JP3972308B2 - 車両用ペダル支持構造 - Google Patents
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Description
この車両用ペダル支持構造によれば、まず、通常時においては、前記固定部によって前記当接部と前記案内面とが離隔されて前記ブラケットが固定されるので、前記ブラケットが車両後方側へ移動した際、当該固定をより円滑に解除することができる。そして、前記先端部分に前記規制構造を構成したので、意図しない車両構成物等の物体が当該先端部分に衝突した場合に、前記案内面がより垂直な向きに変化することを規制することができる。つまり、前記案内面がより垂直な向きとなることにより、当初想定していた衝突荷重を超える過剰な衝撃荷重が前記インパネリーンフォースメントに作用することを防止できる。特に、前記先端部分に対して意図しない車両構成物等の物体が衝突した際に、当該先端部分を損壊する構成を、より簡易に実現できる。
従って、本発明の車両用ペダル支持構造は、ペダルブラケットの姿勢の変化を案内する案内面の車両前方の先端部分を延長したことに起因して当該先端部分に意図しない車両構成物等が衝突した場合に、インパネリーンフォースメントに対して衝撃荷重が過剰に作用することを防止することができる。
この車両用ペダル支持構造によれば、まず、通常時においては、前記固定部によって前記当接部と前記案内面とが離隔されて前記ブラケットが固定されるので、前記ブラケットが車両後方側へ移動した際、当該固定をより円滑に解除することができる。そして、前記先端部分に前記規制構造を構成したので、意図しない車両構成物等の物体が当該先端部分に衝突した場合に、前記案内面がより垂直な向きに変化することを規制することができる。つまり、前記案内面がより垂直な向きとなることにより、当初想定していた衝突荷重を超える過剰な衝撃荷重が前記インパネリーンフォースメントに作用することを防止できる。特に、前記先端部分に意図しない車両構成物等の物体が衝突した際、当該物体から前記案内部材に作用する荷重の向きを制御することができ、前記案内面の傾斜が変化したとしても、より水平な向きに変化させることができる。つまり、前記案内面がより垂直な向きとなることにより、当初想定していた衝突荷重を超える過剰な衝撃荷重が前記インパネリーンフォースメントに作用することを防止できる。
従って、本発明の車両用ペダル支持構造は、ペダルブラケットの姿勢の変化を案内する案内面の車両前方の先端部分を延長したことに起因して当該先端部分に意図しない車両構成物等が衝突した場合に、インパネリーンフォースメントに対して衝撃荷重が過剰に作用することを防止することができる。
上記実施形態では当接部と案内面とを2組設けたが、1組の場合にも上述した規制構造及び当接部と案内面とを当初は離隔して配置する構成等を採用できることはいうまでもない。また、上記実施形態では各案内面(301a、404)を直線状に傾斜するように構成したが曲線的な面であってもよい。更に、上記実施形態では軸103及び後端部203を当接部としたが、当接部の位置はこれに限られず、ペダル100及びペダルブラケット200の任意の位置に適宜設定することができ、また、ペダル100又はペダルブラケット200とは別の部材をこれに一体に固定することで当接部を形成してもよい。
5 インパネリーンフォースメント
100 ぺダル
102 パッド部
103 軸(当接部)
200 ペダルブラケット
203 後端部(当接部)
300 第1案内部材
301a 第1案内面
400 第2案内部材
404 第2案内面
Claims (5)
- ペダル及び該ペダルを回動自在に支持するブラケットを有するペダルユニットと、前記ペダルに設けられた当接部が摺動する案内面を有する案内部材と、を備え、
前記ブラケットが車両後方側へ移動した場合に、前記当接部が前記案内面を摺動することにより前記ペダルユニットの姿勢を変化させ、前記ペダルのパッド部が車両後方側に移動することを抑制するように前記案内面が設定された車両用ペダル支持構造において、
前記ブラケットに対して車両後方側へ向けて一定の荷重が作用した場合には前記ブラケットが車両後方側へ移動することを許容する一方、通常時には前記当接部と前記案内面とが離隔するように前記ブラケットを固定する固定部を備え、
