JP3954013B2 - 建築工事現場に展張する難燃性積層体 - Google Patents

建築工事現場に展張する難燃性積層体 Download PDF

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Description

本発明は建設工事現場において危険防止、火災防止、環境保全のために展張したり、被覆して使用されるノンハロゲン建築工事用難燃性積層体に関する。
建築工事用積層体は通常の工事用足場を持つ建設工事現場において、工事現場の周囲その他危険防止上必要な部分に落下物等による危険防止および火災発生防止のために用いられるもので、落下物に対する十分な強度を有するものである。そして防炎性、防水性、耐候性などの品質を確保するために合成繊維などの基布に塩化ビニル樹脂で成形したシートを積層して製造されてきた。
特開平6−184330にエチレン−酢酸ビニル系共重合体にメラミンシアヌレートと赤リンとを併用して難燃シートを製造することが記載されているが、赤リンを使用すると、シートの色が赤褐色となり色調が乳白色のものが出さない。シートが赤褐色では印刷、塗装、インクジェット等で自由な色調が出来ない問題があり、環境の景観に影響を与える欠点がある。
特開2000−53836にエチレン−酢酸ビニル系共重合体にポリリン酸アンモニウムを配合したシートが記載されているが、ポリリン酸アンモニウムは被覆したポリリン酸アンモニウムであるとは全く記載がなく実施例1〜9に記載されているポリリン酸アンモニウムはホスターフラムAP422(クラリアント社製)と記載されている。ホスタフラムAP422は全く被覆されていないポリリン酸アンモニウムである。被覆されていないポリリン酸アンモニウムは耐水性が悪く建築工事現場で展張後洗濯するとシートから脱落するので、シートの被覆用には不適格である。
また、特開平11−181429号公報には、ホスファゼン化合物を用いた難燃剤が記載されているが、ホスファゼン化合物を配合する樹脂として、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン、等が示されており、ポリエチレンやポリプロピレンも1行記載であげられているが、具体的に記載されているのはABS樹脂とポリカーボネート樹脂とエポキシ樹脂であり、エチレン系共重合体を使用することは全く記載されてなく、エチレンと炭素数4〜6のαオレフィンの共重合体やエチレン−酢酸ビニル共重合体については全く記載されてなく、使用する共重合体が特定のメルトフローレートでなければならないことについては、示唆すらない。例示された樹脂では加工性が悪くその上、ホスファゼン等の配合物との親和性が悪く、均一分散できないので均一組成の薄いフイルムとはならず、難燃性積層体を形成できない。
また、メラミンシアヌレートとポリリン酸アンモニウムを添加剤として使用できる旨の1行記載はあるが、ポリリン酸アンモニウムは親水性が大きいので、建築用積層体を使用後水洗すると流失し、再使用できない問題がある。
つまりホスファゼン化合物や、メラミンシアヌレート、被覆したポリリン酸アンモニウムの特定量を配合する樹脂としては、特別のエチレン系共重合体を使用しないとこれ等の難燃剤が均一に分散しないので、均一の難燃性を有するフイルムにならないのである。
また、基布を用いることも記載されていないが、建築工事用シートは建築工事現場に展張するものであるので、樹脂フイルムでは強度が小さく実用できず、基布を用いる必要がある。これ等のことから該公報には建築工事難燃性積層体は記載されていないことが理解される。
特開平6−184330号公報 特開2000−53835号公報 特開平11−181429号公報
塩化ビニル樹脂を用いて被覆加工した製品は総て塩素および可塑剤を含有するため、燃焼するとダイオキシン類の発生、また使用中に環境ホルモンがブリードし、流出するなどの恐れがある。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたもので合繊基布と難燃剤との密着性が良好で、引張強度、防炎性、引裂強度、ウエルダー強度などが良好で、燃焼時有毒なハロゲンガス、ダイオキシン類の発生はせず、さらに可塑剤などの環境ホルモンを含有しない建築工事用積層体を提供するものである。
また、建築工事現場に展張したとき、周囲の景観に悪影響を当てることは許されないが、赤リンを用いると赤色が発現され、インクジェット、印刷等により必要とする調色が出来ず、問題となっている。本発明はこの景観を悪化する問題を解決したものである。
1.繊維性基布とその少なくとも1面に形成された難燃性エチレン系共重合体層からなる積層体であって、該難燃性エチレン系共重合体層はエチレン系共重合体100重量部に対し、難燃剤として、メラミンシアレート、被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種類以上を10〜60重量部とホスファゼン化合物0.5〜7重量部とポリテトラフルオロエチレン0.3〜2重量部とを配合してなる組成物で形成した難燃性エチレン系共重合体の薄いフイルムで形成された層であるとを特徴とする建築工事現場に展張する難燃性積層体。
2.難燃性エチレン系共重合体が、酢酸ビニル含有量が8〜25重量%、メルトフロレートが0.5〜30g/10min/190℃であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体である、請求項1に記載された建築工事用難燃性積層体。
3.難燃性エチレン系共重合体が、エチレンとαオレフィン共重合体であってメルトフロレートが2〜25g/10min/190℃である、1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
