JPH07218227A - 断面形状測定装置及び測定方法 - Google Patents

断面形状測定装置及び測定方法

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JPH07218227A
JPH07218227A JP6014374A JP1437494A JPH07218227A JP H07218227 A JPH07218227 A JP H07218227A JP 6014374 A JP6014374 A JP 6014374A JP 1437494 A JP1437494 A JP 1437494A JP H07218227 A JPH07218227 A JP H07218227A
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Takahiro Sometsugu
孝博 染次
Koji Yoshimura
剛治 吉村
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸みのある複数の角部と凹凸のある複数の辺
とから成る断面を有する平角鋼材等の断面形状をスリッ
ト光投光方式による光切断法により測定する装置におい
て、装置に含まれる誤差を簡単に補正でき、かつ被測定
物の大きさにより光切断線が撮像視野内を大きく移動す
ることを防止する。 【構成】 第1に、被測定物の寸法に応じて撮像ユニッ
トと被測定物表面との距離をほぼ一定に保つように撮像
ユニットを移動させる機構を設けることにより、光切断
線が撮像視野内を大きく移動することを防止する。第2
に、撮像ユニットの取付誤差を補正するための補正手段
として、1つの撮像ユニットに対して少なくとも3つの
法線ベクトルの異なる基準面を持つ補正用基準ブロック
を用い、撮像装置で基準ブロックの光切断線画像を撮像
し、得られた光切断線ベクトルから撮像ユニットの取付
誤差を補正する補正値算出手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長手方向に垂直な断面
において、丸みを有する複数の角部と凹凸のある複数の
辺を有する型鋼等の断面形状を、オンラインで非破壊的
に測定する装置及び測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧延などで成型される型鋼材は形状が不
正確であるため、機械加工等によって寸法出しを行う必
要がある場合がある。この場合、所望の寸法が取れるか
どうかを判断する必要がある。この方法として、従来は
人手によりノギスを使って各部の寸法の測定を行ってい
た。しかし、成型後の型鋼材は角が丸みを帯びていて、
角部と平坦部との境界も不明瞭なため、測定毎のノギス
の先端の当て具合や測定者の境界を見分ける個人差によ
り、測定値は安定しなかった。
【0003】例えば、図16に示す平角鋼材1から矩形
状の材料を寸法出しする場合、重要となる寸法は厚さと
幅であり、機械加工等によって寸法出し可能な最大利用
可能領域20(図中斜線部)を示すものとなる。この厚
さと幅を人手によって測定する場合、ノギス19の先端
を厚さ平坦部の両端、幅平坦部の両端(以下、各”厚さ
平坦部端”、”幅平坦部端”と称す)に当てて測定する
方法を用いているため、測定毎に、あるいは個人差によ
り測定値が異なるという問題があった。さらに、中央部
がへこんだ形状の場合、上記最大利用可能領域をノギス
で測定することは困難であり、前記最大利用可能領域を
求めるためには断面形状を求める必要がある。
【0004】その方法として、スポットレーザー光式測
距装置を用い、反射鏡を駆動することによりレーザー光
を走査させて、平角鋼材表面の形状を測定する方法(材
料とプロセス、vol1(1988))が提案されてい
るが、レーザー光を走査させるための装置が複雑にな
り、それ故に高精度の測定が困難であるという欠点があ
った。
【0005】また、”Profile gage Mo
nitors Bar Shapes(Metal P
roducing 1991)”に、三角測量法を利用
したスリット光投光方式が記載されている。この方法
は、図2に示すように直線状に引き延ばした光5a(以
下、スリット光)をあたかも被測定物を切断するように
被測定物の表面に照射し、その表面とスリット光平面が
交わる部分に発生する光線のパターン(以下、光切断線
7)をスリット光平面と異なる方向から、例えばTVカ
