JP3966804B2 - 距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法 - Google Patents

距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,距離測定装置,これを利用した厚さ測定装置及びその方法に係わり,特に高速で動揺して移動する鋼板などの形状をレーザ光線を用いた距離検出器を使用して測定する距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学式の3角測量方式は非接触,高精度で距離を測定できることから被測定対象物の表面形状の測定に使用されているが,最近では鋼板などの高速で移動する被測定対象物の厚さや形状の測定にも広く応用されて来ている。特に厚板製造プロセスにおいては,従来γ線による厚さ測定を行っていたが,光学方式によれば放射線のような特別の安全管理が不要であることからもその用途が拡大している。
【0003】
しかし,光学式であるため表面の反射率の変化や,散乱特性等の変化によって反射光の強さや位置が正確に求まらないため,高精度な距離測定,厚さ測定の結果は満足できるものではなかった。
【0004】
図11を参照してこのような3角測量方式による従来方法を説明する。この距離測定装置は,距離検出部301,CCDカメラ信号をデジタル信号s301,s302に変換するためのADC(アナログデジタルコンバータ)311,312及び距離演算を行うMC(マイクロコンピュータ)315とから構成されている。(例えば,特許文献1参照。)。
【0005】
この距離検出部301は,被測定対象物10の表面において複数レーザビーム303を所定のビーム寸法に分割形成し,被測定対象物10の表面に垂直落射させる光源301a及びコリメータレンズ302と,被測定対象物10の表面からのビーム303の反射光の位置を同じ受光角度で受光するように配置された2台のCCDカメラ306,307とから構成される。
【0006】
また,CCDカメラ306,307は夫々の受光レンズ304,305,CCD素子306a,307a及び図示しないCCDカメラ306,307を制御する周辺回路とから構成されている。
【0007】
この構成において被測定対象物10の表面A点に照射された複数のビーム303は,CCD素子306a,307aの点a1,a2に夫々結像されている。ここで被測定対象物10の表面がB点に移動すると,落射されたビーム303の位置はCCD素子306a,307aの点b1,b2に夫々同じ方向に移動した位置に結像される。
【0008】
したがってCCDカメラ306,307の出力信号の位置変化をMC315によって演算処理し,さらに夫々の演算処理出力を加算平均処理することによって距離を求めている。
【0009】
通常,距離の測定分解能は距離測定の光学系によって所定の値が設定される。例えば,100mmの測定範囲を1000素子のCCDカメラ306,307で測定する場合の測定分解能は0.1mm/素子となるが,さらに詳細な分解能が必要となる場合は,CCDカメラ306,307の素子数を増やすか,又は素子以上の分解能を確保するための補正演算が行なわれる。
【0010】
この補正演算の方法は,複数のレーザビーム303のCCD素子306a,07a上での結像位置(z)に対応する光量データP(z)に対して,複数の山形状の関数Q(z)との積和演算を,関数Q(z)の位置zを(k−z)として,zの全範囲にわたって変化させて行い,積和演算値R(k)を求める。即ち,
【数1】
R(k)=ΣP(z)・Q(k−z)・・・(1)
そして,ずらした量kを必要な範囲に対して行い,その結果,最も積和演算値R(k)が高い値を示す素子の位置zを1素子以下の詳細値として2次関数又はスプライン関数等に近似して求める方法である。
【0011】
この構成においては,複数のレーザビームとすることによって,同じ個所の測定回数を増やすことによって測定値のバラツキを平均化し精度向上を図っている。
【0012】
また,落射される鉛直方向のレーザビームが温度変化による被測定表面で位置が移動した場合や,表面反射率の変動によりレーザビームの形状が変化した場合には,あたかも被測定対象物との距離が変動した様に見なされるが,この場合の測定誤差は,左右のCCDカメラ306,307で互いに逆方向の距離変化として検出されるので,2台CCDカメラ306,307の出力を前述したように加算平均処理することにより除去できる。
