JP3968017B2 - 筒状編地同士を連結する方法およびその編地 - Google Patents
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Description
本発明は、隣接して編まれた少なくとも2つの筒状編地を側端部で互いに接続する連結部、例えばセーターでは袖と身頃との連結箇所としての脇部、タイツでは両脚部が連結される股部、などの改良された編成方法およびその方法で編まれた編地に関する。
背景技術
横編機に用いて例えばセーター等のニットウエアを編成する場合に、針床上の異なる領域の針を使用し、身頃部と左右の両袖部をそれぞれが前針床の針で編成される前側編地部分と、後針床の針で編成される後側編地部分をその両側端部で接続した筒状の編地として裾部から編み始められ、脇部においてこれら編地を連結する。これらを脇部で連結した後は、身頃部と両袖部の両方に対して給糸して一つの大きな筒状編地として肩に向けて編成することで縫製等の後工程を省略ないし簡略できるニットウエアを編成できる。編地同士を接続して連結部とするものとして上記したセーターの脇以外に、例えばタイツ等の股部などがある。タイツでは爪先側から腰部に向けて左右の脚部を筒状に編成し、腰部との境界で左右の脚部が連結され、これに続いて腰部が一つの大きな筒状体として編成されることになる。
一般に隣接する2つの筒状の編地同士を連結して脇や股部を形成する方法として、一方の筒状編地を目移しにより隣接する他方の筒状編地側に移動させ、それぞれの側端部の編目同士を重ね合わせ、以降の編成においてこの2重編目に次コースの編目を形成することでこれを行うものがある。
しかし、側端部の編目同士の重合により連結部を形成しているので着用の際に該部分が引っ張られたりするとその力がこの重合編目一点に集中してしまうため該部分で編地が破断しやすい。また連結部では、2重編目に続いて次コースの編目が形成されるだけなので連結部に孔が開いてしまい美観を損なう問題があった。
そのため連結箇所では、編地同士の境界部において隣接する各編地の境界部に位置する側端の数目を係止する前後針床の針にジグザグ状に給糸してリブ編することで、孔が開くのを抑えるようにしているが、編地の破断を防ぐにはさほど効果はなくセーターの脇部やパンツの股部は引っ張り強度など機能面について問題があった。
本発明の課題は、筒状編成される編地同士の側端を接続してセーターの脇やパンツの股のようなニットウエアの連結部分に孔の発生を抑え、且つ引っ張り強度を大きくする編成方法およびそれにより編まれた編地を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明では上記課題を達成するために、少なくとも前後一対の針床を備え、その何れか一方または双方の針床が左右ラッキング可能に構成される横編機で、前側編地部分と、後側編地部分が編み幅の側端部で互いに接続された状態で編成される筒状編地を針床上の異なる領域を使用して少なくとも2つ編成した後、これら筒状編地の側端部同士を互いに接続することでニットウエアの脇や股などの連結部を形成する編地の編成方法において、筒状編地の前側または後側の一方の編地部分を第1針床で、他方の編地部分を第2針床でそれぞれ係止した状態で、一方の筒状編地から他方の筒状編地に向けて処理を進めて両編地を連結する方法であって以下のステップを含む;
a)一方の筒状編地の側端ウエールの編目を係止する針(h)から処理を開始し、まず側端ウエールの編目を係止する一方の針床の針(h)に処理の進行方向と反対向きに給糸してニットループを形成し、次に他方の針床の針(h)に処理の進行方向に給糸してニットループを形成するフクロ編みを行うステップ、
b)前記ステップa)で使用した針(h)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(g)に対して前記ステップa)と同様なフクロ編みを行うステップ、
c)前記ステップb)で使用した針(g)よりも処理の進行方向側に2つ進んで他方の筒状編地の側端ウエールの編目を係止する針(i)にシフトさせ、該針に対して上記と同様なフクロ編みを行うステップ、
d)前記c)で使用した針(i)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(h)に対して給糸してフクロ編みを行うステップ、
e)前記ステップd)で使用した針(h)よりも処理の進行方向側に2つ進んだ側の編目を係止する針(j)にシフトさせ、該針に対して上記と同様なフクロ編みを行うステップ、
f)前記e)で使用した針(j)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(i)に対して給糸してフクロ編みを行うステップ。
また好ましくは前記連結部の処理は一方の筒状編地の編成に用いられた編糸を使って行う。
また前記隣接する筒状編地の間には適宜数の空き針が挿入され、該挿入された空き針に対しても処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返してニットループを形成することで連結部にマチを形成する。
