≦35°を満たす。
この床置き型空気調和機では、上記の角度d1が上記の範囲を満たすことにより、内部の構造の見え難さと、吸い込み抵抗の増大の抑制とをより適切に調和させることができる。
第3発明に係る床置き型空気調和機は、第1発明または第2発明の床置き型空気調和機であって、第1吸込み開口の高さ方向寸法は5mm以上である。
第1吸込み開口の高さ方向寸法があまりに小さければ、内部の構造が外部から見え難くなり、カバー部は不要となる。しかし、第1吸込み開口の高さ方向寸法が5mm以上の場合は、内部の構造を外部から見え難くするためにカバー部が必要であり、本発明が特に有効となる。
第4発明に係る床置き型空気調和機は、第1発明または第2発明の床置き型空気調和機であって、前面パネルは、底面から600mm以下の高さに位置する第2吸込み開口をさらに有する。また、この床置き型空気調和機は、第2吸込み開口の下端から後斜め上方まで延びる第2カバー部をさらに備える。そして、第2カバー部の上端と第2吸込み開口の上端とを結ぶ線と、第2吸込み開口上端を含む水平面とが成す角度d2が、0°<d2≦45°を満たす。
この床置き型空気調和機では、第2カバー部に関する角度d2についても第1カバー部に関する角度d1と同様の条件が満たされる。このため、複数の吸込み開口が設けられる場合にも、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる。
第5発明に係る床置き型空気調和機は、第1発明の床置き型空気調和機であって、上記角度d3が、0°<d2≦45°を満たす。
この床置き型空気調和機では、第3カバー部について角度d3が上記の条件を満たす。このため、第3カバー部についても、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大をさらに抑えることができる。
第6発明に係る床置き型空気調和機は、第1発明から第5発明のいずれかの床置き型空気調和機であって、第1カバー部および第3カバー部は、斜め下方に膨出するように湾曲した円弧状の形状を有する。
第1発明に係る床置き型空気調和機では、第1吸込み開口は底面から600mm以下の高さにあり、比較的低い位置にある。従って、第1吸込み開口は使用者の目線よりも低い位置にあることが多くなり、使用者は吸込み開口を斜め上方から見下ろすことになる。このため、上記のような角度範囲は使用者にとって死角となり易い。従って、角度d1が上記のような角度範囲を満たすように第1カバー部を設けることにより、外部からの見え難さをできる限り維持すると共に、カバー部材の上端の位置を低くすることができる。これにより、この床置き型空気調和機では、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる。
また、一般に、吸込み開口が上方に設けられる程、使用者の視線の角度が浅くなり、内部の構造が見え易くなる。しかし、この床置き型空気調和機では、第1カバー部は、上記の角度d1に関する条件を満たすことにより、内部の構造の見え難くすることができる。一方、第3吸込み開口は前面パネルの下部に設けられるため、使用者の視線の角度がきつくなり、内部の構造が見え難い。そこで、この床置き型空気調和機では、第3カバー部に関する角度d3が第1カバー部に関する角度d1よりも大きくなっている。このため、第3吸込み開口での吸い込み抵抗をより低減することができる。また、第3吸込み開口は、第1吸込み開口よりも低い位置にあるため、第1吸込み開口よりも死角が広く、内部の構造が見え難い。これにより、この床置き型空気調和機では、第3吸込み開口に関して、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大をより抑えることができる。
第2発明に係る床置き型空気調和機では、上記の角度d1が上記の範囲を満たすことにより、内部の構造の見え難さと、吸い込み抵抗の増大の抑制とをより適切に調和させることができる。
第3発明に係る床置き型空気調和機では、第1吸込み開口の高さ方向寸法が5mm以上であり、この場合、本発明が特に有効となる。
第4発明に係る床置き型空気調和機では、第2カバー部に関する角度d2についても第1カバー部に関する角度d1と同様の条件が満たされる。このため、複数の吸込み開口が設けられる場合にも、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる。
第5発明に係る床置き型空気調和機では、第3カバー部について角度d3が上記の条件を満たす。このため、第3カバー部についても、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大をさらに抑えることができる。
