JP3965023B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報記録媒体としてCD−Rディスク,CD−RWディスク,DVDディスクのように複数のブロックを一つの単位として読み書きを行うCDドライブ装置,CD−R/RWドライブ装置,DVDドライブ装置などの情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
書き換え可能な情報記録媒体には、複数のブロック(または、セクタ)単位でしか書き込むことができないものがある。
例えば、CD−Rディスク,CD−RWディスク等の書き換え可能なCDのパケットやDVDがある。
書き換え可能なCDの場合、ディスクの情報(以下「データ」とも称する)を書き換える場合、パケットを部分的に書き換えることができない。もし、部分的に書き換えを行う場合、既に書かれているデータを読み出し、そのデータを変更後書き込まなければならない。DVDディスクも同様の処理を行わなければならない。
【0003】
従来、上述のような情報記録再生装置におけるデータを部分的に書き換える処理としては、図11に示すように、予め情報記録媒体11から書き換え対象のデータを読み込んで情報記録再生装置のバッファメモリ7の領域70内に書き込み(図中矢示e1)、そのデータ中の書き換え部分71に上位装置10から書き換えデータを転送して上書きした(図中矢示e2)後に全てのデータを情報記録媒体11上の該当する領域に書き込む(図中矢示e3)ようにしていた。
【0004】
また、図12に示すように、情報記録再生装置のバッファメモリ7内の書き換え用情報格納領域81に上位装置10から転送した書き換えデータを書き込み(図中矢示f1)、情報記録媒体11上の書き換え対象の領域からデータを読み出してバッファメモリ7内の別の領域80に書き込み、その領域内の書き換える部分82に相当する位置のデータを上記書き換え用情報格納領域81に格納したデータに書き換えた(図中矢示f2)後、全てのデータを情報記録媒体11上の書き換え対象の領域に書き換えて変更する(図中矢示f3)ようにしていた。
【0005】
さらに、DVDディスクの書き換え時に、書き込み済か否かを判定し、未書き込みの場合はDVDディスクから読み込む処理を行わないようにする情報記録再生装置(例えば、特開平10−106170号公報参照)があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11で示したデータを部分的に書き換える処理を行う情報記録再生装置では、データを読み込むまで書き換えるデータを転送できないので、書き込み処理が遅くなるという問題があった。
また、図12で示したデータを部分的に書き換える処理を行う情報記録再生装置では、書き換える部分のデータを変更するために時間がかかるという問題があった。
さらに、上記DVDディスクに対する書き換えを行う情報記録再生装置では、既にデータが書かれている場合は、以前書き込んだデータをDVDディスクから読み出さなければならないので、データの書き換えに時間がかかってしまうという問題があった。
【0007】
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、書き換え可能な情報記録媒体上に記録された情報の書き換え処理を短時間で行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、書き換えない部分に相当する位置に情報記録媒体上の書き換え対象の領域から書き換えない情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段を設けたものである。
【0009】
また、情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで上記確保した領域内に書き込み、上記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を読み込んだ後に情報の読み込み処理を一時中断し、上記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の読み込み処理を再開して上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を上記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段を設けるとよい。
【0010】
さらに、情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで上記確保した領域内に書き込み、上記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を書き込んだ後に上記一時格納手段への情報の転送を抑制し、上記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の転送処理を再開して上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を前記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段を設けるとよい。
【0011】
また、情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域と書き換え情報格納用領域とを確保する最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段と、その最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段によって確保した書き換え情報格納用領域に書き換える情報を転送して書き込み、上記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、その書換情報・非書換情報書込制御手段によって上記一時格納手段に書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込むとき、上記書き換え対象の領域の書き換え部分の位置には上記書き換え情報格納用領域に格納された情報を読み出して書き込み、書き換えない部分の位置には上記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に格納された情報を読み出して書き込む書込制御手段を設けるとよい。
【0012】
