JP3950417B2 - キャピラリアレイ電気泳動装置 - Google Patents
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Description
本発明は、複数のキャピラリを束ねたキャピラリアレイを用いてDNA、蛋白質などの試料を電気泳動により分離・分析する電気泳動装置及びそれに用いるサンプリング装置に属する。
背景技術
複数のキャピラリを組み合わせてキャピラリアレイを構成し、各キャピラリに電気泳動媒体と分析又は分離すべき試料を供給して、対象となる試料を分離・分析する技術はよく知られている。試料としては、例えば蛍光物質で標識されたDNA、蛋白質などがキャピラリに供給される。このような技術は、米国特許第5366608号、第5529679号、第5516409号、第5730850号、第5790729号、第5582705号、第5439578号、第5274240号などに記載されている。分離・分析のスループットの観点からすると、平板ゲルを用いた電気泳動法よりも、マルチキャピラリを用いた方が、多くの利点がある。
マルチキャピラリアレイ電気泳動装置は、装置筐体に、キャピラリアレイを一定温度の環境下に収納するための恒温槽、キャピラリアレイに分離媒体であるゲルポリマーを詰め替え交換するためのゲルポンプユニット、レーザ光などをキャピラリアレイに照射し、蛍光体で標識された試料からの蛍光を検出する照射・検出部、多数の試料を連続的に測定するためのオートサンプラ等を装備している。キャピラリアレイの一方の端(試料導入端)には、負電圧を印加できるように電極が形成されている。キャピラリにDNAを注入する際には、オートサンプラが移動し、負電極をオートサンプラ上に搭載された試料を含む溶液中に、また、注入した試料の電気泳動を行う際には、負電極を同じくオートサンプラ上に搭載されたバッファ液に浸して電圧を印加する。DNA試料及びバッファ液は、オートサンプラのトレイ上に搭載される。試料は、一度に多数の試料を入れることのできる汎用のマイクロタイタープレートに入れられることが多く、専用のアダプタ等と組み合わせてトレイ上に載せられる。バッファ液はそれを収納するためのバッファ槽に入れトレイ上に載せられる。マイクロタイタープレートやバッファ槽は、試料の蒸発を防止するためのセプタで覆われている。セプタにはキャピラリが挿入できるようにスリットが設けてある。
マイクロタイタープレートやバッファ槽は、オートサンプラのトレイ上に載せるだけの構造であり、X,Y方向については固定されるが、Z方向には固定されない。そのため、オートサンプラが下方向に移動し、キャピラリアレイの試料導入端がマイクロタイタープレートのウェルや、バッファ槽内から抜け出る際、キャピラリアレイがセプタとの間の摩擦力によってマイクロタイタープレートやバッファ槽を持ち上げてしまうことがある。
これを防ぐため、従来は押し下げ板(以下、ストリッパープレートという)を用いていた。ストリッパープレートは、キャピラリアレイの試料導入端に沿って上下方向に動くことが出来る。例えば、キャピラリアレイへ試料を導入する際、オートサンプラはキャピラリアレイの試料導入端を試料の入ったマイクロタイタープレートのウェル内に挿入するため、目的のウェルがキャピラリアレイの真下に来るようX,Y方向に移動した後、上方向へ移動する。その際、ストリッパープレートは、オートサンプラに当たって持ち上げられる。このとき、ストリッパープレートは、それに取り付けられたバネ、もしくはそれ自身の自重によってマイクロタイタープレートを押し下げる方向に力を発生する。このため、その後、オートサンプラが下方向へ移動しても、キャピラリアレイが完全に抜けるまで、マイクロタイタープレートはオートサンプラのトレイ上に押し付けられ、マイクロタイタープレートが持ち上がることはない。
