JP3962912B2 - 充電制御回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、リチウムイオン電池のような充電可能な二次電池に対する充電を制御する充電制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の充電制御回路は、二次電池に対する充電を制御するための回路であって、ACアダプタと二次電池との間に介在し、ACアダプタから二次電池へ流す充電電流を制御する回路である。二次電池、すなわち、充電可能な電池は、例えば、リチウムイオン電池であって良い。以下、図面を参照して、従来の充電制御回路について説明する。
【0003】
図1に示されるように、従来の充電制御回路10は、ACアダプタ20と二次電池(リチウムイオン電池)30との間に介在し、ACアダプタ20から二次電池30へ流す充電電流Icを制御する。
【0004】
詳述すると、ACアダプタ20は、アダプタ電圧Vcc(ad)を発生している。ACアダプタ20は、陽極(カソード)21と陰極(アノード)22とを持ち、これらの間に、後述する充電制御回路10が接続されている。すなわち、ACアダプタ20の陽極21には、充電制御回路10が、充電制御トランジスタQ1および充電電流センス抵抗器Rsenseを介して接続されている。充電制御トランジスタQ1は、パワートランジスタであって、PNP形バイポーラトランジスタで構成されている。充電制御トランジスタQ1と充電電流センス抵抗器Rsenseとの組み合わせは、充電制御回路10の周辺回路と呼ばれる。すなわち、充電制御回路10とその周辺回路は、ACアダプタ20の陽極21と二次電池30の陽極(カソード)31との間に接続されている。
【0005】
充電制御回路10は、VCC端子と、CNT端子と、CS端子と、BAT端子と、GND端子とを持つ。VCC端子は電源端子と呼ばれ、CNT端子は制御端子と呼ばれる。GND端子は接地端子と呼ばれる。VCC端子はACアダプタ20の陽極21と充電制御トランジスタQ1のエミッタに接続されている。CNT端子は充電制御トランジスタQ1のベースに接続されている。CS端子は充電制御トランジスタQ1のコレクタに接続されている。BAT端子は二次電池30の陽極端子31に接続されている。BAT端子とCS端子との間に、充電電流センス抵抗器Rsenseが接続されている。GND端子はACアダプタ20の陰極22と二次電池30の陰極32とに接続されている。
【0006】
充電制御回路10の主な機能は、定電流充電機能と定電圧充電機能である。充電制御回路10は、定電流充電機能を司る定電流制御回路11と、定電圧充電機能を司る定電圧制御回路12とを有する。また、充電制御回路10は、基準電圧Vzを発生するための基準電圧発生回路13をも有する。
【0007】
定電流制御回路11は、充電電流センス抵抗器Rsenseの両端の電位差を一定に保つ様に、パワートランジスタQ1を制御し、二次電池30を定電流で充電するための回路である。定電圧制御回路12は、二次電池30のバッテリ電圧(電池電圧)Vcc(ba)を検出して、このバッテリ電圧Vcc(ba)が一定電圧以上とならない様に、パワートランジスタQ1を制御し、二次電池30を充電するための回路である。基準電圧発生回路13は、定電圧制御回路12に対して基準電圧(ツェナー電圧)Vzを供給するための回路である。
【0008】
詳述すると、基準電圧発生回路13は、ツェナー電圧Vzを発生するツェナーダイオードZDと、ツェナーダイオードZDのカソードとVCC端子との間に接続された定電流源CI1とを有する。
【0009】
定電圧制御回路12は、ツェナー電圧Vzが供給されてレギュレータ電圧Vregを生成するレギュレータ回路と、BAT端子からのバッテリ電圧Vcc(ba)とレギュレータ電圧Vregとを比較するエラーアンプA1と、このエラーアンプA1の出力によってオンオフ制御されるNPN形バイポーラトランジスタQ2とを有する。レギュレータ回路は、レギュレータアンプA2と、直列接続された抵抗器R1、R2とから構成される。レギュレータアンプA2の非反転入力端子はツェナーダイオードZDのカソードが接続され、反転入力端子は、直列接続された抵抗器R1、R2の接続点が接続されている。レギュレータアンプA2の出力端子は、直列接続された抵抗器R1、R2を介して接地され、上記レギュレータ電圧Vregを発生する。NPN形バイポーラトランジスタQ2のベースはエラーアンプA1の出力端子に接続され、エミッタは接地され、コレクタはCNT端子に接続されている。また、エラーアンプA1の出力端子は、定電流制御回路11に接続されている。
