JP3962628B2 - プローブカード、半導体試験システム及びプローブの接触方法 - Google Patents

プローブカード、半導体試験システム及びプローブの接触方法 Download PDF

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    • G01R1/07342Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being at an angle other than perpendicular to test object, e.g. probe card

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置あるいはその他の基板に対し通電試験を行う際に使用するプローブカード、及びそれを用いた半導体試験システム、プローブの接触方法に関するものである。
【0002】
半導体装置の製造工程中に行われるウェハ試験では、ウェハ基板上に形成された半導体装置の多数のパッドにそれぞれプローブを接触させ、あらかじめ設定されたプログラムに基づいて種々の特性を測定する通電試験が行われる。近年の半導体製造技術の進歩により、半導体基板上に形成される回路は益々大規模化され、パッド数も増大している。そして、このようなパッドに対し確実にプローブを接触させることが必要となっている。
【0003】
【従来の技術】
ウェハ試験におけるプロービングテストでは、プローブカードに多数設けられるプローブをウェハ基板上に形成されたパッドに所定の針圧で当接させ、その状態で試験装置にあらかじめ設定されているプログラムに基づいて、通電試験が行われる。
【0004】
パッドにプローブを接触させるには、図13(a)に示すように、ウェハ基板1上に形成されたパッド2にプローブ3の先端を当接させ、この状態で図13(b)に示すようにウェハ基板1をプロービング装置で上方へ距離Aを持ち上げる。すると、プローブ3の先端がパッド2に押圧されて、接触する状態となる。
【0005】
近年の半導体製造技術の進歩により、ウェハ上の1つのチップに搭載される回路数は増加の一途をたどり、パッド数の増大及びパッド面積の縮小化が進んでいる。また、プロービングテストに要する時間の短縮を図るために、複数のチップに対しプロービングテストを並行して行う必要も生じている。
【0006】
従って、プローブカードには600ピン〜800ピンあるいは1000ピンを越えるプローブが設けられ、その各プローブ間の間隔も益々狭小化されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなプローブカードでは、プローブ数の増大にともなってプローブの針元部分が階層化されている。従って、プローブ3の先端部分の高さが不揃いとなりやすく、またパッド2に対する各プローブ3の進入角αも浅くなっている。
【0008】
このような状況において、各プローブ3をパッド2に確実に接触させるには、図13(b)においてウェハ基板1を持ち上げる距離Aを十分に確保する必要がある。
【0009】
ところが、距離Aを十分に確保すると、ウェハ基板1を上方に持ち上げるにつれてプローブ3の先端はパッド2に食い込み、かつ図13(b)に示す矢印B方向にスライドする。すると、パッド2の表面がプローブ3の先端により削り取られ、パッド2上には図14に示すような凹部4が形成されるとともに、プローブ3の先端部にはパッド2の削り屑が付着する。
【0010】
近年の薄膜構造のパッドでは、プローブ3の先端部がパッド2に食い込みながら滑るとき、パッド2の下層まで達することがあり、プローブ3の先端にはAl、Au、Ni等の削り屑が付着する。
【0011】
従って、このようプロービング装置により、多数の被試験デバイスのパッド2にプローブ3を繰り返し当接させると、プローブ3の先端にパッド2及びパッド2の下層の削り屑が堆積し、接触不良が発生する。
【0012】
また、被試験デバイスの高集積化、多機能化に基づいて、試験内容が複雑化し、試験作業が多工程にわたる場合には、プローブを同一パッドに繰り返し接触させる必要がある。
【0013】
このような場合には、パッド2がプローブ3により繰り返し削り取られ、パッド2上に形成される凹部4の面積が拡大する。すると、ボンディング工程において、ボンディングワイヤの接着不良が生じやすくなる。
【0014】
特開平11−142437号では、ガイド板に設けたガイド穴でプローブ針を案内することにより、プローブ針の位置決め精度を向上させる構成が開示されている。
【0015】
しかし、このような構成では針圧を適正に調整することが困難であるとともに、ガイド穴の精度を十分に確保するために、プロービング装置のコストが上昇するという問題点がある。
【0016】
