JP3954661B2 - 押し引きコントロールケーブル用インナーケーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押し引きコントロールケーブル用インナーケーブル(以下、インナーケーブルという)に関する。さらに詳しくは、1×7の構成を有するインナーケーブルに樹脂層を設けたインナーケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、コントロールケーブル用インナーケーブルとして、図5に示されているように、芯線(オイルテンパー線)31と、該芯線のまわりに複数本の比較的細い側線32とからなるインナーケーブルが知られている(実開昭58ー193116号公報(以下、従来技術1という)参照)。このインナーケーブルのばあい、芯線の断面積を大きくすることによって、比較的高い座屈強さをえている。
【0003】
一方実開昭61ー22919号公報(以下、従来技術2という)には、7本の素線31aからなる芯ストランド31のまわりに多数の側線32が配列されてなるインナーケーブルが開示されている(図6参照)。
【0004】
また図7に示されるように、7本の素線からなる芯線31と、該芯線31のまわりに配列された6本の側線32からなるインナーケーブル30が知られている(特開平4ー296213号公報(以下、従来技術3という)参照)。これらは、外径の細い素線から構成することによって、座屈強さは減少するが曲げ耐久性の向上を実現している。さらに従来技術3では、線の材質をかえることでも曲げ耐久性向上を図っている。
【0005】
ところで、近年自動車のエンジンルームの縮小化に伴い、押し引きコントロールケーブルは、曲率半径を小さくして曲げられて配索される(以下、小曲配索化という)傾向にある。このため、前記従来技術1のインナーケーブルの構造のばあい、充分な耐久性がえられないという問題がある。
【0006】
一方従来技術2および従来技術3に開示されているインナーケーブルのばあい、素線の外径を多少減少させること、ならびに材質をかえることにより小曲配索化に対応したものとなっているが、充分な座屈強さを有しておらないため、オートマティックトランスミッション(以下、A/Tという)コントロールケーブルなどには安心して使用できないという問題がある。
【0007】
叙上の従来のインナーケーブルについて、耐久性テストと座屈強さテストとを実施したところ、いずれも長所と欠点とを有していることがわかった。
【0008】
【表1】
Figure 0003954661
【0009】
なお前記表中OTとは、オイルテンパー線のことを意味し、SWBとはJIS G 3521の硬鋼線B種を意味する。
【0010】
上記表1より明らかなように、従来技術1のインナーケーブルのばあい、座屈強さはすぐれているものの、耐久性が劣り、一方従来技術2および3のインナーケーブルのばあい、耐久性はすぐれているものの、座屈強さが劣る(1kN未満)という問題がある。
【0011】
本発明の目的は、1kN以上の座屈強さと、小さな曲げ半径での50万回以上の耐久性とを両立しうるインナーケーブルを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、直径が0.8〜0.9mmの1本のオイルテンパー線からなる芯線と、
該芯線のまわりに所定の方向に撚り合わされた6本の側線であって、それぞれの直径が0.8〜0.9mmの硬鋼線からなる6本の側線と、
該6本の側線を覆うPA66からなる合成樹脂層
とからなる1×7の構成を有する押し引きコントロールケーブル用インナーケーブルであって、
該合成樹脂層の引張強さが44.1N/mm 2 、かつ伸びが80%であり、
当該コントロールケーブル用インナーケーブルの外径が3.3mmになるように、前記合成樹脂層が設けられ、
座屈強さが1kN/mm2以上であり、
曲率半径が65mm未満の曲げに、押し荷重−ストローク147N×20mm、かつ、引き荷重−ストローク490N×25mmの荷重条件で、1分間に30サイクル両の振り繰り返し荷重を加えて50万回以上耐えることができる
ことを特徴とする押し引きコントロールケーブル用インナーケーブルである。
【0016】
前記芯線の線径と、側線の線径とはほぼ同一であることが好ましい。
【0017】
本発明の第2の態様は、前記インナーケーブルと、該インナーケーブルが挿入されるアウターケーシングとからなるコントロールケーブルであって、前記アウターケーシングが円筒状のライナーと、該ライナーの外周面に押引圧力を受けるシールド層と、該シールド層の外側に形成されるコーティング層とからなり、前記インナーケーブルとライナーとのあいだにクリアランスを有してなる押し引きコントロールケーブルである。
