JP3959379B2 - 形状測定装置及び形状測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、試料に電磁波または荷電粒子を照射して試料から発生する信号を用いて試料の形状を計測する形状測定装置および形状測定方法に関するものである。
半導体ウェハに配線パターンを形成するに際しては、半導体ウェハ上にレジストと呼ばれる塗布材を塗布し、レジストの上に配線パターンのマスクを重ねてその上から可視光線あるいは紫外線を照射し、可視光線,紫外線あるいは電子ビームでレジストを感光することによって配線パターンを形成する方法が採用されている。このようにして得られた配線パターンは照射する可視光線,紫外線あるいは電子ビームの強度や絞りによってパターンのスロープ部分の傾斜角や形状が変化するため、高精度の配線パターンを形成するには、パターンの三次元形状を測定して検査する必要がある。この検査のためには、ウェハを切断し、断面形状を測定することで断面形状を正確に測定することはできるが、手間とコストがかかる。そこで電子顕微鏡画像を用いて、非破壊,非接触でパターンの断面形状を測定する手法が提案されている。例えば、Shape from shading法とステレオマッチング法を併用して断面形状を測定するようにしたものがある。これは、電子顕微鏡の二次電子検出器で検出した信号波形の特徴点を検出し、特徴点のステレオマッチングにより断面の高さの絶対値を測定し、特徴点間の形状をShape from shading法によって求めている。測定対象物体の表面の急激な変化にも対応し正確な三次元形状を復元する手法として、二次元輝度画像データからエッジを検出し、エッジから対象物体の表面の滑らかさを表すパラメータを算出し、このパラメータを用いて対象物体の三次元形状を復元する手法が開示されている(例えば特許引用文献1)。
しかしながら、従来のステレオマッチング法を用いる手法は、入力信号のSN比が悪い場合、特徴点の対応でずれが生じ、三次元形状の計測に大きな誤差が生じる。またスペクトラCDを用いた手法では、データベースの構築のために計測データを必要とし、測定できるパターンがラインの繰返し構造(格子パターン)に限定される。また出力が立体画像表示ではなく、数値データ(配線の幅と高さ,傾斜角)であるため、三次元形状を表示するには十分ではない。
特開平5−181980号公報
本発明は、特徴点のマッチングを用いることなく、試料の断面形状または三次元形状を正確に測定することができる形状測定装置および形状測定方法を提供することにある。
試料に対して相対移動しながら試料の表面に電磁波または荷電粒子を照射する照射手段と、照射手段から照射され試料で反射した電磁波または試料から発生した荷電粒子の信号強度を検出する信号強度検出手段と、信号強度検出手段の検出出力を基に電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出し、断面形状を測定する形状測定装置において、傾斜角の算出値から試料の断面形状候補を推定する断面形状候補推定手段と、試料の断面形状候補に対する電磁波または荷電粒子の入射角を前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角とは異なる角度に変えたと仮定して試料の断面形状候補で反射した電磁波または試料から発生した荷電粒子の信号強度を推定する信号強度推定手段と、信号強度推定手段の推定結果と試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角を仮定したときの角度に変更したときに得られた信号強度検出手段の検出出力とを照合して試料の断面形状を推定する断面形状推定手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、特徴点のマッチングを行うことなく、試料の断面形状を試料の高さの絶対値で求めることができる。
本発明の形状測定装置の実施例は、以下の手順によって達成される。
(1)断面形状候補を推定するに際して、信号強度の検出出力と試料の断面形状に関する複数種類のパラメータの中から選択された複数のパラメータを用いて電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出する。
(2)試料の断面形状を推定するに際しては、信号強度の推定結果と信号強度の検出出力との差を小さくするためのパラメータを選択する。
