JPH07219659A - 電圧調整器およびその製造方法 - Google Patents

電圧調整器およびその製造方法

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JPH07219659A
JPH07219659A JP7017432A JP1743295A JPH07219659A JP H07219659 A JPH07219659 A JP H07219659A JP 7017432 A JP7017432 A JP 7017432A JP 1743295 A JP1743295 A JP 1743295A JP H07219659 A JPH07219659 A JP H07219659A
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JP7017432A
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Troy L Stockstad
トロイ・エル・ストックスタッド
Robert L Vyne
ロバ−ト・エル・バイン
Thomas D Petty
ト−マス・ディ・ペティ
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Motorola Inc
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/1563Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators without using an external clock

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力消費の少ない電圧調整器を提供する。 【構成】 入力電流を受け取るための入力12、および
調整電圧を供給するための出力13を有する電圧調整器
11が提供される。電圧調整器11は、ダイオード1
4,コンデンサ16,第1比較器17,第2比較器1
8,論理回路19およびスイッチ回路21によって構成
される。コンデンサ16は、ダイオード14を介して結
合された入力電流によって充電される。第1比較器17
は、コンデンサ16の電圧が第1基準電圧を上回るとき
を検知して、論理回路19に信号を送る。論理回路19
はスイッチ回路21をイネーブルにして、入力電流をコ
ンデンサ16の充電から分路する。第2比較器18は、
コンデンサ16の電圧が第2基準電圧を下回るときを検
知して、論理回路19に信号を送る。論理回路19は、
スイッチ回路21をディスエーブルにして、入力電流を
コンデンサ16の充電から分路できなくする。これによ
り、出力13の電圧は、予め決められた第1電圧と第2
電圧の間に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に調整器に関し、さ
らに詳しくはスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの種類のモータには、障害が発生し
た場合に障害を検出してモータを停止させるために、モ
ータ保護回路がある。モータ保護回路を組み込んでいる
ごく一般的なタイプのモータが、三相モータである。三
相モータのモータ保護回路は通常、個々の巻線内の電流
の大きさをモニターする回路によって構成される。この
電流量はモータが規格範囲内で動作するように、予め決
められた範囲内になければならない。巻線の電流量がこ
の予め決められた範囲外にある場合には、モータの巻線
に障害があることを示す可能性がある。
【0003】初期の頃使用されていたモータ保護回路
は、電気機械的構成によるものだった。この電気機械シ
ステムは、個別部材から組み立てられた。モータの製造
者は、コストを削減し、製造の複雑性を減らすために、
固体モータ保護回路の開発を目指した。固体モータ保護
回路の問題点は、回路の電力を供給するのに、なんらか
の電源電圧源を要することである。
【0004】電池を電源に使用できるが、モータの使用
者は定期的に電池を交換する必要がある。モータ保護回
路の電力供給のために独立した電源を設けることは費用
対効果が良くない。メリットのある方法は、この回路を
動作させる電力をモータの巻線自体から得ることであ
る。モータの巻線内の電流は、巻線を変流器と電磁結合
させることによってモニターできる。変流器の出力は、
モータの負荷に依存する被制御電流源としてモデル化さ
れる。たとえば、高負荷モータは、巻線を通る電流をよ
り多く必要とし、このために、変流器からの電流も増加
する。逆に、低負荷モータは、巻線を通る電流が少なく
て済み、変流器からの電流が減少する。この電流はま
た、モータ保護回路の電源電圧を生じるのにも使用でき
