JP4042975B2 - タイヤ空気圧監視システムの監視ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、特殊器具を用いずに空気圧センサユニットの識別情報を登録することができるタイヤ空気圧監視システムに関する。
走行中にタイヤの空気圧が低下していることを、車両の運転者に速やかに認識させるためのタイヤ空気圧監視システムが知られている。TPMS(Tire Pressure Monitoring System)とも呼ばれるタイヤ空気圧監視システムは、走行中のタイヤの空気圧を監視することができるシステムであり、車両への搭載の義務化が検討されている。
このTPMSは、直接式(センサ式)と間接式とがあるが、直接式のTPMSは、タイヤ(ホイール)側の空気圧センサユニットと、車体側の車載ECU(Electronic Control Unit、車体側ユニット)とを有している。そして、それぞれのユニットは無線通信機能を備えて、例えば、相互に通信(或いは一方向の通信)を行って、空気圧センサユニットで直接測定したタイヤの空気圧のデータを、無線で車載ECUに送信するようになっている。そして、車載ECUでは、送信されたタイヤの空気圧のデータを受信し、これを処理して乗員に空気圧を通知するようになっている。なお、以下TPMSというときは、無線送受信機能を備えた直接式(センサ式)のTPMSを指す。
このタイヤ空気圧監視システムにおいて、車載ECUが自身の車両のタイヤの空気に関するデータのみを監視するようにするため、車両の走行前に自身の車両に設置されるタイヤの空気圧センサユニットのID(識別情報)を車載ECUに登録しておく必要がある。
ここで車載ECUにID登録が必要になるのは、車両を販売するときや、不具合等により空気圧センサユニットの交換が必要になったときや、車両のタイヤローテーション等を行ったときである。
従来、空気圧センサユニットのID登録方法としては、以下の3種類の方法があった。
(第1の方法)
まず、車両のイグニッションスイッチをONにして、空気圧センサユニットを起動させる。次に、車両診断装置を車載ECUに接続し、車載ECUへID登録開始の信号を送信する。そして、強い磁力を有する特殊器具(センサ強制送信器具)を空気圧センサユニットに近づけることで、強制的に空気圧センサユニットから自身のIDを含むデータを送信させる。車載ECUは、このデータを受信してIDを登録する。
(第2の方法)
まず、第1の方法と同様に、空気圧センサユニットを起動させてから、車両診断装置を車載ECUに接続し、車載ECUへID登録開始の信号を送信する。そして、タイヤ空気圧を急激に(所定の閾値以上の割合で)低下させることで、空気圧センサユニットに自身のIDを含むデータを送信させる。車載ECUは、このデータを受信してIDを登録する。
(第3の方法)
まず、第1の方法と同様に、空気圧センサユニットを起動させてから、車両診断装置を車載ECUに接続し、車載ECUへID登録開始の信号を送信する。次に、各タイヤの空気圧に差を発生させる。例えば、タイヤの空気圧を前輪右タイヤを220kpa、前輪左タイヤを200kpa、後輪右タイヤを180kpa、後輪左タイヤを160kpaにする。この状態で車両を所定時間走行させ、監視ユニットに「4つのタイヤの空気圧に差が生じている」ことを検知させることで、空気圧センサユニットから自身のIDを含むデータを送信させる。車載ECUは、このデータを受信してIDを登録する。
特許第2639856号明細書(請求項1等)
しかしながら、前記した各方法には以下のような問題がある。
まず、第1の方法は、空気圧センサユニットのID登録および登録完了の確認に特殊なセンサ強制送信器具が必要となるため、ID登録のコストが高くなる。
また、第2の方法は、前記した器具を必要としないが、タイヤ空気圧が低い状態でID登録作業を行う必要があるため、タイヤ空気圧を元の状態に戻すのを忘れる可能性がある。ここでタイヤの空気圧が低い状態のままで走行を続けると、タイヤの劣化を早め、タイヤをパンクさせるおそれがある。
第3の方法は、ID登録作業者が4つのタイヤに空気圧の差を設けなくてはならず、またID登録完了まで車両を走行させる必要があるため、ID登録作業に手間がかかる。
また、これらの問題に加え、ID登録作業中に近隣の他車両等のTPMSが偶発的に送信するIDを、自車両のID登録用のデータとして登録することを防止する必要もある。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、空気圧センサユニットのID登録および登録完了の確認に特殊器具を必要とせず、ID登録を確実に行え、ID登録作業の手間を軽減し、ID登録作業に伴うタイヤの劣化を防止するタイヤ空気圧監視システムを提供することを目的とする。