【0010】
図1に加えて図2をも参照して、従来の充電制御回路10の動作について説明する。図2において、(A)はバッテリ電圧(電池電圧)Vcc(ba)の特性を、(B)は充電電流Icの特性を示し、横軸は時間を示している。
【0011】
バッテリ電圧(電池電圧)Vcc(ba)がレギュレータ電圧Vregより低いとき、定電流制御回路11は、CS端子−BAT端子間の電圧が定電流充電用基準電圧に等しくなるように、CNT端子を制御する。これにより、図2(B)に示されるように、充電電流Icが一定となるように制御される(定電流充電制御モード)。
【0012】
一方、バッテリ電圧(電池電圧)Vcc(ba)がレギュレータ電圧Vregに等しくなると、定電流制御回路12は、エラーアンプA1にて、図2(A)に示されるように、バッテリ電圧(電池電圧)Vcc(ba)が一定となるようにCNT端子を制御する(定電圧充電制御モード)。レギュレータ電圧Vregは定電圧制御電圧と呼ばれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の充電制御回路10においては、定電圧制御モードでの定電圧制御電圧が定電圧制御回路12によって固定されている。すなわち、抵抗器R1、R2の比によってレギュレータ電圧Vregが規定される。
【0014】
しかしながら、充電すべき二次電池30には種々の種類があり、その二次電池30の本数も異なる。例えば、二次電池の種類にはグラファイト系やコークス系などがある。また、二次電池の本数としては、1本のみの場合、2本の二次電池を直列接続した場合、3本の二次電池を直列接続した場合、4本の二次電池を直列接続した場合などが考えられる。尚、N(Nは1以上の整数)本の二次電池を直列接続した場合を「N直」と呼ぶ。このような場合、定電圧制御回路12の内部回路定数を変更する必要がある。このように内部回路定数を変更することをこの技術分野では「ランク展開」と呼ぶ。
【0015】
このようなランク展開に対処するために、従来の充電制御回路10では、定電圧制御回路12を構成する抵抗器R1、R2の比を調整することによって、レギュレータ電圧Vregを変化させている。
【0016】
上述したように、従来の充電制御回路10においては、定電圧制御電圧を変更するためにはランク展開しなければならないので、容易に行えず、ユーザサイドで定電圧制御電圧を選択することができないという問題がある。
【0017】
したがって、本発明の課題は、定電圧制御電圧を容易に変更することが可能な定電圧制御回路を提供することにある。
【0018】
本発明の他の課題は、ユーザサイドで定電圧制御電圧を選択することができる定電圧制御回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、二次電池(30)に対する充電を制御するために、ACアダプタ(20)と二次電池との間に介在し、ACアダプタから二次電池へ流す充電電流(Ic)をパワートランジスタ(Q1)のオン/オフにより制御する充電制御回路(10A)であって、パワートランジスタと二次電池の陽極との間には充電電流センス抵抗器(Rsense)が接続されており、電池電圧(Vcc(ba))がレギュレータ電圧(Vreg)に等しいときに、電池電圧が一定となるように、パワートランジスタのオン/オフを制御する定電圧制御回路(12A)と、ACアダプタのアダプタ電圧(V cc(ad) )が供給される電源端子(VCC)と接地端子(GND)との間に接続されて、基準電圧(V z )を定電圧制御回路へ供給するために基準電圧を発生する基準電圧発生回路(13)とを備えた、充電制御回路において、定電圧制御回路の外部に接続されたスイッチ(SW)を備え、定電圧制御回路(12A)は、スイッチの閉/開に応じてレギュレータ電圧(Vreg)を2段階に変更する電圧変更回路(40)を有し、充電制御回路は選択端子(SEL)を持ち、スイッチ(SW)は選択端子と接地端子との間に接続され、定電圧制御回路は、反転入力端子と基準電圧が供給される非反転入力端子とレギュレータ電圧を出力する出力端子とを持つレギュレータアンプ(A2)と、二次電池の電池電圧が供給される反転入力端子とレギュレータ電圧が供給される非反転入力端子とを持つエラーアンプ(A1)と、このエラーアンプの出力端子にベースが接