【0013】
そして,関数Q(z)を正常表面から結像されたレーザビームに相似の形状とすることによってレーザビーム形状の変化を伴う外乱を削除し,最も相関の高い位置を求めるようにして1素子以上の分解能の精度を達成する様にしている。
【0014】
また,このような測定原理に基づく距離検出装置の他の実施事例として,被測定対象物の表面並びに裏面に対向して複数台を固定配置し,被測定対象物の厚さと傾斜角度を同時に測定して,厚さ測定時の傾斜による測定誤差を補正する厚さ測定装置も開示されている。
【0015】
【特許文献1】
特開平8−304068号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前述した三角測量を測定原理とする距離検出装置を用いた厚さ測定装置は,複数のレーザビームからなる微小なレーザビームを光源として使用できるので,空間分解能が良く,応答速度も速いことから用途が拡大している。
【0017】
この様な距離検出装置の用途として,例えば,厚板等の大きな形状の鋼板の厚さ測定装置が有る。この種の厚板は,厚さが5mm乃至125mm,幅が1m乃至5m,長さが5m乃至20mの大きな形状で,従来,±0.1%の厚さ精度を要求されていたものが,近年,±0.05%以下の2倍近い厚さの精度の向上が要求されている。
【0018】
しかしながら,表面の光学的な特性が多様に変化する被測定対象物の厚さ測定装置として前述したような距離検出装置を使用した場合には,次のような問題があり高精度で測定を行うことが困難であった。即ち,
1)被測定対象物の表面反射率の変化が測定場所で大きく変化し,拡散光を受光する検出カメラの信号が安定化されないため測定が行えない場合がある。
【0019】
2)関数Q(z)は,測定距離によって結像される像の大きさが変わるため距離校正位置毎に形状の異なるものを容易する必要があり,距離補正演算に使用する校正テーブルの作成が複雑で,校正作業にも時間がかかる。
【0020】
3)複数のレーザビームの反射像P(z)の形状が多様に変化し,積和演算値R(k)のピーク位置の変化が大きく精度が向上しない。
【0021】
4)被測定対象物の厚さ測定に応用した場合,被測定対象物の傾斜角による厚さ測定誤差を補正するために傾斜方向にも距離検出装置を配置する必要があり設備が大型化し,設置場所が限定される。
【0022】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので,被測定対象物表面の光学的な反射特性の変化を受けにくく,且つ被測定対象物の姿勢の動揺に対しても同時に測定誤差の補正が行える高精度な距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明の距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法は,被測定対象物の表面に鉛直方向に複数のレーザビームを投射する光源と,被測定対象物に投射された複数のレーザビームの反射光を鉛直平面上において対称な受光角で受光するように配置された2台の多分割光検出手段と,
前記被測定対象物に対して前記光源と前記多分割光検出手段とを所定の位置に固定設定する設定手段と,前記多分割光検出手段の出力信号の積分値を一定にする夫々の受光光量制御手段と,前記受光光量制御手段で制御された前記多分割光検出手段の出力信号の前記複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状の変化から被測定対象物と前記設定手段との間の距離を演算により求める距離演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】
本発明によれば,CCDカメラの受光光量制御手段と,受光された複数のレーザビーム像の谷部の形状から距離を求める距離演算手段とを備えたので,被測定対象物の表面の光学的特性の影響を受けにくい高精度な距離検出装置を提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下,本発明による第1の実施の形態について図1乃至図7を参照して説明する。まず,全体の概略構成と距離検出部1の光学系の設定条件を説明し,次に,本発明の主要要素である受光光量制御手段と距離を求める距離演算処理部15について詳述する。
