JP3969614B2 - ろ過機能付き一缶多水路型給湯機 - Google Patents

ろ過機能付き一缶多水路型給湯機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも浴槽に設けた吸入口と吐出口との間を結ぶ追い焚き用循環流路と給水を通すための給湯流路とが共通の熱交換器を経由するとともに、前記浴槽内の水を浄化するためのろ過槽と循環ポンプとを前記追い焚き用循環流路の途中に備えたろ過機能付き一缶多水路型給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、浴槽内の水を捨てないで長期間に渡って使用できるように、風呂の追い焚き用循環流路の途中にろ過槽を組み込んだ風呂給湯器が提案されている。このような風呂給湯器では、ろ過槽内や循環用流路内に繁殖する雑菌等を死滅させるために、熱交換器で65℃程度の高温に加熱した湯をろ過槽等に通し熱殺菌するようになっている。
【0003】
たとえば、特開平4−366351号公報には、追い焚き用循環流路の途中にバイパス路および切替弁を設けることで、浴槽を迂回した閉経路を形成できるようにし、浴槽を迂回したこの閉経路内で高温の湯を循環させて熱殺菌処理を行う技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、追い焚き用循環流路と給湯流路とが共通の熱交換器を通る、いわゆる一缶二水路型の給湯器では、給湯使用時に、追い焚き用循環流路側も同時に加熱されるので、追い焚き用循環流路のうち熱交換器を通る部分に滞留している管内の水が高温に加熱される。したがって、このような一缶二水路型の給湯器にろ過槽を組み込んで浴槽水の浄化機能を持たせた装置では、給湯が行われた直後に熱殺菌処理を開始すると、ろ過槽など耐熱温度の比較的低いもの、特に樹脂製のものに、その耐熱温度を越える高温の湯が流れてしまい、かかる部分に割れや変形が生じて、その寿命が短くなってしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、給湯の直後など高温の湯が配管内に存する状態で熱殺菌の行われることを防止したろ過機能付き一缶多水路型給湯機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]少なくとも浴槽(200)に設けた吸入口(201)と吐出口(202)との間を結ぶ追い焚き用循環流路(50)と給水を通すための給湯流路(30)とが共通の熱交換器(12)を経由するとともに、前記浴槽(200)内の水を浄化するためのろ過槽(110)と循環ポンプ(70)とを前記追い焚き用循環流路(50)の途中に備えたろ過機能付き一缶多水路型給湯機において、
バイパス路(101)と、切替弁(60)と、前記熱交換器(12)を加熱する加熱手段(11)と、熱殺菌実行手段(121)と、熱殺菌開始時期調整手段(122)とを備え、
前記バイパス路(101)は、前記ろ過槽(110)と前記循環ポンプ(70)と前記熱交換器(12)とを経由する環状経路が形成されるように前記追い焚き用循環流路(50)の所定の2箇所を接続するものであり、
前記切替弁(60)は、前記循環ポンプ(70)によって送り出される水を前記バイパス路(101)側に流して前記環状経路内で循環させるか否かを切り替えるものであり、
前記熱殺菌実行手段(121)は、予め定めた温度範囲内に加熱した水を前記環状経路内で所定期間に渡って循環させる熱殺菌処理を前記切替弁(60)と前記加熱手段(11)と前記循環ポンプ(70)とを用いて実行するものであり、前記熱殺菌開始時期調整手段(122)は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後前記環状経路内の水が当該環状経路内の水の通る各部分の耐熱温度以下になるまで前記熱殺菌実行手段(121)による前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とするろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0007】
[2]前記熱殺菌開始時期調整手段(122)は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後給湯動作の無い状態で一定時間が経過するまで前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とする[1]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0008】
[3]前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水の温度を検知する温度センサ(36)を設け、前記熱殺菌開始時期調整手段(122)は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後前記温度センサ(36)の検知する温度が前記耐熱温度以下になるまで前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とする[1]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0009】
