JP3968162B2 - 磁気駆動加振装置を備えた遊技機 - Google Patents
磁気駆動加振装置を備えた遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3968162B2 JP3968162B2 JP34358797A JP34358797A JP3968162B2 JP 3968162 B2 JP3968162 B2 JP 3968162B2 JP 34358797 A JP34358797 A JP 34358797A JP 34358797 A JP34358797 A JP 34358797A JP 3968162 B2 JP3968162 B2 JP 3968162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron piece
- axis direction
- movable iron
- controller
- working table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作用台（２）に搭乗又は着席する人体に傾斜、移動、振動を体感させる機能を有する遊技機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
作用台を有する遊技機に於いて、当該作用台に搭乗又は、着席する人体に傾斜や移動を与える駆動源の手段としては、油圧、空圧、電動機が主で、振動は電磁石によるものが主である。しかるに傾斜や移動に振動を重畳させる場合は、２種類以上の駆動源を使用してる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、作用台を有する遊技機に於いて、電磁石のみの駆動源で、傾斜又は移動に振動を重畳させる事を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の作用台を有する遊技機で請求項１に於いては、図１と図４に示すように、可動鉄片（１）を吊り下げた首振り機構（４）を有する作用台（２）、可動鉄片（１）をＸ軸方向とＹ軸方向に駆動する２個を１対とした電磁石（３）２組と、各々の電磁石を励磁する励磁器（８）、傾斜角度を設定する設定器（１０）、当該角度を検出する角度検出器（５）、作用台（２）の傾斜角度を制御するための、誤差増幅器とロウパスフィルターを、内蔵した制御器（９）を具備したものである。
【０００５】
他の実施形態に於いては、図２と図４に示すように、作用台（２）を有し、２方向滑り機構（６）で支持された可動鉄片（１）を、Ｘ軸方向とＹ軸方向に駆動させる２個を１対とした電磁石（３）２組と、各々の電磁石を励磁する励磁器（８）、移動距離を設定する設定器（１０）、当該距離を検出する変位検出器（７）、作用台（２）の移動距離を制御するための、誤差増幅器とロウパスフィルターを、内蔵した制御器（９）を具備したものである。
【０００６】
【作用】
図３に示すように、可動鉄片（１）を中心に当該鉄片（１）を挟んで対向に、Ｘ軸方向とＹ軸方向に１対づつ、電磁石（３）が配置され、各電磁石（３）と可動鉄片（１）の間は、当該鉄片（１）の必要移動量に応じた空間が設けられている。対向している電磁石（３）は、可動鉄片（１）が移動しやすいよう、互いに制御器（９）と励磁器（８）により差動的に励磁され２組の電磁石（３）で全方位の移動が可能である。
【０００７】
当該鉄片（１）のＸ軸方向、Ｙ軸方向の移動量は、各々設定器（１０）より独立して出力される設定信号と、検出器（５）又は（７）より帰還される検出信号が制御器（９）に入力され、制御器（９）内部の誤差増幅器で誤差分を励磁信号として各々の励磁器（８）に出力され、負帰還制御系として動作し移動量が決定される。
【０００８】
更に制御器（９）内部の誤差増幅器に付加されているロウパスフィルターは、設定器（１０）より出力される設定信号に、当該ロウパスフィルターを通過しない高い周波数の振動信号を重畳させると、振動信号は負帰還系を通過せずに、そのまま出力され、可動鉄片（１）の移動中、停止中に関わらず、当該鉄片（１）を加振し、結果的には作用台（２）を加振する。
【０００９】
【実施例】
本発明の一実施例の基本動作について図３を参照して説明すると、何らかの機械的手法で支持された可動鉄片（１）は、２組の対向する電磁石（３）を各組各々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に移動できる。
【００１０】
請求項１について図１を参照にして説明すると、首振り機構（４）で支持された可動鉄片（１）と連結する作用台（２）は、２組の対向する電磁石（３）を各組別々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に傾斜させる事が可能で、換言すると全方位の傾斜と加振が可能である。
他の実施形態について図２を参照にして説明すると、２方向滑り機構（６）で支持された可動鉄片（１）と連結する作用台（２）は、２組の対向する電磁石（３）を各組別々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に移動させることが可能で、換言すると全方位の移動と加振が可能である。
【００１１】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載される効果を有する。
【００１２】
１種類の駆動手段で、作用台（２）の傾斜や移動に振動を重畳する事ができるため、構造が簡単である。
【００１３】