<構造>
本発明の一実施形態に係る床置き型空気調和機1を図1から図3に示す。図1は、床置き型空気調和機1の前面図であり、図2は、床置き型空気調和機1の側面図である。また、図3は、床置き型空気調和機1の側面断面図である。この床置き型空気調和機1は、床置き型の室内機であり、ケーシング2と、フィルター3aと、室内熱交換器4と、送風装置5とを備える。なお、以下の説明において、上下左右という場合は、床置き型空気調和機1の前面視における上下左右を意味している。
〔ケーシング2〕
ケーシング2は、合成樹脂製の中空の筐体からなり、フィルター3a、室内熱交換器4、ベルマウス13、送風装置5を内部に収納している。ケーシング2には、上部吹出し口6、下部吹出し口7、第1側部吸込み口8,第2側部吸込み口9、上部吸込み部10、下部吸込み部11が設けられている。
上部吹出し口6と下部吹出し口7とはケーシング2の前面に設けられている。上部吹出し口6は、ケーシング2の前面の上端に沿って設けられた横長形状の開口であり、室内へ吹き出される空気が通る。下部吹出し口7は、ケーシング2の前面の下端に沿って設けられた横長形状の開口であり、室内へ吹き出される空気が通る。なお、上部吹出し口6には、上部吹出し口6から吹き出される空気を案内する第1フラップ61が回動自在に設けられており、第1フラップ61によって上部吹出し口6を開閉することができる。また、下部吹出し口7には、下部吹出し口7から吹き出される空気を案内する第2フラップ62が回動自在に設けられている。
第1側部吸込み口8と第2側部吸込み口9とは、ケーシング2の側面に設けられている。第1側部吸込み口8は、ケーシング2の右側面の前端に沿って設けられた縦長形状の開口であり、室内からケーシング2の内部に吸い込まれる空気が通る。第2側部吸込み口9は、ケーシング2の左側面の前端に沿って設けられた縦長形状の開口であり、室内からケーシング2の内部に吸い込まれる空気が通る。
上部吸込み部10と下部吸込み部11とはケーシング2の前面に設けられている。上部吸込み部10は、上部吹出し口6の下方に設けられており、図4に示すように、第1吸込み開口10aと、第2吸込み開口10bとを有する。第1吸込み開口10aと第2吸込み開口10bとは、いずれも横長形状の開口であり、室内からケーシング2の内部に吸い込まれる空気が通る。
第1吸込み開口10aは、上部吹き出し口6の下方に配置されており、底面Bから600mm以下の高さに位置している。第1吸込み開口10aの高さ方向寸法h1は5mm以上であり、ここでは約10mmである。また、第1吸込み開口10aの後方には第1カバー部17aが設けられている。第1カバー部17aは、第1吸込み開口10aの下端から後斜め上方まで延びており、第1吸込み開口10aの後方を覆うように緩やかに湾曲した形状を有している。そして、第1カバー部17aの上端と第1吸込み開口10aの上端とを結ぶ線L1と、第1吸込み開口10aの上端を含む水平面P1とが成す角度d1は、0°<d1≦45°を満たしている。
第2吸込み開口10bは第1吸込み開口10aの下方に配置されており、第1吸込み開口10aに近接している。第2吸込み開口10bの高さ方向寸法h2は5mm以上であり、ここでは約10mmである。従って、第1吸込み開口10aの高さ方向寸法h1と、第2吸込み開口10bの高さ方向寸法h2とは概ね同じである。また、第2吸込み開口10bの後方には第2カバー部17bが設けられている。第2カバー部17bは、第2吸込み開口10bの下端から後斜め上方まで延びており、第2吸込み開口10bの後方を覆うように緩やかに湾曲した形状を有している。そして、第2カバー部17bの上端と第2吸込み開口10bの上端とを結ぶ線L2と、第2吸込み開口10bの上端を含む水平面P2とが成す角度d2は、0°<d2≦45°を満たしている。なお、ここでは、d1=d2である。
下部吸込み部11は、下部吹出し口7の上方に設けられており、図5に示すように、第3吸込み開口18を有する。第3吸込み開口18は、横長形状の開口であり、室内からケーシング2の内部に吸い込まれる空気が通る。第3吸込み開口18は、底面Bから約150mmの高さに位置している。第3吸込み開口18の高さ方向寸法h3は、第1吸込み開口10aの高さ方向寸法h1および第2吸込み開口10bの高さ方向寸法h2よりも大きく、ここでは約20mmである。また、第3吸込み開口18の後方には、第3カバー部19が設けられている。第3カバー部19は、第3吸込み開口18の下端から後斜め上方まで延びており、第3吸込み開口18の後方を覆うように緩やかに湾曲した形状を有している。そして、第3カバー部19の上端と第3吸込み開口18の上端とを結ぶ線L3と、第3吸込み開口18の上端を含む水平面P3とが成す角度d3は、0°<d3≦45°を満たす。なお、ここでは、d1=d3である。