る。
【0005】(モータの巻線から)電磁的に生じた電流
から調整電圧源を発生させるために使用する一つの方法
は、コンデンサを電流で充電することである。コンデン
サに並列に接続したツェナ・ダイオードは、コンデンサ
の電圧を制限する。ツェナ・ダイオードは予め決められ
た電圧を超えると破壊される。この技術を利用して調整
電圧を形成することは、次の2つの理由から望ましくな
い。一つは、ツェナ・ダイオードのワット損が、大入力
電流のときに高くなること。二つめは、利用対象となる
様々なモータの巻線に対して電圧の調整がうまくできな
いことである。ツェナ・ダイオードの内部抵抗のため
に、高い電流のときには調整がうまくできない可能性が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】入力電流から調整電圧
を供給する回路で、広範な入力電流にわたって動作し、
ワット損を低減する電圧調整器回路があれば、大きな利
点が得られよう。
【0007】
【実施例】図1は、ワット損を最小限に抑える電圧調整
器11のブロック図である。電圧調整器11は、入力1
2、および調整電圧を提供する出力13を有する。電圧
調整器11はダイオード14,コンデンサ16,比較器
17,18,論理回路19およびスイッチ回路21によ
って構成される。
【0008】ダイオード14は、入力12と結合された
第1端子、および出力13と結合された第2端子を有す
る。ダイオード14は、入力12を出力13から減結合
するのに用いる。コンデンサ16は電荷を蓄積し、出力
13と結合された第1端子、および電源電圧(例:接
地)を受け取るために結合された第2端子を有する。
【0009】比較器17,18は出力13の電圧を検知
する。好適な実施例では、比較器17は、出力と結合さ
れた非反転入力,基準電圧VREF1を受け取るために
結合された反転入力,および出力を有する。比較器18
は、出力13と結合された反転入力,基準電圧VREF
2を受け取るために結合された非反転入力,および出力
を有する。比較器17,18は共に、出力13において
供給される電圧によって電力が供給される。
【0010】論理回路19は、比較器17,18の出力
にそれぞれ結合された第1入力および第2入力、および
出力を有する。論理回路19はスイッチ回路21を制御
する。スイッチ回路21は、入力12に与えられる電流
を接地へと分流する。スイッチ回路21は、入力12と
電源電圧(例:接地)との間に結合され、論理回路19
の出力と結合された制御入力を有する。
【0011】電圧調整器11の動作について以下に説明
する。電圧調整器11は、入力12に与えられる入力電
流から出力13の調整電圧を生じる一方で、ワット損を
最小限に抑える。図1には記載しないが、出力13は、
動作するのに調整電圧を必要とする回路と結合され、コ
ンデンサ16を放電する。調整電圧は、広範な入力電流
にわたって供給されなければならない。たとえば、入力
電流は50マイクロアンペアから200ミリアンペアの
範囲をとり得る。標準の電圧調整技術は、高い入力電流
でワット損が増加するので、広範な入力電流範囲に対し
て不十分である。たとえば、コンデンサ16と並列に結
合されたツェナ・ダイオードは、周知のように調整電圧
を提供する。ワット損の問題が発生するのは、ツェナ・
ダイオードが、高い入力電流において生じる電力を消費
する場合である。200ミリアンペアの電流を受け取る
10ボルトのツェナ・ダイオードは2ワットを消費す
る。電圧調整器11によって、高電力パッケージもしく
はデバイスが不要になる。
【0012】図1に関して、入力電流は入力12に加え
られる。出力13の調整電圧に依存して、2つの動作モ
ードが発生する。第1の動作モードでは、入力電流はダ
イオード14を介してコンデンサ16を充電する。コン
デンサ16は電荷を蓄積して、出力13と結合された回
路(図示せず)に電力を供給する。比較器17は、出力
13の調整電圧を検知する。比較器17は、この調整電
圧が基準電圧VREF1を超えたことを示す信号を論理
回路19に与える。ついで論理回路19は、制御信号を
スイッチ回路21に与え、この信号はスイッチ回路21
をイネーブルにして、入力電流を接地へと分流できるよ
うにする。このため、入力電流によるコンデンサ16の
充電は行われなくなる。ダイオード14は、スイッチ回
路がコンデンサを放電するのを阻止する。好適な実施例
では、スイッチ回路21は、入力12を接地電位に近づ
けることに注意されたい。スイッチ回路21の両端の電
圧降下を最小限に抑えることによって、電流を分流する
際のワット損が減少する。論理回路19は、調整電圧が
VREF2以下に下がるまで、スイッチ回路21をイネ
ーブルにして入力電流を分流する。
【0013】第2の動作モードでは、コンデンサ16