特開2000−327402号では、プローブを案内する案内部品を微細な機械加工を施し得る材料で形成することにより、プローブとパッドとの接触位置の精度を向上させる構成が開示されている。
【0017】
しかし、案内部品を特殊な材料で形成することは、プロービング装置のコストを上昇させるという問題点がある。
特開2000−108708号では、パッドに対するプローブの滑り量を削減して、プローブとパッドとの接触位置の精度を向上させる構成が開示されている。
【0018】
しかし、ガイドの加工精度を確保するためにコストが上昇するとともに、プローブは先端に向かって徐々に細くなる構成であるので、十分な針圧を確保し難く、接触不良が発生するという問題点がある。
【0019】
この発明の目的は、プローブをパッドに確実に接触可能としながら、コストの上昇を抑制し得るプローブカード、及びそれを用いた半導体試験システム、プローブの接触方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
図1に示すプローブカードは、プローブカード基板11に多数のプローブ13が設けられ、前記プローブ13を被接触体に接触させながらスライドさせて、該プローブ13を前記被接触体に接触させる。前記プローブカード基板11には、前記プローブ13のスライド方向にのみ位置して、該プローブ13のスライドを規制するストッパー14が設けられる。
【0021】
また、前記ストッパー14は、前記プローブカード基板11の中央部に設けられ、前記プローブ13は前記プローブカード基板11の周囲から前記プローブカード基板11の中央部に向かってそれぞれ延設されて、前記被接触体との接触に基づいて前記プローブカード基板11の中央部方向にスライドして、ストッパー14に当接する。
【0022】
た、図11に示すように、グランドピンとなるプローブが当接する前記ストッパーの当接部には、グランド電極が形成される。
【0023】
図10に示す半導体試験システムは、プローバ装置21と試験装置23を備える。プローバ装置21は、プローブカード27を用い、ウェハ基板1のパッドにプローブ13を接触させる。試験装置23は、ウェハ基板1の通電試験を行うための試験信号を生成してプローブ13に供給する。
【0024】
また、プローブカード27におけるストッパー14は、該ストッパー14とプローブ13との接触を検知する手段(電極31)を備える。
図1のプローブカードにおいて、プローブカード基板11の周囲から該プローブカード基板11の中央部に向かって延設されるプローブ13を被接触体に接触させながら、該プローブ13をプローブカード基板11の中央部に向かってスライドさせる。そのプローブ13がストッパー14に当接することによりプローブ13のスライド量が規制される。
【0026】
図10のプローブカード27はプローバ装置21に装着され、該プローバ装置21のステージ25が移動される。これにより、該ステージ25上に載置されたウェハ基板1のパッドとプローブ13とが接触される。その後、プローブ13とストッパー14との接触が検知され、そのときのステージ25のオーバドライブ量が算出され、該オーバドライブ量に基づいて該ステージ25の移動量が調整される。
【0027】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
図1〜図4は、この発明を具体化したプローブカードの第一の実施の形態を示す。プローブカード基板11は絶縁性を備えた材質で円板状に形成され、中央部に四角形状の開口部12が形成されている。
【0028】
前記開口部12の周囲には、複数の配線(図示しない)が形成され、その配線は、基板周囲に形成されたランド(図示しない)を介して試験装置に接続可能となっている。
【0029】
前記プローブカード基板11の下面において、前記開口部12の周囲には、多数のプローブ13が配設されている。前記プローブ13は、タングステン、BeCu等の材質で形成され、その基端部が前記開口部12の四辺に沿ってプローブカード基板11に支持されるとともに、前記配線に接続されている。
【0030】
前記プローブ13は、開口部12の中心部に向かって進入角αで斜め下方に延設され、その先端部はパッド(被接触体)に対し進入角がさらに大きくなるように、さらに下方に向かって屈曲されている。
【0031】
また、プローブ13のピン数の増大及び狭ピッチ化により、各プローブ13の基端部はプローブカード基板11に対し上下方向に階層状に支持され、先端部は図7に示すように直線状に配置される場合、あるいは図8に示すようにプローブ13の突出位置を交互に変化させる場合がある。
【0032】
前記開口部12にはストッパー14が取着される。前記ストッパー14は、前記開口部12内に挿入可能に形成され、その上部に前記開口部12より大きな面積を有する取付片15が形成され、アルミナセラミクス等の絶縁材で構成される。