4.難燃性エチレン系共重合体が、酢酸ビニル含有量が8〜25重量%、メルトフロレートが0.5〜30g/10min/190℃であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体100〜60重量部と、エチレンと炭素数4〜6のαオレフィンの共重合体であってメルトフロレートが2〜25g/10min/190℃であるエチレン−αオレフィン共重合体0〜40重量部とからなる共重合体である、1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
5.被覆ポリリン酸アンモニウムがメラミン樹脂または尿素樹脂で被覆されたポリリン酸アンモニウムである、1項ないし4項のいずれか1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
.繊維基布は織布、編布、不織布である、1項ないし項のいずれか1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
.難燃性積層体はJIS L 1091のA−1法区分3、A−2法区分3、D法区分2の難燃性を有する、1項ないし6項のいずれか1項に記載された建築工事用難燃性積層体。」
に関する。
本発明の建築工事用難燃性積層体は、耐水性が良好で、使用後洗濯して繰り返し使用することができ、防性に優れ、強度も大きく、印刷性、塗膜性がよく、周囲の景観を害さない効果が奏される。
建築工事用難燃性積層体は、建築工事現場で溶接火花の飛散、資材、器具の落下による被害を防止する、又インクジェット、印刷等で調色したものを用い外観をよくし、環境保全する目的で展張して使用するシート状物である。
本発明で使用するエチレン−酢酸ビニル系共重合体は酢酸ビニル含有量8〜25重量%、メルトフローレート0.5〜30g/10min/190℃である。
ここで言う酢酸ビニル含有量とは、共重合体の酢酸ビニルにより形成された構造部分の含有量を言う。フリーの酢酸ビニルは液体であり、酢酸ビニル自体が存在するわけではない。酢酸ビニル含有量8〜25重量%の共重合体は被覆ポリリン酸アンモニウム、メラミンシアヌレート、ホスファゼン化合物との混合性がよく樹脂と難燃剤との均一分散が容易に出来、組成物は柔軟性があり、繊維基布との密着性がよい。更に積層体のウエルダー接着ができる。酢酸ビニルが8重量%以下では押出成形、インフレシヨン成形、カレンダーロール成形した積層に使用するシートが柔軟性を欠き、繊維基布との密着性が悪く、難燃性積体を作り難くなり、更に付着させても繊維基布との間に層間剥離を生じる恐れがある。又ウエルダー接着強度が低下するので好ましくない。25重量%以上では積層体を作る場合シートを加熱すると柔軟過ぎて、加熱した金属ロールにシートが粘着して加工性が著しく低下するので好ましくない。
メルトフローレートが0.5g/10min/190℃以下では押出成形の場合モーター負荷が過大となるため、加工シートを十分な押出量とすることが出来ない。30g/10min/190℃以上では融着に必要な温度での溶融粘度が低下して均一な押出シートとならず、不均一な積層体となり好ましくない。
エチレン−酢酸ビニル系共重合体の酢酸ビニルの好ましい含有量は10〜20重量%である。より好ましくは14〜20重量%である。
エチレン―酢酸ビニル系共重合体の例として、EV−450(三井・デュボンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19重量%、MFR 15g/10min/190℃)、EV−460(三井・デュボンケポリミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19%、MFR 2.5g/10min/190℃)、EV−550(三井・デュボンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量14%、MFR 15g/min/190℃)、NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量20重量%、MFR 15g/10min/190℃)、NUC−3830(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量15重量%、MFR 12g/10min/190℃)、NUC−3460(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量20重量%、MFR 20g/10min/190℃)、NUC−3140N(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量10重量%、MFR20g/10min/190℃)等が挙げられる。
その他の樹脂として品質に影響を及ぼさない範囲の配合量でLLDPE、MMA、タフマー樹脂を配合してもよい。
本発明で使用するメルトフローレート2〜25g/10min/190℃のエチレンと炭素数4〜6のαオレフィンの非結晶共重合体はホスファゼン等の難燃剤の分散性がよく、フイルムの成形性も良好で、ウェルダー接着加工性もよいので好ましい。
メルトフローレートが、2g/10min/190℃以下ではエチレン−酢酸ビニル共重合体後混合して使用した場合の加工性が少ない。25g/10min/190℃以上では、成形したシートの引張強度の向上がなく好ましくない。
エチレン−αオレフィン共重合体の例として、タフマ−A−20090、(三井・デュボンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート 18g/10min/190℃)、タフマ−A−4090、(三井・デュボンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート 3.6g/10min/190℃)が挙げられる。
