JP3961632B2 - 改良された排水機構及び器具マットを支持する支持部を有する殺菌消毒容器及び殺菌消毒方法 - Google Patents

改良された排水機構及び器具マットを支持する支持部を有する殺菌消毒容器及び殺菌消毒方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、殺菌消毒貯蔵、運搬、搬出用器具、特に医療器具のための殺菌消毒用容器及び殺菌消毒方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
大抵の再使用可能な医療機器は、それぞれ使用する前に殺菌消毒する必要がある。殺菌消毒には、多くの方法が採用されているが、一般的には、蒸気オートクレーブ法、気相化学消毒法及びプラズマ法と組み合わされた蒸気相化学消毒法等が採用されている。化学消毒剤は、過酸化水素、及びエチレンオキシドである。最も用途が広く速い効果的な方法は、電磁気分解を利用して過酸化水素蒸気をプラズマ状態にすることによって生ずる発生期の過酸化水素を用いる方法である。プラズマ相は、殺菌消毒作用を増強し、電磁気分解でプラズマが放出されると遊離基が再結合して水と酸素を生ずるのである。
【0003】
典型的には、器具を容器の中に設置し、容器を殺菌消毒装置の中に設置する。殺菌消毒媒体(media)が通過するためのポータル(Portal)が用意されなければならない。また、該容器には、通常濾材が設置されており、この濾材により消毒剤が入口を通って通過し、また微生物の闖入を防ぐのである。ポータル及び濾材は、ニコラスの米国特許第4,704,254号明細書(1987年11月3日発行)を参考にしてよく、ここでは参考例として引用しておく。即ち、容器は複数の開口を有し、キムベリー・クラーク・コーポレーション(Kimberly Clark Corporation)社製のスパンカード・ブランド・シー・エス・アール(SPUNGUARD brand CSR)のようなフィルターラップ材で消毒するのに先立ってラップされる。該スパンガード・ブランド・シー・エス・アールは、スパンボンデッドポリオレフィン製不織布の外層とメルトブラウンポリオレフィン製の内側バリヤー層からなるスパンボンデッド/メルトブラウン/スパンボンデッド(SMS)の積層体である。
【0004】
通常、把持具は容器内の一つ又はそれ以上の個々の器具を把持する。把持具は、クリップ又は他の類似の物から成り、特別の医療機器を把持するのに特に適しているのもあれば、そうでないものもある。一つのポピュラーな把持具は、単に複数の上方へ延長しているフレキシブルな突起、しばしばフィンガーと呼ばれている、から成り立っており、機具が容器内を動き回るのを防ぎ、該機器との接触を最小にするようにしている。通常、これらの把持具は、容器の底にあるマットの上に用意されている。
【0005】
理想的な殺菌消毒容器は、液体、特にスチームオートクレーブからの液体凝縮物が集積される場所を減少するか又は最小にし、また、全ての通常採用されている殺菌消毒法とは矛盾せず、寿命が長く操作が簡単であり、さらに納得のいく価格で提供されるものである。現在知られている容器は、この分野での働きが制限されるという欠点を有している。例えば、スチームオートクレーブ用に設計された多くのトレイは、ステンレス鋼から作られており、システム中では、プラズマの形成により干渉される。ポリマーから作られる他のトレイは、繰り返されるスチーム殺菌消毒サイクルに耐える充分な耐熱性を有していない。ある種のトレイ材料は、化学殺菌消毒剤と内部反応を起こし、該殺菌消毒剤を分解すらしかねない。他の材料は、過剰の化学殺菌消毒剤を吸収し、それ故、殺菌消毒に利用される殺菌消毒剤の量が減少することによって殺菌消毒効果が減少するということになるであろう。
【0006】
フレキシブルフィンガーと共にマットを用いると、凝縮物及び他の流体は、マットとトレイの底部との間にトラップされ、微生物の潜在的な発生温床を提供することになる。Brooks,Jr.は、米国特許第5,098,678号明細書において、この問題について記載しており、マットの底部に複数個の小さな脚を設けて、トレイの底部を揚げて潜在的温床を除去するとしている。Allen及びその他は、米国特許第5,407,648号明細書において、この問題について記載しており、トレイの底部にリブを設け、その上にマットを置くことによりこの問題を解決している。両方の参考例は、平面的なトレイの底部は良好な排水作用を促進しないことを教えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の上記問題点及びその他の制約を解決し除去する。さらに過酸化水素蒸気、液体、又はガスプラズマ、スチームオートクーブ、エチレンオキシド及び他の化学的又は加熱による殺菌消毒法との両立性を提供する。