(3)試料の断面形状を推定するに際しては、信号強度の推定結果と信号強度の検出出力との差が最小値を示すまでパラメータを選択する。
(4)断面形状候補の推定結果と断面形状の推定結果および複数のパラメータをデータベースとして保存する。
(5)試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角を変更するに際しては、電磁波または荷電粒子の照射方向を一定として、試料の取り付け角度を変更するか、あるいは試料の取り付け角度を一定として、試料に対する電磁波または荷電粒子の照射方向を変更する。
(6)資料の断面形状を推定するに際しては、複数種類のパラメータのうち、少なくとも一つのパラメータを事前情報によって外部から入力する。
(7)資料の断面形状を推定するに際しては、信号強度の検出出力から試料の断面形状を判定する形状指標値を検出する。
(8)入射角を変えたときの形状指標値を検出する。
(9)資料の断面形状を推定するに際しては、形状指標値を用いて試料の断面形状の測定結果を補正し、より詳細な断面形状を測定する。
(10)試料を切断して得られた断面形状と、信号強度あるいは形状指標値とを対応させたルックアップテーブルを作成する。
(11)信号強度あるいは形状指標値をルックアップテーブルに入力し、断面形状分類結果を出力する。
試料に電磁波または荷電粒子を照射して得られた信号強度から試料表面の傾斜角を算出する。この算出値から試料の断面形状候補を、例えば複数個推定する。推定によって得られた試料の断面形状候補に対して、実際に試料に電磁波または荷電粒子を照射したときの入射角とは異なる角度で電磁波または荷電粒子を照射したと仮定し、試料の断面形状候補から得られる信号強度を推定する。信号強度の推定結果と、試料に対する入射角を仮定したときの角度に変更したときに、試料から得られる実際の信号強度とを照合する。照合結果から、例えば照合結果が最小値を示すような試料の断面形状を、最もらしい試料の断面形状として選択する。従って特徴点のマッチングを行うことなく、試料の断面形状を試料の高さ(Z軸方向の長さ)の絶対値で求めることができる。さらに試料に対して、奥行き方向の軸(Y軸)に沿って電磁波または荷電粒子を照射したときに得られる試料の断面形状を蓄積することで、試料の三次元形状を求めることができる。
以下、図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例を示す三次元形状測定装置の全体構成を示すブロック構成図である。三次元形状測定装置は、電子銃1と、試料台2と、電子検出器3と、CRTである表示器4と、信号入力部5と、画像処理部6を備えて構成されており、試料台2上には試料7が固定されている。
試料台2は、傾斜可能に構成されており、本実施形態においては、試料台2はそのチルト角φが、φ=0,φ=φのいずれかに選択できるように構成されている。すなわち、試料台2に固定された試料7の取り付け角度は、試料台2の傾斜角であるチルト角φ=0とφ=φのいずれかに選択できる。
試料台2上に固定された試料7に対しては、電子銃1から荷電粒子として電子ビーム8が照射される。電子銃1は、試料7に対して走査方向の軸(X軸)に沿って相対移動しながら電子ビームが照射されるとともに、走査方向の軸と直交する奥行き方向の軸(Y軸)に沿って相対移動しながら電子ビームが照射される。試料7に対して電子ビームが照射されると、この電子ビームは一次電子として試料7に入射され、入射された一次電子の一部が二次電子として試料7から発生し、この二次電子が電子検出器3によって検出される。即ち、照射手段としての電子銃1から試料7に対して電子ビームが照射されると、試料7から二次電子が発生し、二次電子の信号強度が電子検出器3で検出されるようになっている。電子検出器3は、試料7から発生した二次電子の信号強度を検出する信号強度検出手段として構成されている。電子検出器3の検出出力は、表示器4と信号入力部5に入力される。信号入力部5は、例えば、AD変換器などで構成され、電子検出器3で検出された信号強度に関する信号がデジタル信号として画像処理部6に出力される。画像処理部6の処理結果は断面形状測定結果として、表示器4の画面上に表示される。