【0026】
図1は第1の実施の形態の構成図である。距離検出装置は,2台のCCDカメラ6,7を固定内蔵する距離検出部1,CCDカメラ6,7からの検出信号s01,s02をデジタル化するADC(アナログデジタル変換回路)11,12,CCDカメラ6,7の受光光量を一定に制御するAGC(オートゲインコントロール回路)8,9及び両ADC11,12のカメラ出力信号s1,s2から距離を求める距離演算部15とから構成される。
【0027】
距離検出部1は,2台のCCDカメラ6,7と,図示しないレーザ等の光源及びコリメータレンズ2aを内蔵する光源部2とから構成される。またCCDカメラ6,7は,受光レンズ4,5,ラインスキャン型CCD6a,7a及びラインスキャン型CCD6a,6bの図示しない周辺回路とから構成される。
【0028】
この距離検出部1の光学系は,図1に示す様に被測定対象物10と所定の距離を持って設定配置され,光源部2において楕円状の複数のレーザビームを被測定対象物10に鉛直方向から照射し,この反射光をレーザビームの左右のCCDカメラ6,7で受光する。このCCDカメラ6,7は,複数のレーザビーム3の光軸に対して同一平面上において左右対称な受光角度θrの位置に設定配置され,被測定対象物10の表面に照射されたA点の像を,ラインスキャン型CCD6a,7aの受光面の点a1,点a2に夫々結像する。
【0029】
被測定対象物10の表面がA点からB点に変化すると,複数のレーザビーム3の結像点は夫々b1,b2点に移動する。この移動範囲,即ち距離測定範囲に対して,所定の分解能が得られる様に,ラインスキャン型CCD6a,7aの素子数を選択する。また,受光レンズ4,5は被測定対象物10との対物距離と前述した分解能とから光学倍率を決定し,所定の受光レンズ4,5を選択する。
【0030】
また受光角度θrは,主に被測定対象物10の表面から拡散反射される複数のレーザビーム3の受光光量が所定のエネルギーで得られるように設定しておく。受光角度が45度以上になると,被測定対象物10の姿勢や表面粗度の影響で極端に変動するので,受光角度は45度以下の範囲で選択することが望ましい。
【0031】
複数のレーザビーム3の形状は,被測定対象物10表面においてラインスキャンCCD6a,6bの測定視野寸法よりも大きな形状になる様に光源部10のコリメータ倍率を設定しておく。
【0032】
この様にして設定された複数のレーザビーム3とCCDカメラ6,7からの出力信号の関係を図2に示す。図2(a)のm,n,pは,CCDカメラ7のラインスキャン型CCD7aの表面に結像された複数のレーザビーム3で,図2(b)は,この複数のレーザビーム3をラインスキャン型CCD7aによって走査したときの各素子の出力を示したものである。
【0033】
図2(a)の矩形列はラインスキャン型CCD7aの各素子を示し,列方向は図1におけるy軸方向,即ち被測定対象物10の距離の測定方向に,矩形の長軸方向は図1における紙面と直角方向に対応している。そして,複数のレーザビーム3の長軸方向の中心を走査するようにCCDカメラ6,7の光軸が設定されている。
【0034】
ラインスキャンCCD7aの素子数は,1000乃至5000bit,また各素子形状は15μm×15μm程度のものが使用され,そして前述した光学系の倍率によって分解能が決定される。例えば,光学系の倍率を1/10とすると被測定対象物10表面での分解能は150μmとなる。
【0035】
複数のレーザビーム3の形状は,通常,図示したような光源部2のレーザ光学系のスリットとコリメータによって楕円形状に形成され,CCDカメラ7の出力は,複数のレーザビーム3が照射された個所の表面が正常な拡散面であれば,図示した様なレーザビームのパワー分布形状に近似した形状を示す。即ち,レーザビーム3のパワーの最も強いピーク位置はA0で,レーザビーム3の弱い位置はA4,B4となり,そのエンベロープはガウス分布に近い形状となっている。
【0036】
次に,この様に設定されたCCDカメラ7の出力を一定に制御する受光光量制御手段について図3を参照して説明する。この受光光量制御手段の構成は,CCDカメラ7と,このカメラの信号を変換するADC12と,CCDカメラ7の露光時間を制御するAGC9とから構成される。
【0037】