また、前記課題を解決した本発明(請求項)は、タイヤ空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ空気圧を測定する空気圧センサユニットからの送信データのうち、自身の車両の空気圧センサユニットの送信データを識別してタイヤ空気圧を監視する監視ユニットであって、送信データのうち、タイヤ空気圧が所定の増加率以上で増加したことにより送信された送信データに含まれる識別情報を記憶部に記憶し、車両のタイヤ空気圧の低下を表示するランプおよび空気圧監視システムの機器の不具合を表示するランプの動作の組み合わせにより、記憶部に記憶された各空気圧センサユニットの識別情報の個数を表示することを特徴とする。
この請求項の構成では、空気圧センサユニットは、送信データにタイヤ空気圧が所定の増加率以上で増加したことを示す情報(空気圧増加フラグ)を含めて送信し、監視ユニットは、このフラグを含む送信データのIDを、自身が監視する空気圧センサユニットのIDとして登録する。すなわち、監視ユニットは、受信した送信データのうち空気圧増加フラグを含んだ送信データをID登録用のデータとして識別してID登録を行うので、偶発的に送信された送信データを、自車両のID登録用のデータとして登録してしまうことを防止できる。すなわち、監視ユニットへの空気圧センサユニットのID登録を確実に行うことができる。また、監視ユニットは、車両のタイヤ空気圧の低下を表示するランプおよび空気圧監視システムの機器の不具合を表示するランプを動作させて、各空気圧センサユニットのID登録状態を表示させるので、ID登録状態の確認に特殊器具を必要としない。また、登録作業者は、車両に乗った状態で空気圧センサユニットのID登録状態を確認できるので、例えばタイヤ空気注入作業者と2人で意思疎通を図りながらID登録作業を行う際に、効率的に作業を進めることができる。さらに、監視ユニットは、タイヤ空気圧が所定の増加率以上で増加したことにより送信された送信データ(識別情報を含む送信データ)を記憶部に記憶(登録)するので、タイヤ空気圧を低くして登録する方法のように、タイヤの劣化を早めることにはならない。また、タイヤ空気圧を増加させるには各ディーラや整備場で用意されている空気注入機を用いれば良いので、特殊器具を用いる必要がなくなり、空気圧センサユニットの識別情報(ID)登録のコストを低減することができる。
本発明によれば、監視ユニットへの空気圧センサユニットのID登録に、特殊器具を用いる必要がなくなり、コストを低減することができる。また、タイヤ空気圧を増加させてIDを登録するので、タイヤの劣化を早めることにはならない。また、監視ユニットへの空気圧センサユニットのID登録を確実に行うことができる。
さらに、各空気圧センサユニットのID登録状態をタイヤ空気圧の低下を表示するランプおよび空気圧監視システムの機器の不具合を表示するランプの動作の組み合わせで表示するので、登録状態の確認に特殊器具を必要としない。また、ID登録作業者は登録作業を行いやすくなる。
以下、本発明の「空気圧監視システム」および「監視ユニット」を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる空気圧監視システムを搭載した車両を模式的に示した平面図である。図2は、図1の空気圧センサユニットの構成を示したブロック図である。
≪空気圧監視システムの構成と概要≫
まず、図1を参照して、実施形態の空気圧監視システムの構成と概要について説明する。図1に示すように、車両1には、4本のタイヤ2FL,2FR,2RL,2RRを備える。また、4つの空気圧センサユニット3FL,3FR,3RL,3RRを備える。また、4つのイニシエータ14FL,14FR,14RL,14RRを備える。また、監視ユニット(車載ECU)11を備える。なお、ECUとはElectronic Control Unitの略である。
ここでは、4本のタイヤ2FL,2FR,2RL,2RR、およびそれらに対応して配置されている部材、即ち、空気圧センサユニット3FL,3FR,3RL,3RR、イニシエータ14FL,14FR,14RL,14RRについては、それぞれを総称するときには符号の数字部分を用いる。また、個々の部材について言及するときは、その配置位置に応じて、符号にFR(右前)、FL(左前)、RR(右後)、RL(左後)のアルファベット部分を含む符号を用いて識別する。従って、以下、総称するときは、例えば、「タイヤ2」といい、個々の部材(位置)を指示するときは、例えば、「タイヤ2FR」という。他も同様である。
次に、車両1について説明する。車両1は、4本のタイヤ2が装着されている。それぞれのタイヤ2には、タイヤ2の空気圧を測定する空気圧センサユニット3が配置されている。空気圧センサユニット3は、後記するセンサ側アンテナ35を介して、車両1に配置された車載ECU11と無線通信する機能(無線通信機能)を有する。