[4]前記熱殺菌開始時期調整手段(122)は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、それまでに行われた給湯動作の履歴に基づいて前記熱殺菌処理の開始を延期すべき期間の長さを定めるものであることを特徴とする[1]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0010】
[5]少なくとも、前記熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水が前記耐熱温度を越えているとき、前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水を冷却する冷却手段(123)を具備することを特徴とする[1]、[2]、[3]または[4]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0011】
[6]前記冷却手段(123)は、前記加熱手段(11)による加熱動作を停止した状態で所定のファン(14)を駆動して前記熱交換器(12)を空冷するものであることを特徴とする[5]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0012】
[7]前記冷却手段(123)は、前記加熱手段(11)による加熱動作を停止した状態で前記給湯流路(30)側に水を流すことで前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水を冷却するものであることを特徴とする[5]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0013】
[8]少なくとも、前記熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水が前記耐熱温度を越えているとき、前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水を前記環状経路内から排出する排水手段(124)を具備することを特徴とする[1]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0014】
[9]前記排水手段(124)は、前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水を前記浴槽(200)内に排出するものであることを特徴とする[8]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0015】
[10]前記排水手段(124)は、循環ポンプ(70)を駆動した際に前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水がろ過槽(110)へ至る手前の所定箇所で前記追い焚き用循環流路(50)から分岐した排水管を通じて、前記追い焚き用循環流路(50)のうち前記熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水を排出するものであることを特徴とする[8]記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
【0016】
前記本発明は次のように作用する。
熱殺菌開始時期調整手段(122)は、熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後、熱殺菌時に形成される環状経路内の水が当該環状経路内の水の通る各部分の耐熱温度以下になるまで、熱殺菌実行手段(121)による熱殺菌処理の開始を延期させる。
【0017】
このように、環状経路内の水がろ過槽(110)等の耐熱温度以下になるまで熱殺菌処理の実行開始が延期されるので、給湯が行われた直後に熱殺菌処理の開始指示を受けても、耐熱温度を越える高温の湯によって環状経路内の樹脂部材等を劣化させることがない。
【0018】
たとえば、熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、熱殺菌開始時期調整手段(122)は、その後、給湯動作の無い状態で一定時間が経過するまで熱殺菌処理の開始を延期させる。このように、熱殺菌処理の開始時期を、一律に延期するので、延期の必要性の有無判断や延期させる期間の長さを設定変更する等の処理が不要になり、装置構成の簡略化を図ることができる。
【0019】
また、追い焚き用循環流路(50)のうち熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水の温度を検知する温度センサ(36)を設け、この温度センサ(36)の検知する温度が、耐熱温度以下になるまで熱殺菌処理の開始を延期させるものでは、延期期間を最適化して短縮できるとともに、耐熱温度以上の湯の流れることを確実に防止できる。
【0020】