CCDカメラ7は受光レンズ5と,受光レンズ5の結像面に配置されたラインスキャン型CCD7aと,ラインスキャン型CCD7aの出力を増幅するアンプ7bと,ラインスキャン型CCD7aの露光時間及び走査を制御する走査露光制御回路7cとから構成される。ラインスキャン型CCD7aには,走査時間は一定で,蓄積する受光光量の露光時間を制御するゲートを持っているものと,走査周期を可変して蓄積時間を変えるものとがあるが,前者のタイプの方が走査時間が変らないので望ましい。
【0038】
また,AGC9はADC12により検出信号をデジタル化されたCCDカメラ7の出力信号の積分値,即ち面積を求める面積値演算回路9a,この面積の制御目標値を設定する面積値設定回路9b,前記面積演算回回路9aの出力と面積値設定回路9bとの出力の差を求める比較回路9c及び比較回路9cの出力からCCDカメラの7の露光時間を制御する露光時間制御回路9dとから構成され,露光時間制御回路9dの出力はCCDカメラ7の走査露光制御回路7cに入力される。
【0039】
次に,この様に構成された受光光量制御手段の動作について説明する。複数のレーザビーム3のパワーや被測定対象物10の表面の反射率が変化してCCDカメラ7から受光された光量が増減すると,面積値演算回路9aから検出される信号の面積値が増減する。この面積値と,面積値設定回路9bで設定される値とを比較してその差を露光時間制御回路9dに送る。
【0040】
露光時間制御回路9dでは,この面積値の差に相当するCCDカメラ7の露光時間を走査露光制御回路7cにフィードバックし受光量を制御する。CCDカメラ7の露光時間とCCDカメラ7の出力信号の面積は比例関係にあるので走査毎の修正動作が可能で,露光時間の制御応答は高速化することができる。
【0041】
この様に構成された受光光量制御手段は,受光信号の波形を乱すことがなく,且つCCDカメラ6,7毎に独立に設けられているので,ラインスキャン型CCD6a,7aの受光感度のバラツキや被測定対象物10の反射特性の相違及び動揺等によって受光光量が変化してもCCDカメラ6,7の出力を一定に高速で制御することができる。したがって,後続の距離演算部15での処理を安定して行うことができる。
【0042】
次にこのように安定化されたカメラ出力信号s1,s2から距離を求める距離演算部15での処理について図4,図5を参照して説明する。距離演算処理は左右のCCDカメラ6,7について同様であるので,一方のCCDカメラ6について説明する。また,複数のレーザビーム3は3本とし,このレーザビーム3の谷部A,B2ヶ所の情報から2箇所の距離情報を独立に求めるが,この谷部A,Bの処理も同様である。
【0043】
まずこの距離演算処理の基本的な考え方について説明する。従来は3本のレーザビーム3の3箇所の山形の明部の波形の位置情報から距離を求めたが,本発明では,複数のレーザビーム3のビーム間の暗部,即ち谷部A,B2箇所の位置情報から距離を求める。
【0044】
この理由は,明部は表面の反射特性の影響によってビームのプロフィールが多様に変化するため,素子分解能以下の距離演算を行っても精度の向上が期待できないが,逆にこの谷部A,Bの波形は明部に比べ比較的安定しているので,表面の反射特性の影響があっても精度の向上が可能であることによる。
【0045】
また,この距離演算は従来ビームプロフィールに近似したフィルタ関数(前述したQ(z))との積和演算処理を行って求めたが,本発明では,谷部のプロフィールを曲線で近似しその極小値を求めるようにしている。したがって,距離校正点毎のフィルタ関数を設ける必要がないので,校正が容易で校正作業も短時間で行える。
【0046】
このような考え方に基づいた本発明の距離演算処理の詳細について図4及び図5を参照しながら説明する。先の図1で説明した複数のレーザビーム3のカメラからの出力信号s01はADC11でデジタル化されたカメラ出力信号s1に変換されて距離演算部15に送られる。距離演算部15は,パソコン等のコンピュータ機能をもつ装置でソフトウエアによって後述する機能の処理を行っている。
【0047】
まず図5(a)に示す複数のレーザビーム3の走査信号からレーザビーム3の谷部A,Bの最小値検出処理が行なわれる(図4における151)。この処理はレーザビーム3のプロファイルのピーク値とそのアドレスA0が記憶される。さらにこのアドレスA0の左右において最小となるアドレスA4,B4とその最小値が抽出記憶される。
【0048】
次に最小値近傍のデータ抽出処理が行なわれる(152,162)。この処理によって,各々の谷部A,Bの形状を近似できる所定の最小値近傍のデータA1乃至A7とB1乃至B7が抽出される。
【0049】
抽出された最小値近傍のデータからこの谷部の近似曲線が近似曲線演算処理される(153,163)。この処理に付いては詳細を後述する。近似曲線処理された(153,163)後,その近似曲線の極小値X6ap,X6bpを谷部極小値演算処理で求め(154,164),この極小値X6ap,X6bpの位置情報と距離校正テーブル155,165とから,後述する距離演算処理を行う(156,166)。
【0050】
さらに,この距離演算処理156,166の出力L6a,L6b及び他方のCCDカメラ7によって求められる出力L7a,L7bとの加算平均演算処理を行って(157)1点の距離測定値出力とする。
【0051】
次に谷部A,Bの近似曲線を求める近似曲線演算処理153,163の例について谷部Aの場合について図5(b)を参照して説明する。谷部Bの処理はA部と同様であるので説明を省略する。
【0052】
この谷部Aを近似する座標として横軸をラインスキャン型CCD6aのアドレスに,縦軸を出力に対応させ,谷部Aの最小値A4のアドレス近傍前後のデータを所定のロジックによって近似する曲線の次数に対応させて,所定のデータ点数を選定する。
【0053】
そして,この近似曲線方程式を解いて,さらにこの近似曲線の微分値がゼロとなる極小値の座標Xap(Xbp)を求める。図5(b)は,2次曲線近似する場合を示し,最小値の点p2の前後に各1点p1,p3を選定した場合を図示している。
【0054】
このとき,前後の点p1,p3のデータの選定は,谷部Aの形状を近似しやすいサンプリング点とするため,最小値の点p2より所定の値α以上大きく,且つ点p2に最も近いアドレスのデータを選ぶようなロジックとしておく。このp1乃至p3の3点のデータから2次曲線を求め,求めた2次曲線から微分値がゼロとなるX軸の位置Xapを所定の分解能で演算により求める。このような曲線近似方法によって,素子分解能以下の分解能の距離が精度良く簡単に求められる。
【0055】
次に,距離校正テーブル155,165と谷部極小値演算処理154,164の谷部A,Bの極小値(Xap,Xbp)出力とから,夫々の谷部A,Bの距離L6a,L6bを求める距離演算処理が行なわれる(156,166)。この距離校正について,図6に示す校正テーブル及び図7に示す構成演算説明図を参照して説明する。
【0056】
例えば,校正テーブル図6は真値となる校正距離L(n)を0.6mmピッチで0〜179.4mmまで変え,この時のCCDカメラ6,7の距離データ300点を谷部A,B各夫々に対して予め作成しておく。CCDカメラ6,7からはこの距離に対応するカメラの距離データX6ap乃至X7bpが4グループ記憶される。そして,測定データとして前述した曲線近似によって極小値X6ap乃至X7bpが求まると,距離演算処理156,166では直線近似法によりCCD素子の分解能以下の距離データL6a乃至L7bが下記演算式で求まる。
【0057】
例えば,この演算式は図7に示す関係から,下記演算式で表される。
【0058】
【数2】
Figure 0003966804
その結果,CCD素子による分解能以下の距離精度が確保される。
【0059】
さらにCCDカメラ6とCCDカメラ7の距離データL6a乃至L7bを加算平均処理157で加算平均して距離出力とする。したがって,温度によって複数のレーザビーム3の光軸の位置がずれた場合でも,左右のCCDカメラ6,7のデータが互いに逆方向に増減するので加算平均処理157によってこの誤差が相殺される。
【0060】
(第2の実施の形態)
本発明による第2の実施の形態は,第1の実施の形態で説明した距離検出装置を利用して,移動する鋼板の厚さを測定する厚さ測定装置に応用した場合の例である。
【0061】
図8乃至図10を参照してこの厚さ測定装置を説明する。
【0062】
図8は,厚さ測定装置の原理及び全体の構成を説明する図である。まず,厚さ測定の原理をこの図を参照して説明する。被測定対象物は,紙面に直角方向に移動する厚さt,幅wの厚板10aである。この厚板10aは,距離Lをもって対向するC型フレーム1c内の空間に配置され,またC型フレーム1c上に固定配置された距離検出装置1T及び1Bによって,厚板10aの,夫々の表面距離検出部1T,1Bとの距離Lt,Lbを測定する。
【0063】