【0018】
【発明の実施の形態】
請求項1、2、3および4記載のインナーケーブルによれば、1×7の構成にしたので、小曲配索化したときの耐久性にすぐれ、かつ側ストランドの外周に樹脂層を設けたので、インナーケーブル自体の鎧層を確保できるため、座屈強さが高く、所望の座屈強さ(1kN以上)を達成しうる。
【0019】
また請求項5記載のインナーケーブルのばあい、芯線と側ストランドの線径がほぼ同一であるため、座屈強さと小さな曲げ半径での耐久性のバランスがよく、小曲配索化に対して一層優れた性能の押し引きコントロールケーブルを提供することができる。
【0020】
【実施例】
添付図面を用いて本発明のインナーケーブルを説明する。
【0021】
図1は本発明のインナーケーブルの断面図である。インナーケーブルAは、中心に配設される1本の芯線1と、該芯線1のまわりに配設される6本の側線2と、該6本の側線2を完全に覆う合成樹脂層3から構成される。該合成樹脂層3はポリアミド樹脂からなるのが好ましく、ポリヘキサメチレンアジパミド(以下、PA66という)からなるのが一層好ましい。
【0022】
芯線1としては、オイルテンパー線が好適に用いられる。また側線2としては、JIS G 3521の硬鋼線B種(SWB)が好適に用いられる。
【0023】
該芯線1および側線2の線径は、0.65mm〜0.90mmであることが一層好ましい。
【0024】
側ストランド2は芯線1のまわりをS方向またはZ方向に撚られて、配設される。
【0025】
本実施例のばあい、芯線1および側線2の線径(d)は、ともに0.8mmであり、6本の側線2に外接する仮想的な包絡円筒の直径(D)は、2.4mmである。本実施例のばあい、合成樹脂層3は、最小で0.3mmかつインナーケーブルの仕上がり外径は3.3mmである。なお、インナーケーブルの仕上がり外径としては最大で3.5mmとすることが好ましい。
【0026】
実施例1
直径が0.8mmの1本のオイルテンパー線(以下、OT線という)からなる芯線1のまわりに、直径が0.8mmのJIS G 3521の硬鋼線B種(SWB)の側線2を6本撚り合わせ、当該側線2の外周面にPA66からなる合成樹脂層3を外径3.3mmに形成して本実施例のインナーケーブルAを作製した。
【0027】
比較例1
直径が0.8mmの1本のOT線の芯線のまわりに、直径が0.8mmのJIS G 3521の硬鋼線B種(SWB)の側線を6本撚り合わせて比較例1のインナーケーブルAを作製した。
【0028】
比較例2
直径が0.8mmの1本のOT線の芯線のまわりに、直径が0.8mmのJIS G 3521の硬鋼線B種(SWB)の側線を6本撚り合わせ、当該側線の外周面にポリエチレン樹脂(以下、PE樹脂という)からなる合成樹脂層を外径3.3mmに形成して比較例2のインナーケーブルAを作製した。
【0029】
叙上のようにしてえられた実施例1および比較例1〜2のインナーケーブルAに対して耐久性テストおよび座屈強さテストを実施した。なおそれぞれのテストの方法は以下のとおりである。
【0030】
(耐久性テスト)
このテストには、図2に示すように、途中で90度曲げられたアウターケーシング11が用いられる。アウターケーシング11の両端は取付台12に固定されいる。当該アウターケーシング11の曲管部の曲率半径は65mmである。
【0031】
アウターケーシング11は、インナーケーブルAが挿入されるポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂からなる円筒状のライナー11aと、該ライナー11aの外周面に押引圧力を受ける鋼線からなるシールド層11bと、該シールド層11bを被覆するコーティング層11cから構成される(図3参照)。なお、アウターケーシングの外径は9mm、インナーケーブルAとライナー11aとのあいだのクリアランスは0.2mmであり、シリコーン系潤滑剤が塗布される。
【0032】
このように取付台に固定されたアウターケーシング11にサンプルとして使用するインナーケーブルを挿入し、その一端はスプリング13で保持し、他端に両振り繰り返し荷重(F1)を加え、曲げ疲労によりインナーケーブルAが切断されるまでの回数を測定した。なお押し荷重−ストロークは147N×20mmであり、引き荷重−ストロークは490N×25mmである。また速度は30サイクル毎分である。
【0033】
(座屈強さテスト)