図1に示すように、車両1には、車載ECU11、受信用アンテナ12、4つのイニシエータ14、インジケータ41等が配置されている。そして、インジケータ41、4つのイニシエータ14等が所定の配線ケーブルによって車載ECU11に接続されている。
車載ECU11は、それ自身に接続されている機器(インジケータ41、イニシエータ14)や空気圧センサユニット3との間で各種情報の中継や変換を行う機能を有する。
また、車載ECU11に内蔵または外部接続された所定の記憶部(例えばメモリ等、図示せず)に、自身が監視する空気圧センサユニット3の識別情報(ID)を記憶(登録)し、空気圧センサユニットからの送信データのうち、自身の車両1の空気圧センサユニット3の送信データを識別して監視する機能を有する。
インジケータ41は、運転席前のフロントパネルに配置されている。インジケータ41は、車載ECU11と接続され、TPMSが標準構成として有するタイヤ空気圧の低下を表示する空気圧警報ランプ42と、空気圧監視システムの機器の不具合を表示するシステム警報ランプ43とを備えている。
車載ECU11は、空気圧警報ランプ42およびシステム警報ランプ43を動作(点灯/点滅/消灯)させて、タイヤ空気圧の低下や空気圧センサユニット3の不具合を表示する。
イニシエータ14は、車載ECU11からの信号を受けて、空気圧センサユニット3へ空気圧センサユニット3を起動する信号または空気圧センサユニット3をスリープ(休止)状態にする信号を送信する。
すなわち、車載ECU11は、TPMSを実現するため(1)空気圧センサユニット3を起動させるための信号(例えば125kHZの振幅変調磁界)を、イニシエータ14を介して各空気圧センサユニット3に送信する機能、(2)各空気圧センサユニット3をスリープ状態にするための信号(例えば125kHZの振幅変調磁界)を、イニシエータ14を介して送信する機能、(3)ID登録開始の信号を受信すると、空気圧センサユニット3のID登録開始モードに移行する機能、(4)空気圧センサユニット3からの送信データを、受信用アンテナ12を介して受信し、送信データのうち自身の車両の空気圧センサユニット3の送信データを識別して監視する機能、(5)空気圧センサユニット3からの送信データ(空気圧、温度、電池残量)を空気圧センサユニットの識別情報(ID)ごとに管理する機能、(6)タイヤ空気圧の低下や機器の不具合をインジケータ41の空気圧警報ランプ42およびシステム警報ランプ43に表示して乗員に知らせる機能、等の各種機能を有する。
また、本実施形態では、車載ECU11は、前記したTPMSを実現するための機能に加えて、前記した(3)において、車載ECU11が確実にID登録を行えるよう、外部診断装置51等からの「ID登録開始」の信号を受信した後、タイヤ空気圧が所定の増加率以上で増加したことを示す情報(フラグ)を含む送信データを受信したときに、ID登録を行う。また、車載ECU11は、空気圧センサユニット3のID登録状態(何個目の空気圧センサユニット3まで登録が完了したか)をインジケータ41の空気圧警報ランプ42、システム警報ランプ43の動作(点灯/点滅/消灯)の組み合わせにより表示させる。
表1は、空気圧センサユニット3のID登録状態と空気圧警報ランプ42およびシステム警報ランプ43の動作(点灯/点滅/消灯)の組み合わせを例示した表である。
例えば、車載ECU11は外部診断装置51から空気圧センサユニット3のID登録開始の信号を受信すると、空気圧警報ランプ42と、システム警報ランプ43を点灯させ、ID登録開始ができることを作業者に通知する。
次に、空気圧センサユニット3のうち、1本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了すると、空気圧警報ランプ42を点滅させ、システム警報ランプ43を消灯させ、1本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了したことを作業者に通知する。
次に、空気圧センサユニット3のうち、2本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了すると、空気圧警報ランプ42を消灯させ、システム警報ランプ43は点滅させ、2本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了したことを作業者に通知する。
次に、空気圧センサユニット3のうち、3本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了すると、空気圧警報ランプ42を再び点滅させ、システム警報ランプ43は引き続き点滅させて、3本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了したことを作業者に通知する。
そして、空気圧センサユニット3のうち、4本目のタイヤのセンサユニットのID登録が完了すると、空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを消灯させ、4つのセンサユニットすべてのID登録が完了したことを作業者に通知する。