そして本発明は、耐久性があり、製造するのに安価であり、排水作用を高め、凝縮物のトラップを制約する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による殺菌消毒器具に用いる殺菌消毒容器は、容器を取り囲む壁、壁のベース部分、及びベース部分を通した複数個の排水口とから構成さている。排水ウェルは、排水口の少なくとも一部分と関連している。排水ウェルは、それぞれ排出口上部の支持表面及び支持表面と排出口との間の排出表面とから構成されている。排出表面は、トラップすることなしに液体を排出口に向かって下方に導くようにされている。フレキシブルエラストマーマットは、容器の内部において、支持表面に支持されており、器具を保持する手段を有している。排出口表面は、関連する排出口を通して容器から液体を排出するのを促進し、また支持表面は、フレキシブルエラストマーマットを支持している。
【0009】
各々の排水ウェルは、単一の排水口と関連するのが好ましく、また、排出口表面は、関連する排水口を取り囲んでいる。もしも、支持表面が鋭いエッジから成る場合には、マットを支持するのに充分ではあるが、支持表面とマットとの間の接触面積は最小となる。排出口表面は、関連する排水口に向かって連続して傾斜することが好ましい。排水ウェルは、逆ピラミッド形状がよく、また均一の格子上に整列しているのがよい。マットは、シリコンラバーから作られるのが適当であり、器具を保持する手段は、複数の上方へ突出する柔軟な突起物から構成される。しかしながら、保持手段ならいかなるものでもそれに代替しうる。マットは、複数のマット開口を有するのが好ましく、少なくともマット開口の一部分は、対応する排水口と整合することが好ましい。
【0010】
本発明による器具を殺菌消毒するための方法もまた、提供される。フレキシブルエラストマーマットは、殺菌消毒容器の中に設置される。前記容器は、容器を取り囲む壁、前記壁のベース部分及びベース部分を通した複数の排水口を有している。排水ウェルは、少なくとも排水口の一部分と関連されており、該排水ウェルは、それぞれ排出口上部の支持表面と、支持表面と排出口との間の排出表面とから構成される。そして、前記排出表面は、トラップすることなしに、液体を排出口に向かって下方向に導く。マットは、支持表面上に支持され、器具は、保持手段によりマット上の位置に保持される。殺菌消毒液は、容器内部及び器具の上を通過して、該液体は、関連する排水口を通って排出口の表面に沿って、容器内から排出される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による消毒容器10の第1実施例を示す。容器10は、トレイ12、マット14、及び蓋16から構成されている。トレイ12には、長方形ベース18と、該ベース18から上方へ延長している2個の相対する側壁20と2個の相対する端壁22とから構成される。
【0012】
両側壁20及び両端壁22の間形成されているコーナー部24は、外観を好ましく強度を高めるためにくして、鋭いエッジを減少させており、このため操作者の保護ゴム手袋(図示せず)の安全性を確保している。ベース18と両側壁20及び両端壁22との間のフィレット(fillet)26もまた、トレイ12の強度を高めている。
【0013】
ベース18は、複数の排水ウェル(drainage wells)28から構成されており、各排水ウェル28は、排水口32に続く下方へ傾斜するスロープ表面30から構成されている。隣接する排水ウェル28のスロープ表面30は、互いに交差しており、ピーク34を形成する。ピーク34は、まるい内部表面に対立するかのように隣接するスロープ表面30の間に明確なライン又は単一さを形成することが好ましい。このことが、マット14を支えるピーク34の表面積を最小にし、これによってベース18とマット14との接触面積を減少している。このようにして、凝縮物又は他の液体材料がトラップされるようなスペースは極くわずかしか用意されていない。
【0014】
マット14は、容器10内で殺菌消毒される医療機器(図示せず)を保持するために、マット14を通る複数のマット開口38及び複数の上向きに伸びる突起36を有する。マット14のマット開口38は、トレイ12のベース18を通過する排水口32と整合している。マット14は、スチームオートクレーブに関連する高温に耐え、かつ、過酸化水素、エチレンオキシド又は他の化学殺菌消毒剤又はその前駆物質、特に酸化剤系の殺菌消毒剤からの化学的攻撃に耐えるシリコン又は他の弾性体から形成されることが好ましい。さらに、マット14の材料はそのような化学殺菌消毒剤を吸収したり化学的に反応してはならない。
【0015】
上方へ伸長する突起36は、種々の形状を採り得る。例えば、上方に向かってテーパーを有したり、また直径が均一であってもよい。チップはフラット、丸くても又は放射状でもよい。比較的柔らかくてもよく又固くてもよい。突起36の総数及びスペースは、種々変動し得る。このようなマット14は、斯界では知られており、その分野における通常の技術を有する者が所望の全体効果を得るために、これらのデザインパラメーターを変えることは好ましいことである。