続され、エミッタが接地され、コレクタがパワートランジスタの制御端子に接続されたnpn形バイポーラトランジスタ(Q2)と、レギュレータアンプの出力端子とレギュレータアンプの反転入力端子との間に接続された第1の抵抗器(R1)と、レギュレータアンプの反転入力端子と接地端子との間に接続された第2の抵抗器(R2)とを備え、電圧変更回路(40)は、電源端子と、選択端子と、第1の抵抗器と第2の抵抗器との接続点と、接地端子とに接続され、スイッチの閉/開に応じてレギュレータアンプの反転入力端子と接地端子との間に接続される抵抗器の抵抗値を変えることによって、レギュレータ電圧を2段階に変更することを特徴とする充電制御回路が得られる。
【0020】
上記第1の形態による充電制御回路(10A)において、二次電池の電池電圧がレギュレータ電圧より低いときに、充電電流センス抵抗器の両端間の電圧が定電流充電用基準電圧と等しくなるように、パワートランジスタのオン/オフを制御する定電流制御回路(11)を更に備えることが好ましい。そして、電圧変更回路(40)は、第2の抵抗器と並列に接続された、付加抵抗器(R6)とスイッチング手段(Q6)とから成る直列回路(421)と、電源端子と接地端子とに接続されるとともに、選択端子と直列回路との間に接続されて、スイッチの閉/開に応じてスイッチング手段をオン/オフするオン/オフ手段(441)とから構成されて良い。
【0021】
本発明の第2の態様によれば、二次電池(30)に対する充電を制御するために、ACアダプタ(20)と二次電池との間に介在し、ACアダプタから二次電池へ流す充電電流(Ic)をパワートランジスタ(Q1)のオン/オフにより制御する充電制御回路(10B)であって、パワートランジスタと二次電池の陽極(31)との間には充電電流センス抵抗器(Rsense)が接続されており、電池電圧がレギュレータ電圧(Vreg)に等しいときに、電池電圧が一定となるように、パワートランジスタのオン/オフを制御する定電圧制御回路(12B)を備えた、充電制御回路において、定電圧制御回路の外部に接続された第1乃至第N(Nは2以上の整数)のスイッチ(SW1,SW2)を備え、定電圧制御回路は、第1乃至第Nのスイッチの閉/開の組み合わせに応じて、レギュレータ電圧を2N段階に変更する電圧変更回路(40A)を有することを特徴とする充電制御回路が得られる。
【0022】
上記第2の実施の形態による充電制御回路において、二次電池の電池電圧がレギュレータ電圧より低いときに、充電電流センス抵抗器の両端間の電圧が定電流充電用基準電圧と等しくなるように、パワートランジスタのオン/オフを制御する定電流制御回路(11)を更に備えることが好ましい。また、ACアダプタのアダプタ電圧(Vcc(ad))が供給される電源端子(VCC)と接地端子(GND)との間に接続されて、基準電圧(Vz)を定電圧制御回路へ供給するために基準電圧を発生する基準電圧発生回路(13)を更に備えることが好ましい。さらに、充電制御回路は第1乃至第Nの選択端子(SEL1,SEL2)を持ち、第1乃至第Nのスイッチはそれぞれ第1乃至第Nの選択端子と接地端子との間に接続されて良い。この場合、定電圧制御回路(12B)は、反転入力端子と基準電圧が供給される非反転入力端子とレギュレータ電圧を出力する出力端子とを持つレギュレータアンプ(A2)と、二次電池の電池電圧が供給される反転入力端子とレギュレータ電圧が供給される非反転入力端子とを持つエラーアンプ(A1)と、このエラーアンプの出力端子にベースが接続され、エミッタが接地され、コレクタがパワートランジスタの制御端子に接続されたnpn形バイポーラトランジスタ(Q2)と、レギュレータアンプの出力端子とレギュレータアンプの反転入力端子との間に接続された第1の抵抗器(R1)と、レギュレータアンプの反転入力端子と接地端子との間に接続された第2の抵抗器(R2)とを備えて良い。この場合、電圧変更回路(40A)は、電源端子と、第1乃至第Nの選択端子と、第1の抵抗器と第2の抵抗器との接続点と、接地端子とに接続され、第1乃至第Nのスイッチの閉/開の組み合わせに応じて、レギュレータアンプの反転入力端子と接地端子との間に接続される抵抗器の抵抗値を変えることによって、レギュレータ電圧を2N段階に変更する。電圧変更回路(40A)は、第2の抵抗器と並列に接続された、それぞれ第1乃至第Nの付加抵抗器(R6,R10)と第1乃至第Nのスイッチング手段(Q6,Q10)とから成る第1乃至第Nの直列回路(421,422)と、電源端子と接地端子とに接続されるとともに、それぞれ第1乃至第Nの選択端子と第1乃至第Nの直列回路との間に接続されて、それぞれ第1乃至第Nのスイッチの閉/開に応じて第1乃至第Nのスイッチング手段をオン/オフする第1乃至第Nのオン/オフ手段(441,442)と、から構成されて良い。