しかし、このストリッパープレートを用いる方式には、いくつかの問題がある。試料導入中もしくは電気泳動中等、ストリッパープレートがオートサンプラに接触している間は常に下方向への力がオートサンプラへ加わっている。オートサンプラは、例えばステッピングモータ等によって駆動するが、ステッピングモータが励磁されている間は、ステッピングモータの静止トルクによってオートサンプラが落下することはない。しかし、励磁されていない状態では、オートサンプラがストリッパープレートの力によって落下する恐れがある。例えば、装置の電源を切り、一時待機状態とする場合、装置に取り付けられたキャピラリアレイの乾燥を防ぐため、その試料導入端をバッファ槽もしくは水槽の中に浸した状態に保つ必要がある。しかし、このときステッピングモータは励磁されていないので、ストリッパープレートに押されてオートサンプラが落下してしまう可能性がある。また、装置の安全上、電気泳動中やオートサンプラが移動している間に、オペレーターが装置の扉を開けた場合は、自動的にすべての動作を停止させ、各種電源供給を遮断する必要がある場合、同様の問題が発生する。もちろん、ストリッパープレートよりも十分大きな力で押し下げないとオートサンプラが落下しないようにすることは可能であるが、保守・サービス等、手動でオートサンプラを移動させる場合、大変不便である。
さらに、試料導入時や電気泳動時は、キャピラリアレイの試料導入端に数k〜数十kVの高電圧を印加するため、アレイ電極部からストリッパープレートを介して装置架台へ放電する恐れもある。
上記問題は、キャピラリアレイの本数が増すほど顕著になるため、装置の処理能力(スループット)を向上させる上で大きな障害となる。
更に、キャピラリアレイは一定温度に保持するために全体を恒温槽中に保持しているが、試料注入端の部分は恒温槽外に出す必要がある。ストリッパプレートがあると、恒温槽外に出すキャピラリー部分の長さを長くする必要があり、電気泳動の性能に問題が生じる。
本発明は、ストリッパプレートがなくても自動運転可能なキャピラリアレイ電気泳動装置を提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するため、本発明ではマイクロタイタープレート等の試料容器やバッファ液を入れたバッファ槽をオートサンプラ上にXY平面内だけでなくZ方向についても固定し、それによってストリッパプレートが無くてもキャピラリアレイ電気泳動装置の自動運転に支障がないようにした。
すなわち、本発明によるキャピラリアレイ電気泳動装置は、試料注入端が整列配置された複数本のキャピラリからなるキャピラリアレイと、試料注入端を下方に露出させてキャピラリアレイを収納する恒温槽と、トレイ上に複数の試料容器とバッファ容器とを装着して上下方向及び水平方向に可動であり、上方に移動したとき恒温槽から露出しているキャピラリアレイの試料注入端を試料容器中の試料又はバッファ容器中のバッファ中に浸漬させることのできるオートサンプラとを含むキャピラリアレイ電気泳動装置において、オートサンプラは、複数の試料容器及びバッファ容器をトレイ上に固定する手段を備えることを特徴とする。
オートサンプラは、トレイ上に試料を入れるマイクロタイタープレートと当該マイクロタイタープレートを載置するためのアダプタとを含むサンプルプレートアセンブリを保持し3次元的に固定するためのガイド及びストッパーを有する。
アダプタは異なるマイクロタイタープレートに対してそれぞれ用意するのが好ましい。トレイはアダプタの底部形状を検知して当該アダプタ上に載置されたマイクロタイタープレートのウェル数を識別するセンサを有することが好ましい。
また、本発明によるオートサンプラは、恒温槽から試料注入端を露出させてキャピラリアレイが装着されるキャピラリアレイ電気泳動装置に備えられ、トレイ上に複数の試料容器とバッファ容器とを装着して上下方向及び水平方向に可動であり、上方に移動したとき恒温槽から露出しているキャピラリアレイの試料注入端を試料容器中の試料又はバッファ容器中のバッファ中に浸漬させることのできるオートサンプラにおいて、複数の試料容器及びバッファ容器を前記トレイ上に固定する手段を備えることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。ここでは、試料として蛍光標識したDNA試料を用いる場合を例にとって説明する。
図1は、本発明による電気泳動装置の外観を示す斜視図で、恒温槽の扉を開けた状態を示す。なお、図1はキャピラリアレイが装着されていない状態の図である。電気泳動装置100は、架台101にペルチエ素子などを備え温度制御ができる恒温槽102、キャピラリアレイのキャピラリに電気泳動媒体を供給するゲルポンプユニット103、検出部104、及びオートサンプラ105を備える。恒温槽の空間にはキャピラリアレイを設置できる。オートサンプラ105は、トレイ上に後述するサンプルプレートアセンブリ及びバッファ等のタンクを装着できる。