【0033】
そして、図3に示すように、ストッパー14が開口部12内に挿通された状態で取付片15がプローブカード基板11に固定され、この状態ではストッパー14は前記プローブ13の先端部間に位置している。プローブ13の先端とストッパー14との間隔は、5〜15μmに設定される。
【0034】
各プローブ13の先端部が直線状に配置されている場合、図7に示すように、ストッパー14の端面は平面状に形成されている。各プローブ13の先端が交互に突出する場合、図8に示すように、ストッパー14の端面には一つおきのプローブ13に対し凹部16が形成されて凹凸面状に形成され、各プローブ13とストッパー14との間隔が等距離となるように設定されている。
【0035】
次に、上記のように構成されたプローブカードの作用を説明する。
図5(a)に示すように、ウェハ基板1上のパッド2にプローブ13の先端を当接させ、この状態で図5(b)に示すようにウェハ基板1をプローバ装置で上方へ持ち上げる。すると、プローブ13の先端がパッド2に押圧されて、接触する状態となる。
【0036】
このとき、ウェハ基板1を上方へ持ち上げるにつれて、プローブ13の先端はパッド2に食い込み、かつ図5(b)に示す矢印C方向にわずかにスライドするが、ほどなくストッパー14に当接してそれ以上のスライドが阻止される。
【0037】
このとき、パッド2上でのプローブ13のスライドによりパッド2の表面が削り取られ、図6に示すように凹部16が形成されるが、プローブ13がストッパー14に当接した後は、ウェハ基板1の上方への移動に基づいてプローブ13の針圧Dが確実に増大する。
【0038】
上記のように構成されたプローブカードでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)ウェハ基板1を上方へ持ち上げてパッド2にプローブ13を当接させるとき、ストッパー14によりプローブ13のスライドを規制することができる。従って、プローブ13とパッド2との接触位置の精度を向上させることができる。
【0039】
(2)プローブ13のスライドを規制することができるので、ウェハ基板1の上方への持ち上げ動作に基づいて、針圧Dを確実に増大させることができる。従って、パッド2に対するプローブ13の進入角αを増大させることなく、十分な針圧を確保することができる。
【0040】
(3)パッド2表面上でのプローブ13のスライドを抑制することができるので、プローブ13によるパッド2表面の削り取り量を削減することができる。従って、プローブ13への削り屑の付着を削減して、プローブ13とパッドとの接触不良の発生を抑制することができる。
【0041】
(4)パッド2表面に形成される凹部16の面積を縮小することができるので、ボンディング工程において、ボンディングワイヤのパッドへの接着不良の発生を防止することができる。
【0042】
(5)プローブ13の先端とストッパー14との間隔は、5〜15μmに設定すればよく、厳密な精度を必要としない。従って、ストッパー14の取り付けによるコストの上昇は僅かであり、(1)〜(4)の作用効果による試験制度の向上及びボンディング工程での不良発生の抑制によるコスト削減効果で補って余りある。
【0043】
(第二の実施の形態)
図9は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、プローブ13の先端部をプローブカード基板11の外側に向かって屈曲し、同プローブ13の中間部は合成樹脂で形成されてプローブカード基板11に取着された支持部材17に貫通されて、同支持部材17で支持されている。
【0044】
そして、支持部材17の下端において、前記プローブ13の先端部の外側にストッパー14が取着されている。
このように構成されたプローブカードでは、プロービング装置でパッド2にプローブ13の先端を当接させると、ウェハ基板1を上方へ持ち上げるにつれて、プローブ13の先端はパッド2に食い込み、かつ図9に示す矢印E方向にわずかにスライドする。そして、ほどなくストッパー14に当接してそれ以上のスライドが阻止される。
【0045】
このとき、パッド2上でのプローブ13のスライドによりパッド2の表面が削り取られ、図6に示すように凹部16が形成されるが、プローブ13がストッパー14に当接した後は、ウェハ基板1の上方への移動に基づいてプローブ13の針圧が確実に増大する。
【0046】
上記のように構成されたプローブカードでは、前記第一の実施の形態で得られた作用効果に加えて、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)プローブ13をパッドに接触させた状態で加熱試験を行う場合、プローブ13あるいは支持部材17の熱膨張によりプローブ13の先端位置が変動しようとする場合にも、ストッパー14によりその変動を規制することができる。従って、加熱試験中においてもプローブ13の接触位置及び針圧を安定させることができる。
