JP3960785B2 - エンジンの潤滑装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの潤滑装置に関するものである。主として小型滑走艇に搭載するのに適したエンジンの潤滑装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図17に示すようなエンジンが知られている(特開平11−93634号公報)。
このエンジン1は、小型滑走艇2に搭載されており、その側部に設けられたオイルタンク3内のオイルをエンジン1へ供給するオイル供給ポンプ(図示せず)と、エンジン各部を潤滑したオイルが集まるクランクケース4と、このクランクケース4内のオイルをオイルタンク3へ送るオイル回収ポンプ(図示せず)とを備えている。
オイルタンク3の上部には、開口3aが設けられており、この開口3aは、ディップスティック(オイルレベルゲージ)5が設けられたキャップ6で塞がれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したエンジン1は、小型滑走艇2に搭載されていて、エンジン底部1aと艇体底部2aとの間には僅かなスペースしかないため、エンジンオイルを交換する際には、上記キャップ6を外し、開口3aからオイル吸い出し用のチューブを挿入してオイルを抜き出すこととなる。
このため、オイルタンク3内のオイルは比較的良好に抜き出すことはできるが、クランクケース4内のオイルについては、これを良好に抜き出すことができない(あるいは抜き出すのが著しく困難である)という課題があった。
【0004】
この発明の目的は、以上のような課題を解決し、オイル交換を容易にかつ良好に行うことができるエンジンの潤滑装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載のエンジンの潤滑装置は、クランクケース内と独立して設けられたオイルタンク内のオイルをエンジンへ供給するオイル供給ポンプと、エンジン各部を潤滑したオイルが集まるクランクケースと、このクランクケース内のオイルを前記オイルタンクへ送るオイル回収ポンプとを備えると共に,クランク軸を前後方向に向けた状態で小型滑走艇に搭載されるエンジンの潤滑装置において、
前記クランクケースの下部後方に接続され、上方へ延出されたオイル抜きパイプと、前記オイルタンクの上部に設けられた開口とを備え,前記オイルタンクはエンジンの前部に一体的にかつ上下方向に長く設けられているとともに、該オイルタンク内に前記オイル供給ポンプとオイル回収ポンプが設けられ,かつオイルタンクの上部に前記開口が設けられ,該開口はシートで塞がれる船体上部の開口に臨んでいることを特徴とする。
請求項2記載のエンジンの潤滑装置は、請求項1記載のエンジンの潤滑装置において、前記オイル抜きパイプの開口は、前記オイルタンク内のオイルが前記クランクケース内に戻った場合のクランクケース内のオイル面よりも上方で開口していることを特徴とする。
請求項3記載のエンジンの潤滑装置は、請求項2記載のエンジンの潤滑装置において、前記オイルタンク上部の開口は、ディップスティックが抜き差し自在であるとともに、前記オイル抜きパイプの開口も、ディップスティックが抜き差し自在であることを特徴とする。
【0006】
【作用効果】
請求項1記載のエンジンの潤滑装置は、オイルタンク内のオイルをエンジンへ供給するオイル供給ポンプと、エンジン各部を潤滑したオイルが集まるクランクケースと、このクランクケース内のオイルを前記オイルタンクへ送るオイル回収ポンプとを備えたエンジンにおいて、前記クランクケースの下部に接続され、上方へ延出されたオイル抜きパイプと、前記オイルタンクの上部に設けられた開口とを備えているので、オイルを交換する際、オイルタンク内のオイルについては、オイルタンク上部の開口からオイル吸い出し用のチューブを挿入してオイルを抜き出すことができるとともに、クランクケース内のオイルについては、オイル抜きパイプの開口からオイル吸い出し用のチューブを挿入してオイルを抜き出すことができる。
したがって、このエンジンの潤滑装置によれば、オイル交換を容易にかつ良好に行うことができる。
特に、エンジンが小型滑走艇に搭載されていてエンジン底部と船底との間に作業スペースがない場合でも、エンジンの上方からの作業で、オイル交換を容易にかつ良好に行うことができることとなる。
請求項2記載のエンジンの潤滑装置によれば、請求項1記載のエンジンの潤滑装置において、前記オイル抜きパイプの開口は、前記オイルタンク内のオイルが前記クランクケース内に戻った場合のクランクケース内のオイル面よりも上方で開口しているので、さらに次のような作用効果が得られる。