は、出力13と結合された回路(図示せず)に電力を供
給する(スイッチ回路21は入力電流を接地に分流す
る)。コンデンサ16は放電し、調整電圧はピーク値
(ほぼVREF1)から降下する。比較器18は、出力
13における調整電圧を検知する。比較器18は、調整
電圧が基準電圧VREF2以下に下がったことを示す信
号を論理回路19に与える。ついで、論理回路19は、
スイッチ回路21をディスエーブルして電流を分流不能
にする制御信号をスイッチ回路21に与える。入力電流
はコンデンサ16を充電して、調整電圧を最低値(ほぼ
VREF2)から上昇させる。サイクルは、コンデンサ
16が電圧VREF1まで充電される、入力電流がスイ
ッチ回路21を介して接地に分路される、コンデンサ1
6がVREF2まで放電される、スイッチ回路21がデ
ィスエーブルされて入力電流がコンデンサ16を再充電
可能にするという形で反復される。
【0014】図2は、図1の低電源電圧調整器11の出
力13の電圧を縦軸、時間を横軸で表したグラフであ
る。最初、コンデンサ16(図1)は接地電位にある。
入力12において供給される入力電流は、出力13の電
圧がVREF1を上回るまで、コンデンサ16を充電
し、VREF1を超えた時点でスイッチ回路21(図
1)が入力電流を分流する。出力13の調整電圧は、前
述のように、VREF1とVREF2の間に保たれる。
【0015】図3は、ワット損が少ない電圧調整器31
の回路図を示す。電圧調整器31は、入力32および出
力33を有する。電圧調整器31は、ダイオード34,
コンデンサ36,比較器37,38,分圧器39,論理
回路41およびスイッチ回路42によって構成される。
【0016】ダイオード34は、入力32と結合された
第1端子、および出力33と結合された第2端子を有す
る。ダイオード34は入力32を出力33から減結合す
る。コンデンサ36は電荷を蓄積し、出力33と結合さ
れた第1端子、および電源電圧(例:接地)を受け取る
ために結合された第2端子を有する。
【0017】比較器37,38はトランジスタ44,4
6,49および52から54を含み、これらのトランジ
スタはそれぞれ、第1電極,制御電極および第2電極に
相当するコレクタ,ベースおよびエミッタを有する。比
較器37は、トランジスタ44,46,電流ミラー回路
43,および抵抗47,48によって構成される。好適
な実施例では、電流ミラー回路43はトランジスタ49
によって構成される。トランジスタ49は分割コレクタ
(split collector )PNP形トランジスタであり、こ
のトランジスタでは、第1コレクタが第1電極に、第2
コレクタが第3電極に相当する。トランジスタ49は、
トランジスタ44のコレクタ電流をノード66に反映さ
せ、ノード64と結合された第1コレクタ,ノード66
と結合された第2コレクタ,ノード64と結合されたベ
ース、および出力33と結合されたエミッタを有する。
トランジスタ44,46はNPN形トランジスタであ
る。トランジスタ44は、トランジスタ46のエミッタ
面積(A)のN倍大きなエミッタ面積すなわち導電面積
(NA)を有する。トランジスタ44は、ノード64と
結合されたコレクタ,ノード68と結合されたベースを
有する。トランジスタ46は、ノード66と結合された
コレクタ,ノード68と結合されたベース,およびノー
ド67と結合されたエミッタを有する。抵抗47は、ト
ランジスタ44のエミッタと結合された第1端子、およ
びノード67と結合された第2端子を有する。抵抗48
は、ノード67と結合された第1端子、および電源電圧
(例:接地)を受け取るために結合された第2端子を有
する。
【0018】比較器38は比較器37と同様の設計であ
る。比較器38はトランジスタ53,54,電流ミラー
回路51,および抵抗56,57によって構成される。
好適な実施例では、電流ミラー回路51はトランジスタ
52によって構成される。トランジスタ52は分割コレ
クタPNP形トランジスタであり、このトランジスタで
は、第1コレクタが第1電極に、第2コレクタが第3電
極に相当する。トランジスタ52は、トランジスタ54
のコレクタ電流をノード71に反映させ、ノード72と
結合された第1コレクタ,ノード71と結合された第2
コレクタ,ノード72と結合されたベース,および出力
33と結合されたエミッタを有する。トランジスタ5
3,54はNPN形トランジスタである。トランジスタ
54は、トランジスタ53のエミッタ面積(A)のX倍
大きなエミッタ面積すなわち導電面積(XA)を有す
る。トランジスタ54は、ノード72と結合されたコレ
クタ,およびノード69と結合されたベースを有する。
トランジスタ53は、ノード71と結合されたコレク
タ,ノード69と結合されたベース,およびノード73
