JPH10114207A - タイヤの空気抜け検出器 - Google Patents

タイヤの空気抜け検出器

Info

Publication number
JPH10114207A
JPH10114207A JP9236407A JP23640797A JPH10114207A JP H10114207 A JPH10114207 A JP H10114207A JP 9236407 A JP9236407 A JP 9236407A JP 23640797 A JP23640797 A JP 23640797A JP H10114207 A JPH10114207 A JP H10114207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
wheel
receiver
signal
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9236407A
Other languages
English (en)
Inventor
Kevin Patrick Austin Pearman
パトリック オースティン パーマン ケビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pearman Kevin P A
Original Assignee
Pearman Kevin P A
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/910,487 external-priority patent/US6046672A/en
Application filed by Pearman Kevin P A filed Critical Pearman Kevin P A
Publication of JPH10114207A publication Critical patent/JPH10114207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/041Means for supplying power to the signal- transmitting means on the wheel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤが膨張不足であったり空気抜けである
といったタイヤの状態を表示する装置を提供すること 【解決手段】 タイヤの空気抜け表示装置は、ホイール
16、即ちホイールの車軸の周りを回転可能な車両のホ
イール16に取り付けられたタイヤの圧力を検出する検
出器72を備えている。この表示装置は、この検出器7
2が前記状態を検出したとき、信号を発生する信号発生
器と、上述したように、信号を発生する信号発生器に電
力を供給する電力供給手段とを備えている。この電力供
給手段は、発電機の軸線の周りにて相対的に回転可能で
ある第一及び第二の部分を含む発電機を備えている。こ
の第一の部分は前記ホイール16と共に回転し得るよう
にこのホイール16に接続されている。この発電機の第
二の部分は、略静止しているように装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの空気抜け
検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、特に荷を積んだトラックに取り付
けられたタイヤが膨張不足か、パンクしたときは重大な
問題を引き起こす。特に、膨張不足かパンクしたタイヤ
で荷を積んだトラックが走行するときは、多量の熱が蓄
積してタイヤの外形が変形し、この膨張不足かパンクし
たタイヤは完全に破壊される。即ち、トレッドのみなら
ず、サイドウォール及びカーカスが破れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】並べて取り付けた形態
のとき「パンク」が生じると、完全な方のタイヤは、そ
の両方のタイヤ分の荷重を支持し、その完全な方のタイ
ヤを過度に疲労させる。もしこの状態が継続するなら
ば、これら二つのタイヤは、膨張してかつ互いに擦り合
って双方のタイヤ内にきわめて多量の熱を蓄積させ、双
方のタイヤとも破れることになる。これは当然にその車
両の運転を中断させることになり不経済である。さらに