画像処理部6は、電子検出器3の検出出力を基に電子ビームの入射位置における試料表面の傾斜角を算出する。試料表面の傾斜角は、入射ビームと反射ビームとの成す角である。画像処理部6は、算出値から試料7の断面形状候補を推定する断面形状候補推定手段と、試料7の断面形状候補に対して、電子ビームの初期入射角をチルト角φ=φに変えて電子ビームを照射したと仮定したときに、試料7の断面形状候補から発生した電子ビームの信号強度を推定する信号強度推定手段と、信号強度推定手段の推定結果と、試料7に対する電子ビームの入射角を変更したとき、即ちチルト角をφ=0からφ=φに変換したときに、電子検出器3によって実際に検出された信号強度とを照合して試料の断面形状を推定する断面形状推定手段としての機能を備えている。断面形状は、高さ方向(Z軸方向)の断面形状である。また電子ビームの初期入射角はチルト角φ=0のときの入射角としている。さらに、この断面形状推定手段は、電子銃1が試料7に対して走査方向の軸に沿って相対移動したときに得られた推定結果を、電子銃1が奥行き方向の軸(Y軸)に沿って相対移動するごとに順次蓄積し、蓄積結果を基に試料7の三次元形状を推定する機能を備えている。
画像処理部6について、図2を用いて説明する。画像処理部6は、試料7に対して電子銃1から電子ビームが照射されている過程で、電子検出器3の検出による信号を順次取り込み(ステップ201)、試料台2のチルト角φ=0のときの信号強度をメモリに格納するとともに(ステップ202)、試料台2のチルト角がφ=φに変更されたときの信号強度をメモリに格納する(ステップ203)。
チルト角φ=0のときに得られた信号強度を基に、Shape from shading 法にしたがって試料7の断面形状を計算する(ステップ205)。三次元形状パラメータとして、例えば、試料7の材質に依存するパラメータn、試料7の断面の高さに関するパラメータkを取り込み(ステップ204)、以下に示す(1)式にしたがって二次電子の信号強度Isを算出する。
本実施例では、Shape from shading法によれば、試料7から反射した二次電子が試料断面の傾斜角θに依存する性質があることを利用している。即ち、図3に示すように、試料7の表面に電子ビームが一次電子として照射されると、試料7からは二次電子が発生し、二次電子は試料7内部で指数関数的に減少しながら試料表面に到達し、それから外部に放出される。よって、例えば、「走査電子顕微鏡」(日本電子顕微鏡学会関東支部編、共立出版)に記載されているように、最短脱出距離zcosθ が短い程二次電子の放出量が多くなり、この関係は(1)式で表される。なお、Ipは試料7に入射する一次電子の信号強度、Isは試料内部の深さzで励起して試料表面に到達した二次電子の信号強度、θは入射電子ビームと反射電子ビームとの成す角である。
Figure 0003959379
(1)式において、Iは試料7の平坦部における二次電子の信号強度であり、xはある座標軸(走査方向の軸であるx軸)上における原点(回転中心)からの距離である。
(1)式から、傾斜角θが大きくなる程Is(x)が大きくなることが分かる。
電子銃1から試料7に対して電子ビームが順次走査されている過程で二次電子の信号強度が電子検出器3で検出されると、走査方向の位置における信号強度として、図4(a)の信号波形が得られる。図4(a)の二次電子の信号強度に関する信号波形が得られると、走査方向の位置xにおける試料断面の傾斜角θ(x)は、(1)式から(2)式で表される。
Figure 0003959379
ここで試料断面の高さが単調増加していると仮定すると、試料断面形状プロファイルh(x)は(3)式で表される。
Figure 0003959379
即ち、(3)式に(2)式を代入すると、断面形状h(x)が求められる。この場合、傾斜角θが大きいところはh(x)が大きいことを意味している。そして、図4(a)に示すような信号波形が得られたとすると、図4(b)に示すような試料断面形状として、位置xに対する高さ方向(Z軸方向の高さ)に沿った試料断面形状が求められる。パラメータn,kの値を変えることで、試料7の断面形状候補として複数個のものを求めることができる。