と結合されたエミッタを有する。抵抗56は、トランジ
スタ54のエミッタと結合された第1端子、およびノー
ド73と結合された第2端子を有する。抵抗57は、ノ
ード73と結合された第1端子、および電源電圧(例:
接地)を受け取るために結合された第2端子を有する。
【0019】分圧器回路39は、出力33の電圧に相当
する比率(ratioed )電圧を提供する。好適な実施例で
は、分圧器回路39は抵抗分割器(resistor divider)
である。比率トランジスタなど他の分圧器回路も使用で
きる。分圧器回路39は抵抗58,抵抗59,抵抗61
によって構成される。抵抗61は、出力33と結合され
た第1端子、およびノード69と結合された第2端子を
有する。抵抗59は、ノード69と結合された第1端
子、およびノード68と結合された第2端子を有する。
抵抗58は、ノード68と結合された第1端子、および
電源電圧(例:接地)を受け取るために結合された第2
端子を有する。抵抗分割器は、比較器37,38に与え
られる出力33の調整電圧を減衰し、その際、抵抗5
8,59,61は温度につれて変化するので温度ドリフ
ト・エラーを生じない。
【0020】論理回路41はスイッチ回路42を制御す
る。好適な実施例では、論理回路41はフリップフロッ
プ62である。フリップフロップ62はノード66と結
合されたセットバー(setbar)入力,ノード71と結合
されたリセット入力,およびQ出力を有する。フリップ
フロップ62には、出力33に供給される電圧が電力を
供給する。
【0021】スイッチ回路42は電流を接地へと分流す
る。電圧調整器31が消費する電力を最小限に抑えるた
めに電流を分流するときには、スイッチ回路42の両端
の電圧は低い。すなわちスイッチ回路42は、イネーブ
ルされる場合、入力32を接地へと近づける。好適な実
施例では、スイッチ回路42はトランジスタ63であ
る。トランジスタ63はNPN形トランジスタで、第1
電極,制御電力および第2電極に相当するコレクタ,ベ
ースおよびエミッタを有する。トランジスタ63は、入
力32と結合されたコレクタ,フリップフロップ62の
Q出力と結合されたベース,電源電圧(例:接地)を受
け取るために結合されたエミッタを有する。当業者にと
っては、電流を接地に分流するのに、SCR,MOSF
ETまたは機械的スイッチなど他のバリエーションを使
用できることが明らかであろう。
【0022】電圧調整器31の動作原理を以下に説明す
る。入力電流が入力32に与えられてコンデンサ36を
充電する。ダイオード34は入力32と出力33とを減
結合する。コンデンサ36は、入力電流が加えられない
ときに電池の働きをして、出力33の調整電圧を維持す
る。
【0023】調整電圧の上限は比較器37によって決定
される。比較器37は、出力33の調整電圧が、予め決
められた第1電圧を超えるときを検知もしくは検出す
る。比較器37は、分圧器回路39が供給する電圧に対
してノード68で反応する。分圧器回路39は、出力3
3の調整電圧が予め決められた第1電圧と等しくなると
きに、ノード68に第1基準電圧VREF1を与える。
比較器37は、論理回路41に0(ゼロ)論理レベルを
与えて、出力33の調整電圧が予め決められた第1電圧
を超えたことを示す。比較器37が与える0論理レベル
が論理回路41のフリップフロップ62を設定し、これ
によりスイッチ回路42のトランジスタ63をイネーブ
ルにする。好適な実施例では、トランジスタ63は入力
電流を接地に分流して、トランジスタ63のコレクタ-
エミッタ間の電圧降下をできるだけ小さくしてワット損
を最小限に抑えるようにする。この状態において、コン
デンサ36はもはや入力電流によって充電されなくな
る。
【0024】比較器37は、ノード68で分圧器回路3
9がVREF1以下に降下したときに、論理回路41に
1論理レベルを与える。好適な実施例では、比較器37
の0論理レベルから1論理レベルへの遷移は、論理回路
41に影響を与えない。論理回路41はスイッチ回路4
2をイネーブル状態に保つ。
【0025】調整電圧の下限は比較器38によって決定
される。比較器38は、出力33の調整電圧が、予め決
められた第2電圧を下回るときを検知もしくは検出す
る。(上記のように)スイッチ回路42をイネーブルに
すると、コンデンサ36を充電する入力電流が排除され
る。コンデンサ36は、電圧調整器31に電荷を与える
と同時に、出力33と結合された他の回路(図示せず)
にも電荷を与える。コンデンサ36は時間が経過すると
放電して、出力33の調整電圧を降下させる。分圧器回
路39は、出力33の調整電圧が予め決められた第2電
圧と等しいときに、ノード69に第2基準電圧VREF
2を与える。比較器38は、調整電圧が、予め決められ
た第2電圧を下回るときに、フリップフロップ62のリ