すなわち、エンジンを長期間放置した場合には、オイルタンク内のオイルが、オイルポンプ(オイル回収ポンプないしオイル供給ポンプ)通じて徐々にクランクケース内に戻ることがある。
このような場合において、仮に、オイル抜きパイプの開口が、クランクケース内におけるのオイル面よりも下方で開口しているとすると、この開口を塞いでいるキャップを外した際に、オイルが漏れ出してしまうという問題が生じる。
これに対し、この請求項2記載のエンジンの潤滑装置によれば、オイル抜きパイプの開口が、オイルタンク内のオイルがクランクケース内に戻った場合のクランクケース内のオイル面よりも上方で開口しているので、エンジンを長期間放置した後に、開口を塞いでいるキャップを外した際、オイルが漏れ出してしまうということがなくなる。
請求項3記載のエンジンの潤滑装置によれば、請求項2記載のエンジンの潤滑装置において、前記オイルタンク上部の開口は、ディップスティックが抜き差し自在であるとともに、前記オイル抜きパイプの開口も、ディップスティックが抜き差し自在となっているので、さらに次のような作用効果が得られる。
上述したように、エンジンを長期間放置した場合には、オイルタンク内のオイルが、オイルポンプ通じて徐々にクランクケース内に戻ることがあり、このような場合、通常の計測方法(例えばオイルタンクの上記開口を塞ぐキャップに設けられたディップスティックにより計測する方法)では、オイルの量ばかりかオイルの有無さえも確認することができないという問題があった。
これに対し、この請求項3記載のエンジンの潤滑装置によれば、オイル抜きパイプの開口からディップスティックを差し込むことによって、オイル量を確認することができる(したがってオイルの有無も確認できる)。
したがって、エンジンを長期間放置した場合でも、エンジン始動前にオイルの有無ないし大まかなオイル量を確認することができることとなる。
また、オイル量を比較的正確に計ろうとする場合には、エンジンを所定時間運転した後、オイルタンク上部の開口からディップスティックを差し込むことによって、オイル量を比較的正確に計ることができる。
請求項4記載のエンジンの潤滑装置によれば、請求項1記載のエンジンの潤滑装置において、前記エンジンは、そのクランク軸を前後に向けた状態で小型滑走艇に搭載されるエンジンであり、前記オイルタンクはエンジンの前部に一体的にかつ上下方向に長く設けられているとともに、その上部に前記開口が設けられているので、エンジンが小型滑走艇に搭載されているにもかかわらず、上下方向に長いオイルタンク上部の開口からオイル吸い出し用のチューブを挿入して一層容易にオイルを抜き出すことができる。
したがって、オイル交換を艇体上方からの作業で一層容易にかつ良好に行うことができることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るエンジンの潤滑装置の一実施の形態を用いた小型滑走艇の一例を示す概略側面図、図2は同じく平面図、図3は図1におけるIII−III部分拡大断面図(部分省略断面図)である。
【0008】
これらの図(主として図1)に示すように、この小型滑走艇10は、鞍乗り型小型船舶であり、船体11上のシート12に乗員が座り、スロットルレバー付きの操舵ハンドル13を握って操行可能である。
船体11は、ハル14とデッキ15とを接合して内部に空間16を形成した浮体構造となっている。空間16内の略中央部(前後左右に関し略中央部)において、ハル14上には、エンジン20が搭載され、このエンジン20で駆動される推進手段としてのジェットポンプ(ジェット推進ポンプ)30がハル14後部に設けられている。
【0009】
ジェットポンプ30は、船底に開口した取水口17から船体後端に開口した噴流口31およびディフレクタ32に至る流路33と、この流路33内に配置されたインペラ34とを有しており、インペラ34の駆動シャフト35がエンジン20の出力軸21に連結されている。したがって、エンジン20によりインペラ34が回転駆動されると、取水口17から取り入れられた水が噴流口31からディフレクタ32を経て噴出され、これによって船体11が推進される。エンジン20の駆動回転数、すなわちジェットポンプ30による推進力は、前記操作ハンドル13のスロットルレバー13a(図2参照)の回動操作によって操作される。ディフレクタ32は、図示しない操作ワイヤーで操作ハンドル13と連係されていて、ハンドル13の操作で回動操作され、これによって進路を変更することができる。
なお、40は燃料タンク、41は収容室である。
【0010】