また本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体 100〜60重量部とエチレン−αオレフィン共重合体 0〜40重量部とを使用する。エチレン−酢酸ビニル共重合体単独でもよいが、エチレン−αオレフィン共重合体を混合して使用すると加工性が向上し、引張強度も向上するので好ましい。エチレン−αオレフィン共重合体の好ましい配合量は、3〜30重量部である。より好ましくは、5〜20重量部である。40重量部以上配合すると難燃効果を阻害し、防炎性が悪くなり、好ましくない。
本発明において難燃剤はメラミンシアヌレート、被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種類10〜60重量部とホスファゼン化合物0.5〜7重量部とを併用し、さらに場合によって、ポリテトラフルオロエチレン PTFE 0.3〜2重量部を使用する。好ましくは、メラミンシアヌレート、被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種類15〜50重量部とホスファゼン化合物1〜5重量部である。メラミンシアヌレート、被覆ポリリン酸アンモニウムの少なくとも1種類の配合量が10重量部を下回ると難燃効果が小さくなり、またホスファゼン化合物のみでは、ベタツキが大きくなり、フイルムに加工することが困難になる。60重量部を越えると難燃効果の向上がなくなる。又シートの機械的強度が低下するので好ましくない。ホスファゼン化合物を加えないと、加工性が悪くなり、均一なフイルムを形成することが困難となる。ホスファゼン化合物0.5重量部以下では難燃性及び難燃相乗効果、相溶性による加工性の向上は小さくなる。7重量部以上では成形したシートにベタツキが出てよくない。1〜5重量部加えると、フイルムにする加工性がよくなり、樹脂に配合するマスターバッチを作るとき非常に効果があり、分散性がよいので薄いフイルムを作ることができる。
メラミンシアヌレートの例としてMC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径:5μm)が挙げられる。メラミンシアヌレートは難燃剤として耐水性がよいので好ましい。建築工事現場で3〜6ヶ月使用後、汚れを落とすためにシートを洗濯温水に浸漬して洗濯する。洗濯は数回繰返して行われる。このように洗濯を繰返し行っても防炎性が保持される。
被覆ポリリン酸アンモニウムは有機物または/及び無機物で表面をカプセル化したものであり、例えば尿素樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂等で被覆したものである。被覆ポリリン酸アンモニウムは耐水性がよく好ましい。例としてTERRAJU C−60(チッソ株式会社登録商標:平均粒径7.5μm)、TERRAJU C−70(チッソ株式会社登録商標:平均粒径20μm)、ホスターフラム AP−462(クラリアントジャパン株式会社登録商標:平均粒径20μm)などが挙げられる。表面を被覆コートしてないポリリン酸アンモニウムは耐水性が悪く好ましくない。洗濯を数回行うと流失してしまい、防炎性を保持出来なくなる。
ホスファゼン化合物は、下記化学構造式を有する環状ホスファゼン化合物である。
Figure 0003954013
(式中Pは、フェニル基であり、nは3〜25の整数である。)
又は、次式で示される。
Figure 0003954013
〔Pはフェニル基、Xは−N=P(OP)または−N=P(O)OP基であり、Yは−P(OP)又は−P(O)(OP)基であり、nは3〜1000の整数である。〕で示される、直鎖状ホスファゼン化合物も使用できる。
ホスファゼン化合物の例としてSPB−100(大塚化学株式会社登録商標:リン含有率13%)、SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:リン含有率13%)、SPE−1000(大塚化学株式会社登録商標:リン含有率13%)が挙げられる。ホスファゼン化合物は耐水性がよいので好ましい。
ホスファゼン化合物はエチレン−酢酸ビニル系共重合体との相溶性が良好である。又、エチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂とも相溶性が良好である。更に、被覆ポリリン酸アンモニウム、メラミンシアヌレートの難燃剤との相溶性が非常に良好である。該樹脂と該難燃剤との混合、マスターバッチ、ペレット化は容易に均一化出来る。その結果、押出形、カレンダー加工でシート成形した場合、難燃剤が樹脂中に均一分散し、更に成形加工性が向上するので厚さが薄いシートも成形加工出来る。
ホスファゼン化合物はリン含有率が大きく、窒素も含有するので難燃効果が大きい。添加量が少なくても防炎性がある。特に被覆ポリリン酸アンモニウム、メラミンシアヌレートとの相乗効果が大きい。又耐水性も向上させる効果がある
ポリテトラフルオロエチレンの例として、PTFE(ダイキン工業株式会社登録商標)が挙げられる。ポリテトラフルオロエチレンは、成形品が燃焼する際のドリッピングを防止する効果がある。ポリテトラフルオロエチレンは、分子量が50万以上のものが好ましく、特に百万以上のものが好ましい。
ポリテトラフルオロエチレンをメラミンシアヌレート、被覆ポリリン酸アンモニウム、ホスファゼン化合物と併用して使用すると、よりすぐれた難燃性を発揮する。
ダイオキシンの発生については、ダイオキシンは塩素や臭素により発生することがわかっているが、ポリテトラフルオロエチレンは弗素を含むが、塩素や臭素を含まないので、ダイオキシンの心配は少ない。