このほか、熱殺菌処理の開始指示を受けるまでに行われた給湯動作の履歴に基づいて、熱殺菌処理の開始を延期すべき期間の長さを定めるようにしてもよい。たとえば、前回の給湯動作が終了した時刻や、その際の給湯温度等を基準に、熱殺菌処理の延期の必要性の有無や延期期間の長さを定めることができる。
【0021】
さらに、冷却手段(123)を具備するものでは、少なくとも、熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で追い焚き用循環流路(50)のうち熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水が耐熱温度を越えているとき、この耐熱温度を越える湯を冷却し、延期期間の短縮を図る。
【0022】
たとえば、加熱手段(11)による加熱動作を停止した状態で、給排気用のファン(14)を駆動して熱交換器(12)を空冷する。また、加熱手段(11)による加熱動作を停止した状態で、給湯流路(30)側に水を流すことで、追い焚き用循環流路(50)のうち熱交換器(12)を通る部分(51)に存する高温の湯を冷却するようにしてもよい。
【0023】
また、排水手段(124)を具備するものでは、少なくとも、熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で追い焚き用循環流路(50)のうち熱交換器(12)を通る部分(51)に存する水が耐熱温度を越えているとき、この耐熱温度を越える湯を環状経路内から排出して延期期間を短縮する。たとえば、浴槽(200)内や別途設けた排水路を通じて、環状経路内に存する高温の湯を排出する。これにより、短時間のうちに環状経路内に耐熱温度を越える湯の存在しない状態を形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
各図は、本発明の一実施の形態を示している。
図1に示すように、本実施の形態にかかる一缶多水路型給湯機10は、浴槽200内の湯を浄化や追い焚きのために循環させる循環用流路50と、給水を加熱して出湯するための給湯流路30とを有している。バーナー11の上方に配置された熱交換器12を、給湯流路30および循環用流路50の双方が経由している。バーナー11の下方には、給気および排気を行うための燃焼ファン14が配置されている。
【0025】
給湯流路30は、熱交換器12のフィンプレートから受熱する配管部分である給湯系受熱管31と、一端が給湯系受熱管31の入側に接続され、他端側が給水の供給元に通じる給水管32と、給湯系受熱管31の出側から延びる給湯管33とから構成されている。給水管32の途中には、通水量を検知するための水量センサー34が設けてある。
【0026】
給湯管33のうち給湯系受熱管31の出側近傍には、給湯系受熱管31で加熱された後の水温を検知する熱交サーミスタ36が配置されている。また給湯管33のうち熱交サーミスタ36よりも下流側の所定箇所には、給湯流路30を通じて出湯される湯量を調整するための水量制御弁37があり、その下流には、給湯確認用の水量センサ38が取り付けられている。
【0027】
給水管32のうち熱交換器12の入側近傍箇所と給湯管33のうち熱交サーミスタ36と水量制御弁37の間の所定箇所との間には、熱交換器12を迂回させて給水管32からの給水を給湯管33に直接流し込むための固定バイパス路40が設けてある。また、給水管32のうち水量センサー34より給水の流入側所定箇所と給湯管33のうち水量制御弁37と水量センサ38の間の所定箇所との間には、熱交換器12を迂回させて給水管32からの給水を給湯管33に流し込むための可変バイパス路41が設けてある。この可変バイパス路41の途中には、給湯管33に流し込む水量を調整するための水量制御弁42が取り付けてある。
【0028】
循環用流路50は、熱交換器12のフィンプレートから受熱する配管部分である循環系受熱管51と、循環系受熱管51の入側と浴槽200に設けた吸入口201との間を接続する追い焚き戻り管52と、循環系受熱管51の出側と浴槽200に設けた吐出口202との間を接続する追い焚き往き管53とから構成されている。
【0029】
追い焚き往き管53のうち循環系受熱管51の出側近傍の所定箇所54には、可変バイパス路41の合流箇所43と水量センサ38との間で給湯管33から分岐した連絡管44が合流している。連絡管44の途中には、当該連絡管44を閉鎖するか開通させるかを切り替えるための注湯切替弁45が設けてある。注湯切替弁45を開くことで、給湯系受熱管31で加熱された湯が連絡管44を通じて合流箇所54から循環用流路50内へ流れ込み、循環用流路50を通じて浴槽200へ注湯できるようになっている。
【0030】
追い焚き往き管53の途中には、管内の通水を確認するための流水センサ55が設けてある。追い焚き戻り管52の途中には、第1電動三方弁60と、循環ポンプ70と、電動五方弁80と、第2電動三方弁90と、流水センサ72とが吸入口201から熱交換器12の入側に向けて上述の順で配置されている。また流水センサ72の近傍には、管内の水温を検知するための風呂サーミスタ74が取り付けてある。循環系受熱管51の出側近傍には、この部分の配管内に存する水の温度を検知するための風呂巻水管サーミスタ71が取り付けて有る。