セット入力に1論理レベルを与える。1論理レベルはス
イッチ回路42をディスエーブルにし、これにより入力
電流がコンデンサ36を充電できるようになる。
【0026】比較器38は、ノード69で分圧器回路3
9がVREF2を超えるときに、論理回路41に0論理
レベルを与える。好適な実施例では、比較器38の1論
理レベルから0論理レベルへの遷移は、論理回路41に
影響を与えない。論理回路41はスイッチ回路42をデ
ィスエーブル状態に保つ。
【0027】比較器37は、トランジスタ44,46に
対して特定の導電面積比を選択し、また抵抗47,48
に対して特定の大きさを選択することによって、調整電
圧が、予め決められた第1電圧を超えたことを示す0論
理レベルを与えるように設計される。比較器37の内部
切換点は、第1基準電圧VREF1においてトランジス
タ44,46をバイアスする等しい電流によって定義さ
れる。これが発生するときのノード68における電圧
(V68)を数式1で表す。
【0028】
【数1】V68=VREF1=2*(R48/R47)
*(kT/q)*ln(N)+Vbe(T46) Nは、トランジスタ44,46の導電面積(エミッタ面
積)比率を示し、ここでトランジスタ44はトランジス
タ46の面積よりN倍大きな面積を有する。Tは温度、
kはボルツマン定数、qは電荷、Vbe(T46)はト
ランジスタ46のベース- エミッタ電圧を指す。式の第
1項(2*(R48/R47)*(kT/q)*ln
(N))は正の温度係数を有し、第2項の(Vbe(T
46))は負の温度係数を有する。シリコンのバンドギ
ャップ(bandgap )電圧(約1.2ボルト)と等しいV
REF1を選択することにより、正および負の温度係数
が相殺されて、内部切換点でゼロの温度係数が生じる。
【0029】比較器37の内部切換点以上および以下で
の動作は、ある出力論理状態を発生する。たとえば、分
圧器回路39が供給する電圧が第1基準電圧VREF1
を超えるとき、トランジスタ46の電流の方がトランジ
スタ44の電流より大きくなる。これは、出力33の調
整電圧が予め決められた電圧を超えるときの状態に相当
する。この状態において、トランジスタ46の電流がト
ランジスタ44の電流より大きくなるのは、当業者には
周知のように、抵抗47が指数形電圧をトランジスタ4
4の電流特性まで縮退させることによる。トランジスタ
49は、トランジスタ44の電流によってバイアスされ
て、ノード66における電流と実質的に等しい大きさの
電流を供給する。このため、トランジスタ49が供給す
る電流は、トランジスタ46の電流より少なくなり、ノ
ード66にマイナスの電圧遷移を生じて、これが0論理
レベルを生じる。
【0030】逆に、分圧器回路が供給する電圧が第1基
準電圧VREF1を下回るときには、トランジスタ44
の電流の方がトランジスタ46の電流より大きくなる。
これは、調整電圧が予め決められた第1電圧を下回るこ
とに相当する。この状態において、トランジスタ44の
電流がトランジスタ46の電流より大きくなるのは、ト
ランジスタ44の方がトランジスタ46よりも導電面積
(エミッタ面積)が広く、抵抗47の両端の電圧がトラ
ンジスタ44のバイアスを実質的に解除するほど大きく
ないことによる。トランジスタ49は、トランジスタ4
4の電流をノード66に反映させる。このため、トラン
ジスタ49の供給する電流がトランジスタ46の電流よ
り大きくなって、ノード66に正の遷移を生じ、1論理
レベルを発生する。
【0031】比較器38の動作は、内部切換点が第2基
準電圧VREF2に変化する点を除けば、比較器37の
動作と同様である。比較器38の内部切換点は、第2基
準電圧VREF2においてトランジスタ53,54をバ
イアスする等しい電流によって定義される。これが発生
するときのノード69における電圧(V69)を、数式
2で表す。
【0032】
【数2】V69=VREF2=2*(R57/R56)
*(kT/q)*ln(X)+Vbe(T53) Xは、トランジスタ54がトランジスタ53のX倍の導
電面積を有する場合の、トランジスタ53,54の導電
面積(エミッタ面積)比率を指す。トランジスタ52
は、トランジスタ54の電流をノード71に反映させ
る。(前述の)比較器38の第1の動作モードでは、ト
ランジスタ53の方がトランジスタ54より大きな電流
を有する。これは、分圧器回路39のノード69の電圧
がVREF2を上回るときに、ノード71に負の電圧遷
移を生じて0論理状態を発生する。比較器38の第2動
作モードでは、トランジスタ54の方がトランジスタ5
3より大きな電流を有する。これは、ノード69の電圧
がVREF2を下回るときに、ノード71に正の電圧遷
移を生じて1論理レベルを発生する。
【0033】以上により、電圧調整器回路が提供される