【0016】
容器10の蓋16は、殺菌消毒剤の蒸気が通過するのを増大するために、複数の蓋開口40を有する。蓋開口40はトレイ12の排水口32と整合してもよいが、必ずしも整合する必要はない。蓋16は、さらに下方に垂下する両側壁42と両端壁44とを有す。
【0017】
図2をみると、トレイ12と蓋16は、トレイ12の両側壁20及び両端壁22が蓋16の両側壁42及び両端壁44内にきちんと嵌るようなサイズになっている。ラッチ機構46は、トレイ12と蓋16に一体的に形成することが好ましい。トレイ12の両端壁22の各々はくぼみ部分(recessed portion)48を有し、各くぼみ部48の一対のU字形状のカットアウト50は、フレキシブルタング(flexible tang)52を形成する。各タング52の上端54は、傾斜したカム表面(sloped camming surface)56とリテイニングリップ(retaining lip)58とから構成されている。蓋16のくぼみ部分60は、トレイ12の両端壁22のくぼみ48と整合し、開口62とリテイニングリップ64とから構成されている。ラッチ機構46を作動するために、各タング52の上のカム表面56は蓋16の対応する開口62に挿入され、タング52上のリテイニングリップ58がリテイニングリップ64と係合するまで、リテイニングリップ64に係止される。手動によってタング52の内方への圧力は、リテイニングリップ58と64との係合を解いてラッチ機構46を解する。
【0018】
容器10を通る殺菌消毒ガスの流れを高めるために、トレイ12の両側壁20と蓋16の両側壁42は数個の浅いカットアウト部分66を有する。図2から明らかなように、蓋16とトレイ12が合体されるとカットアウト部分66は相互に整合して、浅いスリット状の開口68を形成する。これが、容器10を通る殺菌消毒ガスの流れを増強する。
【0019】
図3をみると、4個のパッド(pad)70が蓋16の内部に設けられてトレイ12と蓋16との間に間隔を設け、これによってそれらの間の表面接触面積を最小にする。その表面接触面積は、ガス又は液体の流れを妨げるか、凝縮物又はその他の液体材料をトラップする可能性がある
【0020】
図4は、本発明の排水が強化される特徴を示す。ベース18のピーク34は、フレキシブルマット14を支える。マット14とベース18との間に進入する凝縮物又は他の液体は、排水ウェル28の一つと出会う。ピーク34とマット14との間に形成された小さな接触表面71は、凝縮物又は他の液体がベース18の表面とマット14との間にトラップするのを防ぐ。排水ウェル28の下方に傾斜するスロープ表面30は、凝縮物又は他の液体が排水口32に向かって移動するのを助長する。それで、凝縮物は物理的に容器10の外に排出する。ピーク34の(マット14を)支える特徴は、いくら強調してもしすぎることはない。マット14を形成するのに適したシリコン及び他の弾性剤は高温の殺菌消毒環境では、かなり軟化する傾向を有する。従って適度にマット14を支えることが肝心である。
【0021】
過酸化水素又は化学ベースの殺菌消毒テクノロジーに用いるトレイ12の選択は、化学的プラズマ用殺菌消毒剤又は前駆物質に関して材料の化学的抵抗及び不活性さに影響される。活性遊離基に左右される化学的プラズマ殺菌消毒法にとって、プラズマ前駆物質に関して材料の不活性さは、好ましいプラズマ方法論では、プラズマを発生するのに利用できる前駆物質の可能な低い濃度のため、一層深刻である。トレイ材料は、殺菌消毒チャンバーの生物学的致命性に影響を与えないように化学的プラズマ用の殺菌消毒剤又は前駆物質に非反応的であるべきである。操作の容易化を図るためには通常臨床で用いられるように機器のクリーニングと浄化の過程では、材料は化学的及び熱的環境に対して抵抗を有すべきである。病院は典型的には有機材料を除去するために洗剤及び酵素洗剤は勿論のこと、132℃(270°F)で操作する洗浄器/浄化器を用いる。
【0022】
理想的なトレイ材料は、さらにスチーム(フラッシュ及びグラッビティ)、エチレンオキシドガス及び過酸化水素をベースとした殺菌消毒剤を含む、病院及びその他で採用される全ての主要な殺菌消毒法と両立すべきである。過酸化水素ベースのプラズマ殺菌消毒の一例は、過酸化水素プラズマを用いて医療機器の微生物を除去するステアラド殺菌消毒システム(STERRAD Sterilization System)である。それ故、理想的な材料は、操作後スチームに耐え、低いエチレンオキシド残留物を示す適当な熱−機械的特性を有すべきであり、又、H2 2 又は他の酸化剤系殺菌消毒剤とはほとんど反応を示さない物質であるべきである。
【0023】
