JP3952898B2 - 車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置 - Google Patents

車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置 Download PDF

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    • B60C23/0494Valve stem attachments positioned inside the tyre chamber

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、車両を走行させるとき、その走行の当初においても、乗り心地の低下など走行上の支障が発生しないようにした車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置には、従来、特開2002−59723公報で示されるものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、車両は、第1電源からの電力を入力して駆動可能とされる走行用駆動手段であるエンジンと、上記第1電源から上記エンジンへの電力の入力をオン、オフ可能とするメインスイッチと、車輪内に装着される第2電源と、上記車輪内に装着され上記第2電源からの電力を入力して上記車輪のタイヤの状態を検出しその検出信号を所定の各種送信モードに応じて、かつ、所定の送信時間間隔で送信可能とする送信機と、上記第1電源からの電力を入力すると共に上記検出信号を受信して上記タイヤの状態を表示する受信表示機とを備えている。
【0004】
そして、上記送信機により、上記タイヤの空気圧の状態が所定値以下であるとの検出信号が送信されたとき、この検出信号を受信した受信表示機により、上記タイヤの状態が警報表示されると共に、エンジンの出力が制御されて車速が下げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術では、送信機による検出信号の送信は連続的に行われているのではなく、第2電源の消耗を抑制するため、所定の送信時間間隔で行われている。このため、仮に上記車両の走行開始の直前に上記所定の送信時間間隔の開始点があるとすると、ほぼこの所定間隔分、送信機による検出信号の送信が途絶えて、従前の送信による空気圧が表示されることにとどまり、現在の空気圧は表示されないこととなり、この結果、走行の当初には、タイヤの空気圧不足などにより、乗り心地の低下など走行上の支障が発生するおそれがある。
【0006】
特に、夜間など駐車中に空気圧が低下したような場合には、空気洩れして低圧となったタイヤのしぼみ具合が目視ではわからず、走行して始めてタイヤの状態に気が付くという問題点がある。
【0007】
そこで、走行の当初において、支障が生じないようにするため、タイヤを目視し、タイヤを手押し、および空気圧ゲージによりタイヤを点検する、という作業のうち、いずれかの作業により、走行前に、タイヤの空気圧が適正であるか否かを判断することが考えられる。しかし、このような作業は煩雑である。
【0008】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、車両を走行させるとき、その当初においても、走行上の支障が発生しないようにし、かつ、これが簡単な作業によって達成されるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0010】
請求項1の発明は、第1電源25からの電力を入力して駆動可能とされる走行用駆動手段15と、車輪4,7内に装着される第2電源43と、上記車輪4,7内に装着され上記第2電源43からの電力を入力して上記車輪4,7のタイヤ18の状態を検出しその検出信号を所定の各種送信モード▲1▼〜▲3▼に応じて、かつ、所定の送信時間間隔Dtで送信可能とする送信機44と、上記第1電源25からの電力を入力すると共に上記検出信号を受信して上記タイヤ18の状態を表示する受信表示機46とを備えた車両において、
【0011】
上記検出信号に基づく上記タイヤ18の状態が所定未満の状態である場合、上記送信時間間隔Dtをより短くするようにし
【0012】
記タイヤ18の所定未満の状態が、所定の連続経過時間t以上に連続した場合、上記送信時間間隔Dtをより短くするようにし、かつ、上記タイヤ18の状態が、より所定未満の状態である程、上記連続経過時間tをより短くするようにしたものである。
【0013】
請求項の発明は、請求項1の発明に加えて、上記タイヤ18の状態を意図的に変更することにより、上記送信モードの内容を可変としたものである。
【0014】
請求項の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記車輪4,7の内外を連通させると共に開閉自在とされる連通孔23eを設け、この連通孔23eを通し上記第2電源43に対し充電可能としたものである。
【0015】
請求項の発明は、請求項3の発明に加えて、上記連通孔23eを通し上記車輪4,7内に加圧空気を供給可能にしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0017】
図1〜5において、符号1はスクータ型自動二輪車で例示される車両であり、この車両1は、車体2と、この車体2の前端部に操向自在に支承され上下に伸縮自在とされる緩衝器を備えたフロントフォーク3と、このフロントフォーク3の下端部に回転自在に支承される車輪4と、上記フロントフォーク3の上端部に支持されるハンドル5と、上記車体2の後部に上下に揺動自在に枢支される駆動ユニット6と、この駆動ユニット6に回転自在に支承される後車輪7と、上記車体2と駆動ユニット6とに架設される伸縮自在の緩衝器8と、上記車体2の後部に支持されるライダー着座用のシート9とを備えている。
【0018】
上記前、後車輪4,7は、車体2の幅方向の中心線10上に位置し、これら前、後車輪4,7が走行路面11上に支持されて、この走行路面11上を車両1が走行可能とされている。上記車両1を走行路面11上に自立可能とさせるメインスタンド12とサイドスタンド13とが、それぞれ上下に回動自在となるよう上記車体2に枢支されている。
【0019】
上記駆動ユニット6は、その前部を構成するエンジンで例示される走行用駆動手段15と、この駆動手段15の駆動力を上記後車輪7に伝達してこれを回転駆動させる動力伝達装置16とを備えている。また、上記各車輪4,7は、それぞれ車体2側にスポークを介し回転自在に支承されるアルミ金属製のリム17と、このリム17の外周面側に着脱自在に取り付けられるタイヤ18とを備えている。また、上記リム17は、上記中心線10上に位置して上記スポークに支持される基部19と、この基部19に一体成形されて上記タイヤ18のビード部の内周面を支持する左右一対の支持部20,20と、これら各支持部20に一体成形されて上記タイヤ18のビード部の外側面を支持する左右一対のフランジ部21,21とを備え、上記各支持部20の内周面は各車輪4,7の回転軸の軸方向に延びている。
【0020】
上記車輪4,7内に圧縮ポンプからの加圧空気を供給可能とする空気供給具22が設けられ、この空気供給具22は上記リム17に締結される締結具23と、この締結具23に着脱自在に締結されて上記車輪4,7内に向っての加圧空気の注入のみを可能とさせる空気供給弁24とを備えている。
【0021】
上記締結具23は、上記リム17に成形されるボルト孔23aと、このボルト孔23aを車輪4,7の内側から外側に向って貫通するボルト23bと、このボルト23bに螺合されるナット23cと、上記ボルト孔23aの軸心23d上に成形され、上記車輪4,7の内外を連通させる雌ねじ孔である連通孔23eとを備え、この連通孔23eに上記空気供給弁24が着脱自在に螺合させられ、この空気供給弁24により上記連通孔23eが開閉自在に閉じられている。また、上記ボルト23bの頭部はその軸心23dに沿った視線でみて(図5で)長円形とされ、一方、上記リム17の内面には上記ボルト23bの頭部を嵌入させて上記軸心23d回りの自由な回動を阻止する長円形状の回り止め孔23fが成形されている。
【0022】
上記車両1は、車体2に支持されるバッテリである第1電源25と、この第1電源25からの電力を入力して上記駆動手段15を電子的に制御することによりこの駆動手段15を駆動可能とさせる制御装置26と、上記第1電源25から上記駆動手段15への電力の入力をオン、オフ可能とする手動操作式のメインスイッチ27とを備えている。
【0023】
上記制御装置26は、中央処理装置29、電源制御部30、およびエンジン制御部31を備え、上記メインスイッチ27は車体2に支持される錠33と、この錠33に挿抜自在に挿入されてキー操作されるキー34とを備えている。
【0024】
上記車両1は車両盗難防止装置36を備え、この車両盗難防止装置36は、車両1が盗難中であることを検出し、つまり、盗難時の車体2の姿勢変化を検出してその検出信号を中央処理装置29に出力可能とする盗難検出センサー37と、この盗難検出センサー37の検出信号により警報を発する警告手段38と、上記盗難検出センサー37の検出信号を入力して上記駆動手段15の始動阻止(失火)を維持するイモビライザー39とを備えている。また、このイモビライザー39を操作すれば、上記駆動手段15の始動阻止が解除されるようになっている。
【0025】
上記車両1における車輪4,7のタイヤ18の空気圧等状態を検出するタイヤの状態検出装置42が設けられている。
【0026】
上記タイヤの状態検出装置42は、上記車輪4,7内に装着されて上記リム17に支持される充電可能な電池である第2電源43と、上記車輪4,7内に装着され、上記第2電源43からの電力を入力して上記車輪4,7のタイヤ18の状態を検出しその検出信号を後述する所定の各種送信モード▲1▼〜▲3▼に応じて、かつ、所定の送信時間間隔Dtで送信可能とする送信機44と、上記制御装置26に接続され、上記第1電源25からの電力を入力すると共に上記送信機44の検出信号を受信アンテナ45,45を介し受信して上記タイヤ18の状態を表示する受信表示機46と、上記メインスイッチ27に並列に設けられ上記第1電源25から上記受信表示機46への電力の入力をオン、オフ可能とする表示スイッチ47とを備え、上記各受信アンテナ45はそれぞれ上記車輪4,7の近傍で上記車体2に支持されて、上記受信表示機46は上記車体2の前部に支持されている。
【0027】
上記送信機44は、電子的な制御装置である中央処理装置50と、上記車輪4,7のタイヤ18の状態の1つであるこのタイヤ18の空気圧(車輪4,7内の空気圧)を検出してその検出信号を上記中央処理装置50に出力する空気圧検出部51と、上記タイヤ18の状態の他の1つであるこのタイヤ18の温度を検出してその検出信号を上記中央処理装置50に出力する温度検出部52と、上記中央処理装置50に内有され、上記タイヤ18の状態の更に他の1つである上記第2電源43の残留容量を検出してその検出信号を出力する残留容量検出部53と、上記各検出信号を送信する送信部54と、上記車輪4,7内に配置され上記中央処理装置50、空気圧検出部51、温度検出部52、残留容量検出部53、および送信部54を内有して上記空気供給具22の締結具23により上記リム17に支持されるケーシング55とを備えている。
【0028】
上記ケーシング55は、、車輪4,7の回転方向の前、後で上記リム17の内面に一体的に突設された支持部56,56に接合させられ、この状態で上記締結具23ににより支持されている。上記空気供給具22の締結具23のボルト23bに成形された連通孔23eは上記ケーシング55内に連通している。上記ケーシング55内には上記第2電源43の+側端子57が設けられ、−側端子は通電性のある上記締結具23のボルト23bに接続させられている。また、上記送信機44のケーシング55の車輪4,7への突出端面はこの車輪4,7の径方向で上記リム17のフランジ部21と同じところに配置されている。
【0029】
上記リム17の支持部20から径方向外方に向って突出した上記送信機44のケーシング55の突出端面の突出寸法は、上記フランジ部21の径方向の寸法Lの1/2以下とされている。このため、タイヤ18のパンク時にこのタイヤ18が上記送信機44のケーシング55を圧迫することが防止される。また、タイヤ18の交換時に上記送信機44のケーシング55が邪魔になることが防止されて、上記タイヤ18の交換作業が容易にできる。
【0030】
なお、図3中二点鎖線で示すように、上記リム17の内面に平坦な−側端子を成形し、この−側端子に上記ケーシング55を面接触させるように支持させてもよい。また、図4中二点鎖線で示すように、上記各支持部20の内周面と、送信機44のケーシング55の車輪4,7内への突出端面とを互いにほぼ面一にしてもよい。
【0031】
図1,2,6において、上記受信表示機46は、上記制御装置26の中央処理装置29に接続され上記送信機44の送信部54からの検出信号を受信する受信部62と、この受信部62で受信された検出信号を目視可能に表示する表示部63とを備え、この表示部63は上記受信部62で受信された検出信号を次の受信まで記憶して表示することとされている。
【0032】
上記タイヤの状態検出装置42は、上記メインスイッチ27がオフされた状態で、車両1のいずれかの部位が操作されたとき、この操作を検出した検出手段66の検出信号に基づく上記制御装置26の制御により上記表示スイッチ47が自動的にオンさせられるようになっている。
【0033】
上記検出手段66は、上記メインスイッチ27の錠33にキー34を差し込んだことを検出するメインスイッチ差し込み検出センサー67と、車体2に設けられたトランクを開閉可能とさせるようこのトランクのロックを解除させたことを検出するトランクのロック解除検出センサー68と、上記車体2に跨ることにより上記フロントフォーク3や緩衝器8が収縮することにより車両1への乗車を検出する乗車検出センサー69と、上記シート9に着座することによりこのシート9が加圧されたことを検出するシートへの着座検出センサー70と、上記メインスタンド12とサイドスタンド13とが共に収縮状態とされたことを検出するスタンド収納検出センサー71と、車両1の取り回し時など上記前車輪4が回転していることを検出する車輪回転検出センサー72とを備え、これら各センサー67〜72は上記制御装置26に接続されている。
【0034】
図7は、上記送信機44の中央処理装置50のフローチャートを示し、Sはそのプログラムの各ステップを示している。
【0035】
図7において、S1で、上記第2電源43の電力により、送信機44による送信時間間隔Dtが、長い時間間隔である初期値Dt0(例えば、300sec)に設定される。また、S2で、上記制御装置26の中央処理装置29における第1、第2タイマー(tI,tII)が起動させられる。
【0036】
S3で、上記送信機44の空気圧検出部51により現在の車輪4,7のタイヤ18の空気圧P(kPa:キロパスカル)が検出され、上記温度検出部52によりタイヤ18の温度が検出され、また、残留容量検出部53により第2電源43の残留容量が検出される。
【0037】
S4で、上記空気圧Pが所定の空気圧P1(150Pka)以上の適正空気圧P0と判断されれば、上記車輪4,7の回転による車両1の走行には支障が生じないため、車両1はそのまま走行させられて、S5が実行される。このS5で、上記送信時間間隔Dtは初期値Dt0に戻される。
【0038】
次に、S6で、上記第1タイマーの経過時間tIが後述のS11で計算された送信時間間隔Dt以上になれば、S7で、上記タイヤ18の空気圧P、温度、および、第2電源43の残留容量であるタイヤ18の状態が送信機44により送信され、上記受信表示機46によって受信されると共に表示される。ここで、この受信表示機46における表示から所定時間(例えば、10分)以内に駆動手段15が始動されないとき、上記制御装置26の中央処理装置29の制御により、上記第1電源25から上記受信表示機46への電力の入力がオフされるよう、上記表示スイッチ47がオフされる。次に、S8で、送信時間間隔Dtを定める上記第1タイマーがリセットされ、S3に戻る。
【0039】
一方、上記S6で、上記第1タイマーの経過時間tIが上記S11で計算された送信時間間隔Dt未満であれば、上記タイヤ18の状態は、上記受信表示機46に送信されることなくS3に戻る。
【0040】
一方、上記S4で、上記空気圧Pが所定の空気圧P1未満の低圧力であると判断されれば、S9が実行される。
【0041】
ここで、上記空気圧Pについて、送信機44の中央処理装置50での設定空気圧P1,P2,P3の関係はP1>P2>P3である。また、送信時間間隔Dt=初期値Dt0−変更間隔値ΔDt(「第1式」)であって、この変更間隔値ΔDtについて、送信機44の中央処理装置50での設定変更間隔値ΔDt1,ΔDt2,ΔDt3の関係はΔDt1<ΔDt2<ΔDt3である。また、上記低圧力の連続経過時間tについて、送信機44の中央処理装置50での設定連続経過時間t1,t2,t3の関係はt1>t2>t3である。
【0042】
上記S9で、タイヤ18の空気圧Pが所定未満であるP1>P≧P2(弱低圧)のとき、ΔDt1=60、t1=1800というモード▲1▼が選択され、タイヤ18の空気圧Pが所定未満であるP2>P≧P3(強低圧)のとき、ΔDt2=180、t2=600というモード▲2▼が選択され、タイヤ18の空気圧Pが所定未満であるP<P3(極低圧)のとき、ΔDt3=240、t3=60というモード▲3▼が選択され、S10が実行される。
【0043】
上記S9で、例えば、上記モード▲1▼である場合には、ΔDt1とt1とが選択され、S10で、第2タイマーによる低圧力(P1>P≧P2)での連続経過時間tであるtIIが上記t1以上であるか否かが判断される。
【0044】
上記tIIがt1以上であれば、つまり、タイヤ18の空気圧Pが所定未満である状態が、所定の連続経過時間t1以上に連続した場合には、S11で、上記第2タイマーがリセットされると共に、送信時間間隔Dtが前記「第1式」によりDt0−ΔDt1と計算されて短くされ、かつ、前記S6,S7,S8が実行される。
【0045】
一方、上記S9で、上記モード▲2▼、もしくはモード▲3▼である場合には、上記モード▲1▼の場合で例示したS10,S11におけるt1が、t2、もしくはt3とされ、ΔDt1が、ΔDt2、もしくはΔDt3とされる。
【0046】
即ち、上記送信機44の検出信号に基づく上記タイヤ18の空気圧Pの状態が所定の空気圧P1未満の低圧状態である程、送信時間間隔Dtがより短くされて、より頻繁にタイヤ18の状態が送信機44から受信表示機46に送信されて表示され、よって、より迅速な注意喚起が可能とされる。
【0047】
また、上記送信機44の検出信号に基づく上記タイヤ18の所定の空気圧P1未満の低圧状態が所定の連続経過時間t1〜3以上に連続した場合、この連続経過時間tがより短くされて、タイヤ18の状態について、より新しいデータが送信機44から受信表示機46に送信されて表示され、よって、上記タイヤ18に対し、改善のためのより正確な対応処置がとれることとなる。
【0048】
また、詳図していないが、タイヤ18の温度状態が所定の設定値未満(過冷却、過高温)の状態である場合や、第2電源43の残留容量状態が所定の設定値未満(不足)の状態である場合にも、上記モード▲1▼〜▲3▼のように場合分けがなされて、送信時間間隔Dtがより短くされたり、連続経過時間tがより短くされるようになっている。
【0049】
また、上記制御装置26の中央処理装置29の制御により、上記空気圧Pの状態は上記設定空気圧P1,P2,P3のいずれの段階に達しているか、タイヤ18の温度状態はどのようなものか、第2電源43の残留容量状態はいずれに達しているかのうち、少なくともいずれかによって、駆動手段15の出力制御、停止や、警報の少なくともいずれかが行われる。
【0050】
図6において、上記受信表示機46の表示部63には受信ランプ73が設けられ、表示スイッチ47のオン後に送信機44から送信された検出信号が上記受信表示機46に受信されているとき、上記受信ランプ73が点灯されるようになっている。
【0051】
上記受信表示機46の表示部63には、タイヤ18のアイコン(断面図形)が設定され、上記送信機44から送信された検出信号に基づき、上記タイヤ18の空気圧Pが、上記適正空気圧P0、設定空気圧P1,P2,P3のいずれにほぼ達しているかが、上記タイヤ18のアイコン中に目視可能なように表示される。図例は、上記空気圧Pが設定空気圧P3であることを示している。また、上記前、後車輪4,7の各タイヤ18の空気圧Pが数値(kPa)として表示される。この場合、空気圧PがP3以下なら上記アイコンと数値とが点滅表示される。
【0052】
上記受信表示機46の表示部63にはセットボタン74とセレクトボタン75とが設けられており、セレクトボタン75への操作により、タイヤメーカーの推奨使用温度下限値と、温度上限値とがセット番号を選ぶことで設定可能とされており、また、セットボタン74への操作により、上記以外の数値を設定可能としてある。
【0053】
また、上記受信表示機46の表示部63には、タイヤ18の低温状態における所定未満である過冷却状態が「COLD」青灯により表示される。冷えたタイヤ18は温まったものより走行路面11との摩擦係数が低いため、上記タイヤ18が所定の高温に達するまで、上記表示が維持される。また、上記タイヤ18の温度上限値以上の高温状態における負の所定未満である過高温状態では「HOT!」赤灯により表示される。パンク時やブレーキの引きずりやかけ過ぎのときは、発熱が大きく、空気圧Pの警報と同時に上記表示が行われる。
【0054】
また、上記受信表示機46の表示部63では、第2電源43の残留容量の状態がFULLで表示される他、所定未満である不足状態が段階的に1/2、1/4、0で表示される。
【0055】
上記セットボタン74とセレクトボタン75の一方、もしくは両者を長押しすれば、上記表示スイッチ47がオフ可能とされている。
【0056】
上記タイヤ18の状態を意図的に変更することにより、上記送信機44から受信表示機46に検出信号を送信可能とするための送信モード▲1▼〜▲3▼の内容が可変とされている。
【0057】
例えば、通常使用することのない圧力や温度をタイヤ18に一定時間与えることによって、上記送信モード▲1▼〜▲3▼の内容を変更させるものであり、より具体的には、標準空気圧が200kPaとすると、300,325,350,375kPaというような値で、空気圧Pを3分間保持することにより、上記送信モード▲1▼〜▲3▼の内容である変更間隔値ΔDtや連続経過時間tの設定値(ΔDt1〜3、t1〜3)が長短変更可能とされる。また、仕向け地の気候に合わせるよう上記タイヤ18の設定空気圧(P1〜3)、設定温度、第2電源43の設定残留容量が変更可能とされる。
【0058】
図8において、上記連通孔23eを通し、上記第2電源43に対し充電可能とされている。即ち、上記締結具23の連通孔23eから上記空気供給弁24を取り外した状態で、上記ボルト23bに着脱自在に螺合により取り付けられる非通電性のキャップ77と、このキャップ77から突出し上記連通孔23eを通して上記+側端子57に接続可能な端子78と、上記キャップ77に取り付けられ上記ボルト23bを通して上記−側端子に接続可能な他の端子79と、これら両端子78,79をカップリング80を介し離脱可能に接続させる充電機81とが設けられている。
【0059】
そして、上記充電機81から上記各端子78,79を通し上記第2電源43に電力が供給されて充電可能とされている。この充電が完了すれば、上記カップリング80を離脱させ、かつ、キャップ77を緩め、このキャップ77と共に、上記各端子78,79を上記締結具23から離反させればよく、その後、上記連通孔23eに上記空気供給弁24を取り付ければよい。
【0060】
なお、以上は図示の例によるが、駆動手段15は電動機であってもよい。また、上記受信表示機46の表示部63はブザー警報など聴覚的に表示するものであってもよい。また、上記表示スイッチ47は手動によりオン、オフ操作できるものであってもよい。また、上記受信アンテナ45を単一のみ設け、前後方向で上記前、後車輪4,7のほぼ中央に配置してもよい。
【0061】
上記構成によれば、第1電源25から上記受信表示機46への電力の入力をオン、オフ可能とする表示スイッチ47を備えている。
【0062】
このため、車両1を走行させようとするとき、上記メインスイッチ27をオンする以前に、上記表示スイッチ47を自動、もしくは手動によりオンしてやれば、上記送信機44から送信されて受信表示機46に表示されるタイヤ18の状態をより早く知ることができる。
【0063】
よって、上記タイヤ18の状態を知らないままに車両1を走行させるということが防止されて、この走行の当初においても、乗り心地の低下など走行上の支障が発生することは防止される。
【0064】
また、上記した走行の当初に、支障の発生を防止することは、上記表示スイッチ47を設けるという簡単な構成によって達成されると共に、単に表示スイッチ47をオンさせる、という簡単な作業(自動によりオン作業が無用である場合を含む)によって達成される。
【0065】
また、前記したように、メインスイッチ27がオフされた状態で、車両1のいずれかの部位が操作されたとき、この操作を検出した検出手段66の検出信号に基づき、上記表示スイッチ47がオンするようにしてある。
【0066】
このため、上記表示スイッチ47をオンさせるための作業は、車両1を操作するという何らかの作業によって兼用されるのであり、その分、上記表示スイッチ47をオンさせる作業はより簡単になる。
【0067】
また、前記したように、受信表示機46による表示から所定時間経過以内で上記駆動手段15が始動されないとき、上記第1電源25から上記受信表示機46への電力の入力をオフさせるようにしてある。
【0068】
このため、上記受信表示機46による無駄な電力消費が防止され、第1電源25にとって有益である。
【0069】
また、前記したように、受信表示機46による表示がなされていないとき、もしくは、上記タイヤ18の空気圧が所定値以下のとき、上記駆動手段15の始動を阻止させるようにしてある。
【0070】
このため、上記車両1を走行させようとして、上記メインスイッチ27の錠33にキー34を差し込み、このキー34をキー操作して駆動手段15を始動させようとするとき、これに先立って、受信表示機46による表示が強制的に行われる。
【0071】
また、上記したように、駆動手段15を始動させようとするとき、これに先立って、タイヤ18の空気圧Pを適正空気圧P0など、所定の値にさせることが強制される。
【0072】
よって、上記タイヤ18の状態を知らないままに車両1を走行させるということが防止されて、この走行の当初においても、乗り心地の低下など走行上の支障が発生することは防止される。
【0073】
また、前記したように、メインスイッチ27がオフされた状態で、上記イモビライザー39を操作したとき、この操作に基づき、上記表示スイッチ47がオンするようにしてある。
【0074】
このため、上記車両1が盗難検出センサー37、警告手段38、およびイモビライザー39とを備える車両盗難防止装置36を有している場合に、この車両盗難防止装置36のイモビライザー39への操作が上記表示スイッチ47をオンさせるための操作に兼用されたのであり、しかも、上記車両盗難防止装置36のイモビライザー39への操作は、車両1の走行前に必須のことであり、よって、その分、走行の当初に、支障の発生を防止するということは、より簡単な作業によって、より確実に達成される。
【0075】
また、前記したように、第1電源25からの電力を入力して駆動可能とされる走行用駆動手段15と、車輪4,7内に装着される第2電源43と、上記車輪4,7内に装着され上記第2電源43からの電力を入力して上記車輪4,7のタイヤ18の状態を検出しその検出信号を所定の各種送信モード▲1▼〜▲3▼に応じて、かつ、所定の送信時間間隔Dtで送信可能とする送信機44と、上記第1電源25からの電力を入力すると共に上記検出信号を受信して上記タイヤ18の状態を表示する受信表示機46とを備えた車両において、
【0076】
上記検出信号に基づく上記タイヤ18の状態が所定未満の状態である場合、上記送信時間間隔Dtをより短くするようにしてある。
【0077】
このため、上記タイヤ18の状態が悪い程、より頻繁にこのタイヤ18の状態が送信機44から受信表示機46に送信されて表示されることとなり、よって、より迅速な注意喚起が可能とされ、その分、車両1の走行の当初においても、乗り心地の低下など走行上の支障が発生することは防止される。
【0078】
また、前記したように、上記タイヤ18の所定未満の状態が、所定の連続経過時間t以上に連続した場合、上記送信時間間隔Dtをより短くするようにし、かつ、上記タイヤ18の状態が、より所定未満の状態である程、上記連続経過時間tをより短くするようにしてある。
【0079】
このため、上記タイヤ18の状態が悪い程、このタイヤ18の状態について、より新しいデータが送信機44から受信表示機46に送信されて表示されることとなり、よって、上記タイヤ18に対し、改善のためのより正確な対応処置をとることができる。
【0080】
また、前記したように、タイヤ18の状態を意図的に変更することにより、上記送信モードの内容を可変としてある。
【0081】
このため、上記車輪4,7内から送信機44を取り出すことなく、上記送信モード▲1▼〜▲3▼の変更ができ、その分、上記タイヤの状態検出装置42の取り扱い作業が容易にでき、つまり、走行当初においても支障が生じないようにすることが、簡単な作業によって達成される。
【0082】
また、前記したように、車輪4,7の内外を連通させると共に開閉自在とされる連通孔23eを設け、この連通孔23eを通し上記第2電源43に対し充電可能としてある。
【0083】
このため、上記車輪4,7内から第2電源43を取り出すことなく、この第2電源43への充電が容易にでき、その分、この第2電源43の電力使用の制限が少なくされ、よって、上記第2電源43の電力を用いた上記送信機44による送信時間間隔Dtを短くできる。
【0084】
また、前記したように、連通孔23eを通し上記車輪4,7内に加圧空気を供給可能にしてある。
【0085】
このため、上記第2電源43への充電が、タイヤ18への加圧空気の供給用の連通孔23eを利用するという簡単な構成により達成されて、有益である。
【0086】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0087】
請求項1の発明は、第1電源からの電力を入力して駆動可能とされる走行用駆動手段と、車輪内に装着される第2電源と、上記車輪内に装着され上記第2電源からの電力を入力して上記車輪のタイヤの状態を検出しその検出信号を所定の各種送信モードに応じて、かつ、所定の送信時間間隔で送信可能とする送信機と、上記第1電源からの電力を入力すると共に上記検出信号を受信して上記タイヤの状態を表示する受信表示機とを備えた車両において、
【0088】
上記検出信号に基づく上記タイヤの状態が所定未満の状態である場合、上記送信時間間隔をより短くするようにしてある。
【0089】
このため、上記タイヤの状態が悪い程、より頻繁にこのタイヤの状態が送信機から受信表示機に送信されて表示されることとなり、よって、より迅速な注意喚起が可能とされ、その分、車両の走行の当初においても、乗り心地の低下など走行上の支障が発生することは防止される。
【0090】