さらに、上述のような情報記録再生装置において、上記一時格納手段に確保した領域に書き込んだ情報を保持する情報保持手段と、上記書き換えない情報が上記情報保持手段によって上記一時格納手段に保持されているとき、上記情報記録媒体から書き換えない情報を読み込まず、上記情報記録媒体への書き込み時には上記一時格納手段に格納された書き換えない情報を書き込むようにする手段を設けるとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この情報記録再生装置は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現される機能部を備えたCD−R/RWドライブ装置,DVDドライブ装置等の光ディスク装置であり、モータ1,回転制御部2,光ピックアップ3,アクチュエータ制御部4,信号制御部5,ドライブコントローラ6,バッファメモリ7,レーザ駆動回路8,外部インタフェイス9等からなる。
【0014】
モータ1は、データ記録及び再生(データの読み込みと書き込み)時に情報記録媒体11を回転させる。
回転制御部2は、モータ1の回転制御を行う。
光ピックアップ3は、図示を省略した公知の光学系機能部を備えており、情報記録媒体11に対してデータ記録及び再生時にレーザ光の照射と反射光の受光等を行う。
アクチュエータ制御部4は、情報記録媒体11に対する光ピックアップ3を半径方向等へ移動させる制御を行う。
信号制御部5は、光ピックアップ3からの信号を制御する。
ドライブコントローラ6は、この情報再生装置の全体の制御を司り、この発明に係わる最小書込単位量領域確保制御,書換情報・非書換情報書込制御,書込制御等の処理を行う。
【0015】
バッファメモリ7は、ドライブコントローラ6がデータ格納等の一時記憶領域として使用すると共に、書き込み及び読み込み時のデータを格納する一時格納手段の機能も果たす。
レーザ駆動回路8は、光ピックアップ3のレーザ光の照射を駆動する。
外部インタフェイス9は、上位装置10とコマンド,データ等の送受信を行うために使用される。
上位装置10は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、情報記録再生装置を制御するパソコン等のホストコンピュータである。
情報記録媒体11は、CD−Rディスク,CD−RWディスク,DVDディスク等の書き換え可能な光ディスクである。
【0016】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え機能とその処理について説明する。
この発明の請求項1に係わるデータ書き換え機能としては、上記1〜7の各部が情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段の機能を、上記バッファメモリ7が上記一時格納手段の機能をそれぞれ果たす。
【0017】
また、上記ドライブコントローラ6が、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、書き換えない部分に相当する位置に情報記録媒体上の書き換え対象の領域から書き換えない情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段の機能を果たす。
【0018】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え処理について説明する。
図2は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
【0019】
このデータ書き換え処理では、ドライブコントローラ6は、データ(情報)書き換えの際の情報記録媒体11からの書き込み時にバッファメモリ7に最小書き込み単位量に相当する領域20を確保して、その確保した最小書き込み単位量の領域20内の書き換え部分に相当する位置22に上位装置10から書き換えるデータ(情報)を転送して書き込み、書き換えない部分に相当する位置21に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から書き換えないデータ(情報)を読み込んで書き込む。
その後、ドライブコントローラ6は、バッファメモリ7に確保した領域20内の書き換えないデータと書き換えるデータとからなるデータを情報記録媒体11の書き換え対象の領域に上書きで書き込む。
【0020】
次に、このデータ書き換え処理についてさらに説明する。
図3は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え処理の他の説明図である。
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時、予めバッファメモリ7に最小書き込み単位量に相当する領域30を確保する。
【0021】
その後、上位装置10から領域30内の書き換え部分に相当する位置31に書き換えるデータを転送して書き込み(図中矢示a1)、領域30内の先頭から書き換えない部分に相当する位置32に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から書き換えないデータを読み込んで書き込み(図中矢示a2)、位置31で読み込み処理を終了し、位置31の直後から再度読み込みを開始し、領域30内の続きの書き換えない部分に相当する位置33に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から書き換えないデータを読み込んで書き込む(図中矢示a3)。
そして、領域30内の全データを情報記録媒体11の書き換え対象の領域に上書きで書き込む。
【0022】
このようにして、この発明の請求項1に係わるデータ書き換え機能によれば、バッファメモリ上でデータの書き換えを行う際に、そのバッファメモリに確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に予めデータを転送して書き込み、書き換えないデータのみを情報記録媒体から読み出して書き込むので、バッファメモリ内でデータを移動する必要がなくなり、情報記録媒体上に書き戻すデータを素早く作成することができ、情報記録媒体のデータを高速に書き換えることができる。
【0023】
次に、上述の情報記録再生装置においては、バッファメモリ7内の書き換え部分にはデータが転送されているので読み込み処理を分割しなければならない。したがって、読み込み処理の分割によって生じるシーク等の処理分だけ書き換え処理が遅くなる。そこで、この発明の請求項2に係わるデータ書き換え機能ではその不都合を解消している。
【0024】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え機能とその処理について説明する。
