JP3952032B2 - 資産持出管理システムおよび資産持出管理プログラム - Google Patents

資産持出管理システムおよび資産持出管理プログラム Download PDF

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本発明は、パーソナルコンピュータ等の資産の管理および持ち出しの管理に関し、特に、不正持ち出しの防止、チェックおよび効率的な正規持ち出しと資産情報の一元管理とを行なう資産持出管理システムおよび資産持出管理プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという。)等の資産は、一般に、帳簿またはパソコンが記憶しているデータベースや、表、その他の電子データとして管理されることが多い。従って、例えば、年に1回または2回の棚卸しの際に、帳簿の写しや、電子データをプリントアウトした管理用紙で現物の存否が確認される。
また、パソコン等の資産の盗難防止策として、金属ワイヤ等で机にパソコン等の資産を固定して、持ち出しを認めない方法を用いたり、社員の出入り口付近に設置した金属感知機による持ち出しチェックを行なう方法を用いたりしていた。
なお、特許文献1には、備品に電子タグを取り付け、備品の使用場所を電子タグに記憶させる電子タグが記載されている。
また、特許文献2には、ICメモリを資産に取り付け、資産の保管および管理を行なう区域の出入り口に、ICメモリを読み取るゲート型検出装置を設置する資産管理システムが記載されている。
特開2003−123041号公報(段落0027〜0030、図1) 特開2003−296533号公報(段落0030〜0040、図1)
従来の資産持ち出し管理システムの第1の問題点は、パソコン等の資産管理の状況を正確に把握することができないということである。その理由は、パソコン等の資産を、帳簿またはパソコンが記憶しているデータベースや、表、その他の電子データとして管理することが多く、管理情報と現物資産との照合は、年に1回または2回の棚卸しの際に、帳簿の写しや、電子データをプリントアウトした管理用紙にもとづいて現物の存否を確認していたため、パソコン等の資産の、社外持ち出しや紛失で、管理情報と現物との数が合わないことが多々あることである。
また、第2の問題点は、パソコン等の資産の不正持ち出し等による紛失を防止することができないということである。その理由は、パソコン等の資産を、社内で移動して使用したり、提案活動やデモンストレーション対応等で社外へ持ち出したりすることが多く、パソコン等の資産を机等に固定する方法が採れないためである。また、一方で、パソコン等の資産の社外不正持ち出し対策として、金属感知機を会社の出入り口に設置する場合があるが、金属の鞄や、補強のために金属が使用されている鞄では、中にパソコン等の資産が入っていなくても金属感知機が金属を感知してしまい、会社の出入り口での管理工数が増大し、社員の円滑な出入りを阻害する等の問題が多いため、金属感知機を常時作動させることを諦め、金属感知機を作動させる時間を夜間等に限定しているケースが多く、パソコン等の資産の不正持ち出しの防止の実効が上がっていない場合が多い。
さらに、第3の問題点は、特許文献2に記載されているような、資産を示す情報である資産識別情報を記憶するICメモリを、状況によっては、非接触で検出することが不可能であることである。例えば、非接触でICメモリが記憶している情報を読み取る方法として、電波を用いることが想定されるが、電波は、金属に反射等され、ICメモリの読み取り機から見て金属物の後ろ側にICメモリがある場合、ゲート型検出装置は原理的にICメモリが記憶している内容を読み取ることができないからである。従って、アタッシュケースのような金属製の鞄の中に、パソコン等の資産を入れて持ち出す場合には、ゲート型検出装置はICメモリが記憶している情報を読み取ることができず、パソコン等の資産の不正持ち出しを防止することができない。同様に、布等の非金属性の鞄の中にパソコン等の資産を入れて持ち出す場合であっても、ゲート型検出装置から見てパソコン等の資産(金属物)の後ろ側にICメモリがあると、ICメモリが記憶している情報を読み取ることができない。
なお、特許文献1には、電子タグを備品の持ち出しの管理に用いることについて何ら記載されておらず、備品の使用場所の管理に用いるにとどまっている。
そして、特許文献2に記載されている資産管理システムは、第3の問題点で述べたように、資産識別情報を記憶するICメモリが、金属製の鞄等の中にある場合には、ICメモリが記憶している内容を非接触で読み取ることが不可能であり、そのような場合には、ゲート型検出装置は不正持ち出しを検出することができない。
そこで、本発明は、パソコン等の資産を不正持ち出しから防止するとともに、パソコン等の資産を正規に持ち出す場合であっても、持ち出しの管理の厳密化と、持ち出し関連作業の効率化とを可能とする資産持出管理システムおよび資産持出管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明による資産持出管理システムは、資産に貼付され、一意なIDを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信する無線情報記憶手段と、通信ネットワークに接続され、資産を特定する情報と、IDとを対応づけて記憶する資産データベースを管理する資産データベース管理手段と、通信ネットワークに接続され、資産の持ち出し者の特徴を検出して、持ち出し者を特定する持出者認証手段と、通信ネットワークに接続され、持ち出し者による資産の持ち出しの申請が行われる際に、資産に貼付された無線情報記憶手段に記憶されたIDに基づいて資産データベースから資産を特定する情報を抽出し、抽出された資産を特定する情報を含む持出申請情報を生成し、無線情報記憶手段に持出申請情報を記憶させる持出申請手段と、通信ネットワークに接続され、資産に貼付された無線情報記憶手段が記憶している情報を読み取る持出厳密チェック管理手段と、金属物の存在を感知すると、警報音を鳴らす金属物感知手段とを含み、持出申請手段は、持出申請情報を、持出厳密チェック管理手段に送信し、持出厳密チェック管理手段は、受信した持出申請情報と、持ち出す資産に貼付されている無線情報記憶手段が記憶している持出申請情報とが合致するか否かの判定を行ない、合致すると判定すると、正規の持ち出しであることを示す情報を無線情報記憶手段に記憶させ、金属物感知手段は、無線情報記憶手段が記憶している情報を読み取り、無線情報記憶手段が、正規の持ち出しであることを示す情報を記憶していると、金属物を感知しても警報音を鳴らさないことを特徴とする。
持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴と、通信回線を介して接続され、資産持出管理システムが構築されている組織に属する者の特徴を記憶している生体情報データベースが記憶している、組織に属する者の特徴とを比較して、持ち出し者を特定してもよい。そのような構成によれば、持ち出し者の特徴の情報を用いて、本人認証を行うことができる。