このタイヤによって、タイヤの大きなかたまり(しばし
ばトレッド取替えタイヤのトレッド)が、車が走行して
くる路上に放り出されたり、その路上に転がって、その
道路の車両を損傷させるおそれがある。このようなタイ
ヤのかたまりの放り出しは、またブレーキ系統を損傷さ
せてブレーキ故障を引き起こす可能性がある。
【0004】タイヤ、特にトラック及びローリーに使用
されるタイヤは極めて高価なものであり、したがってタ
イヤの損傷は重大な経済上の影響をもつ。さらに一又は
それ以上のタイヤの空気が抜けた場合、そのローリーの
抵抗が多くなり、その結果、燃料の消費が増してトラッ
ク、またはローリーの運転コストも増大する。
【0005】多数車輪型の車両に関する大きい問題点
は、一またはそれ以上のタイヤにパンクか膨張不足状態
があるとき、通常、ドライバがこの問題を知るのがあま
りにも遅れることである。
【0006】車両のドライバに対して、一またはそれ以
上のタイヤが膨張不足であることを警告する多数の空気
抜け検出器が提案されてきた。このような装置のほとん
どは、圧力が低下したときに信号を発生するバッテリを
備え、タイヤの膨張弁内に組み込まれた検出器を含むも
のである。この装置の典型的なものは、英国特許第2,
267,179−A号、英国特許第1,294,967
号及び欧州特許第0,351,997−A2号に記載さ
れ、また図示されたものである。
【0007】これらの装置は、最初に取り付けたときは
満足するように機能するが、バッテリを使い切っために
その装置が作動しないことを通常、ドライバが知り得な
いという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの形態によ
れば、ホイールに取り付けられたタイヤ、又は、車軸の
周りを回転可能である車両のホイールの状態を検出し、
好ましくは、タイヤの圧力を検出する検出器と、その検
出器が前記状態を検出したとき、信号を発生する信号発
生器と、前記信号を発生させるように前記信号発生器に
電力を提供する電力供給手段とを備え、この電力供給手
段が、発電機の軸線の周りにて相対的に回転可能である
第一の部分及び第二の部分を有する発電機を備えてお
り、この第一の部分は前記ホイールにより回転されるよ
うにこのホイールに接続された、タイヤの状態の表示装
置が提供される。
【0009】第一の部分は、ホイールと共に回転可能の
であり、ホイールの軸線及び発電機の軸線が一致してい
ることが好ましい。第二の部分は、ホイールが回転して
いるとき静止またはほぼ静止しているように配置された
部材に取り付けることが都合よく、好ましくはホイール
が回転するとき、第二の部分を静止状態に保持する傾向
があるオフセット錘に取り付けることによるのが好まし
い。このオフセット錘は、第二の部分に、また取り付け
られたクロス板及び好ましくは略半円筒状部品である質
量部材とからなり、その略半円筒状部品の端部は、発電
機の軸線と偏心状態でクロス板により担持されるよう
に、クロス板の両端と接続している。
【0010】この第二の部分は、好ましくは電磁石のコ
ア内に配置された永久磁石を備え、この電磁石コアは、
第一の部品を備え、信号発生器に電力を提供し得るよう
に、この信号発生器に接続された、コア上の巻線があ
る。この永久磁石は、発電機の軸線に対して平行な北南
極軸線内に配置されることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、一例
として、本発明の実施の形態を説明する。図1から図8
を参照すると、本発明の空気抜け検出器ユニット10が
図示されている。このユニット10は、ローリー又はト
ラック14のハブ12に使用することを目的とするもの
である。このハブ12は、それぞれタイヤ18(チュー
ブレスタイヤ又はチューブを有するタイヤとすることが
できる)を担持する2つのホイール16(図6参照)を
保持し、かつ上部にユニット10を担持する軸端部ハウ
ジング20を備えている。弁のコアを押してこのコアを
開放した状態に保持する接続部22が各タイヤの弁に形
成されている。この接続部22は、可撓性の中空管24
を備えており、この中空管はホイール16の換気開口部
26を貫通し(図7参照)、それぞれ2つの「T」字形
部片28に接続され、この「T」字形部片28は、以下
に説明するユニット10に接続されている。
【0012】検出器ユニットは円筒状本体30を備え、