この発明の請求項2に係わるデータ書き換え機能としては、上記1〜7の各部が情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段の機能を、上記バッファメモリ7が上記一時格納手段の機能をそれぞれ果たす。
【0025】
また、上記ドライブコントローラ6が、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで上記確保した領域内に書き込み、上記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を読み込んだ後に情報の読み込み処理を一時中断し、上記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の読み込み処理を再開して上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を上記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段の機能を果たす。
【0026】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理について説明する。
図4は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【0027】
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時の書き込み処理において予めバッファメモリ7に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保し、ステップ(図中「S」で示す)1で確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換えるデータを上位装置からデータを転送して書き込んだ後、ステップ2で情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順にデータを読み込み、ステップ3で読み込み位置が書き換え部分か否かを判断する。
【0028】
ステップ3の判断で書き換え部分で無ければそのままステップ6へ進み、書き換え部分なら、ステップ4で既に書き換えるデータが上位装置より転送されて書き込まれているので、読み込み処理を停止して一時中断し、ステップ5で次の書き換えない部分のデータの読み込み処理を起動して読み込み処理を再開し、ステップ6で読み込み終了か否かを判断する。
ステップ6の判断で読み込み終了でなければステップ3へ戻って上述の処理を繰り返し、書き換えない部分の読み込みが終了(データを読み込んでバッファメモリへの書き込みが終了)ならステップ7で確保した領域に格納されている全データを情報記録媒体上の書き換え対象の領域に上書きする書き込みを実行して、この処理を終了する。
【0029】
次に、このデータ書き換え処理についてさらに説明する。
図5は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時、予めバッファメモリ7に最小書き込み単位量に相当する領域40を確保する。
【0030】
その後、上位装置10から領域40内の書き換え部分に相当する位置41に書き換えるデータを転送して書き込み(図中矢示b1)、領域40内の先頭から書き換えない部分に相当する位置42に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から書き換えないデータを読み込んで書き込み(図中矢示b2)、領域40内の書き換え部分に相当する位置41の直前までのデータを読み込んだ後にデータの読み込み処理を一時中断し、書き換え部分に相当する位置41の直後からデータの読み込み処理を再開して情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えないデータを次の書き換えない部分に相当する位置43から続けて書き込む。そして、領域40内の全データを情報記録媒体11の書き換え対象の領域に上書きで書き込む。
【0031】
このようにして、この発明の請求項2に係わるデータ書き換え機能によれば、情報記録媒体から書き換え部分の前後の書き換えないデータを連続的に読み込んでバッファメモリへ書き込めるので、書き換え部分の直前で読み込み処理を終了して書き換え部分の直後から読み込みを初めから行う必要が無く、バッファメモリ上で情報記録媒体へ書き戻すデータを素早く作成することができ、情報記録媒体上のデータを高速に書き換えることができる。
【0032】
次に、この発明の請求項3に係わるデータ書き換え機能でも、上述の情報記録再生装置における読み込み処理の分割によって生じるシーク等の処理分だけ書き換え処理が遅くなる不都合を解消することができる。
【0033】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係わるデータ書き換え機能とその処理について説明する。
この発明の請求項3に係わるデータ書き換え機能としては、上記1〜7の各部が情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段の機能を、上記バッファメモリ7が上記一時格納手段の機能をそれぞれ果たす。
【0034】
また、上記ドライブコントローラ6が、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、その最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで上記確保した領域内に書き込み、上記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を書き込んだ後に上記一時格納手段への情報の転送を抑制し、上記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の転送処理を再開して上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を上記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、上記一時格納手段に確保した領域に上記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段の機能を果たす。
【0035】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係わるデータ書き換え処理について説明する。