図4は主としてエンジン20を示す図で、図1におけるIV−IV部分拡大断面図(部分省略断面図)、図5はエンジン20の右側断面図、図6は一部透視左側面図、図7はエンジン20を斜め後方から見た概略斜視図、図8は図5の部分拡大図である。
このエンジン20はDOHC型で水冷直列4気筒のドライサンプ式4サイクルエンジンであり、図1、図5に示すように、そのクランク軸21が船体11の前後方向に沿うように配置されている。
図4および図7に示すように、船体11の進行方向に向かってエンジン20の左側には、吸気ポートに連通するサージタンク(インテークチャンバ)22とインタークーラ23とが接続配置され、エンジン20の右側には、排気ポート20oに連通する排気マニホルド24(図6参照)が接続配置されている。
図6,図7に示すように、エンジン20の後方にはターボチャージャ25が配置され、このターボチャージャ25のタービン部25Tに排気マニホルド24の排気出口24oが接続され、コンプレッサ部25Cに前記インタークーラ23が配管26(図7参照)で接続されている。図7において、23a、23bはインタークーラー23に接続された冷却水ホースである。
なお、ターボチャージャ25のタービン部25Tにてタービンを回転させた排気は、図1、図2に示すように、排気管27a,転覆時の水の逆流(ターボチャージャ25等への水の侵入)を防止するための逆流防止室27b,ウォーターマフラー27c,および排気・排水管27dを経てジェットポンプ30が収納されるポンプ室内へと排出される。
【0011】
図4〜図8に示すように、エンジン20の前部(船体11の進行方向であり、図1、図5において左方部分)において、クランク軸21の延長線上に縦長のオイルタンク50と、オイルポンプ80とが一体的に設けられている。オイルポンプ80はオイルタンク50内に設けられている。
【0012】
オイルタンク50は、エンジン20の前面に接合されるタンク本体60と、このタンク本体60の前面に接合されるカバー70とで構成されている。
【0013】
図9はタンク本体60を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は図(b)におけるc−c断面図、(d)は図(a)におけるd−d断面図である。図10は背面図、図11(e)は図9(b)におけるe−e断面図、図11(f)は図9(b)におけるf−f断面図である。
図12はカバー70を示す図で、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は図(a)におけるc−c断面図、(d)は図(a)におけるd−d断面図である。図13もカバー70を示す図で、(a)は背面図、(b)は図(a)におけるb矢視図、(c)は図(a)におけるc−c断面図である。図14は図12(a)におけるXIV−XIV断面図である。
また、図15は、図4においてカバー70を取り外した状態の部分拡大図である。
【0014】
図9,図10、および図15に示すように、タンク本体60は、エンジン20前面との接合面61と、カバー70との接合面62と、オイルポンプ80の取付面63と、後述する水冷式オイルクーラ90の取付部64と、これら取付面等をなす隔壁および外壁で画成された全体として縦長のオイル収容部65と、ACG(発電機)110のロータ110a、バランサシャフト114L、114R、スタータモータ120の駆動室のカバー部66とを有している。また、オイルフィルタ100の取付部68を備えている。
【0015】
図8,図9、図10、および図15に示すように、タンク本体60のカバー部66は、ACGロータ110a、バランサ駆動用ギヤ113、およびスタータ用ギヤ123を覆うACGカバー部66aと、そのカップリング111部分を覆うカップリングカバー部66bと、上記バランサギヤ115およびアイドルギヤ116を覆う右バランサ駆動系カバー部66cと、バランサギヤ117を覆う左バランサ駆動系カバー部66dと、上記スタータモータ120のピニンオンギヤ121および減速ギヤ122を覆うスタータ駆動系カバー部66eとを有している。なお66fは減速ギヤ122の軸を支持する穴である。
【0016】
以上のようなタンク本体60は、そのカバー部66で上記各部を覆うようにして前記接合面61でエンジン20前面に接合され図示しないボルトでエンジン20前面に一体的に固定される。なお、タンク本体60は、これに後述するオイルポンプ80、オイルクーラ90が取り付けられた後にエンジン20前面に取り付けられる。
【0017】