この円筒状本体の内端は接続部/閉鎖板34の円筒状縁
部32に取り付けられ、この接続部/閉鎖板は軸の端部
ハウジング20に、かつ一対の板36にねじ止めされて
いる。この一対の板はクロス状に配置されており、その
2つは「T」字形片28を所定位置に保持するクランプ
38が、その両端に設けられている。本体30の外端は
端部閉鎖部40により閉じられており、この端部閉鎖部
は、その内面にプリント回路板(PCB)42を保持し
ている(図9A及び図9B参照)。
【0013】本体30は、盛り上がった中央部分48に
形成された凹所内に電気モータ46のステータ44を支
持する。このステータ44は、クロス部材52により接
合された2つのアーム50を有する電磁石を備えてい
る。このモータ46のロータは、中央部分48の端部に
固着されたキャリアディスク56内に軸止されたプラス
チック製軸54により形成されている。この軸は、その
端部に形成された長手方向スロットを有し、このスロッ
トの両側部を超えて突出し、軸の一端に一方の極を有
し、スロットの内方部分に他方の極を有する永久磁石5
8を支持している。この軸54は、キャリアディスク5
6を貫通して突出し、偏心錘60に接続されている。こ
の錘60は、その両端で重い円筒状の質量体64に固着
されたクロス板62を備えており、この円筒状の質量体
は、中心で180°より僅かに大きい角度にて境界を設
定している。この質量体64は、中央部分48と本体3
0の外壁との間の環状スペース66内に突出しているの
で、本体と錘60との間には、相対的な回転関係ができ
る。このように、本体がホイールと共に回転すると、偏
芯錘60は静止状態に留まり、このためロータ軸54と
ステータ44とが相対的に回転し、モータは以下に説明
するように、使用される電気を発生させる。ホイールが
一回転する毎に二つの電気パルスが生じる。
【0014】PCB42は、一対の圧力変換器68と、
送信機(全体として符号70にて図示)と、PCB42
に装着された可撓性板74上に支持されたハンマー72
の形状の振動検出器とを支持している。
【0015】電子式温度センサが軸受けの防塵キャップ
(図示せず)を保持するボルトの一つに固着されてい
る。この振動検出器は、タイヤのトレッド面がケーシン
グから分離するのを検出する作用を果たす。この温度セ
ンサは、ブレーキの焼き付き又はホイールの軸受の不良
のいずれかに起因する異常な温度上昇を検出するために
設けられる。
【0016】変換器68、振動検出器72及び温度セン
サは、公知の方法にて送信機70に接続されている。遅
動機構が振動検出器又は送信機の電子機器内に組み込ま
れて、路面の凹凸及び出っ張り部分により不要な測定が
されるのを防止する。
【0017】送信機70のICチップは、所定の時間
後、好ましくは2分間隔毎に送信機の出力を増幅する
「スリープ・タイマー」を内蔵している。さらに、大き
く圧縮された信号を出力増幅後の所定時間後に送信する
タイマーを内蔵している。この時間は、ホイール毎に異
なり、ことため一つの送信機からの信号が別の送信機か
らの信号を妨害する可能性は完全に解消されないまで
も、最小となる。この時間は出力増幅後20秒に各No
のタイヤに対して1秒を加えた時間であることが好適で
ある。即ち、No.17タイヤで制御される送信機は、
37秒後、即ち、20秒プラス17秒後にその信号を送
る。各送信機は、2つのホイールによって制御されるた
め、その送信機は、(その2つのホイールは通常、連続
番号を有するから、通常、1秒の間隔を置いて)2つの
信号を送る。
【0018】このチップは、常時、圧力変換器、振動検
出器、及び温度センサから情報を受信する。この情報
は、上述した送信中にそれに関して信号が送られるホイ
ールを識別するコードと共に、その送信機により送られ
る。
【0019】送信機70用のアンテナは、PCB42の
外周の周りを伸長するプリント材料ストリップ71によ
り形成される。上述したように、パイプ22が、その一
方のアーム76に取り付けられた「T」字形辺8に接続
されている。この整合したアーム78は、別のパイプ8
0に接続され、このパイプは、ユニットの本体の壁を貫
通し、かつ変換器68の一方に接続されている。この
「T」字形辺の脚部82は、弁体84に接続され、この
弁体は、シュレダー(Schrader)弁を有し、そ
の弁が接続されるタイヤをこの弁体を通じて膨張させる
ことができる。
【0020】また、この弁体の中央部分48は、一対の