次に、(3)式を基に推定された試料の断面形状候補に対して、図5に示すように、チルト角をφ=0からφ=φに変更して電子ビームを照射したと仮定したときに、試料の断面形状候補から発生した電子ビームの信号強度を推定するためのシミュレーションを行う(ステップ206)。試料7は傾斜する前の位置x1で見える試料7上の点は、試料7を傾斜した後は位置x2で見えることになる。例えば、断面形状プロファイルh(x)を三角形で表したとき、その三角形の頂点の位置は、試料7が傾斜する前には位置x1に見えるが、試料7をチルト角φ=φだけ傾斜した後は、位置x2に見えることになる。このことは、チルト角φ=0で得られた信号強度をIs1(x)とし、チルト角をφ=φとして、試料7を実際に傾斜したあと検出された信号強度をIs2(x)とすると、Is1(x1)+δI(x1)=Is2(x2)で表される。但し、x1,x2は試料台2の回転中心0からの距離、δI(x1)は(3)式で得られた断面形状をチルト角φ=φで傾斜したときに、(1)式の影響によって生じるIs1(x)の増減分であり、(1)式から(4)式で求められる。
Figure 0003959379
また図5からx2は(5)式で表される。
Figure 0003959379
したがって(5)式とIs1(x1)+δI(x1)=Is2(x2)であることから、(6)式が成り立つ。
Figure 0003959379
(6)式は、Is1(x)を用いて、試料7を傾斜したあとのIs2(x)をシミュレーションしていることに相当する。即ち(6)式においては、推定した試料の断面形状候補が正しいとするならば、試料台2を傾斜する前後における明るさは同じとしている。
次に、(6)式の左辺とを照合し、両者の差が最小になるか否かについての処理を行う(ステップ207,208)。
この場合(7)式を用いて、走査方向の長さである走査範囲0〜lについて照合を行う。
Figure 0003959379
ここで、試料台2を傾斜するときの誤差により、傾斜の前後でIs1(x),Is2
(x)の座標原点でずれが生ずることがある。そこで、そのずれを補正するパラメータ
Δxを新たに、三次元形状のパラメータとして加える。
更に、(7)式にしたがった照合を行うときに、(7)式にしたがって各走査位置における値Eを順次プロットし、Eの値が最小値を示すか否かの判定を行う。Eの値が最小値を示さないときには、パラメータn,kの値を変更し、ステップ205からステップ208までの処理を繰返して行う。更にEの値が最小値を示すまで同じ処理を繰返すとともに、1つの走査ラインについて最小値が得れたときには、走査ラインにおける試料の断面形状として、高さの絶対値を求める。なお試料の断面形状は二次元の形状であり、高さの絶対値はZ軸方向の長さでもある。更に1つの走査ラインに関する試料の断面形状が測定された後は、複数の走査ラインについて、即ちY軸方向に沿って走査ラインを変更する毎に、Eの値を順次蓄積する。そして各走査ラインにおけるEの蓄積結果(試料7の断面形状)を基に試料7の三次元形状を推定し、この推定結果を出力する(ステップ210)。
ここで、パラメータnのみを変えたときの複数の断面形状候補の例を図6(a)に示す。また実際は、k,Δxの値も変えた断面形状候補も存在する。このため、これら断面形状候補の中から、ステップ205〜209の処理を繰返して最適パラメータを推定し、そのパラメータの値を順次変更して得られたときの断面形状を図6(b)に示す。
またステップ205〜209の処理によってパラメータn,k,Δxの値に対する断面形状候補,信号波形の照合誤差、そして入手できれば実際の断面形状のデータベースを構築する。このデータベースを解析することにより、ステップ205におけるShape from
shading を定義した(2)式,(3)式およびステップ204で設定したパラメータの妥当性を検討することができる。またこれらの式とパラメータが妥当であると判定できれば、構築したデータベースを参照することで、Shape from shadingの計算を行わずに、ステップ203の入力信号に対する断面形状を直接決定できる。
本実施例では、試料台2の傾きを変えることにより、試料7に対する電子ビームの角度を変えたものについて述べたが、電子ビームの偏向あるいは試料7と試料7との間に傾き角が既知の試料を挿入することにより、電子ビームの照射角を変えることもできる。この場合には試料台2の傾きを変える機構がなくても良い。
また本実施例では、ステップ204でパラメータを設定する際、パラメータを未知のパラメータとしてではなく、既知の値の手入力、あるいは別の計測装置から得られた情報を用いてパラメータの取り得る範囲を設定することもできる。例えば、AFM(原子間力顕微鏡)やOCD(光学式測長方式,スペクトラCD),ステレオマッチング法,フォトメトリックステレオ法,ライブラリマッチング法、あるいは膜圧測定などによって断面の高さとその信頼度が得られる場合は、測定する高さの範囲を予め設定できる。具体的にはステップ204で(1)式のパラメータkを高さパラメータhに変換した後、入力高さの値を「Unknown」「Approximate」「Exact」の3種類に分割して、hの振り幅を例えば