持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報を持出申請手段に送信し、持出申請手段は、持出者認証手段から受信した資産の持ち出し者の特徴の情報を無線情報記憶手段に記憶させ持出厳密チェック管理手段は、資産の持ち出し者の特徴を検出し、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、持出者認証手段が検出した、無線情報記憶手段が記憶している資産の持ち出し者の特徴の情報、および生体情報データベースが記憶している持ち出し者の特徴の情報が合致するか否かの判定も行なうように構成されていてもよい。そのような構成によれば、持ち出し者の特徴の情報を用いた本人認証によって、より厳密に持ち出し管理を行うことができる。
資産を収納する鞄のロック付近に貼付され、無線情報記憶手段が記憶している情報と、鞄を閉じる際の映像情報とを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信するシールド機能付き無線情報記憶手段通信ネットワークに接続され、持ち出し者による資産の持ち出しの申請が行われる際に資産を特定する情報を含む持出申請情報を生成し、生成した持出申請情報をシールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させる第2の持出申請手段とを含み、第2の持出申請手段は、持出申請情報を、持出厳密チェック管理手段に送信し、持出厳密チェック管理手段は、第2の持出申請手段から受信した持出申請情報と、持ち出す資産を収納する鞄に貼付されているシールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している情報とが合致するか否かの判定を行ない、合致すると判定すると、正規の持ち出しであることを示す情報をシールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ金属物感知手段は、無線情報記憶手段が記憶している情報およびシールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している情報を読み出し、無線情報記憶手段またはシールド機能付き無線情報記憶手段が、正規の持ち出しであることを示す情報を記憶していると、金属物を感知しても警報音を鳴らさないように構成されていてもよい。そのような構成によれば、パソコン等の資産が鞄等に収納されて、一見して中身がわからないような状態であっても、鞄等を開けずに持ち出し管理を行うことができる。
持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報を第2の持出申請手段に送信し、第2の持出申請手段は、持出者認証手段から受信した資産の持ち出し者の特徴の情報をシールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ、持出厳密チェック管理手段は、資産の持ち出し者の特徴を検出し、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している、持出者認証手段が検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、および資産持出管理システムが構築されている組織に属する者の特徴を記憶している生体情報データベースが記憶している持ち出し者の特徴の情報が合致するか否かの判定も行なうように構成されていてもよい。そのような構成によれば、持ち出し者の特徴の情報を用いた本人認証によって、より厳密に持ち出し管理を行うことができる。
第2の持出申請手段は、持ち出す資産を収納した鞄を閉じる際の映像情報を生成して、シールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ持出厳密チェック管理手段は、シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している映像情報を再生するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、持出厳密チェック管理手段の管理者は、パソコン等の資産の入れ替えや、複数台のパソコン等の資産の不正な持ち出しを発見することができる。
シールド機能付き無線情報記憶手段は、貼付された鞄が開閉されたか否かを示す情報を記憶し、持出厳密チェック管理手段は、シールド機能付き無線情報記憶手段が、鞄が開閉されたことを示す情報を記憶していると、正規の持ち出しであることを示す情報をシールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させないように構成されていてもよい。そのような構成によれば、パソコン等の資産の入れ替えや、複数台のパソコン等の資産の不正な持ち出しを防ぐことができる。
通信ネットワークに接続され、無線情報記憶手段が記憶している情報を読み出し、資産データベースに、無線情報記憶手段が記憶しているIDに対応づけて資産が持ち帰られたことを示す情報を記憶させる資産返却認識手段を含んでもよい。そのような構成によれば、パソコン等の資産の返却の手続きを簡易に行うことができる。
本発明の第1の効果は、パソコン等の資産の管理の状況を正確に把握できることである。その理由は、一意なIDを記憶している電子タグを、パソコン等の資産に貼付するとともに、資産管理データベースが、電子タグのIDと資産管理番号や製造番号等とを対応づけて記憶し、パソコン等の資産の正規の持ち出しの際には、持ち出し者がコンピュータを介して持ち出し申請し、上司がパソコン等の資産の持ち出しを許可すると、資産管理データベースの資産管理の情報を持ち出し許可状態にするとともに、出入り口の窓口に設置されているパソコン等の資産や、アタッシュケースのような金属製の鞄を感知する金属感知装置と、持ち出し者が金属感知装置の通過後に通過するように、資産持ち出し許可装置からリアルタイムで送信される持出承認情報を受信して記憶する持出チェック管理装置とを設置するからである。持出チェック管理装置は、パソコン等の資産に貼付されている電子タグが記憶しているIDを読み取って、記憶している持出承認情報と比較するため、現物確認による資産持ち出しチェックを行なうことが可能となり、パソコン等の資産の不正持ち出しを防止することができる。特に、パソコン等の資産が、アルミホイル等の金属シートに覆われたり、アタッシュケースのような金属製の鞄の中にパソコン等の資産を隠し持って持ち出すような場合、電子タグは全く無力であり、不正持ち出しを防止することができないが、本発明では、金属感知装置を設置することにより、金属検知装置と持出チェック管理装置とを組み合わせて、パソコン等の資産の不正な持ち出しを防止することが可能となる。なお、資産管理データベースに、パソコン等の資産の使用管理者の情報や、使用場所の情報を記憶させた場合、棚卸し作業も簡単に行うことができる効果がある。
第2の効果は、パソコン等の資産の持ち出しを防止できるとともに、パソコン等の資産の持ち出しの申請、返却の手続きを簡易にすることができ、そのため、出入り口でのパソコン等の資産の持ち出しチェックによる混雑を解消できることである。その理由は、金属検知装置と持出チェック管理装置とを組み合わせて、パソコン等の資産の不正持ち出しを防止するとともに、顔や指紋等の生体情報で持ち出し者の本人認証確認を行なうとともに、アタッシュケースのような金属製の鞄には、鍵等のロック機構に、鞄の開閉の検知を可能とするシールド機能付き電子タグを貼付するためである。シールド機能付き電子タグは、パソコン等の資産の入れ替えや複数台の資産の同時持ち出しを防止するため、鞄を閉じる際の映像情報もIDとともに記憶している。そのため、パソコン等の資産の持ち出しの際に、金属製の鞄の場合でも、鞄を開けることなくパソコン等の資産の持ち出しチェックを行なうことができる。また、パソコン等の資産についている電子タグが記憶しているIDを資産返却装置に読み取らせることで、パソコン等の資産の返却の手続きも、簡易に行うことができる。