Figure 0004042975
このように車載ECU11が、タイヤ空気圧の異常を表示する空気圧警報ランプ42と空気圧監視システムの機器の不具合を表示するシステム警報ランプ43とを動作させて空気圧センサユニット3のID登録状態を表示するので、登録状態の確認に特殊器具を必要としない。
また、登録作業者は、車両に乗った状態で空気圧センサユニットの登録状態を確認できるので、例えばタイヤ空気注入作業者と2人で意思疎通を図りながら登録作業を行う際に効率的に作業を進めることができる。
≪空気圧センサユニットの構成と概要≫
次に、図2を参照して、空気圧センサユニット3の構成と概要について説明する。
空気圧センサユニット3は、図示しないメモリ内のデータを入出力しながら所定の処理を行うCPU(Central Processing Unit)31と、タイヤの空気圧を示す出力を生じる圧力センサ32と、その部位の温度を示す出力を生じる温度センサ33とを備える。圧力センサ32および温度センサ33の出力は、A/D(Analog/Digital)変換回路(図示せず)を介してデジタル値に変換され、CPU31に入力される。
また、空気圧センサユニット3には、電源(リチウム電池等)34が配置されてCPU31の動作電源として機能する。また、センサ側アンテナ35が設けられて、圧力センサ32および温度センサ33の出力を車載ECU11(図1参照)に送信する一方、イニシエータ14から送信される起動信号/スリープ信号を受信する。また、このセンサ側アンテナ35を介して、例えば、所定の周波数(315MHz)のPCM(Pulse Code Modulation)デジタル送信を行う。
なお、図示は省略するが、電源34とCPU31との間の電源回路の適宜位置には電圧センサが設けられ、電源34の出力電圧に応じた信号を出力する。電圧センサの出力もA/D変換され、CPU31に入力される。
ちなみに、図1の右上に、空気圧センサユニット3の形状を示している。空気圧センサユニット3は図示しないホイールのリム面に取り付けられるため、図1を基準とした下面は、リム面に密着するように湾曲している。また、図1を基準とした上部には、タイヤバルブ39に直結する空気穴37と、圧力センサ32や温度センサ33のセンサ部分に連通するセンサ穴38とが穿設されている。一方、タイヤバルブ39が、空気圧センサユニット3の側面に傾斜して取り付けられている。空気圧センサユニット3をリムのホイール面に取り付けるときには、リムのバルブ穴にタイヤバルブ39を通過させた上で、空気圧センサユニット3の下面をホイール面に接着する。その後、タイヤ2をホイールに装着することになる。なお、このタイヤバルブ39は、センサ側アンテナ(アンテナ本体)35を構成する。
なお、空気圧センサユニット3(CPU31)がTPMSを実現するために有する機能は、次のとおりである(図1、図2等参照)。
即ち、空気圧センサユニット3(CPU31)は、(1)所定のサンプリング間隔ごと(例えば3〜4秒ごと)に圧力センサ32および温度センサ33が測定したデータを取り込む機能、(2)取り込んだ圧力センサ32および温度センサ33の送信データのうち、最新の送信データを、所定の間隔(例えば4分ごと)でセンサ側アンテナ35を介して外部(車載ECU11)に無線で送信する機能、(3)送信データの前回値と今回値とで空気圧の変化が、メモリに記憶された所定の閾値(例えばΔ200〜300kpas/1分)よりも大きいときは、最新の送信データを、センサ側アンテナ35を介して外部(車載ECU11)に無線で送信する機能、(4)車載ECU11がイニシエータ14を介して無線で送信する空気圧センサユニット3の起動信号を、センサ側アンテナ35を介して受信することにより、空気圧センサユニット3の各種機能を起動する機能、(5)車載ECU11がイニシエータ14を介して無線で送信する空気圧センサユニット3のスリープ信号を、センサ側アンテナ35を介して受信することにより、空気圧センサユニット3の各種機能を停止して電源34の消耗を防止する機能等の各種機能を有する。
ここで、表2に空気圧センサユニット3が車載ECU11へ送信する送信データのデータ構造を例示する。表2に例示されるように、車載ECU11へ送信する送信データは、空気圧センサユニット3のIDと、タイヤ空気圧値と、タイヤ内部温度と、電池残量値(電圧値)や異常の有無等の空気圧センサユニット3のステータスを示す情報とを含んで構成される。
Figure 0004042975
本実施形態では、空気圧センサユニット3(CPU31)は、前記したTPMSを実現するための機能に加えて、次の機能を有する。