我々は、厳密に多くの材料を吟味試験した結果、そのような種々の極端なサービス環境に適した材料を確認した。精査の結果、我々は好ましい材料がニート(neat,非強化)液晶ポリマー及び強化ポリエステル系液晶ポリマー、ニートポリエステル及び強化ポリエステル、及び強化ポリプロピレンであることを見出した。最も好ましい材料はニート又は強化ポリエステル液晶ポリマー、又は前記ポリマーとのブレンドである。適当な液晶ポリマーの商業的に利用可能な一例は、ヘキスト・セラネセ・コーポレーション(Hoechst Selanese Coporation)社製のベクトラ・ファミリー(Vectra family)である。
【0024】
各ファミリーグループの中には、強化、非強化は別にして、トレイ材料として考慮され得る好ましい化学構造が存在する。
I.強化ポリプロピレンは、特に炭酸カルシウム又はガラス繊維で強化した場合には、化学的不活性とマルチ−殺菌消毒法(multi-sterilization)に必要な構造的特性を備える。
【0025】
II.ポリエステル系ポリマーは種々の基本的構造を有する。
1.下記の化学構造を有するポリエチレンテレタレート(PET)
【化1】
2.下記の化学構造を有するポリブチレンテレタレート(PBT)
【化2】
及び
3.下記の化学構造を有するポリシクロヘキサレンテレタレート(PCT

【化3】
【0026】
PCTは、種々の非変性及び変性構造の形で、イクター(Ektar)のトレードネームでイーストマン・ケミカル・カンパニーから販売されているものが利用できる。変性は酸及びグリコール構造を含んでもよい。ポリエステルファミリーの中では、エチレンテレタレートの構造が好ましい。最も好ましい構造は、ガラス繊維で強化したPETである。繊維強化は、スチームオートクレーブオペレーションに対して構造的な強度を示し、また酸化化学蒸気又は酸化化学プラズマ殺菌消毒法では、好ましい結果を示す。
【0027】
III.液晶には4つの主要な構造変性体がある。
1.ポリベンゾエート−ナフタレート(Polybenzoate-naphthlate)
商業的に利用できる(市販)製品の例は、ヘキスト・セラネセ・コーポレーションによるベクトラA及びCシリーズ(VECTRA A and C series)のトレードネームである。
【0028】
2.ポリベンゾエート−テレフタレート−ビスフェノール−イソフタレート(Polybenzoate-terephthalate-bisphenol-isophthalate)
【化5】
Figure 0003961632
商業的に利用できる製品の例はアムコ・パーフォーマンス・プロダクツ(Amco Performance Products)によるXydarのトレードネームである。
【0029】
3.ポリベンゾネート−テレフタレート−エチレングリコール(Polybenzonate-terephthalate-ethyle ne glycol)
【化6】
Figure 0003961632
商業的に利用できる製品の例は、イーストマン・ケミカル・カンパニーによるX7G及びX7Hのトレードネームである。
【0030】
4.ポリナフタレート−アミノテレフタレート(Polynaphthalate-amino terephthalate)
【化7】
Figure 0003961632
商業的に利用できる製品の例は、ヘキスト・セラネセ・コーポレーションによるベクトラBシリーズ(商標名:Vectra B series)である。
【0031】
最も好ましい構造は、全ポリエステル芳香強液晶ポリマーであり、これはポリベンゾエート−ナフタレート及びポリベンゾエート−テレフタレート−ビスフェノール−イソフタレートである。ニート及び強化物の両方が、この材料ファミリーの構造的強化のためには好ましい。最も好ましい強化フィラーは、ガラス繊維又は鉱物繊維又は粉状のフッ化物ポリマーである。過酸化水素環境中の材料の特性は、特に重要である。過酸化水素と吸収する傾向と過酸化水素を分解する傾向の両方が種々の材料に対して研究された。
【0032】
表1は、より重要な材料のいくつかの結果を示す。
【表1】
Figure 0003961632
別の研究により、トレイ材料が疑似過酸化水素プラズマ殺菌消毒法および交互過酸化水素プラズマ殺菌消毒サイクル、洗浄/浄化サイクルおよび酵素、洗浄浸漬法を含む洗浄浄化サイクルとの両立性の検討が行われた。サンプルは、0.5%および0.75%のストレイン(strain)下に設置された。表2はこの評価の結果を示す。
【表2】
Figure 0003961632
【0033】
化学的に不活性材料を用いることはさておき、殺菌消毒環境との反応を減少させ、病院使用の洗浄化学品への抵抗を高めるために、殺菌消毒トレイには、他に制御する特徴がある。化学的プラズマ用の殺菌消毒剤又は前駆物質とのトレイ材料の反応は、生物学的致死性に影響するために、蒸気相における化学的プラズマに利用できる殺菌消毒剤又は前駆物質を減少させる。病院使用の化学薬品への抵抗は予期される製品寿命を長くするであろう。制御すべき第1の特徴は、最終製品の表面なめらかさである。殺菌消毒トレイの表面は、表面積/容積比を減少させるように、可能な限りなめらかにすべきである。化学的プラズマ用の殺菌消毒剤又は前駆物質との化学的物理的相互反応と材料の減成は共に、表面積/容積比の関数であるから、なめらかな表面は、これらの相互反応速度を減少する。