【0031】
第1電動三方弁60は、第1接続口61と、第2接続口62と、第3接続口63とを有している。また電動五方弁80は、第4接続口81から第8接続口85の5つの接続口を有し、第2電動三方弁90は、第9接続口91と、第10接続口92と、第11接続口93とを備えている。追い焚き戻り管52は、浴槽200内の吸入口201から第1電動三方弁60の第1接続口61に入り、第1電動三方弁60の第2接続口62から電動五方弁80の第4接続口81に接続されている。さらに、電動五方弁80の第5接続口82から逆止弁73を介して第2電動三方弁90の第9接続口91へと接続され、第2電動三方弁90の第11接続口93から流水センサ72を通じて循環系受熱管51の入側に通じている。
【0032】
第1電動三方弁60の第3接続口63には、追い焚き往き管53のうち吐出口202と流水センサ55との間から分岐した第1バイパス路101が接続されている。また第2電動三方弁90の第2接続口92には、追い焚き往き管53のうち流水センサ55と合流箇所54との間の所定箇所から分岐した第2バイパス路102が接続されている。電動五方弁80の有する第6接続口83はろ過槽110の順方向出側111と接続され、電動五方弁80の第7接続口84には、排水管75が接続されている。電動五方弁80の第8接続口85は、紫外線殺菌灯76を介してろ過槽110の順方向入側112に接続されている。
【0033】
ろ過槽110の内部には、ろ材が格納してあり、順方向入側112から流入した水は、ろ材を通過する際にゴミ等が除去されて浄化され、順方向出側111から排出される。循環ポンプ70は、第1電動三方弁60の第2接続口62側から電動五方弁80の第4接続口81側に向かって管内の水を送り出すようになっている。
【0034】
第1電動三方弁60は、第1接続口61と第2接続口62とが連通される浴槽経由状態と、第2接続口62と第3接続口63とが連通される浴槽迂回状態とに少なくとも電動で切り替え可能になっている。第2電動三方弁90は、第9接続口91と第10接続口92とを連通させた熱交迂回状態と、第9接続口91と第11接続口93と連通させた熱交経由状態とに少なくとも電動で切り替え可能になっている。
【0035】
また電動五方弁80は、第4接続口81を第5接続口82から第8接続口85のうちのいずれかと連通させるとともに第4接続口81と連通していない残り3つの接続口のうちのいずれか2つの接続口同士の間を連通される連通状態と、いずれの接続口81〜85同士も連通させずに各接続口81〜85を閉鎖する閉鎖状態とに電動で切り替え可能になっている。
【0036】
一缶多水路型給湯機10は、給湯動作、注湯動作、追い焚き動作、ろ過動作、熱殺菌処理など各種の動作を制御するための制御部120を備えている。制御部120は、熱殺菌処理を実行するために、バーナー11の燃焼、循環ポンプ70の駆動、各弁60、80、90、45の切り替えを行う熱殺菌実行部121と、熱殺菌処理の実行開始時期を延期させる開始時期調整部122と、冷却制御部123と、排水制御部124を備えている。
【0037】
制御部120には、各種の弁45、60、80、90のほか循環ポンプ70や流水センサ55、72、さらには熱交サーミスタ36、風呂サーミスタ74、風呂巻水管サーミスタ71など各種の制御部品やセンサ類が簡略図示した配線125によって電気的に接続されている。また制御部120には、出湯温度の設定や、風呂の追い焚き指示等を受け付けるための図示しないリモコンが接続されている。このリモコンは浴室等に設置されるものである。
【0038】
次に作用を説明する。
まず、通常ろ過運転について説明する。通常ろ過運転は、浴槽200内の水をろ過槽110を経由するように循環用流路50を循環させて浄化する運転モードである。通常ろ過運転では、第1電動三方弁60は、第1接続口61と第2接続口62とが連通し、第3接続口63の閉塞された浴槽経由状態に設定される。また電動五方弁80は、第4接続口81と第8接続口85が連通し、かつ第6接続口83と第5接続口82の連通する順方向ろ過槽経由状態に設定される。
【0039】
第2電動三方弁90は、循環中の浴槽水を加熱しながら浄化する場合には、第9接続口91と第11接続口93とが連通する熱交経由状態に設定され、保温すべき設定温度に達し、さらに加熱する必要のない場合は、第9接続口91と第10接続口92とが連通する熱交迂回状態に設定される。
【0040】
図2は、通常ろ過運転時における浴槽水の流れる経路を示している。熱交換器12で加熱する場合は、図中の矢印301〜309で示す経路で浴槽水が循環する。非加熱の場合は、上記の経路のままでも良いが、給湯動作が開始されると、給湯系受熱管31とともに循環系受熱管51も同時に加熱され、浴槽水を設定保温温度に維持することができなくなるので、第2電動三方弁90を熱交迂回状態に設定し、図中の矢印310側に浴槽水を流すようになっている。
【0041】