メラで観察、撮像し、表面の形状が原因で生じた光切断
線の曲がり具合から表面の形状を求める方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では被測定物の大きさが変化した場合、図17に示す
ように光切断線7はスリット投光面5に沿って移動する
ため、最悪の場合、撮像装置3の視野21から外れてし
まうことになる。また、広い視野を取れるように画像の
倍率を小さくした場合、画像の解像度が低下することに
なり、精度の高い測定が困難となってしまう。
【0007】さらに、スリット光投光器2、撮像装置3
には機械的取り付け誤差および光学的誤差が存在するた
め、これらの誤差を補正する必要がある。スリット光投
光方式では三角測量法を利用しているため、測定の基準
となるスリット光投光器2および撮像装置3の3次元的
な正確な位置を知る必要がある。スリット光投光器2お
よび撮像装置3には各々6つの自由度(x、y、z軸方
向および各軸に対する回転)があるため、従来は最大6
つの寸法が既知でありかつ異なる面方向を持つ測定物を
測定し、これらの寸法値と光切断線の方向より正確な位
置を算出する必要があり、複数の測定物を測定しなけれ
ばならず、時間がかかるという問題があった。
【0008】したがって本発明の目的は、上記問題を解
決すべく成されたもので、被測定物の大きさが変わって
も、光切断線を撮像視野内に確保し、かつ、装置に含ま
れる誤差を簡単に補正し、静止又は鋼材長手方向に移動
中である多角形形状鋼材の断面形状を非接触、自動的に
測定する装置及び測定方法を提供することである。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、丸みの有る複数の角部と、凹凸のある
複数の辺とから成る多角形形状の断面を有する被測定物
の断面形状測定装置において、受光素子とスリット光投
光器を有し、スリット光投光器から投光されるスリット
光が、被測定物の全表面を投光するように複数台設けら
れた撮像ユニットと、被測定物の寸法に応じて該撮像ユ
ニットを移動させる手段と、該受光素子で撮像した画像
から光切断線を抽出する手段と、得られた光切断線を座
標変換し断面形状を算出する手段と、得られた断面形状
から所望の寸法値を算出する手段とを有することを特徴
としている。
【0010】また本発明では、撮像ユニットに含まれる
取り付け誤差を1回の補正作業により算出できるよう
に、1つの撮像ユニットに対して少なくとも3つの法線
ベクトルの異なる基準面を持つ補正用基準ブロックを用
い、撮像装置で得られた基準ブロックの光切断線画像よ
り撮像ユニットの取付誤差を補正することを特徴として
いる。
【0011】
【作用】上記の構成により、寸法の異なる被測定物に対
しても、撮像ユニットと被測定物表面との距離をほぼ一
定に保つように撮像ユニットを移動させることにより、
常に光切断線を受光素子の中央部付近に生成させること
が出来るため、光切断線が受光素子の視野外にずれるこ
とを防止でき、それ故、視野を広げることなく大きな測
定物から小さな測定物まで測定可能となる。また、スリ
ット光投光器や撮像装置の機械的取り付け誤差の補正に
際しては、複数の基準法線ベクトルを持つ補正用基準ブ
ロックを用いることにより、1度の補正作業で行えるよ
うにしたため、簡単にかつ短時間で可能となる。
【0012】
【実施例】以下、4つの丸みを帯びた角部と4つの凹凸
のある平坦部とから成る矩形状の型鋼(以下、平角鋼
材)の寸法を測定する場合の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の構成を示す図である。こ
の図は、紙面手前垂直方向が平角鋼材1の走行方向と一
致する構成である。平角鋼材測定の場合、撮像ユニット
4aと4c(又は4bと4d)は、被測定物1に対して
対向する配置であり、平角鋼材1の断面形状が撮像でき
るように4ケの撮像ユニットで測定ユニット9が構成さ
れる。図2は受光素子3とスリット光投光器2から成る
1つの撮像ユニット4を示している。受光素子3の撮像
光軸6とスリット光投光器2の投光光軸5およびスリッ
ト光平面5aは垂直に交わっている。投光光軸5および
スリット光平面5aは、被測定物1の走行平面に対して
θの傾きを持って配置されている。スリット光平面5a
の被測定物1の表面からの散乱光あるいは反射光(以
下、光切断線7)を、受光素子3にて受光(以下、撮