【0034】
制御すべき第2の特徴は、壁の厚さである。壁の厚さはトレイ12又は容器10の構造的強度にとって最重要である。しばしば減圧下で低濃度であるが酸化化学蒸気又は化学的プラズマ環境において操作する殺菌トレイ12又は容器10にとって、化学殺菌消毒剤又前駆物質の凝縮は、最小にするべきである。凝縮は、トレイ12又は容器10の熱容量と伝熱特性の関数であり、これは蒸気相での化学的プラズマに利用できる殺菌消毒剤又は前駆物質の量を減少させ、それ故、生物学的致命性に影響を与える。熱容量を最小にし、かつ伝熱特性を高めるためには、トレイ12又は容器10の壁の厚さは最小にするべきである。
【0035】
従って、トレイ12と蓋16とを形成する好ましい材料は、下記のとおりである。
I.強化ポリプロピレン:強化ポリプロピレンは、特に炭酸カルシウム又はガラス繊維で強化した場合には、マルチ殺菌消化法に必要な熱−機械的構造的特性を備える。
II.ニート又は強化ポリエステル:ポリエステルファミリーの中で、ポリエチレンテレフタレートの構造が好ましい。最も好ましい立体構造は、ガラス繊維強化ポリエチレンレフタレート(PET)である。繊維強化は、スチームオートクレーブ操作にとって構造的強度を与え、薄壁に設計することを可能にし、酸化化学蒸気による殺菌消毒法にとっては、好ましい結果となる。
【0036】
III.ニート又は強化液晶ポリマー、および/又は前記材料のブレンド。最も好ましい構造は、完全ポリエステル芳香強液晶ポリマーであり、ポリベンゾエート−ナフタレート又はポリベンゾエートテレフタレート−ビスフェノース−イソフタレートの化学構造を有する。ニートおよび強化グレイドは、この材料のファミリーの熱−機械的強度のため、共に好ましいものである。最も好ましい強化タイプは、ガラスおよび鉱物繊維である。
IV.液晶ポリマーと上記I又はIIとのブレンド又は混ぜ物。
【0037】
図5と6は、本発明の殺菌消毒容器の第2実施例を示す。容器72は、トレイ74、蓋76および先の実施例と類似のマット(図示せず)から構成される。しかしながら、かわりのラッチ機構78を取り入れてい
【0038】
蓋76は、開口の付いた頂壁80、この頂壁80から垂下する両側壁82、及両端4から構成される。ラッチ部材86は、蓋76の各端壁84のくぼみ部分88に、全体が収まるように一体にモールドされる。一対のねじり棒(torsionbar)90は、ラッチ部材86を回転可能に支持するために、相対する側壁92からくぼみ部分88の内側に伸長されている。ねじり棒90は、図6に示されているように、ラッチ部材86と傾かせて直立した係合位置にて、しかも係合位置から制限された範囲内での回転が可能なようにしている。
【0039】
トレイ74の各端壁96のノッチ94は、係合表面98を形成する。ラッチ部材86の下底部分102から突出するリップ100は、トレイ74の係合表面98に係合して、蓋76を確実にトレイ74に保持する。ラッチ部材86の上方部分106上の作用表面104で押すことにより、ねじり棒90を軸にしてラッチ部材86を回転させてリップ100から係合表面98の係合を解き、それによりトレイ74から蓋76を解放する。作用表面104上の圧力(指圧)が解かれると、ねじり棒90は、ラッチ部材86を直立した係合位置に戻す。
【0040】
ラッチ部材86の端部および表面はすべてくスムースであり、特にくぼみ88の外側に面するラッチ部材86の部分108の端部および表面はくスムースである。唯一の例外は、リップ100であり、これはトレイ74の内側に向かって面しているラッチ部材86の部分109に設けてあ故、鋭い端部又は表面が使用者の保護手袋を捕らえて破るということはない。ラッチ部材78の部分すべてはトレイ74か蓋76のいずれかと一体にモールドされ、それにより製造組立コストが低減する。勿論、ラッチ部材86がトレイ74に形成された場合には、ラッチ機構78の方向性(orientation)は逆になる。さらに、蓋76はヒンジ(図示せず)を軸にして回動させてもよい。勿論、ラッチ機構78は、必ずしも端壁84に設ける必要はないが、容器72のどこかの場所に設ける必要はある。しかしながら、図5に示してあるオリエンテーションは、特に便利である。
【0041】
図7および8は、本発明によるトレイ110のための代わりの配置例(実施例)を示す。トレイ110は、第1および第2実施例として殺菌消毒容器と共に用いられ、主にそのベース112において異なる。ベース112は複数の開口116を有するフラットパネル114から構成されている。さらに、多数の大きな細長い開口118がパネル114を貫き、上方に伸長するリップ120が、各開口118の周囲を取り巻いている。リップ120は、マット122を支え、さらにトレイベース112に対して硬さを与えている。マット122を通る開口124は、延長開口118と整合され、殺菌消毒ガスのための効率的な拡散通路を提供する。