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態は、電子タグ毎に一意なIDを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信するメモリICである電子タグ(無線情報記憶手段)100、電子タグ100が記憶しているIDと、電子タグ100を貼付したパソコン等の資産の、資産管理番号と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産が持ち出し状態であるか社内資産状態であるかを示す情報とを対応づけて記憶している資産データベースを管理する資産データベース管理装置(資産データベース管理手段)101、パソコン等の資産の持ち出し者が、上司にパソコン等の資産の持ち出しの許可の申請を行なう資産持出申請装置(資産持出申請手段)102、パソコン等の資産の持ち出し者の上司が、パソコン等の資産の持ち出しを許可する処理を行なう資産持出許可装置(資産持出許可手段)103、出入り口近くに設置され、金属物を感知する金属感知装置(金属物感知手段)104、電子タグ100が記憶しているIDを読み取り、電子タグ100が貼付されているパソコン等の資産が持ち出しを許可されているか否かを特定する持出チェック管理装置(持出チェック管理手段)105、および資産データベース101と資産持出申請装置102と資産持出許可装置103と持出チェック管理装置105とを接続する社内通信ネットワーク(通信ネットワーク)106を含む。
電子タグ100は、電子タグ100の工場出荷時にIDを記憶している。そして、電子タグ100は、パソコン等の資産に貼付され、例えば、ノート型パソコンの場合、液晶表示部を開けなくても、電子タグが記憶している情報を読み取る電子タグリーダライタが電子タグ100が記憶している情報を読み取ることができる位置に貼付されることが好ましい。なお、電子タグ100が記憶しているIDは、電子タグ100を製造した会社が決定した一意な文字列や数字に限らず、社内資産番号等であってもよい。ここで、電子タグ100を製造した会社が、電子タグ100にIDを改変不可能に記憶させると、資産管理データベース管理装置101の電子タグリーダライタを用いて、電子タグ100に社内資産番号等をIDとして記憶させた場合に比べてミスが少ないため、より安全である。
資産データベース管理装置101は、電子タグリーダライタと、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータとを含む。資産データベース管理装置101の管理者は、パソコン等の資産の導入時に、パソコン等の資産に電子タグ100を貼付し、貼付した電子タグ100が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせ、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータを操作して、資産管理番号と、品名と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産が社内資産状態であることを示す情報とを入力して、電子タグ100が記憶しているIDと対応づけて資産データベースに記憶させる。また、資産データベース管理装置101は、資産データベース管理装置101の管理者の指示に応じて、資産データベースの内容を管理帳票として資産一覧表や持出資産一覧表を、資産データベース管理装置101の表示部(図示せず)に表示させたり、プリントアウトしたりする。
資産持出申請装置102は、Webブラウザソフトウェアを搭載したコンピュータや、Webブラウザソフトウェアを搭載した携帯電話機によって実現され、パソコン等の資産の持ち出し者が、資産持出申請装置102を操作して、ユーザIDやパスワードを入力したり、PKI(Public Key Infrastructure)システムを用いたりして、持ち出し者の本人認証を行なう。そして、持ち出し者は、資産持出申請装置102を操作して、社内通信ネットワーク106を介して資産データベース管理装置101に接続して、資産データベースから、持ち出すパソコン等の資産の情報を抽出し、抽出した情報と、持ち出しの許可を申請することとを示す電子メールを、資産持出申請装置102が予め記憶している持ち出し者の上司の電子メールアドレスに、社内通信ネットワーク106を介して送信する。また、持ち出し者が、パソコン等の資産を持ち帰った場合、資産持出申請装置102を操作して、社内通信ネットワーク106を介して資産データベース管理装置101に接続し、資産データベースが記憶しているパソコン等の資産が持ち出し状態であることを示すフラグをリセットして、社内資産であることを示すフラグに書き換える。
資産持出許可装置103は、電子メール送受信ソフトウェアとWebブラウザソフトウェアとを搭載したコンピュータや、電子メール送受信ソフトウェアとWebブラウザソフトウェアとを搭載した携帯電話機によって実現され、持ち出し者から、パソコン等の資産の持ち出しの許可の申請を示す電子メールを受信すると、表示部(図示せず)に受信した電子メールを表示する。資産持出許可装置103の管理者である持ち出し者の上司は、資産持出許可装置103の表示部に表示された電子メールを見て、パソコン等の資産の持ち出しを許可するか否かを決定する。パソコン等の資産の持ち出しを許可する場合、上司は、資産持出許可装置103を操作して、社内通信ネットワーク106を介して資産データベース管理装置101に接続し、資産データベースが記憶している、持ち出しの許可の申請のあったパソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示すフラグを資産データベースに記憶させる。そして、資産持出許可装置103は、持ち出しの許可の申請のあったパソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDと、持ち出し者の氏名等の持ち出し者を特定する情報とを含む持出許可情報とを、社内通信ネットワーク106を介して持出チェック管理装置105に送信する。
金属感知装置104は、金属感知機によって実現され、出入り口近くに設置され、金属物を感知すると警報音を鳴らしたり、ランプ(図示せず)を点灯させたりして、金属物が持ち出されることを金属感知装置104の管理者(例えば、警備員。)に知らせる。