「Unknown:入力値の20%」「Approximate:入力値の10%」「Exact :入力値の0%」とする。AFMなどの実測値は「Exact」に該当し、デバイスの設計値などは
「Approximate」に該当する。また、実測値を使用する場合はn点の測定値の3σから振り幅をある式に従って自動的に設定するようにしても良い。また測定対象の材質が既知ならば、パラメータnの値を予め設定できる。また、(1)式の拡張式を用いる場合は、拡張されたパラメータに対して既知の値を設定できる。例えば電子ビームの加速電圧などが該当する。これによって、より信頼性の高い3次元再構築形状を得る。
このように本実施例によれば、入力信号波形のシミュレーションを利用することで、ステレオ画像の特徴点のマッチングを必要とせずに、試料7に関する断面形状の高さの絶対値を求めることができる。またスペクトラCDと異なり、任意のパターンの断面形状を測定することもできる。
また前記実施例においては、試料7に対して、荷電粒子として電子ビームを照射するものについて述べたが、荷電粒子として陽子を用いることもでき、荷電粒子の代わりに、可視光線,紫外線などの電磁波を用いることができる。電磁波を用いたときには、試料7に対して電磁波を照射し、試料7で反射した電磁波の信号強度を検出することになる。
以下、本発明の他の実施例について図面を用いて説明する。図7は、三次元形状分類機能と三次元形状補正機能を備える三次元形状測定機能の全体構成を示すブロック図である。図7において三次元形状測定機能は信号入力部701,形状測定部702,詳細形状補正部703,形状指標値計算部704,形状分類部705を備えている。
信号入力部701は信号入力部5に繋がっており、二次電子の信号強度が入力される。形状再構成部702は画像処理部6であり、図2に示すブロック図で三次元形状を測定する。また、形状再構成部702は本実施例以外の形状再構成部としても良い。形状指標値計算部704では、信号強度から断面形状の種類と程度を表す形状指標値を計算する。詳細形状補正部703では計算された形状指標値を用いて形状再構成部702から出力された三次元形状を補正し、より詳細な三次元形状を出力する。形状分類部705は形状指標値と試料の断面画像とが対応付けされたルックアップテーブルを用いて、形状指標値から対応する断面形状を出力する。以下、各部について具体的に説明する。
形状指標値計算部704では、信号入力部701から入力された二次電子の信号強度を微分処理、あるいは主成分分析を施すことによって、断面形状を計測することなしに、例えばトップラウンディングとコーナーラウンディングとの違い,フッティングの大小,テーパーと逆テーパーとの違い、あるいは側壁の「えぐれ」を分類し、これらの形状の程度を表す形状指標値を計算する。具体的な手順については、以下で説明する。
図8を参照してテーパー,逆テーパー形状の分類方法について説明する。図8(a)はテーパー形状、図8(b)は逆テーパー形状の模式図である。図8(c)の上段は、あるラインパターンの二次電子強度プロファイルであり、横軸は電子ビームの走査位置、縦軸は二次電子の強度を示す。また図8(c)の下段は、二次電子強度のヒストグラムであり横軸は二次電子の強度、縦軸は二次電子の頻度を示す。図8(c)では、図1の電子銃1から放出されるチルト角である電子ビームの照射角度を0度,5度,10度,15度に変えたときの二次電子強度プロファイルおよびそのヒストグラムを左から右に並べて示してある。図8(c)から分かるように、チルト角が大きくなるにつれて断面形状の側壁がより多く見えるため、図3で示す二次電子強度の傾斜角依存性に基づき、明るく見える側壁部分が増えることでヒストグラムの分布が変化する。このとき、図8(a)に示す形状と図8(b)に示す形状(a)とで変化の仕方が異なるため、この差異を検出することで図8(a)の形状と図8(b)の形状との区別が可能となる。具体的にはヒストグラム・インタセクション(例えばM.J. Swain and D.H. Ballard,“Color Indexing,” Int. J.