本発明において、繊維基布の少なくとも1面上に積層する難燃性シートは、T−ダイ押出法、インフレーション押出法、カレンダー法のいずれかで成形加工する。該シートの厚さは50μm〜800μmである。シートの厚さが50μmより薄いと難燃性積層体の難燃化が不足するので好ましくない。又繊維基布の織糸の凹凸が現れ、印刷性が悪くなる。更に耐摩耗性が悪くなる。800μmより厚くなると重くなる。又柔軟性が損なわれ、取り扱い性が悪くなり好ましくない。
本発明において難燃性積層体の製造は難燃性シートを繊維基布の片面に積層してもよく、両面に積層してもよい。
積層する方法としてシートと繊維基布の間に接着剤層を設けてもよく、また接着剤層なしで積層してもよい。更に難燃性積層体の製造は、シートを形成するとき同時に繊維基布を積層するカレンダートッピン法やT−ダイラミネート法、又はカレンダー法、T−ダイ法、インフレーション法によりシートを一度成形した後に熱圧着により、繊維基布に積層する熱ラミネート法がある。
本発明で難燃剤に適宜に種類及び量を選び顔料、染料、金属水酸化物、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、安定剤、滑剤、発泡剤、防黴剤、防藻剤等を併用することができる。
次に実施例を挙げて、具体的に説明する。
(実施例1)
エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量20%、メルトフローレート15g/10min/190℃)100重量部
に対し、難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)50重量部とホスファゼン系難燃剤 SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:融点110℃)3重量部、ドロップ防止剤 PTFE(ダイキン工業株式会社商標登録)0.5重量部を配合し、さらに滑剤 エチレン系ワックス AC400(ハネウエル株式会社登録商標)1.5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤 アデカスタッブ LA−63P(旭電化工業株式会社登録商標)0.8重量部、酸化チタン TiO、3重量部を配合したものをヘンシェルミキサー100リットルで混合後、この混合物を14″2本ロールで温度120℃、混練時間5分間混練し、4本ロールカレンダー装置を用い、加熱温度140〜150℃で成形加工し、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートをポリエステル繊維基布平織で、繊度250デニール、密度 経糸25本/インチ、緯糸24本/インチ、重量55g/mの両面に120℃、加熱ロールで貼り合わせ、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量295g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例2)
実施例1において、難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)50重量部の代わりに、被覆ポリリン酸アンモニウム ホスターフラム AP462(クラリアントジャパン株式会社登録商標:平均粒径20μm)25重量部を使用した。ホスファゼン系難燃剤 SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:融点110℃)1重量部使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ200μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.44mmの難燃性積層体(重量445g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例3)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)100重量部の代わりに、EV−460(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19%、メルトフローレート2.5g/10min/190℃)100重量部を使用した。メラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)15重量部使用し、被覆ポリリン酸アンモニウム TERRAJU C−60(チッソ株式会社登録商標:平均粒径7.5μm)15重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量290g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例4)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量20%、メルトフローレート15g/10min/190℃)100重量部の代わりに、NUC−3830(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量15%、メルトフローレート12g/10min/190℃)100重量部使用した。難燃剤メラミンシアヌレート MC−610は20重量部にし、被覆ポリリン酸アンモニウム ホスターフラム AP462(クラリアントジャパン株式会社性:平均粒径20μm)20重量部使用した。