円筒状穴85を有しており、この円筒状穴の各々内に
は、車両が停止ているとき、PCB42を駆動するニッ
ケル・カドミウムバッテリ86の積層体が受け入れられ
ている。これらの積層体は、車両の走行中に、電気モー
タ46によって再充電され得るように接続されている。
【0021】各ホイールハブに取り付けられた送信機7
0は、ローリー14のキャビン90内に配置された受信
機88に信号を送る(図8参照)。これらの信号は、そ
れに関する信号が送られるタイヤを識別する。この受信
機は、タイヤの状態に関する測定値を提供するデジタル
ディスプレイ92と、このディスプレイ92によってそ
の状態が表示される特定のタイヤを識別する第二のディ
スプレイ94とを備えている。さらに、ブザーであるこ
とが好ましい可聴の警報インジケータ96が設けられて
いる。
【0022】この受信機は、その電子機器内に設置され
たリアルタイムクロックを内蔵しており、全ての不良は
正確な時間にて記憶され、それに日付が付される。この
受信機は、各車軸の位置に対する別個の不良に関する4
つの情報、即ち、2つの圧力信号(各タイヤについて1
つずつ)、1つの温度信号及び1つの振動信号を受信す
る。
【0023】また、この受信機は、ローリー14が走行
する前に「セット」することができるフィルタも備えて
おり、このためローリーに取り付けた特定のタイヤのみ
に関する信号が記憶装置内に記憶され、かつディスプレ
イ92上に表示される。この「セッティング」は「学習
する」過程である。この過程は、車両が始動したときに
行われ、最初の20分間(通常、車両が走行を開始する
前の10分等を含み、その間に、エンジンは暖機するこ
とができる)続けられる。車両が他の車両に近接して駐
車場にあるとき、この時間中に多数の信号を受信するこ
とができる。次に、フィルタは、さらに20分間「確
認」サイクルに進み、その間にフィルタは、第一の位相
の間に受信した信号を記憶する。この第三のサイクル
中、受信機はレジスタを消去し、第一の2つの位相の間
に受信した信号を比較し、次に、その両位相の間に現れ
た信号のみをロックする。その確認サイクル(第二のサ
イクル)の前後にて送られる全ての他の信号は、無視さ
れるか、又は「不良」信号として保持される。このよう
に、このローリー14と同一方向に、又はその反対方向
に走行するその他のローリーからの外部信号は、その
後、そのローリー内の受信機が出す信号に影響を与える
ことはない。
【0024】3つの押釦98.1、98.2、98.3
は、ドライバが前後に動いて、点検され、かつその特徴
が報告される特定のタイヤを選択することを可能にす
る。更に、この受信機は、車両のガレージにて主制御コ
ンピュータ内にダウンロードすることのできるカウンタ
及び記憶装置を含むコンピュータチップを内蔵する。こ
うした釦の1つは、「リセット」釦である。その釦を押
すと、作動し始めるときのタイヤの圧力値が上昇し、好
ましくは0.5バールから、9.5バールであることが
好都合な最高値に達し、その後、その圧力は、5.5バ
ールであることが好都合である不作動設定値に戻る。別
の釦98.2は、その設定値の現在の値を表示するた
め、その回路を作動させる。
【0025】この装置は次のように作動する。タイヤ内
の圧力が、例えば、0.5バールの圧力単位だけ予め設
定した初期の圧力以下に低下すると、可聴の警報インジ
ケータ96が警報音を発生する。これと同時に、ディス
プレイ94は、そのタイヤを識別し、ディスプレイ92
がそのタイヤ内の圧力を表示する。この作動は、単位圧
力が低下する毎に、繰り返される。1つ以上のタイヤの
圧力が上述したように低下すると、受信機は、単位圧力
が低下するときに、1つのタイヤの表示値から別のタイ
ヤの表示値にジャンプする。
【0026】これで、何れかのタイヤの空気が抜けたな
らば、ローリー14のドライバに警告される。ドライバ
は、タイヤの単位圧力の低下間における時間間隔(即
ち、ドライバが各タイヤに関する信号を受信する速
度)、及びその空気抜けの程度から、その空気抜けした
タイヤを交換するために直ちに停止しなければならない
か、又はタイヤを膨張させることのできる次の場所まで
運転を続けることができるか、また、何れにしてもその
運転速度などを変更しなければならない程度を知ること
になる。さらに、特定のタイヤが識別され、このため、
ローリーが停止したとき、ドライバは、このシステムに