持出チェック管理装置105は、出入り口近くに設置され、電子タグリーダライタと、持出許可情報を受信するソフトウェアを搭載したコンピュータとを含み、資産持出許可装置103から、社内通信ネットワーク106を介して受信した持出許可情報を記憶する。そして、金属感知装置104が、鞄など一見して中身がわからないものから金属物を感知すると、持出チェック管理装置105の管理者(例えば、警備員。)は、鞄を開けて鞄の中身を確認し、鞄の中身がパソコン等の資産であった場合、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせる。持出チェック管理装置105は、電子タグリーダライタが読み取ったIDと、持出チェック管理装置105が記憶している持出許可情報とを比較し、パソコン等の資産が持ち出しを許可されているか否かを特定する。具体的には、電子タグリーダライタが読み取ったIDと、持出許可情報が含むIDとが合致すれば、パソコン等の資産が持ち出しを許可されていると特定する。持出チェック管理装置105は、パソコン等の資産が持ち出しを許可されている場合、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDと、持ち出し時間等の情報とを、社内通信ネットワーク106を介して資産データベース管理装置101に送信し、資産データベースに、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDと対応づけて持ち出し時間等の情報を記憶させる。また、許可された持ち出しであることを示す表示を持出チェック管理装置105の表示部(図示せず)に表示させて、持出チェック管理装置105の管理者に、正規の持ち出しであることを知らせる。持出チェック管理装置105は、パソコン等の資産が持ち出しを許可されていない場合、持出チェック管理装置105の表示部に、不正な持ち出しであることを示す表示を表示部に表示させて、持出チェック管理装置105の管理者に、不正な持ち出しであることを知らせる。なお、金属感知装置104の管理者と、持出チェック管理装置105の管理者とは同一人物であってもよい。
持出チェック管理装置105は、コンピュータに、電子タグ100から持ち出す資産の情報を読み取らせる情報読み取り処理と、資産持出許可装置103から、持ち出す資産の情報を受信させる情報受信処理と、情報読み取り処理で、電子タグ100から読み取らせた持ち出す資産の情報、および情報受信処理で受信させた持ち出す資産の情報が合致するか否かを判定させ、合致すると判定すると、正規の持ち出しであることを示す情報を表示手段に表示させる判定結果表示処理とを実行させることを特徴とする資産持出管理プログラムを搭載する。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
資産データベース管理装置101の管理者は、パソコン等の資産の導入時に、パソコン等の資産に電子タグ100を貼付し、貼付した電子タグ100が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせ、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータを操作して、資産管理番号と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産が社内資産状態であることを示す情報とを入力して、電子タグ100が記憶しているIDと対応づけて資産データベースに記憶させる(ステップS101)。
パソコン等の資産の持ち出し者は、資産持出申請装置102を操作して、持ち出すパソコン等の資産の情報と、持ち出しの許可を申請することとを示す電子メールを、持ち出し者の上司に送信する(ステップS102)。
持ち出し者の上司が管理する資産持出許可装置103は、パソコン等の資産の持ち出しの許可の申請を示す電子メールを受信すると、表示部(図示せず)に受信した電子メールを表示する。上司が、パソコン等の資産の持ち出しを許可すると決定すると、上司は、資産持出許可装置103を操作して、持ち出しの許可の申請のあったパソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示すフラグを資産データベースに記憶させ、持出許可情報を持出チェック管理装置105に送信する(ステップS103)。持出チェック管理装置105は、受信した持出許可情報を記憶する。
出入り口近くに設置されている金属感知装置104は、金属物を感知した場合(ステップS104)、警報音を鳴らしたり、ランプを点灯させたりして、金属感知装置104の管理者に金属物が持ち出されることを知らせる。金属感知装置104の管理者は、金属物感知装置104が感知したものが鞄であった場合、鞄の中身がパソコン等の資産であるか否かをチェックする(ステップS105)。
鞄の中身が、パソコン等の資産であった場合、持出チェック管理装置105の管理者は、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせ、電子タグ100が記憶しているIDと持出チェック管理装置105が記憶している持出許可情報とを比較する(ステップS106)。
持出チェック管理装置105は、パソコン等の資産が持ち出しを許可されている場合(持出許可情報が、電子タグ100が記憶しているIDを含んでいる場合。)(ステップS107)、電子タグ100が記憶しているIDと、持ち出し時間等の情報とを、社内通信ネットワーク106を介して資産データベース管理装置101に送信し、資産データベースに、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ100が記憶しているIDと対応づけて持ち出し時間等の情報を記憶させ、許可された持ち出しであることを示す表示を持出チェック管理装置105の表示部に表示させて(ステップS108)、持出チェック管理装置105の管理者に、正規の持ち出しであることを知らせる。
持出チェック管理装置105は、パソコン等の資産が持ち出しを許可されていない場合(持出許可情報が、電子タグ100が記憶しているIDを含んでいない場合。)(ステップS107)、持出チェック管理装置105の表示部に、不正な持ち出しであることを示す表示を表示させて(ステップS109)、持出チェック管理装置105の管理者に、不正な持ち出しであることを知らせる。
以上、述べたように、この実施の形態によれば、金属感知装置104と持ち出しチェック管理装置105とを組み合わせることにより、パソコン等の資産の不正な持ち出しを防止することができる。
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態は、電子タグ毎に一意なIDを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信するメモリICである電子タグ200、鞄のロック部分(例えば、鍵等。)に貼付され、鞄の開閉を検知する機能を有し、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDを含む情報を記憶して、無線通信で記憶している情報を送信するメモリICであるシールド機能付き電子タグ(シールド機能付き無線情報記憶手段)210、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶しているIDと、電子タグ200を貼付したパソコン等の資産の、資産管理番号と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産の持ち出し申請がされているか、または社内資産状態であるかを示す情報とを対応づけて記憶している資産データベースを管理する資産データベース管理装置201、持ち出し者の特徴の情報である生体情報を読み取り、持ち出し者の認証を行なう持出者認証装置202、パソコン等の資産の持ち出し者が、資産データベース管理装置201にパソコン等の資産の持ち出しの申請を行ない、電子タグ200に情報を記憶させる持出申請装置(持出申請手段)203、パソコン等の資産の持ち出し者が、資産データベース管理装置201にパソコン等の資産の持ち出しの申請を行ない、シールド付き電子タグ210に情報を記憶させる鞄資産持出申請装置(持出申請手段)204、出入り口近くに設置され、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶している情報を読み取り、パソコン等の資産が、正規に持ち出されるか否かを特定する持出厳密チェック管理装置(持出厳密チェック管理手段)205、出入り口近くに設置され、金属物を感知する金属感知持出チェック装置(金属物感知手段)206、パソコン等の資産の持ち出し者が、パソコン等の資産の持ち帰り時に、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDを読み取らせ、資産データベース管理装置201にパソコン等の資産の持ち帰りの申請を行ない、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、社内資産状態であることを記憶させる資産返却装置(資産返却認識手段)207、および資産データベース管理装置201と持出申請装置203と鞄持出申請装置204と持出厳密チェック管理装置205と資産返却装置207とを接続する社内通信ネットワーク208を含む。
電子タグ200は、電子タグ200の工場出荷時にIDを記憶している。そして、電子タグ200は、パソコン等の資産に貼付され、例えば、ノート型パソコンの場合、液晶表示部を開けなくても、電子タグが記憶している情報を読み取る電子タグリーダライタが電子タグ200が記憶しているIDを読み取ることができる位置に貼付されることが好ましい。なお、電子タグ200が記憶しているIDは、電子タグ200を製造した会社が決定した一意な文字列や数字に限らず、社内資産番号等であってもよい。
シールド機能付き電子タグ210は、鞄のロック部分(例えば、鍵等。)に貼付され、鞄の開閉を検知する開閉センサ機能を有し、改変センサ機能が検知した情報と、鞄持出申請装置204の制御に応じてパソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているID等の情報とを記憶して、記憶している情報を無線通信で送信する。
資産データベース管理装置201は、電子タグリーダライタと、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータとを含む。資産データベース管理装置201の管理者は、パソコン等の資産の導入時に、パソコン等の資産に電子タグ200を貼付し、貼付した電子タグ200が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせ、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータを操作して、資産管理番号と、品名と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産が社内資産状態であることを示す情報とを入力して、電子タグ200が記憶しているIDと対応づけて資産データベースに記憶させる。また、資産データベース管理装置201は、資産データベース管理装置201の管理者の指示に応じて、資産データベースの内容を管理帳票として資産一覧表や持出資産一覧表を、資産データベース管理装置201の表示部(図示せず)に表示させたり、プリントアウトしたりする。
持出者認証装置202は、例えば、顔画像処理端末や指紋読取処理端末等の生体情報処理端末と、生体情報判定装置と、コンピュータとで実現され、生体情報判定装置は、例えば、人事部の生体情報データベースに予め記憶されている、あるアルゴリズムでデジタル処理された持ち出し者の生体情報と、生体情報処理端末が読み取り、同じアルゴリズムでデジタル処理した持ち出し者の生体情報とが合致するか否かの判定を行ない、本人認証を行なう。そして、生体情報判定装置が、生体情報データベースが記憶している生体情報と、生体情報処理端末が読み取った生体情報とが合致すると判定すると、持出者認証装置202は、生体情報を予め決められたアルゴリズムでデジタル圧縮処理し、持出申請装置203、鞄持出申請装置204および持出厳密チェック管理装置205に送信する。
持出申請装置203は、電子タグリーダライタと、Webブラウザソフトウェアを搭載したコンピュータやWebブラウザソフトウェアを搭載した携帯電話機(以下、コンピュータ等という。)とで実現される。電子タグリーダライタとコンピュータ等とは通信ケーブルで接続されている。パソコン等の資産の持ち出し者は、資産データベース管理装置201に、社内通信ネットワーク208を介してパソコン等の資産の持ち出しの申請を行ない、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産の持ち出し申請を行なったことを記憶させる。また、持出申請装置203のコンピュータ等は、パソコン等の資産の持ち出し者の生体情報を持出者認証装置202から受信する。
持出申請装置203のコンピュータ等は、持出申請情報を生成する。具体的には、パソコン等の資産の持ち出し者が、持出申請装置203のコンピュータ等にユーザIDとパスワードとを入力し、例えば、人事部の社員データベースが予め記憶しているユーザIDとパスワードと合致すれば、本人認証を行なったものとして、持出申請情報に、社員データベースが記憶している氏名と社員番号とを含ませる。また、社員証ICカードを利用している場合は、パソコン等の資産の持ち出し者が、PIN(Parsonal Identification Number)を、持出申請装置203のコンピュータ等に入力し、持出申請装置203のコンピュータ等は入力されたPINを人事部のコンピュータに送信して社員証ICカード所持者の存在確認を行ない、社員証ICカード内のデジタル証明書および秘密鍵を用いて、社内に予め構築されている認証局によるPKIを用いて本人認証を行なって、人事部のコンピュータが、社員データベースが記憶している氏名と社員番号とを持出申請装置203のコンピュータ等に送信し、持出申請装置203のコンピュータ等が受信した氏名と社員番号とを持出申請情報に含ませる。
また、持出申請装置203のコンピュータ等は、社内通信ネットワーク208を介して資産データベース管理装置201に接続して、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDにもとづいて、資産データベースから、パソコン等の資産の資産管理番号と品名とを抽出して持出申請情報に含ませる。さらに、持出申請装置203のコンピュータ等は、持ち出し者が、持出申請装置203のコンピュータ等を操作して、社内通信ネットワーク208を介して資産データベース管理装置201にパソコン等の資産の持ち出しの申請を行なった時刻である持出申請時刻を持出申請情報に含ませる。従って、持出申請情報は、持ち出し者の氏名と、社員番号と、持ち出すパソコン等の資産の資産管理番号と、品名と、持出申請時刻とを含む。
持出申請装置203の電子タグリーダライタは、コンピュータ等が持出者認証装置202から受信したパソコン等の資産の持ち出し者の生体情報と持出申請情報とを電子タグ200に記憶させる。また、持出申請装置203のコンピュータ等は、持出申請情報を、持出厳密チェック管理装置205に送信する。