Comput. Vision, Vol.7, no.1,pp.11-32, 1991.)を用いると、図8(a)の形状と図8
(b)の形状に対して、それぞれ図8(d)と図8(e)の結果が得られる。ヒストグラムインタセクションは(8)式で得られる。
Figure 0003959379
(8)式でA,Bは、それぞれ頻度総数を1.0 に正規化した正規化ヒストグラム、Nはヒストグラムのビン数である。図8(d)と図8(e)は、チルト角が0度のときのヒストグラムとチルト角が5,10,15度のときのヒストグラムとの間でSを求めたものである。図8(d)と図8(e)より、テーパー形状の場合はSが線形に変化し、逆テーパーの場合は非線形に変化する。この差異からテーパー形状と逆テーパー形状の違いを分類できる。また、グラフの折れ曲がり具合などの線形性や傾きを評価することによりテーパー、及び逆テーパーの程度を表す形状指標値を求めることができる。
図9でフッティングの大小の分類方法について説明する。図9(a)と図9(b)は、それぞれフッティング(点線丸内の形状)が小,大の断面形状を示し、図9(c)と図9(d)は、それぞれ図9(a)と図9(b)に対する二次電子強度のプロファイルを示す。フッティングが小さい場合は、二次電子強度プロファイルのフッティング部分にアンダーシュートが生じる。このとき図9(c)と図9(d)のプロファイルを二次微分すると図9(e)の波形が得られる。二次微分プロファイルを見るとフッティングの部分で下方向のピークの出方が図9(a)の形状と図9(b)の形状とで異なる。この差異からフッティングの大小を分類でき、ピークの大きさを形状指標値とすることができる。また、図9(a)と図9(b)のラウンディング形状(点線矩形内の形状)についても、図9(e)に示すようにフッティング形状と同様な指標値を求めることができる。フッティングやラウンディング形状指標値は形状が角張っているほど大きな値をとり、形状が丸まっているほど小さな値をとる。
図10ではトップラウンディング,コーナーラウンディングの分類方法について説明する。図10(a1)〜(a5)は、異なる丸みを持つ断面形状、図10(b1)〜(b5)は図10(a1)〜(a5)に対応する二次電子強度プロファイルである。ここで、図10(b1)〜(b5)から、例えば二次電子強度プロファイルの双峰性の形状を2つに分割する判別比の最大値(例えば、田村秀行編著,“コンピュータ画像処理”,p140,オーム社,2002.)を計算すると図10(c)の結果が得られる。図10(c)より判別比が形状の差異に対応して変化している様子がわかる。即ち図10(a1)のようなコーナーラウンディングに近い形状では判別比の最大値が大きく、図10(a5)のようなトップラウンディングに近い形状では判別比の最大値が小さくなる。よって、判別比の最大値をラウンディングの形状指標値として用いることができる。
図11では、えぐれ形状の分類方法について説明する。図11(a)は側壁が垂直な断面形状、図11(b)は側壁がえぐれた形状である。両者の二次電子強度プロファイルを図11(c)に、図11(c)の二次微分プロファイルを図11(d)に示す。図11
(d)において、点線楕円で示した部分では、図11(a)に示す形状の場合はピークが双峰性であるのに対し、図11(b)に示す形状の場合は単峰性になる。この差異を検出することで垂直側面とえぐれの分類ができる。ピークの双峰性の評価に判別比を用いることで、えぐれ形状の形状指標値を求めることができる。
図12では信号プロファイル全体を用いた複合形状の分類について説明する。図12
(a)は試料の断面形状、図12(b)は対応する二次電子強度プロファイル、図12
(c)は複数試料から得られた二次電子強度プロファイルを同時に表示してある。図12(c)では、二次電子強度の最大値と最小値の幅を示すダイナミックレンジ、およびプロファイル長、およびピークの位置を揃えるように補正してある。この準備の下で、二次電子強度プロファイルの主成分分析により形状の特徴量を計算する(例えば、田村秀行編著,“コンピュータ画像処理”,p272−273,オーム社,2002.)。
以上の処理により得られた固有ベクトルを図12(d)に示す。これらのベクトルは平均ベクトルからの差を表現したもので、平均ベクトルとこれらの固有ベクトルの線形和で元の二次電子強度プロファイルを近似できる。これらの固有ベクトルには試料の断面形状に関する情報が含まれている。形状指標値は次のようにして求める。入力二次電子強度プロファイルから平均プロファイルを差し引き、固有ベクトルとの内積を計算する。この内積の値を形状指標値として用いることができる。ここでの形状指標値には複数種類の形状情報が含まれているため、資料を切断した断面画像と形状指標値とを主観評価、あるいは学習方式(例えばk−NN法,パーセプトロン,SVM,Ada−boostなど)によって対応させてルックアップテーブルを作成することで、形状指標値から断面形状を判定できる。