そして,厚板の厚さtを演算によって求める。即ち,
【数3】
t=L−(Lt+Lb)・・・(3)
から厚さtが求められる。
【0064】
次にこの厚さ測定装置の構成について説明する。この厚さ測定装置はC型フレーム1cの対向する腕部1c1,1c2に夫々搭載された2台の距離検出部1T及び1Bと,この距離検出部1T及び1Bからの信号s1,s2から厚板10aの片方の表面との距離を求める距離演算部15T,15Bと,厚板10aの傾斜による厚さ測定誤差を補正する傾斜補正処理部16T,16B及び距離演算部15T,15Bの出力と傾斜補正処理部16T,16Bとで求めた厚板10aの鋼板の傾斜角とから厚さ演算を行う厚さ測定演算部20により構成される。
【0065】
傾斜補正処理部16T,16Bは厚板10aの傾斜を複数のレーザビーム3のビームパターンの幅形状の変化と,前述したCCDカメラ6,7の信号の谷部A,Bの信号レベルの変化から鋼材の傾斜角度を求める傾斜補正校正テーブル16Ta,16Baを作成し,詳細を後述する測定したレーザビームの3のパターンの幅と谷部A,Bの信号レベルとから厚板10aの傾斜角を求め,厚さ測定演算部20で厚さ傾斜補正演算を行うものである。
【0066】
次にこの傾斜補正処理部16T,16Bの詳細について図9と図10を参照して説明する。図9(a)はCCDカメラ6,7の光学系の設定と厚板の傾斜を定義する図である。CCDカメラ6,7はx−y平面に配置され,複数のレーザビーム3は厚板10aの厚さを測定するy軸上で厚板10aの表面に垂直に落射されている。
【0067】
x軸は厚板10aの幅方向で,z軸は厚板10aの移動方向である。また,幅方向における厚板10aの傾斜角度をΔθx,移動方向の傾斜角度をΔθzで示している。この光学設定から図9(b)に示す様に厚板10aの姿勢が傾斜すると,傾斜角度分見かけ上厚く測定される。即ちx−y平面でΔθx傾斜すると1/COS(Δθx)倍厚く測定される。従ってこの傾斜角度Δθxを測定して誤差を補正する。
【0068】
まず,厚板10aが幅方向に傾斜した時の傾斜角度の検出方法について説明する。図9(c)は,幅方向にΔθx傾斜した時の測定原理の説明図である。横軸は厚板10aの幅方向(x軸)で,縦軸はレーザビーム3の落射光軸方向y軸で,このときのDbは複数のレーザビーム3の幅寸法である。
【0069】
厚板10aが傾斜してない時レーザビーム3の幅Dbは,受光角度θr方向でこのレーザビーム3を受光するCCDカメラ6,7においては,夫々D6,D7の幅が検出される。ここで厚板10aが図に示す方向にΔθx傾斜するとCCDカメラ6においてはΔD6分レーザビーム3の幅が大きく検出され,CCDカメラ7においてはΔD7分レーザビーム3の幅が小さく検出される。
【0070】
このとき厚板10aの傾斜角度Δθxとレーザビーム3の幅の変化には(4)式の関係がある。
【0071】
【数4】
ΔD6(ΔD7)=Db・sinθr・tan(Δθx)・・・(4)
従って,レーザビーム3の幅と傾斜角Δθxの関係を予め測定し,傾斜補正校正テーブル16Ta,16Tbを作成しておけば,レーザビーム3の幅から傾斜角度Δθxが求まる。このとき,レーザビーム3の幅は,距離演算部15T,15Bの処理の説明で前述したレーザビーム3の谷部A,Bの夫々の極小値間の距離から求める様にしておく。
【0072】
次に,図10を参照して厚板10aが移動方向にΔθz変動した時の傾斜角度の検出方法について説明する。図10(a)は厚板10aが傾斜していないとき,ラインスキャン型CCD6a(7a)の受光面に結像されたレーザビーム3の像である。ΔL×ΔWはラインスキャン型CCD6aの1素子の寸法で,A4,B4は谷部A,BのCCDカメラ6の信号が最小値であるアドレスを示す。
【0073】
このとき,CCDカメラ6(7)の信号の波形を図10(b)に示す。A3乃至A5,B3乃至B5はCCDカメラ6(7)の信号が最小値を示す前後の1素子のアドレスを示す。
【0074】
図10(c),(d)は厚板10aが移動方向(z軸方向)にx−z平面に対してΔθz傾斜した時の複数のレーザビーム3の像とCCDカメラ信号6(7)の信号を示す。図10(c)に示す様に,x−y軸平面にあるCCDカメラ6,7の結像面でのレーザビームは傾斜した像となり,このため谷部A,Bの信号レベルが増加するように光を受ける。この谷部A,Bの信号レベルは傾斜角度Δθzに略比例して持ち上がるようになる。このときのCCDカメラ6,7の信号は同じ方向で増加する。