【0042】
図9は、殺菌消毒操作中に殺菌消毒トレイ10を積み重ねるためのスタッキング装置(stacking device)124を示す。スタッキング装置124は、形が長方形であり殺菌消毒トレイ10(図9では図示せず)よりは多少大きな寸法を有する。それは、垂直な側壁126と垂直な端壁128とから構成されている。L字型のシェル部材130は、スタッキング装置124の各コーナ部132から内側に水平に延長している。図9、10に示されるように、側壁126と端壁128の各々は、シェル部材と相似の垂直寸法を有する延長開口134が設けられており、容器10がスタッキング装置124を用いて積み重ねられると、個々の容器10に出入りする殺菌消毒ガスの流れは、装置124によって干渉されない。
【0043】
図10は、殺菌したラップ材136で各々ラップされた2個の殺菌消毒容器10を示す。スタッキング装置124は、シェル部材130がトレイ10の上に来るように乗せて、最初のトレイ10の上に設置する。2個目のトレイ10は、シェル部材130の上に乗せる。両方のトレイ10は、スタッキング装置124の側壁126および端壁128の内側に配置される。このようにして、2個のトレイ10は積み重ねられ、相互に隔離されて充分に開放されたガスの流路が確保される。
【0044】
図11は、スタッキング装置138の他の実施例を示す。開口134の代わりに側壁140、端壁142の各々は、それぞれシェル部材144から垂直に段差をつけられた低い垂直な側面を有し、それにより積み重ねられるトレイ(図11には図示せず)への開放されたガス流路が与えられる。側壁140及び端壁142の垂直リブ146は、剛性を与え、スタッキング装置が別のスタッキング装置又はフラットな表面の次に設置された場合に、開放されたガス流路を維持する。
【0045】
図12は、本発明による蓋150の代わりの実施例を示す。蓋150は、種々の変更態様を有する図1および図3の蓋16の複製である。したがって、蓋16の特徴に類似した特徴は、単に数字にシンボル(’)を付加することにより同じ数字で以て示す。明確にいうと蓋150は、円形開口152と延長開口154とを混在することにより、蓋16とは異なる。さらに、付加的フィレット156が各コーナ部に設けられ、循環をよくするために、蓋150をベース8(図12には図示せず)の上に持ち上げるに当たり、蓋150を強化している。
【0046】
液晶ポリマーは、モールドするのに困難なことは周知である。相反する樹脂の流れが会合するところに、特に問題がある。そのようなエリアは、しばしば強度を減少し、それ故高いストレスを受けるモールド品のエリアからは離れて設定することが望ましい。蓋150において、くぼみ60’はモールドのコアピン(図示せず)により成形される。溶有ポリマーは、コアピンの周りに流入してくぼみ60’を囲む。通常は、これらの流体は、リテイニングリップ64’において会合する。しかしながら、このエリアは高いストレスを受ける。したがって、蓋150は蓋150のセンターエリア160から溶融ポリマーを導入する一対のフローリーダー158により成形される。該センターエリア160は、モールディングプロセスにおいて溶融ポリマーを導入し、それぞれのくぼみ60’の内側コーナー部162に導出するところである。モールディングプロセスの間、溶融ポリマーは、このようにしてコアピンの周りを流れ、相反する流れは、くぼみ60’のサイド部分164において会合する。
【0047】
本発明を特定の実施例に関して説明したが、これは、添付図面に関連して説明したのであり、これに制限されるべきでないこと、および特許請求の範囲は、先行技術が許す限り、可能な限り広く解釈すべきであることは理解されるべきである。
【0048】
本発明の具体的な実施態様は以下のとおりである。
(A)器具を殺菌消毒するための殺菌消毒容器において、容器を取り囲む壁、前記壁のベース部分、ベース部分を通した複数個の排水口、少なくとも排水口の一部分と関連する排水ウェルとから構成され、前記排水ウェルは、排出口上部の支持表面及び支持表面と排出口との間の排出表面とから構成され、前記排水表面は、トラップすることなしに、流体を排出口に向かって下方に導くようにされており、さらに、容器内部には、支持表面に支持されるフレキシブルエラストマーマットを有し、それ故、排出表面は、排出口を通して容器から流体を外側に排出するのを促進し、前記支持表面は、フレキシブルエラストマーマットを支持する、器具を殺菌消毒するための殺菌消毒容器。