ことが理解されよう。この電圧調整器回路は、大量のワ
ット損を生じずに高電流入力駆動に耐えることが可能で
あり、大型の電力デバイスも不要で、セルフ・バイアス
型である(外部の電圧源を必要としない)。
【0034】本発明の具体的実施例を示して説明してき
たが、当業者にはさらなる変形および改良が考えられよ
う。本発明は図示された具体的形態に限定されず、また
添付請求の範囲は、本発明の真正の意図および範囲から
逸脱しないすべての変形をカバーすることを意図してい
ると理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧調整器のブロック図を示す。
【図2】図1の電圧調整器の出力電圧を縦軸、時間を横
軸で表したグラフである。
【図3】本発明による電圧調整器の回路図を示す。
【符号の説明】
11 電圧調整器 12 入力 13 出力 14 ダイオード 16 コンデンサ 17,18 比較器 19 論理回路 31 電圧調整器 32 入力3 33 出力 34 ダイオード 36 コンデンサ 37,38 比較器 39 分圧器回路 41 論理回路 42 スイッチ回路 43 電流ミラー回路 44,46,49 トランジスタ 47,48 抵抗 51 電流ミラー回路 52,53,54 トランジスタ 56,57,58,59,61 抵抗 62 フリップフロップ 63 トランジスタ 64,66,67,68,69,71,72,73 ノ
ード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ト−マス・ディ・ペティ アメリカ合衆国アリゾナ州テンピ、イ−・ サイテ−ション・レ−ン1311

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流を受け取る入力,および調整電
    圧を供給する出力を有する電圧調整器回路(11)であ
    って:前記調整器回路(11)の前記入力および前記出
    力とそれぞれ結合された第1端子および第2端子を有す
    るダイオード(14);前記電圧調整器回路(11)の
    前記出力と結合された端子を有し、電荷を蓄積するコン
    デンサ(16);前記調整電圧に反応して、前記調整電
    圧が第1基準電圧を上回るときを検知する第1比較器
    (17);前記調整電圧に反応して、前記調整電圧が第
    2基準電圧を下回るときを検知する第2比較器(1
    8);前記第1および第2比較器に反応して、制御信号
    を与える論理回路(19);および、 前記制御信号に応答して、前記電圧調整器回路の前記入
    力電流を、前記コンデンサの充電から分路するスイッチ
    回路(21);によって構成されることを特徴とする電
    圧調整器回路。
  2. 【請求項2】 入力電流を受け取る入力、および調整電
    圧を供給する出力を有する電圧調整器回路(31)であ
    って:前記電圧調整器回路(31)の前記入力および前
    記出力とそれぞれ結合された第1端子および第2端子を
    有するダイオード(34);前記電圧調整器回路の前記
    出力と結合された端子を有し、電荷を蓄積するコンデン
    サ(36);第1電圧および第2電圧を供給する分圧器
    回路(39)であって、前記第1および第2電圧はそれ
    ぞれ、予め決められた前記調整電圧の比率をとる分圧器
    回路(39);前記第1電圧に反応して、前記調整電圧
    が、予め決められた第1電圧を上回るときを検知する第
    1比較器(37);前記第2電圧に反応して、前記調整
    電圧が、予め決められた第2電圧を下回るときを検知す
    る第2比較器(38);前記第1および第2比較器(3
    7,38)に反応して、制御信号を与える論理回路(4
    1);および、 前記制御信号に応答して、前記電圧調整器回路(31)
    の前記入力電流を、前記コンデンサ(36)の充電から
    分路するスイッチ回路(42);によって構成されるこ
    とを特徴とする電圧調整器。
  3. 【請求項3】 調整電圧を発生する方法であって:電流
    を供給して、充電電圧を発生する段階;前記充電電圧を
    検知する段階;前記充電電圧が、予め決められた第1電
    圧を上回るときに、前記電流を分流する段階;および、 前記充電電圧が、予め決められた第2電圧を下回るとき
    に、前記電流の前記分流をディスエーブルする段階;に
    よって構成されることを特徴とする発生方法。
JP7017432A 1994-01-10 1995-01-10 電圧調整器およびその製造方法 Pending JPH07219659A (ja)

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