ホスファゼン系難燃剤 SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:融点110℃)5重量部使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ150μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.38mmの難燃性積層体(重量326g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例5)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461、100重量部の代わりに、EV−550(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量14%、メルトフローレート15g/10min/190℃)100重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.34mmの難燃性積層体(重量303g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例6)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)90重量部、エチレン−αオレフィン共重合体 タフマ−A−20090(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート18g/10min/190℃)10重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ100μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.29mmの難燃性積層体(重量270g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表1に示す。積層体の性能を測定した結果は表3に示す。
(実施例7)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)、100重量部の代わりに、EV−460(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19%、メルトフローレート2.5g/10min/190℃)95重量部、タフマ−A−20090(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート18g/10min/190℃)5重量部を使用した。難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)50重量の代わりに、TERRAJU C−60(チッソ株式会社登録商標:平均粒径7.5μm)40重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ90μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.29mmの難燃性積層体(重量256g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表2に示す。積層体の性能を測定した結果は表4に示す。
(実施例8)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)100重量部の代わりに、EV−460(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19%、メルトフローレート2.5g/10min/190℃)70重量部、エチレン−αオレフィン共重合体 タフマ−A−20090(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート18g/10min/190℃)30重量部を使用した。難燃剤としては、メラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)の代わりに、TERRAJU C−60(チッソ株式会社登録商標:平均粒径7.5μm)50重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ80μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.27mmの難燃性積層体(重量242g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表2に示す。積層体の性能を測定した結果は表4に示す。
(実施例9)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)100重量部の代わりに、EV−460(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量19%、メルトフローレート2.5g/10min/190℃)85重量部、エチレン−αオレフィン共重合体 タフマ−A−20090(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート18g/10min/190℃)15重量部を使用した。難燃剤としては、メラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)の代わりに、ホスターフラム AP−462(クラリアントジャパン株式会社登録商標:平均粒径20μm)30重量部使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ80μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.28mmの難燃性積層体(重量244g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表2に示す。積層体の性能を測定した結果は表4に示す。