図4に示すように、押し引きコントロールケーブルの端部連結方法として通常用いられているロッド−ガイドパイプ方式により、該方式のガイドパイプとして機能する内径6mmのパイプ14内にインナーケーブルAを挿通し、該インナーケーブルAの一端をチャック15で固定し、他端を該方式のロッドとして機能する部材16に固着し、アムスラー試験機でロッドとして機能する部材16を徐々に押し、このときに発生する荷重(F2)を測定し、荷重(F2)が最初に大きく落ちこむまでの最大荷重を座屈強さとして記録した。なおインナーケーブルAの有効長さは75mmとした。
【0034】
実施例1および比較例1〜2についての耐久性テストおよび座屈強さテストの結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
Figure 0003954661
【0036】
表2に示すとおり、実施例1のインナーケーブルのばあい、1kN以上の座屈強さおよび50万回以上の耐久性がえられる。
【0037】
一方合成樹脂層に用いる合成樹脂の引張強さが34.3N/mm2未満のばあい、充分な座屈強さがえられない(表2の比較例2参照)。また、伸びが40%未満の合成樹脂のばあい、曲率半径が65mm未満の小さな曲げに合成樹脂層が耐えられない。
【0038】
さらに芯線および側線の直径がともに0.65mm未満のばあい、合成樹脂層の厚さを大きくしても充分な強さがえられない。また芯線および側線の直径が0.9mmを超えると満足な耐久性がえられない。インナーケーブルの仕上がり外径が3.5mmを超えるとA/Tコントロールケーブルとしての実用に供することができなくなる。
【0039】
さらにまた合成樹脂層の厚さが0.3mm未満のばあい、合成樹脂層として充分な強さがらえられない。
【0040】
【発明の効果】
本発明のインナーケーブルによれば、芯線と、該芯線のまわりに配設される側線の線径をほぼ同一にしたことにより、すぐれた耐久性がえられ、側線の外周に合成樹脂層を設けたことにより、インナーケーブル自体に鎧層が確保できる。また結果的にガイドパイプのクリアランスをつめることができコントロールケーブルとして座屈強さを増大せしめることができる。
【0041】
近年の自動車のエンジンルームの縮小化の傾向に充分応えることができる押し引きA/Tコントロールケーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインナーケーブルの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明のインナーケーブルにおける耐久性テストを行うための装置の説明図である。
【図3】図2の装置に用いられるアウターケーシングの説明図である。
【図4】本発明のインナーケーブルにおける座屈強さテストを行うための装置の説明図である。
【図5】従来のインナーケーブルの一例を示す説明図である。
【図6】従来のインナーケーブルの他の一例を示す説明図である。
【図7】従来のインナーケーブルのさらに他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 芯線
2 側線
3 合成樹脂層
A インナーケーブル

Claims (2)

  1. 直径が0.8〜0.9mmの1本のオイルテンパー線からなる芯線と、
    該芯線のまわりに所定の方向に撚り合わされた6本の側線であって、それぞれの直径が0.8〜0.9mmの硬鋼線からなる6本の側線と、
    該6本の側線を覆うPA66からなる合成樹脂層
    とからなる1×7の構成を有する押し引きコントロールケーブル用インナーケーブルであって、
    該合成樹脂層の引張強さが44.1N/mm 2 、かつ伸びが80%であり、
    当該コントロールケーブル用インナーケーブルの外径が3.3mmになるように、前記合成樹脂層が設けられ、
    座屈強さが1kN/mm2以上であり、
    曲率半径が65mm未満の曲げに、押し荷重−ストローク147N×20mm、かつ、引き荷重−ストローク490N×25mmの荷重条件で、1分間に30サイクルの両振り繰り返し荷重を加えて50万回以上耐えることができる
    ことを特徴とする押し引きコントロールケーブル用インナーケーブル。
  2. 請求項1記載のインナーケーブルと、該インナーケーブルが挿入されるアウターケーシングとからなるコントロールケーブルであって、前記アウターケーシングが円筒状のライナーと、該ライナーの外周面に押引圧力を受けるシールド層と、該シールドの外側に形成されるコーティング層とからなり、前記インナーケーブルとライナーとのあいだにクリアランスを有してなる押し引きコントロールケーブル。
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