よって不良として識別されたタイヤを直ちに点検するこ
とが可能となる。実際に、ドライバは、走行を開始する
前に、タイヤの状態を点検し、このため、ドライバは、
タイヤがその時点で正確に膨張していることを確実にす
ることができる。
【0027】これと同一の方法にて、各車軸位置におけ
る振動及び温度状態に関してドライバに知らせる信号を
ドライバは受信する。便宜な位置、例えば、タイヤのヘ
ッド領域にて、リチウム・バッテリ(図示せず)を内蔵
するマイクロ送信機98が各タイヤ18に取り付けられ
ている。作動されたとき(以下に説明するように)、そ
のマイクロ信号機98を保持するタイヤに対して独自の
コード信号を短い距離に亙って送信するように、このマ
イクロ送信機98が配置されている。PCB42上に
は、受信機(以下、「コード受信機」と称する)(図示
せず)が設けられている。
【0028】タイヤ内にマイクロ送信機98が設けられ
ているため、運転、及びタイヤの性能を点検することが
できる。励起板100がガレージのゲートに配置され
て、磁気スイッチを作動させる。各タイヤがこの板10
0の上を通過するとき、磁界がマイクロプロセッサ98
を励起させ、このプロセッサはコード信号を発生させ
る。このコード信号は、コード受信機及びゲートの受信
機102の双方に受信され、このゲートの受信機は、こ
の情報をガレージの主コンピュータ104に送信する。
このように、各タイヤがガレージから離れるとき、各タ
イヤが追跡される。また、この板100は、ローリーが
ガレージに戻るとき、マイクロプロセッサ98を作動さ
せ、また、送信機70を作動させて、タイヤが為した回
転数(即ち、受信したパルス数の1/2の数)を受信機
に送る。このように、主コンピュータは、タイヤが完了
した回転数、従って、タイヤが完走した走行距離(即
ち、総マイル数、又は総キロメータ数)に関する情報を
保持する。このことは、タイヤがトレッド交換をしなけ
ればならないとき、及び実際に、タイヤがその寿命につ
いて十分な回転数(即ち、受信したパルス数の1/2の
数)を受信機に送る。このように、主コンピュータは、
タイヤが走り終えた回転数、従ってタイヤが完走した走
行距離(即ち、総マイル数、又は総キロメータ数)に関
する情報を保持する。このことはタイヤがトレッド交換
をしなければならないとき、及び実際に、タイヤがその
寿命である十分な回転数を完走したとき(トレッド交換
されることが多い)を、トラックの運転手が知ることが
できる。これら2つのファクタは、運転手がそのタイヤ
及びその性能に関するその他の情報を知りうるように、
ガレージで検査することにより検出される。各タイヤの
キロメータ当たりのコスト等、運転者はより重要な情報
を知ることができるだろう。
【0029】さらに、ローリーがガレージに戻るとき、
そのときまでの回転数を制御することが可能である。即
ち、総キロメータ数に関する正確な情報が主コンピュー
タに供給される。したがってローリーが設定ルートを走
行しなかったならば、そのことは運転手に明らかにな
る。
【0030】図12に示すように、変更例による装置
は、マイクロプロセッサ98に代えて、タイヤ114の
トレッド112の材料中に受動型応答機110を挿入し
てこれを内蔵する。板100の上を通過するとき、ホイ
ールの頂部にあるときであっても、板100が応答機を
作動させる十分な磁束を供給可能な場合に、応答機を使
用することができる。
【0031】上述した装置において、受信機に記憶され
た情報は、多数の方法で呼び出すことができる。各走行
の終了時に、受信機88「ラップトップ」型コンピュー
タによってこの情報を受信機からダウンロードすること
ができる。これと代替的に、主コンピュータ104への
無線信号によってデータを自動的にダウンロードさせる
こともできる。その場合、その車両が帰るガレージの入
口にある板100(又はその他の任意の装置)により励
起される磁気信号、又は無線信号によって受信機を作動
させる。勿論、データを受信機88から可視で入手し
て、主コンピュータ104に手動で送るようにしても良
い。
【0032】上述した運転上の有利な点に加えて、車両
の走行中、送信機72には常に電力が供給される。この
ため使い切ったバッテリが機能しなくなっても問題には
ならない。事実、検出器/送信機のいずれかが作動して
ないないことを表示するようにソフトウェアがアレンジ
されている。さらにメンテナンス及び交換のため、ユニ
ットの各種の部品に容易に触れられることが理解されよ
う。さらにタイヤのインフレータのソケットを取り付け
る位置は極めて便利であり、従来のタイヤ、特に内側の
タイヤにとって遥かに便利であることが理解されよう。
【0033】本発明は上述し、かつ図面に示した正確な
構造上の詳細にのみ限定されるものではない。このユニ
ットは、1つ以上のタイヤを有するローリーの各ハブに
使用することができ、実際に、従来の自動車について有
利に使用することができる。可聴の警報信号は、警笛、
サイレン、又はホイッスルとすることができる。
【0034】車両がタコグラフを内蔵しているならば、
受信機をそのタコグラフに接続することもできる。不良
が生じたとき、パルスがそのタコグラフに送られ、この
タコグラフは、その不良の正確な時間及び日付、また速
度等のような、そのタコグラフが提供するその他の全て
の情報を基にして二重の基準点による管理をする。
【0035】ユニット内の別個の受信機に、又はキャブ
内の主受信機ボックスにコード受信機を設けることがで
きる。主制御装置、送信機、受信機、圧力センサ及び送
信機の温度センサに関する電気回路図が図11A、図1
1B、図11C、図11D、図Eに図示されている。そ
の作用に関する以下の説明を読めば、これらの回路の説
明は自ずと明らかになる。
【0036】送信機 トラックが動き始めると、発電機46が回路を作動させ
る。作動すればバッテリ積層体86がスイッチオンされ
て回路に電力を送る。これは、発電機の電圧が5ボルト
を超えるまで続く。調節装置が電圧のさらなる増大を防
止する。この時点で、発電機46は、バッテリ積層体8
6を再充電することに加えて、その回路に完全な電力を
供給する。その後、このバッテリ清掃体86は、送信中
にのみ使用される。即ち、コントローラ136のプログ
ラム可能集積回路(PIC)は、上述したスリープ・タ
イマーにより作動されて信号を送信する時に使用され
る。発電機46により供給された電圧は、整流器ブリッ
ジ122により整流される。この発電機が電力を供給す
る時点で、Pチャンネル電界効果トランジスタ(FE
T)123がスイッチオンされ、バッテリ積層体86を
回路に接続する。これと同時にNチャンネルFET12
4がその回路を完成する。発電機の電圧が4 .6ボル
トを超えると、電圧低減回路125が作動してPチャン
ネルFET123をスイッチオフにし、これによりバッ
テリは回路から離れて、バッテリ積層体が再充電モール
ドとなる。このバッテリは送信中においてのみ使用され
る。
【0037】タイヤの圧力は、圧力変換器68により検
出される(図9及び図11d参照)。この情報はAD
(アナログデジタル)変換器126に送信され、そこで
さらに処理され、また記憶される。温度はセンサ120
を介して読みとられ(図11e参照)、これもまた、A
D変換器126に送信される。振動は、センサ74にて
検出され、プロセッサ(136)のポートに伝達され
る。
【0038】プロセッサ136は、上記の情報を記憶
し、独自のタイミングシーケンスに入る。このタイミン
グシーケンスは、上述したように重複又は干渉を生ぜず
に確実に送信し得るように計算される。このタイミング
シーケンスの終了時に、このタイミングシーケンスから
記憶された情報は周波数ロック送信機70に送信され
る。
【0039】受信機 各受信機からのデータは、受信機88により呼び出され
(図11c参照)、その受信機に対するプログラム可能
集積回路(PIC)又はプロセッサ129に送信され
る。
【0040】このデータはプロセッサ129内に記憶さ
れる。不良状態が生じたならば、このプロセッサはリア
ルタイムクロック130を読み取り、その時点で、その
不良が生じた時間及び日付を割り当てる。次に、その時
間及び日付を加えた不良状態を外部のEE PROM1
31に記憶させる。このことは、出力低下中、その不良
データが失われないことを確実にする。この不良データ
は、上述したように、RS232、132を介してPC
にアップロードすることができる。
【0041】プロセッサ129内に記憶されるこのデー
タは可視ディスプレイ92、94に送られる(図8及び
図11a参照)。二重ディスプレイ94は、タイヤの番
号を表示する。二重ディスプレイ92は、モードスイッ
チ98.1により選択され、発光ダイオード134.
1、134.2を介して表示される圧力又は温度の何れ
かの値を表示する。振動不良は発光ダイオード134.
