JP3966617B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,空気調和された空気を天井裏や廊下を介して屋内を循環させて複数の部屋を1台の室内ユニットで空気調和を行う空気調和システムに係り,特に天井裏の空気調和された空気を各部屋に送風する吹出装置に設けられたフィルタの取外しが容易にできるようにした空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,複数の部屋を空気調和するには,各部屋に対応して空気調和機を設けることが一般的であるが,これでは必要とする空気調和機の台数が多くなり不経済である。
【0003】
そこで,各部屋に室内ユニットを設けて,当該室内ユニットに1台の室外ユニットから冷媒を供給することにより,空気調和を行うマルチ式空気調和機が市場に提供され始められている。
【0004】
しかし,このマルチ方式の空気調和機でも,室内ユニットは被調和室と同じ台数が必要となると共に,被調和室の数が多い場合には,冷媒配管の総配管距離が長くなるため冷媒循環を行うのに能力が大きい室外ユニットを使用しなければならず,また複雑な冷媒配管経路となるため施工性及びメンテナンス性に欠ける問題がある。
【0005】
このような観点から,マンション等の気密性が高い住宅においては,ダクトレスの空気調和システムが提案されている。
【0006】
かかるダクトレスの空気調和システムは,天井裏に1台の室内ユニットを配設し,また空気調和する部屋に吹出装置を配設したものである。
【0007】
そして,当該天井裏や床下をダクトとして作用させることにより,空気の循環路を形成して,複数の部屋を1台の室内ユニット及び室外ユニットで空気調和できるようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,吹出装置が天井に設けられるため,出来るだけ小型化又は薄型化する必要があり,フィルタの取付構造においても工夫が必要とされている。
【0009】
無論,種々の部材を組合わせて,フィルタの脱着が容易な小型のフィルタ取付構造を構成することも可能であるが,かかる場合にはコストアップの要因となり,また複雑な構成では故障の原因ともなる問題がある。
【0010】
そこで本発明は,簡単,かつ,安価な構成で小型化が可能なフィルタ取付具を備えた空気調和システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は,室外に配設されて熱流体を供給する室外ユニットと,熱流体と室内空気とを熱交換させることにより当該室内空気を空気調和し,その空気を天井裏に吐出す室内ユニットと,空気調和する部屋の天井に設けられると共にフィルタを備えて,天井裏の調和された空気をフィルタリングしながら当該部屋に吹出す吹出装置とを有した空気調和システムにおいて,吹出装置にはグリルが装着されて,当該グリルには,フィルタを出入するためのフィルタ出入口が設けられると共に,吹出装置に,フィルタをグリルのフィルタ出入口から挿入する際の挿入位置をガイドするガイド部と,このガイド部の下端近傍に設けられて当該ガイド部にガイドされて挿入されたフィルタの下端部が落し込まれて自重により填り込んで,当該フィルタを支持する下端溝部を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明にかかる空気調和システムを高気密性,高断熱性のあるマンション等の家屋に設けた場合の模式図であり,図2は後述する吹出装置が設けられた被調和室の様子を示す模式図である。
【0013】
当該空気調和システムは,室外に配設されて冷媒を圧縮する図示しない圧縮機を備えた室外機5a,温水等の熱源を供給する熱源機5b,廊下11等の非調和室の天井裏12に配設されて,室外機5aや熱源機5bから供給された冷媒及び温水と廊下11から吸気した空気とを熱交換させて空気調和する室内機20a,複数の部屋の天井に設けられて当該部屋に調和空気を吹出す吹出装置20b等を有して,室外機5a及び熱源機5bが室外ユニット5を構成し,室内機20aが室内ユニットを構成している。
【0014】
そして,室内機20aからの調和空気は天井裏12を介して吹出装置20bにより各部屋に吹出され,また各部屋の空気は部屋排気口8を通って廊下11等に集り,室内機20aに循環するようになっている。
【0015】
従って,天井裏12及び廊下11の各空間が室内機20aと吹出装置20bとを結ぶダクトとして作用している。
【0016】
図3は吹出装置20bの部分破断斜視図であり,図4は,後述するグリル及び吹出ファンを取除いたときの当該吹出装置20bの正面図を示している。
【0017】
吹出装置20bにはグリル21が装着されて,当該グリル21には,後述するフィルタ22を出入するためのフィルタ出入口23が閉塞可能に設けられると共に,空気の送風方向を制御するルーバー24が設けられている。
【0018】
また,吹出装置20b内には,調和された空気を天井裏12から吸気して室内に吐出す吹出ファン25,吸気した空気のゴミ等を除去するフィルタ22,吹出ファン25を駆動制御する駆動制御部26等が配設されている。なお,当該駆動制御部26は,電装箱27に収納されている。
【0019】
図5は,図4に示す矢視AA断面図である。同図を参照してフィルタ取付具の構成を説明する。フィルタ取付具は,吹出装置の筐体に形成されてフィルタ22の上端部が填る上端溝部31,下端部が填る下端溝部32,フィルタ22を挿入する際の挿入位置をガイドするガイド部33等を有している。
【0020】
下端溝部32は,装着されたフィルタ22の水平位置を規制する位置規制片34,フィルタ22の下端が載置される載置片35,フィルタ22が載置片35から容易に(簡単に)脱着できないように規制する係片36を有している。
【0021】
そして,位置規制片34と載置片35とが概略「L」字状をなして,載置片35の端部に係片36が突設されている。
【0022】
このような構成で,フィルタ22を装着するときは,フィルタ22をフィルタ出入口23から挿入する。このとき,フィルタ22の上端部は,ガイド部33に当接してガイドされて上端溝部31に填る。
【0023】
その後,上端溝部31を中心としてフィルタ22の下端部を回転させる。図5では時計回りに回転する場合を示している。
【0024】
これにより,当該フィルタ22の下端部は係片36を乗越えて,位置規制片34と係片36との間に入込むので,そこで手を離すとフィルタ22の自重により当該フィルタ22が落込んで装着が完了する。
【0025】
フィルタ22は,鉄等のフレームにネット状のフィルタ部材が取付けられた構成であり,適量の重さを有している。
【0026】
従って,コンパクト化が可能になり,かつ,確実に位置規制片34と係片36との間に落し込むことが可能になると共に,天井裏12の空気を吸込んだ際に,フィルタ22が当該空気に押されて係片36から外れることがないようになっている。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,吹出装置にはグリルが装着されて,当該グリルには,フィルタを出入するためのフィルタ出入口が設けられると共に,吹出装置に,フィルタをグリルのフィルタ出入口から挿入する際の挿入位置をガイドするガイド部と,このガイド部の下端近傍に設けられて当該ガイド部にガイドされて挿入されたフィルタの下端部が落し込まれて自重により填り込んで,当該フィルタを支持する下端溝部を備えたので,簡単,かつ,安価な構成で吹出装置の小型化及びグリルを開けることなくフィルタの脱着が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される空気調和システムをマンションに適用した際の模式図である。
【図2】被調和室の様子を示す模式図である。
【図3】吹出装置の部分破断斜視図である。
【図4】吹出装置の分解正面図である。
【図5】図4における矢視AA断面図である。
【符号の説明】
5 室外ユニット
5a 室外機
5b 熱源機
11 廊下
12 天井裏
13 床下
20 室内ユニット
20a 室内機
20b 吹出装置
22 フィルタ
25 クロスファン
31 上端溝部
32 下端溝部

Claims (1)

  1. 室外に配設されて熱流体を供給する室外ユニットと,前記熱流体と室内空気とを熱交換させることにより当該室内空気を空気調和し,その空気を天井裏に吐出す室内ユニットと,空気調和する部屋の天井に設けられると共にフィルタを備えて,天井裏の調和された空気をフィルタリングしながら当該部屋に吹出す吹出装置とを有した空気調和システムにおいて,
    前記吹出装置にはグリルが装着されて,当該グリルには,前記フィルタを出入するためのフィルタ出入口が設けられると共に,
    前記吹出装置に,前記フィルタを前記グリルのフィルタ出入口から挿入する際の挿入位置をガイドするガイド部と,このガイド部の下端近傍に設けられて当該ガイド部にガイドされて挿入された前記フィルタの下端部が落し込まれて自重で填り込むことにより当該フィルタを支持する下端溝部を備えたことを特徴とする空気調和システム。
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