前記案内部材が車両のインパネリーンフォースメントに支持され、
前記案内面が前記当接部よりも車両後方側に配置されると共に車両後方に向かって下方に傾斜し、かつ、前記当接部よりも上方へ延長された車両前方側の先端部分を有し、
前記先端部分に、当該先端部分に対する物体の衝突によって前記案内面の傾斜がより垂直な向きに変化することを規制する規制構造を構成し、
前記規制構造が、
前記物体の衝突により前記先端部分が損壊するように、前記先端部分を前記案内部材の他の部位よりも脆くした構造であることを特徴とする車両用ペダル支持構造。 - ペダル及び該ペダルを回動自在に支持するブラケットを有するペダルユニットと、前記ペダルに設けられた当接部が摺動する案内面を有する案内部材と、を備え、
前記ブラケットが車両後方側へ移動した場合に、前記当接部が前記案内面を摺動することにより前記ペダルユニットの姿勢を変化させ、前記ペダルのパッド部が車両後方側に移動することを抑制するように前記案内面が設定された車両用ペダル支持構造において、
前記ブラケットに対して車両後方側へ向けて一定の荷重が作用した場合には前記ブラケットが車両後方側へ移動することを許容する一方、通常時には前記当接部と前記案内面とが離隔するように前記ブラケットを固定する固定部を備え、
前記案内部材が車両のインパネリーンフォースメントに支持され、
前記案内面が前記当接部よりも車両後方側に配置されると共に車両後方に向かって下方に傾斜し、かつ、前記当接部よりも上方へ延長された車両前方側の先端部分を有し、
前記先端部分に、当該先端部分に対する物体の衝突によって前記案内面の傾斜がより垂直な向きに変化することを規制する規制構造を構成し、
前記規制構造が、
前記物体の衝突により前記先端部分が損壊するように、前記先端部分に切り欠きを設けた構造であることを特徴とする車両用ペダル支持構造。 - ペダル及び該ペダルを回動自在に支持するブラケットを有するペダルユニットと、前記ペダルに設けられた当接部が摺動する案内面を有する案内部材と、を備え、
前記ブラケットが車両後方側へ移動した場合に、前記当接部が前記案内面を摺動することにより前記ペダルユニットの姿勢を変化させ、前記ペダルのパッド部が車両後方側に移動することを抑制するように前記案内面が設定された車両用ペダル支持構造において、
前記ブラケットに対して車両後方側へ向けて一定の荷重が作用した場合には前記ブラケットが車両後方側へ移動することを許容する一方、通常時には前記当接部と前記案内面とが離隔するように前記ブラケットを固定する固定部を備え、
前記案内部材が車両のインパネリーンフォースメントに支持され、
前記案内面が前記当接部よりも車両後方側に配置されると共に車両後方に向かって下方に傾斜し、かつ、前記当接部よりも上方へ延長された車両前方側の先端部分を有し、
前記先端部分に、当該先端部分に対する物体の衝突によって前記案内面の傾斜がより垂直な向きに変化することを規制する規制構造を構成し、
前記規制構造が、
前記先端部分に形成された傾斜面であり、
該傾斜面は、前記物体の衝突により前記案内部材に作用する荷重が、前記案内面の傾斜をより水平な向きに変化させる方向に作用するよう、車両前方に向って下方に傾斜していることを特徴とする車両用ペダル支持構造。 - 前記ブラケットが、第2の当接部を備え、
前記第2の当接部が摺動する第2の案内面を有する第2の案内部材を備え、
前記ブラケットが車両後方側へ移動した場合に、最初に前記当接部が前記案内面に当接し次に前記第2の当接部が前記第2の案内面に当接するように、前記当接部と前記第2の当接部と前記案内面と前記第2の案内面とが配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ペダル支持構造。 - 前記固定部が前記案内部材に設けられ、
前記ブラケットが前記固定部と車両のダッシュパネルとに固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ペダル支持構造。
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