なお、ケーシング2の前面のうち上部吸込み部10と下部吸込み部11との間には、開口が設けられていない平坦なフラットパネル部20が設けられている。
また、ケーシング2は、ケーシング本体21と、ケーシング本体21の前面に着脱自在に取り付けられる前面パネル22とを有しており、下部吹出し口7と、第1側部吸込み口8、第2側部吸込み口9、上部吸込み部10、下部吸込み部11は、前面パネル22に設けられている。なお、上部吹出し口6は本体ケーシング21に設けられている。
前面パネル22は、ケーシング本体21の前面よりも小さな外形を有しており、前面視において、上部吹出し口6の下方に配置されている。上部吸込み部10は、前面パネル22の上端近傍に配置されており、前面パネル22の上部に設けられている。下部吹出し口7は、前面パネル22の下端近傍に配置されている。また、下部吸込み部11は上述したように下部吹出し口7の上方に設けられており、前面パネル22の下部に設けられている。さらに、前面パネル22の前面は、ケーシング本体21の前面から前方に僅かな距離を隔てて配置されており、前面パネル22の前面側端部とケーシング本体21の前面とを繋ぐ前面パネル22の側面に、第1側部吸込み口8および第2側部吸込み口9が設けられている。また、前面パネル22の前面上端部とケーシング本体21の前面とを繋ぐ前面パネル22の上面と、前面パネル22の前面下端とケーシング本体21の前面とを繋ぐ前面パネル22の下面とは閉じられている。なお、上部吸込み部10および下部吸い込み部11の近傍の前面パネル22の厚みは、約2mmである。
以上のように、前面パネル22のフラットパネル部20の周囲の上下左右4方向には、それぞれ第1側部吸込み口8、第2側部吸込み口9、上部吸込み部10、下部吸込み部11が配置されており、フラットパネル部20の上下左右4方向から空気が吸い込まれる。
ケーシング本体21は、前面が大きく開口しており、ケーシング本体21の内部には、フィルター3a、室内熱交換器4、ベルマウス13、送風装置5が、ケーシング本体21の前面の開口に対向して、前方から後方に向けて順に配置されている。
また、ケーシング2の内部には、図3に示すように、吸い込み通路P1と吹き出し通路P2,P3とが形成されている。
吸い込み通路P1は、前面パネル22の後方に形成されており、第1側部吸込み口8、第2側部吸込み口9、上部吸込み部10、下部吸込み部11から吸い込まれた空気をベルマウス13の空気導入口14まで案内する。吸い込み通路P1には、フィルター3a、室内熱交換器4が配置されている。
吹き出し通路P2,P3は、室内熱交換器4の下流において室内熱交換器4と対向して配置されるベルマウス13の空気導入口14(後述)から上部吹出し口6および下部吹出し口7まで案内する通路であり、第1吹き出し通路P2と第2吹き出し通路P3とを有する。第1吹き出し通路P2は、空気導入口14から後方へ向かいファンカバー53(後述)の内部を通って上部吹出し口6に繋がる通路である。第2吹き出し通路P3は、空気導入口14から後方へ向かいファンカバー53の内部を通って下部吹出し口7に繋がる通路である。
〔フィルター3a〕
フィルター3aは、フラットパネル部20の後方においてフラットパネル部20に対向して配置されており、ケーシング本体21の前面の開口を覆うように取り付けられている。フィルター3aは、吸い込み通路P1を通る空気の流れにおいて、各吸込み口8−11の下流に位置している。フィルター3aは、各吸込み口8−11から吸い込まれた空気を後方に透過させ、透過する空気を清浄化する。フィルター3aの形状については後に詳述する。
〔室内熱交換器4〕
室内熱交換器4は、図示しない室外熱交換器と共に冷媒回路を構成しており、通過する空気との間で熱交換を行う。室内熱交換器4は、フィルター3aの後方にフィルター3aに対向して配置されており、吸い込み通路P1を通る空気の流れにおいて、フィルター3aの下流に位置している。室内熱交換器4は、薄い板状の外形を有しており、前面視においてフィルター3aと同程度の大きさを有する。室内熱交換器4は、フラットパネル部20に平行に設けられている。
〔送風装置5〕
送風装置5は、室内熱交換器4の後方において室内熱交換器4に対向して配置されている。送風装置5は、吸い込み通路P1および吹き出し通路P2,P3を通る空気の流れにおいて、室内熱交換器4の下流に位置している。また、送風装置5は、遠心方向に風を吹き出す遠心ファンの一種であるターボファンであり、各吸込み口8−11から吸い込まれ各吹出し口6,7から吹き出される空気の流れを生成する。送風装置5は、ファンロータ51、ファンモータ52、ファンカバー53を有している。