像)する。
【0014】図1において、各撮像ユニットは撮像ユニ
ット駆動機構8および撮像ユニット駆動制御部14によ
り、各測定ユニットの受光素子3の視野21内に光切断
線7が納まるように、被測定物の寸法に応じて、被測定
物1と各撮像ユニットの距離10がほぼ一定に保たれる
ように調整、固定されている。各撮像ユニットは光切断
線抽出部11aと電気的に連結されている。光切断線抽
出部11aで求められた光切断線は、座標変換演算部1
1bにて三角測量法を用いた座標変換を行い、寸法演算
部12にて所望の寸法値を算出、あるいは補正値演算部
13にて測定ユニットに含まれる機械的取り付け誤差お
よび光学的誤差を補正する補正値を算出する。
【0015】図3に示すように、平角鋼材1の寸法が変
わった場合、撮像ユニット4を平角鋼材1の寸法に合わ
せて移動させ、スリット光投光器2と平角鋼材1および
撮像素子3と平角鋼材1の距離をほぼ一定にすることに
より、撮像素子3のほぼ中央に常に光切断線7および7
aが現れるため、図17で前述した場合と異なり、撮像
素子3の視野外に光切断線が移動することが無くなる。
【0016】次に、寸法算出方法について説明する。図
4は、寸法算出までの流れを示したものである。まず、
光切断線抽出部11aにおいて各撮像ユニットで撮像さ
れた画面より各光切断線を抽出し、座標変換演算部11
bにて、所定の座標変換係数を用いて座標変換を行い、
平角鋼材断面の輪郭座標値を算出する。
【0017】次に、寸法演算部12にて、得られた輪郭
座標値から所定の寸法値を算出していく。その方法を図
5から図9に示す。
【0018】まず、図5に示すように、輪郭線15a〜
15dについて仮平行部端b00〜b31を求める。図
6には、簡単のため、b00の場合の求め方について示
した。まず、輪郭線端部より一定量offだけ内側に戻
る。そこより輪郭線端部に向けーつーつデータを検索
し、平行部端であるか判断して行く。判断方法は、例え
ば現在位置のデータをep1とすると、ーつ手前のデー
タep0を通る直線elを求め、その直線elとーつ先
のデータep2との距離edを求め、距離edがある値
を越えたなら、現在位置ep1を仮平行部端とする。
【0019】次に幅平坦部端を求める。図7には簡単の
ため、1つの角部について示した。輪郭線端部を含め一
定個数のデータを用い最小2乗法により近似曲線(以
下、端部輪郭曲線)16a、16bを求める。ここで、
端部は丸みを帯びているため、端部輪郭曲線は平角鋼材
1の外側に凸の式となるはずであるが、ノイズ等により
データが乱れ、そうならない場合は、先に求めた仮平行
部端から内側に一定個数のデータを用い端部輪郭曲線を
求める。次に幅輪郭曲線に相当する端部輪郭曲線16b
を平角鋼材1の内側に一定量シフトしシフト輪郭曲線1
6cを求め、厚さ輪郭曲線に相当する端部輪郭曲線16
aとの交点Aを幅平坦部端とする。同様に全ての角部に
ついて行い、輪郭線15aに対してはA、B点、輪郭線
15cに対してはD、E点を求める(図8)。
【0020】次に、最大厚さ、最小厚さを求める。図8
にその例を示す。例えば厚さ輪郭線15aについて、先
に求めた幅平坦部端AおよびB間において、最小厚さ点
および最大厚さ点を求める。厚さ輪郭線15aに対して
は、最小厚さ点は点A、B間で最も上にある点、最大厚
さ点は点A、B間で最も下にある点に相当し、点Cおよ
び点Bがそれに当たる。厚さ輪郭線15cについては、
最小厚さ点は点D、E間で最も下にある点、最大厚さ点
は点D、E間で最も上にある点に相当し、最小厚さ点
E、最大厚さ点Fとなる。求まった最小厚さ点間Cおよ
びE、最大厚さ点間BおよびFを用いて最大厚さおよび
最小厚さを求める。
【0021】次に最大幅および最小幅算出の例を図9に
示す。先に求めた最小厚さの中線e0から削りだし目標
厚さ線f0、f1を求め、先に求めた、端部輪郭曲線1
6b、16d、16e、16fとの交点を厚さ平坦部端
H、G、J、Kとする。さらに、上記と同様に例えば幅
輪郭線15bについては、最小幅点は厚さ平坦部端G、H
間において最も左にある点に相当し、最大幅点は厚さ平
坦部端G、H間において最も右にある点に相当するた
め、最小幅点Gおよび最大幅点Iとなる。幅輪郭線15
dについても同様に行うと、最小幅点は厚さ平坦部端
J、K間で最も右にある点に相当し、最大幅点は厚さ平
坦部端J、K間で最も左にある点に相当するため、最小
幅点Jおよび最大幅点Lとなる。求まった最小幅点間G