【0023】
上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0025】
図3を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る充電制御回路10Aについて説明する。図示の充電制御回路10Aは、後述するように定電圧制御回路が変更されている点を除いて、図1に示した従来の充電制御回路10と同様の構成を有する。したがって、定電圧制御回路に参照符号12Aを付すと共に、図1に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0026】
本発明による定電圧制御回路12Aは、その外部にスイッチSWが接続され、選択端子SELを持ち、後述する電圧変更回路40が付加されている点を除いて、図1に示した定電圧制御回路12と同様の構成を有する。定電圧制御回路12Aは、後述するように、スイッチSWの閉/開に応じてレギュレータ電圧Vregを2段階に変更する。
【0027】
スイッチSWは選択端子SELと接地端子GNDとの間に接続されている。
【0028】
電圧変更回路40は、電源端子VCCと、選択端子SELと、第1の抵抗器R1と第2の抵抗器R2との接続点と、接地端子GNDとに接続されている。そして、電圧変更回路40は、後述するように、スイッチSWの閉/開に応じてレギュレータアンプA2の反転入力端子と接地端子GNDとの間に接続される抵抗器の抵抗値を変えることによって、レギュレータ電圧Vregを2段階に変更する。
【0029】
図示の電圧変更回路40は、PNP形バイポーラトランジスタQ3,Q4,Q5と、NPN形バイポーラトランジスタQ6と、抵抗器R3,R4,R5,R6と、定電流源CI2とから構成されている。
【0030】
抵抗器R3、R4は電源端子VCCと選択端子SELとの間に直列に接続されている。抵抗器R3とR4との接続点にはPNP形バイポーラトランジスタQ3のベースが接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ3のエミッタは電源端子VCCに接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ4、Q5は、互いにベースが接続され、エミッタが電源端子VCCに接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ4のコレクタはPNP形バイポーラトランジスタQ3のコレクタに接続されている。そして、PNP形バイポーラトランジスタQ4、Q5のベースは、共通に、PNP形バイポーラトランジスタQ3のコレクタに接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ3のコレクタは定電流源CI2を介して接地されている。したがって、PNP形バイポーラトランジスタQ4,Q5の組み合わせはカレントミラー回路を構成している。PNP形バイポーラトランジスタQ5のコレクタは抵抗器R5を介して接地されている。
【0031】
PNP形バイポーラトランジスタQ5のコレクタはNPN形バイポーラトランジスタQ6のベースに接続されている。NPN形バイポーラトランジスタQ6のエミッタは接地され、コレクタは抵抗器R6を介して第1および第2の抵抗器R1,R2の接続点(すなわち、レギュレータアンプA2の反転入力端子)に接続されている。
【0032】
すなわち、抵抗器R6とNPN形バイポーラトランジスタQ6とからなる直列回路421は、第2の抵抗器R2と並列に接続されている。抵抗器R6は付加抵抗器と呼ばれ、NPN形バイポーラトランジスタQ6とスイッチング手段と呼ばれる。
【0033】
一方、この直列回路421を除く部分の回路441、すなわち、抵抗器R3〜R5、NPN形バイポーラトランジスタQ3〜Q5、および定電流源CI2から成る回路441は、後述するように、スイッチSWの閉/開に応じてスイッチング手段であるNPN形バイポーラトランジスタQ6をオン/オフするオン/オフ回路である。すなわち、このオン/オフ回路441は、電源端子VCCと接地端子GNDとに接続されるとともに、選択端子SELと直列回路421との間に接続されて、スイッチSWの閉/開に応じてスイッチング手段をオン/オフする。