図13,図14を参照して形状補整方法の一例として、区分的に形状補整する方法について説明する。図13(a)に試料の側壁部分の断面形状、図13(b)に二次電子強度プロファイル、図13(c)に図13(b)の一次微分プロファイル、図13(d)に図13(b)の二次微分プロファイルを示す。本実施例では図13(d)のゼロ交差点B,Cと0漸近点A,Dを用いてフッティング部,傾斜部,ラウンディング部の3つの部分に領域を分ける。そして、図7〜図12で得られた形状指標値に基づき、各領域におけるパラメータ(図2のステップ204)を変化させることで、形状再構成部702で得られた断面形状の測定結果を補正する。図14に形状補整結果例を示す。図14(a)は側壁部分がえぐれた断面形状の模式図であり、図14(b)に形状再構成部702で求められた断面形状とその補正した結果を示す。また、補正する形状は、ステレオマッチング法,フォトメトリックステレオ法,原子間力顕微鏡,ライブラリマッチング法、またはスペクトラCDによって得られた断面形状を補正することもできる。
本実施例では形状指標値による形状補正以外に、ルックアップテーブルの参照により形状指標値から直接対応する断面形状を出力することもできる。図15を用いてルックアップテーブルの作成方法、および形状分類方法について説明する。図15は、図7の形状分類部705で用いるルックアップテーブルの作成方法のための模式図である。ステップ
151で二次電子強度プロファイルあるいは二次電子強度プロファイルから求められた形状指標値は試料を切断して得られた断面形状(ステップ152)と共に学習部(ステップ153)へ入力され、二次電子強度プロファイルと形状指標値のいずれか一つと断面形状との対応付けが行われる。この対応付けは資料を切断した断面画像と形状指標値とを主観評価、あるいは学習方式(例えばk−NN法,パーセプトロン,SVM,Ada−boostなど)によって対応させる。この対応結果に基づき、ルックアップテーブルを作成する(ステップ154)。試料から得られる信号強度、あるいは形状指標値がルックアップテーブルに入力されると、対応結果に基づき、試料に対応する断面形状が出力される。
以上、本発明の実施例によれば、従来技術のエッジ情報のみからでは対応できない形状、例えばトップラウンディングとコーナーラウンディングとの違い,テーパーと逆テーパーとの違い,側壁がえぐれた形状にも対応できる。
本発明の一実施例である三次元形状測定装置の模式図である。 本発明の一実施例である画像処理部の処理動作の模式図である。 二次電子強度の傾斜角依存性を説明する模式図である。 二次電子強度及び走査位置に対する試料の断面形状を説明するための図である。 試料台の傾斜によって生じる立体視の原理を説明する図である。 断面形状及び断面形状の測定結果を説明する図である。 三次元形状測定方法の模式図である。 テーパー形状と逆テーパー形状の形状指標値を説明する図である。 フッティング形状及びラウンディング形状の形状指標値を説明する図である。 トップラウンディング形状とコーナーラウンディング形状の形状指標値を説明する図である。 えぐれた側壁形状の形状指標値を説明する図である。 主成分分析により二次電子強度プロファイルから得られる形状指標値を説明する図である。 断面形状を部分補正する際の区間について説明する図である。 断面形状の補正効果を説明する図である。 ルックアップテーブル作成方法の模式図である。
符号の説明
1…電子銃、2…試料台、3…電子検出器、4…表示器、5…信号入力部、6…画像処理部、7…試料。

Claims (12)

  1. 試料に対して走査方向の軸に沿って相対移動しながら試料の表面に電磁波または荷電粒子を照射する照射手段と、照射手段から照射され試料で反射した電磁波または試料から発生した荷電粒子の信号強度を検出する信号強度検出手段と、信号強度検出手段の検出出力を基に電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出し、断面形状を測定する形状測定装置において、
    前記傾斜角の算出値から前記試料の断面形状候補を推定する断面形状候補推定手段と、前記試料の断面形状候補に対する電磁波または荷電粒子の入射角を前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角とは異なる角度に変えたと仮定して前記試料の断面形状候補で反射した電磁波または前記試料から発生した荷電粒子の信号強度を推定する信号強度推定手段と、前記信号強度推定手段の推定結果と前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角を仮定したときの角度に変更したときに得られた前記信号強度検出手段の検出出力とを照合して前記試料の断面形状を推定する断面形状推定手段を設けたことを特徴とする形状測定装置。