図2は、キャピラリアレイユニット201と、恒温槽102、ゲルポンプユニット103等との関係を示す概略図である。キャピラリアレイユニット201の一端は、試料注入端になっており、試料注入端は中空のステンレス管からなる中空電極202に挿入されている。キャピラリは中空電極202の先端からわずかに突出し、キャピラリと中空電極202の間は接着剤で封止し、試料などのキャリーオーバーが生じないようにされている。キャピラリにDNA試料を注入する際には、キャピラリの試料注入端をDNA試料を含む溶液に浸し、また、注入した試料を電気泳動する際には、試料注入端をバッファ液205に浸して、キャピラリの両端に電圧を印加する。図2は試料注入端をバッファ液205に浸した状態を示しており、DNA試料は図示されていない。
キャピラリアレイユニット201の他端には、泳動媒体であるゲルをキャピラリアレイユニット201に注入するためのゲルポンプユニット103への接続部となるキャピラリヘッド203が形成されている。キャピラリ内部の泳動媒体であるゲルをキャピラリ内に充填する際には、バルブ206を閉じ、シリンジ207を押し込むことによって、シリンジ207内のゲルをキャピラリアレイユニット201内に注入する。電気泳動する際には、バルブ206を開放し、バッファ205に浸った電極202とバッファ208に浸ったアース電極209との間に電圧を印加する。キャピラリアレイユニット201は、その両端部を除き大部分が気体循環式の恒温槽102内に収納され、一定温度に保たれる。キャピラリ内で電気泳動により分離された蛍光標識試料から発生する蛍光の検出部204が、恒温槽102の外側に配置されている。
図3は、電気泳動システムを示す概略図である。キャピラリアレイユニット201中の1本1本のキャピラリは、外径が0.1〜0.7mm、内径が0.02〜0.5mmの石英パイプで、外側をポリイミド樹脂でコーティングされている。このキャピラリを複数本(数本から数数10本が一般的である)配列してキャピラリアレイユニット201を構成する。キャピラリアレイユニット201は、蛍光標識されたDNA試料等が入った試料容器から電気泳動でキャピラリに試料を取り込むロードヘッダ301、ロードヘッダ301の試料番号順にキャピラリを配列固定した検出部(ウインドウユニット)204、複数本のキャピラリを束ねて接着したキャピラリヘッド203を備える。ロードヘッダ301には、キャピラリに泳動電圧を印加するための電極が設けられており、この電極は各キャピラリの試料注入端が挿入された中空電極202に接続されている。検出部(ウインドウユニット)204は、整列保持した複数のキャピラリに光照射するための開口とキャピラリから発せられた発光302を取り出すための開口とを備える。
キャピラリアレイユニット201の、ロードヘッダ301から突出した中空電極202及びキャピラリの試料注入端は蛍光標識されたDNA試料が入った試料容器311に浸漬され、他端のキャピラリヘッド203はバッファが入ったバッファ容器312に取り付けられる。バッファ容器312とロードヘッダ301の間には高圧電源313から15kV前後の高電圧印加され、試料容器311内の試料がキャピラリの試料注入端から電界注入される。その後、試料容器311を取り去り、キャピラリアレイユニット201の試料注入端を図2に示すようにバッファ中に浸漬してキャピラリ両端に電圧を印加して試料の電気泳動を行う。
電気泳動された試料の検出は検出部(ウインドウユニット)204にて行われる。レーザ光源321により発生するレーザ光322は、反射ミラー323で反射された後、ビームスプリッター324により2分割され、反射ミラー325で反射され、集光レンズ326で集光されて、キャピラリが配列する平面と平行方向から、キャピラリアレイユニット201を照射する。キャピラリの内部に充填されたゲル中を電気泳動してきた蛍光標識試料は、レーザ光322の照射によって励起され、蛍光302を発する。蛍光302の検出は、キャピラリが配列する平面に対してほぼ垂直方向に進む蛍光302を、第1レンズ327により平行光にし、光学フィルタ及び像分割プリズム328により像分割した後、第2レンズ329によりCCDカメラ330に結像して行う。CCDカメラ330で検出された測定データは処理演算装置331により処理し、DNA試料の塩基配列や塩基長を解析する。なお、図では、レーザ光322を検出部204の両側から照射しているが、片側のみから照射させるようにしてもよい。
DNA試料やバッファ液は、XYZ方向に移動自在なオートサンプラ105によって運搬され、キャピラリアレイユニット201の各キャピラリの試料導入端が所望の容器に挿入される。本発明は、DNA試料やバッファ等を入れた容器をオートサンプラ105上に固定する手段を提供する。以下、その具体例について詳細に説明する。