【0047】
(第三の実施の形態)
図10は、本実施の形態における半導体試験システムの概略構成図である。
半導体試験システムは、プローバ装置21と、テストヘッド22と、試験装置(テスタ)23とを備えている。
【0048】
プローバ装置21には、ウェハ基板1を載置するためのステージ25が配設されている。同ステージ25は、モータ等からなるステージ駆動部26により上下方向に移動可能に構成されている。また、プローバ装置21の上部にはプローブカード27が装着されている。
【0049】
プローブカード27は、プローブカード基板11、プローブ13、ストッパー14等により構成される。プローブカード基板11において、四角形状をなす開口部12の周囲には複数のパッド(図示しない)形成され、その複数のパッドにテストヘッド22から延びる複数の接続ピン22aが接触されている。これにより、プローブカード27はテストヘッド22を介して試験装置23に接続される。
【0050】
プローブカード基板11の下面には、前記開口部12の周囲に多数のプローブ13が配設されている。プローブ13は、その基端部が固定部材28を用いてプローブカード基板11に支持され、該プローブカード基板11に形成されている配線(図示しない)に接続されている。また、プローブ13は、開口部12の中心部に向かって斜め下方に延設され、その先端はウェハ基板1のパッド2に対し進入角が大きくなるように下方に向かって屈曲されている。
【0051】
また、プローブカード基板11の開口部12にストッパー14が取着されている。ストッパー14は、有底四角筒状をなし、開口端部となるストッパー14の上部には、外方に向けて延びるつば部29が設けられている。さらに、そのつば部29には上方に向けて嵌合部30が突設されており、同嵌合部30が前記開口部12の内側に嵌合されて、ストッパー14がプローブカード基板11に固定される。
【0052】
このように、本実施の形態のプローブカード27には、前記第一の実施の形態と同様に、プローブカード基板11の中央部にストッパー14が配設されている。
【0053】
本実施の形態において、プローバ装置21におけるステージ25が上方に移動すると、先ず、プローブ13の先端がウェハ基板1におけるパッド2に当接する。さらに、ステージ25が上方に移動するにつれて、プローブ13の先端がウェハ基板1のパッド2に食い込み、かつ、プローブカード基板11の中央部方向にスライドするが、ほどなくストッパー14に当接する(図5(b)参照)。これにより、プローブ13のスライドが規制される。
【0054】
さらに、本実施の形態では、図10及び図11に示すように、ストッパー14において、プローブ13が当接する位置に、導電材料からなる電極31が形成されている。また、ストッパー14の底部には、その電極31に対して所定電圧を印加又は遮断するリレー32が設けられている。なお、図11は、ストッパー14の底部における拡大断面図である。
【0055】
図11に示すように、プローブ13は、グランドピン13g、信号ピン13s、電源ピン13vを有する。ストッパー14の底部において、信号ピン13sが当接する部位に電極31が形成され、電源ピン13vが当接する部位及び電極31の周囲には、樹脂等の絶縁材料からなる絶縁部33が形成されている。一方、グランドピン13gが当接する部位には、絶縁部33は形成されていない。ストッパー14は、その底部を含む全体が導電体材料より構成され、プローブ13における複数のグランドピン13gは、その底部において絶縁部33を介すことなく直接接触される。本実施の形態におけるストッパー14の底部は、プレーナ型のグランド電極34となっており、プローブカード27におけるグランドの強化が図られている。
【0056】
図12には、本実施形態における半導体試験システムの電気的構成を示す。
試験装置23は、ステージ制御回路41、試験信号処理回路42、リレー制御回路43、マイクロコンピュータ(マイコン)44とを備え、各回路41〜43はマイコン44に接続されている。
【0057】
マイコン44は、図示しない記憶装置とその記憶装置に記憶されている処理プログラムを実行するCPU等により構成されている。このマイコン44は、処理プログラムに従い各回路41〜43を動作させることにより半導体試験システムを統括的に制御する。
【0058】
ステージ制御回路41は、ステージ25を移動させるための駆動信号を生成してプローバ装置21におけるステージ駆動部26に出力する。この駆動信号に基づいてステージ駆動部26が駆動してステージ25が移動する。また、ステージ制御回路41は、ステージ25の移動量に対応する信号をステージ駆動部26から取得し、その時々のステージ25の位置を判断する。そして、ステージ25が所定の位置まで移動したとき、ステージ制御回路41は、ステージ駆動部26への駆動信号の出力を停止する。ステージ25の位置に関する情報は、ステージ制御回路41からマイコン44に順次取り込まれる。