【0034】
次に、図3に示す充電制御回路10Aの動作について説明する。最初に、スイッチSWが閉じた場合の動作について説明し、その後で、スイッチSWを開いた場合の動作について説明する。
【0035】
先ず、スイッチSWが閉じられたする。この場合、選択端子SELの端子電圧は接地電位となる。そのため、PNP形バイポーラトランジスタQ3がオンする。このPNP形バイポーラトランジスタQ3がオンすると、PNP形バイポーラトランジスタQ4がオフとなり、それに連動してPNP形バイポーラトランジスタQ5とNPN形バイポーラトランジスタQ6もオフとなる。この結果、レギュレータ電圧Vregは、第1の抵抗器R1の抵抗値と第2の抵抗器R2の抵抗値との比によって決定される。
【0036】
次に、スイッチSWが開かれたとする。この場合、選択端子SELの端子電圧は、アダプタ電圧Vcc(ad)となる。そのため、PNP形バイポーラトランジスタQ3はオフする。このPNP形バイポーラトランジスタQ3がオフすると、PNP形バイポーラトランジスタQ4がオンとなり、それに連動してPNP形バイポーラトランジスタQ5とNPN形バイポーラトランジスタQ6もオンとなる。この結果、レギュレータ電圧Vregは、第1の抵抗器R1の抵抗値と、第2の抵抗器R2と抵抗器R6とを並列接続したときの抵抗値との比によって決定される。
【0037】
このように、選択端子SELを開くか又は接地端子に接続することによって、レギュレータ電圧Vregである定電圧制御電圧を2段階に変更(選択)することができるようになる。換言すれば、ユーザサイドで定電圧制御電圧を選択することができる。
【0038】
このような2段階に定電圧制御電圧を変更(選択)する場合の例としては次のものが考えられる。その一例としては、リチウムイオン電池30として、電池電圧Vcc(ba)が4.2Vのグラファイト系リチウムイオン電池を使用する場合と、電池電圧Vcc(ba)が4.1Vのコークス系リチウムイオン電池を使用する場合とで、定電圧制御電圧を2段階に変更(選択)する。他の例としては、二次電池30として、二次電池を1本だけ使用する1直用の場合(4.2V)と、二次電池を2本直列に接続する2直用の場合(8.4V)とで、定電圧制御電圧を2段階に変更(選択)する。
【0039】
従来の充電制御回路10では、上述したように、このような定電圧制御電圧の変更をランク展開にて行っていたが、本実施の形態による充電制御回路10Aでは、ランク展開の必要がなくなるので、生産管理がやり易くなる。また、フォトマスクも節約できる。
【0040】
上述した第1の実施の形態に係る充電制御回路10Aにおいては、定電圧制御回路12Aの外部に1つのスイッチSWのみを接続し、それに対応して、定電圧制御回路12Aを構成する電圧変更回路40は、1つの直列回路421と1つのオン/オフ回路441との組み合わせのみで構成されている。そのため、レギュレータ電圧Vregは2段階にしか変更(選択)することができない。
【0041】
しかしながら、次に述べるように、定電圧制御回路の外部に接続するスイッチの数を増やし、それに対応して、定電圧制御回路を構成する電圧変更回路の構成も変更することによって、レギュレータ電圧Vregを多数の段階で変更(選択)することが可能となる。
【0042】
次に図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る充電制御回路10Bについて説明する。図示の充電制御回路10Bは、後述するように定電圧制御回路が変更されている点を除いて、図3に示した充電制御回路10Aと同様の構成を有する。したがって、定電圧制御回路に参照符号12Bを付すと共に、図3に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0043】
本発明による定電圧制御回路12Bは、その外部に第1及び第2のスイッチSW1、SW2が接続され、第1及び第2の選択端子SEL1、SEL2を持ち、後述する電圧変更回路が変更されている点を除いて、図3に示した定電圧制御回路12Aと同様の構成を有する。したがって、電圧変更回路に40Aの参照符号を付してある。定電圧制御回路12Bは、後述するように、第1及び第2のスイッチSW1、SW2の閉/開の組み合わせに応じて、レギュレータ電圧Vregを4段階に変更する