また、上記タイヤの所定未満の状態が、所定の連続経過時間以上に連続した場合、上記送信時間間隔をより短くするようにし、かつ、上記タイヤの状態が、より所定未満の状態である程、上記連続経過時間をより短くするようにしてある。
【0091】
このため、上記タイヤの状態が悪い程、このタイヤの状態について、より新しいデータが送信機から受信表示機に送信されて表示されることとなり、よって、上記タイヤに対し、改善のためのより正確な対応処置をとることができ、上記請求項1の発明の効果が助長される。
【0092】
請求項の発明は、上記タイヤの状態を意図的に変更することにより、上記送信モードの内容を可変としてある。
【0093】
このため、上記車輪内から送信機を取り出すことなく、上記送信モードの変更ができ、その分、上記タイヤの状態検出装置の取り扱い作業が容易にでき、つまり、走行当初においても支障が生じないようにすることが、簡単な作業によって達成される。
【0094】
請求項の発明は、上記車輪の内外を連通させると共に開閉自在とされる連通孔を設け、この連通孔を通し上記第2電源に対し充電可能としてある。
【0095】
このため、上記車輪内から第2電源を取り出すことなく、この第2電源への充電が容易にでき、その分、この第2電源の電力使用の制限が少なくされ、よって、上記第2電源の電力を用いた上記送信機による送信時間間隔を短くできて、請求項1,2の発明の効果が更に助長される。
【0096】
請求項の発明は、上記連通孔を通し上記車輪内に加圧空気を供給可能にしてある。
【0097】
このため、上記第2電源への充電が、タイヤへの加圧空気の供給用の連通孔を利用するという簡単な構成により達成されて、有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の電気配線図である。
【図2】車両の側面簡略図である。
【図3】送信機の側面断面図である。
【図4】車輪の断面でみた送信機の正面図である。
【図5】図3の5‐5線矢視断面図である。
【図6】受信表示機の表示部の図である。
【図7】送信機の中央処理装置のフローチャート図である。
【図8】送信機についての作用説明図で、図3に相当する図である。
【符号の説明】
1 車両
2 車体
4 車輪
7 車輪
15 駆動手段
17 リム
18 タイヤ
23e 連通孔
25 第1電源
26 制御装置
27 メインスイッチ
36 車両盗難防止装置
37 盗難検出センサー
38 警告手段
39 イモビライザー
42 タイヤの状態検出装置
43 第2電源
44 送信機
46 受信表示機
47 表示スイッチ
51 空気圧検出部
52 温度検出部
53 残留容量検出部
54 送信部
66 検出手段
Dt 送信時間間隔
P 空気圧
t 連続経過時間
ΔDt 変更間隔値

Claims (4)

  1. 第1電源からの電力を入力して駆動可能とされる走行用駆動手段と、車輪内に装着される第2電源と、上記車輪内に装着され上記第2電源からの電力を入力して上記車輪のタイヤの状態を検出しその検出信号を所定の各種送信モードに応じて、かつ、所定の送信時間間隔で送信可能とする送信機と、上記第1電源からの電力を入力すると共に上記検出信号を受信して上記タイヤの状態を表示する受信表示機とを備えた車両において、
    上記検出信号に基づく上記タイヤの状態が所定未満の状態である場合、上記送信時間間隔をより短くするようにし
    記タイヤの所定未満の状態が、所定の連続経過時間以上に連続した場合、上記送信時間間隔をより短くするようにし、かつ、上記タイヤの状態が、より所定未満の状態である程、上記連続経過時間をより短くするようにした車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置。
  2. 上記タイヤの状態を意図的に変更することにより、上記送信モードの内容を可変とした請求項1に記載の車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置。
  3. 上記車輪の内外を連通させると共に開閉自在とされる連通孔を設け、この連通孔を通し上記第2電源に対し充電可能とした請求項1、もしくは2に記載の車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置。
  4. 上記連通孔を通し上記車輪内に加圧空気を供給可能にした請求項3に記載の車両におけるタイヤの空気圧等状態検出装置。
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