図8および図15に示すように、オイルポンプ80は、前記タンク本体60に接合される第1ケース81と、この第1ケース81に接合される第2ケース82と、これら第1,第2ケースに貫通して設けられるポンプ軸83と、前記第1ケース81内においてポンプ軸83に結合されたオイル回収用のロータ84と、前記第2ケース82内においてポンプ軸83に結合されたオイル供給用のロータ85とを有している。
オイル回収用のロータ84は第1ケース81とともにオイル回収ポンプを構成し、オイル供給用のロータ85はその第1,第2ケース81,82とともにオイル供給ポンプを構成する。
このオイルポンプ80は、第1ケース81のタンク本体60に対する接合面81aを、これと同形に形成された、オイルタンク本体60の前面における接合面69(図9(b)(c)参照)に接合させた後、第1、第2ケース81,82の貫通口80aにボルト88(図8参照)を挿入し、このボルト88でタンク本体60の前面に取り付けられる。
このようにしてオイルポンプ80がタンク本体60に取り付けられた後、ポンプ軸83の後端に対し、タンク本体60の背面側からカップリング89が固定される。
【0018】
図6、図9(b)、および図15に示すように、水冷式のオイルクーラ90は、タンク本体60におけるオイルクーラ90の取付部64の前面側に取り付けられる。
タンク本体60における取付部64には、後述するオイル通路に連通する上穴64aと下穴64bとが形成されている。
一方、オイルクーラ90は、図6に示すように、その内部をオイルが通る複数枚の熱交換用のプレート91と、このプレート91内に上部で連通するオイルの入り口パイプ92と、同じく下部で連通するオイルの出口パイプ93と、図15に示すように、タンク本体60への取付用のフランジ部94,95とを有している。
したがって、オイルクーラ90は、その入り口パイプ92をタンク本体60の上穴64aに、出口パイプ93をタンク本体60の下穴64bにそれぞれ連結させるようにして、上記フランジ部94,95を図示しないボルトで締め付けることにより、タンク本体60における取付部64に取り付けられる。なお、図15において96がフランジ部94、95に設けられたボルト挿通用の穴である。
タンク本体60には上記取付部64に開口している穴64c(図9,図15参照)に連通し、取付部64およびカバー70におけるオイルクーラの収容部74内に冷却水を導入する冷却水導入パイプ97が設けられており、カバー70には図12〜図14に示すように、水の排出パイプ78が設けられている。導入パイプ97にはジェットポンプ30における冷却水取り出し部30a(図7参照)からの冷却水ホース38aが他の冷却対象を介することなく直接接続され、排出パイプ78には図6に示すように排水管23cが接続される。排水パイプ78からの水は、排水管23cを介してエンジン20のウォータジャケットに供給される。
【0019】
図12〜図14に示すように、カバー70は、タンク本体60との接合面71と、オイルの補給口72と、オイル用リリーフバルブ130の押さえ部73と、上述したオイルクーラ90の収容部74と、外壁および隔壁で画成されたオイル収容部75とを備えている。
【0020】
カバー70は、タンク本体60、オイルポンプ80、およびオイルクーラ90をエンジン20の前面に取り付けた後、図8に示すようにオイルポンプ80の第2ケース82前面に形成された穴82aにリリーフバルブ130の後端131を嵌め込み、前述した押さえ部73でリリーフバルブ130の先端132を押さえるようにしてタンク本体60の前面に接合され図示しないボルトで固定される。なお、図12(a)において76・・・が、そのボルトの挿通穴である。
タンク本体60とカバー70とが接合された状態で、両者のオイル収容部65、75で縦長で単一のオイル収容部が形成される。
また、タンク本体60におけるオイルフィルタ100用の取付部68には、オイルフィルタ100が取り付けられる。
【0021】
以上のように、エンジン20の前面にオイルタンク50(すなわちタンク本体60,カバー70,およびこれに内蔵されたオイルポンプ80、オイルクーラ90、リリーフバルブ130)が装着され、また、オイルフィルタ100が装着された状態で、以下のようなオイル通路が形成される。
図5および図8に示すように、タンク本体60の前面とオイルポンプ80の第1ケース81の背面とでオイル回収路51が形成される。この回収路51は、タンク本体60側に形成されたオイル通路51a(図9(b)参照)と、これに対向してオイルポンプ80の第1ケース81側に形成されたオイル通路51bとで形成される。