3に表示される。トラックの特定のホイールの方向(即
ち、ホイールが取り付けられる車両の側部)は発光ダイ
オード133.1(右側)、133.2(左側)により
表示される。関連情報と共に、各種のタイヤの番号がタ
イヤ番号スイッチ98.3を介してディスプレイにダウ
ンロードされる。このモードスイッチ98.1は、関連
情報を分類する。この情報は、ディスプレイがクリアー
する1分間に表示される。
【0042】警報ブザー96をリセットし、また、警報
装置が作動する所望の圧力程度を設定するため、リセッ
トスイッチ98.2が使用される。バッテリ積層体は省
略可能であるが、回路に滑らかな電圧を提供し、また、
ホイールが極めてゆっくりと回転しているときであって
も回路を作動させる働きをするため、実際には、このバ
ッテリ積層体を使用することが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニットの斜視図である。
【図2】図1のユニットの縦断面図である。
【図3】一部切欠いたユニットの詳細な斜視図である。
【図4】図2の線4−4に沿った断面図である。
【図5】このユニットの分解図である。
【図6】ローリーの2つのホイールハブに取り付けられ
た所定の位置にあるこのユニットの斜視図である。
【図7】図6の矢印7の方向に見た図である。
【図8】受信機と接触している本発明のユニットを示す
概略図である。
【図9】図9Aは、このユニットの一部を形成するプリ
ント回路板の平面図である。図9Bは、このユニットの
一部を形成するプリント回路板の斜視図である。
【図10】本発明の制御装置を示す図である。
【図11】図11Aは、主制御装置の電気回路図であ
る。図11Bは、送信機の電気回路図である。図11C
は、受信機の電気回路図である。図11Dは、温度セン
サの電気回路図である。図11Eは、圧力センサ部の電
気回路図である。
【図12】受動型の応答機が挿入されたトレッドの断面
図である。
【符号の説明】
10 空気抜け検出器ユニット 12 ハブ 14 ローリー/トラック 16 ホイール 18 タイヤ 20 ハウジング 22 接続部 24 中空管 26 換気開口部 28 「T」字形片 30 円筒状本体 32 円筒状縁部 34 接続部/閉鎖板 36 板 38 クランプ 40 端部閉鎖部 42 プリント回路板/PCB 44 ステータ 46 モータ 48 中央部分 50 アーム 52 クロス部材 54 プラスチック製軸 56 キャリアディ
スク 58 永久磁石 60 偏心錘 62 クロス板 64 質量体 66 環状スペース 68 圧力変換器 70 送信機 71 プリント材料
ストリップ 72 振動検出器 74 可撓性の板 76、78 アーム 80 パイプ 82 「T」字形片の脚部 84 弁体 85 中央部分の円筒状穴 86 ニッケル・カ
ドミウムバッテリ 88 受信機 90 ローリーのキ
ャビン 92 デジタルディスプレイ 94 第二のディス
プレイ 96 警報インジケータ 98 マイクロプロ
セッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの状態の表示装置であって、ホイ
    ール、即ちホイールの車軸の周りを回転可能な車両のホ
    イールに取り付けられたタイヤの状態を検出する検出器
    と、この検出器が前記状態を検出したとき、信号を発生
    する信号発生器と、前記信号を発生させるように前記信
    号発生器に電力を供給する電力供給手段とを備え、この
    電力供給手段が、発電機の軸線の周りにて相対的に回転
    可能である第一の部分及び第二の部分を有する発電機を
    備えており、この第一の部分は前記ホイールにより回転
    されるように、このホイールに接続されているタイヤの
    状態の表示装置。
JP9236407A 1996-07-29 1997-07-29 タイヤの空気抜け検出器 Pending JPH10114207A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ZA96/6410 1996-07-29
ZA966410 1996-07-29
ZA973950 1997-05-08
ZA97/3950 1997-05-08
US08/910,487 US6046672A (en) 1996-07-29 1997-07-28 Tire deflation detector

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10114207A true JPH10114207A (ja) 1998-05-06

Family

ID=27420620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9236407A Pending JPH10114207A (ja) 1996-07-29 1997-07-29 タイヤの空気抜け検出器

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0832764A3 (ja)
JP (1) JPH10114207A (ja)
AU (1) AU3318297A (ja)
BR (1) BR9705628A (ja)
CA (1) CA2211657A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275264A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ回転数測定装置
KR20030018597A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 현대자동차주식회사 자동차의 타이어 공기압 경보장치
JP2006096122A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Denso Corp 通信システムおよび車輪側無線通信装置
KR100780536B1 (ko) 2007-03-16 2007-11-30 주식회사 일진글로벌 타이어 압력 감시 장치
CN113022222A (zh) * 2021-03-31 2021-06-25 黄河交通学院 一种汽车爆胎自稳定系统及其控制方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6742386B1 (en) * 2000-10-30 2004-06-01 International Truck Intellectual Property Company, Llc Wheel mounted power generator and wheel condition sensing apparatus
CN100425435C (zh) 2001-11-15 2008-10-15 共荣国际有限公司 用于密封和膨胀可充气物体的设备
JP4386773B2 (ja) * 2004-03-22 2009-12-16 横浜ゴム株式会社 タイヤ側装着電子装置
DE102007045109B4 (de) 2007-09-20 2017-10-05 Ab Skf Radüberwachungseinrichtung