図3は、熱殺菌処理時に循環ポンプによって送り出された水の流れる経路を示している。熱殺菌処理時において、電動五方弁80は、通常ろ過運転の場合と同様に順方向ろ過槽経由状態に設定される。第1電動三方弁60は第3接続口63と第2接続口62とが連通する浴槽迂回状態に設定され、第2電動三方弁90は、熱交経由状態に設定される。
【0042】
この状態で循環ポンプ70を駆動すると、当該循環ポンプ70によって送り出された水は、矢印320〜327で示すような環状経路を循環するように流れる。熱殺菌処理は、バーナー11を適宜燃焼させることによって、環状経路内の水を約65℃まで加熱した状態を維持しつつ、数分間、この環状経路内に湯を循環させるものである。
【0043】
図4は、熱殺菌処理の開始タイミングを調整する際の流れを示している。熱殺菌処理は、通常、1日に一回程度行われるものであり、たとえば、深夜の3時等など予め予約した時間が到来するごとと、熱殺菌処理の開始指示が制御部120自身の所定回路部分から出力される。なお、本実施の形態では、給湯動作中は、熱殺菌処理の開始指示が出力されないようになっている。
【0044】
熱殺菌処理の開始指示が発生すると(ステップS401;Y)、開始時期調整部122は、ろ過槽110など前述の環状経路に存在する各種周辺部材の耐熱温度よりも、環状経路内の水温が低い状態になっているか否かを確認する(ステップS402)。すなわち、給湯動作が行われた直後に熱殺菌処理の開始指示が出力された場合には、循環系受熱管51内に高温の湯が滞留しているので、このまま環状経路を形成して熱殺菌処理を開始すると、周辺部材の耐熱温度を越える湯がろ過槽110等の存する部分に流れてしまう。そこで、環状経路内の水の温度が周辺部材の耐熱温度を越える場合には(ステップS402;N)、熱殺菌処理の開始時期を遅延させ、耐熱温度以下になったとき、熱殺菌実行部121による熱殺菌処理の実行を開始させる(ステップS403)。
【0045】
耐熱温度を越えない状態が形成されるまでの遅延は、以下に示す各種形態のうちのいずれか1つを選択し得るようになっている。第1の遅延形態は、前回の給湯燃焼が終了してから、予め定めた時間が経過するまで、熱殺菌処理の実行開始を遅延させるものである。たとえば、前回の給湯動作終了後、10分が経過するまで熱殺菌処理の開始を遅延させる。この場合、給湯動作が終了してから4分経過後に熱殺菌処理の開始指示を受けたとすると、その後さらに6分が経過するまで、熱殺菌処理の実行開始が遅延されることになる。
【0046】
なお、前回行われた給湯動作の設定温度の高低に応じて、給湯動作終了後に必要となる遅延時間の長さを変更するようにしてもよい。
【0047】
第2の遅延形態は、前回の給湯動作終了からの経過時間にかかわらず、熱殺菌処理の開始指示を受けてから、常に、所定の待機時間が経過するまで熱殺菌処理の実行開始を遅延させるものである。この待機時間は、設定温度が最も高い状態での給湯動作が熱殺菌処理の開始指示の発生する直前に終了した場合に、循環系受熱管51内の湯温が耐熱温度以下まで低下するのに要する時間よりも長くなるように予め設定したものである。
【0048】
熱殺菌処理は、1日に1回程度行えば良いものであって、その開始時期が厳密である必要はないので、このように一律に所定の待機時間だけ遅延させても、問題はない。
【0049】
第3の遅延形態は、風呂巻水管サーミスタ71で循環系受熱管51内の湯温を監視し、風呂巻水管サーミスタ71の検知した温度が耐熱温度以下になるまで熱殺菌処理の開始時期を遅延させるものである。なお、実際は、循環系受熱管51内で最も高温になる部分の湯温を風呂巻水管サーミスタ71によって直接測定できないので、風呂巻水管サーミスタ71の示す温度を基準に循環系受熱管51内の最も高温になる部分の湯温を推定し、その推定した温度が耐熱温度以下になるまで熱殺菌処理の開始時期を遅延させている。
【0050】
第3の遅延形態では、熱殺菌処理の開始指示が出力された時点で、既に風呂巻水管サーミスタ71によって検出される湯温が耐熱温度以下の場合には、遅延なしに直ぐに熱殺菌処理の実行が開始されることになる。
【0051】
上述の第1から第3の遅延形態では、これに循環系受熱管51内の湯を強制冷却する動作を付加するようにしてもよい。たとえば、第2の遅延形態に冷却動作を併用すれば、給湯動作終了後に必要となる遅延時間の長さを、冷却される分だけ短く設定することができる。
【0052】
冷却方法には、空冷方式と水冷方式とが考えられる。空冷方式は、熱殺菌処理の開始時期を遅延させている際に、バーナー11を燃焼させないで、燃焼ファン14を駆動するものである。水冷方式は、バーナー11を燃焼させない状態で、給湯流路30側から連絡管44、循環用流路50を通じて加熱しない水を浴槽200へ注水するものである。
【0053】
水冷の場合には、第2電動三方弁90を第9接続口91と第10接続口92とが連通し第11接続口93の閉塞される状態に設定して注湯切替弁45を開く。これにより、給湯流路30内の水が合流箇所54から循環用流路50側に流れ込むとともに、この水は第11接続口93が閉塞されており、かつ逆止弁73が存在するので、吐出口202から浴槽200へと流れ込む。このようにして給湯流路30の給湯系受熱管31部分に加熱されない冷たい水を流すことで、給湯系受熱管31と接する循環系受熱管51内の湯が冷却され、遅延時間を短縮することができる。