このオイル回収路51の下端51cは、パイプ52を介して、エンジン20におけるクランクケース28(より詳しくはクランクケース下部に設けられた小型のオイルパン)に連通しており、上端51dは、オイルポンプ80の第1ケース81に形成された回収オイル吸入口81iに連通している。
同じく、タンク本体60の前面とオイルポンプ80の第1ケース81の背面とで回収オイルの吐出路53が形成される。この回収オイル吐出路53は、タンク本体60側に形成されたオイル通路53a(図9(b)参照)と、これに対向してオイルポンプ80の第1ケース81側に形成された回収オイル吐出口81oとで形成される。
この回収オイル吐出路53の上端53bは、オイルタンク50内(すなわちオイル収容部内)に開口している(図9(b)、図15参照)。
【0022】
一方、図8に示すように、オイルポンプ80における第1ケース81の前面と第2ケース82の背面とで供給オイルの吸い込み路54と、吐出路55とが形成される。
吸い込み路54の下端54aは、オイルタンク50内(すなわちオイル収容部内)に開口しており、上端54bはオイル供給ポンプの供給オイル吸入口82iに連通している。吸い込み路54には、スクリーンオイルフィルタ54cが設けられている。
吐出路55の下端55aはオイル供給ポンプの供給オイル吐出口82oに連通しており、上端55bは第1ケース81上部を横方向に貫通しており、タンク本体60に形成された横穴60aに連通している(図9(b)、図15参照)。横穴60aは、図8,図9(b)および図15に示すように、同じくタンク本体60に形成された縦穴60bに連通している。縦穴60bの上端60cはオイルフィルタ100の取付部68に平面視リング状になって開口しており(図9(a)参照)、この開口60cに、オイルフィルタ100のオイル流入路101(図15参照)が連通される。
上記吐出路55に、前述したリリーフバルブ130の取付穴82aが開口しており、この取付穴82aにリリーフバルブ130が前述したようにして取り付けられている。
【0023】
図15に示すように、オイルフィルタ100におけるオイル出口パイプ102には雄ねじが設けてあり、このオイル出口パイプ102を、タンク本体60における取付部68に形成された雌ねじ穴60d(図9(a)(b)参照)に螺合させることによって、オイルフィルタ100がタンク本体60の取付部68に取り付けられている。
取付部68には、周囲壁68aが一体的に形成されており、この周囲壁68aとこれに連なるタンク本体60の側壁面68bとで、オイル受け部68cが形成されている。したがって、オイルフィルタ100を取付部68に対して着脱する際にたれることのあるオイルが、このオイル受け部68cで受けられて上記雌ねじ穴60dあるいは開口60cからオイルタンク内に戻るので、船体内がオイルで汚染されにくくなる。
図9(a)(b)、および図15に示すように、雌ねじ穴60dの下部には縦穴60eと、この縦穴60eの下端に連通する横穴60fが形成されており、この横穴60fが前述したオイルクーラ90の取付部64における上穴64aを介してオイルクーラ90の入り口パイプ92に連通している(図6参照)。
【0024】
一方、オイルクーラ90の出口パイプ93が接続される前述したタンク本体60の下穴64bには、図11(f)に明示するように、この下穴64bに連通するオイル通路60gと、この通路60gに連通するオイル分配路60hが形成されている。さらにこのオイル分配路60hに、エンジン20のメインギャラリ20a(図5参照)にオイルを供給するためのメインギャラリ用供給路60iと、前述した左バランサ114Lの軸受け部にオイルを供給するための左バランサ用供給路60jと、右バランサ114Rの軸受け部にオイルを供給するための右バランサ用供給路60kとが連通している。
バランサ114(L,R)用の供給路60j,kは、それぞれ狭小路60mを介してオイル分配路60hに連通している。
なお、オイル分配路60hの一端60h1は、プラグ60n(図6参照)で閉じられる。
【0025】
オイルクーラ90からエンジン20のメインギャラリ20aに供給されたオイルは、エンジン各部に供給された後にクランクケース28に戻り、クランクケース28に戻ったオイルは、パイプ52,回収路51、オイルポンプ80(回収ポンプ)、回収オイル吐出路53を経てオイルタンク50に回収され、上記吸い込み路54から上述した経路で循環されることとなる。
【0026】
前述したオイルの補給口72(図12,図13参照)は、オイルタンク50の上部に設けられた開口を構成している。
図5および図7に示すように、オイルの補給口(開口)72には、これを塞ぐキャップ79が着脱可能に設けられており、キャップ79には、開口72に抜き差し自在なディップスティック(オイルレベルゲージ)79aが設けられている。