分析者の負担を軽減するために、分析する試料は市販のマイクロタイタープレートに入れて分析を行う。マイクロタイタープレートはそのままではオートサンプラのトレイ上にセットできないので、プレートアダプタ、プレート、セプタ、及びセプタホルダを重ねた4層構造のサンプルプレートアセンブリとしてトレイ上にセットする。マイクロタイタープレートは種々のものが市販されているが、それぞれに対応したアダプタがあり、どのタイプのプレートを使用しても、オートサンプラに取付け可能である。マイクロタイタープレートには、8×12=96穴と、16×24=384穴の2種類がある。本発明の電気泳動装置は、上記のサンプルプレートアセンブリを2セット同時に搭載することができるので、最大384×2=768試料を連続分析することが可能である。
図4〜図6は、96穴マイクロタイタープレートを備えるサンプルプレートアセンブリの説明図であり、図4は分解組立図、図5は組み立てた状態のサンプルプレートアセンブリ斜視図、図6は底面図である。
サンプルプレートアセンブリは、プレートアダプタ401、マイクロタイタープレート402、セプタ403、セプタホルダ404によって構成される。プレートアダプタ401は、マイクロタイタープレート402をオートサンプラ105のトレイ上にセットするための土台である。セプタ403はシリコンゴム製で、マイクロタイタープレート402の各ウェルに先端が入り込むよう突起が形成されており、その先端にキャピラリ先端が通過するための切り込みが入っている。セプタ403は、試料の蒸発防止の機能と、キャピラリ先端に付着した試料等を拭い取る機能を兼ねている。セプタホルダ404は、マイクロタイタープレート402とセプタ403をアダプタ401に固定するためのパーツである。
図5は、セプタホルダ404、セプタ403、マイクロタイタープレート402、プレートアダプタ401から組み立てられたサンプルプレートアセンブリ500を示している。図6は、サンプルプレートアセンブリからセプタホルダ404のみを取り外した状態の図である。セプタホルダ404は、マイクロタイタープレート402が試料の前処理であるPCR(Polymerase Chain Reaction)と呼ばれる熱処理にも使用され、条件によってはこの熱処理によって変形することもあるため、変形してしまったマイクロタイタープレート402を矯正して、アダプタ401に正しく固定する役割も兼ねている。プレートアダプタ401の底部には、ホトインタラプタによってプレートアダプタの種類を識別するための遮光板605あるいは切欠き606が設けられている。また、プレートアダプタ401は、長い方の側面のそれぞれ異なる高さ位置にガイド715,716を有する。
セプタホルダ404は、分析者の手間を省くよう、図6に示すように左右に2個ずつあるツメ601をアダプタ401のフランジ603に引っかけるだけの簡単な構造となっている。そのため場合によっては、セプタホルダ404がプレートアダプタ401の長手方向にずれてはめ込まれる恐れがある。仮にセプタホルダ404がプレートアダプタ401に誤って固定されると、セプタホルダ404のキャピラリが通過する穴がマイクロタイタープレート402のウェルと一致しなくなり、キャピラリを破損してしまう。これを防ぐため、セプタホルダ404側の4個所のツメ601の部分にはそれぞれ突起602があり、これがアダプタ側のガイド604に合っていないと、ツメ601がフランジ603にかからず、セプタホルダ404がプレートアダプタ401に取り付かない構造になっている。これにより分析者は、特に意識することなくセプタホルダ404をプレートアダプタ401に取り付けることができ、また誤った位置で固定するといった問題も発生しない。
本発明によるオートサンプラは、アダプタで異なるプレート(高さ)に対応することができる。本発明の電気泳動装置で使用されるマイクロタイタープレートのうち、同じ96個のウェルを持つマイクロタイタープレートでも複数種類のものが市販されており、各社によってその形状、寸法、ウェルの深さ等が異なる。例えば、本発明の電気泳動装置の最小試料量を10μlに設定すると、ウェルの底から試料液面までの高さは、市販の96穴マイクロタイタープレートの場合で約2.5mm程度のものがあり、キャピラリに試料を確実に導入するためには、ウェルの底から約1mmの高さまでキャピラリを挿入しなければならない。しかし、ウェルの底の高さは、マイクロタイタープレートによって大きく異なっているため、これらを区別なしに使用すれば、キャピラリ先端がウェルの底に接触、破損してしまうか、キャピラリが試料まで届かず、試料がキャピラリに導入できないと言った問題が生じる。