【0059】
試験信号処理回路42は、ウェハ基板1の通電試験を行うための試験信号を生成し、テストヘッド22、プローブカード基板11を介してプローブ13に供給する。その試験信号は、プローブ13からウェハ基板1のパッド2に入力される。そして、試験信号に応答してウェハ基板1から出力される信号がプローブ13に取り込まれる。試験信号処理回路42は、その信号を、プローブカード基板11、テストヘッド22を介して取り込み、該信号が試験信号に対応する正常な信号か否かを判定して、その判定結果をマイコン44に出力する。
【0060】
リレー制御回路43は、所定電圧をリレー32に供給する。また、リレー制御回路43は、リレー32を駆動するための駆動信号を生成して該駆動信号をリレー32に出力する。この駆動信号によりリレー32がオンされることで、所定電圧がリレー32を介して電極31に印加される。
【0061】
ここで、ストッパー14とプローブ13との接触を検知する場合、電極31にはリレー32を介して高電位電圧(例えば、5V)が印加され、信号ピン13sは低電位電圧(例えば、0V)とされる。なお、信号ピン13sは、試験信号処理回路42から出力される試験信号により低電位電圧とされる。ここで、プローブ13がストッパー14に接触し、信号ピン13sと電極31とがショートすると、信号ピン13sの電位が低下し、試験信号処理回路42は、信号ピン13sの電位の異常を判定する。この判定結果が試験信号処理回路42からマイコン44に通知され、マイコン44は、ストッパー14とプローブ13の電気的接触を判断することが可能となる。なおここで、電極31を低電位電圧(0V)とし、信号ピン13sを高電位電圧(5V)として、ストッパー14とプローブ13の電気的接触を判断してもよい。
【0062】
次に、上記のように構成した半導体試験システムの作用を説明する。
先ず、マイコン44は、ステージ制御回路41から駆動信号を出力させ、その駆動信号に基づいてステージ駆動部26を駆動する。これにより、ステージ25が上方に移動し、プローブ13の先端がウェハ基板1上のパッド2に当接する(図5(a)参照)。このとき、図示しないカメラによりプローブ13の先端およびパッド2が撮影されており、そのカメラの画像データがマイコン44に取り込まれる。マイコン44は、その画像データによりプローブ13がパッド2に当接したことを画像認識する。そして、マイコン44は、そのときのステージ25の位置に関する情報をステージ制御回路41から取得し、そのステージ位置を、オーバドライブ量が「0」である基準位置として設定する。
【0063】
次いで、マイコン44は、リレー制御回路43から駆動信号を出力させることでリレー32をオンし、同リレー32を介してストッパー14の電極31に高電位電圧を印加する。また、マイコン44は、試験信号処理回路42から試験信号を出力させ、それにより、信号ピン13sを低電位電圧(例えば、0V)とする。
【0064】
さらに、マイコン44は、ステージ制御回路41からの駆動信号によりステージ駆動部26を駆動し、ステージ25を上方に移動させる。この移動に伴いプローブ13の先端がパッド2に押圧されてストッパー14側(プローブカード基板11の中心方向)に向けてスライドする。そして、プローブ13がストッパー14に接触して、信号ピン13sと電極31とがショートする。
【0065】
このショートにより、信号ピン13sの電位が低下するため、試験信号処理回路42は、信号ピン13sの電位の異常を判定し、その判定結果をマイコン44に通知する。マイコン44は、その判定結果により、ストッパー14とプローブ13との接触を検知し、さらに、そのときのステージ25の位置情報をステージ制御回路41から取得することで、プローブ13がストッパー14に接触した地点でのオーバドライブ量を算出する。
【0066】
マイコン44は、そのオーバドライブ量に基づいて、的確な針圧を確保することができる最適オーバドライブ量を算出する。ここで、最適オーバドライブ量は、プローブ13の針圧に加え、プローブ13とストッパー14との当接部P1に加わるストレスを考慮して決定される。
【0067】
そして、マイコン44はその最適オーバドライブ量をステージ制御回路41に入力することで、そのオーバドライブ量に基づいてステージ制御回路41からステージ駆動部26に駆動信号が出力される。これにより、ステージ25が移動されてプローブ13における的確な針圧が確保される。その後、リレー制御回路43によりリレー32がオフされて、ストッパー14における電極31への高電位電圧の印加が遮断される。