【0075】
前述した幅方向の傾斜と同様に,移動方向の傾斜についても傾斜角度と谷部A,Bの信号の加算値との関係を傾斜補正校正テーブル16Ta,16Tbとして予め記憶しておき,測定時に谷部A,Bの信号レベルを求め,この信号レベルに対応する傾斜角度Δθzを求める。
【0076】
谷部A,Bの信号レベルは,CCDカメラ6,7双方の谷部A,Bから2点片面で4点測定可能であるが,データ点数を増やせばデータのバラツキが軽減されるので加算値で傾斜補正することが望ましい。
【0077】
また谷部A,Bのデータとしては図10(d)に示す様に最小値近傍のA3乃至A5とB3乃至B5で代表すれば充分である。
【0078】
この傾斜補正処理は図8の構成では両面独立に検出したが片面のみでも求めた傾斜角度で傾斜補正することも可能である。
【0079】
以上の様にして,表裏の距離演算部15T,15Bの信号と傾斜補正処理部16T,16Bで求めた傾斜角度信号が厚さ測定演算部20に送られ,ここで(3)式で示した厚さ演算と傾斜角度補正演算が行なわれる。
【0080】
以上の構成による厚さ測定装置においては,厚板10aの傾斜角度を距離検出部1T,1Bの信号から同時に検出できるので,傾斜角度を検出するために新たな装置を設置する必要がなく,設置スペースを大きくする必要がない。また厚さ測定個所の信号から傾斜角度を同時にリアルタイムで補正するので補正制度が向上する。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,被測定対象物表面の光学的特性の影響を受けにくい受光光量制御手段と距離演算手段を備え,且つ被測定対象物の測定個所の姿勢を同時に測定し,姿勢により生じる厚さ測定誤差を補正するようにしたので高精度な距離検出装置,厚さ測定装置及びその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す距離検出装置の構成図。
【図2】 本発明の実施の形態の複数のビームの形状(a)とそのカメラ出力(b)の説明図。
【図3】 本発明の実施の形態の受光光量制御手段の構成図。
【図4】 本発明の実施の形態の距離演算処理の方法の説明図。
【図5】 本発明の実施の形態の谷部の形状の近似方法の説明図。
【図6】 距離校正テーブルの例
【図7】 距離校正式(1)の説明図。
【図8】 本発明の第2の実施の形態の距離検出装置を利用した厚さ測定装置の構成図。
【図9】 被測定対象物の姿勢と測定ビーム幅寸法の変化を説明する図。
【図10】 被測定対象物の姿勢とカメラ出力のレベルの変化を説明する図。
【図11】 従来の距離検出装置の説明図。
【符号の説明】
1 距離検出部
1T,1B 距離検出部
1c Cフレーム
1c1,1c2 腕部
2 光源部
2a コリメータレンズ
3 レーザビーム
4,5 受光レンズ
6,7 CCDカメラ
6a,7a ラインスキャン型CCD
7b アンプ
7c CCD走査回路
8,9 AGC
9a,9b 面積値演算回路
9c 比較回路
9d 露光時間制御回路
10 被測定対象物
10a 厚板
11,12 ADC
15,15T,15B 距離演算部
16T,16B 傾斜補正処理部
16Ta,16Tb 傾斜補正校正テーブル
20 厚さ測定演算部
151 谷部最小値検出処理
152,162 最小値近傍のデータ抽出処理
153,163 谷部近似曲線演算処理
154,164 谷部極小値演算処理
155,165 距離校正テーブル
156,166 距離演算処理
157 平均化演算処理
301 距離検出部
302 コリメータレンズ
303 レーザビーム
304,305 受光レンズ
306,307 CCDカメラ
306a,307a CCD
311, 312 ADC
315 MC

Claims (8)

  1. 被測定対象物の表面に鉛直方向に複数のレーザビームを投射する光源と,
    被測定対象物に投射された複数のレーザビームの反射光を鉛直平面上において対称な受光角で受光するように配置された2台の多分割光検出手段と,
    前記被測定対象物に対して前記光源と前記多分割光検出手段とを所定の位置に固定設定する設定手段と,
    前記多分割光検出手段の出力信号の積分値を一定にする夫々の受光光量制御手段と,