鞄持出申請装置204は、電子タグリーダライタと、小型カメラと、シールド機能付き電子タグ用リーダライタと、これらの端末機器を動作させるソフトウェアおよび映像情報エンコーダソフトウェア(例えば、映像情報を、MPEG(Motion Picture Experts Group)1形式にエンコードするような、デジタル圧縮処理ソフトウェア。)とを搭載するパソコン等のコンピュータとで実現される。電子タグリーダライタと小型カメラとシールド機能付き電子タグ用リーダライタとは、コンピュータと通信ケーブルで接続される。パソコン等の資産の持ち出し者は、コンピュータを操作して、社内通信ネットワーク208を介して、資産データベース管理装置201に、パソコン等の資産の持ち出しの申請を行ない、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産の持ち出し申請を行なったことを記憶させる。また、パソコン等の資産の持ち出し者は、電子タグリーダライタに、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDを読み取らせる。さらに、パソコン等の資産の持ち出し者は、パソコン等の資産を鞄に入れて、鞄を閉じる際の映像を小型カメラで撮影し、撮影した映像情報をコンピュータを操作してデジタル圧縮するエンコードを行なう。鞄持出申請装置204のコンピュータは、パソコン等の資産の持ち出し者の生体情報を持出者認証装置202から受信する。
鞄持出申請装置204のコンピュータは、持出申請装置203のコンピュータ等と同様の方法で、持出申請情報を生成する。そして、鞄持出申請装置204のコンピュータは、シールド機能付き電子タグ用リーダライタに、受信した生体情報と、電子タグリーダライタが読み取ったパソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDと、鞄を閉じる際の映像情報と、持出申請情報とを、シールド機能付き電子タグ210に記憶させる。そして、鞄持出申請装置204のコンピュータは、持出申請情報を、持出厳密チェック管理装置205に送信する。
持出厳密チェック管理装置205は、出入り口近くに設置されて金属感知持出チェック装置206と接続され、電子タグリーダライタと、シールド機能付き電子タグ用リーダライタと、生体情報処理端末と、生体情報判定装置と、これらの端末機器を動作させるソフトウェアおよびMPEG1形式等で圧縮エンコードされている映像情報を再生するソフトウェアとを搭載するコンピュータとで実現される。持出厳密チェック管理装置205のコンピュータは、持出申請装置203および鞄持出申請装置204が送信した持出申請情報を受信して記憶する。持出厳密チェック管理装置205の電子タグリーダライタまたはシールド機能付き電子タグ用リーダライタは、パソコン等の資産の持ち出し者が退出する際に出入り口で、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶している持出申請情報を読み取り、記憶している持出申請情報と合致するか否かを判定する。また、持出厳密チェック管理装置205のシールド機能付き電子タグ用リーダライタは、シールド機能付き電子タグが記憶している、鞄が開閉されたか否かの情報を読み取り、持出厳密チェック管理装置205のコンピュータは、シールド機能付き電子タグが鞄が開かれたことを示す情報を記憶していると、不正な持ち出しであると判定する。
持出厳密チェック管理装置205は、生体情報判定装置が、例えば、人事部の生体情報データベースに予め記憶されている、あるアルゴリズムでデジタル処理された持ち出し者の生体情報と、電子タグリーダライタまたはシールド機能付き電子タグ用リーダライタが、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から生体情報を読み取り、同じアルゴリズムでデジタル処理した持ち出し者の生体情報と、持出厳密チェック管理装置205の生体情報処理端末が読み取った持ち出し者の生体情報とが合致するか否かの判定を行ない、本人認証を行なう。また、持出厳密チェック管理装置205のシールド機能付き電子タグ用リーダライタは、シールド機能付き電子タグが記憶している、鞄を閉じる際の映像情報を読み取り、持出厳密チェック管理装置205のコンピュータは、表示部(図示せず)に読み取った映像情報の映像を表示させ、持出厳密チェック管理装置205の管理者(例えば、警備員。)は、不審な点があるか否かを判定し、正規な持ち出しであるか否かを判定する。
持出厳密チェック管理装置205は、全ての判定の結果、正規な持ち出しであると判定すると、社内通信ネットワーク208を介して資産データベース管理装置201に接続して、資産データベースに、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを記憶させる。また、持出厳密チェック管理装置205の電子タグリーダライタまたはシールド機能付き電子タグ用リーダライタは、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210に、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示す情報を記憶させる。
金属感知持出チェック装置206は、金属感知機と、電子タグリーダライタと、シールド機能付き電子タグ用リーダライタとによって実現され、出入り口近くに設置され、金属物を感知すると警報音を鳴らしたり、ランプ(図示せず)を点灯させたりして、金属物が持ち出されることを金属感知持出チェック装置206の管理者(例えば、警備員。)に知らせる。ただし、金属感知持出チェック装置206は、電子タグリーダライタまたはシールド機能付き電子タグ用リーダライタが、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶している、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示す情報を読み取ると、金属物を感知しても警報音を鳴らしたり、ランプを点灯させたりしない。なお、実際の運用では、ランダムな回数毎に警報音を鳴らしたり、ランプを点灯させたりして、不正持ち出しへの警告を行なうことが好ましい。なお、持出厳密チェック管理装置205の管理者と、金属感知持出チェック装置206の管理者とは同一人物であってもよい。
資産返却装置207は、電子タグリーダライタとコンピュータとによって実現される。そして、パソコン等の資産の持ち出し者が、パソコン等の資産の持ち帰り時に、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDを、電子タグリーダライタに読み取らせ、社内通信ネットワーク208を介して資産データベース管理装置201にコンピュータを接続し、パソコン等の資産の持ち帰りの申請を行ない、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、社内資産状態であることを記憶させる。