【0068】
そして、試験信号処理回路42から各プローブ13に試験信号が出力され、ウェハ基板1の各種の特性を測定するための通電試験が実施される。
また一般に、ウェハ基板1には、複数のICチップを構成するための回路が形成されている。そして、プローブカード27により1つのICチップ毎に通電試験が繰り返し実施される。この場合には、通電試験毎にリレー制御によるオーバドライブ量の調整処理を行う必要はない。具体的には、例えば、ウェハ基板1における最初の通電試験を行う前に1回のみオーバドライブ量の調整処理を行う。このようにすると、オーバドライブ量の調整処理に伴う試験時間の増大を抑制することが可能となる。
【0069】
本実施の形態に対する従来技術を説明する。
従来、ストッパー14がないプローブカードを用いる場合には、図13(a)のようにプローブ3の先端とパッド2とを当接させた状態から図13(b)のようにウェハ基板1を持ち上げる距離(オーバドライブ量)Aを調整することにより、プローブ3の適切な針圧を確保するようにしていた。具体的には、カメラによりプローブ3の先端およびパッド2が撮影され、画像データに基づいてプローブ3の先端およびパッド2の位置が画像認識される。この画像認識により、プローブ3の先端がパッド2に当接する位置(オーバドライブ量が「0」となる基準位置)が算出され、さらに、パッド2に形成される針跡の大きさ(プローブ3の先端による削り量)に基づいてウェハ基板1を持ち上げる距離(オーバドライブ量)Aが決定されていた。
【0070】
ところで、上記第一及び第二の実施の形態のように、プローブカードにストッパー14を設けることにより、プローブ13の針圧が増大される。しかし、オーバドライブ量Aが必要以上に大きくなり、過大な針圧が加わる場合、ストッパー14によりプローブ13のスライドが規制されるため、パッド2に形成される針跡の大きさは変化しない。従って、画像認識により、針圧に対応する適切なオーバドライブ量を設定することができなくなる。プローブカードにおいて、過大な針圧が加わる場合には、図5(b)に示すように、プローブ13とストッパー14との当接部P1に加わるストレスが大きくなる。そのため、該プローブ13が劣化してプローブ13の寿命が短くなるといった問題が生じてしまう。
【0071】
因みに、特開平9−119961号では、ウェハ基板におけるパッドとプローブの先端との接触位置を求め、オーバドライブ量を自動で制御する技術が開示されている。しかし、その技術は、ストッパー14を設けたプローブカードに対応するものではなく、適切なオーバドライブ量を設定することができない。
【0072】
従って、本実施の形態では、従来例に比べ、ストッパー14を設けたプローブカードを用いる半導体試験システムにおいて、過大な針圧が加わることを防止するためにオーバドライブ量の調整処理を行うことができる。
【0073】
上記のように構成された半導体試験システムでは、前記第一の実施の形態で得られた作用効果に加えて、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)プローブ13とストッパー14との接触を検知し、その検知結果に基づいて、最適オーバドライブ量を算出するようにしたので、プローブ13とストッパー14との当接部P1に過大なストレスが加わることを回避でき、プローブ13の寿命を向上することができる。
【0074】
(2)ストッパー14の底部にプレーナ型のグランド電極34を形成したので、プローブカード27におけるグランドの強化を図ることができる。また、このグランドの強化により、プローブカード27の耐ノイズ性を高めることができ、試験、評価の品質を向上できる。
【0075】
上記各実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・第一及び第三の実施の形態において、ストッパー14は多数のパッド2及びプローブ13の先端部のレイアウトに合わせて、四角形以外の任意の多角形、あるいは円形等としてもよい。
【0076】
・上記第三の実施の形態において、プローブ13の信号ピン13sとストッパー14の電極31とをショートさせることで、プローブ13とストッパー14との接触を判断する構成であったが、これに限定されるものではない。プローブ13のグランドピン13gや電源ピン13vをショートさせることにより、プローブ13とストッパー14との接触を判断してもよい。例えば、プローブ13のグランドピン13gによりプローブ13とストッパー14との接触を判断する場合、ストッパー14の底部におけるプレーナ型のグランド電極34にリレー32を介して所定電圧を印加するように構成する。また、ストッパー14において、プローブ13の信号ピン13sおよび電源ピン13vが当接する位置には絶縁部を形成することで、信号ピン13s及び電源ピン13vがストッパー14のグランド電極34との接触を防ぐ。このようにしても、プローブ13とストッパー14との接触を検知することができ、最適なオーバドライブ量を算出できる。
【0077】
・第一及び第二の実施の形態に示すストッパー14を用いて半導体試験システムを構成する場合、ストッパー14には電極31やリレー32が設けられていないため、試験装置23におけるリレー制御回路43を省略して具体化する。なおこの場合、予め決められたオーバードライブ量に基づいて、ステージ制御回路41からステージ駆動部26に駆動信号が出力され、ステージ25が固定の位置で停止される。
【0078】
・第三の実施の形態において、信号ピン13sの電位の異常を試験信号処理回路42にて判定することで、プローブ13とストッパー14との当接を判断するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、ストッパー14の電極31とプローブ13の信号ピン13sとがショートする際にリレー32に流れる電流を検知することで、プローブ13とストッパー14との当接を判断してもよい。
【0079】
以上の様々な実施の形態をまとめると、以下のようになる。
(付記1)プローブカード基板に多数のプローブを設け、前記プローブを被接触体に接触させながらスライドさせるプローブカードであって、
前記プローブカード基板には、前記プローブのスライド方向に位置して、該プローブのスライドを規制するストッパーを設けたことを特徴とするプローブカード。
(付記2)前記プローブは、前記プローブカード基板の周囲から該プローブカード基板の中央部に向かってそれぞれ延設され、該プローブを前記プローブカード基板の中央部方向にスライドさせることを特徴とする付記1記載のプローブカード。
(付記3)前記プローブカード基板の中央部に前記ストッパーを設けたことを特徴とする付記2記載のプローブカード。
(付記4)前記プローブは、前記プローブカード基板の周囲から該プローブカード基板の中央部に向かって延設されるとともに、前記プローブの先端部をプローブカード基板の周囲部に向かって屈曲させて、該プローブを前記プローブカード基板の周囲部方向にスライドさせることを特徴とする付記1記載のプローブカード。
(付記5)前記ストッパーは、支持部材を介して前記プローブカード基板に取着されていることを特徴とする付記4記載のプローブカード。
(付記6)前記ストッパーには、前記各プローブの先端部との距離を均等にする凹凸面を形成したことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載のプローブカード。
(付記7)前記プローブカード基板の中央部に開口部を設け、前記ストッパーを前記開口部に取着し、前記プローブの先端部を前記ストッパーの外側面に沿って配設したことを特徴とする付記2,3または6のいずれかに記載のプローブカード。
(付記8)前記プローブの中間部を前記プローブカード基板に支持された支持部材で支持し、前記支持部材の下端に前記ストッパーを取着したことを特徴とする付記5記載のプローブカード。
(付記9)付記1乃至8のいずれかに記載のプローブカードを用い、前記被接触体としてのウェハ基板のパッドに前記プローブを接触させるプローバ装置と、前記ウェハ基板の通電試験を行うための試験信号を生成して前記プローブに供給する試験装置とからなることを特徴とする半導体試験システム。
(付記10)前記ストッパーと前記プローブとの接触を検知する手段を備えたことを特徴とする付記9記載の半導体試験システム。
(付記11)前記ストッパーには、リレーを介して所定電圧を印加する電極を設け、該電極と前記プローブとをショートさせることにより、前記ストッパーと前記プローブとの接触を検知することを特徴とする付記9記載の半導体試験システム。
(付記12)前記プローバ装置は、前記ウェハ基板を載置して前記プローブに接触させるべく移動するステージを備え、
前記電極と前記プローブとがショートしたときの前記ステージの位置に基づいて、オーバドライブ量を調整することを特徴とする付記11記載の半導体試験システム。
(付記13)前記試験装置は、前記リレーをオンまたはオフに制御するための回路と、前記ステージの移動量を制御するための回路とを備えることを特徴とする付記12記載の半導体試験システム。
(付記14)プローブカード基板の周囲から該プローブカード基板の中央部に向かって延設されるプローブを被接触体に接触させながら、該プローブを前記プローブカード基板の中央部に向かってスライドさせ、ストッパーにより前記プローブのスライド量を規制することを特徴とするプローブの接触方法。
(付記15)プローブカード基板の周囲から該プローブカード基板の中央部に向かって延設されるとともに、先端部がプローブカード基板の周囲部に向かって屈曲されたプローブを被接触体に接触させながら、該プローブを前記プローブカード基板の周囲部に向かってスライドさせ、ストッパーにより前記プローブのスライド量を規制することを特徴とするプローブの接触方法。