第1及び第2のスイッチSW1、SW2は、それぞれ、第1及び第2の選択端子SEL1、SEL2と接地端子GNDとの間に接続されている。
【0044】
電圧変更回路40Aは、直列回路421およびオン/オフ回路441の他に、さらに、同様な構成の、直列回路422およびオン/オフ回路442が付加さられて構成されている。ここでは、直列回路421およびオン/オフ回路441を、それぞれ、第1の直列回路および第1のオン/オフ回路と呼び、付加された直列回路422およびオン/オフ回路442を、それぞれ、第2の直列回路および第2のオン/オフ回路と呼ぶことにする。第1の直列回路421および第1のオン/オフ回路441については既に説明したので、以下では、第2の直列回路422および第2のオン/オフ回路442について説明する。
【0045】
第2のオン/オフ回路442は、PNP形バイポーラトランジスタQ7,Q8,Q9と、抵抗器R7,R8,R9と、定電流源CI3とから構成されている。
【0046】
抵抗器R7、R8は電源端子VCCと第2の選択端子SEL2との間に直列に接続されている。抵抗器R7とR8との接続点にはPNP形バイポーラトランジスタQ7のベースが接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ7のエミッタは電源端子VCCに接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ8、Q9は、互いにベースが接続され、エミッタが電源端子VCCにされている。PNP形バイポーラトランジスタQ8のコレクタはPNP形バイポーラトランジスタQ7のコレクタに接続されている。そして、PNP形バイポーラトランジスタQ8、Q9のベースは、共通に、PNP形バイポーラトランジスタQ7のコレクタに接続されている。PNP形バイポーラトランジスタQ8のコレクタは定電流源CI3を介して接地されている。したがって、PNP形バイポーラトランジスタQ8,Q9の組み合わせはカレントミラー回路を構成している。PNP形バイポーラトランジスタQ9のコレクタは抵抗器R9を介して接地されている。
【0047】
第2の直列回路422は、NPN形バイポーラトランジスタQ10と抵抗器R10とから構成されている。PNP形バイポーラトランジスタQ9のコレクタはNPN形バイポーラトランジスタQ10のベースに接続されている。NPN形バイポーラトランジスタQ10のエミッタは接地され、コレクタは抵抗器R10を介して第1および第2の抵抗器R1,R2の接続点(すなわち、レギュレータアンプA2の反転入力端子)に接続されている。
【0048】
すなわち、抵抗器R10とNPN形バイポーラトランジスタQ10とからなる第2の直列回路422は、第2の抵抗器R2と並列に接続されている。抵抗器R10は第2の付加抵抗器と呼ばれ、NPN形バイポーラトランジスタQ10は第2のスイッチング手段と呼ばれる。
【0049】
一方、この第2の直列回路422を除く、抵抗器R7〜R9、NPN形バイポーラトランジスタQ7〜Q9、および定電流源CI3から成る第2のオン/オフ回路442は、第2のスイッチSW2の閉/開に応じて第2のスイッチング手段であるNPN形バイポーラトランジスタQ10をオン/オフする。すなわち、この第2のオン/オフ回路442は、電源端子VCCと接地端子GNDとに接続されるとともに、第2の選択端子SEL2と第2の直列回路422との間に接続されて、第2のスイッチSW2の閉/開に応じて第2のスイッチング手段をオン/オフする。
【0050】
このように、電圧変更回路40Aは、第1及び第2の直列回路421及び422と、第1及び第2のオン/オフ回路441及び442から構成されているので、レギュレータ電圧Vregを4段階に変更(選択)することが可能となり、幅広く定電圧制御電圧に対応できる。
【0051】
このような4段階に定電圧制御電圧を変更(選択)する場合の例としては次のものが考えられる。第1及び第2のスイッチSW1,SW2を両方とも閉じた場合には、電池電圧Vcc(ba)が4.2Vである、二次電池を1本だけ使用した場合の1直用のレギュレータ電圧Vregを選択する。第1のスイッチSW1が開いて、第2のスイッチSW2が閉じた場合には、電池電圧Vcc(ad)が8.4Vである、二次電池を2本直列に接続した場合の2直用のレギュレータ電圧Vregを選択する。第1のスイッチSW1が閉じて、第2のスイッチSW2が開いた場合には、電池電圧Vcc(ad)が12.6Vである、二次電池を3本直列に接続した場合の3直用のレギュレータ電圧Vregを選択する。そして、第1及び第2のスイッチSW1,SW2を両方とも開いた場合には、電池電圧Vcc(ba)が16.8Vである、二次電池を4本直列に接続した場合の4直用のレギュレータ電圧Vregを選択する。