作用台（２）を有し、特に搭乗又は、着席する人体の視聴覚に、映像と音声を提供する遊技機に於いて、当該映像と音声に合致した傾斜、移動、振動が容易に提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の磁気駆動加振装置を備えた遊技機の要部正面図で、Ｘ軸方向の駆動部分を示す。
【図２】 他の実施形態を示した図１と同様な図である。
【図３】 図１の上面図である。
【図４】本発明の電気回路構成図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、作用台（２）に搭乗又は着席する人体に傾斜、移動、振動を体感させる機能を有する遊技機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
作用台を有する遊技機に於いて、当該作用台に搭乗又は、着席する人体に傾斜や移動を与える駆動源の手段としては、油圧、空圧、電動機が主で、振動は電磁石によるものが主である。しかるに傾斜や移動に振動を重畳させる場合は、２種類以上の駆動源を使用してる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、作用台を有する遊技機に於いて、電磁石のみの駆動源で、傾斜又は移動に振動を重畳させる事を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の作用台を有する遊技機で請求項１に於いては、図１と図４に示すように、可動鉄片（１）を吊り下げた首振り機構（４）を有する作用台（２）、可動鉄片（１）をＸ軸方向とＹ軸方向に駆動する２個を１対とした電磁石（３）２組と、各々の電磁石を励磁する励磁器（８）、傾斜角度を設定する設定器（１０）、当該角度を検出する角度検出器（５）、作用台（２）の傾斜角度を制御するための、誤差増幅器とロウパスフィルターを、内蔵した制御器（９）を具備したものである。
【０００５】
他の実施形態に於いては、図２と図４に示すように、作用台（２）を有し、２方向滑り機構（６）で支持された可動鉄片（１）を、Ｘ軸方向とＹ軸方向に駆動させる２個を１対とした電磁石（３）２組と、各々の電磁石を励磁する励磁器（８）、移動距離を設定する設定器（１０）、当該距離を検出する変位検出器（７）、作用台（２）の移動距離を制御するための、誤差増幅器とロウパスフィルターを、内蔵した制御器（９）を具備したものである。
【０００６】
【作用】
図３に示すように、可動鉄片（１）を中心に当該鉄片（１）を挟んで対向に、Ｘ軸方向とＹ軸方向に１対づつ、電磁石（３）が配置され、各電磁石（３）と可動鉄片（１）の間は、当該鉄片（１）の必要移動量に応じた空間が設けられている。対向している電磁石（３）は、可動鉄片（１）が移動しやすいよう、互いに制御器（９）と励磁器（８）により差動的に励磁され２組の電磁石（３）で全方位の移動が可能である。
【０００７】
当該鉄片（１）のＸ軸方向、Ｙ軸方向の移動量は、各々設定器（１０）より独立して出力される設定信号と、検出器（５）又は（７）より帰還される検出信号が制御器（９）に入力され、制御器（９）内部の誤差増幅器で誤差分を励磁信号として各々の励磁器（８）に出力され、負帰還制御系として動作し移動量が決定される。
【０００８】
更に制御器（９）内部の誤差増幅器に付加されているロウパスフィルターは、設定器（１０）より出力される設定信号に、当該ロウパスフィルターを通過しない高い周波数の振動信号を重畳させると、振動信号は負帰還系を通過せずに、そのまま出力され、可動鉄片（１）の移動中、停止中に関わらず、当該鉄片（１）を加振し、結果的には作用台（２）を加振する。
【０００９】
【実施例】
本発明の一実施例の基本動作について図３を参照して説明すると、何らかの機械的手法で支持された可動鉄片（１）は、２組の対向する電磁石（３）を各組各々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に移動できる。
【００１０】
請求項１について図１を参照にして説明すると、首振り機構（４）で支持された可動鉄片（１）と連結する作用台（２）は、２組の対向する電磁石（３）を各組別々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に傾斜させる事が可能で、換言すると全方位の傾斜と加振が可能である。
他の実施形態について図２を参照にして説明すると、２方向滑り機構（６）で支持された可動鉄片（１）と連結する作用台（２）は、２組の対向する電磁石（３）を各組別々に差動的に励磁することによりＸ軸方向、Ｙ軸方向に同時に移動させることが可能で、換言すると全方位の移動と加振が可能である。
【００１１】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載される効果を有する。
【００１２】
１種類の駆動手段で、作用台（２）の傾斜や移動に振動を重畳する事ができるため、構造が簡単である。
【００１３】
作用台（２）を有し、特に搭乗又は、着席する人体の視聴覚に、映像と音声を提供する遊技機に於いて、当該映像と音声に合致した傾斜、移動、振動が容易に提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の磁気駆動加振装置を備えた遊技機の要部正面図で、Ｘ軸方向の駆動部分を示す。
【図２】 他の実施形態を示した図１と同様な図である。
【図３】 図１の上面図である。
【図４】本発明の電気回路構成図である。
Claims (1)