【0054】
これまでに説明した各遅延形態は、循環系受熱管51内の湯温が低下するのを待つか、あるいは強制的に冷却するものであるが、以下に示す第4、第5の遅延形態は、循環系受熱管51内に存する水を、ろ過槽110など耐熱温度の比較的低い部材の存する部分を経由せずに環状経路内から排出し、この排出動作が終了するまで熱殺菌処理の開始を遅延させるものである。
【0055】
排水制御部124は、熱殺菌処理の開始指示を受けると、循環系受熱管51に存する湯を吐出口202側から浴槽200へ、あるいは後に説明する排水管を通じて外部に排出する。浴槽200へ排出する場合は、通常ろ過運転と同様の動作を、少なくとも循環系受熱管51内に存する水が吐出口202から流出し終えるまで行えばよい。ろ過槽110を経由せずに循環系受熱管51内の水を排水管75へ排出することは、図1に示した構成では実現できないが、たとえば、追い焚き往き管53の途中から分岐する排水管と、当該排水管へ追い焚き往き管53内の水を流すか否かを切り替える切替弁とを設ければ排水管への排出が可能になる。
【0056】
すなわち、上述の切替弁を排水管側に水の流れる状態に設定し、かかる状態で通常ろ過運転を行えば、循環系受熱管51内の水は追い焚き往き管53の途中から分岐した排水管側に排出される。このように排水管へ排出した場合には、それに見合う分の湯を、後に注湯することが望ましい。
【0057】
図5は、図1に示した一缶多水路型給湯機10において電動五方弁80および逆止弁73を第3〜第6の電動三方弁510、520、530、540で置き換えたものである。通常ろ過運転および熱殺菌処理を行う際には、配管内の水が図中の矢印551〜554で示すごとく流れるように各弁が設定される。
【0058】
以上説明した実施の形態では、各種の遅延形態を選択可能に構成したが、これら全ての遅延形態を備える必要はなく、いずれか1つの遅延形態だけを実行し得るように構成してもよい。
【0059】
このほか実施の形態では一缶二水路型の給湯と追い焚きを行うことのできるろ過機能付き一缶多水路型給湯機の例を示したが、これに限定されず、暖房経路をさらに加え、給湯と追い焚きと暖房の各流路を共通の熱交換器で加熱する一缶多水路型の熱交換器を備えたものであっても本願は有効である。なお、バーナーへ供給する燃料はガス以外に石油等であってもかまわない。また、石油等ではガンタイプバーナーのようなバーナーレスタイプなどでもよい。
【0060】
【発明の効果】
本発明にかかるろ過機能付き一缶多水路型給湯機によれば、熱殺菌時に形成される環状経路内の水がろ過槽等の耐熱温度以下になるまで熱殺菌処理の実行開始が遅延されるので、給湯が行われた直後に、熱殺菌処理の開始指示を受けても、耐熱温度を越える高温の湯によって環状経路内の樹脂部材等を劣化させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るろ過機能付き一缶多水路型給湯機を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るろ過機能付き一缶多水路型給湯機が通常ろ過運転を行う際に浴槽水の流れる経路を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るろ過機能付き一缶多水路型給湯機が熱殺菌処理を行う際に循環ポンプによって送り出される水の循環する環状経路を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るろ過機能付き一缶多水路型給湯機が熱殺菌処理の開始時期を調整する際の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るろ過機能付き一缶多水路型給湯機の電動五方弁および逆止弁を4つの電動三方弁で置き換えたものを示す説明図である。
【符号の説明】
10…ろ過機能付き一缶多水路型給湯機
11…バーナー
12…熱交換器
14…燃焼ファン
30…給湯流路
31…給湯系受熱管
32…給水管
33…給湯管
44…連絡管
45…注湯切替弁
50…循環用流路
51…循環系受熱管
53…追い焚き往き管
54…合流箇所
60…第1電動三方弁
70…循環ポンプ
71…風呂巻水管サーミスタ
73…逆止弁
74…風呂サーミスタ
75…排水管
76…紫外線殺菌灯
80…電動五方弁
90…第2電動三方弁
101…第1バイパス路
102…第2バイパス路
110…ろ過槽
120…制御部
121…熱殺菌実行部
122…開始時期調整部
123…冷却制御部
124…排水制御部
200…浴槽
201…吸入口
202…吐出口

Claims (10)

  1. 少なくとも浴槽に設けた吸入口と吐出口との間を結ぶ追い焚き用循環流路と給水を通すための給湯流路とが共通の熱交換器を経由するとともに、前記浴槽内の水を浄化するためのろ過槽と循環ポンプとを前記追い焚き用循環流路の途中に備えたろ過機能付き一缶多水路型給湯機において、
    バイパス路と、切替弁と、前記熱交換器を加熱する加熱手段と、熱殺菌実行手段と、熱殺菌開始時期調整手段とを備え、