すなわち、例えば、作業者が6〜8秒連続でタイヤ2に空気を注入すると、空気圧センサユニット3(CPU31)が空気圧の増加率を算出する。そして、空気圧センサユニット3(CPU31)は、この増加率がメモリに記憶された所定の閾値(例えばΔ200〜300kpas/分)よりも大きいことを検知すると、空気圧増加送信モードに切り替わり、前記した送信データに「このデータが所定の増加率以上で増加したことにより送信されたデータ」であることを示す情報(空気圧増加フラグ)を付加して送信する。このフラグは、表2に例示した送信データの「ステータス」のカラムに含めるようにしてもよいし、表3に例示されるように別カラムを設けて、そのカラムに含めるようにしてもよい。
Figure 0004042975
このように、空気圧センサユニット3から送信する送信データに空気圧増加を示すフラグを付加することで、空気圧センサユニット3から偶発的に送信されるIDを車載ECU11が誤って記憶部に記憶(登録)することを防止することができる。すなわち、車載ECU11へのID登録を確実に行うことができる。
≪処理手順≫
次に、図1〜図2および表1〜表3を参照しつつ、図3〜図5を用いて、本実施形態の空気圧監視システムにおける車載ECU11へのID登録の手順を説明する。図3〜図5は、空気圧監視システムにおけるID登録の手順を示したフローチャート図である。
まず、図3を用いて説明する。
(ステップS101)
ステップS101では、ID登録作業者が、車両1の図示しないイグニッションスイッチをONにする。
(ステップS102)
ステップS102では、車載ECU11が、イグニッションスイッチがONになったことを検知して、イニシエータ14を介して空気圧センサユニット3の起動指示(起動信号)を送信する。
(ステップS103)
ステップS103では、車載ECU11が、外部診断装置51等からのID登録開始命令(信号)を受けているかを確認する。ここで、ID登録開始命令(信号)を受けているとき(S103のYes)は、ステップS104へ進み、受けていないとき(S103のNo)は、そのままID登録開始命令(信号)を待つ。
(ステップS104)
ステップS104では、車載ECU11が、ID登録開始ができる旨をインジケータ41の空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを動作(点灯/点滅/消灯)させて表示する。例えば、領域411に示すように空気圧警報ランプ42と、システム警報ランプ43とを点灯させる。
(ステップS105)
ステップS105では、作業者が、ID登録が開始できる旨を空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43の表示により確認すると、1つめのタイヤ(例えばタイヤ2FR)に空気を注入する。ここで、タイヤ2FRの空気圧センサユニット3FRが、所定の空気圧増加率以上でのタイヤ空気圧増加を検知すると、通常の送信モードから空気圧増加送信モードに切り替わり、空気圧センサユニット3FRから車載ECU11へ空気圧増加フラグを含んだ送信データを送信する。
(ステップS106)
ステップS106では、車載ECU11が、空気圧増加モードの送信データを受信したかを確認する。車載ECU11が、空気圧増加モードの送信データを受信したときはステップS108へ進む。空気圧増加モードの送信データを受信していないときは、ステップS107へ進む。
なお、ここで空気圧増加モードの送信データを受信していないときとは、まだ空気圧センサユニット3FRからの送信データを受信していない場合のほか、空気圧増加モード以外の送信データ(空気圧低下や空気圧監視システムの機器の不具合により自車両または他車両から送信された送信データ)を受信した場合を含む。
このようにすることで、偶発的に空気圧センサユニット3から送信されたIDを車載ECU11が誤って記憶(登録)しないようにすることができる。
(ステップS107)
ステップS107では、車載ECU11が、ID登録処理をタイムアウトするかを判断する。具体的には、車載ECU11が、ステップS104でID登録開始ができる旨を表示してから所定時間(例えば3分間)経過しているかを判断する。未だ所定時間が経過していないときは(ステップS107No)、そのまま空気圧増加モードのデータが送信されるのを待ち、既に所定時間が経過しているときには、外部診断装置51等からのID登録開始指示(信号)が送信されるのを待つ。
(ステップS108)
空気圧増加モードの送信データを受信したステップS108では、車載ECU11が、この送信データに含まれる1つめの空気圧センサユニット3FRのIDを記憶部に記憶(登録)する。
(ステップS109)
ステップS109では、車載ECU11が、1つめの空気圧センサユニット3FRのIDを登録した旨を、インジケータ41の空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを動作(点灯/点滅/消灯)させて表示する。例えば、領域412に示すように空気圧警報ランプ42を点滅させ、システム警報ランプ43を消灯させる。