そこで、各社のマイクロタイタープレートのウェルの底の高さや中心軸の位置を補正するため、各マイクロタイタープレートにそれぞれに対応したプレートアダプタを用意し、それらを組み合わせて使用することで、96個のウェルを持つマイクロタイタープレートであればどれでもウェルの中心軸および底の高さがオートサンプラのトレイに対して、常に同じ位置になるようにした。これによりオートサンプラは、そこに搭載されたサンプルプレートアセンブリのウェル数(96もしくは384)のみを識別し、それにより制御方法を使い分けさえすれば、どのタイプの96穴マイクロタイタープレートが搭載されていても、常に同じ制御方法でオートサンプラを移動させることが可能となる。
また、各社の96穴マイクロタイタープレートの形状は一見区別しにくいが、間違ったプレートアダプタには取り付けられないよう、また間違った方向に取り付けることがないよう、各プレートアダプタには工夫がなされている。例えば、図4に示すマイクロタイタープレート402の場合、マイクロタイタープレートの4隅の内の一つの角が切り落とされた構造になってる。この切り落としは、各社のマイクロタイタープレートによってその方向または大きさが異なっており、プレートアダプタ401もまたそれに対応した形状となっているため、マイクロタイタープレートを間違ったプレートアダプタに取り付けたり、間違った方向に取り付けることはない。
本発明のオートサンプラは、96/384に同一構造で対応できる。96穴マイクロタイタープレートのプレートアダプタと384穴マイクロタイタープレートのプレートアダプタは、オートサンプラのトレイに対して、どちらでも2セット取り付けられるようになっており、分析者の目的に応じて、自由に組み合わせて取り付けることができる。
図7は、本発明によるオートサンプラのトレイの一例を示す概略図である。図示の例のトレイ700は、サンプルプレートアセンブリを2セット、バッファや水などを入れるためのタンクを4セット搭載することができるが、その数量は電気泳動に必要な数量以上であればいくつであっても構わない。
トレイ700のサンプルプレートアセンブリ設置場所の両側には水平なガイド溝701が設けられている。サンプルプレートアセンブリ710,711(図7には簡略化して描いてあるが、実際には図5に示したような積層構造を有する)は、その側面に水平に設けられたガイド715,716をトレイ700に設けられたガイド溝701に合わせて、トレイ13の外側から水平方向にスライドさせてセットする。これにより、サンプルプレートアセンブリ710,711は、トレイ700上で上下方向(Z方向)が固定される。トレイ700のガイド溝701に沿った方向への固定は、サンプルプレートアセンブリ710,711を一番奥までスライドさせた後、トレイ700に設けられたカバー702を閉じることで行われる。カバー702は、先端部に設けられたツメ又はネジ、あるいは磁石等の手段によってトレイ700の側部に固定される。
一方、トレイ700のタンク設置場所には、ゲート状の枠731及び凹部732が設けられている。タンク720〜723は、ゲート状の枠731をくぐらせ、端部を凹部732に挿入してトレイ700に載せられる。その後、カバー734を閉じて、枠731から抜け出る方向へのタンクの移動が記載される。こうして、タンク720〜723は、トレイ700上で上下方向及び水平方向に固定される。
これにより、サンプルプレートアセンブリ710,711及びタンク720〜723はトレイ700上でXYZ全ての方向について固定されるので、オートサンプラが上下方向に移動し、キャピラリアレイユニット201の試料導入端がマイクロタイタープレートあるいはタンク内を上下しても、マイクロタイタープレートが浮き上がったり、タンク又はタンク上のセプタが浮き上がってしまったりすることはない。したがって、ストリッパープレートといったサンプルプレートアセンブリやタンクをトレイ上に押し付けるための機構を新たに設ける必要はない。
トレイ700上には、サンプルプレートアセンブリの搭載位置に2個、計4個のホトインタラプタ740が設けられている。これは、異なるウェル数を持つマイクロタイタープレートを使用する場合、それらを自動で識別するために使用される。本実施例では、96穴と384穴の2種類のマイクロタイタープレートを搭載することを想定し、これらのうち、どちらのマイクロタイタープレートが搭載されているかを自動で識別する。