また前記マチのニットループの形成がリブ編みにより行う。
また編地が上記した編成方法により製造される。
これによれば並べて編成した少なくとも2つの筒状編地の側端部同士を互いに接続してニットウエアの脇や股など形成する際に一方の筒状編地から他方の筒状編地に向けて処理を進めて両編地を連結する。この間、処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針に対して給糸してフクロ編みを行った後、これに続いて処理の進行方向側に2つ進んだ側の編目を係止する針にシフトさせ、該針に対して上記と同様なフクロ編みを行うといった編成を繰り返して行う。そのため一方の筒状編地の側端はフクロ編みによって形成される前後のニットループの間に渡り糸が真っ直ぐと延びる。この渡り糸は連結部を緊密に結び付けて孔の発生を抑える。またフクロ編みが処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進んだ針を使って繰り返し行われるので左右のニットループ間に渡り糸が水平に延びる。そのため着用の際に連結部が引っ張られても編地からこの渡り糸が引き出されるので該部分での編地の破断を抑える。またこの引き出される渡り糸は連結部に伸びを与えることになる。
また隣接する筒状編地の間には適宜数の空き針が挿入された状態で連結部の処理を進め、その際にこれら空き針に対しても処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返してニットループを形成する。これにより隣接する筒状編みの間にマチが形成される。このマチ部分も上記と同様に前後に延びる渡り糸および左右に延びる渡り糸により連結部を緊密にであるとともに伸びのあるものとする。またマチはリブ編みにより行うことでフクロ編みに比し給糸方向の反転回数を減少でき編成効率を高める。
発明を実施するための最良の形態
次に本発明の好適な実施例を図面とともに以下説明する。図1はニットウエアとしてセーター1の身頃3と一方の袖5(左袖のみ示す)が脇7で連結される直前の状態を示す。セーター1の編成は例えば前後一対の針床を備え、その何れか一方または双方の針床がラッキング可能に構成される所謂2枚ベッド横編機と呼ばれる汎用の横編機を用いることができる。身頃3と袖5はそれぞれの前側編地部分3a,5aと後側編地部分3b,5bが側端部で接続された筒状編地として針床上の異なる領域を使用して裾側から肩に向けて筒状に編成される。この状態では身頃3と袖5の前側編地部分が前針床の針に、後側編地部分が後針床の針に係止されている。図2は身頃3と袖5を連結する場合の実施例1に係る編成ステップを示す。図3および図4は実施例2による編成ステップを示し、脇部分7に適宜数のウエールからなるマチを形成して連結部を形成する場合を示す。図5および図6は実施例2の変形例を示す。各図では説明の便宜を図るため実際の編地編成に使用される針数に比して極少数の針数とした。図の左端に示した数字はステップを、その隣の左右方向の矢印は給糸方向を、その隣のFは前針床、Bは後針床を示す。またアルファベットa〜tは針を示す。
<実施例1>
実施例1では身頃3と袖5の互いに隣接する側端の前後各2目づつに編目を形成しながら身頃3と袖5を連結する場合について示す。ステップSは編成が図1の状態に達した際の針床における身頃3と袖5の各編目の係止状態を示す。前身頃3aは前針床の針a〜h、後身頃3bは後針床の針a〜h、袖の前側編地5aは前針床の針i〜p、袖の後側編地5bは後針床の針i〜pにそれぞれ係止されている。ステップ1とステップ2は脇部接続の直前の状態の身頃3と袖5の編目コースの編成を示し、それぞれが異なる編糸を使用して編成される。身頃3と袖5はステップ1とステップ2の編成を繰り返すことでそれぞれが筒状に編成される。
続くステップ3〜14で身頃3と袖5の側端部を接続して連結部を形成する。本実施例の場合では、連結部の形成が身頃3の編成に使用した編糸を使って身頃3から袖5、即ち左から右に向けて処理される。まずステップ3では給糸口(不図示)を左に移動して前身頃3aの右側端の編目を係止する前針床の針hに給糸してニットループ11を形成し、次のステップ4では給糸口の移動方向を反転して後身頃3bの右側端の編目を係止する後針床の針hに給糸してニットループ13を形成する。
続くステップ5とステップ6では処理の進行方向に対して1つ後退させて身頃3の側端より1つ内側の編目を係止した針gに対して給糸してステップ5では前針床でニットループ15を形成し、ステップ6では後針床でニットループ17を形成する。そしてステップ7とステップ8では、処理の進行方向に対して2つ前進させて、左袖5の左側端の編目を係止した針iに給糸してステップ7では前針床でニットループ19を形成し、ステップ8では後針床でニットループ19を形成する。続くステップ9とステップ10では処理の進行方向に対して1つ後退させて身頃3の側端の編目を係止した針hに対して給糸してステップ9では前針床でニットループ23を形成し、ステップ10では後針床でニットループ25を形成する。