持出厳密チェック管理装置205は、コンピュータに、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から持ち出す資産の情報および資産の持ち出し者の特徴の情報である生体情報を読み取らせる情報読み取り処理と、持出申請装置203または鞄持出申請装置204から、持ち出す資産の情報を受信させる資産情報受信処理と、人事部等のコンピュータから、資産の持ち出し者の生体情報を受信させる生体情報受信処理と、資産の持ち出し者の生体情報を読み取らせる生体情報読み取り処理と、情報読み取り処理で電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から読み取った生体情報、生体情報受信処理で受信した生体情報、および生体情報読み取り処理で読み取った生体情報が合致するか否かを判定させる生体情報判定処理と、情報読み取り処理で、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から読み取った持ち出す資産の情報、および資産情報受信処理で受信した持ち出す資産の情報が合致するか否かを判定させる資産判定処理と、生体情報判定処理および資産判定処理で、合致すると判定すると、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210に、正規の持ち出しであることを示す情報を記憶させる判定結果書き込み処理とを実行させることを特徴とする資産持出管理プログラムを搭載する。
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
資産データベース管理装置201の管理者は、パソコン等の資産の導入時に、パソコン等の資産に電子タグ200を貼付し、貼付した電子タグ200が記憶しているIDを電子タグリーダライタに読み取らせ、資産データベースを管理するデータベース管理ソフトウェアを搭載するパソコン等のコンピュータを操作して、資産管理番号と、品名と、使用者を特定する情報と、使用場所の情報と、パソコン等の資産が社内資産状態であることを示す情報とを入力して、電子タグ200が記憶しているIDと対応づけて資産データベースに記憶させる(ステップS201)。
パソコン等の資産の持ち出し者は、持出者認証装置202の生体情報処理端末を操作して生体情報を読み取らせ、生体情報判定装置は、本人認証を行なう(ステップS202)。生体情報判定装置が、生体情報処理端末が読み取った生体情報と、生体情報データベースが記憶している生体情報とが合致すると判定すると、持出者認証装置202のコンピュータは、生体情報を予め決められたアルゴリズムでデジタル圧縮処理し、持出申請装置203、鞄持出申請装置204および持出厳密チェック管理装置205に送信する。
電子タグ200が目視可能な場合(ステップS203)、持出申請装置203は、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産の持ち出し申請を行なったことを記憶させ、生体情報と持出申請情報とを電子タグ200に記憶させる(ステップS204)。そして、持出申請装置203は、持出申請情報を持出厳密チェック管理装置205に送信する。
パソコン等の資産が鞄に入れられて電子タグ200が目視不可能な場合(ステップS203)、鞄持出申請装置204は、資産データベースに、電子タグ200が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産の持ち出し申請を行なったことを記憶させ、生体情報と、パソコン等の資産に貼付されている電子タグ200が記憶しているIDと、鞄を閉じる際の映像情報と、持出申請情報とを、シールド機能付き電子タグ210に記憶させる(ステップS205)。そして、鞄持出申請装置204は、持出申請情報を持出厳密チェック管理装置205に送信する。
持出厳密チェック管理装置205は、電子タグ200が記憶している持出申請情報を読み取り、持出申請装置203から受信した持出申請情報と合致するか否かを判定する。また、持出厳密チェック管理装置205は、持ち出し者の生体情報を読み取り、生体情報データベースに予め記憶されている生体情報と、電子タグ200が記憶している生体情報と、読み取った持ち出し者の生体情報とが合致するか否かを判定する(ステップS206)。
持出厳密チェック管理装置205は、シールド機能付き電子タグ210が記憶している持出申請情報を読み取り、鞄持出申請装置204から受信した持出申請情報と合致するか否かを判定する。また、持出厳密チェック管理装置205は、シールド機能付き電子タグが記憶している、鞄が開閉されたか否かの情報を読み取り、鞄が開閉されたか否かを判定する。さらに、持出厳密チェック管理装置205は、持ち出し者の生体情報を読み取り、生体情報データベースに予め記憶されている生体情報と、シールド機能付き電子タグ210が記憶している生体情報と、読み取った持ち出し者の生体情報とが合致するか否かを判定する。また、持出厳密チェック管理装置205の管理者は、シールド機能付き電子タグが記憶している映像情報を再生し、不審な点があるか否かを判定する(ステップS207)。
持出厳密チェック管理装置205は、ステップS206またはステップS207において、全ての判定項目で合致し、ステップS207において持出厳密チェック管理装置205の管理者が、シールド機能付き電子タグが記憶している映像情報に、不審な点がないと判定すると(ステップS208)、資産データベースに、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が記憶しているIDに対応づけて、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを記憶させ、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210に、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを記憶させる(ステップS209)。そして、持出厳密チェック管理装置205は、金属感知持出チェック装置206に、正規な持ち出しであることを通知する。
金属感知持出チェック装置206は、金属物を感知すると(ステップS210)、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210が、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示す情報を記憶しているか否かを判定する(ステップS211)。金属感知持出チェック装置206は、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示す情報を読み取った場合は、金属物を感知しても警報音を鳴らしたり、ランプを点灯させたりしない。しかし、金属感知持出チェック装置206は、電子タグ200またはシールド機能付き電子タグ210から、パソコン等の資産が持ち出し状態であることを示す情報を読み取らなかった場合は、警報音を鳴らしたり、ランプを点灯させたり、表示部(図示せず)に不正な持ち出しであることを表示したりして、金属物が持ち出されることを金属感知持出チェック装置206の管理者に知らせる(ステップS212)。
なお、持出申請装置203および鞄持出申請装置204は、持ち出し者の上司の電子メールアドレスに、パソコン等の資産を持ち出す許可を申請する電子メールを送信してもよく、本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態の資産持出許可装置103に相当する機能を有する手段を備えてもよい。
以上、述べたように、この実施の形態によれば、生体情報と、シールド機能付き電子タグ210とを用いるため、より厳密に不正持ち出しを防止することができる。
本発明は、パソコン等の資産の不正持ち出しの防止に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100、200 電子タグ
101、201 資産データベース管理装置
102 資産持出申請装置
103 資産持出許可装置