ファンロータ51は、回転軸AX1が前後方向に水平になるように配置されており、回転軸AX1から螺旋を描きながら離れるように配置された複数枚の羽根を有している。
ファンモータ52は、ファンロータ51を回転駆動する駆動源であり、ファンロータ51の後方に配置される。
ファンカバー53は、ファンロータ51の前方に配置される部材であり、空気導入口14から吹き出される空気をファンロータ51に案内する。ファンカバー53の前面には、ファンカバー53内に取り込まれる空気が通る開口が設けられている。ファンカバー53の前面の開口を通った空気は、ファンロータ51によって遠心方向に吹き出されることにより上下に分岐し、上部吹出し口6および下部吹出し口7から室内に吹き出される。
ファンカバー53は、ファンロータ51およびファンモータ52を収納したケーシングである。ファンカバー53の前面には、ファンカバー53内に取り込まれる空気が通る開口が設けられている。また、ファンカバー53の上部および下部には、ファンカバー53から吹き出される空気が通る開口が設けられている。送風装置5で生成された遠心方向へ吹き出す空気流れは、ファンカバー53において上下に分岐して上部吹出し口6および下部吹出し口7から室内に吹き出される。
〔ベルマウス13〕
ベルマウス13は、室内熱交換器4と送風装置5との間に設けられており、吸い込み通路P1と吹き出し通路P2,P3とを仕切る部材である。ベルマウス13は、平坦部15と円管部16とを有している。平坦部15は、前面視において室内熱交換器4と同程度の大きさの外形を有しており、室内熱交換器4の後面に対向して室内熱交換器4と平行に設けられている。平坦部15には、上述した空気導入口14が設けられており、平坦部15の空気導入口14の周縁に円管部16の前端が繋がっている。なお、円管部16は前端側が拡径するように湾曲しており、空気導入口14の周縁と緩やかに繋がっている。また、円管部16の後端は、ファンカバー53の前面の開口を通ってファンカバー53の内部に入り込んでいる。なお、空気導入口14は、前面視において室内熱交換器4よりも小さな外形を有しており、円管部16も前面視において室内熱交換器4よりも小さな外形を有している。
<特徴>
(1)
この床置き型空気調和機1では、第1吸込み開口10aは底面Bから600mm以下という比較的低い位置にあり、使用者の目線よりも低い位置にあることが多く、この場合、使用者は吸込み開口を斜め上方から見下ろすことになる。このため、角度d1が45°以下となる範囲は、使用者にとって死角となり易い。このため、角度d1が45°以下となるように第1カバー部17aを設けることによって、ケーシング2の内部の見え難さを確保することができる。また、角度d1が0°を越えるように、すなわち、第1カバー部17aの上端が第1吸込み開口10aの上端よりも低くなるように第1カバー部17aを設けることによって、従来よりも吸い込み抵抗を低減することができる。このように、0°<d1≦45°を満たすように第1カバー部17aが設けられることにより、外部からの見え難さをできる限り維持すると共に、吸い込み抵抗を低減することができる。
なお、上記の効果は、第2吸込み開口10bおよび第2カバー部17bに関しても同様である。
(2)
この床置き型空気調和機1では、第1吸込み開口10aの高さ方向寸法が約10mmであるため、高さ方向寸法が5mm未満の場合よりも内部の構造が見え易い。このため、内部の構造を外部から見え難くするためにカバー部が必要である。そこで、上記のように第1カバー部17aが設けられることにより、内部の構造を外部から見え難くすると共に、第1カバー部17aを設けることによる吸い込み抵抗の増大という弊害を抑えることができる。
なお、この効果は、第2吸込み開口10bおよび第2カバー部17bに関しても同様である。
(3)
この床置き型空気調和機1では、第1吸込み開口10aおよび第2吸込み開口10bは前面パネル22の上部に設けられている。一般に、吸込み開口が上方に設けられる程、使用者の視線の角度が浅くなる(水平に近くなる)ため、内部の構造が見え易くなる。また、吸込み開口の高さ方向寸法が大きいほど内部の構造が見え易くなる。そこで、この床置き型空気調和機1では、第1吸込み開口10aおよび第2吸込み開口10bの高さ方向寸法h1,h2を比較的小さくすることによって内部の構造の見え難くしている。また、2つの吸込み開口を設けることにより、1つの吸込み開口の高さ方向寸法を小さくすると共に吸い込み空気の風量を確保することができる。
一方、第3吸込み開口18は、前面パネル22の下部に設けられているため、使用者の視線の角度がきつくなり、内部の構造が見え難い。このため、第3吸込み開口18は、第1吸込み開口10aよりも高さ方向寸法が大きくても、内部の構造が見え難い。そこで、この床置き型空気調和機1では、第3吸込み開口18の高さ方向寸法h3が第1吸込み開口10aよりも大きくなっており、吸い込み抵抗が低くなっている。さらに、0°<d1≦45°を満たすように第3カバー部19が設けられるため、吸い込み抵抗がより低くなっている。また、使用者の視線に入り易い部分には第3カバー部19が設けられているため、ケーシング2の内部の騒音が外部に漏れることを抑えることができ、遮音効果も奏することができる。
<他の実施形態>
(A)
上記の実施形態では、0°<d1≦45°であるが、より望ましくは5°≦d1≦35°である。角度d2および角度d3についても同様である。
(B)
上記の実施形態では、d1=d2=d3であるが、角度d1と角度d2と角度d3とがそれぞれ異なる大きさであってもよい。また、角度d1と角度d2とが同じ大きさであり角度d3のみが異なる大きさであってもよい。例えば、角度d3が角度d1および角度d2より大きくてもよい。第3吸込み開口18は第1吸込み開口10aおよび第2吸込み開口10bよりも下方に位置しているため、使用者の死角となる部分が大きく、角度d3が角度d1より大きくても内部の構造を外部から見え難くすることができる。
本発明は、内部の構造を外部から見え難くすることができると共に吸い込み抵抗の増大を抑えることができる効果を有し、床置き型空気調和機として有用である。
床置き型空気調和機の前面図。 床置き型空気調和機の側面図。 床置き型空気調和機の側面断面図。 上部吸込み部近傍の側面断面図。 下部吸込み部近傍の側面断面図。
符号の説明
1 床置き型空気調和機
10a 第1吸込み開口
10b 第2吸込み開口
17a 第1カバー部
17b 第2カバー部
18 第3吸込み開口
19 第3カバー部
22 前面パネル
B 底面

Claims (6)

  1. 底面(B)から600mm以下の高さに位置し上部に設けられる第1吸込み開口(10a)と、下部に設けられ前記第1吸込み開口(10a)よりも高さ方向寸法(h3)が大きい第3吸込み開口(18)と、前記第1吸込み開口(10a)と前記第3吸込み開口(18)との間に設けられるフラットパネル部(20)とを有し、前面に設けられる前面パネル(22)と、
    前記フラットパネル部(20)の後方に配置される熱交換器(4)と、
    前記熱交換器(4)の後方に配置される送風装置(5)と、
    前記第1吸込み開口(10a)の下端から後斜め上方まで延びる第1カバー部(17a)と、
    前記第3吸込み開口(18)の下端から後斜め上方まで延びる第3カバー部(19)と、
    を備え、
    前記第1カバー部(17a)の上端と前記第1吸込み開口(10a)の上端とを結ぶ線(L1)と、前記第1吸込み開口(10a)の上端を含む水平面(P1)とが成す角度d1が、0°<d1≦45°を満たし、
    前記第3カバー部(19)の上端と前記第3吸込み開口(18)上端とを結ぶ線(L3)と、前記第3吸込み開口(18)上端を含む水平面(P3)とが成す角度d3は、前記角度d1より大きい、
    床置き型空気調和機(1)。
  2. 前記角度d1は、5°≦d1≦35°を満たす、
    請求項1に記載の床置き型空気調和機(1)。
  3. 前記第1吸込み開口(10a)の高さ方向寸法(h1)は5mm以上である、
    請求項1または2に記載の床置き型空気調和機(1)。
  4. 前記前面パネル(22)は、底面(B)から600mm以下の高さに位置する第2吸込み開口(10b)をさらに有し、
    前記第2吸込み開口(10b)の下端から後斜め上方まで延びる第2カバー部(17b)をさらに備え、
    前記第2カバー部(17b)の上端と前記第2吸込み開口(10b)の上端とを結ぶ線(L2)と、前記第2吸込み開口(10b)上端を含む水平面(P2)とが成す角度d2が、0°<d2≦45°を満たす、
    請求項1または2に記載の床置き型空気調和機(1)。
  5. 前記角度d3が、0°<d2≦45°を満たす、
    請求項1に記載の床置き型空気調和機(1)。
  6. 前記第1カバー部(17a)および第3カバー部(19)は、斜め下方に膨出するように湾曲した円弧状の形状を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の床置き型空気調和機(1)。
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