【0052】
以上、本発明について実施の形態によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。すなわち、上述した実施の形態では、スイッチを1個だけ接続した場合とスイッチを2個接続した場合の例についてのみ説明したが、これらスイッチの数は3個以上であって良い。それに応じて、電圧変更回路を構成する直列回路およびオン/オフ回路の数も増やせば良い。一般に、スイッチの数がNの場合、定電圧制御回路は、N個のスイッチの閉/開の組み合わせに応じて、レギュレータ電圧を2N段階に変更することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、定電圧制御回路の外部に少なくとも1個のスイッチ(SW)を接続し、定電圧制御回路は、スイッチの閉/開に応じてレギュレータ電圧を複数の段階に変更する電圧変更回路を有するので、定電圧制御電圧を容易に変更することが可能で、ユーザサイドで定電圧制御電圧を選択することができるという作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の充電制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した充電制御回路の充電特性を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る充電制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る充電制御回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10A,10B 充電制御回路
11 定電流制御回路
12A,12B 定電圧制御回路
13 基準電圧発生回路
40,40A 電圧変更回路
421,422 直列回路
441,442 オン/オフ回路
Q1 パワートランジスタ
Rsense 充電電流センス抵抗器
Vcc(ba) 電池電圧(バッテリ電圧)
Vcc(ad) アダプタ電圧
Claims (8)
- 二次電池に対する充電を制御するために、ACアダプタと前記二次電池との間に介在し、前記ACアダプタから前記二次電池へ流す充電電流をパワートランジスタのオン/オフにより制御する充電制御回路であって、前記パワートランジスタと前記二次電池の陽極との間には充電電流センス抵抗器が接続されており、前記電池電圧がレギュレータ電圧に等しいときに、前記電池電圧が一定となるように、前記パワートランジスタのオン/オフを制御する定電圧制御回路と、前記ACアダプタのアダプタ電圧が供給される電源端子と接地端子との間に接続されて、基準電圧を前記定電圧制御回路へ供給するために前記基準電圧を発生する基準電圧発生回路とを備えた、前記充電制御回路において、
前記定電圧制御回路の外部に接続されたスイッチを備え、
前記定電圧制御回路は、
前記スイッチの閉/開に応じて前記レギュレータ電圧を2段階に変更する電圧変更回路を有し、
前記充電制御回路は選択端子を持ち、前記スイッチは前記選択端子と接地端子との間に接続され、前記定電圧制御回路は、
反転入力端子と前記基準電圧が供給される非反転入力端子と前記レギュレータ電圧を出力する出力端子とを持つレギュレータアンプと、
前記二次電池の電池電圧が供給される反転入力端子と前記レギュレータ電圧が供給される非反転入力端子とを持つエラーアンプと、
該エラーアンプの出力端子にベースが接続され、エミッタが接地され、コレクタが前記パワートランジスタの制御端子に接続されたnpn形バイポーラトランジスタと、
前記レギュレータアンプの出力端子と前記レギュレータアンプの反転入力端子との間に接続された第1の抵抗器と、
前記レギュレータアンプの反転入力端子と前記接地端子との間に接続された第2の抵抗器とを備え、