【0027】
図5および図7に示すように、クランクケース28の下部後方には、オイル抜きパイプ43が接続されている。このオイル抜きパイプ43は、クランクケース28の下部から上方へ向かって延出されており、その上端部の開口44には、この開口44を塞ぐキャップ45が着脱可能に設けられている。
図5に示すように、開口44は、エンジン20が長期間放置され(長期間運転されず)、オイルタンク50内のオイルO(図5の斜線部参照)がクランクケース28内に戻った場合のクランクケース28内のオイル面O1よりも上方で開口している。なお、O2は、オイルタンク50内におけるオイル面である。
図5において47は、オイル抜きパイプ43の中間部をエンジン20に支持している支持部材である。
【0028】
以上のようなエンジンの潤滑装置によれば次のような作用効果が得られる。
(a)オイルタンク50内のオイルをエンジン20へ供給するオイル供給ポンプと、エンジン20各部を潤滑したオイルが集まるクランクケース28と、このクランクケース28内のオイルをオイルタンク50へ送るオイル回収ポンプとを備えエンジンにおいて、クランクケース28の下部に接続され、上方へ延出されたオイル抜きパイプ43と、オイルタンク50の上部に設けられた開口72とを備えているので、オイルを交換する際、オイルタンク50内のオイルについては、オイルタンク上部の開口72からオイル吸い出し用のチューブ(図示せず)を挿入してオイルを抜き出すことができるとともに、クランクケース28内のオイルについては、オイル抜きパイプ43の開口44からオイル吸い出し用のチューブを挿入してオイルを抜き出すことができる。
したがって、このエンジンの潤滑装置によれば、オイル交換を容易にかつ良好に行うことができる。
特に、この実施の形態のように、エンジン20が小型滑走艇10に搭載されていてエンジン底部と船底14a(図4参照)との間に作業スペースがない場合でも、エンジン20の上方からの作業で、オイル交換を容易にかつ良好に行うことができることとなる。
(b)オイル抜きパイプ43の開口44は、図5を参照して説明したように、オイルタンク50内のオイルがクランクケース28内に戻った場合のクランクケース28内のオイル面O1よりも上方で開口しているので、さらに次のような作用効果が得られる。
すなわち、エンジン20を長期間放置した場合には、オイルタンク50内のオイルが、オイルポンプ(オイル回収ポンプないしオイル供給ポンプ)通じて徐々にクランクケース28内に戻ることがある。
このような場合において、仮に、例えば図16に示すように、オイル抜きパイプ43の開口44が、エンジン20を長期間放置したときのクランクケース28内におけるのオイル面O1(同図における仮想線O1参照)よりも下方で開口しているとすると、この開口44を塞いでいるキャップ45を外した際に、オイルが漏れ出してしまうという問題が生じる。
これに対し、この実施の形態のエンジンの潤滑装置によれば、図5に示したように、オイル抜きパイプ43の開口44が、オイルタンク50内のオイルがクランクケース28内に戻った場合のクランクケース28内のオイル面O1よりも上方で開口しているので、エンジン20を長期間放置した後に、開口44を塞いでいるキャップ45を外した際、オイルが漏れ出してしまうということがなくなる。
なお、図16において、O1’は、エンジン20を所定時間運転した後の、クランクケース28内のオイル面を、O2’は同じくオイルタンク50内のオイル面を示している。
(c)オイルタンク50上部の開口72は、ディップスティック79aが抜き差し自在であるとともに、オイル抜きパイプ43の開口44も、ディップスティック79aが抜き差し自在となっているので、さらに次のような作用効果が得られる。
図5に示したように、エンジン20を長期間放置した場合には、オイルタンク50内のオイルが、オイルポンプ通じて徐々にクランクケース28内に戻ることがあり、このような場合、通常の計測方法(例えばオイルタンクの上記開口72からキャップ79に設けられたディップスティック79aにより計測する方法)では、図5からも明らかなように、オイルの量ばかりかオイルの有無さえも確認することができなくなる。
これに対し、この実施の形態のエンジンの潤滑装置によれば、オイル抜きパイプ43の開口44からディップスティック79aを差し込むことによって、オイル量を確認することができる(したがってオイルの有無も確認できる)。
したがって、エンジン20を長期間放置した場合でも、エンジン始動前にオイルの有無ないし大まかなオイル量を確認することができることとなる。