    前記受光光量制御手段で制御された前記多分割光検出手段の出力信号の前記複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状の変化から被測定対象物と前記設定手段との間の距離を演算により求める距離演算手段とを備えたことを特徴とする距離検出装置。
  2. 前記2台の多分割光検出手段はCCDカメラであり,前記受光光量制御手段は前記CCDカメラの露光時間の制御によりCCDカメラの出力信号の積分値が一定となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の距離検出装置
  3. 前記距離演算手段は,前記CCDカメラの出力信号の複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状を所定の関数で近似し,近似された関数の極小点を求め,この極小点の位置に対応する距離を演算によって求めるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の距離検出装置。
  4. 前記距離演算手段は,前記CCDカメラの出力信号の複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状を所定の関数で近似し,近似された関数の極小点を求め,この極小点の位置に対応する距離を演算によって求め,さらに,夫々CCDカメラの距離の演算出力の加算平均値から距離を求めるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の距離検出装置。
  5. 被測定対象物の表面に鉛直方向から複数のレーザビームを投射し,
    被測定対象物に投射された複数のレーザビームの反射光を鉛直平面上において対称な受光角で受光するように前記被測定対象物に対して2台の多分割光検出手段を所定の位置に配置し,
    前記多分割光検出手段の受光光量をこの多分割光検出手段からの出力信号の積分値が一定となるように制御し,
    前記多分割光検出手段の出力信号の前記複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状の変化から被測定対象物との距離を演算により求めるようにしたことを特徴とする距離測定方法。
  6. C型フレームの互いに離間して対向する夫々の腕部の前記対向間空間部に被測定対象物が配置されるとともに前記夫々の腕部に互いに所定の間隔を持って配置された複数のレーザビームを用いた距離検出装置と,
    前記距離検出装置の出力から厚さを演算する厚さ演算手段とを備え,
    前記距離検出装置は,被測定対象物の表面に鉛直方向に複数のレーザビームを投射する光源と,
    被測定対象物に投射された前記複数のレーザビームの反射光を鉛直平面上において対称な受光角で受光するように配置された2台の多分割光検出手段と,
    前記多分割光検出手段の出力信号の積分値を一定にする夫々の受光光量制御手段と,
    前記受光光量制御手段で制御された前記多分割光検出手段の出力信号の前記複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の形状の変化から被測定対象物と前記距離検出装置間の距離を演算により求める距離演算手段とを備え,
    前記厚さ演算手段は,前記Cフレーム一方に配置された距離検出装置の出力及び前記Cフレームの他方に配置された距離検出装置の出力とから被測定対象物の厚さを求めるようにしたことを特徴とする厚さ測定装置。
  7. 前記距離検出装置の多分割光検出手段の出力信号から前記複数のレーザビームにおけるパターンの形状の変化を測定し,前記被測定対象物の傾きによる厚さを補正するようにしたことを特徴とする請求項6記載の厚さ測定装置。
  8. 前記複数のレーザビーム及び前記多分割光検出手段の距離検出光軸平面は,被測定対象物の移動方向及び移動基準平面に対して夫々鉛直となるように設定配置し,
    前記距離検出装置の多分割光検出手段の出力信号から前記複数のレーザビームにおけるパターンの幅信号の変化から被測定対象物の幅方向の傾斜による厚さの変化を補正し,前記複数のレーザビームにおけるパターンの谷部の信号レベルの変化から被測定対象物の移動方向の傾きによる厚さを補正するようにしたことを特徴とする請求項6記載の厚さ測定装置。
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