およびJ、最大幅点間IおよびLを用いて最大幅および
最小幅を求める。目的の最大利用可能領域の寸法は上記
で求めた最小厚さと最小幅となる。
【0022】次に、撮像ユニットに含まれる誤差を補正
する方法について説明する。その例を図10から図14
に示す。用いた図中の符号は先と同じである。
【0023】撮像ユニット4の測定ユニット9への取り
付け時には機械的取り付け誤差が存在する。スリット光
投光方式では三角測量法を用いているため、寸法値を精
度良く算出するためには、測定の基準となる撮像ユニッ
ト4中のスリット光投光器2および撮像素子3の正確な
位置を求めるための補正をする必要が有る。ここで、ス
リット光投光器2、撮像素子3にはそれぞれ6自由度の
誤差(x、y、z軸方向のずれおよび回転)が考えられ
るが、これらのうちいくつかをまとめ図10aに示すよ
うに、スリット光投光器2に対しては光軸5を中心とす
る回転誤差17d、光軸5と平角鋼材1との成す角度誤
差17cであり、撮像素子3に対しては、撮像光軸6を
中心とする回転誤差17b、撮像光軸6のずれ17aと
した。
【0024】これらの誤差を算出する場合、上記に示し
たように5つの誤差(17aから17d)が含まれてい
るため、最大5つの異なる寸法(既知)かつ異なる面方
向を持つ平角鋼材を測定し、それらの関係から求めるこ
とが出来るが、複数回の測定が必要になり繁雑となる。
そこで、本装置では図10bに示すようにーつの撮像ユ
ニットに対して、異なる法線ベクトルの基準面を3つ持
つ(例えばh00、h01、h02)既知寸法の基準ブ
ロック1aを用いた。以下に、補正方法について説明す
る。
【0025】図11には補正処理を行うための流れを、
また、図12にはテレビモニタ18に写ったある撮像ユ
ニットでの光切断線の現れ方を示した。ここでは簡単の
ため、基準面h00、h01、h02に対応する撮像ユ
ニットに関して説明する。まず、先の寸法算出で用いた
測定ユニットを用いて、光切断線7を撮像し、光切断線
抽出部11aにて、光切断線を抽出する。次に、補正値
演算部13にて、図12に示すように基準面h00、h
01、h02に相当する部分の光切断線ベクトルr1、
r2、r3を求める。次にベクトルの交点P1、P2、
P3およびP1、P2の中点P0を求め、次に、r1と
r2およびr1とr3の成す角α1、α2を求める。
【0026】まず、撮像素子3に対する、撮像光軸6を
中心とする回転誤差17b、撮像光軸6のずれ、17a
の補正方法について説明する。図13に示すように、r
1とテレビモニタのy座標軸が平行になるように、先に
求めたP0を中心に回転させる。ここで求めた回転変換
係数が撮像素子3の補正のための補正係数となる。ここ
では、P0を測定ユニットの座標原点とし、かつ光切断
線7を座標の基準(ここではy軸)とすることにより撮
像素子3に対する誤差が全て補正される事になる。
【0027】次に、スリット光投光器2に対する、光軸
5を中心とする回転誤差17d、光軸5と平角鋼材1と
の成す角度誤差17cの補正方法について説明する。図
14に示すように、光軸5を中心とする回転誤差17
d、光軸5と平角鋼材1との成す角度誤差17cを含む
スリット光平面5aと、基準ブロックの基準面h00、
h01、h02が交わって出来た光切断線700、70
1、702を求める。先に求めたr1、r2、r3は光
切断線700、701、702をテレビモニタ上に投影
したものであるという関係を用いると、先に求めたr
1、r2、r3およびα1、α2から、スリット光平面
5aが求まるため、回転誤差17d、角度誤差17cを
求めることが出来る。求めた誤差からスリット光投光器
2のずれを補正する補正係数を算出する。
【0028】上記までの処理は、テレビモニタの画素を
単位として行っており、寸法算出のためには、これを長
さの単位(例えばミリメートル)に変換する必要があ
る。この方法として、先に求めたP1、P2間の画素数
を求め、補正用基準ブロックの溝部の長さと比較するこ
とにより単位変換のための補正係数を求めることが出来
る。
【0029】最後に、撮像素子ずれ補正係数、スリット
光投光器ずれ補正係数および単位変換のための補正係数
を合わせた座標逆変換係数を求め、測定ユニット全体の
補正係数を算出する。この補正係数を上記寸法算出時の
座標変換演算部に加えることにより、平角鋼材の正確な
寸法値を算出することが可能となる。
【0030】次に、実際に種々のサイズの平角鋼材の寸