104 金属感知機装置
105 持出チェック管理装置
106、208 社内通信ネットワーク
202 持出者認証装置
203 持出申請装置
204 鞄持出申請装置
205 持出厳密チェック管理装置
206 金属感知持出チェック装置
207 資産返却装置
210 シールド機能付き電子タグ

Claims (8)

  1. 資産に貼付され、一意なIDを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信する無線情報記憶手段と、
    通信ネットワークに接続され、資産を特定する情報と、前記IDとを対応づけて記憶する資産データベースを管理する資産データベース管理手段と、
    通信ネットワークに接続され、資産の持ち出し者の特徴を検出して、持ち出し者を特定する持出者認証手段と、
    通信ネットワークに接続され、前記持ち出し者による前記資産の持ち出しの申請が行われる際に、前記資産に貼付された前記無線情報記憶手段に記憶された前記IDに基づいて前記資産データベースから前記資産を特定する情報を抽出し、該抽出された前記資産を特定する情報を含む持出申請情報を生成し、前記無線情報記憶手段に前記持出申請情報を記憶させる持出申請手段と、
    通信ネットワークに接続され、前記資産に貼付された前記無線情報記憶手段が記憶している情報を読み取る持出厳密チェック管理手段と、
    金属物の存在を感知すると、警報音を鳴らす金属物感知手段とを含み、
    前記持出申請手段は、前記持出申請情報を、前記持出厳密チェック管理手段に送信し、
    前記持出厳密チェック管理手段は、受信した前記持出申請情報と、持ち出す前記資産に貼付されている前記無線情報記憶手段が記憶している持出申請情報とが合致するか否かの判定を行ない、合致すると判定すると、正規の持ち出しであることを示す情報を前記無線情報記憶手段に記憶させ、
    前記金属物感知手段は、前記無線情報記憶手段が記憶している情報を読み取り、前記無線情報記憶手段が、正規の持ち出しであることを示す情報を記憶していると、金属物を感知しても警報音を鳴らさない
    ことを特徴とする資産持出管理システム。
  2. 持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴と、通信回線を介して接続され、資産持出管理システムが構築されている組織に属する者の特徴を記憶している生体情報データベースが記憶している、組織に属する者の特徴とを比較して、持ち出し者を特定する
    請求項1記載の資産持出管理システム。
  3. 持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報を持出申請手段に送信し、
    前記持出申請手段は、前記持出者認証手段から受信した資産の持ち出し者の特徴の情報を無線情報記憶手段に記憶させ、
    持出厳密チェック管理手段は、資産の持ち出し者の特徴を検出し、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、前記持出者認証手段が検出した、前記無線情報記憶手段が記憶している資産の持ち出し者の特徴の情報、および生体情報データベースが記憶している持ち出し者の特徴の情報が合致するか否かの判定も行なう
    請求項2記載の資産持出管理システム。
  4. 資産を収納する鞄のロック付近に貼付され、無線情報記憶手段が記憶している情報と、鞄を閉じる際の映像情報とを含む情報を記憶し、無線通信で記憶している情報を送信するシールド機能付き無線情報記憶手段と、
    通信ネットワークに接続され、持ち出し者による資産の持ち出しの申請が行われる際に前記資産を特定する情報を含む持出申請情報を生成し、生成した持出申請情報を前記シールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させる第2の持出申請手段とを含み、
    前記第2の持出申請手段は、前記持出申請情報を、前記持出厳密チェック管理手段に送信し、
    持出厳密チェック管理手段は、前記第2の持出申請手段から受信した持出申請情報と、持ち出す前記資産を収納する鞄に貼付されている前記シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している情報とが合致するか否かの判定を行ない、合致すると判定すると、正規の持ち出しであることを示す情報を前記シールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ、
    前記金属物感知手段は、無線情報記憶手段が記憶している情報および前記シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している情報を読み出し、前記無線情報記憶手段または前記シールド機能付き無線情報記憶手段が、正規の持ち出しであることを示す情報を記憶していると、金属物を感知しても警報音を鳴らさない
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の資産持出管理システム。
  5. 持出者認証手段は、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報を第2の持出申請手段に送信し、
    前記第2の持出申請手段は、前記持出者認証手段から受信した資産の持ち出し者の特徴の情報をシールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ、
    持出厳密チェック管理手段は、資産の持ち出し者の特徴を検出し、検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している、持出者認証手段が検出した資産の持ち出し者の特徴の情報、および資産持出管理システムが構築されている組織に属する者の特徴を記憶している生体情報データベースが記憶している持ち出し者の特徴の情報が合致するか否かの判定も行なう
    請求項4記載の資産持出管理システム。
  6. 第2の持出申請手段は、持ち出す資産を収納した鞄を閉じる際の映像情報を生成して、シールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させ、
    持出厳密チェック管理手段は、シールド機能付き無線情報記憶手段が記憶している映像情報を再生する
    請求項4または請求項5記載の資産持出管理システム。
  7. シールド機能付き無線情報記憶手段は、貼付された鞄が開閉されたか否かを示す情報を記憶し、
    持出厳密チェック管理手段は、シールド機能付き無線情報記憶手段が、鞄が開閉されたことを示す情報を記憶していると、正規の持ち出しであることを示す情報を前記シールド機能付き無線情報記憶手段に記憶させない
    請求項4から請求項6のうちいずれか1項記載の資産持出管理システム。
  8. 通信ネットワークに接続され、無線情報記憶手段が記憶している情報を読み出し、資産データベースに、前記無線情報記憶手段が記憶しているIDに対応づけて資産が持ち帰られたことを示す情報を記憶させる資産返却認識手段を含む
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項記載の資産持出管理システム。
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