(実施例10)
実施例1において、配合剤はすべて実施例1と同様のものを使用し、ヘンシェルミキサー100リットルで混合後、この混合物を14″2本ロールで温度120℃、5分間混練後、ペレットを成形加工した。該ペレットを90φmm、T−ダイ押出機、ダイ温度170℃で成形し、厚さ80μm、巾1500mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.26mmの難燃性積層体(重量235g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表2に示す。積層体の性能を測定した結果は表4に示す。
(実施例11)
実施例1において、ポリエステル繊維基布、繊度250デニール、密度 経糸25本/インチ、緯糸24本/インチ、重量55g/mの代わりに、繊度500デニール、密度 経糸22本/インチ、緯糸23本/インチ、重量98g/mを使用し、その他は実施例1と同様のエチレン−酢酸ビニル共重合体、配合剤を使用し、実施例1と同様にして、厚さ150μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.41mmの難燃性積層体(重量366g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表2に示す。積層体の性能を測定した結果は表4に示す。
Figure 0003954013
Figure 0003954013
Figure 0003954013
Figure 0003954013
(比較例1)
実施例1において難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)5重量部配合した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量291g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表5に示す。積層体の性能を測定した結果は表7に示す。
(比較例2)
実施例1において難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)90重量部配合した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.33mmの難燃性積層体(重量306g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表5に示す。積層体の性能を測定した結果は表7に示す。
(比較例3)
実施例1において難燃剤としてホスファゼン系難燃剤 SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:融点110℃)を添加しなかった。その他は実施例1と同様にして、混合物を14″2本ロール、温度120℃で混練を行ったが、混練がスムーズに行かず、混練時間を10分間混練後、4本カレンダー装置に送り込んだ。その他は、実施例1と同様にして成形加工し、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量296g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表5に示す。積層体の性能を測定した結果は表7に示す。
(比較例4)
実施例1において、難燃剤としてホスファゼン系難燃剤 SPS−100、15重量部を配合した。その他の配合剤実施例1と同様のものを使用した。その他は、実施例1と同様にして厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。該シートにベタツキがあり、巻反から開反するのが困難であった。このため該シートを使用した難燃性積層体を成形加工することができなかった。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表5に示す。積層体の性能を測定した結果は表7に示す。
(比較例5)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461(日本ユニカ株式会社登録商標)50重量部、エチレン−αオレフィン共重合体 タフマ−A−20090(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:メルトフローレート18g/10min/190℃)50重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量290g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表5に示す。積層体の性能を測定した結果は表7に示す。
.(比較例6)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461、100重量部の代わりに、EV−150(三井・デュポンポリケミカル株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量33%、メルトフローレート30g/10min/190℃)100重量部配合した。その他は実施例1と同様のものを配合した。その他は実施例1と同様にして、4本カレンダーロールでシートを成形しようとしたが、ロール上でシートにベタツキがあり、シートとして巻き取ることが困難であった。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表6に示す。積層体の性能を測定した結果は表8に示す。