  2. 前記照射手段は、試料に対して走査方向の軸および前記軸と直交する奥行き方向の軸に沿って相対移動しながら試料の表面に電磁波または荷電粒子を照射し、前記断面形状推定手段は、前記照射手段が前記走査方向の軸に沿って相対移動したときに得られた推定結果を前記照射手段が前記奥行き方向の軸に沿って相対移動する毎に順次蓄積し、蓄積結果を基に前記試料の三次元形状を推定することを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  3. 前記断面形状候補推定手段は、前記信号強度検出手段の検出出力と前記試料の断面形状に関する複数種類のパラメータの中から選択された複数のパラメータを用いて前記電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出することを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  4. 前記断面形状推定手段は、前記信号強度推定手段の推定結果と前記信号強度検出手段の検出出力との差を小さくするためのパラメータの選択を前記断面形状候補推定手段に対して指令することを特徴とする請求項3記載の形状測定装置。
  5. 前記断面形状推定手段は、前記信号強度推定手段の推定結果と前記信号強度検出手段の検出出力との差が最小値を示すまでパラメータの選択を前記断面形状候補推定手段に対して指令することを特徴とする請求項3記載の形状測定装置。
  6. 学習用試料に対して走査方向の軸および前記軸と直交する奥行き方向の軸に沿って相対移動しながら前記学習用試料の表面に電磁波または荷電粒子を照射する手段と、前記電磁波または荷電粒子の照射に伴って前記学習用試料で反射した電磁波または前記学習用試料から発生した荷電粒子の信号強度から前記形状指標値を検出する手段と、前記学習用試料を切断して得られた断面形状と前記信号強度あるいは前記形状指標値とを対応付けをしたルックアップテーブルを作成する手段と、前記試料から検出される前記信号強度あるいは前記形状指標値を前記ルックアップテーブルに入力し、前記試料の断面形状を前記ルックアップテーブルから選択する手段を設けたことを特徴とする形状測定装置。
  7. 試料に対して走査方向の軸に沿って相対移動しながら前記試料の表面に電磁波または荷電粒子を照射し、前記電磁波または荷電粒子の照射に伴って前記試料で反射した電磁波または前記試料から発生した荷電粒子の信号強度を検出し、前記検出出力を基に前記電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出し、前記算出値から前記試料の断面形状候補を推定し、前記試料の断面形状候補に対する電磁波または荷電粒子の入射角を前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角とは異なる角度に変えたと仮定して前記試料の断面形状候補で反射した電磁波または前記試料から発生した荷電粒子の信号強度を推定し、前記信号強度の推定結果と前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角を仮定したときの角度に変更したときに得られた信号強度の検出出力とを照合し、照合結果を基に前記試料の断面形状を推定する形状測定方法。
  8. 前記断面形状候補を推定するに際して、前記信号強度の検出出力と前記試料の断面形状に関する複数種類のパラメータの中から選択された複数のパラメータを用いて前記電磁波または荷電粒子の照射位置における試料表面の傾斜角を算出することを特徴とする請求項7記載の形状測定方法。
  9. 前記試料の断面形状を推定するに際しては、前記信号強度の推定結果と前記信号強度の検出出力との差を小さくするためのパラメータを選択することを特徴とする請求項8記載の形状測定方法。
  10. 前記試料の断面形状を推定するに際しては、前記信号強度の推定結果と前記信号強度の検出出力との差が最小値を示すまでパラメータを選択することを特徴とする請求項8記載の形状測定方法。
  11. 前記断面形状候補の推定結果と前記断面形状の推定結果および前記複数のパラメータをデータベースとして保存することを特徴とする請求項8記載の形状測定方法。
  12. 前記試料に対する電磁波または荷電粒子の入射角を変更するに際しては、前記電磁波または荷電粒子の照射方向を一定として、前記試料の取り付け角度を変更するか、あるいは前記試料の取り付け角度を一定として、前記試料に対する前記電磁波または荷電粒子の照射方向を変更することを特徴とする請求項7記載の形状測定方法。
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