そしてステップ11とステップ12では、処理の進行方向に対して更に2つ前進させて、左袖5の左側から1つ内側にある編目を係止した針jに給糸してステップ11では前針床でニットループ27を形成し、ステップ12では後針床でニットループ29を形成する。続くステップ13とステップ14では処理の進行方向に対して1つ後退させて左袖5の側端の編目を係止した針iに対して給糸してステップ13では前針床でニットループ31を形成し、ステップ14では後針床でニットループ33を形成する。
このようにして身頃3と袖5の側端部同士を接続した後は、ステップ15で前針床の針jにタックするとともに針i〜aに給糸してニットループを形成する。そして続くステップ16と17に示す編成を繰り返し行うことで脇以降を身頃と袖を一つにした筒状体として編成する。図示は省略したがもう一方の袖についても上記と同様な方法で身頃と接続される。
上記のように身頃3と左袖5との連結部では前針床の針でニットループを形成した後に後針床の針でニットループを形成するフクロ編みを処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返し行いながら行うことになる。身頃3の最終ラウンドの編成に続いて形成される身頃3の側端のニットループがフクロ編みによって形成されるため連結部で形成された各ニットループ間、例えばニットループ11・13間やニットループ15・17間に渡り糸W1が前から後、あるいは後から前へと前後方向に真っ直ぐ延びることになるので連結部を緊密に結び付け孔の発生を抑える。
更にフクロ編みが処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進んだ針を使って繰り返し行われるので左右のニットループ間、例えばニットループ17・19間やニットループ13・15間に渡り糸W2が延びることになる。そのためセーターの脇部分が着用の際に引っ張られても上記渡り糸W2が編地から引き出されるので連結部が伸びのあるものに形成される。これは同時に脇の引っ張り強度を大きくすることになるので該部分での編地の破断を抑えることにつながる。また編目同士の重合により連結部を形成する従来方法のように該部分がごつく盛り上がることはない。
<実施例2>
図3および図4は実施例2による編成ステップを示し、脇部分7に適宜数のウエールからなるマチを設けた連結部を形成する場合を示す。ステップSでは前身頃3が前後各針床の針a〜h、袖5は針m〜tにそれぞれ係止されており、身頃3と袖5との間にマチを形成するための空き針i,j,k,lが挿入されている。
本実施例の場合も先の実施例1と同様に身頃3から袖5に向けて連結部の処理が進められ、その際にニットループが処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返し行いながら形成される。ステップ3〜30で連結部が形成される際にマチ部を形成するステップが追加される点を除いては基本的には先の実施例1と同じである。マチを形成するためにステップ7,8、11,12、15,16、19,20で空き針i,j,k,lに対してそれぞれ給糸して編糸をフックさせる(ループ41〜48)。これら針i,j,k,lには、続くステップ13,14、17,18、21,22、25,26において再度給糸されてニットループ51〜58が形成されることになる。このようにして形成された連結部はマチを形成するとともに連結部分に孔が明かず、伸びがあるとともに引っ張り強度の大きなものとなる。
<実施例2の変形例>
図5および図6は実施例2の変形例を示す。身頃3や左袖5が係止される針や針i〜lにマチが形成される点は実施例2と同じであるが、本実施例では左袖5の編成に使用した編糸を使って左袖5から身頃3に向けて処理される場合を示す。ステップ1とステップ2を繰り返し行うことで身頃3と左袖5を筒状に編成する。ステップ3,4は身頃3と袖5の最終ラウンドの編目コースの編成を示し、ステップ3で後針床の針に給糸され、続くステップ4で前針床の針に給糸されて最終コースの編成を終える。ここでは最終ラウンドのコース編成が前針床で終わり、続くステップで同じ前針床から処理が開始されるためにステップ4での左袖5のコース編成では前針床の針mに対しては給糸を行わずミスさせる。
ステップ5〜12は実施例2のステップ3〜10に対応し、編成内容は処理の進行方向を除けば同じで、隣接する筒状編地の一方の側端ウエールの編目を係止する針から処理が開始される。ステップ13〜22はステップ11〜30に対応するが、実施例2では、連結部の各編目を形成していく際に前針床の針でニットループを形成した後、給糸口の進行方向を反転させて後針床の前記針に対向する針に給糸して次のニットループを形成するフクロ編みにより形成したが、本実施例では、フクロ編みに代えてリブ編みが行われる。ステップ13〜22においてはリブ編みを行うために後針床を前針床に対して右へ針ピッチの2分の1だけラッキングされる(R1/2P)。ステップ13,15,17で前後の空き針k,j,iに対してそれぞれ給糸され、編糸をフックさせる(ループ73〜78)。これらステップで編糸をフックした針に対してステップ16,18,20で再度給糸されてニットループ83〜88が形成されることになる。