(1)各排水ウェルは、単一の排水口と関連している実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(2)排出口表面は、関連する排水口を取り囲んでいる実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(3)支持表面は、鋭いエッジを有しており、マットを支持するのに充分ではあるが、支持表面とマットとの間の接触面積を最小にしている実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
【0049】
(4)排出口表面は、関連する排出口に向かって連続的に傾斜している実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(5)排出口表面は、排水口を取り囲んでいる実施態様(4)に記載の殺菌消毒容器。
(6)排水ウェルは、逆ピラミッド形状を有し、かつ格子に整列している実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(7)格子状は、均一である実施態様(6)に記載の殺菌消毒容器。
(8)マットは、シリコンラバーから作られている実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
【0050】
(9)医療器具を保持する手段は、複数個の上方に突出している柔軟な突起物から成る実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(10)マットは、さらにマット開口を有する実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(11)少なくとも一部分のマット開口は、対応する排水口と整合している実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(12)排水ウェルは、大きさと形状が均一である実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
【0051】
(13)排水ウェルは、ベース部分に均一に分散配置されている実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(14)排出口表面は、関連する排水口を取り囲み、かつ排水口に向かって下方向に傾斜しており、隣接する排水ウェルの排出口表面は、交差して、関連する支持表面を形成している実施態様(A)に記載の殺菌消毒容器。
(15)支持表面は、鋭いエッジであり、それ故、支持表面とマットとの接触面積が最小である実施態様(14)に記載の殺菌消毒容器。
(B)器具を殺菌消毒する方法であって、フレキシブルエラストマーマットを殺菌消毒容器の内部に設置すること、
前記容器は、容器を取り囲む壁、前記壁のベース部分及びベース部分を通した複数個の排水口を有するものであり、排水口ウェルを少なくとも排水口の一部分と関連させること、
前記排水ウェルは、それぞれ排出口の上部の支持表面と、支持表面と排出口との間の排出口表面とから構成されており、前記排出口表面は、トラップすることなしに、流体を排出口に向けて下方向に導くものであり、マットと支持表面に支持すること、
器具を保持手段によりマット上の位置に保持すること、
殺菌消毒液を容器内部及び器具の上に通すこと、
液体を関連する排水口に通して排出口の表面に沿って容器内から排出させること、
の各段階からなる器具を殺菌消毒する方法。
(16)実施態様(B)に記載の方法に、さらに、排出口表面を支持表面から排出口に向かって下方向に傾斜させること、及び隣接する排出口表面を交差させて支持表面を形成すること、の各段階を含む実施態様(B)に記載の方法。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、トレイ、マット、蓋及びラッチ機構から構成される本願発明の容器は、そのコーナー部が外観を良くし強度を高めるためにく、滑らかにしてあるので、鋭いエッジで使用者の手袋が破れるというこの種の従来のものによくみられた欠点がなく、またトレイ、マット及び蓋それぞれに開口を有しているので殺菌消毒剤等の化学薬品の流体の流れ、拡散が良好で所期の目的、結果が奏せられ易い。さらに容器を成形する材料として殺菌消毒剤等に対して不活性なものを用いているので、該化学薬品により容器が損なわれるということや、また相互反応により生じる不都合な物質の発生もなく環境の点でも充分配慮されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による殺菌消毒容器の分解斜視図である。
【図2】図1の組み立てられた殺菌消毒容器の斜視図である。
【図3】図1の殺菌消毒容器の裏返した蓋の斜視図である。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明による他のラッチ機構を示す本発明の殺菌消毒容器の部分分解斜視図である。
【図6】図5のラッチが閉じた状態のラッチ機構の断面図である。
【図7】本発明による殺菌消毒トレイの他の実施例の斜視図である。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】本発明によるスタッキング装置の斜視図である。
【図10】消毒容器を積み重ね隔離するために、2個の消毒容器の間に配置された図9のスタッキング装置の側面図である。
【図11】本発明によるスタッキング装置の他の実施例の斜視図である。
【図12】本発明による蓋の他の実施例の底面平面図である。
【化4】
Figure 0003961632

Claims (14)

  1. 器具を殺菌消毒するための殺菌消毒容器において、
    取り囲む壁
    前記取り囲む壁のベース部分
    前記ベース部分を通した複数の
    前記複数の口の少なくとも一部分とつながったウェルであって、
    前記複数のウェルは、それぞれ
    前記排出口方に位置してピークによって形成されている支持表面、および
    前記支持表面と前記排出口との間の排出表面であって、前記排出口に向かって下方に向けられている排出表面
    を含む、排出ウェルと、
    前記器具を保持する手段を有し、前記取り囲む壁の内側において前記支持表面の上に支持された可撓性のエラストマーマットと、
    を具備する、殺菌消毒容器。
  2. 請求項1に記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出ウェルの各々は、単一の排出口とつながっている、殺菌消毒容器。
  3. 請求項1または2に記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出表面は、つながった前記排出口を取り囲んでいる、殺菌消毒容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記ピークの各々は鋭いエッジを備える、殺菌消毒容器。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出表面は、つながった前記排出口に向かって連続的に傾斜している、殺菌消毒容器。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出ウェルは、逆ピラミッド形状を有し、かつ格子の状態に整列している、殺菌消毒容器。
  7. 請求項6に記載の殺菌消毒容器において、
    前記格子は一様である、殺菌消毒容器。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記エラストマーマットはシリコンゴムから作られている、殺菌消毒容器。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記器具を保持する手段は、上方に突出する複数の柔軟な突起物を備える、殺菌消毒容器。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記エラストマーマットは複数のマット開口をさらに有する、殺菌消毒容器。
  11. 請求項10に記載の殺菌消毒容器において、
    前記マット開口の少なくとも一部分は、対応する排出口と整合している、殺菌消毒容器。
  12. 請求項1から11のいずれか1つに記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出ウェルは、大きさと形が一様である、殺菌消毒容器。
  13. 請求項12に記載の殺菌消毒容器において、
    前記排出ウェルは、前記ベース部分に一様に分散配置されている、殺菌消毒容器。
  14. 器具を殺菌消毒する方法において、
    可撓性のエラストマーマットを殺菌消毒容器の内部に置する段階であって、前殺菌消毒容器は、取り囲む壁、前記取り囲む壁のベース部分と、前記ベース部分を通した複数のと、前記複数の少なくとも一部分とつながった複数の排出ウェルとを有し、前複数のウェルは、それぞれ、前記排出口の上方に位置してピークによって形成されている支持表面と、前記支持表面と前記排出口との間の排出表であって、前記排出口に向かって下方に向けられている排出表面を含む、前記エラストマーマットを殺菌消毒容器の内部に配置する段階と
    前記エラストマーマットを前記支持表面の上に支持する段階と、
    前記器具を保持手段によって前記エラストマーマット上の位置に保持する段階と、
    殺菌消毒液を前記器具及び前記エラストマーマットに通す段階と、
    前記殺菌消毒液を前記殺菌消毒容器の内部から、前記出表面に沿わせ、前記排出表面とつながった前記排出口を介して排出させる段階と、
    を含む、方法。
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