CN112065736B (zh) * 2020-09-23 2021-04-23 佛山市顺德区新生源电器有限公司 一种适用于充气拱桥的可防风及抽气的鼓风机装置
JP7398477B2 (ja) * 2021-03-26 2023-12-14 太平洋工業株式会社 給電装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4075603A (en) * 1976-10-04 1978-02-21 Gould Inc. Apparatus and method for indicating condition of a rotating body
US4229728A (en) * 1978-12-20 1980-10-21 Eaton Corporation Tire pressure monitor
US4536668A (en) * 1982-09-13 1985-08-20 Boyer Robert E Vehicle mountable electrical generating system
EP0235237A1 (en) * 1985-09-03 1987-09-09 ANTONELLO, Luis Maria Electric power generator for supplying an electronic circuit
WO1990000119A2 (en) * 1988-06-30 1990-01-11 Liquid Levers Limited Safety device for tyres
IT1257327B (it) * 1992-04-02 1996-01-15 Nardino Righi Dispositivo segnalatore, in particolare dello stato di pressione di unpneumatico.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275264A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ回転数測定装置
KR20030018597A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 현대자동차주식회사 자동차의 타이어 공기압 경보장치
JP2006096122A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Denso Corp 通信システムおよび車輪側無線通信装置
KR100780536B1 (ko) 2007-03-16 2007-11-30 주식회사 일진글로벌 타이어 압력 감시 장치
WO2008114970A1 (en) * 2007-03-16 2008-09-25 Il Jin Global Co., Ltd. Device for monitoring tire pressure
CN113022222A (zh) * 2021-03-31 2021-06-25 黄河交通学院 一种汽车爆胎自稳定系统及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
BR9705628A (pt) 2000-06-06
AU3318297A (en) 1998-02-05
CA2211657A1 (en) 1998-01-29
EP0832764A2 (en) 1998-04-01
EP0832764A3 (en) 1998-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6046672A (en) Tire deflation detector
US8400289B2 (en) Tire pressure monitoring system and method for the allocation of tire modules in a tire pressure monitoring system
US8299908B2 (en) Tire pressure monitoring system and pressure monitoring unit
US6259361B1 (en) Tire monitoring system
US8166809B2 (en) In-tire multi-element piezoelectric sensor
ES2415054T3 (es) Herramienta para sistemas remotos de control de neumáticos
EP1524133B1 (en) Transmitter for tire condition monitoring apparatus
EP1452350A1 (en) Method for allocating the positions of the tyres in a tyre monitoring system
JPH10114207A (ja) タイヤの空気抜け検出器
US9387732B1 (en) Tire pressure monitoring system (TPMS) activation method
US6230556B1 (en) Axle assembly integrated with a tire inflation system and an electronic recorder
US7403103B2 (en) Wheel mounted power generator
US7308344B2 (en) Tire rotation assisting apparatus
US20020078741A1 (en) System for checking the air pressure in the tyres of a motor vehicle
EP1181162B1 (en) System for checking the air pressure in the tyres of a motor vehicle
JP4260532B2 (ja) 車両搭載受信機およびこれを具えるタイヤ固有情報管理システム
JP2000355203A (ja) タイヤ空気圧警報装置
CN109641495B (zh) 机动车辆轮胎压力监控系统tpms中被宣布呈分离的轮单元的恢复使用策略
JP2004314727A (ja) 車輪情報取得システム
MXPA97005732A (en) Deflection detector of neumati
JP4042975B2 (ja) タイヤ空気圧監視システムの監視ユニット
JP2005162118A (ja) タイヤ空気圧モニター装置
WO1999001301A1 (en) Detection system for detecting a gas pressure in a tyre of a vehicle and a detection unit for use therein
JP2013184490A (ja) タイヤ情報取得装置
JP2005306261A (ja) タイヤ圧監視システム