また、オイル量を比較的正確に計ろうとする場合には、エンジンを所定時間運転した後、オイルタンク上部の開口72からディップスティック79aを差し込むことによって、オイル量(オイル面O2’参照)を比較的正確に計ることができる。
(d)エンジン20は、そのクランク軸21を前後に向けた状態で小型滑走艇10に搭載されるエンジンであり、オイルタンク50はエンジン20の前部に一体的にかつ上下方向に長く設けられているとともに、その上部に前記開口72が設けられているので、図4に明示されるように、エンジン20が小型滑走艇10に搭載されているにもかかわらず、上下方向に長いオイルタンク50上部の開口72からオイル吸い出し用のチューブを挿入して一層容易にオイルを抜き出すことができる。
図4において、15aは、シート12を取り外すことにより船体上部に形成される開口であり、この開口15aに上記オイルタンク50上部の開口72が臨む状態となっている。したがって、船体上部の開口15aにより、オイルの交換作業を行うことができる。
すなわち、オイル交換を船体上方からの作業で一層容易にかつ良好に行うことができることとなる。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの潤滑装置の一実施の形態を用いた小型滑走艇の一例を示す概略側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】図1におけるIII−III部分拡大断面図(部分省略断面図)。
【図4】主としてエンジン20を示す図で、図1におけるIV−IV部分拡大断面図(部分省略断面図)。
【図5】エンジン20の右側面図。
【図6】エンジン20の左側面図。
【図7】エンジン20を斜め後方から見た概略斜視図。
【図8】図5の部分拡大図。
【図9】タンク本体60を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は図(b)におけるc−c断面図、(d)は図(a)におけるd−d断面図。
【図10】タンク本体60の背面図。
【図11】(e)は図9(b)におけるe−e断面図、(f)は図9(b)におけるf−f断面図。
【図12】カバー70を示す図で、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は図(a)におけるc−c断面図、(d)は図(a)におけるd−d断面図。
【図13】カバー70を示す図で、(a)は背面図、(b)は図(a)におけるb矢視図、(c)は図(a)におけるc−c断面図。
【図14】図12(a)におけるXIV−XIV断面図。
【図15】図4においてカバー70を取り外した状態の部分拡大図。
【図16】比較例を示すエンジン20の右側面図。
【図17】従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 小型滑走艇
20 エンジン
21 クランク軸
28 クランクケース
43 オイル抜きパイプ
44 開口
45 キャップ
50 オイルタンク
72 オイルの補給口(開口)
79 キャップ
79a ディップスティック
O オイル
O1 オイル面
Claims (3)
- クランクケース内と独立して設けられたオイルタンク内のオイルをエンジンへ供給するオイル供給ポンプと、エンジン各部を潤滑したオイルが集まるクランクケースと、このクランクケース内のオイルを前記オイルタンクへ送るオイル回収ポンプとを備えると共に,クランク軸を前後方向に向けた状態で小型滑走艇に搭載されるエンジンの潤滑装置において、
前記クランクケースの下部後方に接続され、上方へ延出されたオイル抜きパイプと、前記オイルタンクの上部に設けられた開口とを備え,前記オイルタンクはエンジンの前部に一体的にかつ上下方向に長く設けられているとともに、該オイルタンク内に前記オイル供給ポンプとオイル回収ポンプが設けられ,かつオイルタンクの上部に前記開口が設けられ,該開口はシートで塞がれる船体上部の開口に臨んでいることを特徴とするエンジンの潤滑装置。 - 前記オイル抜きパイプの開口は、前記オイルタンク内のオイルが前記クランクケース内に戻った場合のクランクケース内のオイル面よりも上方で開口していることを特徴とする請求項1記載のエンジンの潤滑装置。
- 前記オイルタンク上部の開口は、ディップスティックが抜き差し自在であるとともに、前記オイル抜きパイプの開口も、ディップスティックが抜き差し自在であることを特徴とする請求項2記載のエンジンの潤滑装置。
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