アダプタ401は、2種類のマイクロタイタープレートに合わせて異なるタイプのものが用意され、それらには異なる位置に遮光板が設けられている。アダプタをトレイ700上にセットすると、この遮光板がトレイ700上の2個のホトインタラプタ740のうち必ずどちらか一方の光を遮る。また、アダプタ401の搭載方向を固定するため、トレイ700上のガイド溝701は、その両側で高さを変えてある。同様にアダプタ401側のガイド715,716もトレイ700側のガイド溝に合わせて両側で高さを変えてある。したがって、2種類のアダプタは一方向にしかトレイ700にセットできないため、ホトインタラプタ740によるアダプタの識別を誤る可能性はない。このホトインタラプタの信号から、どちらのタイプのマイクロタイタープレートが搭載されているかを自動で認識することが可能となり、オートサンプラはそのウェルのピッチに合わせて移動距離を切り替えて動作する。
アンプルプレートアセンブリ及びタンクの配置、スライドさせる方向、カバーの開閉方向等は、図7に示した例に限るものではない。電気泳動装置内でのオートサンプラの配置や、トレイの周囲に許される空間の大きさに合わせて変更してもよい。
図8は、本発明によるオートサンプラのトレイの他の例を示す図である。この例のトレイ800は、図7に示したトレイ700と同様に、2セットのサンプルプレートアセンブリ810,811及び4セットのタンク820〜823を搭載できる。図7に示したトレイ700と異なる点は、サンプルプレートアセンブリ及びタンクの搭載方向及び固定方法である、その他の点については図7と同様であるため、詳細な説明を省略する。
サンプルプレートアセンブリ800,801及びタンク820〜823は、トレイ800の上方からトレイ800上のガイドに合わせてセットする。この場合、トレイ800のサンプルプレートアセンブリ載置場所及びタンク載置場所の周囲の垂直な壁面がガイドの役割をする。サンプルプレートアセンブリ800,801の側には、図7の場合と違って特別なガイドは必要ない。トレイ800上に上方からセットした時点で、サンプルプレートアセンブリ800,801及びタンク820〜823はXY方向について固定される。その後、トレイ800の上方から、クリップ830をサンプルプレートアセンブリ800,801及びタンク820〜823を覆うようにしてトレイ800に取り付け、Z方向を固定する。
図8に示した例では、1つのクリップ830で全てのサンプルプレートアセンブリとタンクを固定しているが、クリップを2つ以上に分割しても良い。例えば、サンプルプレートアセンブリ用とタンク用とに分けても良い。また、図8に示した例では、クリップ830はトレイ800に対し独立したパーツであるが、トレイ800と一体となった開閉式のカバーとしても良い。もちろん、これを複数のカバーに分割しても良い。
産業上の利用可能性
本発明によれば、試料容器、バッファ容器等のオートサンプラのトレイ上への搭載、XYZ方向における固定を容易に行える。また、従来のようなストリッパプレートを使用する必要がないので、装置構造が簡単になると共に、恒温槽の外に出すキャピラリアレイを最小長さとして分析の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の電気泳動装置の外観を示す斜視図で、恒温槽の扉を開けた状態を示す図である。
図2は、本発明におけるキャピラリユニットの恒温槽とポンプユニット等との関係を示す概略図である。
図3は、本発明の電気泳動装置の全体構成を説明する概略図である。
図4は、サンプルプレートアセンブリの分解組立図である。
図5は、サンプルプレートアセンブリの斜視図である。
図6は、サンプルプレートアセンブリの底面図である。
図7は、本発明によるオートサンプラのトレイの一例を示す説明図である。
図8は、本発明によるオートサンプラのトレイの他の例を示す説明図である。
Claims (13)
- 試料注入端が整列配置された複数本のキャピラリからなるキャピラリアレイと、
前記試料注入端を下方に露出させて前記キャピラリアレイを収納する恒温槽と、
トレイ上に複数の試料容器とバッファ容器とを装着して上下方向及び水平方向に可動であり、上方に移動したとき前記恒温槽から露出している前記キャピラリアレイの試料注入端を前記試料容器中の試料又は前記バッファ容器中のバッファ中に浸漬させることのできるオートサンプラとを含むキャピラリアレイ電気泳動装置において、