次に、図4の説明に移る。
(ステップS121)
ステップS121では、作業者が、1つめの空気圧センサユニット3FRのIDを登録した旨(次の空気圧センサユニット3FLを登録できる旨)を、空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43の表示により確認すると、2つめのタイヤ(例えばタイヤ2FL)に空気を注入する。ここで、タイヤ2FLの空気圧センサユニット3FLが、所定の空気圧増加率以上でのタイヤ空気圧増加を検知すると、通常の送信モードから空気圧増加送信モードに切り替わり、空気圧センサユニット3FLから車載ECU11へ空気圧増加フラグを含んだ送信データを送信する。
ステップS122からステップS123の処理は、図3のステップS106からステップS107の処理と同様であるので説明を省略し、ステップS124から説明する。
(ステップS124)
空気圧増加モードの送信データを受信したステップS124では、車載ECU11が、この送信データに含まれる2つめの空気圧センサユニット3FLのIDを記憶部に記憶(登録)する。
(ステップS125)
ステップS125車載ECU11が、2つめの空気圧センサユニット3FLのIDを登録した旨を、インジケータ41の空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを動作(点灯/点滅/消灯)させて表示する。例えば、領域413に示すように空気圧警報ランプ42を消灯させ、システム警報ランプ43を点滅させる。
(ステップS131)
ステップS131では、作業者が、2つめの空気圧センサユニット3FLのIDを登録した旨(次の空気圧センサユニット3RRを登録できる旨)を、空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43の表示により確認すると、3つめのタイヤ(例えばタイヤ2RR)に空気を注入する。ここで、タイヤ2RRの空気圧センサユニット3RRが、所定の空気圧増加率以上でのタイヤ空気圧増加を検知すると、通常の送信モードから空気圧増加送信モードに切り替わり、空気圧センサユニット3RRから車載ECU11へ空気圧増加フラグを含んだ送信データを送信する。
ステップS132からステップS133の処理は、ステップS106からステップS107の処理と同様であるので説明を省略し、ステップS134から説明する。
(ステップS134)
空気圧増加モードの送信データを受信したステップS134では、車載ECU11が、この送信データに含まれる3つめの空気圧センサユニット3RRのIDを記憶部に記憶(登録)する。
(ステップS135)
ステップS135では、車載ECU11が、3つめの空気圧センサユニット3RRのIDを登録した旨を、インジケータ41の空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを動作(点灯/点滅/消灯)させて表示する。例えば、領域414に示すように空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを点滅させる。
次に、図5の説明に移る。
(ステップS141)
ステップS141では、作業者が、3つめの空気圧センサユニット3RRのIDを登録した旨(次の空気圧センサユニット3RLを登録できる旨)を、空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43の表示により確認すると、4つめのタイヤ(例えばタイヤ2RL)に空気を注入する。ここで、タイヤ2RLの空気圧センサユニット3RLが、所定の空気圧増加率以上でのタイヤ空気圧増加を検知すると、通常の送信モードから空気圧増加送信モードに切り替わり、空気圧センサユニット3RLから車載ECU11へ空気圧増加フラグを含んだ送信データを送信する。
ステップS142からステップS143の処理は、図3のステップS106からステップS107の処理と同様であるので説明を省略し、ステップS144から説明する。
(ステップS144)
空気圧増加モードの送信データを受信したステップS144では、車載ECU11が、この送信データに含まれる4つめの空気圧センサユニット3RLのIDを記憶部に記憶(登録)する。
(ステップS145)
ステップS145では、車載ECU11が、4つめの空気圧センサユニット3RLのIDを登録した旨を、インジケータ41の空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを動作(点灯/点滅/消灯)させて表示する。例えば、領域415に示すように空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43とを消灯させて、ID登録処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、車載ECU11へ空気圧センサユニット3のIDを登録する際に、特殊器具を用いる必要がなくなり、コストを低減することができる。また、タイヤ2の空気圧を増加させてIDを登録するので、タイヤの劣化を早めることにはならない。さらに、近隣にある他車両の空気圧センサユニット3から偶発的に送信されるIDが誤って車載ECU11に登録されないようにすることができる。