図6は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【0036】
ドライブコントローラ6は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時の書き込み処理において予めバッファメモリ7に上記最小書き込み単位量に相当する領域を確保し、ステップ(図中「S」で示す)11で確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換えるデータを上位装置からデータを転送して書き込んだ後、ステップ12で情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順にデータを読み込み、ステップ13で読み込み位置が書き換え部分か否かを判断する。
【0037】
ステップ13の判断で書き換え部分で無ければそのままステップ15へ進み、書き換え部分なら、ステップ14で既に書き換えるデータが上位装置より転送されて書き込まれているので、読み込んだデータのバッファメモリへの転送を抑止(抑制)して書き込まないようにし、ステップ15で読み込み終了か否かを判断する。
ステップ15の判断で読み込み終了でなければステップ13へ戻って上述の処理を繰り返し、書き換えない部分の読み込みが終了(データを読み込んでバッファメモリへの書き込みが終了)ならステップ16で確保した領域に格納されている全データを情報記録媒体上の書き換え対象の領域に上書きする書き込みを実行して、この処理を終了する。
【0038】
次に、このデータ書き換え処理についてさらに説明する。
図7は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時、予めバッファメモリ7に最小書き込み単位量に相当する領域50を確保する。
【0039】
その後、上位装置10から領域50内の書き換え部分に相当する位置51に書き換えるデータを転送して書き込み(図中矢示c1)、領域50内の先頭から書き換えない部分に相当する位置52に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から書き換えないデータを読み込んで書き込み(図中矢示c2)、領域50内の書き換え部分に相当する位置51の直前までのデータを読み込んでバッファメモリ7へ転送した後、書き換え部分に相当するデータを読み込んでもバッファメモリ7への転送を抑制して書き込まないようにし、書き換え部分に相当する位置51の直後からデータの転送の抑制を解除して情報記録媒体11上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えないデータを次の書き換えない部分に相当する位置53に続けて書き込む。そして、領域50内の全データを情報記録媒体11の書き換え対象の領域に上書きで書き込む。
【0040】
このようにして、この発明の請求項3に係わるデータ書き換え機能によれば、情報記録媒体からのデータの読み込み動作を中断することなく書き換え部分のデータのみをバッファメモリに転送しないので、バッファメモリ上で情報記録媒体に書き戻すデータを素早く作成することができ、情報記録媒体上のデータを高速に書き換えることができる。
【0041】
次に、この発明の請求項4に係わるデータ書き換え機能でも、上述の情報記録再生装置における読み込み処理の分割によって生じるシーク等の処理分だけ書き換え処理が遅くなる不都合を解消することができる。
【0042】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え機能とその処理について説明する。
この発明の請求項4に係わるデータ書き換え機能としては、上記1〜7の各部が情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段の機能を、上記バッファメモリ7が上記一時格納手段の機能をそれぞれ果たす。
【0043】
また、上記ドライブコントローラ6が、上記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は上記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に上記最小書き込み単位量に相当する領域と書き換え情報格納用領域とを確保する最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段と、その最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段によって確保した書き換え情報格納用領域に書き換える情報を転送して書き込み、上記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、その書換情報・非書換情報書込制御手段によって上記一時格納手段に書き込んだ情報を上記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込むとき、上記書き換え対象の領域の書き換え部分の位置には上記書き換え情報格納用領域に格納された情報を読み出して書き込み、書き換えない部分の位置には上記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に格納された情報を読み出して書き込む書込制御手段の機能を果たす。
【0044】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え処理について説明する。
図8は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【0045】
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時の書き込み処理において予めバッファメモリ7に上記最小書き込み単位量に相当する領域と書き換え情報格納用領域とを確保し、ステップ(図中「S」で示す)21で確保した書き換え情報格納用領域に書き換えるデータを上位装置からデータを転送して書き込んだ後、ステップ22で情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順にデータを読み込み、上記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に書き込む。
ステップ23で情報記録媒体上の書き換え対象の領域に上書きする書き込みを開始して、ステップ24でバッファメモリ上に確保した最小書き込み単位量に相当する領域内のデータを順次読み出して読み込み位置が書き換え部分か否かを判断する。
【0046】