法を測定し、3次元測定器により算出した寸法値と比較
した結果を図15に示す。この場合、155mm幅×7
5mm厚さの基準ブロックを1ケ用いて最初に1回だけ
測定ユニットの位置ずれ補正を行い、その後、平角鋼材
のおおよその寸法に応じて撮像ユニットを移動セットし
測定を行ったものである。図15からわかるように、1
55mm幅×50mm厚さから27mm幅×4.7mm
厚さの平角鋼材まで±0.2mmの高精度で測定が行わ
れていることがわかる。
【発明の効果】本発明によれば、撮像ユニットを被測定
物の寸法に合わせて移動させることにより、常に光切断
線を受光素子中央部に生成させることが出来るため、視
野を広げることなく、解像度の低下を伴わずに従来より
も幅広い寸法域の測定物まで測定可能となる。また、撮
像ユニットに含まれる誤差を補正するための補正機構に
異形基準ブロックを取り入れたことにより、誤差補正の
ための測定が1度で出来るようになり、装置の簡略化と
時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の構成を示すブロック図
【図2】本装置の測定原理を説明する図
【図3】本装置の特徴を説明する図
【図4】本装置の寸法算出処理の流れ図
【図5】本装置における寸法算出方法を説明する図
【図6】同上
【図7】同上
【図8】同上
【図9】同上
【図10】本装置における測定ユニット取り付け誤差を
補正するための構成図
【図11】本装置における測定ユニット取り付け誤差補
正処理の流れ図
【図12】本装置における測定ユニット取り付け誤差補
正処理を説明する図
【図13】同上
【図14】同上
【図15】本装置により測定した寸法値と3次元測定器
により算出した寸法値の比較結果
【図16】従来の人手による断面寸法測定方法
【図17】従来の測定装置の欠点を説明する図
【符号の説明】 1 被測定物あるいは平角鋼材 1a 補正用基準ブロック 2、2a スリット光投光器 3、3a 撮像素子 4 撮像ユニット 5、5a スリット投光光軸 6、6a 撮像光軸 7、7a 光切断線 8 撮像ユニット駆動機構 9 測定ユニット 10 撮像ユニットと平角鋼材表面との距離 11a 光切断線抽出部 11b 座標変換演算部 12 寸法演算部 13 補正値演算部 14 撮像ユニット駆動制御部 15 輪郭線 b00〜b31 仮平行部端 off 仮平行部端検索範囲 ep0、ep1、ep2 輪郭線データ点 el 2点間を通る直線 ed 直線と点との距離 16a、16b 端部輪郭曲線 16c シフト輪郭曲線 A、B、D、E 幅平坦部端 J、K、G、H 厚さ平坦部端 e0 最小厚さ中心線 f0、f1 削りだし目標厚さ線 17 取り付け誤差 h00〜h32 基準面 r1〜r3 光切断線ベクトル α1、α2 ベクトルの成す角 P0 光切断線基準原点 P1、P2、P3 ベクトル交点 18 テレビモニタ 700、701、702 基準ブロックの光切断線 19 ノギス 20 最大利用可能領域 21 撮像視野

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸みの有る複数の角部と、凹凸のある複
    数の辺とから成る多角形形状の断面を有する被測定物の
    断面形状測定装置において、受光素子とスリット光投光
    器を有し、スリット光投光器から投光されるスリット光
    が、被測定物の全表面を投光されるように複数台設けら
    れた撮像ユニットと、被測定物の寸法に応じて該撮像ユ
    ニットを移動させる手段と、該受光素子で撮像した画像
    から光切断線を抽出する手段と、得られた光切断線を座
    標変換し断面形状を算出する手段と、得られた断面形状
    から所望の寸法値を算出する手段とを有することを特徴
    とする断面形状測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の断面形状測定装置を用い
    て多角形の断面の寸法値を算出する測定方法において、
    1つの撮像ユニットに対して、少なくとも3つの法線ベ
    クトルの異なる基準面を持つ補正用基準ブロックを用
    い、該撮像ユニットで得られた基準ブロックの光切断線
    から撮像ユニットの取り付け誤差を補正することを特徴
    とする、断面形状測定方法。
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