また、各空気圧センサユニット3のID登録状態を、車両のタイヤ空気圧の低下を表示するランプおよび機器の不具合を表示するランプで表示するので、ID登録状態の確認に特殊器具を必要とせず、ID登録作業の負担を軽減することができる。
なお、本実施形態ではイニシエータ14を備えるTPMSについて説明したが、イニシエータ14は本発明を実施するうえで必須の構成要素ではない。本発明は、イニシエータ14のような車載ECU11から空気圧センサユニット3に信号等を送信するといった構成を有さないTPMSにおけるID登録に好適にも適用することができるものである。
また、車両1における空気圧センサユニット3の取り付け位置を考慮してID登録をしたい場合は、例えば、左前輪から作業を開始して時計回りに、右前輪、右後輪、左後輪というようにタイヤ空気圧を注入する作業順序を定めておく。そして、車載ECU11にも、最初に登録されるIDを左前輪のもの、2番目に登録されるIDを右前輪のもの、3番目に登録されるIDを右後輪のもの、最後に登録されるIDを左後輪のものとするというように、作業順序と登録順序とが一致するようにしておく。こうすることで、車両1における空気圧センサユニット3の取り付け位置を考慮したID登録が可能となる。ちなみに、このようなID登録をすれば、例えば、前輪の空気圧を高く、後輪の空気圧を低く、といったように、前輪と後輪とで充填されている空気圧に違いがある場合でも、車載ECU11は各センサユニットが前輪のものか、後輪のものかを認識しているので、車載ECU11が後輪のセンサユニットについては前輪のセンサユニットよりも空気圧低下判定の閾値を低くする等して、適切にタイヤの空気圧の低下を検知することができる。
また、図6は、車両のどのタイヤに空気圧の低下または機器の不具合が発生しているかを示すことができるTPMSを搭載した車両のインジケータを例示した図である。領域416は空気圧警報ランプとシステム警報ランプとを備えた表示部であり、領域417は車両のどのタイヤに空気圧の低下または機器の不具合が発生しているかを示す表示部である。
例えば、前記した実施形態では、空気圧センサユニット3(3FR,3FL,3RR,3RL)のID登録状態は、空気圧警報ランプ42とシステム警報ランプ43の動作(点灯/点滅/消灯)の組み合わせで表示することとしたが、車両1に図6のような車両のどのタイヤに空気圧の低下または機器の不具合が発生しているかを示す表示部417を備えるときは、この表示部417に各センサユニットのID登録状態を示すようにしてもよい。このようにすることで、ID登録作業者は、空気圧センサユニット3のID登録状態を把握しやすくなり、登録作業を効率的に行うことができる。
本実施形態にかかる空気圧監視システムを搭載した車両を模式的に示した平面図である。 図1の空気圧センサユニットの構成を示したブロック図である。 図1の空気圧監視システムにおけるID登録の手順を示したフローチャート図である。 図1の空気圧監視システムにおけるID登録の手順を示したフローチャート図である。 図1の空気圧監視システムにおけるID登録の手順を示したフローチャート図である。 車両のどのタイヤに空気圧の低下または機器の不具合が発生しているかを示すことができるTPMSを搭載した車両のインジケータを例示した図である。
符号の説明
1 車両
3(3FR,3FL,3RR,3RL) 空気圧センサユニット
11 車載ECU(監視ユニット)
42 空気圧警報ランプ
43 システム警報ランプ

Claims (1)

  1. タイヤ空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ空気圧を測定する空気圧センサユニットからの送信データのうち、自身の車両の空気圧センサユニットの送信データを識別してタイヤ空気圧を監視する監視ユニットであって、
    前記送信データのうち、前記タイヤ空気圧が所定の増加率以上で増加したことにより送信された送信データに含まれる識別情報を記憶部に記憶し、
    前記車両のタイヤ空気圧の低下を表示するランプおよび前記空気圧監視システムの機器の不具合を表示するランプの動作の組み合わせにより、前記記憶部に記憶された前記各空気圧センサユニットの識別情報の個数を表示することを特徴とするタイヤ空気圧監視システムの監視ユニット。
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