ステップ13では給糸口を右方向に移動して前後の空き針k,kに給糸してリブ編みする(ループ73,74)。ステップ14では処理方向に対して1つ後退させ前後の針lに給糸してニットループ81,82を形成する。次にステップ15では2つ進んだ針jに対して右向きに給糸してリブ編みを行い(ループ75,76)、ステップ16では1つ後退させて前記ステップ13でフックさせた前後の針kに対して給糸してニットループ83,84を形成する。このような編成を残る針に対して繰り返し行い連結部の処理を終える。ステップ23以降は実施例1のステップ15〜17に対応し、前針床の針iにタックするとともに針h〜aに給糸してニットループを形成する。そして続くステップ24と25に示す編成を繰り返し行うことで脇以降を身頃と袖を一つにした筒状体として編成する。このようにして形成された連結部は先の実施例2と同じ効果を有するとともにフクロ編みに代えてリブ編みにより少なくともマチ部を形成するので給糸方向の反転回数を減少させて編成効率を高めることができる。
編機の編成プログラムは通常CADを用いて作成される。しかし従来では連結部にマチを設けるかどうかでCAD上に描く柄パターンを変えていたが、本発明の方法では、連結部では処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返し行うことでニットループを形成するものであるため連結部にマチを設けるかどうかを問わず同一の柄パターンを使用することができるので柄パターンの管理を簡単にできるというメリットがある。図中のW1は前後方向に延びる渡り糸を示し、W2は左右方向に延びる渡り糸を示す。
尚、上記した実施例では2枚ベッド横編機を用いた例を示したが、これに代えて4枚ベッド横編機を用いることやセーターの脇に代えてタイツなどのレッグウエアーの股部とすることなど本発明の主旨を逸脱しない範囲において実施できるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図1は、セーターの身頃と左袖が脇で連結される直前の状態を示す。図2は本発明における実施例1に係る編成ステップを示す。図3は連結部にマチを形成させた実施例2に係る編成ステップの前半部分を示し、図4はその後半部分を示す。図5は実施例2の変形例に係る編成ステップの前半部分を示し、図6はその後半部分を示す。
Claims (5)
- 少なくとも前後一対の針床を備え、その何れか一方または双方の針床が左右ラッキング可能に構成される横編機で、前側編地部分と、後側編地部分が編み幅の側端部で互いに接続された状態で編成される筒状編地を針床上の異なる領域を使用して少なくとも2つ編成した後、これら筒状編地の側端部同士を互いに接続することでニットウエアの脇や股などの連結部を形成する編地の編成方法において、筒状編地の前側または後側の一方の編地部分を第1針床で、他方の編地部分を第2針床でそれぞれ係止した状態で、一方の筒状編地から他方の筒状編地に向けて処理を進めて両編地を連結する方法であって以下のステップを含むことを特徴とする筒状編地同士を連結する方法;
a)一方の筒状編地の側端ウエールの編目を係止する針(h)から処理を開始し、まず側端ウエールの編目を係止する一方の針床の針(h)に処理の進行方向と反対向きに給糸してニットループを形成し、次に他方の針床の針(h)に処理の進行方向に給糸してニットループを形成するフクロ編みを行うステップ、
b)前記ステップa)で使用した針(h)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(g)に対して前記ステップa)と同様なフクロ編みを行うステップ、
c)前記ステップb)で使用した針(g)よりも処理の進行方向側に2つ進んで他方の筒状編地の側端ウエールの編目を係止する針(i)にシフトさせ、該針に対して上記と同様なフクロ編みを行うステップ、
d)前記c)で使用した針(i)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(h)に対して給糸してフクロ編みを行うステップ、
e)前記ステップd)で使用した針(h)よりも処理の進行方向側に2つ進んだ側の編目を係止する針(j)にシフトさせ、該針に対して上記と同様なフクロ編みを行うステップ、
f)前記e)で使用した針(j)よりも処理進行方向に対して1つ後退した側の編目を係止する針(i)に対して給糸してフクロ編みを行うステップ。 - 前記連結部の処理は一方の筒状編地の編成に用いられた編糸を使って行うことを特徴とする請求項1に記載の筒状編地同士を連結する方法。
- 前記隣接する筒状編地の間には適宜数の空き針が挿入され、該挿入された空き針に対しても処理進行方向に対して1つ後退しては2つ進むステップを繰り返してニットループを形成することで連結部にマチを形成することを特徴とする請求項2に記載の筒状編地同士を連結する方法。
- 前記マチのニットループの形成がリブ編みにより行うことを特徴とする請求項3に記載の筒状編地同士を連結する方法。
- 請求項1〜4の何れかに記載の方法により製造される編地。
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