ステップ24の判断で書き換え部分で無ければそのまま書き戻しを継続してステップ26へ進み、書き換え部分なら、ステップ25でバッファメモリの書き換え情報格納用領域に格納されたデータを情報記録媒体上の該当する位置に書き込み、ステップ26で書き込み終了か否かを判断する。
ステップ26の判断で情報記録媒体への書き込み終了でなければステップ24へ戻って上述の処理を繰り返し、バッファメモリ上の両領域のデータが終了してデータ書き込みが終了したら、この処理を終了する。
【0047】
次に、このデータ書き換え処理についてさらに説明する。
図9は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
ドライブコントローラ6は、情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを書き換える時又は情報記録媒体11上の最小書き込み単位量よりも少ない領域のデータを部分的に書き換える時、予めバッファメモリ7に最小書き込み単位量に相当する領域60と書き換え情報格納用領域61とを確保する。
【0048】
その後、上位装置10から書き換え情報格納用領域61に書き換えるデータを転送して書き込み(図中矢示d1)、領域60内に情報記録媒体11上の書き換え対象の領域からデータを読み込んで書き込む(図中矢示d2)。
そして、領域60内の書き換えない部分に相当する位置62のデータを読み込んで情報記録媒体11上の書き換え対象の領域の先頭から書き込み(図中矢示d3)、領域60内の書き換える部分63の直前の書き換えないデータを書き込んだら、バッファメモリ7のデータ読み出し先の領域を領域60から書き換え情報格納用領域61に切り替えて、書き換え情報格納用領域61から読み出した書き換えるデータを情報記録媒体11の書き換え対象の領域の該当する位置に書き込み(図中矢示d4)、その後再びバッファメモリ7のデータ読み出し先の領域を書き換え情報格納用領域61から領域60に切り替えて、領域60内の続きの書き換えない部分に相当する位置64のデータを読み出して情報記録媒体11上の書き換え対象の領域の続きの位置に書き戻す(図中矢示d3)。こうして情報記録媒体11上の書き換え対象の領域11aのデータを書き換え後の内容に更新する。
【0049】
このようにして、この発明の請求項4に係わるデータ書き換え機能によれば、バッファメモリの切り替え操作のみで書き換えないデータと書き換えるデータとを情報記録媒体に書き戻すことができるので、情報記録媒体上のデータを高速に書き換えることができる。
【0050】
次に、上述の情報記録再生装置は、データを書き込む際、書き換えない部分のデータを読み込まなければならないので、その分だけの書き込み処理時間が長くなる恐れがある。そこで、この発明の請求項5に係わるデータ書き換え機能ではその不都合を解消している。
【0051】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項5に係わるデータ書き換え機能とその処理について説明する。
この発明の請求項5に係わるデータ書き換え機能としては、上記1〜7の各部が情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段の機能を、上記バッファメモリ7が上記一時格納手段の機能をそれぞれ果たす。
【0052】
また、上記ドライブコントローラ6が、上述の最小書込単位量領域確保手段と前記一時格納手段に確保した領域に書き込んだ情報を保持する情報保持手段と書換情報・非書換情報書込制御手段と書込制御手段の各機能と共に、上記書き換えない情報が上記情報保持手段によって上記一時格納手段に保持されているとき、上記情報記録媒体から書き換えない情報を読み込まず、上記情報記録媒体への書き込み時には上記一時格納手段に格納された書き換えない情報を書き込むようにする手段の機能も果たす。
【0053】
次に、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項5に係わるデータ書き換え処理について説明する。
図10は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項5に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【0054】
この処理は、コントローラ6が予め前回までの書き換え対象のデータをバッファメモリ7に保持し、上述した書き換え処理において、ステップ(図中「S」で示す)31で上位装置からデータを転送して書き込み(例えば書き換え情報格納用領域にデータを転送して書き込み)、ステップ32でバッファメモリ内に書き換えない部分のデータが保持されているか否かを判断し、保持されていないなら、ステップ33へ進んで上述の情報記録媒体からのデータをバッファメモリに読み込んで書き込んだ後、ステップ34へ進んでバッファメモリ内のデータを情報記録媒体に書き戻す書き込みを行い、保持されているなら、ステップ34へ進んで情報記録媒体からの読み込みは行わずにバッファメモリ内に保持されているデータを情報記録媒体に書き戻す書き込みを行って、この処理を終了する。
【0055】
このようにして、この発明の請求項5に係わるデータ書き換え機能によれば、バッファメモリ内にデータが保持されている場合は情報記録媒体からの読み込み処理を行わなくて済むので、情報記録媒体上のデータを高速に書き換えることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の情報記録再生装置によれば、書き換え可能な情報記録媒体上に記録された情報の書き換え処理を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
【図3】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項1に係わるデータ書き換え処理の他の説明図である。
【図4】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【図5】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
【図6】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項3に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【図7】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項2に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