(付記16)付記1乃至8のいずれかに記載のプローブカードをプローバ装置に装着し、該プローバ装置のステージを移動させることにより、該ステージ上に載置されたウェハ基板のパッドと前記プローブとを接触させるプローブの接触方法において、
前記プローブとストッパーとの接触を検知し、そのときの前記ステージの位置に基づいて該ステージの移動量を調整することを特徴とするプローブの接触方法。
【0080】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はプローブをパッドに確実に接触可能としながら、コストの上昇を抑制し得るプローブカード、及びそれを用いた半導体試験システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態のプローブカードを示す側面図である。
【図2】 第一の実施の形態のプローブカードを示す分解斜視図である。
【図3】 第一の実施の形態のプローブカードを示す斜視図である。
【図4】 第一の実施の形態のプローブカードを示す底面図である。
【図5】 第一の実施の形態のプローブカードの動作を示す説明図である。
【図6】 パッドに形成される凹部を示す平面図である。
【図7】 プローブの配置を示す説明図である。
【図8】 プローブの配置を示す説明図である。
【図9】 第二の実施の形態のプローブカードを示す側面図である。
【図10】 第三の実施の形態の半導体試験システムを示す概略構成図である。
【図11】 ストッパーの拡大断面図である。
【図12】 半導体試験システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図13】 従来のプローブカードの動作を示す説明図である。
【図14】 パッドに形成される凹部の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 プローブカード基板
13 プローブ
14 ストッパー
21 プローバ装置
22 試験装置
25 ステージ
27 プローブカード

Claims (6)

  1. プローブカード基板に多数のプローブを設け、前記プローブを被接触体に接触させながらスライドさせるプローブカードであって、
    前記プローブは、前記プローブカード基板の周囲から該プローブカード基板の中央部に向かってそれぞれ延設され、前記プローブカード基板の中央部方向にスライドされて、
    前記プローブカード基板の中央部には、前記プローブのスライド方向に位置して、該プローブのスライドを規制するストッパーが設けられ、
    前記ストッパーは、前記プローブのうち、グランドピンとなるプローブが当接する当接部にグランド電極が形成されることを特徴とするプローブカード。
  2. 前記ストッパーには、前記各プローブの先端部との距離を均等にする凹凸面を形成したことを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
  3. 請求項1又は2に記載のプローブカードを用い、
    前記被接触体としてのウェハ基板のパッドに前記プローブを接触させるプローバ装置と、
    前記ウェハ基板の通電試験を行うための試験信号を生成して前記プローブに供給する試験装置と、
    前記ストッパーと前記プローブとの接触を検知する手段と、
    前記ストッパーと前記プローブとが接触したときのオーバドライブ量を算出する手段と、
    前記オーバドライブ量に基づいて前記プローバ装置の移動量を調整する手段とを備えたことを特徴とする半導体試験システム。
  4. 前記プローブの針圧及び前記プローブと前記ストッパーとの当接部に加わるストレスを考慮して、前記オーバドライブ量に基づいて最適オーバドライブ量を算出することを特徴とする請求項に記載の半導体試験システム。
  5. 請求項1又は2に記載のプローブカードをプローバ装置に装着し、該プローバ装置のステージを移動させることにより、該ステージ上に載置されたウェハ基板のパッドと前記プローブとを接触させるプローブの接触方法において、
    前記プローブとストッパーとの接触を検知し、そのときの前記ステージのオーバドライブ量を算出し、該オーバドライブ量に基づいて前記ステージの移動量を調整することを特徴とするプローブの接触方法。
  6. 前記プローブの針圧及び前記プローブと前記ストッパーとの当接部に加わるストレスを考慮して、前記オーバドライブ量に基づいて最適オーバドライブ量を算出することを特徴とする請求項に記載のプローブの接触方法。
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