(比較例7)
実施例1において、エチレン−酢酸ビニル共重合体 NUC−3461、100重量部の代わりに、NUC−8420(日本ユニカ株式会社登録商標:酢酸ビニル含有量5%、メルトフローレート2.3g/10min/190℃)100重量部配合した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。該シートを用いて実施例1と同様に繊維織物にラミネートし、難燃性積層体を作成しようとしたが、硬く、織物と密着が悪く、積層体を得ることができなかった。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表6に示す。積層体の性能を測定した結果は表8に示す。
(比較例8)
実施例1において、難燃剤としてメラミンシアヌレート MC−610、50重量部の代わりに、被覆されていないポリリン酸アンモニウム ホスターフラム AP422(クラリアントジャパン株式会社性:平均粒径20μm)50重量部を使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ120μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.32mmの難燃性積層体(重量298g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表6に示す。積層体の性能を測定した結果は表8に示す。
(比較例9)
実施例1において、難燃剤 メラミンシアヌレート MC−610(日産化学株式会社登録商標:平均粒径5μm)を使用しなかった。ホスファゼン系難燃剤 SPS−100(大塚化学株式会社登録商標:融点110℃)5重量部使用した。その他は実施例1と同様にして、厚さ150μm、巾1200mmのシートを作成した。このシートを実施例1と同様にして、厚さ0.36mmの難燃性積層体(重量322g/m)を得た。
用いた織物、樹脂、難燃剤の組成は表6に示す。積層体の性能を測定した結果は表8に示す。
Figure 0003954013
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諸性能の測定方法
1.燃焼試験
「JIS L 1091」に準じて測定
A−1法(45度ミクロバーナー法)
A−2法(45度メッケルバーナー法)
区分 3 合格
区分 2.1 不合格
D法(接炎法)
区分 2 合格
区分 1 不合格
2.引張試験:「JIS L 1096」に準じて測定
3.スコット磨耗法(B法):「JIS L 1096」に準じて測定
1(kgf)×1000(回)
剥離なし ◎
剥離がわずかあり ○
剥離がある △
剥離が大きい ×
4. 吸水試験後の重量減少
吸水試験:25℃×24時間
乾燥 :100℃×4時間
吸水試験後の重量減少率の評価
1% 以下 ○
1〜5% △
5%以上 ×
5.ウェルダー加工性
難燃性積層体の接着強力
実用性がある ○
実用性がない ×
本発明の建築工事用難燃性積層体は、建築工事現場に展張して落下物による危険や、火災を防ぐのに有効に使用されている。

Claims (7)

  1. 繊維性基布とその少なくとも1面に形成された難燃性エチレン系共重合体層からなる積層体であって、該難燃性エチレン系共重合体層はエチレン系共重合体100重量部に対し、難燃剤として、メラミンシアレート、被覆ポリリン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種類以上を10〜60重量部とホスファゼン化合物0.5〜7重量部とポリテトラフルオロエチレン0.3〜2重量部とを配合してなる組成物で形成した難燃性エチレン系共重合体の薄いフイルムで形成された層であるとを特徴とする建築工事現場に展張する難燃性積層体。
  2. 難燃性エチレン系共重合体が、酢酸ビニル含有量が8〜25重量%、メルトフロレートが0.5〜30g/10min/190℃であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体である、請求項1に記載された建築工事用難燃性積層体。
  3. 難燃性エチレン系共重合体が、エチレンとαオレフィン共重合体であってメルトフロレートが2〜25g/10min/190℃である、請求項1に記載された建築工事用難燃性積層体。
  4. 難燃性エチレン系共重合体が、酢酸ビニル含有量が8〜25重量%、メルトフロレートが0.5〜30g/10min/190℃であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体100〜60重量部と、エチレンと炭素数4〜6のαオレフィンの共重合体であってメルトフロレートが2〜25g/10min/190℃であるエチレン−αオレフィン共重合体0〜40重量部とからなる共重合体である、請求項1に記載された建築工事用難燃性積層体。
  5. 被覆ポリリン酸アンモニウムがメラミン樹脂または尿素樹脂で被覆されたポリリン酸アンモニウムである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
  6. 繊維基布は織布、編布、不織布である、請求項1ないしのいずれか1項に記載された建
    築工事用難燃性積層体。
  7. 難燃性積層体はJIS L 1091のA−1法区分3、A−2法区分3、D法区分2の難燃性を有する、請求項1ないしのいずれか1項に記載された建築工事用難燃性積層体。
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