【図8】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【図9】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項4に係わるデータ書き換え処理の説明図である。
【図10】図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の請求項5に係わるデータ書き換え処理のフローチャート図である。
【図11】従来の情報記録再生装置における情報記録媒体のデータを部分的に書き換えるときの処理の説明図である。
【図12】同じく従来の情報記録再生装置における情報記録媒体のデータを部分的に書き換えるときの他の処理例の説明図である。
【符号の説明】
1:モータ 2:回転制御部
3:光ピックアップ 4:アクチュエータ制御部
5:信号制御部 6:ドライブコントローラ
7:バッファメモリ 8:レーザ駆動回路
9:外部インタフェイス
10:上位装置 11:情報記録媒体
20,30,40,50,60:最小書き込み単位量に相当する領域
61:書き換え情報格納用領域
Claims (5)
- 情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は前記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に前記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、該最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、書き換えない部分に相当する位置に情報記録媒体上の書き換え対象の領域から書き換えない情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、前記一時格納手段に確保した領域に前記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は前記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に前記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、該最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで前記確保した領域内に書き込み、前記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を読み込んだ後に情報の読み込み処理を一時中断し、前記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の読み込み処理を再開して前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を前記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、前記一時格納手段に確保した領域に前記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は前記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に前記最小書き込み単位量に相当する領域を確保する最小書込単位量領域確保手段と、該最小書込単位量領域確保手段によって確保した領域内の書き換え部分に相当する位置に書き換える情報を転送して書き込み、前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から順に情報を読み込んで前記確保した領域内に書き込み、前記確保した領域内の書き換え部分に相当する位置の直前までの情報を書き込んだ後に前記一時格納手段への情報の転送を抑制し、前記書き換え部分に相当する位置の直後から情報の転送処理を再開して前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から読み込んだ書き換えない情報を前記書き換えない部分に相当する位置に書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、前記一時格納手段に確保した領域に前記書換情報・非書換情報書込制御手段によって書き込んだ情報を前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込む書込制御手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 情報記録媒体に対する情報の読み書きを行う情報読書手段を備えた情報記録再生装置において、
前記情報記録媒体上の最小書き込み単位量よりも少ない領域の情報を書き換える時又は前記領域の情報を部分的に書き換える時、予め一時格納手段に前記最小書き込み単位量に相当する領域と書き換え情報格納用領域とを確保する最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段と、該最小書込単位量領域・書換情報格納用領域確保手段によって確保した書き換え情報格納用領域に書き換える情報を転送して書き込み、前記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域から情報を読み込んで書き込む書換情報・非書換情報書込制御手段と、該書換情報・非書換情報書込制御手段によって前記一時格納手段に書き込んだ情報を前記情報記録媒体上の書き換え対象の領域に書き込むとき、前記書き換え対象の領域の書き換え部分の位置には前記書き換え情報格納用領域に格納された情報を読み出して書き込み、書き換えない部分の位置には前記確保した最小書き込み単位量に相当する領域に格納された情報を読み出して書き込む書込制御手段とを設けたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報記録再生装置において、
前記一時格納手段に確保した領域に書き込んだ情報を保持する情報保持手段と、前記書き換えない情報が前記情報保持手段によって前記一時格納手段に保持されているとき、前記情報記録媒体から書き換えない情報を読み込まず、前記情報記録媒体への書き込み時には前記一時格納手段に格納された書き換えない情報を書き込むようにする手段を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
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