- 遊技者が搭乗または着席する作用台を有する遊技機に於いて、前記作用台の下方には、首振り機構と可動鉄片とをこの順序で設け、前記可動鉄片をＸ軸方向とＹ軸方向に移動させる４個の電磁石が前記可動鉄片を取り囲んで配置され、該電磁石を各々に励磁する励磁器と、該励磁器に振動信号を出力して前記電磁石を励磁せしめることにより前記作用台を加振する制御器と、前記作用台の傾斜角度を設定し、その設定信号を前記制御器に入力する設定器と、前記作用台の傾斜角度を検出し、その検出信号を前記制御器に入力する角度検出器と、を備え、前記制御器は、前記設定器にて設定された作用台の傾斜角度を、前記角度検出器からの検出信号に基づいて制御すると共に前記作用台に振動を与えることを特徴とする磁気駆動加振装置を備えた遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34358797A JP3968162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 磁気駆動加振装置を備えた遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34358797A JP3968162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 磁気駆動加振装置を備えた遊技機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137856A JPH11137856A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3968162B2 true JP3968162B2 (ja) | 2007-08-29 |
Family
ID=18362691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34358797A Expired - Fee Related JP3968162B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 磁気駆動加振装置を備えた遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3968162B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP34358797A patent/JP3968162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11137856A (ja) | 1999-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7255008B2 (en) | Vibration-testing system | |
| JP3639625B2 (ja) | エレベータかご横方向懸架装置用磁気装置 | |
| JP2010125969A (ja) | 移動体 | |
| JP6855332B2 (ja) | 振動試験装置 | |
| JP3968162B2 (ja) | 磁気駆動加振装置を備えた遊技機 | |
| JP2008063065A (ja) | 非接触走行方式のエレベータ | |
| US6135552A (en) | Rocking chair device | |
| JPH10311364A (ja) | 能動的除振制振装置 | |
| KR20220076359A (ko) | 모션 시뮬레이터 | |
| JP3635343B2 (ja) | 磁気軸受装置 | |
| JP4980029B2 (ja) | 振動装置 | |
| CN108433932A (zh) | 一种音波振动装置 | |
| JP2001080815A (ja) | 用紙揃装置 | |
| JPH08215429A (ja) | 加速度体感装置 | |
| JPH07298417A (ja) | 磁気浮上車 | |
| JPS5921672B2 (ja) | シンドウハツセイソウチ | |
| JPS6335165A (ja) | 駆動装置 | |
| JP2001103728A (ja) | 浮上動揺装置 | |
| JPH09166138A (ja) | 磁気軸受装置 | |
| JPH0751109Y2 (ja) | 揺動遊戯機 | |
| JPH10217162A (ja) | 位置決め装置 | |
| JPH0621839B2 (ja) | 振動台制御装置 | |
| JP5136377B2 (ja) | 移動体、及びそのメンテナンス方法 | |
| JP3756662B2 (ja) | サーボアクチュエータの制御装置 | |
| JP2008259765A (ja) | 自走車とその制御装置及び制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040608 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060919 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061110 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070529 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070604 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |