JPH11351613A - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システムInfo
- Publication number
- JPH11351613A JPH11351613A JP15701098A JP15701098A JPH11351613A JP H11351613 A JPH11351613 A JP H11351613A JP 15701098 A JP15701098 A JP 15701098A JP 15701098 A JP15701098 A JP 15701098A JP H11351613 A JPH11351613 A JP H11351613A
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- JP
- Japan
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- tongue
- air
- cross flow
- ceiling
- flow fan
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- Pending
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- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 舌部29を容易に脱着できるようにすると共
に,簡単,かつ,安価な構成で舌部29とクロスフロー
ファン25とが所定の間隔を保てるようにする。 【解決手段】 吹出装置に固定部31をネジ止めして,
当該固定部31に舌部29を係合させるようにする。こ
のとき固定部31には,ガイド溝34及び係合爪33を
設ける。また,舌部29には,ガイド溝34に挿入され
て固定部31に対する当該舌部29の位置決めを行うガ
イド36と,係合爪33が挿入されて当該係合爪33が
係合する爪穴35を設けて,固定部31と舌部29とを
脱着自在に固定する。これにより,常に舌部29とクロ
スフローファン25とが所定の間隔を保つようになる。
に,簡単,かつ,安価な構成で舌部29とクロスフロー
ファン25とが所定の間隔を保てるようにする。 【解決手段】 吹出装置に固定部31をネジ止めして,
当該固定部31に舌部29を係合させるようにする。こ
のとき固定部31には,ガイド溝34及び係合爪33を
設ける。また,舌部29には,ガイド溝34に挿入され
て固定部31に対する当該舌部29の位置決めを行うガ
イド36と,係合爪33が挿入されて当該係合爪33が
係合する爪穴35を設けて,固定部31と舌部29とを
脱着自在に固定する。これにより,常に舌部29とクロ
スフローファン25とが所定の間隔を保つようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,空気調和された空
気を天井裏や廊下を介して屋内を循環させて複数の部屋
を1台の室内ユニットで空気調和を行う空気調和システ
ムに係り,特に吹出装置に設けられた舌部の取付を容易
にすると共に,再装着した際にもクロスフローファンと
の間隔が所定間隔になるようにした空気調和システムに
関する。
気を天井裏や廊下を介して屋内を循環させて複数の部屋
を1台の室内ユニットで空気調和を行う空気調和システ
ムに係り,特に吹出装置に設けられた舌部の取付を容易
にすると共に,再装着した際にもクロスフローファンと
の間隔が所定間隔になるようにした空気調和システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,複数の部屋を空気調和するには,
各部屋に対応して空気調和機を設けることが一般的であ
るが,これでは必要とする空気調和機の台数が多くなり
不経済である。
各部屋に対応して空気調和機を設けることが一般的であ
るが,これでは必要とする空気調和機の台数が多くなり
不経済である。
【0003】そこで,各部屋に室内ユニットを設けて,
当該室内ユニットに1台の室外ユニットから冷媒を供給
することにより,空気調和を行うマルチ式空気調和機が
市場に提供され始められている。
当該室内ユニットに1台の室外ユニットから冷媒を供給
することにより,空気調和を行うマルチ式空気調和機が
市場に提供され始められている。
【0004】しかし,このマルチ方式の空気調和機で
も,室内ユニットは被調和室と同じ台数が必要となると
共に,被調和室の数が多い場合には,冷媒配管の総配管
距離が長くなるため冷媒循環を行うのに能力が大きい室
外ユニットを使用しなければならず,また複雑な冷媒配
管経路となるため施工性及びメンテナンス性に欠ける問
題がある。
も,室内ユニットは被調和室と同じ台数が必要となると
共に,被調和室の数が多い場合には,冷媒配管の総配管
距離が長くなるため冷媒循環を行うのに能力が大きい室
外ユニットを使用しなければならず,また複雑な冷媒配
管経路となるため施工性及びメンテナンス性に欠ける問
題がある。
【0005】このような観点から,マンション等の気密
性が高い住宅においては,ダクトレスの空気調和システ
ムが提案されている。
性が高い住宅においては,ダクトレスの空気調和システ
ムが提案されている。
【0006】かかるダクトレスの空気調和システムは,
天井裏に1台の室内ユニットを配設し,また空気調和す
る部屋に吹出装置を配設した構成となっている。
天井裏に1台の室内ユニットを配設し,また空気調和す
る部屋に吹出装置を配設した構成となっている。
【0007】そして,当該天井裏や廊下をダクトとして
作用させることにより,空気の循環路を形成して,複数
の部屋を1台の室内ユニット及び室外ユニットで空気調
和できるようにしている。
作用させることにより,空気の循環路を形成して,複数
の部屋を1台の室内ユニット及び室外ユニットで空気調
和できるようにしている。
【0008】なお,吹出装置には,天井裏の空気が吸引
される吸気口,クロスフローファン,該クロスフローフ
ァンと吹出口との間であって当該クロスフローファンに
沿って設けられた舌部等が設けられている。
される吸気口,クロスフローファン,該クロスフローフ
ァンと吹出口との間であって当該クロスフローファンに
沿って設けられた舌部等が設けられている。
【0009】当該舌部は,クロスフローファンにより天
井裏の空気が効率的に吹出されるように,当該クロスフ
ローファンによる吹出方向を規制する働きをしている。
井裏の空気が効率的に吹出されるように,当該クロスフ
ローファンによる吹出方向を規制する働きをしている。
【0010】即ち,クロスフローファンの吹出方向には
指向性がないので,舌部を設けない場合や当該舌部がク
ロスフローファンから離れているような場合には,あた
かも大きな部屋の中でクロスフローファンを回転してい
るのと同じ状況となり,特定の方向に空気を吹出すこと
ができなくなる。
指向性がないので,舌部を設けない場合や当該舌部がク
ロスフローファンから離れているような場合には,あた
かも大きな部屋の中でクロスフローファンを回転してい
るのと同じ状況となり,特定の方向に空気を吹出すこと
ができなくなる。
【0011】そこで,舌部をクロスフローファンに近接
させて設けることにより,吹出方向を規制し,これによ
り吸気された空気が効率的に部屋に吹出されるようにし
ている。
させて設けることにより,吹出方向を規制し,これによ
り吸気された空気が効率的に部屋に吹出されるようにし
ている。
【0012】かかる舌部の取付方法として,当該舌部を
吹出装置の筐体と一体成形する場合,舌部と吹出装置の
筐体とを個別に形成して,当該舌部を筐体にネジ止めす
る場合がある。
吹出装置の筐体と一体成形する場合,舌部と吹出装置の
筐体とを個別に形成して,当該舌部を筐体にネジ止めす
る場合がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,舌部を
吹出装置の筐体と一体成形する場合には,筐体全体の寸
法精度を著しく高くしなければならず,大幅なコストア
ップの要因となる問題がある。
吹出装置の筐体と一体成形する場合には,筐体全体の寸
法精度を著しく高くしなければならず,大幅なコストア
ップの要因となる問題がある。
【0014】即ち,吹出装置の筐体は相応の大きさを持
つので,筐体が撓んだりするとクロスフローファンと舌
部とが接触したりする。また接触しないまでも,舌部が
クロスファンと必要以上に離れてしまうと,当該舌部に
よる吹出方向の規制が効率的に行えなくなって送風効率
の低下を招いてしまう。
つので,筐体が撓んだりするとクロスフローファンと舌
部とが接触したりする。また接触しないまでも,舌部が
クロスファンと必要以上に離れてしまうと,当該舌部に
よる吹出方向の規制が効率的に行えなくなって送風効率
の低下を招いてしまう。
【0015】従って,舌部の位置は高精度に規定される
必要があるが,このためには筐体全体の精度も高くしな
ければならず,大幅なコストアップの要因となる。
必要があるが,このためには筐体全体の精度も高くしな
ければならず,大幅なコストアップの要因となる。
【0016】また,舌部を筐体にネジ止めする構成の場
合には,ネジ止めの際にクロスフローファンと舌部との
間隔を調整できるように形成することが可能なので,上
述したような吹出装置の筐体全体に対して高寸法精度が
要求されることはない。
合には,ネジ止めの際にクロスフローファンと舌部との
間隔を調整できるように形成することが可能なので,上
述したような吹出装置の筐体全体に対して高寸法精度が
要求されることはない。
【0017】しかし,クロスフローファンのメンテナン
スを行うために舌部を取外すと,元の位置にネジ止めす
ることが困難となる問題がある。
スを行うために舌部を取外すと,元の位置にネジ止めす
ることが困難となる問題がある。
【0018】即ち,ネジ止め作業は比較的容易に行える
ものの,クロスファンのメンテナンス時には,吹出装置
が天井に取付けられた状態であるので作業性が悪く,か
つ,ネジには遊びあり,またクロスフローファンと舌部
とが近接する所は奥まった所に位置するため,これらの
相対位置を確認することが困難である等の理由から,当
該舌部を元の所定位置に固定することが困難となる。
ものの,クロスファンのメンテナンス時には,吹出装置
が天井に取付けられた状態であるので作業性が悪く,か
つ,ネジには遊びあり,またクロスフローファンと舌部
とが近接する所は奥まった所に位置するため,これらの
相対位置を確認することが困難である等の理由から,当
該舌部を元の所定位置に固定することが困難となる。
【0019】そこで本発明は,簡単,かつ,安価な構成
で舌部とクロスフローファンとが所定の間隔を保ちなが
ら,容易に舌部の脱着を可能にした吹出装置を備えた空
気調和システムを提供することを目的とする。
で舌部とクロスフローファンとが所定の間隔を保ちなが
ら,容易に舌部の脱着を可能にした吹出装置を備えた空
気調和システムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1にかかる発明は,室外に配設されて熱流体
を供給する室外ユニットと,熱流体と室内空気とを熱交
換させることにより当該室内空気を空気調和し,その空
気を天井裏に吐出す室内ユニットと,空気調和する部屋
の天井に設けられると共にクロスフローファンを備え
て,天井裏から調和された空気を吸気口を介して当該部
屋に吹出す吹出装置とを有した空気調和システムにおい
て,クロスフローファンにより吸引された天井裏の空気
の吹出方向を規制する舌部と,吹出装置の筐体に固定位
置が設けられると共に,舌部がクロスフローファンと近
接するように支持して,当該舌部に吹出方向規制作用を
発揮させる固定部とを有して,吹出装置の筐体や舌部の
寸法精度を特に高精度にしなくても,常にクロスフロー
ファンと舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようにし
たことを特徴とする。
め,請求項1にかかる発明は,室外に配設されて熱流体
を供給する室外ユニットと,熱流体と室内空気とを熱交
換させることにより当該室内空気を空気調和し,その空
気を天井裏に吐出す室内ユニットと,空気調和する部屋
の天井に設けられると共にクロスフローファンを備え
て,天井裏から調和された空気を吸気口を介して当該部
屋に吹出す吹出装置とを有した空気調和システムにおい
て,クロスフローファンにより吸引された天井裏の空気
の吹出方向を規制する舌部と,吹出装置の筐体に固定位
置が設けられると共に,舌部がクロスフローファンと近
接するように支持して,当該舌部に吹出方向規制作用を
発揮させる固定部とを有して,吹出装置の筐体や舌部の
寸法精度を特に高精度にしなくても,常にクロスフロー
ファンと舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようにし
たことを特徴とする。
【0021】請求項2にかかる発明は,固定部が,ガイ
ド溝と係合爪とを有し,舌部が,ガイド溝に挿入されて
固定部に対する当該舌部の位置決めを行うガイドと,係
合爪が係合して固定部と舌部とを脱着自在に固定する爪
穴とを有して,簡便,かつ,容易にクロスフローファン
と舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようにしたこと
を特徴とする。
ド溝と係合爪とを有し,舌部が,ガイド溝に挿入されて
固定部に対する当該舌部の位置決めを行うガイドと,係
合爪が係合して固定部と舌部とを脱着自在に固定する爪
穴とを有して,簡便,かつ,容易にクロスフローファン
と舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようにしたこと
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本発明にかかる空気調和システムを
高気密性,高断熱性のあるマンション等の家屋に設けた
場合の模式図であり,図2は後述する吹出装置が設けら
れた被調和室の様子を示す模式図である。
て説明する。図1は本発明にかかる空気調和システムを
高気密性,高断熱性のあるマンション等の家屋に設けた
場合の模式図であり,図2は後述する吹出装置が設けら
れた被調和室の様子を示す模式図である。
【0023】当該空気調和システムは,室外に配設され
て冷媒を圧縮する図示しない圧縮機を備えた室外機5
a,温水等の熱源を供給する熱源機5b,廊下11等の
非調和室の天井裏12に配設されて,室外機5aや熱源
機5bから供給された冷媒及び温水と廊下11から吸気
した空気とを熱交換させて空気調和する室内機20a,
複数の部屋の天井に設けられて当該部屋に調和空気を吹
出す吹出装置20b等を有して,室外機5a及び熱源機
5bが室外ユニット5を構成し,室内機20a及び吹出
装置20bが室内ユニットを構成している。
て冷媒を圧縮する図示しない圧縮機を備えた室外機5
a,温水等の熱源を供給する熱源機5b,廊下11等の
非調和室の天井裏12に配設されて,室外機5aや熱源
機5bから供給された冷媒及び温水と廊下11から吸気
した空気とを熱交換させて空気調和する室内機20a,
複数の部屋の天井に設けられて当該部屋に調和空気を吹
出す吹出装置20b等を有して,室外機5a及び熱源機
5bが室外ユニット5を構成し,室内機20a及び吹出
装置20bが室内ユニットを構成している。
【0024】そして,室内機20aからの調和空気は天
井裏12を介して吹出装置20bにより各部屋に吹出さ
れ,また各部屋の空気は部屋排気口8を通って廊下11
等に集り,室内機20aに循環するようになっている。
井裏12を介して吹出装置20bにより各部屋に吹出さ
れ,また各部屋の空気は部屋排気口8を通って廊下11
等に集り,室内機20aに循環するようになっている。
【0025】従って,天井裏12及び廊下11の各空間
が室内機20aと吹出装置20bとを結ぶダクトとして
作用している。
が室内機20aと吹出装置20bとを結ぶダクトとして
作用している。
【0026】図3は吹出装置20bの部分破断斜視図で
あり,図4は,当該吹出装置の主要部品についての分解
斜視図である。吹出装置20bには筐体側面に天井裏の
空気が吸気される際の吸気口が設けられていると共に,
正面にはグリル21が設けられている。
あり,図4は,当該吹出装置の主要部品についての分解
斜視図である。吹出装置20bには筐体側面に天井裏の
空気が吸気される際の吸気口が設けられていると共に,
正面にはグリル21が設けられている。
【0027】また,当該グリル21には,フィルタ22
を出入するためのフィルタ取出口23が閉塞可能に設け
られると共に,送風口を開閉するルーバー24が設けら
れている。
を出入するためのフィルタ取出口23が閉塞可能に設け
られると共に,送風口を開閉するルーバー24が設けら
れている。
【0028】さらに,吹出装置20b内には,調和され
た空気を天井裏12から吸気して室内に吐出すクロスフ
ローファン25,吸気した空気のゴミ等を除去するフィ
ルタ22,クロスフローファン25を駆動制御する駆動
制御部26が収納された電装箱27,クロスフローファ
ン25に近接して吹出口側に設けられた舌部29,該舌
部29を吹出装置の筐体30に固定する固定部31等を
有している。
た空気を天井裏12から吸気して室内に吐出すクロスフ
ローファン25,吸気した空気のゴミ等を除去するフィ
ルタ22,クロスフローファン25を駆動制御する駆動
制御部26が収納された電装箱27,クロスフローファ
ン25に近接して吹出口側に設けられた舌部29,該舌
部29を吹出装置の筐体30に固定する固定部31等を
有している。
【0029】図5は,ファンモータ30側の部分詳細図
で,図6は図5における矢視AA断面図,図7は図5に
おける矢視BB断面図を示している。また図8は舌部2
9の構成を示す図で,図8(a)は上面図,図8(b)
は側面図,図8(c)は断面図である。
で,図6は図5における矢視AA断面図,図7は図5に
おける矢視BB断面図を示している。また図8は舌部2
9の構成を示す図で,図8(a)は上面図,図8(b)
は側面図,図8(c)は断面図である。
【0030】固定部31は,係合爪33及びガイド溝3
4を備えて吹出装置の筐体30の左右端部にネジ止めさ
れている。また,舌部29の両端には,係合爪33が挿
入される爪穴35及びガイド溝34に挿嵌されるガイド
36が設けられている。
4を備えて吹出装置の筐体30の左右端部にネジ止めさ
れている。また,舌部29の両端には,係合爪33が挿
入される爪穴35及びガイド溝34に挿嵌されるガイド
36が設けられている。
【0031】次に,上記吹出装置の詳細構成を図4を参
照しながら組立手順の説明と共に説明する。先ず,ファ
ンモータ30に弾性部材からなる防振部材37を取付け
てモータ取付溝38に装着し,モータカバー39をネジ
止めする。
照しながら組立手順の説明と共に説明する。先ず,ファ
ンモータ30に弾性部材からなる防振部材37を取付け
てモータ取付溝38に装着し,モータカバー39をネジ
止めする。
【0032】これにより,ファンモータ30は防振部材
37が許容する範囲で動き得る半固定状態となる。
37が許容する範囲で動き得る半固定状態となる。
【0033】その後,クロスフローファン25の一方の
軸をファン軸受41に挿入し,他方をモータ軸に挿入し
てネジ止めする。このときファンモータ30が弾性部材
からなる防振部材37を介して固定されているので,ク
ロスフローファン25の軸をモータ軸に挿入する作業が
容易になると共に,軸合せが不要になっている。
軸をファン軸受41に挿入し,他方をモータ軸に挿入し
てネジ止めする。このときファンモータ30が弾性部材
からなる防振部材37を介して固定されているので,ク
ロスフローファン25の軸をモータ軸に挿入する作業が
容易になると共に,軸合せが不要になっている。
【0034】一方,モータ取付溝38と対向する位置に
設けられた軸受溝40には,ファン軸受41を装着す
る。
設けられた軸受溝40には,ファン軸受41を装着す
る。
【0035】そして,固定部31を筐体30にネジ止め
する。このとき,ファンモータ30側の固定部31はフ
ァンモータ30と接触しないようになっているが,ファ
ン軸受41側の固定部31はファン軸受41に当接する
ようになっているので,当該ファン軸受41側の固定部
31をネジ止めすることによりファン軸受41が固定さ
れる。
する。このとき,ファンモータ30側の固定部31はフ
ァンモータ30と接触しないようになっているが,ファ
ン軸受41側の固定部31はファン軸受41に当接する
ようになっているので,当該ファン軸受41側の固定部
31をネジ止めすることによりファン軸受41が固定さ
れる。
【0036】クロスフローファン25を取付けた後,舌
部29を固定部31に装着する。舌部29の装着は,固
定部31のガイド溝34に舌部29のガイド36を挿入
して,固定部31に対する舌部29の位置規制を行いな
がら係合爪33を爪穴35に挿入する。
部29を固定部31に装着する。舌部29の装着は,固
定部31のガイド溝34に舌部29のガイド36を挿入
して,固定部31に対する舌部29の位置規制を行いな
がら係合爪33を爪穴35に挿入する。
【0037】係合爪33の頭部には,突起状の返し42
が設けられおり(図6参照),係合爪33が爪穴35に
挿入されると,当該返し42が爪穴35に当ることによ
り係合爪33が弾性変形し,該返し42が爪穴35から
抜けると復元して係合が完了する。
が設けられおり(図6参照),係合爪33が爪穴35に
挿入されると,当該返し42が爪穴35に当ることによ
り係合爪33が弾性変形し,該返し42が爪穴35から
抜けると復元して係合が完了する。
【0038】これにより,例え筐体30の寸法精度が悪
くても,舌部29とクロスフローファン25との距離を
適正に保つことが可能になると共に,クロスフローファ
ン25のメンテナンス等を行う際に舌部29を取外して
も,容易に元の位置に再装着することが可能になる。
くても,舌部29とクロスフローファン25との距離を
適正に保つことが可能になると共に,クロスフローファ
ン25のメンテナンス等を行う際に舌部29を取外して
も,容易に元の位置に再装着することが可能になる。
【0039】その後,空気の吹出方向を調整する吹出方
向調整羽根43,フィルタ22,電装箱27等を順次装
着して吹出装置の組立が完了する。
向調整羽根43,フィルタ22,電装箱27等を順次装
着して吹出装置の組立が完了する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1に係る発
明によれば,舌部に吹出方向規制作用を発揮させるべ
く,当該舌部をクロスフローファンに近接して支持する
固定部を設けたので,吹出装置の筐体や舌部の寸法精度
を特に高精度にしなくても,常にクロスフローファンと
舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようになる。
明によれば,舌部に吹出方向規制作用を発揮させるべ
く,当該舌部をクロスフローファンに近接して支持する
固定部を設けたので,吹出装置の筐体や舌部の寸法精度
を特に高精度にしなくても,常にクロスフローファンと
舌部とが適正距離を隔てて隣接できるようになる。
【0041】請求項2にかかる発明は,固定部にガイド
溝及び係合爪を設け,舌部にガイド溝に挿入されるガイ
ドと,係合爪が係合する爪穴とを設けたので,固定部と
舌部とが脱着自在に固定できると共に,固定部に対する
当該舌部の位置決めを行うことができて,常にクロスフ
ローファンと舌部とが適正距離を隔てて隣接できるよう
になる。
溝及び係合爪を設け,舌部にガイド溝に挿入されるガイ
ドと,係合爪が係合する爪穴とを設けたので,固定部と
舌部とが脱着自在に固定できると共に,固定部に対する
当該舌部の位置決めを行うことができて,常にクロスフ
ローファンと舌部とが適正距離を隔てて隣接できるよう
になる。
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される空気調
和システムをマンションに適用した際の模式図である。
和システムをマンションに適用した際の模式図である。
【図2】被調和室の様子を示す模式図である。
【図3】吹出装置の部分破断斜視図である。
【図4】吹出装置の分解斜視図である。
【図5】吹出装置の内部構成を示す部分図である。
【図6】図5におけるAA矢視断面図である。
【図7】図5におけるBB矢視断面図である。
【図8】舌部の構成を示す図である。
5 室外ユニット 5a 室外機 5b 熱源機 11 廊下 12 天井裏 20 室内ユニット 20a 室内機 20b 吹出装置 25 クロスフローファン 28 吸気口 29 舌部 31 固定部 33 係合爪 34 ガイド溝 35 爪穴 36 ガイド
Claims (2)
- 【請求項1】 室外に配設されて熱流体を供給する室外
ユニットと,前記熱流体と室内空気とを熱交換させるこ
とにより当該室内空気を空気調和し,その空気を天井裏
に吐出す室内ユニットと,空気調和する部屋の天井に設
けられると共にクロスフローファンを備えて,前記天井
裏から調和された空気を吸気口を介して当該部屋に吹出
す吹出装置とを有した空気調和システムにおいて,前記
クロスフローファンにより吸引された前記天井裏の空気
の吹出方向を規制する舌部と,前記吹出装置の筐体に固
定位置が設けられると共に,前記舌部が前記クロスフロ
ーファンと近接するように支持して,当該舌部に前記吹
出方向規制作用を発揮させる固定部とを有してなること
を特徴とする空気調和システム。 - 【請求項2】 前記固定部が,ガイド溝と係合爪とを有
し,前記舌部が,前記ガイド溝に挿入されて前記固定部
に対する当該舌部の位置決めを行うガイドと,前記係合
爪が係合して前記固定部と前記舌部とを脱着自在に固定
する爪穴とを有することを特徴とする空気調和システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15701098A JPH11351613A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15701098A JPH11351613A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 空気調和システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351613A true JPH11351613A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15640216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15701098A Pending JPH11351613A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 空気調和システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11351613A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147690A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Panasonic Corp | 送風装置 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP15701098A patent/JPH11351613A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147690A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Panasonic Corp | 送風装置 |
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