前記電圧変更回路は、前記電源端子と、前記選択端子と、前記第1の抵抗器と前記第2の抵抗器との接続点と、前記接地端子とに接続され、前記スイッチの閉/開に応じて前記レギュレータアンプの反転入力端子と前記接地端子との間に接続される抵抗器の抵抗値を変えることによって、前記レギュレータ電圧を2段階に変更することを特徴とする充電制御回路。 - 前記二次電池の電池電圧が前記レギュレータ電圧より低いときに、前記充電電流センス抵抗器の両端間の電圧が定電流充電用基準電圧と等しくなるように、前記パワートランジスタのオン/オフを制御する定電流制御回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の充電制御回路。
- 前記電圧変更回路は、
前記第2の抵抗器と並列に接続された、付加抵抗器とスイッチング手段とから成る直列回路と、
前記電源端子と前記接地端子とに接続されるとともに、前記選択端子と前記直列回路との間に接続されて、前記スイッチの閉/開に応じて前記スイッチング手段をオン/オフするオン/オフ手段と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の充電制御回路。 - 二次電池に対する充電を制御するために、ACアダプタと前記二次電池との間に介在し、前記ACアダプタから前記二次電池へ流す充電電流をパワートランジスタのオン/オフにより制御する充電制御回路であって、前記パワートランジスタと前記二次電池の陽極との間には充電電流センス抵抗器が接続されており、前記電池電圧がレギュレータ電圧に等しいときに、前記電池電圧が一定となるように、前記パワートランジスタのオン/オフを制御する定電圧制御回路とを備えた、前記充電制御回路において、
前記定電圧制御回路の外部に接続された第1乃至第N(Nは2以上の整数)のスイッチを備え、
前記定電圧制御回路は、前記第1乃至第Nのスイッチの閉/開の組み合わせに応じて、前記レギュレータ電圧を2N段階に変更する電圧変更回路を有することを特徴とする充電制御回路。 - 前記二次電池の電池電圧が前記レギュレータ電圧より低いときに、前記充電電流センス抵抗器の両端間の電圧が定電流充電用基準電圧と等しくなるように、前記パワートランジスタのオン/オフを制御する定電流制御回路を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の充電制御回路。
- 前記ACアダプタのアダプタ電圧が供給される電源端子と接地端子との間に接続されて、基準電圧を前記定電圧制御回路へ供給するために前記基準電圧を発生する基準電圧発生回路を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の充電制御回路。
- 前記充電制御回路は第1乃至第Nの選択端子を持ち、前記第1乃至第Nのスイッチはそれぞれ前記第1乃至第Nの選択端子と接地端子との間に接続され、前記定電圧制御回路は、
反転入力端子と前記基準電圧が供給される非反転入力端子と前記レギュレータ電圧を出力する出力端子とを持つレギュレータアンプと、
前記二次電池の電池電圧が供給される反転入力端子と前記レギュレータ電圧が供給される非反転入力端子とを持つエラーアンプと、
該エラーアンプの出力端子にベースが接続され、エミッタが接地され、コレクタが前記パワートランジスタの制御端子に接続されたnpn形バイポーラトランジスタと、
前記レギュレータアンプの出力端子と前記レギュレータアンプの反転入力端子との間に接続された第1の抵抗器と、
前記レギュレータアンプの反転入力端子と前記接地端子との間に接続された第2の抵抗器とを備え、
前記電圧変更回路は、前記電源端子と、前記第1乃至前記第Nの選択端子と、前記第1の抵抗器と前記第2の抵抗器との接続点と、前記接地端子とに接続され、前記第1乃至前記第Nのスイッチの閉/開の組み合わせに応じて、前記レギュレータアンプの反転入力端子と前記接地端子との間に接続される抵抗器の抵抗値を変えることによって、前記レギュレータ電圧を2N段階に変更することを特徴とする請求項6に記載の充電制御回路。 - 前記電圧変更回路は、
前記第2の抵抗器と並列に接続された、それぞれ第1乃至第Nの付加抵抗器と第1乃至第Nのスイッチング手段とから成る第1乃至第Nの直列回路と、
前記電源端子と前記接地端子とに接続されるとともに、それぞれ前記第1乃至前記第Nの選択端子と前記第1乃至前記第Nの直列回路との間に接続されて、それぞれ前記第1乃至前記第Nのスイッチの閉/開に応じて前記第1乃至前記第Nのスイッチング手段をオン/オフする第1乃至第Nのオン/オフ手段と、
を有することを特徴とする請求項7に記載の充電制御回路。
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