前記オートサンプラの前記複数の試料容器及びバッファ容器を前記トレイ上に固定し、前記試料容器は前記トレイに設けた水平なガイド溝によって上下方向に固定され、一端がトレイに固定されたカバーを閉じることにより前記試料容器を前記ガイド溝に沿った方向に固定することを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。 - 請求項1記載のキャピラリアレイ電気泳動装置において、前記オートサンプラは、前記トレイ上に試料を入れるマイクロタイタープレートと当該マイクロタイタープレートを載置するためのアダプタとを含むサンプルプレートアセンブリを保持し3次元的に固定するためのガイド及びストッパーを有することを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
- 請求項2記載のキャピラリアレイ電気泳動装置において、前記アダプタは異なるマイクロタイタープレートに対してそれぞれ用意されていることを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
- 請求項2又は3記載のキャピラリアレイ電気泳動装置において、前記トレイは前記アダプタの底部形状を検知して当該アダプタ上に載置された前記マイクロタイタープレートのウェル数を識別するセンサを有することを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
- 請求項2又は3記載のキャピラリアレイ電気泳動装置において、前記トレイは前記アダプタの底部形状を検知して当該アダプタ上に載置された前記マイクロタイタープレートの種類を識別するセンサを有することを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
- 請求項2〜5のいずれか1記載のキャピラリアレイ電気泳動装置において、前記サンプルプレートアセンブリが、マクロタイタープレートを前記アダプタに固定できるセプタホルダを含むことを特徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
- 恒温槽から試料注入端を露出させてキャピラリアレイが装着されるキャピラリアレイ電気泳動装置に備えられ、トレイ上に複数の試料容器とバッファ容器とを装着して上下方向及び水平方向に可動であり、上方に移動したとき前記恒温槽から露出している前記キャピラリアレイの試料注入端を前記試料容器中の試料又は前記バッファ容器中のバッファ中に浸漬させることのできるオートサンプラにおいて、
前記複数の試料容器及びバッファ容器を前記トレイ上に固定し、前記試料容器は前記トレイに設けた水平なガイド溝によって上下方向に固定され、一端がトレイに固定されたカバーを閉じることにより前記試料容器を前記ガイド溝に沿った方向に固定することを特徴とするオートサンプラ。 - 請求項7記載のオートサンプラにおいて、左右の前記ガイド溝の高さが異なることを特徴とするオートサンプラ。
- 請求項7記載のオートサンプラにおいて、前記トレイ上に試料を入れるマイクロタイタープレートと当該マイクロタイタープレートを載置するためのアダプタとを含むサンプルプレートアセンブリを保持し3次元的に固定するためのガイド及びストッパーを有することを特徴とするオートサンプラ。
- 請求項9記載のオートサンプラにおいて、前記アダプタは異なるマイクロタイタープレートに対してそれぞれ用意されていることを特徴とするオートサンプラ。
- 請求項9又は10記載のオートサンプラにおいて、前記トレイは前記アダプタの底部形状を検知して当該アダプタ上に載置された前記マイクロタイタープレートのウェル数を識別するセンサを有することを特徴とするオートサンプラ。
- 請求項9又は10記載のオートサンプラにおいて、前記トレイは前記アダプタの底部形状を検知して当該アダプタ上に載置された前記マイクロタイタープレートの種類を識別するセンサを有することを特徴とするオートサンプラ。
- 請求項9又は10記載のオートサンプラにおいて、前記サンプルプレートアセンブリが、マクロタイタープレートを前記アダプタに固定できるセプタホルダを含むことを特徴とするオートサンプラ。
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