    前記バイパス路は、前記ろ過槽と前記循環ポンプと前記熱交換器とを経由する環状経路が形成されるように前記追い焚き用循環流路の所定の2箇所を接続するものであり、
    前記切替弁は、前記循環ポンプによって送り出される水を前記バイパス路側に流して前記環状経路内で循環させるか否かを切り替えるものであり、
    前記熱殺菌実行手段は、予め定めた温度範囲内に加熱した水を前記環状経路内で所定期間に渡って循環させる熱殺菌処理を前記切替弁と前記加熱手段と前記循環ポンプとを用いて実行するものであり、
    前記熱殺菌開始時期調整手段は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後前記環状経路内の水が当該環状経路内の水の通る各部分の耐熱温度以下になるまで前記熱殺菌実行手段による前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とするろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  2. 前記熱殺菌開始時期調整手段は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後給湯動作の無い状態で一定時間が経過するまで前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とする請求項1記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  3. 前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水の温度を検知する温度センサを設け、前記熱殺菌開始時期調整手段は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、その後前記温度センサの検知する温度が前記耐熱温度以下になるまで前記熱殺菌処理の開始を延期させるものであることを特徴とする請求項1記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  4. 前記熱殺菌開始時期調整手段は、前記熱殺菌処理の開始指示を受けたとき、それまでに行われた給湯動作の履歴に基づいて前記熱殺菌処理の開始を延期すべき期間の長さを定めるものであることを特徴とする請求項1記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  5. 少なくとも、前記熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水が前記耐熱温度を越えているとき、前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水を冷却する冷却手段を具備することを特徴とする請求項1、2、3または4記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  6. 前記冷却手段は、前記加熱手段による加熱動作を停止した状態で所定のファンを駆動して前記熱交換器を空冷するものであることを特徴とする請求項5記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  7. 前記冷却手段は、前記加熱手段による加熱動作を停止した状態で前記給湯流路側に水を流すことで前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水を冷却するものであることを特徴とする請求項5記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  8. 少なくとも、前記熱殺菌処理の開始指示を受けた時点で前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水が前記耐熱温度を越えているとき、前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水を前記環状経路内から前記ろ過槽を経由せずに排出する排水手段を具備することを特徴とする請求項1記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  9. 前記排水手段は、前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水を前記浴槽内に排出するものであることを特徴とする請求項8記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
  10. 前記排水手段は、循環ポンプを駆動した際に前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水がろ過槽へ至る手前の所定箇所で前記追い焚き用循環流路から分岐した排水管を通じて、前記追い焚き用循環流路のうち前記熱交換器を通る部分に存する水を排出するものであることを特徴とする請求項8記載のろ過機能付き一缶多水路型給湯機。
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